JP2012213878A - 記録装置 - Google Patents

記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012213878A
JP2012213878A JP2011079593A JP2011079593A JP2012213878A JP 2012213878 A JP2012213878 A JP 2012213878A JP 2011079593 A JP2011079593 A JP 2011079593A JP 2011079593 A JP2011079593 A JP 2011079593A JP 2012213878 A JP2012213878 A JP 2012213878A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
guide
guide hole
unit
guide pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011079593A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5182392B2 (ja
Inventor
Yutaka Kakigahara
豊 垣ヶ原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2011079593A priority Critical patent/JP5182392B2/ja
Priority to CN2012100213954A priority patent/CN102729616A/zh
Priority to EP12160374.0A priority patent/EP2505370B1/en
Priority to CN201210075536.0A priority patent/CN102729617B/zh
Priority to US13/429,398 priority patent/US8820917B2/en
Publication of JP2012213878A publication Critical patent/JP2012213878A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5182392B2 publication Critical patent/JP5182392B2/ja
Priority to US14/473,704 priority patent/US9199486B2/en
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/0045Guides for printing material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/02Framework
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/12Guards, shields or dust excluders
    • B41J29/13Cases or covers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/38Drives, motors, controls or automatic cut-off devices for the entire printing mechanism

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Common Mechanisms (AREA)

Abstract

【課題】ガイドピンとガイド穴の壁部との干渉を抑制しつつ、ガイド穴とガイドピンとの係合による位置決め精度を確保する。
【解決手段】プリンタは、支持部60を支持する下筐体と、記録部9を構成するフレーム3を支持する上筐体とを有している。上筐体は、下筐体に対して軸を介して回動可能である。フレーム3にはガイドピン5が形成され、支持部60のフレーム11にはガイド穴13が形成されている。ガイド穴13には、可動体14が設けられている。可動体14は、上筐体が近接位置から離隔位置に回動する際に、用紙搬送方向に関して、ガイド穴13の下流端から当該用紙搬送方向とは逆方向に移動することによって、ガイドピン5の移動領域から退避する。また、可動体14は、ガイド穴13に対して係合状態にあるガイドピン5を、ガイド穴13の下流端に当接させるように、用紙搬送方向に向かって付勢する。
【選択図】図4

Description

本発明は、記録媒体に画像を記録する記録装置に関する。
特許文献1には、所定の方向に沿って延出されるガイドピン(位置決めピン)と、ガイドピンと係合可能なガイド穴(ガイド部)とを含む位置決め機構を有し、ガイドピン及びガイド穴の係合により記録部(記録ユニット)と記録媒体を支持する支持部(搬送装置)の相対位置を位置決めすることが可能な記録装置について記載されている。
特開2006−231719号公報
上記特許文献1に記載の記録装置において、記録部と支持部の間にユーザによる保守作業が行われるための空間を確保するために、所定の軸を中心に、記録部が支持部に対して回動する構成を採用しようとすると、以下の問題が生じる。つまり、ガイドピンとガイド穴とが係合している状態において記録部を支持部に対して回動させようとすると、ガイドピンとガイド穴を構成する壁とが干渉する。このため、ガイドピン及びガイド穴が摩耗したり、記録部を支持部に対して回動させることができないという問題が生じ得る。ガイドピンとガイド穴を構成する壁との干渉を避けつつ記録部を支持部に対して回動させる構成とすると、ガイドピンの移動領域をさけるようにガイド穴を大きくしなければならず、位置決め精度が低下するという問題が生じる。
そこで、本発明の目的は、ガイドピンとガイド穴の壁部との干渉を抑制しつつ、ガイド穴とガイドピンとの係合による位置決め精度を確保する記録装置を提供することである。
本発明の記録装置は、記録媒体を支持する支持部と、前記支持部に支持された記録媒体に画像を記録する記録部と、前記支持部を保持する第1筐体と、前記第1筐体に軸を介して連結され当該軸を中心として前記第1筐体に対して回動可能であり、当該回動によって前記第1筐体に近接した近接位置と前記近接位置のときよりも前記第1筐体から離隔した離隔位置とを取り得ると共に、前記近接位置において前記支持部と前記記録部とが対向するように前記記録部を保持する第2筐体と、所定方向に延出するガイドピン、及び、前記第2筐体の回動に伴って前記ガイドピンに対して相対移動するガイド穴を含み、前記第2筐体が前記近接位置にあるときに前記ガイドピンと前記ガイド穴とが係合することによって前記記録部と前記支持部の相対位置を位置決めする位置決め機構とを備えている。そして、前記所定方向及び前記軸の延在方向の両方に直交する直交方向における前記ガイド穴の一端側には、前記直交方向における前記ガイド穴の他端側から離れる向きに移動することによって、前記第2筐体の回動に伴って前記ガイド穴に対して相対移動する前記ガイドピンの移動領域から退避する可動体が設けられており、前記可動体は、前記ガイド穴に係合された前記ガイドピンを前記他端側に当接させるように、前記他端側に近づく向きに、付勢されている。
これによると、第2筐体が近接位置と離隔位置との間において回動する際に、可動体がガイドピンの移動領域から退避する。このため、第2筐体の回動時におけるガイドピンとガイド穴の壁部(一端側)との干渉を抑制しつつ、ガイド穴とガイドピンとの係合による位置決め精度を確保することが可能となる。
本発明において、前記位置決め機構は、前記軸との距離が互いに異なる複数組の前記ガイドピン及び前記ガイド穴を有していることが好ましい。これにより、第2筐体が離隔位置から近接位置に回動するときに、軸との距離が小さいガイドピンとガイド穴が先に係合する。このとき、記録部及び支持部間の軸方向のずれが小さくなるので、軸との距離が大きいガイドピンとガイド穴とが係合しやすくなる。
また、本発明において、前記位置決め機構は、2組の前記ガイドピン及び前記ガイド穴を有しており、一方の組に属する前記ガイド穴だけに前記可動体が設けられていることが好ましい。これにより、位置決め機構の構成が簡易になる。
また、本発明において、前記軸との距離が大きい方の組に属する前記ガイド穴に前記可動体が設けられていることが好ましい。これにより、可動体の退避量を小さくすることが可能となる。このため、可動体の構成が簡単になる。
また、本発明において、第1位置と、前記近接位置での前記記録部と前記支持部との離隔距離が前記第1位置よりも大きい第2位置とを取り得るように、前記記録部及び前記支持部の少なくとも一方を前記所定方向に移動させる移動機構をさらに備えていることが好ましい。これにより、第2筐体を回動させなくても、記録部と支持部とを離接可能な構成となる。
また、本発明において、前記第1位置は、前記記録部によって記録媒体に画像が記録される記録位置であることが好ましい。これにより、記録位置と第2位置との間において、記録部と支持部とを離接可能な構成となる。
また、本発明において、前記記録部と対向可能な対向部と、前記記録部における前記対向部と対向する記録面を取り囲むように前記記録部の周囲に配設された環状部材を有し、前記対向部と前記環状部材とが当接して前記記録面を封止するキャッピング機構をさらに備えている。そして、前記第1位置は、前記記録面を封止するキャッピング位置であることが好ましい。これにより、第1位置において記録面をキャッピングすることが可能となり、装置の小型化に寄与する。また、キャッピング時にユーザが第2筐体を自由に離隔位置に回動することが可能となる。
また、本発明において、前記移動機構は、前記第1位置と前記第2位置との間の第3位置を、さらに取り得るように、前記記録部及び前記支持部の少なくとも一方を移動させることが好ましい。これにより、例えば、第1位置と第3位置とのそれぞれを、記録部により記録媒体に画像を記録する記録位置とした場合に、記録媒体の厚みに応じて記録部及び支持部との間を変化させることが可能となる。
本発明の記録装置によると、第2筐体が近接位置と離隔位置との間において回動する際に、可動体がガイドピンの移動領域から退避する。このため、第2筐体の回動時におけるガイドピンとガイド穴の壁部(一端側)との干渉を抑制しつつ、ガイド穴とガイドピンとの係合による位置決め精度を確保することが可能となる。
本発明の一実施形態によるインクジェットプリンタを示す外観斜視図である。 プリンタの内部を示す概略側面図である。 図2に示す支持部の概略斜視図である。 (a)はガイドピンとガイド穴の係合状態を示す拡大斜視図であり、(b)はガイドピンが付勢部によって押圧されているときの状態を示す面図であり、(c)はガイドピンの移動に伴って付勢部が退避するときの状態を示す図であり、(d)はガイドピンがガイド穴から抜かれたときの状態の示す図である。 図2に示す上筐体を回動させたときのガイドピンの移動領域を示す説明図である。 ヘッド及び環状部材を示す概略図である。 プリンタの電気的構成を示すブロック図である。 プリンタの制御装置が実行する内容を示すフローチャートである。 パージ動作、及び、ワイピング動作を説明するための動作状況図である。 回動中心が下筐体に存在するときの上筐体の変形例であって、当該上筐体を回動させたときのガイドピンの回動軌跡を示す説明図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
先ず、図1及び図2を参照し、本発明に係る記録装置の一実施形態としてのインクジェットプリンタ1の全体構成について説明する。
プリンタ1は、共に直方体形状で且つサイズが略等しい上筐体1a及び下筐体1bを有する。上筐体(第2筐体)1aは下面が開口し、下筐体(第1筐体)1bは上面が開口している。上筐体1aが下筐体1b上に重なり、互いの開口面を封止することで、プリンタ1内部の空間が画定される(図2参照)。上筐体1aの天板上部には、排紙部31が設けられている。上及び下筐体1a,1bにより画定される空間には、後述の給紙ユニット1cから排紙部31に向けて、図2に示す太矢印に沿って、用紙Pが搬送される用紙搬送経路が形成されている。
上筐体1aは、図2に示すように、上筐体1aにおける副走査方向の一端部(図中右端部)の鉛直方向略中央において、主走査方向に延在する軸1hを介して下筐体1bに連結されている。そして、上筐体1aは、当該軸1hを中心として、下筐体1bに対して回動可能となっている(図5参照)。上筐体1aは、回動することで、下筐体1bに近接した近接位置(図2に示す位置)と、近接位置のときよりも下筐体1bから離隔した離隔位置(図1に示す位置)とを取り得る。上筐体1aが離隔位置にあるとき、近接位置にある上筐体1a及び下筐体1bによって形成されている用紙搬送経路の一部が外部に露出され、用紙搬送経路上にユーザの作業空間が確保される。上筐体1aが離隔位置に位置することで、作業空間が確保されると、ユーザは、用紙搬送経路においてジャムした用紙Pを除去したり、記録部9や支持部60の保守作業を行うことができる。記録部9や支持部60の保守作業とは、例えば、吐出面10aや、支持面61a、対向面62aに付着した汚れを除去する作業である。軸1hには、上筐体1aを開放する方向に(近接位置から離隔位置に向けて)付勢するバネ(不図示)が設けられている。本実施形態において、上筐体1aは、水平面に対して略35度の傾斜角度まで開くことができる。
上筐体1aの正面(図1の紙面左手前側の面)には、近接位置にある上筐体1aの回動を規制するロック機構70が設けられている。下筐体1bの正面には、上筐体1aの正面を覆う開閉可能な蓋1dが設けられている。蓋1dを開放することによってロック機構70が露出される。これにより、ロック機構70の操作が可能となる。上筐体1aを近接位置から離隔位置に回動させる場合は、まず、蓋1dを開放し、ロック機構70による規制を解除してから上筐体1aを回動させる。一方、元に戻す場合は、上筐体1aを離隔位置から近接位置に戻してから、ロック機構70で上筐体1aの回動を規制し、蓋1dを閉める。
上筐体1aは、2つのヘッド10(図2に太矢印で示す用紙搬送方向上流側から順に、前処理液を吐出するプレコートヘッド10及びブラックインクを吐出するインクジェットヘッド10)、これら2つのヘッド10及び送りローラ24対のうちの上側のローラを支持するフレーム3、フレーム3を鉛直方向に沿って昇降させるヘッド昇降機構33(図7参照)、ヘッド10にそれぞれ対応する2つのカートリッジ(不図示)、プリンタ1各部の動作を制御する制御装置1p(図2参照)を収容している。本実施形態においては、2つのヘッド10とフレーム3とによって、用紙Pに画像を記録する記録部9が構成されている。記録部9は、ヘッド昇降機構33を介して上筐体1aに保持されている。
さらに、上筐体1aは、送りローラ対25,26のうちの上側のローラ、これらローラ対25,26間のガイド29のうちの上側のガイド、送りローラ対27,28及び用紙搬送方向に沿って送りローラ対26,28間の2組のガイド29も収容している。つまり、上筐体1aが近接位置から離隔位置に回動することで、これらの収容部品がすべて上筐体1aとともに移動する。なお、図2では、上筐体1aに収容されている一部の部品の図示を省略している。
下筐体1bは、支持部60、ワイパユニット67、2つの廃液トレイ65及び給紙ユニット1cを収容(保持)している。さらに下筐体1bは、用紙センサ32、送りローラ対22,23及び用紙搬送方向に沿って給紙ユニット1cと送りローラ対23との間の2組のガイド29も収容している。
各カートリッジは、対応するヘッド10に供給される前処理液又はブラックインク(以下、これらを「液体」と総称する。)を貯留している。前処理液は、インクの滲みや裏抜けを防止する機能、インクの発色性や速乾性を向上させる機能等を有する液体である。各カートリッジは、対応するヘッド10にチューブ(不図示)及びポンプ34(図7参照)を介して接続されている。なお、各ポンプ34は、対応するヘッド10に液体を強制的に送るとき(すなわち、パージ動作や液体の初期導入が行われるとき)だけ制御装置1pによって駆動される。また、画像記録時におけるヘッド10には、流路内に負圧が生じるため、カートリッジ35内の液体が自動的にヘッド10に供給される。
各ヘッド10は、主走査方向に長尺なライン式であり、略直方体の外形形状を有する。2つのヘッド10は、副走査方向に互いに離隔してフレーム3に支持されている。各ヘッド10において、上面には、チューブが取り付けられるジョイントが設けられ、下面の吐出面10aには、多数の吐出口が開口し、内部には、カートリッジ35から供給された液体が吐出口に至るまでの流路が形成されている。フレーム3には、各ヘッド10の下端外周を囲む環状部材40が設けられている。環状部材40の構成については後に詳述する。
ヘッド昇降機構33は、上筐体1aが近接位置にあるときにフレーム3を鉛直方向(所定方向)に沿って昇降させ、2つのヘッド10を記録位置と退避位置(第2位置)の間で移動させる。記録位置では、2つのヘッド10が支持部60(後述する第1状態における支持面61a)と記録に適した間隔で対向する。なお、記録位置には、普通紙など比較的厚みの薄い用紙Pに対応した第1記録位置(第1位置)と、厚紙などの用紙Pに対応し第1記録位置よりも支持面61aから離れた第2記録位置(第3位置)とがある。そして、制御装置1pの制御により、画像を記録する用紙Pの種類に応じて、ヘッド10が適宜の記録位置に配置されるように、ヘッド昇降機構33が制御される(図9参照)。退避位置では、2つのヘッド10が支持部60(後述する第2状態における対向面62a)から第2記録位置以上の間隔で離隔する。
給紙ユニット1cは、給紙トレイ20及び給紙ローラ21を有する。このうち給紙トレイ20が下筐体1bに対して副走査方向に着脱可能である。給紙トレイ20は、上方に開口する箱であり、複数種類のサイズの用紙Pを収容可能である。給紙ローラ21は、制御装置1pの制御により回転し、給紙トレイ20の最も上方にある用紙Pを送り出す。給紙ローラ21によって送り出された用紙Pは、ガイド29によりガイドされ且つ送りローラ対22,23によって順次挟持されつつ支持部60へと送られる。
支持部60は、記録部9に鉛直方向に対向して配置されている。支持部60は、ヘッド10とそれぞれ対向する2つの回転体63と、回転体63の周面に固定された2つのプラテン61及び2つの対向部材(対向部)62と、2つの回転体63を回転可能に支持するフレーム11とを有している。回転体63は、主走査方向の軸を有し且つ制御装置1pの制御により当該軸を中心として回転する。また、フレーム11は、下側の送りローラ24も回転可能に支持している。
プラテン61及び対向部材62は、共に主走査方向及び副走査方向に関して吐出面10aより一回り大きなサイズを有し、且つ、鉛直方向に互いに対向して配置されている。
プラテン61の表面は、吐出面10aに対向しつつ用紙Pを支持する支持面61aであり、用紙Pを保持できるように材料や加工に工夫が施されている。例えば支持面61aに、弱粘着性のシリコン層を形成したり、副走査方向に沿ったリブを多数形成したりすることで、支持面61a上に載置された用紙Pの浮き等が防止される。また、プラテン61は、樹脂により構成されている。
対向部材62は、水分を透過しない又は透過し難い材料から構成されている。対向部材62の表面は、平滑であって、吐出面10aに対向する対向面62aである。
回転体63の回転により、支持面61aが吐出面10aに対向し且つ対向面62aが吐出面10aに対向しない第1状態(図2参照)と、支持面61aが吐出面10aに対向せず且つ対向面62aが吐出面10aに対向する第2状態(図6及び図9参照)とが切り換わる。本実施形態において、制御装置1pは、用紙Pに向けて吐出口から液体を吐出して用紙Pに画像を記録するときは第1状態、パージ動作やワイピング動作が行われるとき及びキャッピング状態においては第2状態となるように、回転体63の駆動を制御する。
各廃液トレイ65は、回転体63等の下方に配置されており、廃液タンク(図示せず)に連通している。パージ動作やワイピング動作の際に上方から落下してきた液体は、廃液トレイ65に受容され、廃液タンクに排出される。
ワイパユニット67は、ワイパ67a(図9参照)と、ワイパ67aを主走査方向に往復移動させるワイパ移動機構68(図7参照)とを有している。ワイパ67aは、回転体63等に対して図2の紙面奥側の位置を待機位置として(図1参照)、制御装置1pによってワイパ移動機構68が制御されることで、主走査方向に移動可能である。ワイパ67aは、ゴム等の弾性材料からなり、副走査方向に延在する板状部材である。ヘッド10がワイピング位置(後述する)にあるときにワイパ67aが主走査方向へ移動する際、ワイパ67aの上端が吐出面10aに、ワイパ67aの下端が対向面62aに接触するように、ワイパ67aはワイパ移動機構68に支持されている。これにより、吐出面10a及び対向面62aに付着した液体がワイパ67aによって除去される(すなわち、吐出面10a及び対向面62aの清掃が行われる)。
次いで、図2及び図4を参照し、フレーム3について説明する。
フレーム3は、環状に形成され、2つのヘッド10及び送りローラ対24のうちの上側のローラを支持する。さらに、フレーム3は、環状部材40が昇降可能なように環状部材40を支持している。フレーム3は、図2に示すように、2本のガイドピン4,5を有している。ガイドピン4,5は、フレーム3の下面であって後述のガイド穴12,13と対向する位置に配置されており、先細りの円柱部材からなる(図4参照)。また、ガイドピン4,5は、上筐体1aが近接位置にあって2つのヘッド10が記録位置にあるときに(図2及び図4(b)に示す位置)、鉛直方向(所定方向)に延出している。
次いで、図2〜図5を参照し、フレーム11について説明する。
フレーム11は、図3に示すように、環状に形成され、2つの回転体63及び送りローラ対24のうちの下側のローラを回転可能に支持している。フレーム11の上面には、ガイドピン4、5のそれぞれと係合可能な2つのガイド穴12、13が形成されている。ガイド穴12、13には、ヘッド10(記録部9)が記録位置(第1及び第2記録位置)にあって上筐体1aが近接位置にあるときにガイドピン4,5が挿入される。ガイド穴12、13にガイドピン4、5が挿入されることで、ガイドピン4、5とガイド穴12、13とが係合する。これらガイドピン4,5及びガイド穴12,13によって記録部9と支持部60との水平方向の位置決め行う位置決め機構が構成されている。つまり、ガイドピン4,5は、上筐体1aが近接位置にあってヘッド10が記録位置にあるときに、ガイド穴12,13と係合可能(ガイド穴12、13に挿入可能)な長さを有している。また、ガイドピン4,5は、上筐体1aが近接位置にあってヘッド10が退避位置にあるときに、ガイド穴12,13と係合しない長さとなっている。
2つのガイド穴12,13は、フレーム11の主走査方向に関して図3中手前側の角部にそれぞれ形成されており、副走査方向に沿って並んで配置されている。
ガイド穴12は、図3に示すように、副走査方向に長い長穴に形成されている。また、ガイド穴12は、上筐体1aが近接位置にあってヘッド10が記録位置にあるときに、ガイド穴の副走査方向に沿って延びる壁面が、ガイドピン4の外周側面のうちの主走査方向の両端と当接可能に形成されている。これにより、ガイドピン4とガイド穴12の主走査方向の相対位置の位置決めが可能となる。
ガイド穴13は、図4に示すように、副走査方向に長い長穴に形成されている。また、ガイド穴13は、上筐体1aが近接位置にあってヘッド10が記録位置にあるときに、用紙搬送方向に関して中心から下流側の半円周壁面が、ガイドピン5の外周側面において主走査方向の両端と用紙搬送方向の下流端とに当接可能に形成されている。これにより、ガイドピン5とガイド穴13の主走査方向及び副走査方向の相対位置の位置決めが可能となる。
本実施形態においては、図5に示すように、上筐体1aは、上筐体1aにおける図中右端部の鉛直方向略中央の位置において、軸1hに回動可能に支持されている。このため、上筐体1aを近接位置から離隔位置に回動すると、ガイド穴12、13に係合した状態のガイドピン4,5は、ガイド穴12,13に対して図5中左上側に移動しながら、ガイド穴12、13から抜ける。つまり、上筐体1aの回動に伴って、ガイドピン4,5は、ガイド穴12,13の壁面の右端(用紙搬送方向の下流側)から離れつつガイド穴12,13の壁面の左端(用紙搬送方向の上流端)に近づくように移動する。
ここで、ガイド穴12は、ヘッド10が記録位置にあるときに上筐体1aが近接位置から離隔位置に回動する際、用紙搬送方向に関して中心から上流側の壁面がガイドピン4の外周側面と当接しないように形成されている。つまり、ガイド穴12は、ガイドピン4の移動領域(2点鎖線で示す円弧L3a,L4a間の領域)と重ならないように形成されている。このため、上筐体1aが回動したときに、ガイドピン4がガイド穴12の壁部と干渉しない。
また、ガイド穴13は、ヘッド10が記録位置にあるときに上筐体1aが近接位置から離隔位置に回動する際、用紙搬送方向に関して中心から上流側の壁面がガイドピン5の外周側面と当接しないように形成されている。つまり、ガイド穴13は、ガイドピン5の移動領域(2点鎖線で示す円弧L1a,L2a間の領域)とは重ならないように形成されている。このため、上筐体1aが回動したときに、ガイドピン5がガイド穴13の壁部と干渉しない。
ガイド穴13内には、可動体14が取り付けられている。本実施形態における可動体14は、図4(b)に示すように、L字断面形状を有する弾性体である板バネから構成されており、ガイド穴13の副走査方向(軸1h及びガイドピン5の延在方向と直交する方向)の一端に固定されている。より具体的には、可動体14は、副走査方向に沿って延在し一端がガイド穴13の壁面の左端(用紙搬送方向の上流端)に固定された水平部14aと、水平部14aの他端から上方に延在した立設部14bとを有している。そして、可動体14は、上筐体1aが近接位置にあってヘッド10が記録位置にあるときに、押圧位置(図4(b)に示す位置)に位置付けられるように設けられている。押圧位置は、ガイド穴13に係合するガイドピン5を、立設部14bが用紙搬送方向に向かって押圧する位置である。つまり、可動体14は、ガイド穴13に係合するガイドピン5を、ガイド穴13の壁面の右端(用紙搬送方向の下流端)に当接させるように、用紙搬送方向に向かって付勢している。また、立設部14bは、その上端が自由端になっている。このため、ヘッド10が記録位置にあって上筐体1aが近接位置から離隔位置に回動したときに、図4(c)に示すように、ガイドピン5の移動に伴って立設部14bが下端を支点として用紙搬送方向とは逆方向に向かって揺動する。つまり、立設部14bがガイドピン5に押されて、その上端がガイド穴13の右端から離れる向き(用紙搬送方向とは逆方向)に移動することによって、立設部14bがガイドピン5の移動領域から退避する。そして、ガイドピン5が上筐体1aの回動によって、ガイド穴13から抜けると、ガイドピン5とガイド穴13が非係合状態となる。このとき、図4(d)に示すように、立設部14bが自身の復帰力によって押圧位置よりも若干搬送方向下流側の復帰位置に復帰する。
なお、ヘッド10が記録位置にある状態で上筐体1aが離隔位置から近接位置に回動したときは、ガイドピン5の先端が立設部14bの上端に当接する。そして、ガイドピン5の移動に伴って立設部14bがガイドピン5に押されて、一旦、立設部14bが押圧位置よりも用紙搬送方向の上流に揺動する(ガイドピン5の移動領域から退避する)。この後、上筐体1aが近接位置に配置されると、立設部14bが押圧位置に位置付けられ、ガイドピン5を用紙搬送方向に向かって付勢する。
ここで、ガイド穴12の開口近傍にはすり鉢状のテーパ部12aが形成されている。これにより、上筐体1aが離隔位置から近接位置に回動する際、ガイドピン4がガイド穴12に挿入されやすくなる。また、ガイド穴13の開口近傍にもすり鉢状のテーパ部13aが形成されている。これにより、上筐体1aが離隔位置から近接位置に回動する際、ガイドピン5がガイド穴13に挿入されやすくなる。また、立設部14bの上端部が曲げられており、立設部14bとガイド穴13との間で構成するガイドピン5の挿入口が広がっている。これにおいても、上筐体1aが離隔位置から近接位置に回動する際、ガイドピン5がガイド穴13に挿入されやすくなる。
このように、ガイドピン4、5とガイド穴12、13とが係合することで、フレーム3とフレーム11の主走査方向の相対位置及び、フレーム3とフレーム11の水平面に沿った相対的な回転角度が位置決めされる。さらに、上筐体1aが近接位置にあってヘッド10が記録位置にあるときに、ガイドピン5が可動体14によって用紙搬送方向に向かって付勢されることで、ガイドピン5とガイド穴13の副走査方向の相対位置が位置決めされる。すなわち、ガイドピン5が可動体によって付勢されることで、フレーム3とフレーム11の副走査方向の相対位置が位置決めされる。
また、副走査方向に関して、ガイドピン4,5及びガイド穴12,13からなる各組と、軸1hとの距離が互いに異なるため、上筐体1aが離隔位置から近接位置に回動するときに、軸1hとの距離が小さいガイドピン4とガイド穴12が先に係合する。これにより、ガイドピン4とガイド穴12の主走査方向の相対位置が位置決めされるため、記録部9及び支持部60間の軸方向(主走査方向)のずれが小さくなる。このため、上筐体1aが近接位置に向けてさらに回動するときに、軸1hとの距離が大きいガイドピン5とガイド穴13とが係合しやすくなる。さらに、ガイドピン4,5及びガイド穴12,13からなる組が2組設けられていることで、フレーム3に対するフレーム11の水平面に沿った相対的な回転方向の位置も位置決めされる。また、2組のうちの一方の組のガイド穴13に可動体14が設けられているので、位置決め機構の構成が簡易になる。加えて、可動体14がガイド穴12よりも軸1hから離れたガイド穴13に設けられているので、可動体14の退避量を小さくすることが可能となる。これは、図5に示すように、軸1hから離れたガイドピン5は、その移動領域の副走査方向の成分が、ガイドピン4の移動領域の副走査方向の成分よりも小さくなるからである。このため、可動体14の構成が簡単になる。
次いで、図6を参照し、環状部材40の構成について説明する。
環状部材40は、ゴム等の弾性材料からなり、平面視で吐出面10aの外周を囲む環状形状を有する。環状部材40の下端には、断面視逆三角形状の突出部40aが形成されている。
環状部材40は、キャップ昇降機構41により上下に昇降可能である。キャップ昇降機構41は、複数のギア41Gと、これらギア41Gを駆動する駆動モータ41M(図7参照)とを有しており、これらのギア41Gの駆動により環状部材40が鉛直方向(所定方向)に昇降する。この昇降によって、環状部材40は、突出部40aが吐出面10aよりも上方に位置する上昇位置と、突出部40aが吐出面10aよりも下方に位置し対向面62aと当接する下降位置とを取り得る。なお、環状部材40の昇降可能な距離は、ヘッド10が第1及び第2記録位置のいずれに配置されているときでも、環状部材40が対向面62aと当接することが可能な距離となっている。つまり、記録部9の記録位置は、環状部材40を下降位置に移動させることで、後述のように吐出面10aを封止可能なキャッピング位置でもある。
制御装置1pは、キャッピング中には環状部材40が下降位置を取り(図6参照)、それ以外の時には環状部材40が上昇位置を取るように、キャップ昇降機構41(駆動モータ41M)を制御してギア41Gを駆動する。キャッピング中、図6に示すように、対向面62aに突出部40aの先端が当接することによって吐出面10aを封止する、すなわち、吐出面10aと対向面62aとの間に形成される吐出空間V1が、外部空間V2から隔離される。これにより、吐出面10aの吐出口近傍の液体の乾燥が抑制される。このように環状部材40及びキャップ昇降機構41によって、キャッピング機構が構成されている。
次に、図7を参照し、プリンタ1の電気的構成について説明する。
制御装置1pは、演算処理装置であるCPU(Central Processing Unit)101に加えて、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory:不揮発性RAMを含む)103、ASIC(Application Specific Integrated Circuit )104、I/F(Interface)105、I/O(Input/Output Port)106等を有する。ROM102には、CPU101が実行するプログラム、各種固定データ等が記憶されている。RAM103には、プログラム実行時に必要なデータが一時的に記憶される。ASIC104では、画像データの書き換え、並び替え等(例えば、信号処理や画像処理)が行われる。I/F105は、外部装置(プリンタ1に接続されたPC等)とのデータ送受信を行う。I/O106は、各種センサの検出信号の入力/出力を行う。
制御装置1pは、各モータ21M,22M〜28M、用紙センサ32、ヘッド昇降機構33、ワイパ移動機構68、ヘッド10の制御基板等に接続されている。制御装置1pはさらに、ポンプ34、回転モータ63M及び駆動モータ41Mに接続されている。なお、これらポンプ34、回転モータ63M及び駆動モータ41Mは、ヘッド10毎に設けられているが、図7では、1のヘッド10に対応するもののみ示し、簡略化している。
次に、図8を参照し、制御装置1pが実行する制御内容について説明する。
制御装置1pは、図8に示すように、先ず、パージ指令の受信の有無を判断する(ステップ1:F1)。パージ指令は、例えば、搬送経路内での紙ジャム(詰まり)時、所定時間以上継続した非吐出後等に受信される。
制御装置1pは、パージ指令を受信すると(F1:YES)、第2状態であるか否かを判定する(ステップ2:F2)。ステップ2において、第1状態のときはステップ3(F3)に進み、第2状態のときはステップ4(F4)に進む。ステップ3においては、制御装置1pが回転モータ63Mを駆動し、回転体63を回転させて第2状態にする。
ステップ4においては、制御装置1pが各ポンプ34を駆動し、図9(a)に示すように、すべての吐出口から対向面62a上に所定量の液体を排出する(パージ動作)。その後、制御装置1pは、ヘッド昇降機構33を制御して、図9(b)に示すように、ヘッド10を記録位置からワイピング位置に移動させる(ステップ5:F5)。ワイピング位置は、退避位置と第2記録位置との間であってガイドピン4,5がガイド穴12,13と係合しない位置であり、ワイパ67aが主走査方向に移動すると、ワイパ67aの上端と吐出面10aとが接触する位置である。また、当該ワイピング位置において、ワイパ67aが主走査方向に移動すると、ワイパ67aの下端と対向面62aとが接触する。なお、ヘッド10が退避位置にあるときは、ワイパ67aが主走査方向に移動して吐出面10aと対向する位置を通過しても、ワイパ67aと吐出面10aとは接触しない。
ステップ5の後、制御装置1pは、ワイパ移動機構68を制御して、ワイパ67aを待機位置から主走査方向に沿って移動させて吐出面10a及び対向面62aをワイピングする(ワイピング動作:ステップ6(F6))。こうして、吐出面10a及び対向面62aに付着した液体を除去することができる。
ステップ6の後、制御装置1pは、ヘッド昇降機構33を制御して、ヘッド10をワイピング位置から退避位置に移動させる(ステップ7:F7)。そして、制御装置1pが、ワイパ移動機構68を制御して、ワイパ67aを待機位置に戻す(ステップ8:F8)。このとき、ワイパ67aで対向面62aだけを再度ワイピングする。ステップ8の後、制御装置1pは、ヘッド昇降機構33を制御して、図9(c)に示すように、ヘッド10を退避位置から記録位置に移動させる(ステップ9:F9)。このとき、通常は、第1記録位置にヘッド10を移動させるが、ヘッド10を第1記録位置に移動させるまでに、記録指令を受信し、その記録指令において、用紙Pの設定が厚紙である場合は、ヘッド10を第2記録位置に配置させる。
この後、制御装置1pは、所定時間が経過するまでに記録指令を受信したか否かを判定する。このとき、所定時間が経過するまでに記録指令を受信しない場合、キャピング動作を行う。つまり、制御装置1pが駆動モータ41Mを駆動し、環状部材40を上昇位置から下降位置に移動させる。これにより、吐出空間V1が外部空間V2から隔離されたキャッピング状態(吐出面10aの吐出口近傍の液体の乾燥が抑制された状態)となる。制御装置1pは、次に記録指令やパージ指令を受信するまで、キャッピング状態を維持する。
上記のように、キャッピング状態にあるときには、ヘッド10はキャッピング位置にあるため、ガイドピン4、5とガイド穴12、13とは係合している。このときに、例えば、ユーザによって、上筐体1aが近接位置から離隔位置に移動されても、ガイド穴13の可動体14(立設部14b)はガイドピン5の移動に伴って退避する。このため、記録部9と支持部60との主走査方向及び副走査方向の位置決めが可能な構成を有しつつ、ガイド穴13の壁部とガイドピン5との干渉を防ぐことが可能となる。
一方、所定時間が経過するまでに記録指令を受信した場合、制御装置1pが、第1状態であるか否かを判定する。そして、第2状態のときは、制御装置1pが回転モータ63Mを駆動し、回転体63を回転させて第1状態にする。一方、第1状態のときはそのままとなる。そして、制御装置1pは、受信した記録指令に基づいて、画像記録動作を行う。
画像記録動作において、制御装置1pは、外部装置から受信した記録指令に基づいて、ヘッド10を適宜の記録位置(第1又は第2記録位置)に配置させるようにヘッド昇降機構33を制御するとともに、給紙ローラ21用の給紙モータ21M(図7参照)、各送りローラ対22〜28用の送りモータ22M〜28M(図7参照)等を駆動する。給紙トレイ20から送り出された用紙Pは、ガイド29を通って支持部60に送られる。支持部60へと送られた用紙Pは、支持面61aに支持され且つ回転する送りローラ対23,24,25に挟持されつつ搬送される。用紙Pが2つのヘッド10の真下を順次通過する際に、制御装置1pの制御により各ヘッド10が駆動され、各吐出面10aの吐出口から用紙Pの表面に向けて液体が吐出されることで、用紙P上に画像が形成される。吐出口からの液体吐出動作は、用紙センサ32からの検出信号に基づき、制御装置1pによる制御の下で行われる。用紙Pは、その後ガイド29によりガイドされ且つ送りローラ対26,27,28によって挟持されつつ上方に搬送され、上筐体1a上部に形成された開口30から排紙部31へと排出される。
上記のように、記録指令に基づいて用紙Pを搬送しているとき、及び、記録指令に基づいて用紙Pを搬送している最中に用紙Pがジャムしたときには、ヘッド10は記録位置にあるため、ガイドピン4、5とガイド穴12、13とは係合している。これらのときに、例えば、ユーザによって、上筐体1aが近接位置から離隔位置に移動されても、ガイド穴13の可動体14(立設部14b)はガイドピン5の移動に伴って退避する。このため、記録部9と支持部60との主走査方向及び副走査方向の位置決めが可能な構成を有しつつ、ガイド穴13の壁部とガイドピン5との干渉を防ぐことが可能となる。
以上に述べたように、本実施形態に係るプリンタ1によると、上筐体1aが近接位置と離隔位置との間において回動する際に、可動体14がガイドピン5の移動に伴ってガイドピン5に押圧され、ガイドピン5の移動領域から退避する。このため、上筐体1aの回動時におけるガイドピン5とガイド穴13の壁部(副走査方向の一端側:用紙搬送方向の上流端)との干渉を抑制しつつ、ガイド穴13とガイドピ5ンとの係合による位置決め精度を確保することが可能となる。
位置決め機構が、上述のガイドピン4,5及びガイド穴12,13によって構成されることで、記録部9と支持部60の主走査方向及び副走査方向の相対位置、並びに記録部9と支持部60の水平面に沿った相対的な回転角度の位置決めが可能となる。仮に、可動体14を設けずガイド穴13をガイド穴12のように形成し、上筐体1aが近接位置から離隔位置に回動する際に、ガイドピン5とガイド穴13の壁部とが干渉しない構成にすると、記録部9及び支持部60の副走査方向の相対位置の位置決めが行えない。このように副走査方向の相対位置の位置決めが行えないと、記録部9と支持部60の副走査方向の相対位置に位置ずれが生じ、ヘッド10と対向面62aとがずれる。すると、用紙Pに対する画像の位置ずれが生じたり、ヘッド10を環状部材40でキャッピングする際に、キャッピングできない虞が生じる。又は、副走査方向の相対位置に位置ずれが生じていてもキャッピング可能なように対向面62aを大きくする必要が生じ、この場合はプリンタ自体が大きくなる。しかしながら、本発明においては、副走査方向(用紙搬送方向)に沿って、可動体14がガイドピン5を副走査方向(用紙搬送方向)に付勢してこの方向に関する位置決めが行われているので、上述のような問題が生じない。
また、ヘッド昇降機構33を有しているため、上筐体1aを回動させなくても、記録位置と退避位置(ワイピング位置)との間において、記録部9と支持部60とを離接可能な構成となる。加えて、ヘッド昇降機構33が、記録部9を第1及び第2記録位置に移動させることが可能であるため、用紙Pの厚みに応じてヘッド10の位置を変化させることが可能となる。また、キャッピング機構を有しているため、記録位置において吐出面10aをキャッピングすることが可能となる。このため、キャッピングするために、記録部9又は支持部60を大きく移動させる必要がなくなり、このときの退避スペースを装置内に設ける必要がなくなって、プリンタ1の小型化が図れる。また、キャッピング時にもユーザが上筐体1aを自由に離隔位置に回動することが可能となる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。例えば、位置決め機構を構成するガイドピンとガイド穴は、1組だけ設けられていてもよい。可動体14は、ガイド穴12に設けられていてもよい。この場合は、ガイド穴13をガイド穴12と同様な構成とすればよい。また、可動体14は、両方のガイド穴12,13に設けられていてもよい。
さらに、図10に示すように、上筐体1aが、下筐体1bの図中右端部の鉛直方向略中央の位置において、軸1hに回動可能に支持されている場合、可動体14は、ガイド穴13の副走査方向の他端に固定されていてもよい。この場合、上筐体1aを近接位置から離隔位置に回動すると、ガイド穴12、13に係合するガイドピン4,5は、ガイド穴12、13に対して図中右上側(用紙搬送方向)に移動しながら、ガイド穴12、13から抜ける。したがって、可動体14が上述の実施形態とは逆方向にガイドピン5を付勢するように、可動体14をガイド穴13に設ければよい。つまり、ガイド穴13を当該ガイド穴13の鉛直方向の軸を中心として、180°回転させた構成とすればよい。このとき、ガイド穴12も同様に回転させた構成とする。この構成において、ヘッド10が記録位置にあるときに上筐体1aが近接位置から離隔位置に回動すると、ガイドピン4,5は、ガイド穴12,13の壁面の左端(用紙搬送方向の上流端)から離れつつガイド穴12,13の壁面の右端(用紙搬送方向の下流端)に近づくように移動する。このようにガイドピン4,5が移動しても、上述のように、ガイドピン4とガイド穴12の壁部とが干渉せず、可動体14もガイドピン5の移動領域から退避し、ガイドピン5とガイド穴13の壁部も干渉しない。これにより、上述と同様の効果を得ることができる。なお、この場合においても、図10に示すように、軸1hから離れたガイドピン5は、その移動領域(2点鎖線で示す円弧L1b,L2b間の領域)の副走査方向の成分が、ガイドピン4の移動領域(2点鎖線で示す円弧L3b,L4b間の領域)の副走査方向の成分よりも小さくなるため、可動体14がガイド穴13に設けられていることで、可動体14の構成を簡単にすることが可能となる。
また、可動体14は、板バネ以外の弾性部材から構成されていてもよい。また、ガイドピン4,5及びガイド穴12,13の対となる2組が、副走査方向及び主走査方向と交差する方向に並んで配置されていてもよい。また、ガイド穴12,13が記録部9に、ガイドピン4,5が支持部60に設けられていてもよい。また、上筐体1aに記録部9が固定されている場合は、上筐体1aにガイドピン又はガイド穴が形成されていてもよい。また、下筐体1bに支持部60が固定されている場合は、下筐体1bにガイドピン又はガイド穴が形成されていてもよい。要するに、ガイドピン又はガイド穴は、互いに係合することで記録部9と支持部60との位置決めが可能な位置に形成されておればよい。また、ガイド穴12,13は、貫通していてもよい。また、記録部はヘッド10のみから構成されていてもよい。この場合、ガイドピン又はガイド穴は、ヘッド10に直接、形成される。
また、ガイドピン及びガイド穴の対となる2組が、軸1hとの距離が互い同じになる位置であって、主走査方向に並んで配置されていてもよい。これにおいて、少なくともいずれか一方の組のガイド穴に可動体を設ければ、上述と同様な効果を得ることができる。また、ガイドピン及びガイド穴の対となる組が3以上設けられていてもよい。また、ガイドピンは、上筐体1aが近接位置にある場合、ヘッド10が退避位置及びワイピング位置にあるときでもガイド穴と係合する長さを有していてもよい。また、ヘッド昇降機構33が設けられていなくてもよい。また、ヘッド昇降機構33が、支持部60を昇降させてもよいし、記録部9及び支持部60の両方を昇降させてもよい。また、記録位置が第1記録位置だけでもよい。また、キャッピング機構が設けられていなくてもよい。キャッピング位置が、記録位置とは異なる位置であってもよい。ワイピング位置を第3位置と称してもよい。
本発明は、ライン式・シリアル式のいずれにも適用可能であり、また、プリンタに限定されず、ファクシミリやコピー機等にも適用可能であり、さらに、インク以外の液体を吐出させることで記録を行う記録装置にも適用可能である。本発明は、インクジェット式に限定されず、例えばレーザー式、サーマル式等の記録装置にも適用可能である。記録媒体は、用紙Pに限定されず、記録可能な様々な媒体であってよい。
1 インクジェットプリンタ(記録装置)
1a 上筐体(第2筐体)
1b 下筐体(第1筐体)
1h 軸
3 フレーム
4,5 ガイドピン
9 記録部
10 ヘッド
12,13 ガイド穴
14 可動体
33 ヘッド昇降機構(移動機構)
40 環状部材
60 支持部
62 対向部材(対向部)

Claims (8)

  1. 記録媒体を支持する支持部と、
    前記支持部に支持された記録媒体に画像を記録する記録部と、
    前記支持部を保持する第1筐体と、
    前記第1筐体に軸を介して連結され当該軸を中心として前記第1筐体に対して回動可能であり、当該回動によって前記第1筐体に近接した近接位置と前記近接位置のときよりも前記第1筐体から離隔した離隔位置とを取り得ると共に、前記近接位置において前記支持部と前記記録部とが対向するように前記記録部を保持する第2筐体と、
    所定方向に延出するガイドピン、及び、前記第2筐体の回動に伴って前記ガイドピンに対して相対移動するガイド穴を含み、前記第2筐体が前記近接位置にあるときに前記ガイドピンと前記ガイド穴とが係合することによって前記記録部と前記支持部の相対位置を位置決めする位置決め機構とを備えており、
    前記所定方向及び前記軸の延在方向の両方に直交する直交方向における前記ガイド穴の一端側には、前記直交方向における前記ガイド穴の他端側から離れる向きに移動することによって、前記第2筐体の回動に伴って前記ガイド穴に対して相対移動する前記ガイドピンの移動領域から退避する可動体が設けられており、
    前記可動体は、前記ガイド穴に係合された前記ガイドピンを前記他端側に当接させるように、前記他端側に近づく向きに、付勢されていることを特徴とする記録装置。
  2. 前記位置決め機構は、前記軸との距離が互いに異なる複数組の前記ガイドピン及び前記ガイド穴を有していることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記位置決め機構は、2組の前記ガイドピン及び前記ガイド穴を有しており、
    一方の組に属する前記ガイド穴だけに前記可動体が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記軸との距離が大きい方の組に属する前記ガイド穴に前記可動体が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
  5. 第1位置と、前記近接位置での前記記録部と前記支持部との離隔距離が前記第1位置よりも大きい第2位置とを取り得るように、前記記録部及び前記支持部の少なくとも一方を前記所定方向に移動させる移動機構をさらに備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の記録装置。
  6. 前記第1位置は、前記記録部によって記録媒体に画像が記録される記録位置であることを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
  7. 前記記録部と対向可能な対向部と、
    前記記録部における前記対向部と対向する記録面を取り囲むように前記記録部の周囲に配設された環状部材を有し、前記対向部と前記環状部材とが当接して前記記録面を封止するキャッピング機構をさらに備えており、
    前記第1位置は、前記記録面を封止するキャッピング位置であることを特徴とする請求項5又は6に記載の記録装置。
  8. 前記移動機構は、前記第1位置と前記第2位置との間の第3位置を、さらに取り得るように、前記記録部及び前記支持部の少なくとも一方を移動させることを特徴とする請求項5〜7のいずれか一項に記載の記録装置。
JP2011079593A 2011-03-31 2011-03-31 記録装置 Active JP5182392B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011079593A JP5182392B2 (ja) 2011-03-31 2011-03-31 記録装置
CN2012100213954A CN102729616A (zh) 2011-03-31 2012-01-31 具有记录部分的定位功能的记录设备
EP12160374.0A EP2505370B1 (en) 2011-03-31 2012-03-20 Recording apparatus
CN201210075536.0A CN102729617B (zh) 2011-03-31 2012-03-21 记录设备
US13/429,398 US8820917B2 (en) 2011-03-31 2012-03-25 Recording apparatus
US14/473,704 US9199486B2 (en) 2011-03-31 2014-08-29 Recording apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011079593A JP5182392B2 (ja) 2011-03-31 2011-03-31 記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012213878A true JP2012213878A (ja) 2012-11-08
JP5182392B2 JP5182392B2 (ja) 2013-04-17

Family

ID=45999576

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011079593A Active JP5182392B2 (ja) 2011-03-31 2011-03-31 記録装置

Country Status (4)

Country Link
US (2) US8820917B2 (ja)
EP (1) EP2505370B1 (ja)
JP (1) JP5182392B2 (ja)
CN (2) CN102729616A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5182392B2 (ja) * 2011-03-31 2013-04-17 ブラザー工業株式会社 記録装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0574100A (ja) * 1991-09-11 1993-03-26 Nec Corp 光デイスクカートリツジ
JPH0539511U (ja) * 1991-10-31 1993-05-28 松下電器産業株式会社 超音波診断装置
JPH0773633A (ja) * 1993-09-01 1995-03-17 Nec Gumma Ltd 光ディスクカートリッジ
JP2006171649A (ja) * 2004-12-20 2006-06-29 Ricoh Co Ltd 光走査装置及び画像形成装置
JP2006231719A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Canon Finetech Inc 記録装置、記録システム
JP2008175931A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Canon Inc 画像形成装置
JP2009035929A (ja) * 2007-08-01 2009-02-19 Ishikawajima Constr Materials Co Ltd 継手構造
JP2009205056A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2011073229A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Brother Industries Ltd 記録装置

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1807911A (en) * 1928-02-01 1931-06-02 Victor Adding Machine Co Cover closure
JPS63267581A (ja) * 1987-04-24 1988-11-04 Matsushita Graphic Commun Syst Inc 記録装置
JPH0642850Y2 (ja) * 1988-06-30 1994-11-09 沖電気工業株式会社 電子写真プリンタ
JPH0798402B2 (ja) * 1990-07-26 1995-10-25 ブラザー工業株式会社 レーザプリンタ
US6443645B1 (en) * 2000-03-30 2002-09-03 Seiko Epson Corporation Printer with cutter blades for printing on rolled paper and slipsheet
JP3885564B2 (ja) * 2001-11-16 2007-02-21 セイコーエプソン株式会社 プリンタ及びプリンタユニット
JP2004098625A (ja) * 2002-09-12 2004-04-02 Toshiba Tec Corp プリンタ及び商品情報処理装置
TWM244209U (en) * 2003-07-04 2004-09-21 Benq Corp Supporting structure and office appliance with the supporting structure
JP4534736B2 (ja) * 2004-11-30 2010-09-01 ブラザー工業株式会社 情報装置
JP2006187898A (ja) * 2005-01-04 2006-07-20 Funai Electric Co Ltd インクジェットプリンタ
US7527354B2 (en) 2005-01-07 2009-05-05 Canon Finetech Inc. Recording system
JP4740665B2 (ja) 2005-07-05 2011-08-03 オリンパス株式会社 画像記録装置
JP4835128B2 (ja) * 2005-11-30 2011-12-14 ブラザー工業株式会社 リフィルユニット
JP2007160816A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Seiko Epson Corp カバー開閉機構及び電子機器
TWI286975B (en) * 2006-04-27 2007-09-21 Benq Corp Multiple function printer and supporting mechanism thereof
KR20070122072A (ko) 2006-06-23 2007-12-28 삼성전자주식회사 잉크공급장치 및 이를 구비하는 화상형성장치
US8562845B2 (en) * 2006-10-12 2013-10-22 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet print head and method of manufacturing ink jet print head
JP4844339B2 (ja) * 2006-10-13 2011-12-28 ブラザー工業株式会社 印刷装置
JP4766011B2 (ja) * 2007-06-20 2011-09-07 セイコーエプソン株式会社 流体噴射装置およびその製造方法
JP4325715B2 (ja) 2007-09-28 2009-09-02 セイコーエプソン株式会社 パターン形成装置
JP5130992B2 (ja) * 2008-03-27 2013-01-30 セイコーエプソン株式会社 積層構造物
JP5182392B2 (ja) * 2011-03-31 2013-04-17 ブラザー工業株式会社 記録装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0574100A (ja) * 1991-09-11 1993-03-26 Nec Corp 光デイスクカートリツジ
JPH0539511U (ja) * 1991-10-31 1993-05-28 松下電器産業株式会社 超音波診断装置
JPH0773633A (ja) * 1993-09-01 1995-03-17 Nec Gumma Ltd 光ディスクカートリッジ
JP2006171649A (ja) * 2004-12-20 2006-06-29 Ricoh Co Ltd 光走査装置及び画像形成装置
JP2006231719A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Canon Finetech Inc 記録装置、記録システム
JP2008175931A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Canon Inc 画像形成装置
JP2009035929A (ja) * 2007-08-01 2009-02-19 Ishikawajima Constr Materials Co Ltd 継手構造
JP2009205056A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2011073229A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Brother Industries Ltd 記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20120249708A1 (en) 2012-10-04
US20150054899A1 (en) 2015-02-26
CN102729617B (zh) 2014-09-17
EP2505370A3 (en) 2013-02-27
JP5182392B2 (ja) 2013-04-17
US9199486B2 (en) 2015-12-01
CN102729617A (zh) 2012-10-17
EP2505370A2 (en) 2012-10-03
CN102729616A (zh) 2012-10-17
US8820917B2 (en) 2014-09-02
EP2505370B1 (en) 2014-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5810808B2 (ja) 液体吐出装置
JP6597650B2 (ja) インクジェット記録装置
JP5382044B2 (ja) 記録装置
JP5182392B2 (ja) 記録装置
US9150035B2 (en) Recording apparatus
JP6705258B2 (ja) 搬送装置、及び、トレイユニット
JP5892137B2 (ja) 記録装置
JP2011173259A (ja) 記録装置、及び、ワイプ装置
JP5408174B2 (ja) 記録装置
JP5488439B2 (ja) 記録装置、制御装置、及びプログラム
JP4359104B2 (ja) ヘッドクリーニング装置及び画像形成装置
JP5750975B2 (ja) 記録装置
JP5845732B2 (ja) 液体吐出装置
JP5924260B2 (ja) 記録装置
JP4507570B2 (ja) 吐出面保護装置、液体吐出カートリッジ及び液体吐出装置
JP6217104B2 (ja) 記録装置
JP6107316B2 (ja) 画像形成装置
JP2023125949A (ja) 液体吐出装置
JP2015193196A (ja) 液体吐出装置
JP6007648B2 (ja) 液体吐出装置、液体吐出装置の制御方法、及び制御プログラム
JP2014193537A (ja) 液体吐出装置
JP2020049828A (ja) 廃液回収装置、液体を吐出する装置
JP2009056609A (ja) 画像記録装置、および、画像記録装置の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120925

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121231

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5182392

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160125

Year of fee payment: 3