JP5130992B2 - 積層構造物 - Google Patents

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Description

本発明は、積層構造物に関する。より詳細には、下部構造物と、回動部を介して下部構造物に結合された上部構造物とを有して、回動部を軸として上部構造物の一部が持ち上げられた状態を維持する機能を有する積層構造物に関する。
例えば、読取部と記録部とを積層した状態で備える画像読取記録装置がある。この種の装置では、上側に配置された読取部が、下側に配置された記録部のカバーも兼ねた構造を有する場合がある。
即ち、記録部のインクカートリッジを着脱する場合、搬送経路に詰まった被記録媒体を取り除く場合等、記録装置の内部にアクセスする場合は、カバーとしてのスキャナを持ち上げて記録部の内部を露出させる。このようにカバーとしての読取部を開いた場合、ユーザがインクカートリッジの交換等の作業をする間、読取部が持ち上げられた状態を維持することが求められる。
また、カバーとして開かれた読取部を閉じる場合、単なるカバーと異なり、スキャナはそれ自体が精密機械であり、全閉状態まで自由に落下させることは好ましくない。このため、読取部を閉じる場合に、その落下速度を減速させるあるいは中間の半閉じ状態でいったん停止させる機構が設けられる。
下記の特許文献1には、写真処理装置の開閉カバーを支持するステーの連結構造として、ステーの上端を案内するレール機構と、レール機構に設けられ、ステー上端の往路と復路において異なる経路を辿るように案内する回避機構とを備えた構造が記載される。この構造により、開閉カバーを閉じる場合に、中間の段階で開閉カバーがいったん保持され、一気に閉じることが防止される。
下記の特許文献2には、大型のレンジカバーを閉じる場合に、その閉鎖速度を減じる構造が記載される。これにより、大型で重量の大きなレンジカバーが急激に落下することが防止される。
下記の特許文献3には、ピンを有する蓋体に対して、屈曲部を含むガイド溝を有するリンク部材を設けた構造が記載される。このような構造により、蓋体の閉鎖過程において、その動作がいったん停止または制動される。
特開2001−125233号公報 特開2005−345050号公報 特開2006−044073号公報
上記のように、蓋体の種々の開閉機構において、特に閉鎖過程において蓋体の動作を減速または制動する構造が提案される。しかしながら、上記の種々の構造は、部品点数が多く組み立てが煩雑である、部品に強度が要求され材料費が高価である等の問題がある。また、ガスダンパ等の流体または弾性体による緩衝機構も、部品が高価である上に、使用を繰り返すうちに性能が劣化する。
そこで、上記課題の解決を目的として、本発明の第1の形態として、下部構造物と、回動部を介して下部構造物結合された上部構造物と、上部構造物に結合された結合部、下部構造物において上部構造物に対向する対向面に当接する当接部、および、当接部を結合部から離れた位置に位置決めする支柱部を有する支持部材と、支持部材を、結合部を軸として前方に向かって付勢する付勢部材と、対向面に設けられ、対向面に当接した当接部が対向面に沿って前方に変位することを制止する制止部とを備え、上部構造物の前端が下部構造物から離間した状態を維持する積層構造物が提供される。これにより、上部構造物を開くことを妨げず、且つ、開いた上部構造物を支持できる積層構造物を簡潔な構造で形成できる。
また、上記積層構造物において、制止部は、当接部よりも下方に向かって延在して、当接部が対向面に当接した場合に、対向面の縁部に当接して、当接部が前方に変位することを制止してもよい。これにより、支持部材は、上昇した上部構造物を安定に支持できる。
更に、上記積層構造物において、支持部材は、当接部よりも下方に向かって延在して、当接部が対向面の上の当接面に当接した場合に、当接面の縁部に当接して、当接部が前方に変位することを制止する部分を含んでもよい。これにより、上部構造物を閉じる場合に、支持部材による支持を容易かつ円滑に開放できる。
また更に、上記積層構造物において、上部構造物の前端が下部構造物に向かって降下した場合に、支持部材は、下部構造物の内部に進入してもよい。これにより、積層構造物全体の占有領域を拡大することなく、上記効果を享受できる。
また更に、上記積層構造物において、支持部材は、結合部および当接部の間に、支柱部に沿って配置された中間当接部を更に有し、対向面の縁部に当接して、中間当接部が前方及び下方への変位を制止してもよい。これにより、上部構造物を降下させる過程で中間当接部が上部構造物の降下をいったん制止するので、上部構造物が一気に落下することが防止される。
また更に、上記積層構造物において、対向面の縁部は、当該対向面から上方に突出し、当接部と係合する係合部を有し、支持部材を上方に移動させることにより当該係合が解除され、支持部材は後方に変位可能になってもよい。これにより、簡単な構造で支持部材による支持が安定すると共に、当該支持部材による支持の解除も容易になる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションも発明となり得る。
以下、発明の実施の形態を通じて発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決に必須であるとは限らない。
図1は、読取部120を含む画像読取記録装置100の外観を示す斜視図である。画像読取記録装置100は、記録部110および読取部120を重ねて形成される。
記録部110は、略立方体をなす下筐体111と、下筐体111の後方に装着されたペーパサポート112と、下筐体111の前面に装着された排出トレイ114とを含む。記録部110は、ペーパサポート112に装填された記録用紙を1枚ずつ取り込み、画像を記録した後に排出トレイ114に送り出す。
読取部120は、相対的に薄い立方体をなす上筐体121と、上筐体121の上面を覆う原稿押さえ部122と、原稿押さえ部122の側方に配置された操作パネル130とを含む。原稿押さえ部122は、その前端に形成された把手124に指をかけて、上筐体121から持ち上げることができる。操作パネル130は、表示部と複数のスイッチとを有して、画像読取記録装置100を単独で操作する場合のインターフェイスとなる。
図2は、図1に示す画像読取記録装置100を側方から見た様子を示す側面図である。なお、図1と共通の要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省く。
上筐体121は、後端は回動部126により下筐体111に結合され、読取部120全体の前端を持ち上げることができる。これにより、読取部120を持ち上げた場合に記録部110の下筐体111の内部が露出して、記録部110の内部を保守できる。なお、保守には、インクカートリッジ等の消耗品の交換、紙詰まり等を起こした記録用紙の除去等が含まれる。
図3は、読取部120を開いた状態の画像読取記録装置100を示す斜視図である。なお、読取部120が全開になった場合、記録部110および読取部120が挟む角度は50°程度になる。
読取部120は、操作パネル130を残して、後端の回動部126を軸として前端を持ち上げられる。これにより、下筐体111の上面であり、読取部120に対向する対向面113が露出する。対向面113は、略中央に開口を有して、記録部110の内部機構にアクセスできるようになる。また、記録部110および読取部120の間には支持部材140が現れて、後述するように読取部120の傾斜を維持する。
図4は、支持部材140を単独で示す斜視図である。支柱部145は、細長い板状の支柱本体部141と、支柱本体部141の両側部に形成された一対の補強リブ143とを有して、高い曲げ剛性を有する。
結合部146は、支柱部145の上端に形成された、単一の軸上に配列された一対の短軸を含む。結合部146は、読取部120の下面に形成された軸受け部により軸支される。これにより、支柱部145は、読取部120に対して回動自在に結合される。
当接部142は、支柱部145の下端において、支柱本体部141から隆起して形成される。当接部142は、支柱本体部141の表面に対して穏やかな傾斜をなす上面と、当該表面に略直交する下面とを有する。
中間当接部144は、支柱部145の長手方向中程に、支柱本体部141から隆起して形成される。中間当接部144は、支柱本体部141の表面に対して穏やかな傾斜をなす上面と、当該表面に略直交する下面とを有する。
支持部材140は、更に、側方突起148および付勢部受け149を有する。側方突起148は、当接部142に側方に一対形成され、補強リブ143よりも外側に突出する。一方、付勢部受け149は、結合部146の近傍に配され、一端を読取部120に当接させた付勢部材の他端を受ける。
付勢部材は、支柱本体部141を後方から押して、回動する支柱部145の下端を前方に向かって付勢する。なお、付勢部材は、個別の弾性部材を組み付けてもよいが、支持部材140または上筐体121の一部として一体に形成してもよい。
図5は、図3において当接部142が当接する領域の周辺を拡大して示す部分拡大斜視図である。対向面113において当接部142が当接する領域には、制止部119が形成される。
制止部119は、対向面113に形成された開口の前縁に配され、当接面115、逃げ部116および係止爪117を含む。当接面115は、当接部142下面に当接する略水平な面を有する。一対の逃げ部116は、当接面115の両側部において前進した当接面115の後縁により形成される。係止爪117は、当接面115の後端において、上方に隆起する。
更に、対向面113は、開口の両側縁部に配された一対の案内部118を有する。案内部118は、それぞれ、制止部119から後方に延在する水平面と、水平面の後端から下方に伸びる垂直面とを有する。
図6は、図3に示した状態の画像読取記録装置100における支持部材140とその周辺を示す図である。図6(a)は、支持部材140とその周辺を拡大して示す。支持部材140は、結合部146、支柱部145、当接部142および中間当接部144を有する。
結合部146は、支持部材140の上端に位置して、読取部120の下面に結合される。当接部142は、支持部材140の略下端に配され、対向面113に当接する。支柱部145は、結合部146および当接部142を結合すると共に一定の間隔を保つ。中間当接部144は、支柱部145の中程に配される。
図6(b)は、図3に示した状態の画像読取記録装置100における当接部142および制止部119の契合状態を示す断面図である。当接部142が当接面115に当接している場合、当接面115の後端が支柱本体部141に当接する。これにより、支柱部145が前方に変位することが制止される。
このように、支持部材140は、当接部142よりも下方に向かって延在して、当接部142が対向面113上の当接面115に当接した場合に、当接面115の縁部に当接して、当接部142が前方に変位することを制止する部分を含んでいてもよい。これにより、支持部材140は、上昇した読取部120を安定に支持できる。
また、当接部142の下面に係止爪117が嵌まり込む。これにより、当接部142が後方に変位することも制止される。
なお、当接面115の内面には、下方に向かって突出した案内突起109が配される。案内突起109の作用については、図11(b)を参照して後述する。
このように、記録部110と、回動部を介して記録部110に後端が結合された読取部120と、読取部120に回動自在に結合された結合部146、記録部110において読取部120に対向する対向面113に当接する当接部142、および、当接部142を結合部146から離れた位置に位置決めする支柱部145を有する支持部材140と、支持部材140を前方に向かって付勢する付勢部と、対向面113に設けられ、対向面113に当接した当接部142が対向面113に沿って変位することを制止する制止部119とを備え、読取部120の前端が記録部110から離間した状態を維持する画像読取記録装置100が形成される。これにより、読取部120を開くことをさまたげず、且つ、開いた読取部120を支持できる画像読取記録装置100が簡潔な構造で形成される。
図7は、読取部120が開いた状態における当接部142および制止部119の契合状態を示す斜視図である。当接部142の下面は当接面115に当接して、支柱部145を介して読取部120を支持する。また、支柱部145の補強リブ143は逃げ部116に入り込む。また、側方突起148は、案内部118の内側に位置する。
図8は、図3に示した状態から読取部120をわずかに持ち上げた場合の画像読取記録装置100における支持部材140とその周辺を示す図である。図8(a)は、案内部118および側方突起148の作用を示す。読取部120が持ち上げられた場合、結合部146を介して支持部材140も持ち上げられ、側方突起148が案内部118の水平面に当接した後、水平面に沿って後方に移動する。
後方に移動した側方突起は、やがて、案内部118の垂直面に当接する。これにより、支持部材140の変位が規制され、読取部120が過剰に開くことが制止される。
図8(b)は、図8(a)と同じ状態の案内部118および側方突起148の作用を示す断面図である。読取部120と共に持ち上げられた支持部材140が上昇すると、側方突起148が案内部118に沿って移動するので、支持部材140の下端は、付勢部材の付勢に逆らって後方に移動する。これにより、当接部142は係止爪117からはずれる。
ここから、読取部120をそのまま降下させた場合、支持部材140は後方から前方に向かって付勢されているので、当接部142は再び前進して、やがて、当接部142の下面が当接面115に当接する。これにより、読取部120の開いた状態が再び維持される。
一方、図8(b)に示した状態で、付勢部材に抗してユーザが支持部材140を後方に押しながら読取部120を降下させた場合、支持部材140の下端は、対向面113の開口に貫入して、読取部120を閉じることができる。このようなユーザの操作が実行される場合、側方突起148および案内部118の作用により係止爪117が既にはずれているので、支持部材140は円滑に降下する。また、読取部120を持ち上げた場合に、側方突起148および案内部118の作用により支持部材140が後退するので、上記のような支持部材140の操作方法が、ユーザに自然に示唆される。
このように、支持部材140が前方から後方に向かって押された場合に、当接部142を対向面113から離間させる案内部118を更に備えてもよい。これにより、読取部120を閉じる場合に支持部材140の操作が容易且つ円滑になる。
上記のように、全開状態の読取部120を僅かに持ち上げてから、支持部材140を後方に押しながら読取部120を降下させると、支持部材140による規制を受けることなく読取部120を閉じることができる。しかしながら、読取部120はそれ自体が精密機器であり、全開状態から前閉状態まで一気に落下した場合に、衝撃により機械的精度が低下する場合がある。そこで、支持部材140は、全開状態から全閉状態までの中間位置において、読取部120の降下を再び規制することにより、読取部120が一気に落下することを防止する。
図9は、図8に示した状態から、読取部120を降下させた場合の画像読取記録装置100における支持部材140とその周辺を示す図である。図9(a)は、中間当接部144および制止部119の契合状態を示す。中間当接部144の下面が当接面115に当接して、支柱部145を介して読取部120を支持する。また、支柱部145の補強リブ143は逃げ部116に入り込む。更に、支持部材140の、中間当接部144よりも下方の部分は、対向面113の開口を通じて下筐体111の内部に進入している。
図9(b)は、中間当接部144および制止部119の契合状態を示す断面図である。中間当接部144が当接面115に当接している場合、中間当接部144の直下において、当接面115の後端が支柱本体部141に当接する。これにより、支柱部145が前方に変位することが制止される。また、中間当接部144の下面に係止爪117が嵌まり込む。これにより、中間当接部144が後方に変位することも制止される。
既に説明したように、支持部材140は前方に向かって付勢されている。従って、読取部120が降下している最中は、ユーザが意図的に支持部材140を押していない限り、中間当接部144が当接面115に当接して、読取部120がそれ以上降下することを制止する。これにより、全開状態から読取部120が一気に降下することが防止される。
一方、支持部材140を押し続けているユーザは、読取部120を降下させることを意識しているので、読取部120を自分で支持する等して、一気に落下させることはない。また、押された支持部材140は、読取部120の降下を妨げることがないので読取部120を円滑に降下させることができる。
このように、支持部材140は、結合部146および当接部142の間に、支柱部145に沿って配置された中間当接部144を更に有してもよい。これにより、読取部120を降下させる場合に、中間位置でも支持でき、読取部120が一気に落下することを防止できる。
また、読取部120の前端が記録部110に向かって降下した場合に、支持部材140は、記録部110の内部に進入してもよい。これにより、画像読取記録装置100全体の占有領域を拡大することがない。
図10は、読取部120が中間位置で保持されて、半開状態にある画像読取記録装置100を示す斜視図である。なお、読取部120が半開になった場合、記録部110および読取部120が挟む角度は25°程度になる。
読取部120は、後端の回動部126を軸として前端が開く。記録部110においては、依然として対向面113が露出する。支持部材140の下端近傍は、対向面113の開口に入り込み、中間当接部144が当接面115に当接する。これにより、支持部材140は、中間位置にある読取部120を支持する。
図11は、読取部120を降下させ切って、画像読取記録装置100が閉じた状態を示す図である。図11(a)は、読取部120を閉じた画像読取記録装置100の一部を示す。読取部120が完全に閉じた場合、読取部120の下面は対向面113に密着する。これにより、読取部120は、下筐体111から直接に支持される。
図11(b)は、読取部120を閉じた場合の制止部119付近の状態を示す部分断面図である。支持部材140は、略全体が記録部110の内部に入りこんでおり、上筐体121が下筐体111に密着することを妨げない。
なお、当接面115の内面には、下方に向かって延在する案内突起109が設けられる。案内突起109の下端は、下筐体111に入り込んだ支持部材140の支柱本体部141に当接して、支持部材140の姿勢を垂直に近づける。これにより、読取部120を開く場合に、支持部材140に作用する付勢力が読取部120の上昇を妨げる方向に作用することを防止して、読取部120の上昇を円滑にする。
また、既に説明した通り、中間当接部144および当接部142の上面は、支柱本体部141に対して穏やかな傾斜を有する。従って、読取部120を開く場合に、中間当接部144および当接部142の上面が当接面115の後端に押されると、支持部材140は自動的に後退して、読取部120の上昇を妨げない。
上記の実施形態においては、積層構造物の筐体を載置した状態において側視した場合の上下をそれぞれ「上」または「下」と記載した。また、上部構造物と下部構造物とを回動軸を中心に回動させた場合に、開口する側を「前」と記載し、回動軸側を「後」と記載した。しかしながら、上部構造物および下部構造物の間の距離を変化させ得る積層構造物を形成する場合に回動軸となる部材が必須であるとは限らない。従って、上部構造物および下部構造物の間の距離を近接状態から離間上端までの間で変更させた場合に、当該距離の長い側を「前」、短い側を「後」と呼んでもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加え得ることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
画像読取記録装置100の斜視図である。 画像読取記録装置100の側面図である。 読取部120を開いた画像読取記録装置100を示す斜視図である。 支持部材140を単独で示す斜視図である。 制止部119を拡大して示す部分斜視図である。 当接部142および制止部119の契合状態を示す図である。 当接部142および制止部119の契合状態を示す斜視図である。 案内部118および側方突起148の作用を示す図である。 中間当接部144および制止部119の契合状態を示す図である。 半開状態の画像読取記録装置100を示す斜視図である。 読取部120を閉じた画像読取記録装置100を示す図である。
符号の説明
100 画像読取記録装置、109 案内突起、110 記録部、111 下筐体、112 ペーパサポート、113 対向面、114 排出トレイ、115 当接面、116 逃げ部、117 係止爪、118 案内部、119 制止部、120 読取部、121 上筐体、122 原稿押さえ部、124 把手、126 回動部、130 操作パネル、140 支持部材、141 支柱本体部、142 当接部、143 補強リブ、144 中間当接部、145 支柱部、146 結合部、148 側方突起、149 付勢部受け

Claims (5)

  1. 下部構造物と、
    回動部を介して前記下部構造物に結合された上部構造物と、
    前記上部構造物に結合された結合部、前記下部構造物において前記上部構造物に対向する対向面に当接する当接部、および、前記当接部を前記結合部から離れた位置に位置決めする支柱部を有する支持部材と、
    前記支持部材を、前記結合部を軸として前方に向かって付勢する付勢部材と、
    前記対向面に設けられ、前記対向面に当接した前記当接部が前記対向面に沿って前方に変位することを制止する制止部と、
    を備え、
    前記上部構造物の前端が前記下部構造物から離間した状態を維持し、
    前記上部構造物の前記前端が前記下部構造物に向かって降下した場合に、前記支持部材は、前記下部構造物の内部に進入するとともに、
    前記支持部材は、前記結合部および前記当接部の間に、前記支柱部に沿って配置された中間当接部を更に有し、前記対向面の縁部に当接して、前記中間当接部が前方及び下方への変位を制止する積層構造物。
  2. 前記制止部は、前記当接部が前記対向面に当接した場合に、前記対向面の縁部に当接して、前記当接部が前方に変位することを制止する前記支持部材の一部を含む請求項1に記載の積層構造物。
  3. 前記支持部材は、前記当接部よりも下方に向かって延在して、前記当接部が前記対向面の上の当接面に当接した場合に、前記当接面の縁部に当接して、前記当接部が前方に変位することを制止する部分を含んでいる請求項1または2に記載の積層構造物。
  4. 前記対向面の縁部は、当該対向面から上方に突出し、前記当接部と係合する係合部を有し、前記支持部材を上方に移動させることにより当該係合が解除され、前記支持部材は後方に変位可能になる請求項1から3のいずれか1項に記載の積層構造物。
  5. 前記上部構造物は読み取り部であり、前記下部構造物は記録部である請求項1から4のいずれか1項に記載の積層構造物。
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