JP5962886B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ファクシミリやプリンターに代表される記録装置に関し、特に装置本体の上部において回動可能に設けられ、回動することにより開閉可能な回動体を備える記録装置に関する。
ファクシミリやプリンターに代表される記録装置においては、記録機能の他に、画像読取機能を備えた所謂複合機と呼ばれるものがある。即ち、記録用紙に記録を行う記録装置の本体上部に、スキャナユニットが設けられている。
スキャナユニットは、記録装置本体に対して回動可能に設けられ、回動することにより、開姿勢と閉姿勢とを切り換え可能となっている。スキャナユニットは、通常使用時には閉姿勢で保持されるが、例えば記録装置本体内部で紙ジャムが生じた場合のジャム処理の際や、インクカートリッジ交換の際に、スキャナユニットが開かれる様になっている。
特開2009−239752号公報
回動体としてのスキャナユニットを記録装置本体に対して回動可能に連結する連結部を、軸と、この軸に対して嵌合可能な軸受けとによって構成する場合がある。また、スキャナユニットを記録装置本体に対して連結する際の作業性を容易にする為、軸受けに開口部を形成し、軸に軸受けを嵌合させる際に前記開口部が拡開する様に(軸受けが弾性変形する様に)、前記軸受けを樹脂材料などにより形成する場合がある。
しかしながら軸に軸受けを嵌合させる際の作業性を向上させる為に上記の様な開口部を軸受けに形成すると、軸と軸受けとの間の強固な嵌合性が失われることから、比較的容易に軸受けが軸から外れてしまう場合がある。
そこで本発明はこの様な状況に鑑みなされたものであり、その目的は、軸と軸受けを備える回動連結構造において、軸に対する軸受けの嵌合作業性を容易にしながらも、嵌合後には嵌合状態を強固に維持できる様にすることにある。
上記課題を解決する為の、本発明の第1の態様に係る記録装置は、媒体に記録を行う記録手段を備える装置本体と、前記装置本体の上部において回動可能に設けられ、回動することにより開姿勢と閉姿勢とをとり得る回動体と、前記装置本体と前記回動体とを連結する連結部と、を有し、前記連結部が、軸と、周方向の一部に開口部が設けられ、前記軸への嵌合時に前記開口部が拡開する方向に変形して前記軸に嵌合可能な軸受けと、を備えて構成され、前記軸受けの外周と対向する位置に、前記回動体の前記開姿勢と前記閉姿勢との間の回動範囲において前記開口部が拡開する方向への前記軸受けの変形を規制する規制部が設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記軸受けの外周と対向する位置には、前記回動体の前記開姿勢と前記閉姿勢との間の回動範囲において前記開口部が拡開する方向への前記軸受けの変形を規制する規制部が設けられているので、前記回動体の使用範囲、即ち前記開姿勢と前記閉姿勢との間の回動範囲では、前記開口部が拡開して前記軸受けが前記軸から外れてしまうことを防止できる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記規制部は、前記軸受けの外周に沿った円弧形状を成すことを特徴とする。
本態様によれば、前記規制部が、前記軸受けの外周に沿った円弧形状を成すので、前記軸受けの外周の広い範囲で前記軸受けの変形を適切に規制することができる。
本発明の第3の態様は、第1のまたは第2の態様において、前記軸が、外周の一部が切り欠かれた形状を成していることを特徴とする。
本態様によれば、前記軸が、外周の一部が切り欠かれた形状を成しているので、当該切り欠きによって形成された弦が延びる方向に沿って前記軸受けを前記軸に対して嵌合させることにより、前記軸受けを前記軸に嵌合させる際の前記軸受けの弾性変形量が少なくて済み、前記軸受けを前記軸に嵌合させる際の作業性が向上する。
本発明の第4の態様は、第1から第3の態様のいずれかにおいて、前記軸受けが、外周の一部が切り欠かれた形状を成していることを特徴とする。
本態様によれば、前記軸受けが、外周の一部が切り欠かれた形状を成しているので、前記軸受けを前記軸に嵌合させる際に、前記軸受けの外周が周囲の構成に干渉して嵌合作業性を低下させることを回避できる。
本発明の第5の態様は、第1から第4の態様のいずれかにおいて、前記開口部から前記軸受けの径方向外側に延び、前記軸を前記開口部の内側に案内する案内部が設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記開口部から前記軸受けの径方向外側に延び、前記軸を前記開口部の内側に案内する案内部が設けられているので、前記軸受けを前記軸に嵌合させる際に、前記開口部から径方向外側に延びた案内部が前記軸受けを前記軸に案内することで、前記軸受けを前記軸に嵌合させる際の作業性が向上する。
本発明に係るインクジェットプリンターの外観斜視図(スキャナ部クローズ状態)。 本発明に係るインクジェットプリンターの外観斜視図(スキャナ部オープン状態)。 スキャナ部の平面図。 図3のA−A断面の斜視図。 被案内部の斜視図。 スキャナ部の開姿勢を維持するアーム及びカム溝の斜視図。 スキャナ部の開姿勢を維持するカム溝の斜視図。 記録部とスキャナ部とを連結する軸及び軸受けの断面斜視図。 記録部とスキャナ部とを連結する軸及び軸受けの断面図(スキャナ部クローズ状態)。 記録部とスキャナ部とを連結する軸及び軸受けの断面図(スキャナ部オープン状態)。 記録部とスキャナ部とを連結する軸及び軸受けの断面図(組み付け途中状態)。 記録部とスキャナ部とを連結する軸及び軸受けの断面図(組み付け途中状態)。 記録部とスキャナ部とを連結する軸及び軸受けの断面図(規制部の他の実施形態であり、スキャナ部はクローズ状態)。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明するが、本発明は、以下説明する実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることを前提として、以下本発明の一実施形態を説明するものとする。
図1は、本発明に係る記録装置の一例としてのインクジェットプリンター1の外観斜視図(スキャナ部3クローズ状態)、図2は同外観斜視図(スキャナ部3オープン状態)である。また、図3はスキャナ部3の平面図、図4は図3のA−A断面の斜視図、図5は被案内部32の斜視図、図6はスキャナ部3の開姿勢(オープン状態)を維持するアーム14及びカム溝15の斜視図、図7はスキャナ部3の開姿勢を維持するカム溝15の斜視図である。
更に、図8は記録部2とスキャナ部3とを連結する軸及び軸受け22の断面斜視図、図9は記録部2とスキャナ部3とを連結する軸19及び軸受け22の断面図(スキャナ部3クローズ状態)、図10は軸19及び軸受け22の断面図(スキャナ部3オープン状態)、図11は軸19及び軸受け22の断面図(組み付け途中状態)、図12は軸19及び軸受け22の断面図(組み付け途中状態)である。更に、図13は軸19及び軸受け22の断面図(スキャナ部3クローズ状態)であり、規制部の他の実施形態を示すものである。
図1及び図2において、インクジェットプリンター1は、媒体の一例としての記録用紙にインクジェット記録を行う記録部2が装置本体を構成しており、この記録部2の上部に「回動体」としてのスキャナ部3を備えている。即ちインクジェットプリンター1は、インクジェット記録機能に加えてスキャナ機能を備える複合機として構成されている。
スキャナ部3は、記録部2に対して回動可能に設けられており、回動することにより、閉姿勢(図1:クローズ状態)と開姿勢(図2:オープン状態)とをとり得る。そしてスキャナ部3が開くことにより、キャリッジ11に搭載されたインクカートリッジ(不図示)の交換作業や、紙ジャムが生じた際のジャム処理作業などが行える様になっている。
図2において符号23は、回動連結部を示していて、この回動連結部23は、軸19と軸受け22(図8)とを備えて構成されているが、これについては後に説明する。尚、回動連結部23を構成する軸19と軸受け22(図8)は、装置の組立状態において外部からは視認できない位置にあり、図2における符号23は、装置全体における回動連結部23のおおよその位置を示したものである。また、スキャナ部3が開いた状態を維持する為のアーム14とカム溝15が設けられているが(図6)これについても後に説明する。
次に、スキャナ部3において上部のカバー4は開閉可能なカバーであり、当該カバー4を開放することにより、スキャナ部3の図示しない原稿台が表れる様になっている。
スキャナ部3は、図3に示す様にフレーム25を基体とし、このフレーム25に読み取り手段としての読み取りユニット30が走査方向(図3の左右方向)に移動可能に設けられている。尚、図3においては原稿台を構成するガラスプレート(フレーム25に設けられる)は図示を省略している。
符号26は読み取りユニット30をガイドするガイドレールを示しており、符号27はモーター(不図示)により駆動される駆動プーリーを、符号28は従動回転する従動プーリーを、符号29は駆動プーリー27と従動プーリー28との間に係回される無端ベルトを、それぞれ示している。そして読み取りユニット30が備えるキャリッジ31が、無端ベルト29に接続されており、これにより無端ベルト29が稼働すると読み取りユニット30が走査方向に移動する。
キャリッジ31は被案内部32を有しており、この被案内部32が、ガイドレール26によって案内される。この被案内部32は、図4に示す様に凸状のガイドレール26に上から嵌合する様な凹形状を成しており、その内側32aには、図5に示す様に凸部32b、32cが形成され、これにより凸部32b、32cの間に潤滑剤滞留部32dが形成された状態となっている。
潤滑剤滞留部32dには、グリスなどの潤滑剤が充填され、これにより被案内部32がガイドレール26に対して円滑に摺動できるとともに、長期に渡って潤滑剤が染み出すことで、長期に渡り円滑な摺動が確保できる様になっている。
続いて、図1及び図2に戻り、装置前面において符号6は記録が行われて排出された用紙を受ける排紙受けトレイである。排紙受けトレイ6は引き出し式に構成され、図1及び図2は収納された状態を示している。
符号9は、電源ボタンや各種印刷設定・記録実行を行う操作ボタン、印刷設定内容や印刷画像のプレビュー表示などを行う表示部、等を備えて成る操作部であり、符号8は当該操作部を備えるパネルユニットである。このパネルユニット8は、スキャナ部3に設けられており、スキャナ部3の回動に従ってスキャナ部3と一体に変位する様になっている。
図2において符号11はキャリッジであり、このキャリッジ11の底部に記録ヘッド12が設けられている。キャリッジ11が用紙幅方向に移動する過程において記録ヘッド12からインクが吐出されることにより、用紙に記録が実行される。尚、用紙搬送経路において記録ヘッド12の上流側には、用紙を搬送する搬送手段(不図示)が設けられ、またこの搬送手段の上流側には、用紙を搬送手段へと給送する給送手段(不図示)が設けられている。
続いて、スキャナ部3が開いた状態を維持する為のアーム14及びカム溝15について説明する。図6においてアーム14は、その一端側(上側)が、スキャナ部3に回動可能に支持されている。そしてアーム14の他端側(下側)には、ボス部14aが図6の紙面裏側方向に突出する様に形成されており、このボス部14aが、カム溝15に入り込んだ状態となっている。
カム溝15は、所謂ハートカムと呼ばれるものであり、アーム14に形成されたボス部14aが図7の矢印sで示す方向、即ち一定方向にカム溝15内を移動する様になっている。カム溝15は、溝底面の高さが変化する様に形成されており、例えば底面aと底面bとの間には段差15dが形成されており、底面bが底面aよりも一段低くなっている。また底面cと底面dとの間に段差15cが形成されており、底面dが底面cよりも一段低くなっている。これにより、ボス14aが、矢印s方向とは反対方向にカム溝15内を変位しない様になっている。
カム溝15内には、第1凹部15aと第2凹部15bとが形成されており、これら第1凹部15a、第2凹部15bにボス部14aが入り込むことにより、スキャナ部3の開姿勢が維持される様になっている。例えば、図6はスキャナ部3が全開状態(開姿勢)のときのアーム14の状態を示しており、このときボス部14aは第1凹部14aに入り込んでおり、これによりアーム14がスキャナ部3を支持し、スキャナ部3の全開状態を維持している。
この状態からスキャナ部3を少し上に持ち上げると、ボス部14aが第1凹部15aから外れて第2凹部15bに向かい(図5の矢印s方向)、そしてスキャナ部3から手を離すと、ボス部14aが第2凹部15bに入り込む。これにより、スキャナ部3の半開き状態が維持される。尚、アーム14は図示しない付勢手段により、ボス部14aが装置後方側(図6において右側)に向かう揺動方向に付勢されている。尚、ボス部14aは、その先端がカム溝15の底面に接する方向に付勢されるか、或いはカム溝15の底面から離れない様に設けられることが好ましい。
次に、ボス部14aが第2凹部15bに入り込んだ状態(スキャナ部3の半開き状態)から、スキャナ部3を少し上に持ち上げると、ボス部14aが第2凹部15bから離れる。そしてスキャナ部3を閉じる方向に回動させると、ボス部14aがカム溝15内を図7の矢印s方向に向かう。そしてスキャナ部3を全閉状態にすると、ボス部14aが底面bの領域に入る。
以上のように、スキャナ部3を回動させるのみでスキャナ部3の開姿勢が維持される構成であるので、ユーザーは片手のみでスキャナ部3の姿勢切り替えを行うことができ、操作性が良好となる。加えて、ボス部14aが入り込む凹部は複数(本実施形態では、2つ)設けられているので、スキャナ部3が全開状態から全閉状態へ急激に姿勢変化することがなく、スキャナ部3が勢い良く回動して記録部3に衝突することを防止できる。
続いて、軸19と軸受け22とを備えた回動連結部23について説明する。図8において記録部2の基体を構成するメインフレーム18後方には、軸19が、メインフレーム18に一体的に形成されている。尚、本実施形態に係るメインフレーム18は、樹脂材料により形成されており、軸19はメインフレーム18に対し樹脂成形により一体的に設けられている。
一方、スキャナ部3には軸受け22が設けられており、この軸受け22が軸19に嵌合することにより、スキャナ部3が記録部2に対して回動可能となる。図11→図12→図10の変化は、軸受け22が軸19に対して嵌合する際の状態変化を示している。
軸受け22は、樹脂材料により形成されており、開口部22aを有している。従って軸受け22を軸19に嵌合させる際には、スキャナ部3を持って軸受け22を装置後方側(図11において右側)から装置前方側(図11において左側)に斜め下方向に、軸19に対して接近させ、押し込む様にする。
このとき、軸19は、外周の一部が切り欠かれた形状を成しており(符号19aで示す部分)、且つこの切り欠きによる弦(平坦部)が軸受け22の軸19に対する嵌合方向(図11において左下方向)に延びているので、軸受け22を軸19に嵌合させる際の軸受け22の弾性変形量が少なくて済み、軸受け22を軸19に嵌合させる際の作業性向上が図られている。
また、軸受け22も、外周の一部が切り欠かれている(符号22bで示す部分)。従って軸受け22を軸19に嵌合させる際に、軸受け22がメインフレーム18を構成する後壁18aの上端部に干渉することを回避でき、これによっても軸受け22を軸19に嵌合させる際の作業性向上が図られている。
加えて、軸受け22において開口部22aから、軸受け22の径方向外側に延びる舌片状の案内部22cが形成されている。これにより、軸受け22を軸19に嵌合させる際に、案内部22cが軸19を開口部22aの内側に案内する機能を発揮し、軸受け22を軸19に嵌合させる際の作業性向上が図られている。特に、スキャナ部3を記録部2に連結させる際の作業者は、装置前方側から軸19、軸受け22のこれらを視認できないので、案内部22cが設けられていることにより、容易にスキャナ部3を記録部2に連結させることができる。
以上の様に、軸受け22は軸19に対して容易に嵌合できる様になっているが、軸受け22が軸19に対して嵌合した後は、軸受け22は容易に軸19から外れない様になっている。
図8〜図10において符号20は、規制部を示しており、この規制部20は軸受け22の外周と対向する位置に設けられ、スキャナ部3の開姿勢(図8、図10)と閉姿勢(図9)との間の回動範囲において軸受け22の開口部22aが拡開する方向への軸受け22の変形を規制する。
従って、スキャナ部3の使用範囲(開閉範囲)、即ち開姿勢と閉姿勢との間の回動範囲では、軸受け22は開口部22aが拡開する方向への変形が規制され、これによって軸受け22の軸19への嵌合状態が強固に保たれる。
尚、上記スキャナ部3の使用範囲(開閉範囲)は、図6に示したアーム14とカム溝15により規定される。従ってアーム14をカム溝15から外すことにより、スキャナ部3は図8及び図10に示す開姿勢よりも更に上方に回動することができる。そうすると、軸受け22の開口部22aの一方側端部(図10において符号qで示す)が、軸19の円弧部の終端部(図10において符号rで示す)に近づき、或いは軸19の円弧部から外れることができるので、その様な状態において軸受け22を軸19から容易に取り外すことができる。
尚、規制部20は、本実施形態では直線状に延びるリブで形成されているが、図13の符号20’で示す様に、軸受け22の外周に沿った円弧形状を成すリブで形成することも好適である。これにより、軸受け22の外周の広い範囲で、軸受け22の変形を適切に規制することができる。
以上説明した各実施形態は一例であり、本発明がこれら各実施形態に限られないことは言うまでもない。特に、記録装置本体の上部に設けられる「回動体」としては、本実施形態で示したスキャナ部3に限られず、カバーや、原稿を搬送する自動原稿搬送装置など、種々のものを適用することができる。また、上記実施形態では軸19を記録部2に、軸受け22をスキャナ部3に、それぞれ設けているが、その逆であっても良い。
また、上記各実施形態では本発明を記録装置の一例としてのインクジェットプリンターに適用したが、その他液体噴射装置一般に適用することも可能である。
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンター、複写機およびファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含むものである。
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
1 インクジェットプリンター、2 記録部、3 スキャナ部、4 カバー、5 排紙口、6 排紙受けトレイ、8 パネルユニット、9 操作部、11 キャリッジ、12 記録ヘッド、14 アーム、14a ボス部、15 カム溝、15a 第1凹部、15b 第2凹部、15c、15d 段差、18 メインフレーム、19 軸、19a 切り欠き部、20 規制部、22 軸受け、22a 開口部、22b 切り欠き部、22c 案内部、23 回動連結部、25 フレーム、26 ガイドレール、27 駆動プーリー、28 従動プーリー、29 無端ベルト、30 読み取りユニット、31 キャリッジ、32 被案内部、32a 内側、32b 凸部、32c 凸部、32d 潤滑剤滞留部

Claims (4)

  1. 媒体に記録を行う記録手段を備える装置本体と、
    前記装置本体の上部において回動可能に設けられ、回動することにより開姿勢と閉姿勢とをとり得る回動体と、
    前記装置本体と前記回動体とを連結する連結部と、を有し、
    前記連結部が、軸と、
    周方向の一部に開口部が設けられ、前記軸への嵌合時に前記開口部が拡開する方向に変形して前記軸に嵌合可能な軸受けと、を備えて構成され、
    前記軸受けの外周と対向する位置に、前記回動体の前記開姿勢と前記閉姿勢との間の回動範囲において前記開口部が拡開する方向への前記軸受けの変形を規制する規制部が設けられており
    前記軸受けが、外周の一部が切り欠かれた形状を成しており、
    前記軸は、前記回動体側に向かう方向に延びる前記装置本体の壁の前記回動体側に向かう方向における先端よりも、前記回動体側に向かう方向とは反対側に位置するよう設けられており、
    前記軸受けは、前記軸への嵌合時に、該軸よりも前記壁側に位置するよう前記切り欠かれた形状が設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置において、前記規制部は、前記軸受けの外周に沿った円弧形状を成す、
    ことを特徴とする記録装置。
  3. 請求項1または2に記載の記録装置において、前記軸が、外周の一部が切り欠かれた形状を成している、
    ことを特徴とする記録装置。
  4. 請求項1からのいずれか1項に記載の記録装置において、前記開口部から前記軸受けの径方向外側に延び、前記軸を前記開口部の内側に案内する案内部が設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
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