JP6767669B2 - 記録装置 - Google Patents

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本発明は、媒体に記録を行う記録手段を備える装置本体の外側の少なくとも一部を構成する筐体と、前記装置本体の上部の少なくとも一部を開閉する、回動可能なカバーと、を備えた記録装置に関する。
媒体に記録を行う記録装置には、媒体に記録を行う記録機構部と、原稿を読み取る読み取り機構部とを一体に備え、前記記録機構部に媒体を供給するための媒体供給口が、装置本体の後方上部に設けられるものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1記載の記録装置では、媒体供給口を開閉する蓋体が設けられており、不使用時には蓋体を閉じることができる様になっている。尚、この蓋体は、媒体給送口から給送される媒体を支持する媒体サポートとして機能する様に構成されている。
また、特許文献1記載の記録装置は、読み取り機構部に対応するスキャナユニットに、原稿台を開閉する蓋体が設けられている。
特開2011−20828号公報
上記の様な蓋体は、回動軸を中心に回動することにより開閉する。この様な構成において、蓋体と、装置の筐体との間の隙間、より具体的には蓋体において自由端側に対し反対側の端部(回動軸側の端部:以下「回動軸側端部」と称する)と、筐体との間の隙間は、蓋体が回動する為に必要な隙間となる。この隙間がないと、蓋体の回動軸側端部が筐体に当接し、それ以上蓋体は回動することができない。しかしながら、蓋体の回動軸側端部と筐体との間の隙間を大きくすると、装置内部に塵埃等の侵入を容易に招くとともに、装置の外観上好ましくない。また、上記の様な問題を回避する為に蓋体の回動軸を装置外側に露呈する様に設けることも、やはり装置の外観上好ましくない。
上記問題点に鑑み、本発明の目的は、蓋体の回動軸側端部と筐体との間の隙間を小さくしながらも、蓋体を適切に開閉できる記録装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様に係る記録装置は、媒体に記録を行う記録手段を備える装置本体の外側の少なくとも一部を構成する筐体と、前記装置本体の上部の少なくとも一部を開閉する、回動可能な蓋体と、前記蓋体の回動軸と、を備え、前記回動軸は、前記回動軸の軸線方向と交差する方向に変位可能であり、前記蓋体は、前記回動軸の変位により、自由端側に対し反対側の端部と前記筐体との間の隙間を埋める閉状態から、開状態へと回動可能であることを特徴とする。
本態様によれば、装置本体の上部の少なくとも一部を開閉する、回動可能な蓋体の回動軸は、軸線方向と交差する方向に変位可能であり、前記蓋体は、前記回動軸の変位により、自由端側に対し反対側の端部と前記筐体との間の隙間を埋める閉状態から、開状態へと回動可能であるので、前記蓋体の回動軸側端部と前記筐体との間の隙間を小さくしながらも、蓋体を適切に開閉可能となる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記回動軸は、前記装置本体に対して鉛直方向成分を含む方向にスライド可能に設けられるヒンジ部材により構成されることを特徴とする。
本態様によれば、前記回動軸は、前記装置本体に対して鉛直方向成分を含む方向にスライド可能に設けられるヒンジ部材により構成されるので、前記回動軸を軸線方向と交差する方向に変位させる構成を構造簡単にして低コストに実現できる。
本発明の第3の態様は、第2の態様において、前記ヒンジ部材は、付勢手段によって鉛直下方向の成分を含む方向に付勢されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記ヒンジ部材は、付勢手段によって鉛直下方向の成分を含む方向に付勢されているので、前記蓋体と前記筐体との間の隙間が埋まった状態、即ち外観上好ましい状態を維持できる。
本発明の第4の態様は、第3の態様において、前記ヒンジ部材及び前記付勢手段の対が、前記蓋体の回動軸線方向に沿って複数設けられ、前記付勢手段の付勢力は、前記蓋体の回動軸線方向における一方の側部を持ち上げて前記蓋体を開く際に、前記一方の側部から遠い位置にある前記ヒンジ部材を支点として前記一方の側部に近い位置にある前記ヒンジ部材が浮き上がることなく前記蓋体が回動する大きさに設定されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記ヒンジ部材は、前記蓋体の回動軸線方向に沿って複数設けられ、前記付勢手段の付勢力は、前記蓋体の回動軸線方向における一方の側部を持ち上げて前記蓋体を開く際に、前記一方の側部から遠い位置にある前記ヒンジ部材を支点として前記一方の側部に近い位置にある前記ヒンジ部材が浮き上がることなく前記蓋体が回動する大きさに設定されているので、ユーザーが前記蓋体の回動軸線方向における一方の側部を持ち上げて前記蓋体を開く際に、適切に前記蓋体を開くことができる。
本発明の第5の態様は、第2から第4の態様のいずれかにおいて、前記ヒンジ部材は、前記筐体の内側に設けられ、前記蓋体が閉じた状態において、前記ヒンジ部材が、前記筐体及び前記蓋体の内側に隠れることを特徴とする。
本態様によれば、前記蓋体が閉じた状態において、前記ヒンジ部材が、前記筐体及び前記蓋体の内側に隠れるので、前記蓋体が閉じた状態での記録装置の外観を向上させることができる。
本発明の第6の態様は、第2から第5の態様のいずれかにおいて、前記蓋体が閉じた状態から所定の開き角まで開く範囲で前記蓋体を閉方向に付勢し、前記蓋体が前記所定の開き角から更に開いた範囲で前記蓋体を開方向に付勢するばね部材を前記ヒンジ部材に備えることを特徴とする。
本態様によれば、前記蓋体が閉じた状態から所定の開き角まで開く範囲で前記蓋体を閉方向に付勢し、前記蓋体が前記所定の開き角から更に開いた範囲で前記蓋体を開方向に付勢するばね部材を前記ヒンジ部材に備えるので、前記蓋体を開閉する際の操作性が向上する。
本発明の第7の態様は、第1から第6の態様のいずれかにおいて、前記装置本体の上部に、原稿を読み取る読み取り機構部と、媒体をセット可能な媒体供給口と、を有し、前記蓋体は、前記媒体供給口を開閉し、前記読み取り機構部は、原稿を載置する原稿台を開閉する、前記蓋体と開き方向が同じである原稿カバーを備え、前記蓋体と前記原稿カバーは、前記装置本体の横幅に相当する幅を有するとともに、前記蓋体の上面と前記原稿カバーの上面とが面一であり、前記蓋体の前記自由端側と反対側の端部と前記装置本体の背面とが面一であることを特徴とする。
本態様によれば、優れた外観の記録装置を得ることができる。
本発明に係るプリンターの外観斜視図。 本発明に係るプリンターを背面側から見た外観斜視図。 本発明に係るプリンターにおいて排紙トレイを装置前方に展開した状態を示す斜視図。 本発明に係るプリンターにおける媒体の搬送経路を示す側断面図。 プリンターにおいて読み取り機構部に対して原稿カバーを開いた状態を示す斜視図。 装置本体背面側において媒体供給口カバーを装置本体に対して開いた状態を示す斜視図。 図6において媒体供給口カバーを取り外した状態を示す斜視図。 媒体供給口カバーの斜視図。 媒体供給口カバーに設けられた摺動面を示す斜視図。 装置本体に対して閉じた状態の媒体供給口カバーを示す側断面図。 ヒンジ部材の斜視図。 ヒンジ部材の斜視図。 装置本体に対して媒体供給口カバーを回動させた状態を示す側断面図。 装置本体に対して媒体供給口カバーを回動させて装置背面側に傾斜させた状態を示す側断面図。 媒体供給口カバーが閉じた状態におけるヒンジ部材に設けられたばね部材の状態を示す側断面図。 媒体供給口カバーが開いた状態におけるヒンジ部材に設けられたばね部材の状態を示す側断面図。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施例において同一の構成については、同一の符号を付し、最初の実施例においてのみ説明し、以後の実施例においてはその構成の説明を省略する。
図1は本発明に係るプリンターの外観斜視図であり、図2は本発明に係るプリンターを背面側から見た外観斜視図であり、図3は本発明に係るプリンターにおいて排紙トレイを装置前方に展開した状態を示す斜視図であり、図4は本発明に係るプリンターにおける媒体の搬送経路を示す側断面図であり、図5はプリンターにおいて読み取り機構部に対して原稿カバーを開いた状態を示す斜視図であり、図6は装置本体背面側において媒体供給口カバーを装置本体に対して開いた状態を示す斜視図であり、図7は図6において媒体供給口カバーを取り外した状態を示す斜視図であり、図8は媒体供給口カバーの斜視図である。
図9は媒体供給口カバーに設けられた摺動面を示す斜視図であり、図10は装置本体に対して閉じた状態の媒体供給口カバーを示す側断面図であり、図11はヒンジ部材の斜視図であり、図12はヒンジ部材の斜視図であり、図13は装置本体に対して媒体供給口カバーを回動させた状態を示す側断面図であり、図14は装置本体に対して媒体供給口カバーを回動させて装置背面側に傾斜させた状態を示す側断面図であり、図15は媒体供給口カバーが閉じた状態におけるヒンジ部材に設けられたばね部材の状態を示す側断面図であり、図16は媒体供給口カバーが開いた状態におけるヒンジ部材に設けられたばね部材の状態を示す側断面図である。
また、各図において示すX−Y−Z座標系はX方向がキャリッジの主走査方向(移動方向)、すなわち記録装置の幅方向、Y方向が媒体搬送方向、すなわち記録装置の奥行き方向、Z方向が装置高さ方向を示している。尚、各図において+X方向側を装置左側とし、−X方向側を装置右側とし、−Y方向を装置前面側とし、+Y方向側を装置背面側とし、+Z軸方向側を装置上方側とし、−Z軸方向側を装置下方側とする。
■■■第1実施例■■■■
<<<プリンターの概要>>>
図1及び図2を参照するに、プリンター10は、装置本体12と、装置本体12の外側の少なくとも一部を構成する筐体12aと、装置本体12の上部に設けられた、読み取り機構部14とを備えている。装置本体12の装置前面側には操作部16が装置本体12に対して回動(チルト)可能に設けられている。操作部16は装置本体12に対して閉じた姿勢(図1参照)と、装置本体12に対して装置前面側に回動した姿勢(図3参照)とを切換え可能に構成されている。操作部16には表示パネル等の表示手段18が設けられている。
装置本体12の装置前面側において操作部16の下方には前面カバー20が配置されている。また、装置本体12には排紙トレイ22が設けられている。排紙トレイ22は、装置本体12内に収容された状態(図1参照)と装置本体12の装置前面側に展開した状態(図3参照)とを切換え可能に構成されている。
また、装置本体12の背面側の上部には、「蓋体」としての媒体供給口カバー24が装置奥行き方向背面側が回動支点となるように回動可能に取り付けられている。媒体供給口カバー24は、図1に示す装置本体12に対して閉じた状態(閉状態)と、図3に示す装置本体12に対して開いた状態(開状態)とを切換え可能に構成されている。
尚、媒体供給口カバー24を閉じると、当該媒体供給口カバー24は、装置本体12の上面の一部、具体的には装置奥行き方向において背面側の上面を構成する。また、媒体供給口カバー24の装置奥行き方向背面側の端部24aは、媒体供給口カバー24が閉じた状態において、装置本体12の背面12bと面一である(図4参照)。また、媒体供給口カバー24において、一例として、装置奥行き方向前面側の端部が自由端側として構成されている。
媒体供給口カバー24を開くと、装置本体12の上部背面側に被記録媒体をセットする媒体供給口26が露出する。そして、矢印Aの向きに被記録媒体を媒体供給口26に差し入れることができ、差し入れられた媒体は、図4に示す傾斜した媒体案内経路28に案内されて、搬送方向下流側に送られる。
<<<媒体搬送経路について>>>
次いで、図4を参照して装置本体12における被記録媒体の媒体搬送経路30について説明する。図4において符号Pが付された太い実線は、カセット32から排紙トレイ22までの媒体搬送経路30に沿って搬送される媒体の案内経路を示している。
装置本体12の下部には、被記録媒体を収容するカセット32が設けられている。カセット32は、箱状に形成され、その内部に被記録媒体が収容可能である。さらに、装置本体12内には、媒体搬送経路30に沿ってピックアップローラー34、反転ローラー36、従動ローラー38a、38b、38c、搬送ローラー対40、記録部42及び排出ローラー対44の順に設けられている。ピックアップローラー34は、回動軸46を支点に回動可能に、カセット32の上方に配置されている。そして、ピックアップローラー34によりカセット32から給送された被記録媒体は、反転ローラー36と従動ローラー38a、38bとにニップされて、搬送ローラー対40に搬送される。
搬送ローラー対40は被記録媒体を記録部42に搬送する。記録部42は、キャリッジ48と、「記録手段」としての記録ヘッド50と、媒体案内部材52とを備えている。キャリッジ48は、装置幅方向に往復動可能に構成されている。そして、キャリッジ48の下部には、記録ヘッド50が設けられている。記録ヘッド50は装置高さ方向下方側に向けてインクを吐出するように構成されている。
また、記録ヘッド50の下方において、記録ヘッド50と対向する領域に媒体案内部材52が設けられている。媒体案内部材52は、記録ヘッド50と対向し、記録ヘッド50と間隔をおいて配置されている。媒体案内部材52は、搬送ローラー対40により記録ヘッド50と対向する領域に搬送されてきた被記録媒体の下面(記録面と反対側の面)を支持する。そして、記録ヘッド50は、媒体案内部材52により支持された被記録媒体に対してインクを吐出し、被記録媒体の記録面に記録を実行する。
そして、記録が実行された被記録媒体は、記録部42の搬送方向下流側に設けられた排出ローラー対44にニップされて、装置前面側に突出している排紙トレイ22(図3参照)に向けて排紙される。
また、媒体供給口カバー24を開いて、プリンター10の上方から媒体供給口26に差し入れられた被記録媒体は、媒体案内経路28に案内されて記録部42に搬送され、記録部42において記録が行われる。そして、記録が行われた後、排紙トレイ22に排出される。
また、記録部42において被記録媒体の第1面(記録面)に記録が実行された後、第1面と反対の側の第2面(下面)に記録を行う場合、搬送ローラー対40を逆転させて、被記録媒体を搬送方向上流側に搬送する。搬送方向上流側に搬送される被記録媒体は、反転ローラー36と従動ローラー38cとにニップされる。そして、被記録媒体は反転ローラー36により、第1面と第2面とを反転させられて、再度記録部42に搬送され、記録部42において第2面の記録が実行された後、排紙トレイ22に向けて排出される。
<<<読み取り機構部について>>>
次いで、図4及び図5を参照して、読み取り機構部14について説明する。装置本体12の上部には読み取り機構部14が設けられている。読み取り機構部14は、スキャナーとして構成されている。読み取り機構部14は、本体部54(図4参照)と、本体部54の上部に設けられた原稿台56(図4参照)と、原稿カバー58とを備えている。原稿台56は、一例として透明なガラス板で形成され、その上面に原稿を載置可能に構成されている。
また、図5に示すように原稿カバー58は、平板状の部材として形成されている。そして、原稿カバー58の装置幅方向の寸法は、一例として装置本体12の横幅に相当する寸法に設定されている。また、原稿カバー58はヒンジ部材60に対して回動可能にヒンジ部材60が連結されている。ヒンジ部材60は、読み取り機構部14の本体部54に挿入されている。
ヒンジ部材60は、一例として本体部54に対してスナップフィットにより接続されている。つまり、原稿カバー58は、本体部54に対してヒンジ部材60により回動可能に連結されている。そして、原稿カバー58に所定以上の外力が加わった際、ヒンジ部材60と本体部54との係合状態、即ちスナップフィットが解除されて、原稿カバー58の破損を抑制、あるいは回避する。尚、本体部54に対するヒンジ部材60の取付構造の詳細については割愛する。
また、原稿カバー58は、装置奥行き方向背面側および前面側に回動することにより原稿台56を開閉する。つまり、原稿カバー58は、媒体供給口カバー24と開き方向が同じである。そして、原稿カバー58は、閉じた状態(図1ないし図3参照)では、原稿台56を覆っており、開いた状態(図5参照)では原稿台56を露出させる。原稿カバー58は、一例として、原稿カバー58が閉じた状態において、プリンター10において装置奥行き方向前面側の上面を構成する。尚、図1に示すように、本実施例では、閉じた状態の媒体供給口カバー24の上面24bと、閉じた状態の原稿カバー58の上面58aとが面一となるように構成されている。これにより、プリンター10における良好な外観を実現できる。
そして、原稿カバー58を開いて、原稿台56を露出させ、その上面に原稿をセットし、原稿カバー58を閉じることで、原稿台56において原稿の読み取りが可能となる。尚、原稿台56の下方、すなわち本体部54内には原稿台56にセットされた原稿を読み取り可能な読み取り手段(不図示)が設けられている。
また、本実施例において、読み取り機構部14には、本体部54の装置奥行き方向背面側寄りに不図示の回動軸が設けられている。そして、読み取り機構部14は、回動軸を介して回動可能に装置本体12に連結されている。読み取り機構部14は、装置本体12に対して閉じた姿勢(図1及び図2参照)と、装置本体12に対して回動し、開いた姿勢(不図示)とを切換え可能に構成されている。
<<<媒体供給口カバーについて>>>
次いで、図6ないし図16を参照して媒体供給口カバー24について説明する。図6に示すように、媒体供給口カバー24は、装置本体12の背面側端部にヒンジ部材62を介して、装置本体12に対して回動可能に取り付けられている。ここで、図7を参照するに、装置本体12の装置奥行き方向背面側の端部の上部には、装置幅方向に間隔をおいて複数の摺動面64が形成されている。
また、図8及び図9を参照するに、媒体供給口カバー24は装置幅方向に延びる板状部材として構成されている。そして、媒体供給口カバー24の装置幅方向の寸法は、一例として装置本体12の横幅に相当する寸法に設定されている。つまり、媒体供給口カバー24が閉じた状態において、装置幅方向において媒体供給口カバー24と装置本体12との間に段差等が生じ難いので、装置の見栄えが良くなる。
また、図8及び図9に示すように、媒体供給口カバー24の背面側端部24aには、装置幅方向に間隔をおいて複数の被摺動面66が形成されている。被摺動面66は、背面側端部24aにおいて装置高さ方向上方側から下方側に延びて、さらに背面側端部24aの下部24cを通り、背面側端部24aの内側において装置高さ方向上方側に延びている(図15も参照)。
また、図9に示すように媒体供給口カバー24の裏面には、複数の軸受68が装置幅方向に間隔をおいて設けられている。軸受68は、装置幅方向において、装置本体12に設けられたヒンジ部材62の位置に対応する位置に設けられている。
<<<ヒンジ部材について>>>
次いで、図10ないし図12を参照するに、装置本体12の背面側端部に、ヒンジ部材取付部70が設けられている。ヒンジ部材取付部70には、後述するが付勢手段取付部12c及びフック係合部12dが設けられている。そして、ヒンジ部材62はヒンジ部材取付部70に、鉛直方向成分を含む方向、すなわち装置高さ方向においてスライド可能に取り付けられている。尚、ヒンジ部材62の説明は、装置本体12に取り付けた姿勢に基づいて行う。
ヒンジ部材62と装置本体12との間には付勢手段72が設けられている。付勢手段72は、一例として圧縮コイルばねとして構成されている。図11に示すようにヒンジ部材62の装置奥行き方向前面側には付勢手段取付部62aが設けられている。付勢手段取付部62aは、一例としてピン状に形成されており、付勢手段72の一端が挿入されている。
また、付勢手段72の他端は、ヒンジ部材取付部70に設けられた付勢手段取付部12cと係合している。ここで、付勢手段72の付勢力は、ヒンジ部材62をヒンジ部材取付部70内において鉛直方向成分を含む方向、一例として装置高さ方向下方側に付勢している。
また、図12を参照するに、ヒンジ部材62の装置奥行き方向背面側には、一対の回動軸部62bと、フック62cと、ばね部材74とが設けられている。回動軸部62bは、ヒンジ部材62の装置高さ方向上方側の端部から装置奥行き方向背面側に突出している。そして、一対の回動軸部62bの先端には、互いに対向する方向に回動軸62dが突出している。
回動軸62dは、媒体供給口カバー24の軸受68に挿入されている。尚、互いに対向する一対の回動軸部62bは、弾性を有している。そして、回動軸62dが軸受68に挿入された状態において、媒体供給口カバー24に所定以上の外力が作用すると、一対の回動軸部62bは互いに相離れる方向に変形し、軸受68から回動軸62dが抜け出て媒体供給口カバー24とヒンジ部材62との連結が解除される。これにより、媒体供給口カバー24、あるいはヒンジ部材62の破損を抑制、あるいは回避することができる。
また、フック62cは、ヒンジ部材62の下端部に形成されている。フック62cは、ヒンジ部材取付部70内において、ヒンジ部材62が装置高さ方向にスライド移動した際フック係合部12dと接触あるいは離間することによりヒンジ部材62の装置高さ方向におけるスライド移動の範囲を規定している。
ばね部材74は、ヒンジ部材62の上端部に設けられている、そして、ばね部材74は、装置幅方向において一対の回動軸部62bの間に配置されている。ばね部材74は、一例として、板ばね、より具体的には所謂、二安定ばねとして構成されている。そして、ばね部材74は、媒体供給口カバー24の軸受68に当接している。また、ばね部材74は、媒体供給口カバー24が閉じた状態から所定の開き角まで開く範囲では媒体供給口カバー24が閉じる方向に付勢し、媒体供給口カバー24が所定の開き角からさらに開いた範囲では媒体供給口カバー24が開く方向に付勢している。
以下、図10、図13ないし図16を参照して、媒体供給口カバー24の開閉動作について説明する。図10を参照するに、媒体供給口カバー24が閉じた状態では、ヒンジ部材62を装置高さ方向下方側に付勢する付勢手段72の付勢力により、媒体供給口カバー24も装置本体12側に付勢されている。これにより、媒体供給口カバー24は装置本体12側に引き寄せられるので、装置高さ方向において媒体供給口カバー24の背面側端部24aと装置本体12の筐体12aとの隙間76が小さくなる。つまり、媒体供給口カバー24が閉じた状態では、隙間76が埋められた状態となっている(図2も参照)。
ここで、図10に示すように、媒体供給口カバー24が閉じた状態では、ヒンジ部材62は、媒体供給口カバー24及び筐体12aの内側に隠れるように構成されている。したがって、媒体供給口カバー24が閉じた状態におけるプリンター10の外観を向上させることができる。
また、媒体供給口カバー24が閉じた状態では、付勢手段72によりヒンジ部材62は装置高さ方向下方側に付勢されており、フック62cは、装置本体12に設けられたフック係合部12dと離間した状態にある。
また、図15に示すように、媒体供給口カバー24の軸受68の外周面には、閉位置規定面68aと、カム面68bと、開位置規定面68cとが形成されている。そして、媒体供給口カバー24が閉じた状態では、ばね部材74は装置高さ方向において回動軸62dよりも下方側の位置で閉位置規定面68aに当接し、閉位置規定面68aを付勢している。したがって、ばね部材74は、媒体供給口カバー24が閉じる方向に媒体供給口カバー24を付勢している。
次いで、図13に示すように、媒体供給口カバー24を閉じた状態(図10参照)から開くと、背面側端部24aに設けられた被摺動面66が、装置本体12の摺動面64と接触する。そして、被摺動面66は、摺動面64に対して摺動しながら、媒体供給口カバー24が開く。この際、ばね部材74は、閉位置規定面68aからカム面68bに沿って軸受68への当接位置を変化させる。尚、ばね部材74は、軸受68の半径方向に付勢するので、ヒンジ部材62に対する媒体供給口カバー24のがたつきを抑制できる。
また、被摺動面66が摺動面64に当接すると、当接部分が支点となり、ヒンジ部材62を付勢手段72の付勢力に抗して装置高さ方向上方側にスライドさせる。この際、フック62cは、装置高さ方向上方側に移動し、フック係合部12dに近づく。
そして、図14及び図16に示すように、媒体供給口カバー24をさらに開くと、ばね部材74がカム面68bにおける開位置規定面68cと当接する。この状態では、ばね部材74は、開位置規定面68cを付勢する。そして、ばね部材74の付勢力は、媒体供給口カバー24が開く方向に作用している。尚、ばね部材74とカム面68bとの当接位置が閉位置規定面68aから開位置規定面68cに、あるいは開位置規定面68cから閉位置規定面68aに切り換わる際、ユーザーはクリック感を感じることができるので、媒体供給口カバー24の開閉動作における操作性を向上させることができる。
また、この状態においてフック62cは、フック係合部12dと係合するので、ヒンジ部材62の装置高さ方向上方側へのスライド移動を規制する。
ここで、ヒンジ部材62には、付勢手段72により装置高さ方向下方側へ付勢されているが、被摺動面66が摺動面64に当接しており、ヒンジ部材62の装置高さ方向下方側への変位が規制されている。したがって、媒体供給口カバー24は、装置本体12に対して装置奥行き方向背面側に傾斜した姿勢を維持する。また、この状態において、媒体供給口カバー24は、媒体供給口26に差し込まれる媒体を傾斜した姿勢で支持する媒体支持部材として機能するように構成してもよい。
また、媒体供給口カバー24を開いた状態から閉じた状態に切換えるには、ばね部材74の付勢力以上の力により媒体供給口カバー24を装置奥行き方向背面側から前面側に向けて回動させることにより、閉じることができる。尚、その際、媒体供給口カバー24の開き角が所定の角度以下になると、ばね部材74の付勢力の作用する方向が、媒体供給口カバー24を開く方向から閉じる方向に切り換わるので、外力を加えなくとも、自然と媒体供給口カバー24は閉じた状態へと切り換わる。
また、再度図6を参照するに、媒体供給口カバー24と装置本体12とは、装置幅方向において間隔をおいて配置されたヒンジ部材62及び軸受68により回動可能に連結されている。そして、各ヒンジ部材62は付勢手段72により装置高さ方向下方側に付勢されている。
ここで、付勢手段72の付勢力は、例えば、媒体供給口カバー24の装置幅方向における一方の側部を持ち上げて媒体供給口カバー24を開く際に一方の側部から遠い位置にあるヒンジ部材62を支点として一方の側部に近い位置にあるヒンジ部材62が浮き上がることなく媒体供給口カバー24が回動する大きさに設定されている。これにより、ユーザーが媒体供給口カバー24の一方の側部を持ち上げても、ヒンジ部材62が持ち上がることがなく、回動軸62dを中心に媒体供給口カバー24を回動させることができ、操作性を向上させることができる。
また、ヒンジ部材62を装置高さ方向にスライド移動させる構成としたので、媒体供給口カバー24の開閉動作時に媒体供給口カバー24が装置本体12に干渉することを防止できる。その結果、媒体供給口カバー24、あるいは装置本体12に干渉を防ぐための逃げ形状等を設ける必要がなくなり、プリンター10におけるデザイン性を向上させることができる。
<<<実施例の変更例>>>
媒体供給口カバー24を単一の部材として構成したが、媒体供給口カバー24を開いた際、媒体の支持領域を増やすべく、媒体を媒体供給口26に差し入れる方向に沿って伸縮可能に複数の部品で構成してもよい。
上記説明をまとめると、プリンター10は、媒体に記録を行う記録ヘッド50を備える装置本体12の外側の少なくとも一部を構成する筐体12aと、装置本体12の上部の少なくとも一部を開閉する、回動可能な媒体供給口カバー24と、媒体供給口カバー24の回動軸62dと、を備え、回動軸62dは、回動軸62dの軸線方向と交差する方向である装置高さ方向に変位可能であり、媒体供給口カバー24は、回動軸62dの変位により、自由端側に対し反対側の背面側端部24aと筐体12aとの間の隙間76を埋める閉状態から、開状態へと回動可能である。この構成によれば、媒体供給口カバー24の回動軸側端部24aと筐体12aとの間の隙間を小さくしながらも、媒体供給口カバー24を適切に開閉可能となる。
回動軸62dは、装置本体12に対して鉛直方向成分を含む方向である装置高さ方向にスライド可能に設けられるヒンジ部材62により構成される。この構成によれば、回動軸62dを軸線方向と交差する方向に変位させる構成を構造簡単にして低コストに実現できる。
ヒンジ部材62は、付勢手段72によって鉛直下方向の成分を含む方向である装置高さ方向下方向に付勢されている。この構成によれば、媒体供給口カバー24と筐体12aとの間の隙間76が埋まった状態、即ち外観上好ましい状態を維持できる。
ヒンジ部材62及び付勢手段72の対が、媒体供給口カバー24の回動軸線方向である装置幅方向に沿って複数設けられ、付勢手段72の付勢力は、媒体供給口カバー24の回動軸線方向である装置幅方向における一方の側部を持ち上げて媒体供給口カバー24を開く際に、一方の側部から遠い位置にあるヒンジ部材62を支点として一方の側部に近い位置にあるヒンジ部材62が浮き上がることなく媒体供給口カバー24が回動する大きさに設定されている。この構成によれば、ユーザーが媒体供給口カバー24の回動軸線方向である装置幅方向における一方の側部を持ち上げて媒体供給口カバー24を開く際に、適切に媒体供給口カバー24を開くことができる。
ヒンジ部材62は、筐体12aの内側に設けられ、媒体供給口カバー24が閉じた状態において、ヒンジ部材62が、筐体12a及び媒体供給口カバー24の内側に隠れる。この構成によれば、媒体供給口カバー24が閉じた状態において、媒体供給口カバー24が閉じた状態でのプリンター10の外観を向上させることができる。
媒体供給口カバー24が閉じた状態から所定の開き角まで開く範囲で媒体供給口カバー24を閉方向に付勢し、媒体供給口カバー24が所定の開き角から更に開いた範囲で媒体供給口カバー24を開方向に付勢するばね部材74をヒンジ部材62に備える。この構成によれば、媒体供給口カバー24を開閉する際の操作性が向上する。
装置本体12の上部に、原稿を読み取る読み取り機構部14と、媒体をセット可能な媒体供給口26と、を有し、媒体供給口カバー24は、媒体供給口26を開閉し、読み取り機構部14は、原稿を載置する原稿台56を開閉する、媒体供給口カバー24と開き方向が同じである原稿カバー58を備え、媒体供給口カバー24と原稿カバー58は、装置本体12の横幅に相当する幅を有するとともに、媒体供給口カバー24の上面24bと原稿カバー58の上面58aとが面一であり、媒体供給口カバー24の自由端側と反対側の端部である装置背面側端部24aと装置本体12の背面12bとが面一である。この構成によれば、優れた外観の記録装置を得ることができる。
また、本実施形態では本発明に係る媒体供給口カバー24を記録装置の一例としてのインクジェットプリンターに適用したが、その他液体噴射装置一般に適用することも可能である。
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンター、複写機及びファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含むものである。
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
10…プリンター、12…装置本体、12a…筐体、12b…背面、12c…付勢手段取付部、12d…フック係合部、14…読み取り機構部、16…操作部、18…表示手段、20…前面カバー、22…排紙トレイ、24…媒体供給口カバー、24a…背面側端部、
24b、58a…上面、24c…下部、26…媒体供給口、28…媒体案内経路、30…媒体搬送経路、32…カセット、34…ピックアップローラー、36…反転ローラー、38a、38b、38c…従動ローラー、40…搬送ローラー対、42…記録部、44…排出ローラー対、46、62d…回動軸、48…キャリッジ、50…記録ヘッド、52…媒体案内部材、54…本体部、56…原稿台、58…原稿カバー、60、62…ヒンジ部材、62a…付勢手段取付部、62b…回動軸部、62c…フック、64…摺動面、66…被摺動面、68…軸受、68a…閉位置規定面、68b…カム面、68c…開位置規定面、70…ヒンジ部材取付部、72…付勢手段、74…ばね部材、76…隙間、A…矢印

Claims (9)

  1. 媒体に記録を行う記録手段を備える装置本体の外側の少なくとも一部を構成する筐体と、
    前記装置本体の上部の少なくとも一部を開閉する、回動可能な蓋体と、
    前記蓋体の回動軸と、を備え、
    前記回動軸は、前記回動軸の軸線方向と交差する方向に変位可能であり、且つ前記装置本体に対して鉛直方向成分を含む方向にスライド可能に設けられるヒンジ部材により構成され、
    前記ヒンジ部材は、前記筐体の内側に設けられ、
    前記蓋体は、前記回動軸の変位により、自由端側に対し反対側の端部と前記筐体との間の隙間を埋める閉状態から、開状態へと回動可能であり
    前記蓋体が閉じた状態において、前記ヒンジ部材が、前記筐体及び前記蓋体の内側に隠れる、
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 請求項に記載の記録装置において、前記ヒンジ部材は、付勢手段によって鉛直下方向の成分を含む方向に付勢されている、
    ことを特徴とする記録装置。
  3. 請求項に記載の記録装置において、前記ヒンジ部材及び前記付勢手段の対が、前記蓋体の回動軸線方向に沿って複数設けられ、
    前記付勢手段の付勢力は、前記蓋体の回動軸線方向における一方の側部を持ち上げて前記蓋体を開く際に、前記一方の側部から遠い位置にある前記ヒンジ部材を支点として前記一方の側部に近い位置にある前記ヒンジ部材が浮き上がることなく前記蓋体が回動する大きさに設定されている、
    ことを特徴とする記録装置。
  4. 請求項から請求項のいずれか一項に記載の記録装置において、前記蓋体が閉じた状態から所定の開き角まで開く範囲で前記蓋体を閉方向に付勢し、前記蓋体が前記所定の開き角から更に開いた範囲で前記蓋体を開方向に付勢するばね部材を前記ヒンジ部材に備える、
    ことを特徴とする記録装置。
  5. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の記録装置において、前記装置本体の上部に、原稿を読み取る読み取り機構部と、
    前記媒体をセット可能な媒体供給口と、を有し、
    前記蓋体は、前記媒体供給口を開閉し、
    前記読み取り機構部は、原稿を載置する原稿台を開閉する、前記蓋体と開き方向が同じである原稿カバーを備え、
    前記蓋体と前記原稿カバーは、前記装置本体の横幅に相当する幅を有するとともに、前記蓋体の上面と前記原稿カバーの上面とが面一であり、
    前記蓋体の前記自由端側と反対側の端部と前記装置本体の背面とが面一である、
    ことを特徴とする記録装置。
  6. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の記録装置において、
    前記媒体をセット可能な媒体供給口を有し、
    前記蓋体は、前記媒体供給口を開閉し、前記開状態において、セットされた前記媒体を支持可能である、
    ことを特徴とする記録装置。
  7. 請求項6に記載の記録装置において、
    前記蓋体は、前記開状態において前記媒体の支持領域を増やすことが可能な部材を備える、
    ことを特徴とする記録装置。
  8. 媒体に記録を行う記録手段を備える装置本体の外側の少なくとも一部を構成する筐体と、
    前記装置本体の上部の少なくとも一部を開閉する、回動可能な蓋体と、
    前記蓋体の回動軸と、を備え、
    前記回動軸は、前記回動軸の軸線方向と交差する方向に変位可能であり、且つ前記装置本体に対して鉛直方向成分を含む方向にスライド可能に設けられるヒンジ部材により構成され、
    前記蓋体は、前記回動軸の変位により、自由端側に対し反対側の端部と前記筐体との間の隙間を埋める閉状態から、開状態へと回動可能であり、
    前記蓋体が閉じた状態から所定の開き角まで開く範囲で前記蓋体を閉方向に付勢し、前記蓋体が前記所定の開き角から更に開いた範囲で前記蓋体を開方向に付勢するばね部材を前記ヒンジ部材に備える、
    ことを特徴とする記録装置。
  9. 媒体に記録を行う記録手段を備える装置本体の外側の少なくとも一部を構成する筐体と、
    前記装置本体の上部の少なくとも一部を開閉する、回動可能な蓋体と、
    前記蓋体の回動軸と、を備え、
    前記装置本体の上部に、原稿を読み取る読み取り機構部と、媒体をセット可能な媒体供給口と、を有し、
    前記回動軸は、前記回動軸の軸線方向と交差する方向に変位可能であり、
    前記蓋体は、前記回動軸の変位により、自由端側に対し反対側の端部と前記筐体との間の隙間を埋める閉状態から、開状態へと回動可能であり、且つ前記媒体供給口を開閉し、
    前記読み取り機構部は、原稿を載置する原稿台を開閉する、前記蓋体と開き方向が同じである原稿カバーを備え、
    前記蓋体と前記原稿カバーは、前記装置本体の横幅に相当する幅を有するとともに、前記蓋体の上面と前記原稿カバーの上面とが面一であり、
    前記蓋体の前記自由端側と反対側の端部と前記装置本体の背面とが面一である、
    ことを特徴とする記録装置。
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