JP2012211564A - 車両の蒸発燃料処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャニスターの大型化を抑制すると共に、複雑な補正を行うことなしに蒸発燃料を容易に吸気系に導入可能な車両の蒸発燃料処理装置を提供する。
【解決手段】蒸発燃料をキャニスター11を介さずにパージ通路14に供給可能なダイレクトパージ通路14と、キャニスター11と内燃機関Eの吸気系2との連通状態を開閉制御するパージ制御弁15と、燃料タンク5と内燃機関Eの吸気系2との連通状態を開閉制御するダイレクトパージ制御弁17と、チャージ通路10に設けられた2方向弁12とを備え、内燃機関Eが稼動している際に、ダイレクトパージ制御弁17を閉、パージ制御弁15を開にしてキャニスター11に吸着されている蒸発燃料を内燃機関Eの吸気系2にパージするパージモードと、パージ制御弁15を閉、ダイレクトパージ制御弁17を開にして燃料タンク5内の蒸発燃料を吸気系2にパージするダイレクトパージモードとを有する。
【選択図】図1

Description

この発明は、自動二輪車等の車両の蒸発燃料処理装置に関するものである。
従来、キャニスターに蓄えた蒸発燃料を内燃機関に導入して燃焼処理する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平4−362244号公報
ところで、上述した蒸発燃料処理装置にあっては、燃料タンク内で発生する蒸発燃料を蓄えることが可能な十分なキャニスター容量を確保しようとするとキャニスターが大型化してしまうという課題がある。また、蒸発燃料の濃度変化が大きい場合、車両の運転状況に応じて吸気系に導入するに当たり、インジェクション噴射制御、パージ量制御に複雑な補正式が必要になるという課題がある。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、キャニスターの大型化を抑制すると共に、複雑な補正を行うことなしに蒸発燃料を容易に吸気系に導入可能な車両の蒸発燃料処理装置を提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、
燃料を貯留する燃料タンク(5)と、
内部に吸着材が充填され蒸発燃料を吸着し貯留するキャニスター(11)と、
前記燃料タンク(5)と前記キャニスター(11)とを連通するチャージ通路(10)と、
前記キャニスター(11)と内燃機関(E)の吸気系(2)とを連通するパージ通路(14)と、
前記キャニスター(11)と外部とを連通する大気開放通路(13)と
を有する車両の蒸発燃料処理装置において、
前記燃料タンク(5)からの蒸発燃料を前記キャニスター(11)を介さずに前記パージ通路(14)に供給可能なダイレクトパージ通路(16)と、
前記パージ通路(14)に設けられ、前記キャニスター(11)と前記内燃機関(E)の吸気系(2)との連通状態を開閉制御するパージ制御弁(15)と、
前記ダイレクトパージ通路(16)に設けられ、前記燃料タンク(5)と前記内燃機関(E)の吸気系(2)との連通状態を開閉制御するダイレクトパージ制御弁(17)と、
前記チャージ通路(10)に設けられ、所定圧で開弁する2方向弁(12)とを備え、
前記内燃機関(E)が稼動している際に、前記ダイレクトパージ制御弁(17)を閉状態、前記パージ制御弁(15)を開状態にすることで前記キャニスター(11)に吸着されている蒸発燃料を前記内燃機関(E)の吸気系(2)にパージするパージモードと、
前記パージ制御弁(15)を閉状態、前記ダイレクトパージ制御弁(17)を開状態にすることで前記燃料タンク(5)内の蒸発燃料を吸気系(2)にパージするダイレクトパージモードとを有することを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載の発明において、
前記内燃機関(E)の排気系に取り付けられ排気中の酸素濃度を検出するOセンサ(19)と、
前記燃料タンク(5)から供給される燃料を噴射するインジェクタ(4)と、
車速を検出する車速センサ(20)と、
前記Oセンサ(19)および前記車速センサ(20)の各検出結果に基づき前記インジェクタ(4)の噴射量を決定する制御部(18)とを備え、
該制御部(18)は、
前記内燃機関(E)が始動されて所定の車速に達すると前記パージモードを開始し、このパージモードの開始と共に、前記Oセンサ(19)による検出結果に基づき前記インジェクタ(4)の噴射量を減少させ、前記Oセンサ(19)の検出結果に基づき酸素濃度が所定濃度を上回ったと判定された場合に、前記ダイレクトパージモードを開始し、その後、再度酸素濃度が所定濃度を上回った場合に前記キャニスター(11)によるパージおよび前記燃料タンク(5)内の蒸発燃料によるダイレクトパージが完了したと判定し、前記インジェクタ(4)の噴射量を前記Oセンサ(19)による検出結果に基づき増加させることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、請求項1に記載の発明において、
前記内燃機関(E)の排気系に取り付けられ排気中の酸素濃度を検出するOセンサ(19)と、
前記燃料タンク(5)から供給される燃料を噴射するインジェクタ(4)と、
前記内燃機関(E)を冷却する冷却液の温度を検出する温度センサ(21)と、
前記Oセンサ(19)および前記温度センサの各検出結果に基づき前記インジェクタ(4)の噴射量を決定する制御部(18)とを備え、
該制御部(18)は、
前記内燃機関(E)が始動されて前記冷却液の温度が所定温度に達すると前記パージモードを開始し、このパージモードの開始と共に、前記Oセンサ(19)による検出結果に基づき前記インジェクタ(4)の噴射量を減少させ、前記Oセンサ(19)の検出結果に基づき酸素濃度が所定濃度を上回ったと判定された場合に、前記ダイレクトパージモードを開始し、その後、再度酸素度が所定濃度を上回った場合に前記キャニスターによるパージおよび前記燃料タンク(5)内の蒸発燃料によるダイレクトパージが完了したと判定し、前記インジェクタ(4)の噴射量を前記Oセンサ(19)による検出結果に基づき増加させることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の発明において、
前記ダイレクトパージ通路(16)は、前記2方向弁(12)よりも前記燃料タンク(5)側の前記チャージ通路(10)から分岐され、前記パージ制御弁(15)よりも前記内燃機関(E)の吸気系(2)側の前記パージ通路(14)に合流されることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の発明において、
前記ダイレクトパージ通路(16)は、前記燃料タンク(5)の気相部から前記パージ通路(14)に合流接続されることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、キャニスターに吸着されている蒸発燃料を内燃機関の吸気系にパージするパージモードに加えて、燃料タンク内の蒸発燃料を内燃機関の吸気系にパージするダイレクトパージモードを備えることで、内燃機関の稼働中に燃料タンク内に貯留された燃料の揮発しやすい成分をパージして、燃料の揮発しやすい成分を減少させ、駐車中など内燃機関が稼動していないときに発生する蒸発燃料を低減することができるため、キャニスターの大型化を抑制することができる効果がある。また、キャニスターを経由せずに、ダイレクトパージモードにより燃料タンク内の蒸発燃料を直接的に内燃機関の吸気系にパージすることができるため、パージモードでキャニスターを経由する場合の蒸発燃料の濃度変化をダイレクトパージでの蒸発燃料でならせるので、複雑な補正を行うことなしに燃料タンク内の蒸発燃料をパージすることができる効果がある。
請求項2に記載した発明によれば、請求項1の効果に加え、車速センサにより検出された車速が例えば内燃機関が安定燃焼となる所定の車速に達した場合にパージモードを開始することで、キャニスターに貯留された蒸発燃料が内燃機関の吸気系にパージされ、その際、内燃機関の吸気系に供給される燃料が少ないほど酸素濃度が高くなるので、このパージ分だけインジェクタの燃料噴射量が減少制御されることとなる。そして、キャニスターに貯留された蒸発燃料が殆んどパージされて無くなり内燃機関の吸気系へのパージ量が低下すると排気中の酸素濃度が増加し、この酸素濃度が所定濃度を上回った場合にダイレクトパージモードが開始される。このダイレクトパージモードにより燃料タンク内の蒸発燃料が直接的に内燃機関の吸気系にパージされ、排気中の酸素濃度が低下される。その後、燃料タンクの蒸発燃料が殆んどパージされて無くなり内燃機関の吸気系へのパージ量が低下して、再度、排気中の酸素濃度が増加して所定濃度を上回ると、ダイレクトパージが完了したと判定されインジェクタの噴射量が増加されることとなる。したがって、車速センサおよびOセンサの検出結果に基づいてパージモードとダイレクトパージモードとを切替えることで、蒸発燃料を全てキャニスターを介してパージする場合と比較して複雑な制御を行うことなしにキャニスターおよび燃料タンクの蒸発燃料を内燃機関の吸気系へパージすることができる。また、燃料タンク内の蒸発燃料が走行中にパージされるため、駐車中など内燃機関が稼動していないときの燃料タンク内の蒸発燃料を低減してキャニスターを小型化することができる効果がある。
請求項3に記載した発明によれば、請求項1の効果に加え、温度センサにより検出された温度が、例えば内燃機関が安定燃焼となる所定の温度に達した場合に、パージモードを開始することで、キャニスターに貯留された蒸発燃料が内燃機関の吸気系にパージされ、その際、内燃機関の吸気系に供給される燃料が少ないほど酸素濃度が高くなるので、このパージ分だけインジェクタの燃料噴射量が減少制御されることとなる。そして、キャニスターに貯留された蒸発燃料が殆んどパージされて無くなり内燃機関の吸気系へのパージ量が低下すると排気中の酸素濃度が増加し、この酸素濃度が所定濃度を上回った場合にダイレクトパージモードが開始される。このダイレクトパージモードにより燃料タンク内の蒸発燃料が直接的に内燃機関の吸気系にパージされ、排気中の酸素濃度が低下される。その後、燃料タンクの蒸発燃料が殆んどパージされて無くなり内燃機関の吸気系へのパージ量が低下して、再度、排気中の酸素濃度が増加して所定濃度を上回ると、ダイレクトパージが完了したと判定されインジェクタの噴射量が増加されることとなる。したがって、温度センサおよびOセンサの検出結果に基づいてパージモードとダイレクトパージモードとを切替えることで、蒸発燃料を全てキャニスターを介してパージする場合と比較して複雑な制御を行うことなしにキャニスターおよび燃料タンクの蒸発燃料を内燃機関の吸気系へパージすることができる。また、燃料タンク内の蒸発燃料が走行中にパージされるため、駐車中など内燃機関が稼動していないときの燃料タンク内の蒸発燃料を低減してキャニスターを小型化することができる効果がある。
請求項4に記載した発明によれば、請求項1乃至3の何れか一項の効果に加え、燃料タンクの蒸発燃料を、チャージ通路、ダイレクトパージ通路、および、パージ通路を介して内燃機関の吸気系に供給することができるため、通路長を短縮化することができるため、軽量化を図ることができる効果がある。
請求項5に記載した発明によれば、請求項1乃至3の何れか一項の効果に加え、大気開放通路から取り込まれる空気をチャージ通路を介して燃料タンクの気相部に供給することが可能となり、燃料タンク内の燃料の揮発しやすい成分をより積極的に蒸発させてパージすることが可能となるため、駐車中など内燃機関が稼動していないときに発生する蒸発燃料を低減して、更なるキャニスターの小型化を図ることが可能になる効果がある。
本発明の実施形態における車両の蒸発燃料処理装置の概略構成図である。 上記蒸発燃料処理装置の制御部で実行される制御処理のフローチャートである。 上記蒸発燃料処理装置のパージモードおよびダイレクトパージモードとの実行タイミングを示すタイミングチャートである。 上記実施形態の変形例における図1に相当する概略構成図である。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、この実施形態の蒸発燃料処理装置1の概略構成を示している。この蒸発燃料処理装置1は、鞍乗り型車両である例えば自動二輪車に搭載され、この自動二輪車には走行用の内燃機関Eが搭載されている。内燃機関Eには、吸気系を構成するスロットルボディ(THB)2を経由してエアクリーナーボックス(AC)3から外気が導入される一方、燃料噴射装置であるインジェクタ4が取り付けられ、このインジェクタ4により内燃機関Eの燃焼室内に燃料が噴射される。
インジェクタ4には、ガソリン等の燃料を貯留する燃料タンク5から燃料を供給する燃料供給通路6の一端が接続される。また燃料供給通路6の他端は、燃料タンク5の内部に取り付けられた燃料ポンプ7に接続される。この燃料ポンプ7が駆動されると燃料タンク5内の液体燃料は、燃料供給通路6を介してインジェクタ4に向けて圧送される。
燃料タンク5の上部開口には、フューエルフィラーキャップ8が開閉可能に取り付けられ、このフューエルフィラーキャップ8には、蒸発した燃料である気相と蒸発していない燃料である液相とをラビリンス構造などにより分離する気液分離手段9が一体的に取り付けられている。この気液分離手段9は、例えば、環状に形成され、その蒸発燃料のみが導入される気相部には、チャージ通路10の一端が接続される。このチャージ通路10は、燃料タンク5と蒸発燃料を貯留するキャニスター11との間を連通する通路であって、その途中には、所定圧で開弁する2方向弁12が配置される。
キャニスター11には、キャニスター11とエアクリーナーボックス3とを連通し、エアクリーナーボックス3を介して大気開放される大気開放通路13と、キャニスター11に流入した液体燃料を排出するドレン(DRAIN)通路Dと、キャニスター11とスロットルボディ2とを連通するパージ通路14とがそれぞれ接続される。パージ通路14には、キャニスター11とスロットルボディ2との連通状態を、制御部18からの制御信号に従って開弁および閉弁するパージ制御弁15が配置される。
キャニスター11は、その内部に活性炭などの吸着材を有しており、チャージ通路10を介して相対的に濃度の高い蒸発燃料が含まれる気体が導入されると、この気体に含まれる蒸発燃料を吸着材に吸着して貯留する一方、蒸発燃料の濃度が非常に低い例えば大気が内燃機関Eの始動に伴う吸気負圧によってエアクリーナーボックス3から導入されると、吸着材に吸着されている蒸発燃料を吐出する。
チャージ通路10には、2方向弁12よりも燃料タンク5側にダイレクトパージ通路16の一端が分岐接続される。このダイレクトパージ通路16の他端は、パージ通路14のパージ制御弁15よりもスロットルボディ2側に合流接続される。このダイレクトパージ通路16の途中には、燃料タンク5とスロットルボディ2との連通状態を、制御部18からの制御信号に従って開弁および閉弁するダイレクトパージ制御弁17が配置される。
パージ制御弁15とダイレクトパージ制御弁17とは、それぞれ圧力制御用の制御弁であって、例えば、プレッシャーコントロール型のソレノイドバルブ等を用いることができる。なお、チャージ通路10とパージ通路14との間をバイパスするようにダイレクトパージ通路16を設ける場合について説明したが、図1に破線で囲った部分をユニット化して一体的に形成してもよい。また、図1の破線で囲った部分は、燃料タンク5からキャニスター11、燃料タンク5からスロットルボディ2、および、キャニスター11からスロットルボディ2への連通が選択可能であれば上記構成に限られず、例えば三方弁を用いるようにしても良い。
制御部18は、内燃機関Eの排気中の酸素濃度を検出するOセンサ19と車速を検出する車速センサ20とが接続され、これらOセンサ19および車速センサ20の検出結果がそれぞれ入力される。さらに、制御部18には、上述したインジェクタ4が接続されており、制御部18は、Oセンサ19の検出結果に基づいて酸素量が所定範囲となるようにインジェクタ4の噴射量をフィードバック制御する。
制御部18は、内燃機関Eが稼動しているときに、ダイレクトパージ制御弁17を閉状態にすると共にパージ制御弁15を開状態にすることでキャニスター11に貯留されている蒸発燃料をスロットルボディ2へパージするパージモードと、パージ制御弁15を閉状態にするとともにダイレクトパージ制御弁17を開状態にすることで燃料タンク5内の蒸発燃料をスロットルボディ2へ直接的にパージするダイレクトパージモードとをそれぞれ実行可能に構成される。
この実施形態の蒸発燃料処理装置1は、上述した構成を備えており、次に、この蒸発燃料処理装置1の制御部18における制御処理について図2のフローチャートを参照しながら説明する。なお、イグニッションがOFFの初期状態では、上述したパージ制御弁15、および、ダイレクトパージ制御弁17は閉状態とされる。
まず、内燃機関Eが稼動していない駐車状態(IG_OFF)からイグニッションがON(IG_ON)されて内燃機関Eが始動されると(ステップS11でYes)、車速センサ20により検出された車速が、内燃機関Eの安定燃焼を判定するために予め設定された所定の車速(閾値)よりも大きいか否かを判定する(ステップS12)。この判定の結果、車速よりも大きいと判定された場合、すなわち車速が所定の車速に達している場合(ステップS12でYes)、キャニスター11に貯留された蒸発燃料をスロットルボディ2へパージするべくパージ制御弁15を開状態とするパージモードを実行(ON)する(ステップS13)。なお、ダイレクトパージ制御弁17は初期状態のまま閉状態とされる。
パージモードが開始されると、蒸発燃料が内燃機関Eの吸気に加わるため、空燃比が変化して排気に含まれる酸素濃度が変化するので、この酸素濃度が内燃機関Eの稼動に最適な範囲内となるように、パージを行っていないときの噴射量よりも蒸発燃料が吸気に加わる分インジェクタ4(INJ)による燃料(液相)の噴射量が減少される(ステップS14)。
次いで、Oセンサ19の検出結果に基づき酸素濃度が増加しているか(多いか)否かを判定する(ステップS15)。より具体的には、Oセンサ19により検出された酸素濃度が予め設定された所定濃度(閾値)を上回ったか否かを判定する。ここで、パージによりキャニスター11に貯留されている蒸発燃料の残量が少なくなると、内燃機関Eに供給される燃料が薄くなり、排気に含まれる酸素濃度が増加傾向となる。つまり、上記判定は、Oセンサ19の検出結果に基づいて、キャニスター11に貯留されている蒸発燃料の残量が少なくなったことを判定している。なお、キャニスター11からのパージ中に酸素濃度に応じてインジェクタ4の燃料噴射量を制御する設定となっている場合には酸素濃度の増加が頭打ちになるが、この場合は当該燃料噴射量の増加制御の程度によりキャニスター11の蒸発燃料の残量を判定することができる。
上記判定により、酸素濃度が所定濃度を上回った場合、すなわち酸素濃度が増加したと判定された場合には(ステップS15でYes)、パージ制御弁15を閉制御すると共にダイレクトパージ制御弁17を開制御して、燃料タンク5内の蒸発燃料をキャニスター11を経由することなしにスロットルボディ2へパージするダイレクトパージモードを開始(ON)する(ステップS16)。このダイレクトパージモードの開始により、排気に含まれる酸素濃度が減少する。その後、燃料タンク5内の蒸発燃料が少なくなったことを判定するべく、再び、酸素濃度が増加したか否かを判定する(ステップS17)。この判定の結果、酸素濃度が増加したと判定された場合には(ステップS17でYes)、インジェクタ4の噴射量をダイレクトパージの蒸発燃料の減少分だけ増加させて(ステップS18)、Oセンサ19の検出結果に基づく通常の燃料噴射制御を行う。
つまり、内燃機関Eの稼働中は、常時、燃料タンク5内に発生した蒸発燃料をスロットルボディ2へパージさせる。そして、ON状態のイグニッションがOFFされたか否かを判定して(ステップS19)、イグニッションがOFFになったと判定された場合には、内燃機関Eが停止状態となるので、燃料タンク5およびキャニスター11の何れからのパージをも終了(パージOFF)させる(ステップS20)。
次に、キャニスター11における蒸発燃料の貯留量、燃料タンク5の蒸発燃料によるパージ量、および、インジェクタ4による噴射量の推移について図3および下記表を参照しながら説明する。なお、図3の横軸はそれぞれに共通な時間軸である。
まず、時刻t1で内燃機関Eの稼動が停止されると、燃料タンク5内の蒸発燃料が増加して、所定圧力に達すると、チャージ通路10の2方向弁12が開弁されて、燃料タンク5内の蒸発燃料がキャニスター11に導入される。これにより徐々にキャニスター11における蒸発燃料の貯留量が増加し、イグニッションがONされる直前の時刻t2に至る。その後、時刻t3でイグニッションがONされて内燃機関Eが稼動されると、インジェクタ4による燃料噴射が開始されると共に、キャニスター11からのパージ(パージモード)が開始される。この際、インジェクタ4の燃料噴射量は、パージ分だけ減少された比較的低い燃料噴射量とされる。
その後、キャニスター11の貯留量がパージにより徐々に減少し、時刻t4で排気中の酸素濃度が所定濃度よりも増加すると、キャニスター11の蒸発燃料が殆んど無くなった状態であるので、時刻t5で、燃料タンク5からのパージ(ダイレクトパージモード)が開始される。すると、燃料タンク5からの蒸発燃料が比較的急峻に立ち上がる。その後、燃料タンク5内の蒸発燃料に応じた所定時間が経過すると、燃料タンク5内の蒸発燃料が減少し始める。そして時刻t6で、燃料タンク5内の蒸発燃料が殆んど無くなった状態となり排気中の酸素濃度が所定濃度よりも増加すると、酸素濃度の増加に応じてインジェクタ4の燃料噴射量が増加される。そして、時刻t7では、ほぼインジェクタ4の燃料噴射のみで内燃機関Eが稼動される状態となる。なお、以下の表では、キャニスター11の蒸発燃料が殆んど無くなった状態、および、燃料タンク5の蒸発燃料が殆んど無くなった状態を「空」と記載している。
Figure 2012211564
したがって、上述した実施形態の蒸発燃料処理装置によれば、キャニスター11に吸着されている蒸発燃料を内燃機関Eのスロットルボディ2にパージするパージモードに加えて、燃料タンク5内の蒸発燃料を内燃機関Eのスロットルボディ2にパージするダイレクトパージモードを備えることで、内燃機関Eの稼働中に燃料タンク5内に貯留された燃料の揮発しやすい成分をパージして、燃料タンク5内の燃料の揮発しやすい成分を減少させ、駐車中など内燃機関Eが稼動していないときに発生する蒸発燃料を低減することができるため、キャニスター11の大型化を抑制することができる。
また、キャニスター11を経由せずに、ダイレクトパージモードにより燃料タンク5内に貯留された蒸発燃料を直接的に内燃機関Eのスロットルボディ2にパージすることができるため、パージモードでキャニスター11を経由する場合の蒸発燃料の濃度変化をダイレクトパージでの蒸発燃料でならせるので、複雑な補正を行うことなしに燃料タンク5内の蒸発燃料をパージすることができる。
さらに、車速センサ20およびOセンサ19の検出結果に基づいてパージモードとダイレクトパージモードとを切替えることで、蒸発燃料を全てキャニスター11を介してパージする場合と比較して複雑な制御を行うことなしにキャニスター11および燃料タンク5の蒸発燃料をスロットルボディ2へパージすることができる。
そして、燃料タンク5内の蒸発燃料が走行中にパージされるため、駐車中などに発生する燃料タンク5内の蒸発燃料を低減してキャニスター11を小型化することができる。
また、燃料タンク5の蒸発燃料を、チャージ通路10、ダイレクトパージ通路16、および、パージ通路14を介してスロットルボディ2に供給することができるため、パージ用の通路長を短縮化することができるため、軽量化を図ることができる。
なお、この発明は上述した実施形態の構成に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で設計変更可能である。
例えば、鞍乗り型電動車両は、車体を跨いで乗車可能な車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪の車両(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)および四輪の車両も含まれる。
また、上述した実施形態では、チャージ通路10にダイレクトパージ通路16の一端が分岐接続される場合について説明したが、この構成に限られず、例えば、図4に示すように、ダイレクトパージ通路16の一端を気液分離手段9の気相部に接続するようにしてもよい。このように構成することで、図4中矢印で示すように、大気開放通路13から取り込まれる空気をチャージ通路10を介して燃料タンク5の気相部に供給することが可能となり、燃料タンク5内の燃料の揮発しやすい成分をより積極的に蒸発させて、より多くの蒸発燃料をスロットルボディ2へパージすることが可能となるため、駐車中など内燃機関Eが稼動していないときに発生する蒸発燃料を低減して、更なるキャニスター11の小型化を図ることが可能になる。
さらに、上述した実施形態では、車速センサ20の検出結果に基づいて内燃機関Eの安定燃焼を判定する場合について説明したが、この構成に限られず、例えば、内燃機関Eを冷却する冷却液の温度を監視する温度センサ21(図1、図4参照)の検出結果に基づいて、冷却液の温度が予め設定された所定温度に達した場合に、安定燃焼されていると判定するようにしてもよい。
2 スロットルボディ(吸気系)
5 燃料タンク
4 インジェクタ
11 キャニスター
12 2方向弁
13 大気開放通路
14 パージ通路
15 パージ制御弁
16 ダイレクトパージ通路
17 ダイレクトパージ制御弁
18 制御部
19 Oセンサ
20 車速センサ
21 温度センサ

Claims (5)

  1. 燃料を貯留する燃料タンク(5)と、
    内部に吸着材が充填され蒸発燃料を吸着し貯留するキャニスター(11)と、
    前記燃料タンク(5)と前記キャニスター(11)とを連通するチャージ通路(10)と、
    前記キャニスター(11)と内燃機関(E)の吸気系(2)とを連通するパージ通路(14)と、
    前記キャニスター(11)と外部とを連通する大気開放通路(13)と
    を有する車両の蒸発燃料処理装置において、
    前記燃料タンク(5)からの蒸発燃料を前記キャニスター(11)を介さずに前記パージ通路(14)に供給可能なダイレクトパージ通路(16)と、
    前記パージ通路(14)に設けられ、前記キャニスター(11)と前記内燃機関(E)の吸気系(2)との連通状態を開閉制御するパージ制御弁(15)と、
    前記ダイレクトパージ通路(16)に設けられ、前記燃料タンク(5)と前記内燃機関(E)の吸気系(2)との連通状態を開閉制御するダイレクトパージ制御弁(17)と、
    前記チャージ通路(10)に設けられ、所定圧で開弁する2方向弁(12)とを備え、
    前記内燃機関(E)が稼動している際に、前記ダイレクトパージ制御弁(17)を閉状態、前記パージ制御弁(15)を開状態にすることで前記キャニスター(11)に吸着されている蒸発燃料を前記内燃機関(E)の吸気系(2)にパージするパージモードと、
    前記パージ制御弁(15)を閉状態、前記ダイレクトパージ制御弁(17)を開状態にすることで前記燃料タンク(5)内の蒸発燃料を吸気系(2)にパージするダイレクトパージモードとを有することを特徴とする車両の蒸発燃料処理装置。
  2. 前記内燃機関(E)の排気系に取り付けられ排気中の酸素濃度を検出するOセンサ(19)と、
    前記燃料タンク(5)から供給される燃料を噴射するインジェクタ(4)と、
    車速を検出する車速センサ(20)と、
    前記Oセンサ(19)および前記車速センサ(20)の各検出結果に基づき前記インジェクタ(4)の噴射量を決定する制御部(18)とを備え、
    該制御部(18)は、
    前記内燃機関(E)が始動されて所定の車速に達すると前記パージモードを開始し、このパージモードの開始と共に、前記Oセンサ(19)による検出結果に基づき前記インジェクタ(4)の噴射量を減少させ、前記Oセンサ(19)の検出結果に基づき酸素濃度が所定濃度を上回ったと判定された場合に、前記ダイレクトパージモードを開始し、その後、再度酸素濃度が所定濃度を上回った場合に前記キャニスター(11)によるパージおよび前記燃料タンク(5)内の蒸発燃料によるダイレクトパージが完了したと判定し、前記インジェクタ(4)の噴射量を前記Oセンサ(19)による検出結果に基づき増加させることを特徴とする請求項1に記載の車両の蒸発燃料処理装置。
  3. 前記内燃機関(E)の排気系に取り付けられ排気中の酸素濃度を検出するOセンサ(19)と、
    前記燃料タンク(5)から供給される燃料を噴射するインジェクタ(4)と、
    前記内燃機関(E)を冷却する冷却液の温度を検出する温度センサ(21)と、
    前記Oセンサ(19)および前記温度センサの各検出結果に基づき前記インジェクタ(4)の噴射量を決定する制御部(18)とを備え、
    該制御部(18)は、
    前記内燃機関(E)が始動されて前記冷却液の温度が所定温度に達すると前記パージモードを開始し、このパージモードの開始と共に、前記Oセンサ(19)による検出結果に基づき前記インジェクタ(4)の噴射量を減少させ、前記Oセンサ(19)の検出結果に基づき酸素濃度が所定濃度を上回ったと判定された場合に、前記ダイレクトパージモードを開始し、その後、再度酸素度が所定濃度を上回った場合に前記キャニスターによるパージおよび前記燃料タンク(5)内の蒸発燃料によるダイレクトパージが完了したと判定し、前記インジェクタ(4)の噴射量を前記Oセンサ(19)による検出結果に基づき増加させることを特徴とする請求項1に記載の車両の蒸発燃料処理装置。
  4. 前記ダイレクトパージ通路(16)は、前記2方向弁(12)よりも前記燃料タンク(5)側の前記チャージ通路(10)から分岐され、前記パージ制御弁(15)よりも前記内燃機関(E)の吸気系(2)側の前記パージ通路(14)に合流されることを特徴とする請求項1乃至3に記載の車両の蒸発燃料処理装置。
  5. 前記ダイレクトパージ通路(16)は、前記燃料タンク(5)の気相部から前記パージ通路(14)に合流接続されることを特徴とする請求項1乃至3に記載の車両の蒸発燃料処理装置。
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