JPH05133290A - 蒸発燃料処理装置 - Google Patents

蒸発燃料処理装置

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JPH05133290A
JPH05133290A JP29331791A JP29331791A JPH05133290A JP H05133290 A JPH05133290 A JP H05133290A JP 29331791 A JP29331791 A JP 29331791A JP 29331791 A JP29331791 A JP 29331791A JP H05133290 A JPH05133290 A JP H05133290A
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JP
Japan
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canister
temperature
fuel
evaporated fuel
temperature sensor
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JP29331791A
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English (en)
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Yoshihiro Shikame
義弘 鹿目
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は内燃機関の運転中にキャニスタ内の
吸着剤に吸着された蒸発燃料を、内燃機関の吸気通路へ
放出して燃焼室内で燃焼させる蒸発燃料処理装置に関
し、車両停止前のキャニスタの吸着能力を常にある値以
上保持することを目的とする。 【構成】 キャニスタ30はベーパ出入口近傍、大気導
入部近傍及びそれらの中間位置の温度を検出する温度セ
ンサ41,42及び43が設けられる。温度センサ43
の検出温度T3 が温度センサ42の検出温度T2 より第
1の所定値以上大きくなると、VSV61を切換えてキ
ャニスタ30への蒸発燃料の導入を阻止する。温度セン
サ41の検出温度T1 が温度センサ42の検出温度T2
より第2の所定値以上小さくなると、VSV61を切換
えてキャニスタ30への蒸発燃料の導入阻止を解除す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蒸発燃料処理装置に係
り、特に内燃機関の運転中にキャニスタ内の吸着剤に吸
着された蒸発燃料を、内燃機関の吸気通路へ放出して燃
焼室内で燃焼させる蒸発燃料処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より車両の燃料タンクから発生する
蒸発燃料(ベーパ)をキャニスタ内の活性炭に吸着さ
せ、内燃機関の吸気負圧を利用してキャニスタへ大気を
導入し、その大気により上記吸着された燃料を脱離して
内燃機関の吸気通路へ放出(パージ)し、燃焼室内で燃
焼させることにより、蒸発燃料の大気への放出を防ぐよ
うにした蒸発燃料処理装置は良く知られている。
【0003】燃料タンクからの蒸発燃料の発生には、
車両停止時に地面からの輻射熱による燃料タンクの加熱
によるものと、車両走行時にリターン燃料や排気管の
熱による燃料タンクの加熱によるものとがあり、発生量
そのものは後者の方が多いが、後者の蒸発燃料の発生は
車両走行時であって、蒸発燃料処理装置が作動している
ので、大半の蒸発燃料は上記の蒸発燃料処理装置によっ
て機関燃焼室へ送られている。
【0004】ここで、上記の蒸発燃料処理装置が正常に
作動しているかを監視するために、キャニスタ活性炭層
のベーパ導入部近傍と、大気開放部近傍に夫々温度セン
サを設け、ベーパ吸着時又はパージ時の活性炭層の吸放
熱現象を検出するために上記の2つの温度センサの温度
差を監視するようにした蒸発燃料処理装置の異常検出装
置を本出願人は先に特願平3−99058号にて提案し
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の本出
願人の提案装置では、蒸発燃料吸着状態(量)によっ
て、活性炭層の吸放熱による温度変化の大きい部位が異
なるために、正確な異常判断ができない場合がある。ま
た装置が正常に作動していても、渋滞路や山岳路走行時
などのように走行速度が遅く外気による燃料タンク冷却
効果が殆どなく、また燃料タンク内部の燃料が攪拌され
るような運転状態(カーブ走行時、起伏の激しい路の走
行時など)では、燃料タンクで発生する蒸発燃料量の方
がキャニスタから内燃機関の吸気通路へパージされる燃
料よりも多くなることがあり、この場合はこれらの走行
直後ソークすると、キャニスタが殆ど飽和状態になって
いるので、蒸発燃料がオーバーフローして大気へ漏れ出
てしまう可能性がある。
【0006】この対策として、キャニスタの容量を大幅
アップしたり、パージ流量をアップしたりすること等が
考えられるが、これらはキャニスタが大型化になり車両
への搭載性の問題があり、また多量に蒸発燃料を吸気通
路へパージすると空燃比の変動が大きく、ドライバビリ
ティ上の問題があり、またこれらの対策で全ての運転領
域での炭化水素(HC)のリークを防止できる可能性は
小さい。
【0007】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
車両停止前のキャニスタの吸着余力を常にある値以上保
持することにより、上記の課題を解決した蒸発燃料処理
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の原理構成図を図1に示す。同図に示すように本発明
は、燃料タンク20内の蒸発燃料をキャニスタ30内の
吸着剤に吸着させ、該吸着剤に吸着された燃料を、内燃
機関10の吸気通路11の負圧を利用してキャニスタ3
0に大気を導入し、これにより前記吸着剤に吸着されて
いる燃料を脱離して吸気通路11へ放出する蒸発燃料処
理装置において、第1乃至第3の温度センサ41〜43
と、第1及び第2の温度差検出手段51,52と、切換
手段60とを有する構成としたものである。
【0009】ここで、上記の第1の温度センサ41はキ
ャニスタ30の蒸発燃料の出入口近傍の温度を検出し、
第2の温度センサ42は、キャニスタ30の大気導入口
近傍の温度センサを検出し、第3の温度センサ43は、
キャニスタ30の蒸発燃料出入口と大気導入口との間の
中間位置の温度を検出する。
【0010】また、第1の温度差検出手段51は、第3
の温度センサ43の検出温度が第2の温度センサ42の
検出温度より第1の所定値以上高いことを検出する。更
に第2の温度差検出手段52は、第1の温度センサ41
の検出温度が第2の温度センサ42の検出温度より第2
の所定値以上低いことを検出する。
【0011】また、切換手段60は第1の温度差検出手
段51の検出出力により、燃料タンク20から前記キャ
ニスタへの蒸発燃料の導入を制限し、第2の温度差検出
手段52の検出出力によりキャニスタ30への蒸発燃料
の導入制限を解除する。
【0012】
【作用】キャニスタ30内の吸着剤に蒸発燃料が吸着さ
れると、吸着熱によりキャニスタ30内部の温度が上昇
するのに対し、キャニスタ30の大気導入口近傍の温度
は大気温の影響が極めて大であり、蒸発燃料が吸着剤に
吸着されてもあまり変化しない。従って、第1の温度差
検出手段51は第3の温度センサ43によりキャニスタ
30内の大気導入口と蒸発燃料出入口との間の中間位置
の温度が、大気導入口付近の温度より第1の所定値以上
高いときは、蒸発燃料が第3の温度センサ43の位置付
近まで吸着されたと判断し、切換手段60により蒸発燃
料のキャニスタ30への吸着を制限する。このため、本
発明では第3の温度センサ43が在るキャニスタ30内
の位置を実質的な蒸発燃料吸着終了位置とすることがで
きる。
【0013】また、キャニスタ30内の吸着剤に吸着し
た燃料が大気導入により脱離すると、キャニスタ30の
蒸発燃料出入口近傍の温度は上記脱離による放熱によ
り、キャニスタ30の大気導入口付近の温度よりも低下
する。そこで、第2の温度差検出手段52は第1の温度
センサ41により検出されるキャニスタ30内の蒸発燃
料出入口付近の温度が、第2の温度センサ42により検
出されるキャニスタ30の大気導入口付近の温度より第
2の所定値より低下したと検出したときには、キャニス
タ30内の蒸発燃料の脱離量が大であると判別し、切換
手段60により蒸発燃料のキャニスタ30への吸着の制
限を解除することにより、再び蒸発燃料のキャニスタ3
0の吸着剤への吸着を再開させる。
【0014】
【実施例】図2は本発明の一実施例の構成図を示す。同
図中、図1と同一構成部分には同一符号を付してある。
図2に示す実施例は内燃機関10として火花点火式内燃
機関(エンジン)に適用した例で、吸気管71がサージ
タンク72を介して各気筒毎に設けられているインテー
クマニホルド73に連通されている。吸気管71にはア
クセルペダルに応じて開度が制御されるスロットルバル
ブ74が設けられている。このスロットルバルブ74の
開度はスロットルポジションセンサ75により検出され
る。また、インテークマニホルド73内に一部が突出す
るように、各気筒毎に燃料噴射弁76が配設されてい
る。インテークマニホルド73は吸気弁77を介して燃
焼室78に連通され、更に燃焼室78は排気弁79を介
してエキゾーストマニホルド80に連通されている。8
1はピストンでシリンダ内を上下方向に往復運動する。
【0015】また、燃料タンク20は燃料(例えばガソ
リン)21を収容しており、内部で発生する蒸発燃料
(ベーパ)をベーパ通路81を介してバキューム・スイ
ッチング・バルブ(VSV)61に送出する。このVS
V61は前記した切換手段60を構成する切換弁で、ベ
ーパ通路81をベーパ通路82及びベーパバイパス通路
83のいずれか一方に選択的に連通させる。ベーパバイ
パス通路83はスロットルバルブ74の上流側の吸気管
71に連通されている。
【0016】一方、ベーパ通路82の一端はキャニスタ
30内に連通されている。キャニスタ30は内部に吸着
剤として例えば活性炭31を収容しており、またその下
部に大気導入口32を有し、その上部がパージ通路84
を介してスロットルバルブ74の上流側の吸気管71に
連通されている。またキャニスタ30には前記したよう
に第1乃至第3の温度センサ41〜43が配設されてい
る。
【0017】第1の温度センサ41はキャニスタ30内
のベーパ通路端部(ベーパ入口)33とパージ通路84
との連通部(ベーパ出口)34の各近傍に設けられてい
る。第2の温度センサ42はキャニスタ30の大気導入
口32近傍に設けられている。更に第3の温度センサ4
3は大気導入口32とベーパ入口33及びベーパ出口3
4との中間位置の活性炭31内に設けられている。これ
らの温度センサ41〜43の各温度検出出力はマイクロ
コンピュータ90に供給される。
【0018】マイクロコンピュータ90は前記した第1
の温度差検出手段51及び第2の温度差検出手段52を
ソフトウェア処理により実現する制御装置で、例えば図
3に示す如きハードウェア構成とされている。同図中、
図2と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省
略する。図3において、マイクロコンピュータ90は中
央処理装置(CPU)91,処理プログラムを格納した
リード・オンリ・メモリ(ROM)92,作業領域とし
て使用されるランダム・アクセス・メモリ(RAM)9
3,エンジン停止後もデータを保持するバックアップR
AM94,入力インタフェース回路95,マルチプレク
サ付きA/Dコンバータ97及び入出力インタフェース
回路96などから構成されており、それらはバス98を
介して互いに接続されている。
【0019】A/Dコンバータ97は第1乃至第3の温
度センサ41〜43からの温度検出信号、スロットルポ
ジションセンサ75からの検出信号を入力インタフェー
ス回路95を通して順次切換えて取り込み、それをアナ
ログ・ディジタル変換してバス98へ順次送出する。
【0020】入出力インタフェース回路96はスロット
ルポジションセンサ75からの検出信号などが入力さ
れ、それをバス98を介してCPU91へ入力する一
方、バス98から入力された各信号を燃料噴射弁76及
びVSV61へ送出してそれらを制御する。これによ
り、燃料噴射弁76はその燃料噴射時間インテークマニ
ホルド73を通る空気流中に燃料を噴射する。
【0021】次に本発明の一実施例のVSV切換制御ル
ーチンについて図4を併せ参照して説明する。図4に示
すVSV切換制御ルーチンはマイクロコンピュータ90
により実行されるルーチンで、前記第1及び第2の温度
差検出手段51及び52を構成している。図2及び図4
において、機関運転状態において、VSV61がベーパ
通路81と82を夫々連通するような接続状態にあるも
のとする。
【0022】この状態においては、燃料タンク20内で
発生した蒸発燃料はベーパ通路81,VSV61及びベ
ーパ通路82を夫々介してキャニスタ30に入力され、
活性炭31に吸着される。この活性炭31に吸着された
燃料は吸気管71の負圧により、大気導入口32から大
気がキャニスタ30内に導入されることにより脱離さ
れ、パージ通路84を通して吸気管71に放出され、更
にこれよりサージタンク92,インテークマニホルド7
3を通して燃焼室78に供給されて燃焼される。キャニ
スタ30は上記の吸着燃料の脱離により再生され、次の
蒸発燃料の吸着に備える。従って、この状態において
は、キャニスタ30は蒸発燃料の吸着と吸着燃料のパー
ジを行なっている。
【0023】この状態において、第3の温度センサ43
の検出温度T3 が第2の温度センサ42の検出温度T2
よりも例えば30℃以上になったか否か検出し(ステッ
プ101)、30℃以上になったと検出されたときは蒸
発燃料が第3の温度センサ43付近まで吸着された結
果、キャニスタ30内の吸着能力が半減したと判断す
る。そして、この場合は残りのキャニスタ30内の吸着
能力を車両停止時の蒸発燃料の吸着用に残すため、マイ
クロコンピュータ90はVSV61へ切換信号を発生出
力して、VSV61をベーパ通路81とベーパバイパス
通路83とが連通するように切換える(ステップ10
2)。
【0024】これにより、燃料タンク21内で発生した
蒸発燃料は、ベーパ通路81,VSV61及びベーパバ
イパス通路83を通して吸気管71へ直接にパージされ
ると共に、キャニスタ30内への導入が阻止される。従
って、T3 −T2 ≧30℃の条件成立時はキャニスタ3
0はパージ通路84を通して吸気管71へ吸着燃料のパ
ージのみを行なうこととなる。
【0025】上記のパージが進行すると、キャニスタ3
0内のベーパ入口33,ベーパ出口34付近の活性炭3
1の温度が低下していく。その結果、第1の温度センサ
41の検出温度T1 が第2の温度センサ42の検出温度
2 より例えば20℃以下に低下したと判定されると
(ステップ103)、マイクロコンピュータ90はキャ
ニスタ30の吸着能力に十分余裕ができたと判断して,
VSV61へ切換信号を送出し、VSV61を再びベー
パ通路81と82を連通させるように切換える(ステッ
プ104)。
【0026】これにより、キャニスタ30への蒸発燃料
の導入制限は解除され、キャニスタ30は再び蒸発燃料
の吸着と、吸着燃料のパージを開始する。なお、この状
態においてT3 −T2 ≧30℃の条件が成立するか否か
再び判定される(ステップ101)が、この条件が成立
しないときはVSV61の切換えは行なわず、T2 −T
1 ≧20℃の条件が成立するか否か判定し(ステップ1
03)、この条件が成立しないときはVSV61の切換
えは行なわず再びステップ101へ進む。
【0027】以下、上記と同様にして、車両運転中はT
3 −T2≧30℃の条件が成立したときのVSV61の
切換えと、T2 −T1 ≧20℃の条件が成立したときの
VSV61の切換えとが交互に行なわれる。これによ
り、本実施例によれば、車両がどのような走行状態を経
て停止状態に入っても、キャニスタ30の吸着能力は常
にある一定量以上残されるため、車両停止時キャニスタ
30の吸着能力飽和による蒸発燃料の大気へのリークは
大幅に軽減される。また、キャニスタ30を小型化する
こともできる。また、3つの温度センサ41〜43によ
る温度比較なので、正確な温度差判断ができる。
【0028】なお、長時間放置や走行停止後短時間で再
走行する場合にはキャニスタ30内の温度はキャニスタ
30が吸着飽和状態にあっても、(T2 −T1 )又は
(T3 −T2 )の温度差はあまりないため、温度差によ
りキャニスタ30内の状態を判別することができない。
そこで、本実施例では機関始動あるいは再始動時には、
タイマにより或る一定時間(例えば5分程度)、温度無
検出時間とし(ただし、パージスタート後)、この間V
SV61をベーパ通路81とベーパバイパス通路83と
を連通する接続状態とすることにより、キャニスタ30
を脱離状態とし、上記一定時間経過後にT2 −T1 ≧2
0℃の条件判定を行なう。
【0029】なお、本発明は上記の実施例に限定される
ものではなく、例えば前記温度しきい値30℃,20℃
は一例であり、これに限定されるものではないことは勿
論である。また、ベーパバイパス通路83及びパージ通
路84には、必要に応じてパージ制御弁を設けてもよ
い。
【0030】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、キャニス
タの蒸発燃料出入口近傍と大気導入口との中間位置に在
る第3の温度センサの位置を実質的な蒸発燃料吸着終了
位置とすることができるため、車両がどのような走行状
態を経て停止状態に入ってもキャニスタの吸着能力は常
に或る一定量以上残され、よって車両停止後にキャニス
タ内の吸着蒸発燃料オーバーフローによる蒸発燃料の大
気へのリークを大幅に軽減することができ、また蒸発燃
料のキャニスタへの導入制限と制限解除とを温度差に応
じて交互に行ない、キャニスタにより蒸発燃料の吸着、
脱離を有効かつ効果的に行なえるようにしたため、従来
に比しキャニスタを小型化することができる等の特長を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の一実施例の構成図である。
【図3】図2中のマイクロコンピュータのハードウェア
構成の一例を示す図である。
【図4】本発明の一実施例のVSV切換制御ルーチンを
示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 内燃機関 11 吸気通路 20 燃料タンク 30 キャニスタ 31 活性炭 32 大気導入口 41 第1の温度センサ 42 第2の温度センサ 43 第3の温度センサ 51 第1の温度差検出手段 52 第2の温度差検出手段 60 切換手段 61 バキューム・スイッチング・バルブ(VSV) 81,82 ベーパ通路 83 ベーパバイパス通路 84 パージ通路 90 マイクロコンピュータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンク内の蒸発燃料をキャニスタ内
    の吸着剤に吸着させ、該吸着剤に吸着された燃料を、内
    燃機関の吸気通路の負圧を利用して前記キャニスタに大
    気を導入し、これにより前記吸着剤に吸着されている燃
    料を脱離して前記吸気通路へ放出する蒸発燃料処理装置
    において、 前記キャニスタの蒸発燃料の出入口近傍の温度を検出す
    る第1の温度センサと、 前記キャニスタの大気導入口近傍の温度を検出する第2
    の温度センサと、 前記キャニスタの前記蒸発燃料の出入口と大気導入口と
    の間の中間位置の温度を検出する第3の温度センサと、 前記第3の温度センサの検出温度が前記第2の温度セン
    サの検出温度より第1の所定値以上高いことを検出する
    第1の温度検出手段と、 前記第1の温度センサの検出温度が前記第2の温度セン
    サの検出温度より第2の所定値以上低いことを検出する
    第2の温度差検出手段と、 前記第1の温度差検出手段の検出出力により、前記燃料
    タンクから前記キャニスタへの蒸発燃料の導入を制限
    し、前記第2の温度差検出手段の検出出力により該キャ
    ニスタへの蒸発燃料の導入制限を解除する切換手段とを
    有することを特徴とする蒸発燃料処理装置。
JP29331791A 1991-11-08 1991-11-08 蒸発燃料処理装置 Pending JPH05133290A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004204829A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Toyota Motor Corp 内燃機関の蒸発燃料処理装置
JP2012211564A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Honda Motor Co Ltd 車両の蒸発燃料処理装置

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