JP2012205304A - 電子増倍画像センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】低輝度レベルでの画像収集を行う電子増倍画像センサを提供する。
【解決手段】各ピクセルは、半導体能動層12の表面に、フォトダイオード領域(PHD)、電荷蓄積ノード18、およびフォトダイオードから蓄積ノードに電荷を転送するための転送構造を含んでいる。転送構造は、フォトダイオードに隣接する第1の転送ゲート(TR1)、蓄積ノードに隣接する第2の転送ゲート(TR2)、および第1と第2の転送ゲートの間に位置する電子増倍増幅構造(AMP)を含んでいる。増幅構造は、2個の別々の加速ゲート(GA、GB)、および2個の加速ゲートの間に位置し、固定された表面電位を有する中間ダイオード領域(DI)を含んでいる。電荷が蓄積ノードに転送される前に転送構造内で移動中に、一連の高および低電位が交互に加速ゲートに印加される。増幅は交替の数に依存する。
【選択図】図2

Description

本発明は画像センサに関し、より具体的には低輝度レベル、および任意選択として高輝度レベルでの画像収集を意図したものに関する。
光度が低いとき、マトリクス画像センサのピクセルはほとんど電子を収集しない。画像を取得するために積分時間を大幅に延ばす必要があるが、これは信号対ノイズ比を悪化させる。
CCD(電荷結合素子)技術において、光により自然に発生した電子から追加的な電子を生じる電子増倍システムをセンサ内に組み込むことは既に提案されている。次いで受信された電気信号は従ってある乗数で増倍される。ノイズも増大するが、信号よりも増大率は低い。
CCD技術におけるこれらの電子増倍原理は、電荷転送ゲート間に存在する電位差を増すことにより、移動中に電子を加速することからなる。そこに伝達されるエネルギーは、これらの原子内の電子を価電子帯から伝導帯へ通過させるべく半導体材料の原子と衝突するのに充分である。これらの電子は電子正孔対を形成し、その電荷担体自身が加速されて更なる衝突を生起させることができる。その結果生じるのが電子増倍現象である。
電子がゲートからゲートへ移動するため上述の現象がCCDセンサに生じ、特定のゲートに掛かる電圧が増大することでこの増倍を生起させるべく電子を大幅に加速することが可能になる。
しかし、各ピクセル内に電荷電圧変換回路(数個のトランジスタ)を含む能動ピクセルセンサにおいて、各積分期間の直後に電子パケットが電圧変換されるため、増倍は不可能である。電子は、ゲートからゲートへ移動しない。しかし、ピクセル内でフォトダイオードと電荷蓄積ノードの間で多ゲート増倍段を使用する能動ピクセルセンサが既に提案されている。しかし、当該段は、特に増倍ゲートの電荷転送が低品質なことに起因して損失を生じる。これらのゲートが互いに重なり合っていれば損失は防げるが、その場合少なくとも2段のゲートを備えた、より高価な技術を用いる必要がある。
本発明は、能動ピクセルを使用するにも拘わらず、たとえ光度が極めて低い場合でも満足な画像を提供する目的で電子増倍を可能にする画像センサを提案する。当該センサは、2段のゲートを使用しない。
センサは半導体基板に形成されていて、各ピクセルは、半導体能動層の表面に、フォトダイオード領域、電荷蓄積ノード、蓄積ノードに蓄積された電荷を読み出す読み出しトランジスタ、蓄積ノードの電位をリセットするリセットトランジスタ、およびフォトダイオードの光により生じた電荷の電荷積分時間経過後にフォトダイオードから蓄積ノードに電荷を転送する転送構造を含んでいて、当該転送構造が、フォトダイオードに隣接する第1の転送ゲート、蓄積ノードに隣接する第2の転送ゲート、および第1と第2の転送ゲートの間に位置して2個の別々の加速ゲートを含む増幅構造、2個の加速ゲートの間に位置し、固定された表面電位を有する中間ダイオード領域、転送ゲートから少なくとも1個の第1の加速ゲートに電荷を転送すべく最初に第1の転送ゲートに第1の転送パルスを印加する手段、次いで一方の加速ゲートからもう一方の加速ゲートへ中間ダイオード領域を通って連続的に電荷を転送すべく加速ゲートに一連の高および低電位を交互に印加する手段、次いで加速ゲートから蓄積ノードに電荷を転送すべく第2の転送ゲートに第2の転送パルスを印加する手段を含むことを特徴とする。
中間ダイオード領域は好適には、「ピン止め」ダイオード、すなわち基準電位に対して固定された表面電位を有するダイオードと呼ばれてものである。固定された表面電位は、ダイオードの上部を基板の電位にある半導体領域と直接接触させることにより得られる。逆電位の交替は、ゲートの下の電位が、固定された表面電位より高いレベルと低いレベルの間で交替するゲート電位(高電位および低電位)である。
以下の記述全体を通じて、ピクセルにより測定される、光により生じて蓄積された電荷は電子であると考えられ、従って、より高い電位が電荷を収集可能な電位井戸を形成するのに対し、より低い電位は電荷転送を防止する電位障壁を形成する。蓄積された電荷は電子ではなく、正孔であると考えられる。原理は同じであるが、電位および半導体領域の導電性の種類を反転させる必要がある。本発明は、専ら電子蓄積を前提に記述する。
半導体基板は、基準電位に維持されたP型半導体能動層を含んでいる。中間ダイオードは、前記層にN型拡散領域を含んでいて、この領域は能動層の電位に接続されたP型表面領域により覆われている。好適には、フォトダイオードはまた、能動層の電位に上げられたP型領域により覆われたれN型拡散層により形成されたピン止めフォトダイオードである(ドーピングレベルは必ずしも中間ダイオードとフォトダイオードの両方に対して同じわけではない)。転送ゲートおよび加速ゲートは、薄い絶縁層によりP型能動層から絶縁されたゲートである。中間ダイオード領域は、絶縁層により覆われていてよい。
好適には、第1の転送ゲートは、なるべく短い距離、いずれにせよ2個の加速ゲート間の距離より短い距離だけ第1の加速ゲートから離されている。同様に、第2の転送ゲートは、2個の加速ゲート間の距離より短い、なるべく短い距離だけ第2の加速ゲートから離されている。
センサは、非増幅モードまたは増幅モード、さもなければ複合モードで動作することができ、複合モードにより、極めて低レベルの発光および極めて高レベルの発光の両方で極めて大きいダイナミックレンジが実現される。
非増幅モードにおいて、加速ゲートに高および低電位が連続的且つ交互に印加されることはない。第1の転送パルスは電荷をフォトダイオードから加速ゲートに転送し、第2の転送パルスは電荷を加速ゲートから蓄積ノードに転送する。
増幅モードにおいて、第1および第2の転送パルスの間のゲートに逆向きの電位が連続的に交互に印加される。
複合モードにおいて、第1の増幅率で加速ゲートに一連の交替電位を印加することにより画像フレームを1個おきに増幅させ、残りのフレームを第2の増幅率で増幅させる(または一切増幅幅させない、すなわち増幅率が1に等しい)ことが可能である。各ピクセルに対する後続の画像処理は、画像またはピクセル発光基準に従い、一方または他方のフレームからの測定値を用いる。
代替的に、複合モードで動作する別の解決策も提供できる。すなわち、積分時間を一連のフレームにわたり2個の部分に分割することにより全く同一のフレームにわたり2個の増倍率を用いて測定を行ない、第1の積分時間から第1の測定値が得られ第2の積分時間から第2の測定値が得られる。センサは次いで、以下の動作のグループを実行する手段を含んでいる。
−第1の積分時間の終了時点におけるフォトダイオードから増幅構造への第1の電子転送、増幅構造における第1の増倍率による増倍、蓄積ノードの電位のリセットおよび読み出し回路における当該電位の後続サンプリング、第1の増倍率による増倍の後での増幅構造から蓄積ノードへの第1の電子転送、当該転送の後での蓄積ノードの電位のサンプリング、
−増幅構造から蓄積ノードへの第1の転送の後、第2の積分時間の終了時点におけるフォトダイオードから増幅構造への第2の電子転送、第2の増倍率による増倍、増幅構造から蓄積ノードへの第2の電荷転送、および蓄積ノードの電位のサンプリング、および
−蓄積ノードへの電子転送の後で取られたサンプルと、蓄積ノードのリセットと当該転送の間に取られたサンプルとの少なくとも1個の差のアナログ/デジタル変換。
2個の積分時間は好適には異なっていて、好適には短い方の時間がより小さい増倍率に対応している。
一実施形態において、ピクセルの所与の行(または所与の列)の第1の加速ゲートが全て互いに接続され、所与の列(または所与の行)の第2の加速ゲートが全て互いに接続されている。ゲートの列および行はアドレス指定可能であるため、関心対象のこの領域に対応する行および列を選択することによりセンサの関心対象の領域のゲート交替電位ことにより増幅を実行することが可能である。そのような行および列のいずれにも属していないピクセルは、一方のゲートにおいて電位が交替するにも拘わらずそれらの2個の加速ゲートで逆向きの電位が交替しないため、電子増幅を受けない。
本発明の他の特徴および利点は、添付の図面を参照しながら以下の詳細な説明を精査することにより明らかになろう。
能動ピクセル画像センサのピクセルの全体構造を示す縦断面図である。 本発明による修正されたピクセルの構造の縦断面図である。 ピクセルの上面図である。 各種の動作ステップを実行する間における半導体の電位を示す図である。 低輝度レベルでのセンサの動作のタイミング図である。 両方の低レベルおよび高レベルの輝度でのセンサの動作のタイミング図である。
図1に、CMOS技術の従来型能動ピクセルの主な要素を示す。ピクセルは、好適にはより重くドーピングされた層(P)の表面に形成されたP型(記号Pは、この軽いドーピングの表記に用いる)の軽くドーピングされた半導体能動層12を含む基板10に形成されている。ピクセルは、周囲を完全に囲む隔離障壁13により、隣接するピクセルから隔離されている。この障壁は、P型井戸の上方の表面隔離溝であってよい。
ピクセルはフォトダイオード領域PHDを含んでいて、その外周は能動層12の深さ内に一部が埋設されたN型半導体領域の輪郭に従う。この埋設領域の上にP型の表面領域16が搭載されていて0基準電位に維持されている。当該フォトダイオードは、「ピン止めされている」(P表面領域の表面電位が固定されている)と言われる。0基準電位は、P能動層に印加されたものである。最も簡単な場合において、これは、能動層の下にあって、自身の電位を能動層に印加しているP型基板の電位である。表面領域16は、例えば領域16が基板10に再結合するP型の深い拡散ゾーン15に接触するという事実によりこのゼロ電位に維持される。電気的接触はまた拡散ゾーン15になされて、この接触により領域16にゼロ電位を印加することができる。
電荷蓄積ノードまたは電荷蓄積領域18は、フォトダイオード領域PHDから遠くに設けられていて、フォトダイオードに蓄積された電荷の蓄積ノードへの転送を許可または禁止すべく機能する絶縁ゲートTRによりそこから離されている。
電荷蓄積ノード18は、能動層12内のN型拡散ゾーンである。蓄積ノード上に接点が形成されることにより、蓄積ノードに含まれている電荷量を電気電圧レベルに変換すべくこの領域の電位をフォロワトランジスタ(図示せず)のゲートに印加することができる。
リセットゲートと呼ばれる別のゲートRSが、蓄積ノードから電荷を、正リセット電位Vrefに接続されたN型の領域である排出ドレイン20内に全て転送すべく機能する。
簡便のため、図面は、ピクセルおよび特に、蓄積ノード18の電位をコピーするためのフォロワトランジスタ、ピクセルに多数の行を有するマトリクスが存在する場合はフォロワトランジスタのソースをマトリクスの列導体に接続可能にするための行選択トランジスタに従来から存在する要素を示さない。これらの要素は、いずれの場合も、フォトダイオードを囲む隔離領域13の外側に位置している。同様に、フォトダイオードPHDの電位をリセットするためのゲートは図1の断面図に示していない。このゲートを用いて、積分期間の開始時点においてフォトダイオード電荷をドレイン(図示せず)に排出する。
ピクセルは一般に以下のように動作する。すなわち、積分時間Tにわたりフォトダイオード領域PHDを発光させることで、電荷(この場合は電子であるが、全ての導電型および印加される電位差の符号が反転されていれば正孔であってよい)を生成する。これらの電荷はフォトダイオードのN領域に蓄積される。時間Tが終了する前に、蓄積ノードの電位は、リセットゲートRSによりVrefにリセットされる。時間T終了時点において、転送パルスがゲートTRに印加され、フォトダイオードに蓄積されている電荷が蓄積ノードへ排出される。新たな積分期間が開始される間、蓄積ノードの電位がフォロワトランジスタ(図示せず)に伝達される。
本発明によれば、2個の加速ゲートを有する電子増倍構造を転送構造に組み込むことにより、電荷をフォトダイオードから蓄積ノード18に転送することが可能になる。
その結果生じるピクセル構造を図2の断面図に、および図3の上面図に示す。
第1に、転送ゲートはここで2個の転送ゲート、すなわち上流転送ゲートTR1および下流転送ゲートTR2に分割される。
第2に、転送ゲートTR1とTR2の間に、間隙により離された2個の加速ゲートGA、GBを含む増幅構造AMPが配置される。この間隙は中間ダイオード領域DIにより占領され、当該領域はフォトダイオードと同様にピン止めダイオードを構成している。これは従って、能動層12内のN型の拡散領域34のフォトダイオードと同様に(但し必ずしも同じドーピングレベルとは限らない)からなり、この領域はP型の表面領域36により覆われている。この領域36は、図2では見えないが、例えばフォトダイオードの領域16に接触する領域15と同様の基板に再結合するP型の深い領域38に接触するという事実により0基準電位に維持されている。
加速ゲートGAは、転送ゲートと同様に絶縁ゲートである。これは、ドーピングが不要な狭い間隙(用いる技術に応じてなるべく狭い)により、第1の上流の第1の転送ゲートTR1から離されている、すなわち、層12により直接形成することができる。同様に、加速ゲートGBは、なるべく狭い間隙により第2の転送ゲートTR2から離されている。
転送構造(ゲートTR1、TR2、ゲートGA、GB、および中間ダイオード領域)は好適には、図示しない吸収性または反射性の不透明な層により、光からマスキングされている。
対象とする転送または増幅フェーズに応じて高または低電位を加速ゲートGA、GBに直接印加すべく電位切換手段が設けられている。これらの切換手段は、ピクセル内に存在しないため図示しない。
図4に、センサの動作原理を説明する能動層12の電位の説明図を示す。センサを通る断面は、線図4A〜4Fに模式的に示す各種ステップの間に井戸および電位障壁が生じる場所を示すために図の上部へ移されている。電位は、従来通り下向きに増大するように示す。
ライン4Aは、フォトダイオードPHDから増幅構造への電荷転送の瞬間における、電荷積分ステップ終了時点での電位を示す。この転送は、ゲートTR1により、当該ゲートを下回るまで電位障壁を下げることにより制御される。電荷は、この瞬間に高電位に上げられたゲートGAの下で排出される。ゲートGBは低電位であるが、高電位であってもよい。中間ダイオードD1は、ここでは基板10の電位である能動層12の基準電位に領域36を維持することにより設定された内蔵電位である。中間ダイオードの内蔵電位は、フォトダイオードの内蔵電位と僅かに異なっていてよい。
この第1の転送の後で、電荷増幅フェーズが生じる。このフェーズは、ライン4B〜4Fに示す交替電位の増倍(数十、数百、または数千)を含んでいる。ゲートGAの下に閉じ込められた電荷は、第1に、ゲートGBの方へ切替えられ(ステップ4B、4C)、次いで再びゲートGAの方へ切替えられる(ステップ4D、4E)。この切り替えは、高電場を確立する電位により生じる。電荷担体加速の影響下で、電子−正孔ペア、従って追加的な電子が各々の切り替えで生成される。切り替えの間のゲインは極めて低いが、切り替えの回数で増倍される。一連のステップ4B〜4EがN回繰り返されて所望の最終増幅率が得られる。無論、電場がこれらの電位に依存し、且つ電場を印加するステップの間における衝突毎に生じる電子の個数が通過する電子に作用する電場に依存するため、回数NはゲートGA、GBに印加される電位に依存する。
より正確には、
−ステップ4Bにおいて、ゲートGBの下の電位障壁が下げられて、当ゲートの下に電位井戸が形成され、GAは高電位に維持される。
−ステップ4Cにおいて、ゲートGAの電位が下がることにより、ゲートGAからゲートGBに電荷を切替える。
−ステップ4Dにおいて、ゲートGAの下に電位井戸が形成される。
−ステップ4Eにおいて、ゲートGBの電位が下がり、ゲートGBからゲートGAに電荷が排出される。
従ってゲートGA、GBには、逆向きの電場が交互に生じ、一方のゲートの電位が中間ダイオードDIの内蔵電位より高い電位障壁を当該ゲートの下に形成し、他方のゲートの下の電位が、中間ダイオードの内蔵電位より深い電位井戸を当該ゲートの下に形成する。
N回連続して交替した後で、処理はステップ4Cで停止し、電荷が転送ゲートの下から蓄積ノード18に転送される。
ステップ4Fはこの最終的な転送を表す。すなわちゲートGAの電位が下がり(ゲートGBの電位は高いままであるのに対し)、転送ゲートTR2の電位は上昇する(ゲートTR1の電位は低く、且つ低いままであるのに対し)。ゲートGBの下に存在する電荷が蓄積ノードに排出され、転送ゲートTR2がその電位を下げることにより閉鎖されている場合、当該ノードに集中する。
中間ダイオードDIの幅、すなわち加速ゲート間の距離は、半導体の電位を少なくともダイオードの中心で固定された状態に維持するのに充分大きい。間隙が狭過ぎる場合、電位は隣接ゲートの影響を受けるであろう。
中間ダイオード領域は、加速ゲートの下に位置する領域とは異なり、決して電荷を蓄積することが無い。中間ダイオード領域は、ゲートGAの下の領域からゲートGBの下の領域へ移動する電荷の通過領域である。
領域36は、薄い絶縁層により覆われていてよい。この絶縁層は、移動が領域36の下の空間で生じ、表面では生じないため、一方のゲートから他方のゲートへ加速される電子により劣化されない。
本画像センサ構造の各種の可能な動作モードについて以下に述べる。
一般に、ピクセルは行および列の形でピクセルのマトリクスの一部を形成し、任意の行のピクセルが行導体によりアドレス指定可能であって、任意の列のピクセルの出力が列導体に接続されている。二重サンプリング読み出し回路が列の下部に配置されていて、ピクセルの行を選択した際に列導体に現れる電位をサンプリングする機能を果たす。列導体に現れる電位は蓄積ノードの電位に対応しており、リセット電位または選択されたピクセルの発光に対応する有用な信号電位であってよい。読み出し回路はリセット電位および有用な電位をサンプリングしてメモリに保存する。読み出し回路は両者の間の差を判定し、当該差をデジタル信号に変換する。
図5のタイミング図は、例えば夜間に見る場合の、低光度でのセンサの一動作モードを示す。
2個の連続するフレームFR1、FR2を図5に示す。
信号GRはフレームの開始時点におけるフォトダイオードの電位のリセットを表し、これは全てのピクセルについて一般的であって、例えば上述のフォトダイオードのリセットゲートを開けることにより実行される。
信号RSは、蓄積ノードの電位をリセットするパルスを表す。この信号は、読み出しの瞬間で各行について連続的に送信される。
列の下部におけるサンプリング信号は、SHR(蓄積ノードリセットレベルのサンプリング)、およびSHS(増幅構造により増幅された電荷が当該ノードへ排出された後での蓄積ノード有用レベルのサンプリング)と表記される。これらの信号は、読出動作を行なう間、1行づつ連続的に送信される。
ラインTR1、TR2は、ゲートTR1、TR2に各々印加されたパルスを表す。信号TR1は全てのピクセルについて一般的に印加されるのに対し、信号TR2は1行ずつ送信される。
ラインGA、GBは、増幅構造のゲートGA、GBに高および低電位が何回も交互に印加される期間を示す。これらの電位は、増幅が要求されるマトリクスのそれら全てのピクセル(例えばマトリクスの全ピクセル、または関心対象領域の全ピクセル)に印加される。
フレームFR1に対する一連のステップは以下の通りである。
−信号GRによりフォトダイオードをリセットし、当該リセットステップの終了時点が全ピクセルの積分期間の開始時点となる。信号GRの終了時点が電荷積分時間Ti1の開始時点を決定する。周期的なフレームの全(定数)期間が最初に一般的なリセット時間、およびこれに続く積分時間Ti1を含むことを考慮すれば、信号GRが長いほど積分時間は短い。
−フォトダイオードにおける電荷積分。および
−全てのピクセルに対して第1の転送ゲートTR1を開き、積分時間Ti1終了時点で増幅構造ゲートGAの下のフォトダイオードから電荷を全て排出し、時間Ti1の終了時点を決定するのはゲートTR1の開放の終了時点である。
この後、次のフレームFR2の電荷積分が開始されるが、第1のフレームから生じる信号の処理は、ゲートGA、GBに交替電位を印加することによる増幅構造の増幅により継続する。交替の回数は、電子の個数を第1の増倍率k1だけ増倍すべく選択されている。
次に、以下の動作が1行づつ連続的に実行される(行をLで表し、これに続く行をLn+1で指す)。
−蓄積ノード18(信号RS)の電位をリセットする。
−列の下部に配置されたサンプリング回路(対象行に対する信号SHR)により、蓄積ノードのリセット電位レベルをサンプリングする。
−対象行について第2の転送ゲートTR2を介してゲートGBから蓄積ノードに電荷を転送する。
−列の下部のサンプリング回路(対象行に対する信号SHS)により、対象行のピクセルの蓄積ノードの電位をサンプリングする。
−2個のサンプル間の差をアナログ/デジタル変換する。
4個の連続的な信号RS、SHR、TR2、SHS、およびアナログ/デジタル変換は、第2のフレームFR2の電荷積分が生じる間、各行について繰り返される。
実行される測定は、変換された値が、蓄積ノードがリセットされた直後に取られた電位サンプルと、電荷が増幅構造から蓄積ノードへ排出された後で取られた後続の電位サンプルとの差であるという意味で、真に相関がある二重サンプリングによる測定である。
低輝度レベルで見る場合、極めて大きい数Nの交替電位が印加される。中程度の輝度レベルで見る場合はより少ない数が印加される。高輝度レベルで見る場合、ゲートGA、GBには逆電位が交互に印加されることは無い。
極めて高コントラストの画像(同一画像内に極めて低輝度のピクセルと高輝度のピクセルが存在)の場合、2個の異なる連続的なフレームFR1、FR2内で2個の異なる増倍率k1、k2を用いて、最も適切な測定値が得られるフレームが各々のピクセルについて選択される。従って、完全な画像を得るために2個のフレームが存在しなければならない。積分時間もまた2個のフレームで異なっていてよい。すなわち、奇数フレームの時間Ti1および偶数フレームの時間Ti2である。好適には、短い方の時間、例えばTi1は、より低い増幅率、例えばk1を有するフレームに対応する。
低い方の増倍率で測定されたピクセルについてアナログ/デジタルコンバータにより確定された数値に対し、異なる条件下で行なわれた測定が同スケールであるように、比率k2/k1、すなわち低い方の増倍率に対する高い方の増倍率の比率を掛ける必要がある。また、短い方の積分時間(例えばTi1)で測定された値に、比率Ti2/Ti1を掛けることも必要である。
積分時間が同一であろうと異なっていようと、2個の異なる増幅率を有する2個のフレームを用いることの短所の一つは、これら2個のフレームが単一画像を形成することを求められていて、そのため画像配信速度が低下するという事実である。
より高速な別の動作モードでは、1個のフレームだけが用いられ、その際に積分時間は2個の部分に分けられている。すなわち、各部分は電子積分および電子の個数の増幅を含んでいて、増幅率は2個の部分で異なる。2個の部分の積分時間は、同じであっても、異なっていてもよい。第1の積分時間には低い方の増幅率と短い方の時間を用いることが好適である。
図6(完全な画像を収集するために1個のフレームしか用いないため、単一のフレームFRを示し、図が煩雑にならないようピクセルの行に対応する信号だけを示す)に示すような各行に対する2回の積分時間の動作は以下の通りである。
−当該行に対する積分期間を開始すべく、対象行について信号GRによりフォトダイオードをリセットする。
−フォトダイオード内で電荷積分を行なう。
−第1の転送ゲートTR1を開いて、第1の好適には短い積分時間Ti1、すなわちフレームの全積分時間の半分より短いか極めて短い時間の終了時点でフォトダイオードから増幅構造に全ての電荷を転送し、フォトダイオードはゲートが閉じると直ちに電荷積分を再開する。
−第1の低増幅率k1または倍率1(増幅無し)で第1の増幅を行なう。
−信号RSにより蓄積ノード電位をリセットする。
−増倍率k1により増幅された電荷を蓄積ノードに転送すべく、第2の転送ゲートTR2を短い時間開き、当該ゲートを再び閉じる。
−第1の転送ゲートTR1を開いて、第2の積分時間Ti2の終了時点を定義し、時間Ti1とTi2の和が当該フレームの全積分時間を構成し、電荷は、増幅構造への2回目の移動および第2の増幅率k2による増幅に対応している。
−第2の増幅終了時点で、且つ増幅された電荷がゲートTR2を介して蓄積ノードに転送される前に、以下のステップが順に実行される。すなわち、現時点で増倍率k1により増幅された第1の積分に対応する蓄積ノードレベルの読み出し回路内での信号shs1による第1のサンプリングを行ない、ついで蓄積ノード(RS)をリセットし、次いで読み出し回路内でリセットレベル(shr)の第2のサンプリングを行なう。
−最後に、第2の積分時間中に、第2の転送ゲートTR2を開き、従って、蓄積ノードに電荷を転送し、当該電荷は第2の増幅率により増幅され、最後に、蓄積ノードレベルの第3のサンプリングshs2(但しこれは条件付きであって体系的ではない)を行ない、第3のサンプリングが生じた場合、第1のサンプリングを代替する。
第3のサンプリングは、ピクセルで測定された発光が、第1の積分時間経過後または第2の積分時間経過後のいずれかにおいて、測定チェーンを飽和させるリスクの存在を示す閾値を上回った場合、実行されない。
第3のサンプリングが実行されなかった場合、第1のサンプルと第2のサンプルの差がデジタル化される。これにより、第1の積分の結果だけを保持することになる。
一方、第3のサンプリングが実行された(飽和のリスクが無い)場合、第3のサンプルで第1のものを代替する。次いで第3と第2のサンプルの差がデジタル化され、これにより第2期間における積分の結果だけを測定することになる。この差は、最初の2個のサンプル間の差のデジタル化とは異なり、真の相関を有する二重サンプリング測定である。
第1のケース(第3のサンプリング無し)で得られた数値に、増倍率、すなわち比率(k2×Ti2)/(k1×Ti1)を掛けて、第2のケース(第3のサンプリング有り)と同じスケールで参照できるようにする。
条件付きの第3のサンプリングを実行するために、第2の測定終了時点、且つ条件付きの第3のサンプリングの瞬間の直前の時点tcompで蓄積ノード電位レベルをテストすることができ、あるいは第1の測定終了時点で蓄積ノード電位レベルをテストすることができる。
読み出し回路は、この目的のためにテスト回路を含んでいて、その作用は信号shs2の生成を許可または禁止することである。当該回路はまた、テストの結果を保存し、その結果を用いて差の測定結果に増倍率(k2×Ti2/k1×Ti1)を掛ける必要がある否かを判定する。
図6に示す、ある行に対する全ての信号は、次のおよび以後の行に対しても同様に、但し時間ΔTずらせて反復されなければならない(いわゆる「ロールシャッタ」動作)。時間ΔTは、3個のサンプルを取り、サンプル間差のアナログ/デジタル変換を行なうために必要な時間である。
ゲートGA、GBが増幅を行なう増幅時間は、積分期間の長さと全ての行の読み出しに必要な時間との差に制限する必要がある点に留意されたい。これは、全ての行が連続的に読み出されるためである。例えば、積分時間が15ミリ秒であって、読み出しに必要な時間が約5ミリ秒(例えば1024行の場合、1行当たり5マイクロ秒)である場合、増幅時間は10ミリ秒に制限されなければならない。
条件付きのサンプリングテストは読み出し回路内で実行される。一例において、閾値コンパレータが、ゲートTR2を介した第2の転送の直後に蓄積ノード電位レベル(列導体に存在)を比較して、第3のサンプリングを許可するかまたは除外する。特に第1の積分時間Ti1が短い方である場合に適用可能な別の例では、アナログ/デジタルコンバータがランプコンバータであって、第1のサンプリングの結果に対して高速な暫定変換を実行し、この高速暫定変換の結果に応じて、条件付きのサンプリングの許可がまたは禁止され、全てのケースで、コンバータは最終変換を再開する。暫定変換は、コンバータの入力コンパレータの出力を観測することからなる。コンパレータは、自身の2個の入力端で、有用な信号およびリセットレベルサンプルを受信する。所定の持続期間の短い線形電圧ランプが有用な信号入力に適用されて有用な信号に追加される。コンパレータは、自身の入力端間の差動電圧がゼロになる都度切替わる。コンパレータは、発光が低い場合、ランプの終了前に切り替わるが、発光が高い場合は切り替わらない。
読み出し回路において2個ではなく3個のサンプリングキャパシタを用いる場合、体系的(無条件)サンプリングshs2を実行することができる。リセットレベル、第1の増倍率での第1の積分時間に対応する測定値レベル、および第2の時間に対応する測定値レベルが各々3個のコンデンサに蓄積される。次いで、第2と第1のコンデンサの電圧間の差のアナログ/デジタル変換、さもなければ第3と第2のコンデンサの電圧間の差の変換が実行される。変換された値は従って、各行について、以下の順序で動作が実行される前提で、真の相関を有する二重サンプリングから生じる値であってよい。
−蓄積ノードレベルのリセットを実行する。
−第1のコンデンサ内で当該レベルのサンプリングを行なう。
−第1の積分の結果(増幅構造により増幅された)を蓄積ノードに転送し、次いで第2の積分時間Ti2終了時点においてフォトダイオードから増幅構造へ転送する。
−第2のコンデンサ内で蓄積ノードレベルのサンプリングを行なう。
−第2の増幅された積分の結果を蓄積ノードに転送する、但し後者を先にリセットされていない。
−第3のコンデンサ内でレベルのサンプリングを行なう。
この動作モードでは、以前と同じ方法で、実行すべき変換を選択するための発光レベル条件が存在する。当該条件は以前と同様であって、サンプリングshs2の許可ではなく、変換に用いるサンプルの選択(第1または第3)に影響する。
最後に、一実施形態において、所与の行のピクセルのゲートGAが行導体により制御され、所与の列のピクセルのゲートGBが列導体により制御される。電位の交替による増幅は、ゲートGAおよびゲートGBの両方が周期的な電位の交替を受信する場合にだけ生じる。ピクセルのいくつかの行だけを選択して、それらのゲートGAに交替電位を印加するための手段、およびピクセルのいくつかの行だけを選択して、それらのゲートGBに別の交替電位を印加するための手段を提供することができ、2個の交替が組み合わされて逆符合の電場を交互に生じさせる。この場合、これらの行と列の交点におけるピクセルだけが、これらのピクセルにおける電子増倍により増幅される。従って、画像における関心対象領域、特に暗い領域を選択して、前記領域に電子増倍により増幅を適用し、他の領域には適用しないことが可能である。
関心対象の領域のこのような選択がもたらす可能性を、全く同一の画像取得に対する2個の異なる増倍率の選択がもたらす可能性と組み合わせることができ、これらの2個の増倍率を同じ関心対象領域に適用することが可能である。
10 基板
12 半導体能動層
13 隔離障壁
15 拡散ゾーン
16 表面領域
18 電荷蓄積ノード
20 排出ドレイン
34 拡散領域
36 表面領域
4A〜4F パルス
AMP 増幅構造
DI 中間ダイオード領域
FR1,FR2 フレーム
GA,GB ゲート
GR リセット信号
k1,k2 増倍率
,Ln+1
PHD フォトダイオード領域
RS リセットパルス
SHR,SHS サンプリング信号
Ti1,Ti2 電荷積分時間
TR1,TR2 転送ゲート

Claims (5)

  1. 半導体基板(10)に形成された能動ピクセルセンサであって、各ピクセルは、半導体能動層(12)の表面に、フォトダイオード領域(PHD)、電荷蓄積ノード(18)、前記蓄積ノードに蓄積された電荷を読み出す読み出しトランジスタ、前記蓄積ノードの電位をリセットするリセットトランジスタ、および前記フォトダイオードの光により生じた電荷の電荷積分時間経過後に前記フォトダイオードから前記蓄積ノードに電荷を転送する転送構造を含んでいて、前記転送構造が、前記フォトダイオードに隣接する第1の転送ゲート(TR1)、前記蓄積ノードに隣接する第2の転送ゲート(TR2)、および前記第1と第2の転送ゲートの間に位置して2個の別々の加速ゲート(GA)および(GB)を含む増幅構造(AMP)、前記2個の加速ゲートの間に位置し、固定された表面電位を有する中間ダイオード領域(DI)、前記転送ゲートから少なくとも1個の第1の加速ゲート(GA)に電荷を転送すべく最初に前記第1の転送ゲート(TR1)に第1の転送パルスを印加する手段、次いで一方の加速ゲートからもう一方の加速ゲートへ前記中間ダイオード領域を通って連続的に電荷を転送すべく前記加速ゲートに一連の高および低電位を交互に印加する手段、次いで前記加速ゲートから前記蓄積ノードに電荷を転送すべく前記第2の転送ゲート(TR2)に第2の転送パルスを印加する手段を含むことを特徴とするセンサ。
  2. 前記中間ダイオード領域が、基準電位に対して固定された表面電位を有するピン止めダイオードであり、逆電位の交替は、ゲートの下の電位が、前記固定された表面電位より高いレベルと低いレベルの間で交替する高電位および低電位であることを特徴とする、請求項1に記載のセンサ。
  3. 前記半導体基板が、前記基準電位に維持されたP型半導体能動層を含み、前記中間ダイオードが、前記層にN型拡散領域を含んでいて、前記領域が前記能動層の電位に接続されたP型表面領域により覆われている、請求項1または2に記載のセンサ。
  4. 偶数フレームと奇数フレームの間で異なる増幅率を適用する手段を含むことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のセンサ。
  5. 同一フレームにわたり連続的に第1の積分時間にわたる測定および第2の積分時間にわたる測定を実行する手段と、第1の時間にわたり実行された積分の増幅の後、または第2の時間にわたり実行された積分の増幅の後で、前記蓄積ノード上の電位レベルに応じて前記2個の測定値のうち1個を選択するための手段とを含むことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のセンサ。
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