JP2008192648A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008192648A
JP2008192648A JP2007022371A JP2007022371A JP2008192648A JP 2008192648 A JP2008192648 A JP 2008192648A JP 2007022371 A JP2007022371 A JP 2007022371A JP 2007022371 A JP2007022371 A JP 2007022371A JP 2008192648 A JP2008192648 A JP 2008192648A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate electrode
wiring
electrode
charge
transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2007022371A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsu Shimizu
竜 清水
Shinko Oda
真弘 小田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2007022371A priority Critical patent/JP2008192648A/ja
Priority to CNA2008100085146A priority patent/CN101236982A/zh
Priority to US12/023,721 priority patent/US7642499B2/en
Publication of JP2008192648A publication Critical patent/JP2008192648A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/14601Structural or functional details thereof
    • H01L27/14609Pixel-elements with integrated switching, control, storage or amplification elements
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/14601Structural or functional details thereof
    • H01L27/14603Special geometry or disposition of pixel-elements, address-lines or gate-electrodes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/14601Structural or functional details thereof
    • H01L27/14641Electronic components shared by two or more pixel-elements, e.g. one amplifier shared by two pixel elements
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/14643Photodiode arrays; MOS imagers

Abstract

【課題】各画素の第1電極に供給される電圧および第2電極に供給される電圧にばらつきが発生するのを抑制することが可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】このCMOSイメージセンサ(撮像装置)100は、フォトダイオード部4と、電子を衝突電離により増倍させるための電子増倍部3bと、電子増倍部3bと隣接する領域を所定の電位に調整する電界を発生させるための転送ゲート電極13と、転送ゲート電極13と隣接するように設けられ、電子増倍部3bにおいて電子が衝突電離する電界を発生させるための増倍ゲート電極14と、第1層目配線により形成されるとともに、転送ゲート電極13にクロック信号φ3を供給するための配線19bと、第1層目配線とは異なる第4層目配線により形成されるとともに、増倍ゲート電極14にクロック信号φ4を供給するための配線22aとを備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、撮像装置に関し、特に、電荷を増加するための電荷増加部を備えた撮像装置に関する。
従来、電子(電荷)を増倍(増加)するための増倍部(電荷増加部)を備えたCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ(撮像装置)が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
図25は、上記特許文献1に開示された従来の増倍型CCDイメージセンサの構造を示した断面図である。まず、図25を参照して、上記特許文献1に開示された従来の増倍型CCDイメージセンサの構造について説明する。
上記特許文献1に開示された従来の増倍型CCDイメージセンサでは、図25に示すように、シリコン基板501の表面上にゲート酸化物502が形成されている。また、ゲート酸化物502の上面上の所定領域には、所定の間隔を隔てて4つのゲート電極503〜506が形成されている。このゲート電極503〜506には、それぞれ、4相のクロック信号φ11〜φ14が供給されるように構成されている。
また、ゲート電極503〜506下の転送チャネル507には、それぞれ、画素分離障壁、一時的蓄積井戸、電荷転送障壁および電荷集積井戸が形成されている。この画素分離障壁は、一時的蓄積井戸と隣接する画素の電荷集積井戸とを区分するとともに、隣接する電荷集積井戸の電子を一時的蓄積井戸に転送する機能を有している。また、一時的蓄積井戸は、電子が転送される際に、電子を一時的に蓄積する機能を有している。また、電荷転送障壁は、一時的蓄積井戸と電荷集積井戸とを区分するとともに、一時的蓄積井戸に蓄積された電子を電荷集積井戸に転送する機能を有している。
また、電荷集積井戸は、一時的蓄積井戸から転送された電子を蓄積する機能を有するとともに、電界による衝突電離により電子を増倍するための増倍部としての機能も有している。すなわち、電荷転送障壁と電荷集積井戸との界面には、高い電位に調整された高電界領域508が形成されていることによって、高電界領域508に転送された電子が高電界領域508からエネルギを得る。そして、そのエネルギを得た電子が、高電界領域508を移動中にシリコン基板501の原子と衝突することにより、電子および正孔が生成される。そして、その生成された電子および正孔のうち、高電界領域508中の電界によって電子のみが電荷集積井戸に集められる。これにより、電子の増倍が行われる。なお、この電子の増倍は、受光領域のフォトダイオードにより生成された電子を転送する過程において行われている。
次に、図25を参照して、従来の増倍型CCDイメージセンサの増倍動作について説明する。
まず、ゲート電極503にHレベルのクロック信号φ11を供給してゲート電極503をオン状態にした後、隣接する画素のゲート電極506をオフ状態にする。これにより、隣接する画素の電荷集積井戸に蓄積された電子が画素分離障壁に転送される。
そして、ゲート電極504にHレベルのクロック信号φ12を供給してゲート電極504をオン状態にした後、ゲート電極503にLレベルのクロック信号φ11を供給してゲート電極503をオフ状態にする。これにより、画素分離障壁に転送された電子が一時的蓄積井戸に転送される。
次に、ゲート電極506にHレベルのクロック信号φ14を供給してゲート電極506をオン状態にする。これにより、ゲート電極506に高電圧が印加されて、電荷転送障壁と電荷集積井戸との界面に高電界領域508が形成される。その後、ゲート電極506をオン状態にしたまま、ゲート電極504にLレベルのクロック信号φ12を供給してゲート電極504をオフ状態にすることによって、一時的蓄積井戸に蓄積された電子が電荷転送障壁を越えて電荷集積井戸に転送される。これにより、転送された電子が高電界による衝突電離によって増倍されるとともに、増倍された電子が電荷集積井戸に蓄積される。なお、ゲート電極505には、一定の電圧のクロック信号φ13が供給されており、電荷転送障壁は、所定の電位に調整され、一定である。
図26は、図25に示した従来の増倍型CCDイメージセンサの構造をCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ(撮像装置)に適用した場合に考えられる仮想上の構造を示した断面図である。図26を参照して、従来の増倍型CCDイメージセンサの構造を適用した場合に考えられる仮想上のCMOSイメージセンサの構造について説明する。
このCMOSイメージセンサでは、図26に示すように、シリコン基板601の表面の所定領域にn型不純物領域601aが形成されるとともに、シリコン基板601の表面上のn型不純物領域601aに対応する領域にゲート酸化物602が形成されている。また、ゲート酸化物602の上面上の所定領域には、従来の増倍型CCDイメージセンサと同様の機能を有する4つのゲート電極603〜606に加えて、さらに、フローティングディフュージョン領域608に電子を転送してデータを読み出すためのゲート電極607が設けられている。また、このCMOSイメージセンサは、フォトダイオード609により生成された電子を従来の増倍型CCDイメージセンサと同様に電荷集積井戸に増幅させて蓄積するとともに、電荷集積井戸に蓄積された電子をゲート電極606をオフ状態にすることにより、フローティングディフュージョン領域608に転送するように構成されている。また、ゲート電極603〜607には、それぞれ、同一層からなるとともに、隣接するように配置された配線が接続されており、各配線を介してクロック信号が供給されている。
特許第3483261号公報
しかしながら、図25に示した従来の増倍型CCDイメージセンサの構造を適用した場合に考えられる仮想上のCMOSイメージセンサでは、ゲート電極603〜607にクロック信号を供給するための各配線が同一層からなるとともに、隣接するように配置されているので、各配線間の配線容量により、各画素のゲート電極603〜607にそれぞれ供給される電圧にばらつきが発生するという不都合がある。そして、各画素のゲート電極(第1電極)605に供給される電圧およびゲート電極(第2電極)606に供給される電圧にばらつきが発生する場合には、各画素における電子の増倍率にばらつきが発生するという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、各画素の第1電極に供給される電圧および第2電極に供給される電圧にばらつきが発生するのを抑制することが可能な撮像装置を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記目的を達成するために、この発明の一の局面における撮像装置は、電荷を増加させるための電荷増加部と、電荷増加部と隣接する領域を所定の電位に調整する電圧を印加するための第1電極と、第1電極と隣接するように設けられ、電荷増加部において電荷を増加させる電圧を印加するための第2電極と、所定の層に形成されるとともに、第1電極に信号を供給するための第1配線と、所定の層とは異なる層に形成されるとともに、第2電極に信号を供給するための第2配線とを備えている。なお、本発明の電荷は、電子または正孔を意味する。
この発明の一の局面による撮像装置では、上記のように、所定の層に、第1電極に信号を供給するための第1配線を形成するとともに、所定の層とは異なる層に、第2電極に信号を供給するための第2配線を形成することによって、第1配線および第2配線が同一層により隣接して形成されている場合に比べて、第1配線および第2配線間の距離が大きくなるので、第1配線および第2配線間の容量を小さくすることができる。これにより、各画素の第1電極に供給される信号の電圧および第2電極に供給される信号の電圧にばらつきが発生するのを抑制することができる。その結果、各画素において、第1電極下の領域と第2電極下の領域との電位差にばらつきが発生するのを抑制することができるので、各画素における電荷の増加率にばらつきが発生するのを抑制することができる。
また、所定の層に第1配線を形成するとともに、所定の層とは異なる層に第2配線を形成することによって、第1配線および第2配線が同一層により隣接して形成されている場合に比べて、第1配線および第2配線を配置する領域の自由度を向上させることができるので、撮像装置の開口率を向上させることができる。
上記一の局面による撮像装置において、好ましくは、第1配線は、第2配線と交差するように形成されている。このように構成すれば、第1配線および第2配線の互いに対向する部分の面積を小さくすることができるので、第1配線および第2配線間の容量をより小さくすることができる。これにより、各画素の第1電極に供給される信号の電圧および第2電極に供給される信号の電圧にばらつきが発生するのをより抑制することができる。
上記一の局面による撮像装置において、好ましくは、電荷増加部に転送される電荷を一時的に蓄積するとともに、蓄積された電荷を転送するための蓄積部と、蓄積部が形成される領域の上方に設けられ、蓄積部に電荷を蓄積するために必要な電界を発生させる電圧を印加するための第3電極とをさらに備える。このように構成すれば、蓄積部から電荷増加部への電荷の転送による増加と、電荷増加部から蓄積部への電荷の転送とを交互に繰り返し行い、電荷を増加させる場合に、電荷の増加効率を向上させることができる。
上記一の局面による撮像装置において、好ましくは、電荷を信号として出力するために、電荷を保持する保持部と、電荷を保持部に転送する電界を発生させる電圧を印加するための第4電極とをさらに備え、少なくとも保持部を複数の画素で共有する。このように、少なくとも保持部を複数の画素で共有することにより、各画素に保持部を設ける場合に比べて、撮像装置における光電変換部(受光領域)の受光面積を大きくすることができる。これにより、撮像装置の感度を向上させることができる。
この場合において、好ましくは、保持部に加えて電荷増加部、第2電極および第4電極を複数の画素で共有する。このように、保持部に加えて電荷増加部、第2電極および第4電極を複数の画素で共有することにより、撮像装置における光電変換部(受光領域)の受光面積をより大きくすることができる。
上記一の局面による撮像装置において、好ましくは、電荷を信号として出力するために、電荷を保持する保持部と、電荷を保持部に転送する電界を発生させる電圧を印加するための第4電極と、第2配線が形成される層とは異なる層に形成されるとともに、第4電極に信号を供給するための第3配線とをさらに備える。このように構成すれば、第2配線および第3配線が同一層により隣接して形成されている場合に比べて、第2配線および第3配線間の距離が大きくなるので、第2配線および第3配線間の容量を小さくすることができる。これにより、データの読み出しの際に、電荷が衝突電離する電界を発生させるための第2電極に第2配線を介して供給された高電圧の信号が、低電圧の信号に変化することに起因して、第3配線を介して第4電極に供給される信号が変動するのを抑制することができる。その結果、データの読み出しを正確に行うことができる。
この場合において、好ましくは、第3配線は、第2配線と交差するように形成されている。このように構成すれば、第2配線および第3配線の互いに対向する部分の面積を小さくすることができるので、第2配線および第3配線間の容量をより小さくすることができる。これにより、データの読み出しの際に、電荷が衝突電離する電界を発生させるための第2電極に第2配線を介して供給された高電圧の信号が、低電圧の信号に変化することに起因して、第3配線を介して第4電極に供給される信号が変動するのをより抑制することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の実施形態では、撮像装置の一例であるCMOSイメージセンサに本発明を適用した場合について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態によるCMOSイメージセンサの全体構成を示した平面図であり、図2〜図7は、図1に示した第1実施形態によるCMOSイメージセンサの構造を示した図である。図8は、図1に示した第1実施形態によるCMOSイメージセンサの構成を示した回路図である。まず、図1〜図8を参照して、第1実施形態によるCMOSイメージセンサ100の構造について説明する。
第1実施形態によるCMOSイメージセンサ100は、図1に示すように、マトリクス状(行列状)に配置された複数の画素50を含む撮像部51と、行選択レジスタ52と、列選択レジスタ53とを備えている。
第1実施形態によるCMOSイメージセンサ100の画素50の構造としては、図2および図3に示すように、p型シリコン基板1の表面に、各画素50をそれぞれ分離するため素子分離領域2が形成されている。また、素子分離領域2によって囲まれる各画素50のp型シリコン基板1の表面には、n型不純物領域からなる転送チャネル3(図3参照)を挟むように所定の間隔を隔てて、フォトダイオード部(PD)4およびn型不純物領域からなるフローティングディフュージョン領域(FD)5が形成されている。転送チャネル3は、X方向に延びるように形成されている。なお、フローティングディフュージョン領域5は、本発明の「保持部」の一例である。
また、素子分離領域2によって囲まれる各画素50のp型シリコン基板1の表面には、図2および図4に示すように、転送チャネル6(図4参照)を挟むように所定の間隔を隔てて、リセットドレイン部(RD)7および出力部8が形成されている。また、フローティングディフュージョン領域5とリセットドレイン部7との間には、転送チャネル9(図4参照)が形成されている。
フォトダイオード部4は、入射光量に応じて電子を生成するとともに、その生成された電子を蓄積する機能を有する。また、フォトダイオード部4は、図2および図3に示すように、素子分離領域2および転送チャネル3(図3参照)に囲まれるように形成されている。フローティングディフュージョン領域5は、転送チャネル3の不純物濃度(n)よりも高い不純物濃度(n)を有する。また、フローティングディフュージョン領域5は、転送された電子による電荷信号を保持することにより、この電荷信号を電圧に変換するために設けられている。また、フローティングディフュージョン領域5は、素子分離領域2、転送チャネル3(図3参照)および転送チャネル9(図4参照)に囲まれるように形成されている。
転送チャネル3の上面上には、図3に示すように、ゲート絶縁膜10aが形成されている。また、ゲート絶縁膜10aの上面上の所定領域には、所定の間隔を隔てて、転送ゲート電極11〜13と、増倍ゲート電極14と、読出ゲート電極15とが、フォトダイオード部4側からフローティングディフュージョン領域5側に向かってこの順番に形成されている。すなわち、転送ゲート電極11は、フォトダイオード部4と隣接するように形成されている。また、読出ゲート電極15は、フローティングディフュージョン領域5と隣接するように形成されている。なお、転送ゲート電極12および13は、それぞれ、本発明の「第3電極」および「第1電極」の一例である。また、増倍ゲート電極14は、本発明の「第2電極」の一例であり、読出ゲート電極15は、本発明の「第4電極」の一例である。
転送チャネル6の上面上には、図4に示すように、ゲート絶縁膜10bが形成されている。また、ゲート絶縁膜10bの上面上の所定領域には、増幅ゲート電極16および行選択ゲート電極17が形成されている。増幅ゲート電極16は、リセットドレイン部7と隣接するように形成されているとともに、行選択ゲート電極17は、出力部8と隣接するように形成されている。また、転送チャネル9の上面上には、ゲート絶縁膜10cが形成されている。また、ゲート絶縁膜10cの上面上には、リセットゲート電極18が形成されている。リセットゲート電極18は、フローティングディフュージョン領域5と隣接するとともに、リセットドレイン部7と隣接するように形成されている。
ここで、第1実施形態では、p型シリコン基板1の上面上には、図示しない層間絶縁膜を介して第1層目配線が形成されている。図3〜図5に示すように、配線19a、19bおよび19cは、第1層目配線からなる。なお、配線19bは、本発明の「第1配線」の一例である。配線19aは、図5に示すように、コンタクト部11aを介して転送ゲート電極11に接続されているとともに、フォトダイオード部4と対応する領域を迂回しながらY方向に延びるように形成されている。また、配線19bは、コンタクト部13aを介して転送ゲート電極13に接続されているとともに、フォトダイオード部4と対応する領域を迂回しながらY方向に延びるように形成されている。また、配線19cは、コンタクト部5aを介してフローティングディフュージョン領域5に接続されているとともに、コンタクト部16aを介して増幅ゲート電極16に接続されている。なお、配線19aおよび19bは、各列毎に設けられている。すなわち、各配線19aには、列方向(Y方向)に隣接する複数の画素50の転送ゲート電極11が接続されているとともに、各配線19bには、列方向(Y方向)に隣接する複数の画素50の転送ゲート電極13が接続されている。また、配線19cは、各画素50毎に設けられている。
また、第1実施形態では、第1層目配線の上面上には、図示しない層間絶縁膜を介して第2層目配線が形成されている。図3、図4および図6に示すように、読出ゲート線20a、リセットゲート線20bおよび行選択線20cは、第2層目配線からなる。なお、読出ゲート線20aは、本発明の「第3配線」の一例である。読出ゲート線20a、リセットゲート線20bおよび行選択線20cは、図6に示すように、X方向に延びるように形成されている。また、読出ゲート線20aは、コンタクト部15aを介して読出ゲート電極15に接続されている。また、リセットゲート線20bは、コンタクト部18aを介してリセットゲート電極18に接続されているとともに、コンタクト部15aと対応する領域を迂回するように形成されている。また、行選択線20cは、コンタクト部17aを介して行選択ゲート電極17に接続されている。なお、読出ゲート線20a、リセットゲート線20bおよび行選択線20cは、各行毎に設けられている。すなわち、各読出ゲート線20aには、行方向(X方向)に隣接する複数の画素50の読出ゲート電極15が接続されているとともに、各リセットゲート線20bには、行方向(X方向)に隣接する複数の画素50のリセットゲート電極18が接続されている。また、各行選択線20cには、行方向(X方向)に隣接する複数の画素50の行選択ゲート電極17が接続されている。
また、第1実施形態では、第2層目配線の上面上には、図示しない層間絶縁膜を介して第3層目配線が形成されている。図4および図7示すように、VDD線21aおよび信号線21bは、第3層目配線からなる。VDD線21aおよび信号線21bは、図7に示すように、Y方向に延びるように形成されている。VDD線21aは、コンタクト部7aを介してリセットドレイン部7に接続されている。また、信号線21bは、コンタクト部8aを介して出力部8に接続されている。なお、VDD線21aおよび信号線21bは、各列毎に設けられている。すなわち、各VDD線21aには、列方向(Y方向)に隣接する複数の画素50のリセットドレイン部5が接続されているとともに、各信号線21bには、列方向(Y方向)に隣接する複数の画素50の出力部8が接続されている。
また、第1実施形態では、第3層目配線の上面上には、図示しない層間絶縁膜を介して第4層目配線が形成されている。図2および図3に示すように、配線22aおよび22bは、第4層目配線からなる。なお、配線22aは、本発明の「第2配線」の一例である。配線22aおよび22bは、図2に示すように、X方向に延びるように形成されている。また、配線22aは、コンタクト部14aを介して増倍ゲート電極14に接続されている。また、第4層目配線からなる配線22aは、平面的に見て第1層目配線からなる配線19bと交差するように形成されている。また、第4層目配線からなる配線22bは、フォトダイオード部4と対応する領域を迂回しながらコンタクト部12aを介して転送ゲート電極12に接続されている。なお、第4層目配線からなる配線22aおよび22bは、各行毎に設けられている。すなわち、各配線22aには、行方向(X方向)に隣接する複数の画素50の増倍ゲート電極14が接続されているとともに、各配線22bには、行方向(X方向)に隣接する複数の画素50の転送ゲート電極12が接続されている。
また、図8に示すように、配線19a、22b、19bおよび22aは、それぞれ、コンタクト部11a、12a、13aおよび14aを介して、転送ゲート電極11、12、13および増倍ゲート電極14に電圧制御のためのクロック信号φ1、φ2、φ3およびφ4を供給するために設けられている。
また、図3に示すように、配線19a、22bおよび19bにより、転送ゲート電極11、12および13に、それぞれ、クロック信号φ1、φ2およびφ3のオン信号(Hレベルの信号)が供給されている場合には、転送ゲート電極11、12および13に約2.9Vの電圧が印加されるように構成されている。これにより、転送ゲート電極11、12および13にクロック信号φ1、φ2およびφ3のオン信号(Hレベルの信号)が供給されている場合には、転送ゲート電極11、12および13下の転送チャネル3が約4Vの電位に調整された状態になるように構成されている。なお、転送ゲート電極11、12および13にクロック信号φ1、φ2およびφ3のオフ信号(Lレベルの信号)が供給されている場合には、転送ゲート電極11、12および13下の転送チャネル3が約1Vの電位に調整された状態となるように構成されている。
また、第4層目配線からなる配線22aにより、増倍ゲート電極14にクロック信号φ4のオン信号(Hレベルの信号)が供給されている場合には、増倍ゲート電極14に約24Vの電圧が印加されるように構成されている。これにより、増倍ゲート電極14にクロック信号φ4のオン信号(Hレベルの信号)が供給されている場合には、増倍ゲート電極14下の転送チャネル3が約25Vの高い電位に調整された状態になるように構成されている。なお、増倍ゲート電極14にクロック信号φ4のオフ信号(Lレベルの信号)が供給されている場合には、増倍ゲート電極14下の転送チャネル3が約1Vの電位に調整された状態となるように構成されている。
また、第2層目配線からなる読出ゲート線20aにより、読出ゲート電極15にオン信号(Hレベルの信号)が供給されている場合には、読出ゲート電極15に約2.9Vの電圧が印加されるように構成されている。これにより、読出ゲート電極15にオン信号(Hレベルの信号)が供給されている場合には、読出ゲート電極15下の転送チャネル3が約4Vの電位に調整された状態になるように構成されている。なお、読出ゲート電極15にオフ信号(Lレベルの信号)が供給されている場合には、読出ゲート電極15下の転送チャネル3が約1Vの電位に調整された状態となるように構成されている。また、フォトダイオード部4およびフローティングディフュージョン領域5は、それぞれ、約3Vおよび約5Vの電位に調整された状態となるように構成されている。
これにより、転送ゲート電極12下の転送チャネル3(電子蓄積部3a)は、転送ゲート電極12にオン信号(Hレベルの信号)が供給されている場合に、転送ゲート電極12下の転送チャネル3(電子蓄積部(一時的蓄積井戸)3a)に電子を一時的に蓄積する電界が形成されるように構成されている。なお、電子蓄積部3aは、本発明の「蓄積部」の一例である。
また、増倍ゲート電極14下の転送チャネル3(電子増倍部3b)は、増倍ゲート電極14にオン信号(Hレベルの信号)が供給されている場合に、約25Vの電位に調整されることによって、増倍ゲート電極14下の転送チャネル3(電子増倍部(電荷集積井戸)3b)に電子を衝突電離させて増倍(増加)する高電界が形成されるように構成されている。また、電子の衝突電離は、増倍ゲート電極14下の転送チャネル3(電子増倍部3b)と転送ゲート電極9下の転送チャネル3との境界部で発生するように構成されている。なお、電子増倍部3bは、本発明の「電荷増加部」の一例である。
また、転送ゲート電極11下の転送チャネル3は、転送ゲート電極11にオン信号(Hレベルの信号)が供給されている場合に、フォトダイオード部4に蓄積された電子を電子蓄積部3aに転送する機能を有するとともに、転送ゲート電極11にオフ信号(Lレベルの信号)が供給されている場合に、フォトダイオード部4と電子蓄積部3aとを区分するフォトダイオード分離障壁として機能する。
また、転送ゲート電極13下の転送チャネル3は、転送ゲート電極13にオン信号(Hレベルの信号)が供給されている場合に、電子蓄積部3aに蓄積された電子を電子増倍部3bに転送するとともに、電子増倍部3bに蓄積された電子を電子蓄積部3aに転送する機能を有する。また、転送ゲート電極13下の転送チャネル3は、転送ゲート電極13にオフ信号(Lレベルの信号)が供給されている場合に、電子蓄積部3aと電子増倍部3bとを区分する電荷転送障壁として機能する。すなわち、転送ゲート電極13は、オン信号(Hレベルの信号)が供給されることにより、電子蓄積部3aに蓄積された電子を電子増倍部3bに転送するとともに、電子増倍部3bに蓄積された電子を電子蓄積部3aに転送することが可能なように構成されている。
また、読出ゲート電極15下の転送チャネル3は、読出ゲート電極15にオン信号(Hレベルの信号)が供給されている場合に、電子増倍部3bに蓄積された電子をフローティングディフュージョン領域5に転送する機能を有するとともに、読出ゲート電極15にオフ信号(Lレベルの信号)が供給されている場合に、電子増倍部3bとフローティングディフュージョン領域5とを区分する機能を有する。すなわち、読出ゲート電極15は、オン信号(Hレベルの信号)が供給されることにより、電子増倍部3bに蓄積された電子をフローティングディフュージョン領域5に転送することが可能なように構成されている。
また、図8に示すように、第2層目配線からなるリセットゲート線20bには、リセット信号が供給されているとともに、行選択線20cは、行選択レジスタ52(図1参照)に接続されている。また、第3層目配線からなる信号線21bは、列選択レジスタ53(図1参照)に接続されているとともに、VDD線21aには、電源電圧VDD(たとえば、約5V)が供給されている。
図9は、図1に示した第1実施形態によるCMOSイメージセンサの電子の増倍動作を説明するための信号波形図である。図10は、図1に示した第1実施形態によるCMOSイメージセンサの電子の増倍動作を説明するためのポテンシャル図である。次に、図9および図10を参照して、第1実施形態によるCMOSイメージセンサ100における電子の増倍動作について説明する。
まず、図9の期間Aにおいて、図10に示すように、転送ゲート電極11をオン状態にすることにより、転送ゲート電極11下の転送チャネル3が約4Vの電位に調整された状態になる。このとき、フォトダイオード部4が約3Vの電位に調整されているので、フォトダイオード部4により生成されるとともに、蓄積された電子がフォトダイオード部4から転送ゲート電極11下の転送チャネル3に転送される。その後、転送ゲート電極12をオン状態にすることにより、転送ゲート電極12下の転送チャネル3が約4Vの電位に調整された状態になる。
次に、図9の期間Bにおいて、図10に示すように、転送ゲート電極11をオフ状態にすることにより、転送ゲート電極11下の転送チャネル3が約1Vの電位に調整された状態になる。このとき、転送ゲート電極12下の転送チャネル3が約4Vの電位に調整されているので、転送ゲート電極11下の転送チャネル3に位置する電子が転送ゲート電極12下の転送チャネル3(電子蓄積部3a)に転送される。その後、増倍ゲート電極14をオン状態にすることにより、増倍ゲート電極14下の転送チャネル3(電子増倍部3b)が約25Vの電位に調整された状態になる。
次に、図9の期間Cにおいて、図10に示すように、転送ゲート電極13をオン状態にすることにより、転送ゲート電極13下の転送チャネル3が約4Vの電位に調整された状態になる。このとき、転送ゲート電極12下の転送チャネル3(電子蓄積部3a)に蓄積された電子は、転送ゲート電極12および13下の転送チャネル3の電位(約4V)よりも高い電位(約25V)に調整されている増倍ゲート電極14下の転送チャネル3(電子増倍部3b)へと転送される。そして、増倍ゲート電極14下の転送チャネル3(電子増倍部3b)に転送された電子が増倍ゲート電極14下の転送チャネル3と転送ゲート電極13下の転送チャネル3との境界部を移動中に高電界からエネルギを得る。そして、高いエネルギを有する電子は、シリコン原子と衝突して電子と正孔とを生成する。その後、衝突電離により生成された電子は、電界により増倍ゲート電極14下の転送チャネル3(電子増倍部3b)に蓄積される。
次に、図9の期間Dにおいて、図10に示すように、増倍ゲート電極14をオフ状態にすることにより、増倍ゲート電極14下の転送チャネル3が約1Vの電位に調整された状態になる。このとき、増倍ゲート電極14下の転送チャネル3に蓄積された電子は、増倍ゲート電極14下の転送チャネル3の電位(約1V)よりも高い電位(約4V)に調整されている転送ゲート電極12および13下の転送チャネル3へと転送される。その後、転送ゲート電極13をオフ状態にすることにより、転送ゲート電極13下の転送チャネル3が約1Vの電位に調整された状態になる。このとき、転送ゲート電極13下の転送チャネル3に位置する電子は、転送ゲート電極13下の転送チャネルの電位(約1V)よりも高い電位(約4V)に調整されている転送ゲート電極12下の転送チャネル3(電子蓄積部3a)へと転送される。
その後、上記した期間B〜Dの増倍動動作を複数回(たとえば、約400回)繰り返し行うことにより、フォトダイオード部4から転送された電子が約2000倍に増倍される。
図11は、図1に示した第1実施形態によるCMOSイメージセンサの電子の読出動作を説明するための信号波形図である。図12は、図1に示した第1実施形態によるCMOSイメージセンサの電子の読出動作を説明するためのポテンシャル図である。次に、図8および図10〜図12を参照して、第1実施形態によるCMOSイメージセンサ100における電子の読出動作について説明する。
まず、電子の読出動作は、図10の期間Cの増倍動作の後、図11の期間Eにおいて、図12に示すように、増倍ゲート電極14下の転送チャネル3(電子増倍部3b)に電子が蓄積された状態で、転送ゲート電極12および13をオフ状態にすることにより、転送ゲート電極12および13下の転送チャネル3が約1Vの電位に調整された状態になる。その後、読出ゲート電極15をオン状態にすることにより、読出ゲート電極15下の転送チャネル3が約4Vの電位に調整された状態となる。
次に、図11の期間Fにおいて、図12に示すように、増倍ゲート電極14をオフ状態にすることにより、増倍ゲート電極14下の転送チャネル3が約1Vの電位に調整された状態になる。このとき、増倍ゲート電極14下の転送チャネル3(電子増倍部3b)に蓄積された電子は、約4Vの電位に調整された読出ゲート電極15下の転送チャネル3を介して、増倍ゲート電極14下の転送チャネル3の電位(約1V)よりも高い電位(約5V)に調整されているフローティングディフュージョン領域5へと転送される。
このとき、図8に示すように、各画素50の増幅ゲート電極16は、配線19cを介してフローティングディフュージョン領域5と接続されていることにより、フローティングディフュージョン領域5が保持する電子に応じたオン状態になる。なお、この状態では、行選択ゲート電極17がオフ状態であるため、信号線21bには電流は流れない。
次に、行選択線20cに順次Hレベルの信号を供給することによって、行選択ゲート電極17を順次オン状態にする。これにより、信号線21bには、増幅ゲート電極16のオン状態に応じて順次電流が流れる。したがって、フローティングディフュージョン領域5に供給された電子による電荷信号が電圧信号として出力される。そして、全ての出力が終了した後、リセットゲート線20bにHレベルのリセット信号を供給することにより、リセットゲート電極18をオン状態にすることによって、全画素50のフローティングディフュージョン領域5の電位を約5Vにリセットする。
第1実施形態では、上記のように、転送ゲート電極13にクロック信号φ3を供給するための配線19bを第1層目配線により形成するとともに、増倍ゲート電極14にクロック信号φ4を供給するための配線22aを第1層目配線とは異なる第4層目配線により形成することによって、配線19bおよび配線22aが同一層により隣接して形成されている場合に比べて、第1層目配線からなる配線19bと、第4層目配線からなる配線22aとの間の距離が大きくなるので、第1層目配線からなる配線19bと、第4層目配線からなる配線22aとの間の容量を小さくすることができる。これにより、各画素50の転送ゲート電極13に供給されるクロック信号φ3の電圧および増倍ゲート電極14に供給されるクロック信号φ4の電圧にばらつきが発生するのを抑制することができる。その結果、各画素50において、転送ゲート電極13下の転送チャネル3と増倍ゲート電極14下の転送チャネル3との電位差にばらつきが発生するのを抑制することができるので、各画素50における電子の増倍率にばらつきが発生するのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、第1層目配線からなる配線19bを、第4層目配線からなる配線22aと交差するように形成することによって、第1層目配線からなる配線19bおよび第4層目配線からなる配線22aの互いに対向する部分の面積を小さくすることができるので、第1層目配線からなる配線19bと、第4層目配線からなる配線22aとの間の容量をより小さくすることができる。これにより、各画素50の転送ゲート電極13に供給されるクロック信号φ3の電圧および増倍ゲート電極14に供給されるクロック信号φ4の電圧にばらつきが発生するのをより抑制することができる。
また、第1実施形態では、第1層目配線とは異なる第4層目配線により配線22aを形成することによって、配線19bおよび配線22aが同一層により隣接して形成されている場合に比べて、第1層目配線からなる配線19bをフォトダイオード部4と対応する領域を迂回するように配置することができるので、CMOSイメージセンサ100の開口率の向上を図ることができる。
また、第1実施形態では、電子を蓄積するとともに、転送するための電子蓄積部3aを形成することによって、電子蓄積部3aから電子増倍部3bへの電子の転送による増倍と、電子増倍部3bから電子蓄積部3aへの電子の転送とを交互に繰り返し行うことにより、電子の増倍率を向上させることができる。
また、第1実施形態では、増倍ゲート電極14にクロック信号φ4を供給するための配線22aを第4層目配線により形成するとともに、読出ゲート電極15に信号を供給するための読出ゲート線20aを第4層目配線とは異なる第2層目配線により形成することによって、配線22aおよび読出ゲート線20aが同一層により隣接して形成されている場合に比べて、配線22aおよび読出ゲート線20a間の距離が大きくなるので、配線22aおよび読出ゲート線20a間の容量を小さくすることができる。これにより、データの読み出しの際に、電子が衝突電離する電界を発生させるための増倍ゲート電極14に配線22aを介して供給されたオン信号が、オフ信号に変化することに起因して、読出ゲート線20aを介して読出ゲート電極15に供給される信号が変動するのを抑制することができる。その結果、データの読み出しを正確に行うことができる。
(第2実施形態)
図13〜図16は、本発明の第2実施形態によるCMOSイメージセンサの構造を示した平面図である。この第2実施形態では、上記第1実施形態と異なり、X方向において隣接する2つの画素150aおよび150bがフローティングディフュージョン領域105を共有するCMOSイメージセンサ200の構造について説明する。
この第2実施形態によるフローティングディフュージョン領域105は、図13に示すように、画素150aの読出ゲート電極15と、画素150bの読出ゲート電極15と、リセットゲート電極118と隣接するように設けられている。なお、フローティングディフュージョン領域105は、本発明の「保持部」の一例である。
また、第2実施形態では、画素150aおよび150bの境界領域には、画素150aおよび150bが共有するリセットゲート電極118、リセットドレイン部107、増幅ゲート電極116、行選択ゲート電極117および出力部108が設けられている。
なお、フローティングディフュージョン領域105、リセットゲート電極118、リセットドレイン部107、増幅ゲート電極116、行選択ゲート電極117および出力部108のその他の構成は、それぞれ、上記第1実施形態のフローティングディフュージョン領域5、リセットゲート電極18、リセットドレイン部7、増幅ゲート電極16、行選択ゲート電極17および出力部8と同様である。
また、第2実施形態では、p型シリコン基板101の上面上には、図示しない層間絶縁膜を介して第1層目配線が形成されている。図14に示すように、配線19a、19b、119cおよび読出ゲート線119dは、第1層目配線からなる。なお、読出ゲート線119dは、本発明の「第3配線」の一例である。配線119cは、画素150aおよび150bに共有されている。また、配線119cは、コンタクト部116aを介して増幅ゲート電極116に接続されているとともに、コンタクト部105aを介してフローティングディフュージョン領域105に接続されている。また、読出ゲート配線119dは、各列毎にY方向に延びるように形成されている。また、読出ゲート配線119dは、列方向(Y方向)に隣接する複数の画素150a(150b)の読出ゲート電極15が接続されている。なお、配線119cおよび読出ゲート線119dのその他の構成は、それぞれ、上記第1実施形態の配線19cおよび読出ゲート線20aと同様である。
また、第2実施形態では、第1層目配線の上面上には、図示しない層間絶縁膜を介して第2層目配線が形成されている。図15に示すように、リセットゲート線120bおよび行選択線120cは、第2層目配線からなる。リセットゲート線120bは、コンタクト部118aを介してリセットゲート電極118に接続されている。また、行選択線120cは、コンタクト部117aを介して行選択ゲート電極117に接続されている。なお、リセットゲート線120bおよび行選択線120cのその他の構成は、それぞれ、上記第1実施形態のリセットゲート線20bおよび行選択線20cと同様である。
また、第2実施形態では、第2層目配線の上面上には、図示しない層間絶縁膜を介して第3層目配線が形成されている。図16示すように、VDD線121aおよび信号線121bは、第3層目配線からなる。VDD線121aは、コンタクト部107aを介してリセットドレイン部107に接続されている。また、信号線121bは、コンタクト部108aを介して出力部108に接続されている。なお、VDD線121aおよび信号線121bのその他の構成は、それぞれ、上記第1実施形態のVDD線21aおよび信号線21bと同様である。
また、第2実施形態では、第3層目配線の上面上には、図示しない層間絶縁膜を介して第4層目配線が形成されている。図13に示すように、配線22aおよび22bは、第4層目配線からなる。
なお、第2実施形態のその他の構成は上記第1実施形態と同様である。
第2実施形態では、上記のように、X方向において隣接する2つの画素150aおよび150bがフローティングディフュージョン領域105を共有するように構成することによって、各画素にフローティングディフュージョン領域を設ける場合に比べて、CMOSイメージセンサ200におけるフォトダイオード部4の受光面積を大きくすることができる。これにより、CMOSイメージセンサ200の感度を向上させることができる。
また、第2実施形態では、第1層目配線からなる読出ゲート線119dを、第4層目配線からなる配線22aと交差するように形成することによって、第1層目配線からなる読出ゲート線119dおよび第4層目配線からなる配線22aの互いに対向する部分の面積を小さくすることができるので、第1層目配線からなる読出ゲート線119dと、第4層目配線からなる配線22aとの間の容量をより小さくすることができる。これにより、データの読み出しの際に、電子が衝突電離する電界を発生させるための増倍ゲート電極14に配線22aを介して供給されたオン信号が、オフ信号に変化することに起因して、読出ゲート線119dを介して読出ゲート電極15に供給される信号が変動するのをより抑制することができる。
なお、第2実施形態のその他の効果は上記第1実施形態と同様である。
(第3実施形態)
図17〜図20は、本発明の第3実施形態によるCMOSイメージセンサの構造を示した平面図である。この第3実施形態では、上記第2実施形態と異なり、X方向において隣接する2つの画素250aおよび250bがフローティングディフュージョン領域105に加えて増倍ゲート電極214および読出ゲート電極215を共有するCMOSイメージセンサ300の構造について説明する。
この第3実施形態による増倍ゲート電極214は、図17に示すように、画素250aの転送ゲート電極13と、画素250bの転送ゲート電極13と、読出ゲート電極215と隣接するように設けられている。また、読出ゲート電極215は、フローティングディフュージョン領域105と隣接するように設けられている。なお、増倍ゲート電極214および読出ゲート電極215のその他の構成は、それぞれ、上記第1実施形態の増倍ゲート電極14および読出ゲート電極15と同様である。また、増倍ゲート電極214および読出ゲート電極215は、それぞれ、本発明の「第2電極」および「第4電極」の一例である。
また、第3実施形態では、p型シリコン基板201の上面上には、図示しない層間絶縁膜を介して第1層目配線が形成されている。図18に示すように、配線19a、19bおよび119cは、第1層目配線からなる。
また、第3実施形態では、第1層目配線の上面上には、図示しない層間絶縁膜を介して第2層目配線が形成されている。図19に示すように、読出ゲート線220a、リセットゲート線120bおよび行選択線120cは、第2層目配線からなる。なお、読出ゲート線220aは、本発明の「第3配線」の一例である。読出ゲート線220aは、コンタクト部215aを介して読出ゲート電極215に接続されている。なお、読出ゲート線220aのその他の構成は、上記第1実施形態の読出ゲート線20aと同様である。
また、第3実施形態では、第2層目配線の上面上には、図示しない層間絶縁膜を介して第3層目配線が形成されている。図20示すように、VDD線121aおよび信号線121bは、第3層目配線からなる。
また、第3実施形態では、第3層目配線の上面上には、図示しない層間絶縁膜を介して第4層目配線が形成されている。図17に示すように、配線222aおよび22bは、第4層目配線からなる。なお、配線222aは、本発明の「第2配線」の一例である。配線222aは、コンタクト部214aを介して増倍ゲート電極214に接続されている。なお、配線222aおよび22bのその他の構成は、上記第1実施形態の配線22aおよび22bと同様である。
なお、第3実施形態のその他の構成は上記第2実施形態と同様である。
第3実施形態では、上記のように、X方向において隣接する2つの画素250aおよび250bがフローティングディフュージョン領域105に加えて増倍ゲート電極214および読出ゲート電極215を共有するように構成することによって、CMOSイメージセンサ300におけるフォトダイオード部4の受光面積をより大きくすることができる。
なお、第3実施形態のその他の効果は上記第2実施形態と同様である。
(第4実施形態)
図21〜図24は、本発明の第4実施形態によるCMOSイメージセンサの構造を示した平面図である。この第4実施形態では、上記第1実施形態と異なり、フォトダイオード部4と増倍ゲート電極14との間に1つの転送ゲート電極313のみを形成した画素350を含むCMOSイメージセンサ400の構造について説明する。なお、転送ゲート電極313は、本発明の「第1電極」の一例である。
この第4実施形態によるフォトダイオード部4は、一時的蓄積井戸の機能も有する。
また、第4実施形態では、p型シリコン基板301の上面上には、図示しない層間絶縁膜を介して第1層目配線が形成されている。図22に示すように、読出ゲート線319d、配線19cおよび319eは、第1層目配線からなる。なお、読出ゲート線319dおよび配線319eは、それぞれ、本発明の「第3配線」および「第1配線」の一例である。読出ゲート配線319dは、各列毎にY方向に延びるように形成されている。また、配線319eは、コンタクト部313aを介して転送ゲート電極313に接続されている。なお、読出ゲート線319dおよび配線319eのその他の構成は、それぞれ、上記第1実施形態の読出ゲート線20aおよび配線19bと同様である。
また、第4実施形態では、第1層目配線の上面上には、図示しない層間絶縁膜を介して第2層目配線が形成されている。図23に示すように、リセットゲート線20bおよび行選択線20cは、第2層目配線からなる。また、第2層目配線の上面上には、図示しない層間絶縁膜を介して第3層目配線が形成されている。図24示すように、VDD線21aおよび信号線21bは、第3層目配線からなる。また、第3層目配線の上面上には、図示しない層間絶縁膜を介して第4層目配線が形成されている。図21に示すように、配線22aは、第4層目配線からなる。
なお、第4実施形態のその他の構成は上記第1実施形態と同様である。
第4実施形態では、上記のように、フォトダイオード部4と増倍ゲート電極14との間に1つの転送ゲート電極313のみを形成することによって、CMOSイメージセンサ400の小型化を図ることができるととも、CMOSイメージセンサ400におけるフォトダイオード部4の面積を大きくすることができる。
なお、第4実施形態のその他の効果は上記第1および第2実施形態と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記第1〜第4実施形態では、フォトダイオード部4を形成する例を示したが、本発明はこれに限らず、フォトダイオード部の上面上に、フォトダイオード部に蓄積された電子を転送するための転送ゲート電極を形成してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、転送ゲート電極11、12、13および増倍ゲート電極14をこの順に形成することにより、フォトダイオード部4、フォトダイオード分離障壁、一時的蓄積井戸、電荷転送障壁および電荷集積井戸をこの順に配置する例を示したが、本発明はこれに限らず、転送ゲート電極11、増倍ゲート電極14、転送ゲート電極13および12をこの順に形成することにより、フォトダイオード部、フォトダイオード分離障壁、電荷集積井戸、電荷転送障壁および一時的蓄積井戸をこの順に配置するようにしてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、転送ゲート電極13にHレベルまたはLレベルのクロック信号φ3を供給することにより、転送ゲート電極13下の転送チャネル3を約4Vまたは約1Vの電位に調整する例を示したが、本発明はこれに限らず、転送ゲート電極13に所定の電圧の信号を供給することにより、転送ゲート電極13下の転送チャネル3を一定の電位(たとえば、約2V)に調整してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、転送ゲート電極12に接続される配線22bと、増倍ゲート電極14(214)に接続される配線22a(222a)とを第4層目配線により形成する例を示したが、本発明はこれに限らず、たとえば、転送ゲート電極12に接続される配線22bを第4層目配線以外の所定の層目の配線により形成することにより、第4層目配線により増倍ゲート電極14(214)に接続される配線22a(222a)のみを形成してもよい。
また、上記第1〜第4実施形態では、画素毎に1つのリセットゲート電極を形成する例を示したが、本発明はこれに限らず、行または列毎にリセットゲート電極を形成するようにしてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、転送ゲート電極11、12、13および読出ゲート電極15がオン状態の場合に、転送ゲート電極11、12、13および読出ゲート電極15下の転送チャネル3が約4Vの電位に調整された状態になる例を示したが、本発明はこれに限らず、転送ゲート電極11、12、13および読出ゲート電極15がオン状態の場合に、転送ゲート電極11、12、13および読出ゲート電極15下の転送チャネル3がそれぞれ異なる電位に調整された状態になるようにしてもよい。
また、上記第1〜第4実施形態では、p型シリコン基板の表面に転送チャネル、フォトダイオード部、フローティングディフュージョン領域、リセットドレイン部および出力部を形成する例を示したが、本発明はこれに限らず、n型シリコン基板の表面にp型ウェル領域を形成するとともに、そのp型ウェル領域の表面に転送チャネル、フォトダイオード部、フローティングディフュージョン領域、リセットドレイン部および出力部を形成するようにしてもよい。
また、上記第1〜第4実施形態では、電荷として電子を用いた例を示したが、本発明はこれに限らず、基板不純物の電導型および印加する電圧の極性を全て反対にすることにより、電荷として正孔を用いるようにしてもよい。
本発明の第1実施形態によるCMOSイメージセンサの全体構成を示した平面図である。 図1に示した第1実施形態によるCMOSイメージセンサの構造を示した平面図である。 図2の700−700線に沿った断面図である。 図2の710−710線に沿った断面図である。 図1に示した第1実施形態によるCMOSイメージセンサの第1層目配線を示した平面図である。 図1に示した第1実施形態によるCMOSイメージセンサの第1および第2層目配線を示した平面図である。 図1に示した第1実施形態によるCMOSイメージセンサの第1、第2および第3層目配線を示した平面図である。 図1に示した第1実施形態によるCMOSイメージセンサの構成を示した回路図である。 図1に示した第1実施形態によるCMOSイメージセンサの電子の増倍動作を説明するための信号波形図である。 図1に示した第1実施形態によるCMOSイメージセンサの電子の増倍動作を説明するためのポテンシャル図である。 図1に示した第1実施形態によるCMOSイメージセンサの電子の読出動作を説明するための信号波形図である。 図1に示した第1実施形態によるCMOSイメージセンサの電子の読出動作を説明するためのポテンシャル図である。 本発明の第2実施形態によるCMOSイメージセンサの構造を示した平面図である。 図13に示した第2実施形態によるCMOSイメージセンサの第1層目配線を示した平面図である。 図13に示した第2実施形態によるCMOSイメージセンサの第1および第2層目配線を示した平面図である。 図13に示した第2実施形態によるCMOSイメージセンサの第1、第2および第3層目配線を示した平面図である。 本発明の第3実施形態によるCMOSイメージセンサの構造を示した平面図である。 図17に示した第3実施形態によるCMOSイメージセンサの第1層目配線を示した平面図である。 図17に示した第3実施形態によるCMOSイメージセンサの第1および第2層目配線を示した平面図である。 図17に示した第3実施形態によるCMOSイメージセンサの第1、第2および第3層目配線を示した平面図である。 本発明の第3実施形態によるCMOSイメージセンサの構造を示した平面図である。 図21に示した第3実施形態によるCMOSイメージセンサの第1層目配線を示した平面図である。 図22に示した第3実施形態によるCMOSイメージセンサの第1および第2層目配線を示した平面図である。 図23に示した第3実施形態によるCMOSイメージセンサの第1、第2および第3層目配線を示した平面図である。 従来の増倍型CCDイメージセンサの構造を示した断面図である。 図25に示した従来の増倍型CCDイメージセンサの構造をCMOSイメージセンサに適用した場合に考えられる仮想上の構造を示した断面図である。
符号の説明
3a 電子蓄積部(蓄積部)
3b 電子増倍部(電荷増加部)
5、105 フローティングディフュージョン領域(保持部)
12 転送ゲート電極(第3電極)
13、313 転送ゲート電極(第1電極)
14、214 増倍ゲート電極(第2電極)
15、215 読出ゲート電極(第4電極)
19b、319e 配線(第1配線)
20a、119d、220a、319d 読出ゲート線(第3配線)
22a、222a 配線(第2配線)
50、150a、150b、250a、250b、350 画素
100、200、300、400 CMOSイメージセンサ(撮像装置)

Claims (7)

  1. 電荷を増加させるための電荷増加部と、
    前記電荷増加部と隣接する領域を所定の電位に調整する電圧を印加するための第1電極と、
    前記第1電極と隣接するように設けられ、前記電荷増加部において電荷を増加させる電圧を印加するための第2電極と、
    所定の層に形成されるとともに、前記第1電極に信号を供給するための第1配線と、
    前記所定の層とは異なる層に形成されるとともに、前記第2電極に信号を供給するための第2配線とを備えた、撮像装置。
  2. 前記第1配線は、前記第2配線と交差するように形成されている、請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記電荷増加部に転送される電荷を一時的に蓄積するとともに、前記蓄積された電荷を転送するための蓄積部と、
    前記蓄積部が形成される領域の上方に設けられ、前記蓄積部に電荷を蓄積するために必要な電界を発生させる電圧を印加するための第3電極とをさらに備える、請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 電荷を信号として出力するために、電荷を保持する保持部と、
    電荷を前記保持部に転送する電界を発生させる電圧を印加するための第4電極とをさらに備え、
    少なくとも前記保持部を複数の画素で共有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記保持部に加えて前記電荷増加部、前記第2電極および前記第4電極を複数の前記画素で共有する、請求項4に記載の撮像装置。
  6. 電荷を信号として出力するために、電荷を保持する保持部と、
    電荷を前記保持部に転送する電界を発生させる電圧を印加するための第4電極と、
    前記第2配線が形成される層とは異なる層に形成されるとともに、前記第4電極に信号を供給するための第3配線とをさらに備える、請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記第3配線は、前記第2配線と交差するように形成されている、請求項6に記載の撮像装置。
JP2007022371A 2007-01-31 2007-01-31 撮像装置 Withdrawn JP2008192648A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007022371A JP2008192648A (ja) 2007-01-31 2007-01-31 撮像装置
CNA2008100085146A CN101236982A (zh) 2007-01-31 2008-01-23 摄像装置
US12/023,721 US7642499B2 (en) 2007-01-31 2008-01-31 Image sensor comprising multilayer wire

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007022371A JP2008192648A (ja) 2007-01-31 2007-01-31 撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008192648A true JP2008192648A (ja) 2008-08-21

Family

ID=39666879

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007022371A Withdrawn JP2008192648A (ja) 2007-01-31 2007-01-31 撮像装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7642499B2 (ja)
JP (1) JP2008192648A (ja)
CN (1) CN101236982A (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008060550A (ja) * 2006-07-31 2008-03-13 Sanyo Electric Co Ltd 撮像装置
US7969492B2 (en) * 2007-08-28 2011-06-28 Sanyo Electric Co., Ltd. Image pickup apparatus
JP2009130669A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Sanyo Electric Co Ltd 撮像装置
JP2010010740A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Sanyo Electric Co Ltd 撮像装置
JP2012023205A (ja) * 2010-07-14 2012-02-02 Panasonic Corp 固体撮像装置
FR2973160B1 (fr) * 2011-03-23 2013-03-29 E2V Semiconductors Capteur d'image a multiplication d'electrons
KR102021908B1 (ko) * 2011-05-03 2019-09-18 삼성전자주식회사 광터치 스크린 장치 및 그 구동 방법
JP6053505B2 (ja) * 2012-01-18 2016-12-27 キヤノン株式会社 固体撮像装置
JP5573978B2 (ja) * 2012-02-09 2014-08-20 株式会社デンソー 固体撮像素子およびその駆動方法
JP5994344B2 (ja) * 2012-04-04 2016-09-21 ソニー株式会社 固体撮像装置、電子機器
JP2014204364A (ja) 2013-04-08 2014-10-27 ソニー株式会社 固体撮像素子および駆動方法、並びに電子機器
FR3011980B1 (fr) * 2013-10-14 2015-11-13 E2V Semiconductors Capteur d'image a multiplication d'electrons et a lecture regroupee de pixels
US10341592B2 (en) * 2015-06-09 2019-07-02 Sony Semiconductor Solutions Corporation Imaging element, driving method, and electronic device
JP2020068289A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 キヤノン株式会社 光電変換装置、撮像システム、移動体、および積層用の半導体チップ
CN111405210B (zh) * 2020-03-20 2022-01-28 中国电子科技集团公司第四十四研究所 像元级倍增内线帧转移ccd像素结构
CN113488494B (zh) * 2021-07-12 2023-04-14 中国电子科技集团公司第四十四研究所 一种内线帧转移ccd的像元倍增及信号转移控制方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3483261B2 (ja) 1992-07-10 2004-01-06 テキサス インスツルメンツ インコーポレイテツド イメージセンサ
JP3689866B2 (ja) * 2002-05-30 2005-08-31 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社 Cmd及びcmd搭載ccd装置
US20060128149A1 (en) * 2004-12-15 2006-06-15 Dongbuanam Semiconductor Inc. Method for forming a metal wiring in a semiconductor device

Also Published As

Publication number Publication date
CN101236982A (zh) 2008-08-06
US20080179495A1 (en) 2008-07-31
US7642499B2 (en) 2010-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008192648A (ja) 撮像装置
US11019291B2 (en) Solid-state imaging device and imaging system
JP2008060550A (ja) 撮像装置
TWI608244B (zh) 光電轉換設備、測距裝置、及資訊處理系統
US7619196B2 (en) Imaging device including a multiplier electrode
JP2009054870A (ja) 撮像装置
US20150124132A1 (en) Imaging element, driving method, and electronic apparatus
CN101171830A (zh) 高填充系数多路共用像素
CN106449668B (zh) 光电转换元件、装置、距离检测传感器和信息处理系统
JP4720434B2 (ja) 固体撮像装置
JP2009130015A (ja) 撮像装置
US20090152605A1 (en) Image sensor and cmos image sensor
EP1501129A1 (en) Active pixel cell using negative to positive voltage swing transfer transistor
US20180003806A1 (en) Optical apparatus, system, and transport apparatus
JP2009038520A (ja) 撮像装置
JP2009147049A (ja) 撮像装置
JP2009130669A (ja) 撮像装置
JP2010010740A (ja) 撮像装置
JP2009059847A (ja) 撮像装置
JP2011198790A (ja) 固体撮像装置及び撮像装置
US20060027837A1 (en) Solid-state imaging device, method for driving the same, method for manufacturing the same, camera, and method for driving the same
JP2009147064A (ja) 撮像装置
JP6700687B2 (ja) 光電変換デバイス、測距装置および情報処理システム
JP2009158737A (ja) 撮像装置
WO2023054230A1 (ja) 撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091204

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20100901