JP2012199344A - 受光素子および光受信モジュール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】導波路コア層を含む導波路711と、前記導波路の幅より広い幅を有し、前記導波路コアからの出射光が入射される多モード干渉導波路731と、少なくとも1つの層からなり、前記多モード干渉導波路からの出射光が入射される第1半導体層702と、前記第1半導体層の上に設けられ、前記第1半導体層に入射された出射光を吸収する吸収層703を含む光検出部701とを有し、前記導波路711からの出射光が入射される前記多モード干渉導波路731の端部から、前記多モード干渉導波路からの出射光が入射される前記光検出部701の端部までの長さが、前記多モード導波路において自己結像が起こる長さの70%から100%までの長さである。
【選択図】図7
Description
[1−1.受光素子700の構造]
図7は、本発明の第1実施例に係る受光素子700の構造の一例を示す斜視図であり、受光素子700の要部のみを示した図である。図8は、図7のB1−B2の破線で示した断面における受光素子700の断面図である。図9(A)は、図7のB3−B4の破線で示した断面における受光素子700の断面図である。図9(B)は、図7のB5−B6の破線で示した断面における受光素子700の断面図である。図10(A)は、図7のB7−B8の破線で示した断面における受光素子700の断面図である。図10(B)は、図7のB9−B10の破線で示した断面における受光素子700の断面図である。
[1−2−1.MMI導波路の自己結像]
図11は、MMI導波路1100において自己結像が起こった場合の光強度分布を例示的に示した図である。破線は信号光の光強度分布を表す。矢印は信号光の放射方向を示すものである。
Lmmi=N・nr・Weff2/λ
ここで、Nは自然数である。(例えば、上記非特許文献参照。)
また、MMI導波路の小型化や低損失化の観点から、一般的にはN=1の長さが用いられるので、自己結像が起こる長さLsiを表す式1は、以下のようになる(以下、式2を称する。)。
Lmmi=nr・Weff2/λ
図11に示したように、信号光がMMI導波路1100の入力部1101から内部に入射した直後から、信号光がMMI導波路1100内を伝播するにつれて、その光強度分布は徐々に広がっていく。そして、信号光がMMI導波路1100の全体の長さ(信号光の進行方向若しくは導波路の延在方向に沿った長さ)の半分(50%)の位置まで伝播したとき、その光強度分布の広がりが最も大きくなる。
図12は、図7及び図8に示した受光素子700における信号光の光強度分布を示す図である。実線は基板714の上方から見たときの導波路コア層712の形状を示す。一点鎖線は基板714の上方から見たときの吸収層703の形状を示す。破線は信号光の光強度分布の一例を示すものである。矢印は信号光の放射方向を示すものである。
次に、MMI部731のMMI導波路732の長さLmmiの設定について、さらに考察するために、シミュレーションの結果を示す。
図14は、スラブ領域の長さと、光検出部における光吸収効率の関係をシミュレーションにより計算した結果を示す図である。縦軸は吸収層における量子効率、横軸はスラブ領域の長さを表す。ここで、本明細書において、長さとは、対応する導波路の延在方向、すなわち、信号光の進行方向に沿った長さのことである。
図15は、受光素子1500の構造の一例を示す斜視図であり、受光素子1500の要部のみを示した図である。図15に示した受光素子1500の構造は、図7に示した受光素子700の構造の1つの具体例として、受光素子700において各層の構成例を具体的に示したものである。図16は、図15のC1−C2の破線で示した断面における受光素子1500の断面図である。図17(A)は、図10のC3−C4の破線で示した断面における受光素子1500の断面図であり、メサ構造の近傍を示したものである。図17(B)は、図15のC5−C6の破線で示した断面における受光素子1500の断面図であり、メサ構造の近傍を示したものである。図18(A)は、図15のC7−C8の破線で示した断面における受光素子1500の断面図であり、メサ構造の近傍を示したものである。図18(B)は、図15のC9−C10の破線で示した断面における受光素子1500の断面図であり、メサ構造の近傍を示したものである。
図19ないし図24は、図15から図18に示した受光素子1500の製造工程の一例を示す図である。各図において、上側の図は、基板の上方から見たときの平面図であり、受光素子1500の要部を示した図である。下側の図は、各平面図の破線で示した断面で見たときの断面図である。以下、図19から図24を用いて受光素子1500の製造方法の一例を説明する。
[2−1.受光素子2500の構造]
図25は、本発明の第2実施例に係る受光素子2500の構造の一例を示す斜視図であり、受光素子2500の要部のみを示した図である。図26は、図25のD1−D2の破線で示した断面における受光素子2500の断面図である。図27(A)は、図25のD3−D4の破線で示した断面における受光素子2500の断面図である。図27(B)は、図25のD5−D6の破線で示した断面における受光素子2500の断面図である。図28は、図25のD7−D8の破線で示した断面における受光素子2500の断面図である。
図29は、図25及び図26に示した受光素子2500における信号光の光強度分布を示す図である。実線は基板2514の上方から見たときの導波路コア層2512の形状を示す。一点鎖線は基板2514の上方から見たときの吸収層2503の形状を示す。破線は信号光の光強度分布の一例を示すものである。矢印は信号光の放射方向を示すものである。
図30は、本発明の第3実施例に係る受光素子3000の構造の一例を示す斜視図であり、受光素子3000の要部のみを示した図である。図31は、図30のE1−E2の破線で示した断面における受光素子3000の断面図である。図32(A)は、図30のE3−E4の破線で示した断面における受光素子3000の断面図である。図32(B)は、図30のE5−E6の破線で示した断面における受光素子3000の断面図である。図33(A)は、図30のE7−E8の破線で示した断面における受光素子3000の断面図である。図33(B)は、図30のE9−E10の破線で示した断面における受光素子3000の断面図である。
[4−1.受光素子3400の構造]
図34は、本発明の第4実施例に係る受光素子3400の構造の一例を示す斜視図であり、受光素子3400の要部のみを示した図である。図35は、図34のF1−F2の破線で示した断面における受光素子3400の断面図である。図36(A)は、図34のF3−F4の破線で示した断面における受光素子3400の断面図である。図36(B)は、図34のF5−F6の破線で示した断面における受光素子3400の断面図である。図37(A)は、図34のF7−F8の破線で示した断面における受光素子3400の断面図であり、図37(B)は、図34のF9−F10の破線で示した断面における受光素子3400の断面図である。
図38ないし図42は、図34から図37に示した受光素子3400の製造工程の一例を示す図である。各図において、上側の図は、基板の上方から見たときの平面図であり、受光素子3400の要部を示した図である。下側の図は、各平面図の破線で示した断面で見たときの断面図である。以下、図38から図42を用いて受光素子3400の製造方法の一例を説明する。
図43は、本発明の第5実施例に係る光受信器4300の構成の一例を示す図である。
図44は、本発明の第6実施例に係る光受信モジュール4400の構成の一例を示す図である。
(付記1)
導波路コアを含む導波路と、
前記導波路の幅より広い幅を有し、前記導波路コアからの出射光が入射される多モード干渉導波路と、
少なくとも1つの層からなり、前記多モード干渉導波路からの出射光が入射される第1半導体層と、
前記第1半導体層の上に設けられ、前記第1半導体層に入射された出射光を吸収する吸収層を含む光検出部と、
を有し、
前記導波路からの出射光が入射される前記多モード干渉導波路の端部から、前記多モード干渉導波路からの出射光が入射される前記光検出部の端部までの長さが、前記多モード導波路において自己結像が起こる長さの70%から100%までの長さであることを特徴とする受光素子。
(付記2)
前記導波路からの前記出射光が入射される前記多モード干渉導波路の端部から、前記多モード干渉導波路から出射光が入射される前記光検出部の端部までの長さをL、前記導波路コアからの出射光の波長をλ、前記多モード干渉導波路の有効導波路幅をWeff、前記多モード干渉導波路の有効屈折率をnr、Nを自然数とすると、
(N−0.3)・nr・Weff2/λ ≦ L ≦ N・nr・Weff2/λ
の関係を満たすことを特徴とする付記2記載の受光素子。
(付記3)
前記光検出部の第1半導体層の底面の幅は前記多モード導波路の幅及び前記吸収層の幅よりも広いことを特徴とする付記1又は2記載の受光素子。
(付記4)
前記光検出部の吸収層の幅は、前記多モード干渉導波路の幅よりも狭いことを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の受光素子。
(付記5)
前記第1半導体層は、前記導波路および多モード干渉導波路と共通の導波路コア層と前記導波路コア層の上に堆積された、前記導波路コア層よりも屈折率が高い半導体層を含むことを特徴とする付記1ないし4のいずれか一つ記載の受光素子。
(付記6)
前記第1半導体層は、前記導波路コアより屈折率の高い単一の半導体層であることを特徴とする付記1ないし5のいずれか一つ記載の受光素子。
(付記7)
前記多モード干渉導波路と前記光検出部の間に設けられ、前記吸収層に覆われない導波路コアが幅方向に延在しているスラブ領域をさらに有し、
前記多モード干渉導波路からの出射光は前記スラブ領域を介して前記光検出部に入射されることを特徴とする付記1ないし6のいずれか一つ記載の受光素子。
(付記8)
前記導波路、前記多モード干渉導波路および前記スラブ領域の導波路コアの上にクラッド層をさらに有することを特徴とする付記7記載の受光素子。
(付記9)
前記多モード干渉導波路は、前記光検出部に隣接して配置されており、
前記多モード干渉導波路からの出射光は前記光検出部の第1半導体層に直接入射されることを特徴とする付記1ないし6のいずれか一つ記載の受光素子。
(付記10)
前記多モード干渉導波路の長さが、前記多モード干渉導波路において自己結像が起こる長さの70%から100%までの長さであることを特徴とする付記9記載の受光素子。
(付記11)
前記導波路及び前記多モード干渉導波路の側面を覆うように形成された第1半導体埋め込み層と、
前記吸収層の側面を覆うように形成された第2半導体埋め込み層と
をさらに有することを特徴とする付記1ないし10のいずれか一つ記載の受光素子。
(付記12)
前記吸収層の側面を覆い、前記スラブ領域を覆うように形成された半導体埋め込み層と
をさらに有し、
前記半導体埋め込み層の屈折率は、前記クラッド層の屈折率と同一であることを特徴とする付記8記載の受光素子。
(付記13)
前記第1半導体層のうち、少なくとも一部の層は第1導電型の半導体層であり、
前記吸収層の上に前記第1導電型と反対の第2導電型を有する導電性クラッド層をさらに有することを特徴とする付記1ないし12のいずれか一つ記載の受光素子。
(付記14)
前記導波路及び前記多モード干渉導波路はそれぞれ、その側面が半導体によって覆われていないハイメサ構造を有することを特徴とする付記1ないし10のいずれか一つ記載の受光素子。
(付記15)
前記第1導電型の半導体層、前記吸収層及び前記導電性クラッド層はPIN型のフォトダイオードを構成することを特徴とする付記1ないし14のいずれか一つ記載の受光素子。
(付記16)
前記導波路、前記多モード干渉導波路及び前記光検出部は、同一基板上に設けられていることを特徴とする付記1ないし15のいずれか一つ記載の受光素子。
(付記17)
導波路コアを含む導波路と、
前記導波路の幅より広い幅を有し、前記導波路からの出射光が入射される多モード干渉導波路と、
少なくとも1つの層からなり、前記多モード干渉導波路からの出射光が入射される第1半導体層と、前記第1半導体層の上に設けられ、前記第1半導体層に入射された出射光を吸収する吸収層とを含む光検出部と
を有し、
前記多モード干渉導波路の長さは、前記多モード干渉導波路の自己結像が起こる点が前記光検出部の第1半導体層内の前記吸収層の下側の領域に位置するように設定された長さであることを特徴とする受光素子。
(付記18)
導波路コアを含む導波路と、
前記導波路の幅より広い幅を有し、前記導波路コアからの出射光が入射される多モード干渉導波路と、
少なくとも1つの層からなり、前記多モード干渉導波路からの出射光が入射される第1半導体層と、前記第1半導体層の上に設けられ、前記第1半導体層に入射された出射光を吸収する吸収層とを含む光検出部と
を有し、
前記導波路からの出射光が入射される前記多モード干渉導波路の端部から、前記多モード干渉導波路からの出射光が入射される前記光検出部の端部までの長さが、前記多モード干渉導波路において自己結像が起こる長さよりも小さく、かつ、前記多モード干渉導波路がない場合の光吸収効率と同じ光吸収効率が得られる長さよりも大きいことを特徴とする受光素子。
(付記19)
前記第1半導体層のうち、少なくとも一部の層は第1導電型の半導体層であり、
前記吸収層の上に前記第1導電型と反対の第2導電型を有する導電性クラッド層
をさらに有することを特徴とする付記17又は18記載の受光素子。
(付記20)
基板の第1領域に設けられ、複数の入射光を伝播させる第1導波路部と、
前記基板の第2領域に設けられ、前記複数の入射光が入射され、前記複数の入射光に基づいて複数の出射光を生成する第2導波路部と、
前記基板の第3領域に設けられ、前記複数の出射光を伝搬させる複数の導波路を含む第3導波路部と、
前記基板の第4領域に設けられ、それぞれ、前記複数の導波路より前記複数の出射光が入射される複数の光検出素子を含む光検出部と
を有する光受信器であって、
前記複数の導波路の各々は、
対応する前記出射光が入射され、導波路コアを含む導波路と、
前記導波路の幅より広い幅を有し、前記導波路コアからの出射光が入射される多モード干渉導波路と、
を有し、
前記複数の光検出素子の各々は、
少なくとも1つの層からなり、対応する前記多モード干渉導波路からの出射光が入射される第1半導体層と、
前記第1半導体層の上に設けられ、前記第1半導体層に入射された出射光を吸収する吸収層と、
を有し、
前記導波路コアからの出射光が入射される前記多モード干渉導波路の端部から、前記多モード干渉導波路からの出射光が入射される前記光検出部の端部までの長さが、前記多モード干渉導波路において自己結像が起こる長さの70%から100%までの長さであることを特徴とする光受信器。
(付記21)
前記複数の入射光は信号光と参照光を含み、
前記第2導波路部は、前記信号光と前記参照光を干渉させることにより、前記複数の出射光を生成する多モード干渉導波路を含むことを特徴とする付記20記載の光受信器。
(付記22)
前記第1半導体層のうち、少なくとも一部の層は第1導電型の半導体層であり、
前記吸収層の上に前記第1導電型と反対の第2導電型を有する導電性クラッド層をさらに有することを特徴とする付記20又は21記載の光受信器。
(付記23)
複数の入射光が入射され、前記複数の入射光を検出して前記複数の入射光に応じた複数の電気信号を出力する複数の光受信器と、
前記複数の電気信号が入力され、前記複数の電気信号を増幅する複数の増幅器と
を有する光受信モジュールであって、
前記複数の光受信器の各々は、
基板の第1領域に形成され、前記複数の入射光を伝播させる第1導波路部と、
前記基板の第2領域に形成され、前記複数の入射光が入射され、前記複数の入射光に基づいて複数の出射光を生成する第2導波路部と、
前記基板の第3領域に形成され、前記複数の出射光を伝搬させる複数の導波路を含む第3導波路部と、
前記基板の第4領域に形成され、前記複数の導波路より前記複数の出射光が入射される複数の光検出素子を含む光検出部と
を有し、
前記複数の導波路の各々は、
対応する前記出射光が入射され、導波路コアを含む導波路と、
前記導波路の幅より広い幅を有し、前記導波路からの出射光が入射される多モード干渉導波路と、
を有し、
前記複数の光検出素子の各々は、
少なくとも1つの層からなり、対応する前記多モード干渉導波路からの出射光が入射される第1半導体層と、
前記第1半導体層の上に設けられ、前記第1半導体層に入射された出射光を吸収する吸収層と、
を有し、
前記導波路コアからの出射光が入射される前記多モード干渉導波路の端部から、前記多モード干渉導波路からの出射光が入射される前記光検出部の端部までの長さが、前記多モード干渉導波路において自己結像が起こる長さの70%から100%までの長さであることを特徴とする光受信モジュール。
(付記24)
前記第1半導体層のうち、少なくとも一部の層は第1導電型の半導体層であり、
前記吸収層の上に前記第1導電型と反対の第2導電型を有する導電性クラッド層をさらに有することを特徴とする付記23記載の光受信モジュール。
101 光検出部、
102 n型半導体層、
103 i型吸収層、
104 p型上部クラッド層
105 p型コンタクト層、
111 導波路部111
112 導波路コア層
113 上部クラッド層、
114 基板114、
300 光受信器、
301 光検出部、
302 n型半導体層、
303 i型吸収層、
304 p型上部クラッド層、
305 p型コンタクト層
311 導波路部、
312 導波路コア層、
313 上部クラッド層、
314 基板、
321 スラブ領域、
700 光受信器、
714 基板、
701 光検出部、
702 n型半導体層、
703 i型吸収層、
704 p型上部クラッド層、
705 p型コンタクト層、
711 導波路部、
712 導波路コア層
713 上部クラッド層
714 基板、
721 スラブ領域、
731 MMI部、
732 MMI導波路、
1100 MMI導波路、
1101 入力部
1102 出力部
1500 光受信器、
1514 SI−InP基板、
1501 光検出部、
1502 n−InGaAsP半導体層、
1503 i−InGaAs吸収層、
1504 p−InPクラッド層、
1505 p型コンタクト層、
1511 導波路部、
1512 i−InGaAsPコア層、
1513 i−InPクラッド層、
1515 p側金属電極、
1516 n側金属電極、
1517 パッシベーション膜、
1521 スラブ領域、
1531 MMI部、
1532 MMI導波路、
1901 SI−InP基板、
1902 i−InGaAsP膜、
1903 n−InGaAsP膜、
1904 i−InGaAs膜、
1905 p−InP膜、
1906 p−InGaAs/InGaAsP積層膜、
2001 マスク、
2101 i−InP膜、
2201 マスク、
2301 マスク、
2500 光受信器、
2514 基板、
2501 光検出部、
2502 n型半導体層、
2503 i型吸収層、
2504 p型上部クラッド層、
2505 p型コンタクト層、
2511 導波路部、
2512 導波路コア層
2513 上部クラッド層
2514 基板、
2531 MMI部、
2532 MMI導波路、
3000 光受信器、
3014 基板、
3001 光検出部、
3002 n型半導体層、
3003 i型吸収層、
3004 p型上部クラッド層、
3005 p型コンタクト層、
3011 導波路部、
3012 導波路コア層
3013 上部クラッド層
3014 基板、
3021 スラブ領域、
3031 MMI部、
3032 MMI導波路、
3041 埋め込み層、
3042 埋め込み層、
3400 光受信器、
3414 基板、
3401 光検出部、
3402 n型半導体層、
3403 i型吸収層、
3404 p型上部クラッド層、
3405 p型コンタクト層、
3411 導波路部、
3412 導波路層
3413 凸部
3414 基板、
3421 スラブ領域、
3431 MMI部、
3432 MMI導波路、
3801 SI−InP基板、
3802 i−InGaAsP膜、
3803 n−InGaAsP膜、
3804 i−InGaAs膜、
3805 p−InP膜、
3806 p−InGaAs/InGaAsP積層膜、
3901 マスク、
4001 マスク、
4101 マスク、
4201 パッシベーション膜、
4202 p側金属電極、
4203 n側金属電極、
4300 光受信器、
4301 光検出部、
4302 接続導波路部、
4303 MMI導波路部、
4304 入力導波路部、
4305〜4508 フォトダイオード(PD)素子、
4309〜4312 接続導波路、
4313 MMI導波路、
4314、4315 入力導波路、
4400 光受信モジュール、
4401、4402 光コヒーレントレシーバ、
4403〜4406 トランスインピーダンス増幅器(TIA)、
4407、4408 偏光分離素子(PBS)、
4409〜4414 レンズ、
4415、4416 ミラー、
4417、4418 光ファイバケーブル
Claims (10)
- 導波路コアを含む導波路と、
前記導波路の幅より広い幅を有し、前記導波路からの出射光が入射される多モード干渉導波路と、
少なくとも1つの層からなり、前記多モード干渉導波路からの出射光が入射される第1半導体層と、前記第1半導体層の上に設けられ、前記第1半導体層に入射された光を吸収する吸収層とを含む光検出部と、
を有し、
前記導波路からの出射光が入射される前記多モード干渉導波路の端部から、前記多モード干渉導波路からの出射光が入射される光検出部の端部までの長さが、前記多モード干渉導波路において自己結像が起こる長さの70%から100%までの長さであることを特徴とする受光素子。 - 前記第1半導体層は、前記導波路および多モード干渉導波路と共通の導波路コア層と前記導波路コア層の上に堆積された、前記導波路コア層よりも屈折率が高い半導体層からなることを特徴とする請求項1記載の受光素子。
- 前記第1半導体層は、前記導波路コアより屈折率の高い単一の半導体層であることを特徴とする請求項1記載の受光素子。
- 前記光検出部の第1半導体層の底面の幅は前記多モード干渉導波路の幅よりも広く、かつ、前記光検出部の吸収層の幅は前記多モード干渉導波路の幅よりも狭いことを特徴とする請求項1記載の受光素子。
- 前記多モード干渉導波路と前記光検出部の間に設けられ、前記吸収層に覆われない導波路コアが幅方向に延在しているスラブ領域をさらに有し、
前記多モード干渉導波路からの出射光は前記スラブ領域を介して前記光検出部入射されることを特徴とする請求項3記載の受光素子。 - 前記導波路、前記多モード干渉導波路および前記スラブ領域の導波路コアの上にクラッド層をさらに有することを特徴とする請求項5記載の受光素子。
- 前記吸収層の側面を覆い、前記スラブ領域を覆うように形成された半導体埋め込み層と
をさらに有し、
前記半導体埋め込み層の屈折率は、前記クラッド層の屈折率と同一であることを特徴とする請求項4記載の受光素子。 - 導波路コアを含む導波路と、
前記導波路の幅より広い幅を有し、前記導波路からの出射光が入射される多モード干渉導波路と、
少なくとも1つの層からなり、前記多モード干渉導波路からの出射光が入射される第1半導体層と、前記第1半導体層の上に設けられ、前記第1半導体層に入射された出射光を吸収する吸収層とを含む光検出部と、
を有し、
前記多モード干渉導波路の長さは、前記多モード干渉導波路の自己結像が起こる点が前記光検出部の第1半導体層内の前記吸収層の下側の領域に位置するように設定された長さである
ことを特徴とする受光素子。 - 前記第1半導体層のうち、少なくとも一部の層は第1導電型の半導体層であり、
前記吸収層の上に前記第1導電型と反対の第2導電型を有する導電性クラッド層をさらに有することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一つ記載の受光素子。 - 複数の入射光が入射され、前記複数の入射光を検出して前記複数の入射光に応じた複数の電気信号を出力する複数の光受信器と、
前記複数の電気信号が入力され、前記複数の電気信号を増幅する複数の増幅器と
を有する光受信モジュールであって、
前記複数の光受信器の各々は、
基板の第1領域に形成され、前記複数の入射光を伝播させる第1導波路部と、
前記基板の第2領域に形成され、前記複数の入射光が入射され、前記複数の入射光に基づいて複数の出射光を生成する第2導波路部と、
前記基板の第3領域に形成され、前記複数の出射光を伝搬させる複数の導波路を含む第3導波路部と、
前記基板の第4領域に形成され、前記複数の導波路より前記複数の出射光が入射される複数の光検出素子を含む光検出部と
を有し、
前記複数の導波路の各々は、
対応する前記出射光が入射され、導波路コアを含む導波路と、
前記導波路の幅より広い幅を有し、前記導波路からの出射光が入射される多モード干渉導波路と、
を有し、
前記複数の光検出素子の各々は、
少なくとも1つの層からなり、対応する前記多モード干渉導波路からの出射光が入射される第1半導体層と、
前記第1半導体層の上に設けられ、前記第1半導体層に入射された出射光を吸収する吸収層と、
を有し、
前記導波路コアからの出射光が入射される前記多モード干渉導波路の端部から、前記多モード干渉導波路からの出射光が入射される前記光検出部の端部までの長さが、前記多モード干渉導波路において自己結像が起こる長さの70%から100%までの長さである
ことを特徴とする光受信モジュール。
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