JP2012152225A5

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Publication number: JP2012152225A5
Application number: JP2012113546A
Authority: JP
Filing date: 2012-05-17
Publication date: 2013-04-04
Anticipated expiration: 2025-10-04

Claims

配列番号３に対して少なくとも９０％の同一性を有するアミノ酸配列を含む、単離されたポリペプチドまたはフィターゼであって、該ポリペプチドは、配列番号３に従って番号付けした場合の変異Ｄ５３Ｎを含む、単離されたポリペプチドまたはフィターゼ。
前記ポリペプチドが配列番号３に対して９９％の同一性を有する、請求項１に記載の単離されたポリペプチドまたはフィターゼ。
前記ポリペプチドが、シグナル配列を欠失するか、または、配列番号３に従って番号付けした場合のアミノ酸１〜２２を欠失する、請求項１または２に記載の単離されたポリペプチドまたはフィターゼ。
前記ポリペプチドが、配列番号３に示される配列を有するポリペプチドと比較して増加した熱安定性を有する、請求項１に記載の単離されたポリペプチドまたはフィターゼ。
請求項１〜４のいずれか１項に記載の単離されたポリペプチドまたはフィターゼ、あるいは、これらに対して少なくとも７５％の同一性を有する配列をコードする単離された核酸分子。
請求項１〜４のいずれか１項に記載される単離されたポリペプチドもしくはフィターゼを含むプラスミドまたはベクター系。
請求項５に記載の核酸分子または配列番号２に示される配列を含む単離された核酸分子、あるいは、これらに対して少なくとも７５％の同一性を有する配列を含む、請求項６に記載のプラスミドまたはベクター系。
前記プラスミドまたはベクター系が、宿主細胞または微生物中において、それぞれのフィターゼ酵素またはそのホモログ、改変型、機能的な等価物もしくは有効なフラグメントの発現のための発現ベクターである、請求項６または７に記載のプラスミドまたはベクター系。
請求項６〜８のいずれかに記載のプラスミドまたはベクター系で形質転換またはトランスフェクトされた宿主細胞。
請求項９に記載の宿主細胞であって、前記宿主細胞が、Ｂ．ｓｕｂｔｉｌｉｓ、Ｅ．ｃｏｌｉのような細菌を含む微生物、および、Ｈ．ｐｏｌｙｍｏｒｐｈａ、Ｓ．ｐｏｍｂｅ、Ｓ．ｃｅｒｅｖｉｓｉａｅのような酵母を含む真菌由来である、宿主細胞。
前記微生物が原核生物細菌細胞である請求項１０に記載の宿主細胞。
前記原核生物細菌細胞がＥ．ｃｏｌｉである、請求項１１に記載の宿主細胞。
フィターゼを産生する方法であって、該方法は、請求項１〜４のいずれか１項に記載の単離されたポリペプチドまたはフィターゼを宿主細胞中で発現する工程と、該宿主細胞培養培地から該フィターゼを分離する工程とを包含する、方法。
請求項１〜４のいずれか１項に記載されるフィターゼを含む食物または動物飼料組成物。
食物または動物の飼料中における請求項１〜４のいずれか１項に記載のフィターゼの使用。
食物または動物飼料に対して請求項１〜４のいずれか１項に記載のフィターゼを液体形態で噴霧する工程、および／または、請求項１〜４のいずれか１項に記載のフィターゼを乾燥生成物として該食品または動物飼料と混合する工程を包含する、食物または動物飼料の生成のための方法。
配列番号３に対して少なくとも９０％の同一性を有するアミノ酸配列を有し、不活性化温度を測定することによって決定した場合に、配列番号３と比較して向上された熱安定性を有する単離されたポリペプチドまたはフィターゼであって、該不活性化温度は、残留活性が、室温で同じ条件下で同じ期間にわたってインキュベーションした後の残留活性と比較して５０％である温度であり、
該残留活性は、特定の温度にて１時間、２００ｍＭ酢酸ナトリウム緩衝液ｐＨ３．５中の２ｍＭフィチン酸塩および０．８ｍＭＣａＣｌ _２の反応混合物をインキュベートし、その時間の後、新たに調製したＡＭＭ溶液２００μｌを該反応混合物に添加することによって放出されたリン酸塩を測定することによって決定され、該ＡＭＭ溶液は、１：１：２の比の７．５ＮＨ _２ＳＯ _４、１５ｍＭモリブデン酸アンモニウムおよびアセトンから構成され、
ここで、該ＡＭＭ試薬の添加後、１０分より後でかつ３０分より前に、３９０ｎｍでの吸光度が測定され、そして、リン酸塩の量が、既知濃度のリン酸塩溶液を用いて検量線を作成することによって決定される、
単離されたポリペプチドまたはフィターゼ。
明細書中に記載の発明。