JP2012142337A - 光電変換モジュールの製造方法 - Google Patents

光電変換モジュールの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光電変換効率を高めた光電変換モジュールを提供する。
【解決手段】光吸収層31を含む光電変換層3、該光電変換層3上に設けられた第1透光性部材21および該第1透光性部材21上に設けられた透光性基板22を備えた光電変換モジュールMの製造方法であって、光電変換層3の物性異常箇所を特定する工程と、光電変換層3に貫通部6を形成して、物性異常箇所を光電変換層3の正常箇所から電気的に分離または除去する工程と、貫通部6に、第1透光性部材21と異なる屈折率を有する第2透光性部材7を充填する工程とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、光電変換モジュールの製造方法に関する。
太陽光発電等に使用される光電変換モジュールには、様々な種類のものがある。CIS系(銅インジウムセレナイド系)に代表されるカルコパイライト系の光吸収層または非晶質シリコン系の光吸収層を備えた光電変換素子は、比較的低コストで大面積化が容易なことから、研究開発が進められている。
上述のような光電変換素子は、製造時にピンホール等の膜物性の異常な箇所が発生することがある。このような異常箇所があると、局所的に光電流が小さくなったり、リーク電流の増大などが生じるため、光電変換素子の光電変換効率を著しく低下させたり、その信頼性を低下させたりすることがある。
上述したような膜物性に応じて、非晶質シリコン系の光電変換素子に対しては、光電変換素子に逆方向バイアス電圧を印加して、その時の発熱箇所を赤外線カメラで観察してリーク電流発生箇所を特定した後、このリーク電流発生箇所にレーザ光を照射し、その部分の電極などを除去するリペア方法が知られている(特許文献1参照)。
特開平9−266322号公報
物性異常箇所を除去してリペアされた光電変換素子は、透光性樹脂等で封止されて光電変換モジュールとなる。この光電変換モジュールでは、物性異常箇所が除去された部位に光が入射されると、当該部位に配された透光性樹脂を透過して光電変換素子の下部電極で反射して光電変換モジュールの外に放出されやすくなる。これにより、このような光電変換モジュールでは、光の閉じ込め効果が弱まり、光電変換効率が低下する場合があった。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、その目的は光電変換効率を高めた光電変換モジュールを提供することにある。
本発明の一実施形態に係る光電変換モジュールの製造方法は、光吸収層を含む光電変換層、該光電変換層上に設けられた第1透光性部材および該第1透光性部材上に設けられた透光性基板を備えた光電変換モジュールの製造方法であって、前記光電変換層の物性異常箇所を特定する工程を備えている。また、本実施形態では、前記光電変換層に貫通部を形成して、前記物性異常箇所を前記光電変換層の正常箇所から電気的に分離または除去する工程と、前記貫通部に、前記第1透光性部材と異なる屈折率を有する第2透光性部材を充填する工程とを備えている。
本発明の一実施形態に係る光電変換モジュールは、光吸収層を含む光電変換層と、
該光電変換層上に設けられた第1透光性部材と、該第1透光性部材上に設けられた透光性基板とを備えている。そして、本実施形態に係る光電変換モジュールにおいて、前記光電変換層は、該光電変換層の物性異常箇所を該光電変換層の正常箇所から電気的に分離また
は除去するように形成された貫通部を有しており、該貫通部に前記第1透光性部材と異なる屈折率を有する第2透光性部材が充填されている。
本発明の一実施形態に係る光電変換モジュールの製造方法で製造された光電変換モジュールでは、第2透光性部材に向かって光が入射すると、第1透光性部材と第2透光性部材との屈折率差によって光が屈折して、貫通部に臨む光電変換層の内周面に光が入射しやすくなるため、光電変換に寄与する光の量を増やすことができる。その結果、本実施形態では、光電変換モジュールの光電変換効率を高めることができる。
本発明の実施形態に係る光電変換モジュールの構成を示す上面図である。 図1にて一点鎖線A−Aで示した位置におけるXZ断面図である。 図1にて二点鎖線B−Bで示した位置におけるXZ断面図である。 光の入射の様子を説明するための模式図である。 本発明の実施形態に係る光電変換モジュールの製造装置の一例を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、図1から図3には、光電変換セル10の配列方向(図2の図面視左右方向)をx軸方向とする右手系のxyz座標系が付されている。まず、本発明の実施形態に係る光電変換モジュールの製造方法で作製される光電変換モジュールの構成を説明する。
光電変換モジュールMは、図1乃至図3に示すように、光電変換セル10が形成されてなる光電変換装置20の上に、第1透光性部材21および透光性基板22が順次積層されている。次に、光電変換モジュールを構成する各部材について詳述する。
光電変換装置20は、基板1の上に複数の光電変換セル10を並設した構成を有する。図2においては、図示の都合上、2つの光電変換セル10のみが示されているが、実際の光電変換装置20においては、図面の左右方向、あるいはさらにこれに垂直な図面の上下方向に、多数の光電変換セル10が平面的に(二次元的に)配設されている。
各光電変換セル10は、下部電極層2と、光電変換層3と、上部電極層4と、グリッド電極5と、接続部45とを主に備える。光電変換装置20および光電変換モジュールMにおいては、上部電極層4およびグリッド電極5が設けられた側の主面が受光面側となっている。また、光電変換装置20には、第1溝部P1、第2溝部P2、および第3溝部P3という、3種類の溝部が設けられている。
基板1は、複数の光電変換セル10を支持するためのものである。基板1に用いられる材料としては、ガラス、セラミックス、樹脂、および金属などが挙げられる。ここでは、基板1として、厚さ1mm〜3mm程度の青板ガラス(ソーダライムガラス)が用いられている。
下部電極層2は、基板1の一主面上に設けられた、Mo(モリブデン)、Al(アルミニウム)、Ti(チタン)、Ta(タンタル)、またはAu(金)などの金属、あるいはこれらの金属の積層構造体からなる導体層である。下部電極層2は、スパッタ法または蒸着法などの公知の薄膜形成方法を用いて、0.2μm〜1μm程度の厚みに形成される。
光電変換層3は、光吸収層31とバッファ層32とが積層された構成を有する。
光吸収層31は、下部電極層2の上に設けられた、カルコパイライト系(CIS系とも言う)のI-III-VI族化合物からなる、p型の導電型を有する半導体層である。光吸収層31は、1μm〜3μm程度の厚みを有している。
ここで、I-III-VI族化合物とは、I-B族元素(11族元素とも言う)とIII-B族元素(13族元素とも言う)とVI-B族元素(16族元素とも言う)との化合物である。I-III-VI族化合物としては、例えば、CuInSe2(二セレン化銅インジウム、CISとも言う)、Cu(In,Ga)Se2(二セレン化銅インジウム・ガリウム、CIGSとも言う)、Cu(In,Ga)(Se,S)2(二セレン・イオウ化銅インジウム・ガリウム、CIGSSとも言う)が挙げられる。なお、光吸収層31は、薄膜の二セレン・イオウ化銅インジウム・ガリウム層を表面層として有する二セレン化銅インジウム・ガリウムなどの多元化合物半導体の薄膜によって構成されていても良い。
また、光吸収層31は、II-VI族化合物からなる半導体層であっても良い。II-VI族化合物とは、II-B族(12族元素とも言う)とVI-B族元素との化合物半導体である。ただし、層厚みを小さくして少ない材料で安価に光電変換効率を高めるという観点から言えば、カルコパイライト系化合物半導体であるI-III-VI化合物半導体が用いると良い。
光吸収層31については、スパッタリング法、蒸着法などのいわゆる真空プロセスによって形成可能であるほか、光吸収層31の構成元素の錯体溶液を下部電極層2の上に塗布し、その後、乾燥・熱処理を行う、いわゆる塗布法あるいは印刷法と称されるプロセスによって形成することもできる。ただし、光電変換装置20の製造コストを低減する観点から言えば、後者のプロセスが用いられる方が良い。
バッファ層32は、光吸収層31の上に設けられた、該光吸収層31の導電型とは異なるn型の導電型を有する半導体層である。バッファ層32は、光吸収層31がI-III-VI族化合物半導体によって構成される場合に、光吸収層31とヘテロ接合する態様で設けられる。光電変換セル10では、このヘテロ接合を構成する光吸収層31とバッファ層32とにおいて光電変換が生じることから、光吸収層31とバッファ層32とが光電変換部として機能する光電変換層3となっている。なお、光電変換層3の構成はこれに限定されず、異なる導電型の半導体層がホモ接合されたものであっても良い。ここで、導電型が異なる半導体とは、伝導担体(キャリア)が異なる半導体のことである。
バッファ層32は、例えば、CdS(硫化カドミウム)、In23(硫化インジウム)、ZnS(硫化亜鉛)、ZnO(酸化亜鉛)、In2Se3(セレン化インジウム)、In(OH,S)、(Zn,In)(Se,OH)、および(Zn,Mg)Oなどの化合物半導体によって構成される。そして、リーク電流の低減という観点から言えば、バッファ層32は1Ω・cm以上の抵抗率を有すると良い。
また、バッファ層32は、例えば10nm〜200nmの厚みであればよい。この厚みは100nm〜200nmであれば、高温高湿の条件下における光電変換効率の低下をより低減できる。バッファ層32は、例えばケミカルバスデポジション(CBD)法などで形成される。
上部電極層4は、光電変換層3において生じた電荷の取出電極としての機能を有している。上部電極層4には、いわゆる窓層と呼ばれるものも含まれ、窓層に加えてさらに透明導電膜が設けられる場合には、これらを併せて上部電極層4とみなすことができる。
上部電極層4には、例えば錫を含んだ酸化インジウム(ITO)が用いられる。このよ
うな上部電極層4は、例えばスパッタリング法、蒸着法、または化学的気相成長(CVD)法などによって、0.05μm〜3.0μmの厚みに形成される。そして、光電変換層3から電荷を良好に取り出すという観点から、上部電極層4は、抵抗率が1Ω・cm未満であり、シート抵抗が50Ω/□以下であると良い。
バッファ層32と上部電極層4とは、光吸収層31が吸収する光の波長領域に対して光透過性を有する物質によって構成されていると良い。これにより、バッファ層32と上部電極層4とが設けられることによる、光吸収層31における光の吸収効率の低下が低減される。
光透過性を高めると同時に、光反射のロスを防止する効果および光散乱効果を高め、さらに光電変換によって生じた電流を良好に伝送するという観点から言えば、上部電極層4は0.05μm〜0.5μmの厚さであると良い。また、上部電極層4とバッファ層32との界面での光反射のロスを防止する観点から言えば、上部電極層4とバッファ層32の屈折率は等しいことが好ましい。
グリッド電極5は、y軸方向に離間して設けられ、それぞれがx軸方向に延在する複数の集電部5aと、それぞれの集電部5aが接続されてなるとともにy軸方向に延在する連結部5bとを備える、導電性を有する電極である。グリッド電極5は、例えば、Agなどの金属からなる。
集電部5aは、光電変換層3において発生して上部電極層4において取り出された電荷を集電する役割を担う。一方で、上部電極層4については、光吸収層31の上方に設けられるので、光透過性を高めるためにはできるだけ薄く形成すると良い。上部電極層4の薄層化に伴って上部電極層4自体の抵抗値が高くなっても、このような集電部5aが設ければ、効率良く集電することができる。よって、上部電極層4の薄層化が可能となる。
グリッド電極5および上部電極層4によって集電された電荷は、第2溝部P2に設けられた接続部45を通じて、隣の光電変換セル10に伝達される。接続部45は、上部電極層4の延在部分4aと、その上に形成された連結部5bからの垂下部分5cとによって構成される。これにより、光電変換装置20においては、隣り合う光電変換セル10の一方の下部電極層2と、他方の上部電極層4およびグリッド電極5とが、第2溝部P2に設けられた接続部45が接続導体とされて、電気的に直列接続されている。
グリッド電極5は、良好な導電性を確保しつつ、光吸収層31への光の入射量を左右する受光面積の低下を最小限にとどめるという観点から言えば、50μm〜400μmの幅を有することが好ましい。
なお、グリッド電極5のうちの少なくとも連結部5bの表面は、光吸収層31が吸収する波長領域の光を反射する材質によって形成されると良い。このような構成は、例えば、透光性の樹脂に光反射率の高い銀等の金属粒子を添加したり、あるいは、アルミニウムなどの光反射率の高い金属を連結部5bの表面に蒸着することなどによって形成可能である。この場合、光電変換装置20がモジュール化された際、連結部5bにおいて反射した光を、光電変換モジュールM内で再び反射させて光吸収層31に再度入射させることができる。これにより、光吸収層31に対する光の入射量が増大し、ひいては光電変換モジュールMにおける光電変換効率が向上する。
また、グリッド電極5のうちの少なくとも集電部5aは、半田を含むと良い。これにより、グリッド電極5について、曲げ応力に対する耐性が高められるとともに、電気抵抗をより低下させることができる。
また、グリッド電極5は、融点の異なる金属を2種以上含み、少なくとも1種の金属を溶融させない温度で加熱して、他の少なくとも1種の金属を溶融させた後に冷却によって硬化させることで、形成されると良い。この場合、形成過程において低い融点の金属が溶融するので、グリッド電極5は緻密化され、低抵抗化される。その際、溶融していない高融点の金属によって溶融した金属の広がりが低減される。
光電変換層3には、光吸収層31およびバッファ層32の作製時にピンホール等の物性異常箇所が生成された場合、該物性異常箇所を正常箇所から電気的に分離または除去するための貫通部6が形成される。この貫通部6は、光電変換層3の積層方向に沿って形成される。貫通部6において、図1および図3に示した貫通部6aでは、光電変換層3の物性異常箇所を除去するように形成されている。一方で、図1および図3に示した貫通部6bは、光電変換層3の物性異常箇所を下部電極層2上に残存させて、光電変換層3の正常箇所と電気的に分離するように形成されている。すなわち、貫通部6bは、物性異常箇所を取り囲むように形成されている。このような貫通部6bは、図1に示すように、光電変換層3を上面視して物性異常箇所を同心円状に形成してもよいが、これに限定されない。
例えば、図1に示した貫通部6cのように、光電変換層3を上面視して楕円状に形成してもよい。また、例えば、図1に示した貫通部6dのように、光電変換層3を上面視して直線状の貫通部で物性異常箇所を取り囲むように形成されてもよい。また、光電変換層3の角部に物性異常箇所が生じた場合には、上記角部を切り欠くように貫通部6を形成されてもよい。なお、貫通部6の形成方法については後述する。
この貫通部6には、第2透光性部材7が充填されている。第2透光性部材7は、光電変換に寄与する波長の光が透過できる程度の透光性を有している。そして、第2透光性部材7は、第1透光性部材21と異なる屈折率を有している。これにより、第1透光性部材21と第2透光性部材7との界面に屈折率が生じるため、当該界面に入射される光は、光路が変化する。
例えば、図4に示すように、光L1が光電変換モジュールMに入射されて第2透光性部材7まで到達すると、第2透光性部材7と第1透光性部材21との間で光が反射する。この反射光は、第1透光性部材21を通って透光性基板22まで到達すると、透光性基板22の裏面で再度反射し、光電変換層3に入射されるようになる。これにより、光電変換モジュールMの中において光を閉じ込める効果が高まり、結果として、光電変換モジュールMは光電変換効率を高めることができる。
また、第2透光性部材7は、図3および図4に示すように、透光性基板22に向かって突出する凸部となるように形成すれば、平坦な場合に比べて第1透光性部材21との接触面積(界面の面積)を増やすことができるため、より多くの光を反射させることができる。また、このような凸部は、図3および図4に示すように、透光性基板22側の光電変換層3の表面よりも透光性基板22側に突出するように形成すれば、凸部の頂部と透光性基板22の裏面との距離を小さくすることができる。これにより、当該凸部で反射した光が透光性基板22の裏面で反射して再度光電変換層3に入射されるまでの距離を小さくすることができるため、光の損失が小さくなる。また、このような凸部は、上部電極層4の表面より5〜200μm程度突出していればよい。
第2透光性部材7は、光電変換に寄与する太陽光等の光が透過できる程度の透光性を有するとともに、上述したように第1透光性部材21と異なる屈折率を有する材料で構成されている。このような材料としては、第1透光性部材21がエチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)で構成されている場合、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、エポキシ樹脂
、ポリイミド樹脂、シリコーン樹脂、ポリサルホン樹脂(PSF)、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)等の絶縁性を備えた樹脂またはガラス等が挙げられる。
また、光電変換モジュールMは、図4に示すような角度で光L2が入射した場合、第2透光性部材7の屈折率を第1透光性部材21の屈折率よりも大きくすれば、入射した光は下部電極層2の表面と平行な方向に屈折しやすくなる。これにより、屈折した光は、貫通部6に臨む光電変換層3の内周面、すなわち、第2透光性部材7と接触する光電変換層3の表面に入射しやすくなる。その結果、このような光電変換モジュールMであれば、光電変換層3の表面との成す角度が光L1よりも小さい光L2のような光についても、光電変換層3に入射させることができるため、光電変換効率をより高めることができる。このような第2透光性部材7の材料としては、第1透光性部材21がEVAで構成されている場合、例えば、ポリカーボネート樹脂、エポキシ樹脂、ポリサルホン樹脂(PSF)およびポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)が挙げられる。
第1透光性部材21は、光電変換装置20を封止する機能を担う。このような第1透光性部材7には、光電変換に寄与する波長の光が透過できる程度の透光性と水分等に対する耐湿性を有するという観点から、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)が用いられる。この第1透光性部材21厚さは、例えば0.3mm〜1mm程度である。
透光性基板22は、第1透光性部材21の上に設けられ、外部から光電変換モジュールMの内部に水分や異物などが侵入しないように保護するものである。透光性基板22には、例えば、平板状のガラス基板等が用いられる。
次に、光電変換モジュールの製造方法の実施形態について説明する。なお、本実施形態では、I-III-VI族化合物半導体からなる光吸収層31が塗布法あるいは印刷法を用いて形成され、さらにバッファ層32が形成される場合を例として説明する。
まず、洗浄された基板1の略全面に、スパッタリング法などが用いられて、Moなどからなる下部電極層2が成膜される。そして、下部電極層2の上面のうちのY方向に沿った直線状の形成対象位置からその直下の基板1の上面にかけて、第1溝部P1が形成される。第1溝部P1には、YAGレーザその他のレーザ光が走査されつつ形成対象位置に照射されることで溝加工が行われる、スクライブ加工によって形成されると良い。
第1溝部P1が形成された後、下部電極層2の上に、光吸収層31とバッファ層32とが順次に形成される。光吸収層31については、光吸収層31を形成するための溶液が下部電極層2の表面に塗布され、乾燥によって皮膜が形成された後、該皮膜が熱処理されることで形成される。光吸収層31を形成するための溶液は、カルコゲン元素含有有機化合物と塩基性有機溶剤とを含む溶媒(単に混合溶媒とも言う)に、I-B族金属およびIII-B族金属を直接溶解することで作製され、I-B族金属およびIII-B族金属の合計濃度が10wt%以上の溶液とされる。なお、この溶液の塗布には、スピンコータ、スクリーン印刷、ディッピング、スプレー、ダイコータなどの種々の方法の適用が可能である。
カルコゲン元素含有有機化合物とは、カルコゲン元素を含む有機化合物である。カルコゲン元素とは、VI-B族元素のうちのS、Se、Teをいう。カルコゲン元素含有有機化合物としては、例えば、チオール、スルフィド、ジスルフィド、セレノール、セレニド、ジセレニド等が挙げられる。
具体的な工程としては、例えば、ベンゼンセレノールを、ピリジンに対し100mol%となるように溶解させた混合溶媒に、地金の銅、地金のインジウム、地金のガリウム、および地金のセレンを直接溶解させることによって作製された溶液が、ブレード法によっ
て塗布され、乾燥されて皮膜が形成された後、水素ガスの雰囲気下で熱処理が実施される。金属を混合溶媒に直接溶解させるというのは、単体金属または合金の地金を、直接、混合溶媒に混入し、溶解させることをいう。乾燥は、還元雰囲気下で行われることが望ましい。乾燥温度は、例えば、50℃〜300℃である。熱処理は、酸化を低減して良好なI-III-VI化合物半導体が得られるように、還元雰囲気で行われると良い。還元雰囲気は、窒素雰囲気、フォーミングガス雰囲気、および水素雰囲気のうちの何れかであると良い。熱処理温度は、例えば、400℃〜600℃とされる。
バッファ層32は、溶液成長法(CBD法)によって形成される。例えば、酢酸カドミウムとチオ尿素とをアンモニアに溶解させ、これに光吸収層31の形成までが行われた基板1が浸漬されることで、光吸収層31にCdSからなるバッファ層32が形成される工程などがある。
光吸収層31およびバッファ層32によって光電変換層3が形成された後、バッファ層32の上面のうちのY方向に沿った直線状の形成対象位置からその直下の下部電極層2の上面にかけて、第2溝部P2が形成される。第2溝部P2は、例えば、40μm〜50μm程度のスクライブ幅のスクライブ針を用いたスクライビングを、ピッチをずらしながら連続して数回にわたり行うことによって形成される。また、スクライブ針の先端形状を第2溝部P2の幅に近い程度にまで広げたうえでスクライブすることによって第2溝部P2が形成されても良い。あるいは、2本以上のスクライブ針が相互に当接又は近接した状態で固定され、1回〜数回のスクライブを行うことによって形成されても良い。第2溝部P2は、第1溝部P1よりも若干X方向にずれた位置に形成される。
第2溝部P2が形成された後、バッファ層32の上に、例えば、錫を含んだ酸化インジウム(ITO)などを主成分とする透明の上部電極層4が形成される。上部電極層4は、スパッタリング法、蒸着法、またはCVD法などで形成される。
上部電極層4が形成された後、グリッド電極5が形成される。グリッド電極5については、例えば、Agなどの金属粉を樹脂バインダーなどに分散させた導電ペーストをパターン状に印刷し、これを乾燥し、固化することで形成される。なお、固化というのは、導電ペーストに用いるバインダーが熱可塑性樹脂である場合の熔融後の固化状態を含み、バインダーが熱硬化性樹脂や光硬化性樹脂などの硬化性樹脂である場合の硬化後の状態をも含む。
グリッド電極5が形成された後、上部電極層4の上面のうちの直線状の形成対象位置からその直下の下部電極層2の上面にかけて、第3溝部P3が形成される。第3溝部P3の幅は、例えば、40μm〜1000μm程度であることが好適である。また、第3溝部P3は、第2溝部P2と同様に、メカニカルスクライビングによって形成されることが好適である。この第3溝部P3の形成によって、第2透光性部材7が充填される前の光電変換装置20が形成されたことになる。
次に、光電変換層3の物性異常箇所を特定し、該物性異常箇所を正常箇所から電気的に分離または除去する貫通部6の形成方法について説明する。なお、以下の説明では、第2透光性部材7が充填される前の光電変換装置を、便宜上、光電変換装置20Aとする。
まず、光電変換装置20Aの下部電極層2および上部電極層4の電極間に順バイアス電圧印加手段(電圧印加ユニット)により順バイアス電圧を印加する。これにより、光電変換装置20Aから発光されるエレクトロルミネッセンス(以下、ELと略する)をEL発光検知手段(検出ユニット)により検知する。
この光電変換装置20AからのELを観察することにより、順バイアス電圧印加時の光電変換装置20A内での電流密度分布を確認できるため、結果として電流密度分布の不均一性から光電変換装置20Aの光電変換層3の物性異常箇所が確認できる。このとき、EL発光のない部分または他の部分に比べ発光強度が小さい部分では、pn接合不良、マイクロクラックの存在、組成ズレ、再結合が起こりやすい欠陥密度が高い部分、各層間や電極と半導体層間のコンタクト抵抗の異常などの物性異常が存在していることとなる。なお、上記の異常箇所特定手段(特定ユニット)は、EL発光検出に限定されず、光電変換装置20Aに順バイアス電圧もしくは逆バイアス電圧を印加したときに生じる赤外線を検出するものであってもよい。このようにELや赤外線等の電磁波の強度分布を検出することにより光電変換装置20Aにおける光電変換層3の物性異常箇所を特定することができる。
次に、上述の異常箇所特定手段で光電変換層3におけるEL発光の状態を観察して物性異常箇所を特定し、その物性異常箇所の座標を記憶手段に記憶させる。
次いで、この記憶した物性異常箇所の位置情報に基づき、メカニカルスクライブ位置制御手段により制御されたメカニカルスクライブ実施手段(機械加工ユニット)と光電変換装置20Aとの相互の位置を調整する。
その後、メカニカルスクライブ実施手段により、光電変換層3の物性異常箇所を光電変換層3の正常箇所の周辺から電気的に分離する貫通部6を形成する。また、このメカニカルスクライブ実施手段では、物性異常箇所を除去するように貫通部6を形成することもできる。
次に、貫通孔部6を形成する製造装置(リペア装置)の一例について図5を用いて説明する。本リペア装置は、載置テーブル11と、電圧印加ユニット12と、検出ユニットの一部を成す観察用カメラ13と、特定ユニットであるコンピュータ14と、ディスプレイ15とを備えている。さらに、本実施形態におけるリペア装置は、シーケンサー16と、サーボモーター17と、スクライバー上下手段18と、スクライバー19とを備えている。
載置テーブル11は、例えば、厚さ10mm程度ステンレス製の平板で作製され、その略中央部に貫通孔(不図示)が複数設けられている。そして、この載置テーブル11の近傍に配置された真空ポンプなどの減圧手段により、この貫通孔を介して載置テーブル11上に載置された光電変換装置20Aを所定の位置に減圧固定できるようにしてある。さらに、載置テーブル11は、シーケンサー16でコントロールされたサーボモーター17で移動できるようになっている。
スクライバー19は、エアシリンダーなどのシーケンサー16でコントロールされたスクライバー上下手段18により、上下方向に動くようになっている。
次に、上記リペア装置の動作について説明する。載置テーブル11の所定の位置に載置、固定された光電変換装置20Aは、電圧印加ユニット12により、その電極間(下部電極層2と上部電極層4との間)に順方向のバイアス電圧を印加される。この光電変換装置20Aに印加されるバイアス電圧値は、光電変換装置20A内の直列接続されている1つの光電変換セル当たり、0.2V〜1V程度である。なお、実際に印加される電圧値は、これに光電変換装置20A内部の光電変換セル10の直列数を乗じたものとなる。
光電変換装置20Aは、バイアス電圧の印加によって物性異常箇所がEL発光するので、このEL発光状態を観察用カメラ13により撮像し、その画像信号をコンピュータ14
に送る。すなわち、観察用カメラ13よりなる検出ユニットは、光電変換層3から発せられるEL発光等の電磁波の強度を検出する役割を有している。送られた画像信号は、ディスプレイ15に表示されるとともに、コンピュータ14では光電変換装置20のEL発光状態をA/D変換して、得られた濃淡の多値画像を予め定められた濃淡レベルの閾値により二値化し、暗部を特定し、この暗部を物性異常箇所と判断し、その二次元の座標を記憶する。
このような光電変換装置20AのEL発光は微弱なものであるため、このEL発光状態の観察用カメラ13による撮像は、迷光などの影響を避けるため、暗室または暗箱の中で行うと良い。
次に、シーケンサー16によりサーボモーター17を制御し、光電変換装置20Aを載置した載置テーブル11を、機械加工で物性異常箇所を分離するスクライブ実施位置まで移動させ、さらに、図5に示すようにスクライバー19の直下に光電変換層3の物性異常箇所が位置するように移動させる。その後、スクライバー上下手段18によるスクライバー19の昇降と載置テーブル11の移動を組み合わせることにより、光電変換層3の物性異常箇所の周辺の膜にメカニカルスクライブを施し、物性異常箇所の膜を周辺から電気的に切り離す、または除去するように貫通部6を形成することにより、物性異常箇所を正常な箇所から分離する。なお、上述した実施形態では、メカニカルスクライブで物性異常箇所を分離または除去しているが、レーザを用いて行なってもよい。
次いで、貫通部6に第2透光性部材7を充填する。第2透光性部材7は、例えば、ディスペンサを用いて充填される。このようなディスペンサは、スクライバー19と隣り合うようにリペア装置に取り付け、貫通部6が形成された後に動作するように設定すれば、貫通部6の形成および第2透光性部材7の充填を連続的に行なうことができる。ディスペンサには、第2透光性部材7の前駆体が充填されており、スクライバー19と同様に、上下方向に動作することにより、貫通部6内に上記前駆体を充填できる。次に、第2透光性部材7に上述したような凸部を形成する場合について説明する。例えば、高さが5μm程度の凸部を形成する場合には、上部電極層4と同じ高さになるように充填すると表面張力で高さ5μm程度の凸部を形成することができる。また、例えば、高さが200μm程度の凸部を形成する場合には、上部電極層4の表面の位置まで充填させてから、徐々にディスペンサを引き上げ250μm〜300μm程度まで上昇させたときに第2透光性部材7の吐出を止めることで形成できる。なお、このディスペンサは、上記リペア装置以外の装置に取り付けて作動させるようにしてもよい。
上述のように、貫通部6に第2透光性部材7の前駆体を充填させた後、乾燥させて第2透光性部材7を形成して光電変換装置20が作製される。なお、第2透光性部材7は、貫通部6だけでなく、第3溝部P3に充填されてもよい。この第3溝部P3は、光電変換層3の積層方向にわたって形成された、光電変換層3のスリットに相当する。このように、第3溝部P3にも第2透光性部材7を設ければ、光の閉じ込め効果をより高めることができる。さらに、第3溝部P3に設けた第2透光性部材7には、上述のような凸部を形成すれば、より光の閉じ込め効果を高めることができる。
次に、光電変換装置20上に第1透光性部材21の前駆体および透光性基板22を配置してなる積層体を形成する。その後、第1透光性部材21にEVAを用いる場合、150℃〜160℃で加熱しつつ、ラミネート装置で当該積層体を圧着して光電変換モジュールMを作製する。
なお、上述した実施形態では、カルコパイライト系の光吸収層31を備えた光電変換装置20であったが、例えば、アモルファスシリコン系の半導体層よりなる光吸収層を備え
た光電変換装置にも適用可能である。このような光電変換装置は、例えば、下部電極層をアルミニウムやニッケルで形成し、光電変換層をn型、i型、p型の順で積層されたアモルファスシリコンの半導体層で形成し、上部電極層を錫を含む酸化インジウムスズ(ITO)等で形成すればよい。このとき、下部電極層は、蒸着法やスパッタリング法で200nm〜500nmの厚みで成膜すればよい。また、光電変換層は、下部電極層上にプラズマCVD法等でn型、i型、p型のアモルファスシリコンを順次成膜すればよい。その後、光電変換層上にITOをスパッタリング法などで100nm〜600nmの厚みで成膜して上部電極層を形成した後、レーザ等を用いて図3に示すようなパターニングをすることで作製できる。また、上述したアモルファスシリコンの半導体層は、さらに微結晶シリコンや多結晶シリコンを含んでいてもよい。
M:光電変換モジュール
1:基板
2:下部電極層
3:光電変換層
31:光吸収層
32:バッファ層
4:上部電極層
45:接続部
5:グリッド電極
5a:集電部
5b:連結部
6:貫通部
7:第2透光性部材
10:光電変換セル
11:載置テーブル
12:電圧印加ユニット
13:観察用カメラ(検出ユニット)
14:コンピュータ(特定ユニット)
15:ディスプレイ
16:シーケンサー
17:サーボモーター
18:スクライバー上下手段
19:スクライバー
20:光電変換装置
21:第1透光性部材
22:透光性基板

Claims (6)

  1. 光吸収層を含む光電変換層、該光電変換層上に設けられた第1透光性部材および該第1透光性部材上に設けられた透光性基板を備えた光電変換モジュールの製造方法であって、前記光電変換層の物性異常箇所を特定する工程と、
    前記光電変換層に貫通部を形成して、前記物性異常箇所を前記光電変換層の正常箇所から電気的に分離または除去する工程と、
    前記貫通部に、前記第1透光性部材と異なる屈折率を有する第2透光性部材を充填する工程とを備えることを特徴とする光電変換モジュールの製造方法。
  2. 前記第2透光性部材に、前記透光性基板に向かって突出する凸部を形成することを特徴とする請求項1に記載の光電変換モジュールの製造方法。
  3. 前記凸部を、前記透光性基板側の前記光電変換層の表面よりも前記透光性基板側に突出するように設けることを特徴とする請求項2に記載の光電変換モジュールの製造方法。
  4. 前記貫通部を、前記物性異常箇所を取り囲むように形成することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の光電変換モジュールの製造方法。
  5. 前記光電変換層を積層方向にわたって形成されたスリットによって分離するとともに、該スリットに前記第2透光性部材を充填する工程をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の光電変換モジュールの製造方法。
  6. 光吸収層を含む光電変換層と、
    該光電変換層上に設けられた第1透光性部材と、
    該第1透光性部材上に設けられた透光性基板と、を備え、
    前記光電変換層は、該光電変換層の物性異常箇所を該光電変換層の正常箇所から電気的に分離または除去するように形成された貫通部を有しており、該貫通部に前記第1透光性部材と異なる屈折率を有する第2透光性部材が充填されていることを特徴とする光電変換モジュール。
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