JP2012138385A - 高信頼性半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

高信頼性半導体装置及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】逆方向バイアス試験を行った場合においても、pn接合の周縁部に形成された溝の角部と直線部とに電界が分散されることで、溝の角部に電界が集中する虞が無く、したがって、耐圧及び信頼性の向上と低損失とを両立させることが可能な高信頼性半導体装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明のメサプレーナー構造の高信頼性半導体装置11は、n型シリコン基板12の表面12aに、p型拡散層からなるベース層13及び電極15が順次積層され、n型シリコン基板12及びベース層13により形成されたpn接合16の周縁部には、溝17が形成され、この溝17は、直線部21と、直線部21の深さより深い角部33とにより構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、高信頼性半導体装置及びその製造方法に関するものである。
従来、高信頼性半導体装置としては、メサプレーナー構造の高信頼性半導体装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
図8は、従来のメサプレーナー構造の高信頼性半導体装置の一例を示す平面図、図9は図8のA−A線に沿う断面図であり、n型シリコン基板2に、p型拡散層からなるベース層3、アルミニウム等の導電体からなる電極5が順次積層され、n型シリコン基板2及びベース層3により形成されたpn接合6の周縁部には、pn接合6の端部を露出する溝7が形成され、この溝7にはガラス膜8が施されている。
溝7の底部は、ベース層3の底部より深くなるように形成されている。
特開平6−342902号公報
ところで、従来の高信頼性半導体装置1では、逆方向バイアス試験を行った場合に、溝7の角部(図8中、A領域)に電界が集中し易く、場合によっては破壊に至る虞があった。これは、pn接合6の溝7の角部近傍における耐圧が、溝7の直線部における耐圧より低下することによるためで、高比抵抗を用いた高信頼性半導体装置1にて顕著に現れる現象である。
そこで、この現象を回避するために、溝7の角部の曲率半径を大きくする(ゆるいカーブにする)ことで、溝7の角部の電界を緩和することが行われているが、溝7の角部の曲率半径と損失との間にはトレードオフの関係があり、したがって、溝7の角部の曲率半径を大きくすると、pn接合6における整流面積が小さくなる。逆に、溝7の角部の曲率半径を小さくすると、面積は大きくなるが、電界が集中し易くなる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、逆方向バイアス試験を行った場合においても、pn接合の周縁部に形成された溝の角部と直線部とに電界が分散されることで、溝の角部に電界が集中する虞が無く、したがって、耐圧向上及び信頼性向上と低損失とを両立させることが可能な高信頼性半導体装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明者は、上記の課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、第1の導電型の半導体基板の一主面に第2の導電型の半導体層が形成され、前記第1の導電型の半導体基板及び前記第2の導電型の半導体層により形成されたpn接合の周縁部に前記pn接合の端部を露出する溝を形成してなる高信頼性半導体装置において、前記溝は、複数の直線部と複数の角部とからなり、前記角部の深さを、前記直線部の深さより深くした構成とすれば、溝の角部における耐圧が直線部における耐圧より高くなる、あるいは、溝の角部の耐圧と直線部の耐圧とが略一致することとなり、よって、逆方向バイアス試験を行った場合においても、印加される電界は溝の角部と直線部あるいは直線部に分散されることとなり、したがって、溝の角部に電界が集中する虞が無いことを見出し、さらに、第1の導電型の半導体基板及び第2の導電型の半導体層により形成されたpn接合における整流面積が小さくならないので、損失が増加する虞もなく、その結果、耐圧及び信頼性の向上と低損失を両立させることが可能になることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の請求項1記載の高信頼性半導体装置は、第1の導電型の半導体基板の一主面に第2の導電型の半導体層が形成され、前記第1の導電型の半導体基板及び前記第2の導電型の半導体層により形成されたpn接合の周縁部に前記pn接合の端部を露出する溝を形成してなる高信頼性半導体装置において、前記溝は、複数の直線部と複数の角部とからなり、前記角部の深さを、前記直線部の深さより深くしたことを特徴とする。
この高信頼性半導体装置では、pn接合の周縁部に形成される溝を複数の直線部と複数の角部とにより構成し、さらに角部の深さを直線部の深さより深くしたことにより、pn接合から空乏層までの距離が大きくなり、よって、溝の角部における耐圧が直線部における耐圧より高くなり、その結果、電界は溝の角部に集中することなく、溝の角部と直線部あるいは直線部とに分散されることとなり、よって、耐圧及び信頼性が向上し、電界による破壊が生じ難くなる。
また、pn接合における整流面積が変わらずに溝の角部の深さのみが深くなるので、高信頼性半導体装置としての損失も増加しない。
これにより、耐圧及び信頼性の向上と低損失を両立させることが可能になる。
請求項2記載の高信頼性半導体装置は、請求項1記載の高信頼性半導体装置において、前記角部における外側の内壁の曲率半径を、内側の内壁の曲率半径より小さくしたことを特徴とする。
この高信頼性半導体装置では、角部における外側の内壁の曲率半径を、内側の内壁の曲率半径より小さくしたことにより、角部の外側の内壁が外側に広がることとなり、角部の面積が拡大されることとなる。したがって、エッチングにより溝を形成した場合に、面積が広い角部の方が直線部よりエッチング量が多くなり、角部の深さは、直線部の深さより深くなる。その結果、溝の角部に電界が集中する虞がさらに無くなり、よって、耐圧がさらに向上し、電界による破壊がさらに生じ難くなる。
請求項3記載の高信頼性半導体装置は、請求項1または2記載の高信頼性半導体装置において、前記角部の深さを、前記pn接合の空乏層の深さより深くしたことを特徴とする。
この高信頼性半導体装置では、角部の深さを、pn接合の空乏層の深さより深くしたことにより、pn接合面と空乏層の底面との距離が長くなり、したがって、溝の角部における耐圧は、溝の直線部における耐圧より高くなる。その結果、溝の角部に電界が集中する虞がさらに無くなり、よって、耐圧及び信頼性がさらに向上し、電界による破壊がさらに生じ難くなる。
請求項4記載の高信頼性半導体装置の製造方法は、第1の導電型の半導体基板の一主面に第2の導電型の半導体層が形成され、前記第1の導電型の半導体基板及び前記第2の導電型の半導体層により形成されたpn接合の周縁部に前記pn接合の端部を露出する溝を形成してなり、前記溝は、複数の直線部と複数の角部とからなる高信頼性半導体装置の製造方法において、前記pn接合の周縁部の角部を選択除去する工程と、前記角部を含む前記pn接合の周縁部を選択除去することにより、前記pn接合部の周縁部に前記溝を形成するとともに、前記溝の角部の深さを、前記溝の直線部の深さより深くする工程と、を有することを特徴とする。
この高信頼性半導体装置の製造方法では、pn接合の周縁部の角部を選択除去する工程と、角部を含むpn接合の周縁部を選択除去することにより、pn接合部の周縁部に溝を形成するとともに、溝の角部の深さを、溝の直線部の深さより深くする工程と、を有することにより、pn接合の周縁部に、角部の深さを直線部の深さより深くした溝を形成することが可能になる。よって、耐圧及び信頼性の向上と低損失を両立させることが可能な高信頼性半導体装置を得ることが可能である。
請求項5記載の高信頼性半導体装置の製造方法は、第1の導電型の半導体基板の一主面に第2の導電型の半導体層が形成され、前記第1の導電型の半導体基板及び前記第2の導電型の半導体層により形成されたpn接合の周縁部に前記pn接合の端部を露出する溝を形成してなり、前記溝は、複数の直線部と複数の角部とからなる高信頼性半導体装置の製造方法において、前記溝の角部の幅が直線部の幅より広くなるように、前記pn接合の周縁部を選択除去することにより、前記pn接合部の周縁部に前記溝を形成するとともに、前記溝の角部の深さを、前記溝の直線部の深さより深くする工程、を有することを特徴とする。
この高信頼性半導体装置の製造方法では、溝の角部の幅が直線部の幅より広くなるように、pn接合の周縁部を選択除去することにより、pn接合部の周縁部に溝を形成するとともに、溝の角部の深さを、溝の直線部の深さより深くすることにより、pn接合の周縁部に、角部の深さを直線部の深さより深くした溝を形成することが可能になる。よって、耐圧及び信頼性の向上と低損失を両立させることが可能な高信頼性半導体装置を得ることが可能である。
請求項6記載の高信頼性半導体装置の製造方法は、第1の導電型の半導体基板の一主面に第2の導電型の半導体層が形成され、前記第1の導電型の半導体基板及び前記第2の導電型の半導体層により形成されたpn接合の周縁部に前記pn接合の端部を露出する溝を形成してなり、前記溝は、複数の直線部と複数の角部とからなる高信頼性半導体装置の製造方法において、レーザの出力を変化させて前記pn接合の周縁部を選択除去することにより、前記溝の角部の深さを前記溝の直線部の深さより深くする工程を有することを特徴とする。
この高信頼性半導体装置の製造方法では、レーザの出力を変化させてpn接合の周縁部を選択除去し、溝の角部の深さを溝の直線部の深さより深くすることにより、pn接合の周縁部に、角部の深さを直線部の深さより深くした溝を形成することが可能になる。よって、耐圧及び信頼性の向上と低損失を両立させることが可能な高信頼性半導体装置を得ることが可能である。
本発明の請求項1記載の高信頼性半導体装置によれば、pn接合の周縁部に形成した溝について、角部の深さを直線部の深さより深くしたので、溝の角部における耐圧を直線部における耐圧より高くすることができ、したがって、電界を溝の角部に集中することなく、溝の角部と直線部とに分散させることができ、その結果、耐圧及び信頼性を向上させることができ、電界による破壊を防止することができる。
また、pn接合における整流面積が変わらずに溝の角部の深さのみが深くなるので、高信頼性半導体装置としての損失が増加する虞はない。
以上により、耐圧及び信頼性の向上と低損失を両立させた高信頼性半導体装置を提供することができる。
請求項2記載の高信頼性半導体装置によれば、角部における外側の内壁の曲率半径を、内側の内壁の曲率半径より小さくしたので、角部の面積が拡大されることとなり、エッチングにより溝を形成した場合に、角部の深さが直線部の深さより深くなり、したがって、溝の角部における耐圧を直線部における耐圧より高くすることができ、したがって、電界を溝の角部に集中することなく、溝の角部と直線部あるいは直線部に分散させることができる。
請求項3記載の高信頼性半導体装置によれば、角部の深さをpn接合の空乏層の深さより深くしたので、pn接合面と空乏層の底面との距離を長くとることができ、したがって、溝の角部における耐圧を、溝の直線部における耐圧より高くすることができる。その結果、溝の角部に電界が集中する虞が無くなり、耐圧及び信頼性をさらに向上させることができ、電界による破壊を防止することができる。
請求項4記載の高信頼性半導体装置の製造方法によれば、pn接合の周縁部の角部を選択除去する工程と、前記角部を含む前記pn接合の周縁部を選択除去することにより、前記pn接合部の周縁部に前記溝を形成するとともに、前記溝の角部の深さを、前記溝の直線部の深さより深くする工程とを有するので、pn接合の周縁部に、角部の深さを直線部の深さより深くした溝を容易に形成することができる。したがって、耐圧及び信頼性の向上と低損失を両立させた高信頼性半導体装置を容易に得ることができる。
請求項5記載の高信頼性半導体装置の製造方法によれば、溝における角部の幅が直線部の幅より広くなるように、pn接合の周縁部を選択除去することにより、pn接合部の周縁部に溝を形成するとともに、溝の角部の深さを直線部の深さより深くする工程を有するので、pn接合の周縁部に、角部の深さを直線部の深さより深くした溝を容易に形成することができる。したがって、耐圧及び信頼性の向上と低損失を両立させた高信頼性半導体装置を容易に得ることができる。
請求項6記載の高信頼性半導体装置の製造方法によれば、レーザの出力を変化させてpn接合の周縁部を選択除去することにより、溝の角部の深さを直線部の深さより深くする工程を有するので、pn接合の周縁部に、角部の深さを直線部の深さより深くした溝を容易に形成することができる。したがって、耐圧及び信頼性の向上と低損失を両立させた高信頼性半導体装置を容易に得ることができる。
本発明の第1の実施形態の高信頼性半導体装置を示す平面図である。 図1のB−B線に沿う断面図である。 本発明の第1の実施形態の高信頼性半導体装置の製造方法を示す過程図である。 本発明の第2の実施形態の高信頼性半導体装置を示す平面図である。 図4のC−C線に沿う断面図である。 本発明の第2の実施形態の高信頼性半導体装置の製造方法を示す過程図である。 本発明の第3の実施形態の高信頼性半導体装置を示す部分断面図である。 従来の高信頼性半導体装置の一例を示す平面図である。 図8のA−A線に沿う断面図である。
本発明の高信頼性半導体装置及びその製造方法を実施するための形態について説明する。
なお、この形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態の高信頼性半導体装置を示す平面図、図2は図1のB−B線に沿う断面図である。
図1において、符号11はメサプレーナー構造の高信頼性半導体装置であり、n型シリコン基板(第1の導電型の半導体基板)12の表面(一主面)12aに、p型拡散層からなるベース層(第2の導電型の半導体層)13、Al、Cu、Pd等の導電体からなる電極15が順次積層され、n型シリコン基板12及びベース層13により形成された平面視略正方形状のpn接合16の周縁部には、pn接合16の端部を露出する溝17が形成され、この溝17の内面にはパッシベーション膜となるガラス膜18が施されている。
溝17は、pn接合16の平面視略正方形状の各辺に沿って形成された長尺の直線部21〜24と、この平面視略正方形状の各角に形成された角部31〜34とにより構成されている。これら直線部21〜24及び角部31〜34を交互に配置することにより全体形状がロの字形の溝17となっている。
角部31〜34の深さdは、pn接合16のn型シリコン基板12の表面12aからの深さより深く、すなわち、ベース層13の厚みより大きく、したがって、直線部21〜24の深さdより深くなっている。
この溝17では、角部31〜34の幅と直線部21〜24の幅とが一致するように、角部31〜34における外側の内壁の曲率半径は、内側の内壁の曲率半径より大きくなっている。
一般に、半導体装置では、電界が印加された場合の溝17における耐圧は、深さが深い程高くなる。
この高信頼性半導体装置11では、pn接合16の周縁部に形成された溝17を、直線部21〜24と、深さが直線部21〜24より深い角部31〜34とにより構成したことにより、逆方向バイアス試験を行った場合においても、溝17の角部31〜34における耐圧が直線部21〜24における耐圧より高くなり、その結果、電界は溝17の角部31〜34に集中することなく、溝17の角部31〜34と直線部21〜24とに分散されることとなり、よって、耐圧が向上し、電界による破壊が生じ難くなる。
また、n型シリコン基板12におけるpn接合16の占有面積が変わらずに、溝17の角部31〜34の深さのみが深くなるので、高信頼性半導体装置11としての損失も増加しない。
これにより、耐圧の向上と低損失を両立させることが可能になる。
次に、この高信頼性半導体装置11の製造方法について、図3に基づき説明する。
まず、図3(a)に示すように、n型シリコン基板12の表面の所定位置にベース層13が形成されたウェーハ41を用意する。
次いで、ウェーハ41の表面全面にレジスト42を塗布し、露光及び現像を行い、レジスト42のうち形成すべき溝17の角部31〜34に対応する位置に開口42aを形成する。
次いで、図3(b)に示すように、開口42aが形成されたレジスト42をマスクとして、ウェーハ41をウェットエッチングし、ウェーハ41の表面41aのうち角部31〜34に対応する位置に、それぞれ凹部43を形成する。これら凹部43の深さは、後述する第2のウェットエッチングによるエッチング深さとの和が角部31〜34の所望の深さとなるように設定すればよい。
その後、レジスト42を剥離する。
次いで、図3(c)に示すように、ウェーハ41の表面41aのうち溝17に対応する位置を、開口44aが形成されたマスク44を用いてウェットエッチングする。
ここでは、ウェーハ41の表面41aのうち直線部21〜24に対応する位置に、所望の深さの直線部21〜24が形成されるように、ウェットエッチングのエッチングレートを調整する。
これにより、ウェーハ41の表面41aには、所望の深さの直線部21〜24が形成されるとともに、凹部43には、これら凹部43の深さと直線部21〜24の深さとの和を所望の深さとする角部31〜34が形成される。したがって、ウェーハ41の表面41aには、直線部21〜24と、深さが直線部21〜24より深くかつpn接合16の端部を露出する角部31〜34とからなる略ロの字状の溝17が形成されることとなる。
その後、マスク44を除去する。
次いで、図3(d)に示すように、溝17の内面にパッシベーション膜となるガラス膜18を形成する。
次いで、ウェーハ41の表面41aの所定位置に、蒸着法や無電界めっき法によりAl、Cu、Pd、Ni等の電極用金属を堆積させ、電極15を形成する。
以上により、本実施形態のメサプレーナー構造の高信頼性半導体装置11を作製することができる。
本実施形態のメサプレーナー構造の高信頼性半導体装置11によれば、n型シリコン基板12及びベース層13により形成されたpn接合16の周縁部に、長尺の直線部21〜24と、深さが直線部21〜24より深い角部31〜34とにより構成される溝17を形成したので、溝17の角部31〜34における耐圧を直線部21〜24における耐圧より高くすることができ、したがって、電界を溝17の角部31〜34に集中することなく、溝17の角部31〜34と直線部21〜24とに分散させることができ、その結果、耐圧及び信頼性を向上させることができ、電界による破壊を防止することができる。
また、pn接合16における整流面積が変わらずに溝17の角部31〜34の深さのみが深くなるので、高信頼性半導体装置11としての損失が増加する虞はない。
以上により、耐圧及び信頼性の向上と低損失を両立させた高信頼性半導体装置11を提供することができる。
本実施形態のメサプレーナー構造の高信頼性半導体装置11の製造方法によれば、レジスト42をマスクとして、ウェーハ41をウェットエッチングし、ウェーハ41の表面41aのうち角部31〜34に対応する位置にそれぞれ凹部43を形成し、次いで、開口44aが形成されたマスク44を用いてウェットエッチングするので、ウェーハ41の表面41aに、直線部21〜24と、深さが直線部21〜24より深くかつpn接合16の端部を露出する角部31〜34とからなる溝17を容易に形成することができる。
したがって、耐圧及び信頼性の向上と低損失を両立させた高信頼性半導体装置11を容易に作製することができる。
なお、本実施形態では、ウェットエッチングによりウェーハ41の表面41aの角部31〜34に対応する位置それぞれに凹部43を形成し、次いで、この表面41aの溝17に対応する位置をウェットエッチングするという2段階のウエットエッチングにより、ウェーハ41の表面41aに、直線部21〜24と、深さが直線部21〜24の深さより深い角部31〜34とにより構成される溝17を形成することとしたが、レーザの出力を変化させてウェーハ41の表面41aにおけるエッチング深さを個々に変化させることにより、直線部21〜24と角部31〜34とからなる溝17を形成することとしてもよい。
特に、グリーンレーザを用いれば、角部31〜34を精度良く形成できるので好ましい。
レーザを用いた場合、1回の操作で所望の形状の溝17を形成することができるので、工程の短縮を図ることができる。
[第2の実施形態]
図4は、本発明の第2の実施形態の高信頼性半導体装置を示す平面図、図5は図4のC−C線に沿う断面図である。
本実施形態の高信頼性半導体装置51が第1の実施形態の高信頼性半導体装置11と異なる点は、第1の実施形態の高信頼性半導体装置11では、溝17の角部31〜34の幅と直線部21〜24の幅とが一致するように、角部31〜34の外側の内壁の曲率半径を内側の内壁の曲率半径より大きくしたのに対し、本実施形態の高信頼性半導体装置51では、溝52の角部53〜56の幅が直線部21〜24の幅より大きくなるように、角部53〜56の外側の内壁の曲率半径Rを内側の内壁の曲率半径Rより小さくした点である。
この高信頼性半導体装置51では、角部53〜56における外側の内壁53a〜56aの曲率半径Rを、内側の内壁53b〜56bの曲率半径Rより小さくしたことにより、角部53〜56の外側の内壁53a〜56aが外側に広がることとなり、角部53〜56の面積が外側に向かって拡大されることとなる。
この角部53〜56は、エッチングにより形成されるが、エッチングにより溝52を形成した場合に、面積が広い角部53〜56の方が直線部21〜24よりエッチング量が多くなり、したがって、角部53〜56の深さは、直線部21〜24の深さより深くなる。
この高信頼性半導体装置51では、角部53〜56における外側の内壁53a〜56aの曲率半径Rを、内側の内壁53b〜56bの曲率半径Rより小さくしたことにより、角部53〜56の深さが直線部21〜24の深さより深くなり、したがって、溝52の角部53〜56における耐圧を直線部21〜24における耐圧より高くすることが可能になる。これにより、電界を、溝52の角部53〜56に集中させることなく、角部53〜56と直線部21〜24とに分散させることが可能になる。
また、n型シリコン基板12におけるpn接合16の占有面積が変わらずに、溝52の角部53〜56の深さが深くなるので、高信頼性半導体装置51としての損失も増加しない。
これにより、耐圧及び信頼性の向上と低損失を両立させることが可能になる。
次に、この高信頼性半導体装置51の製造方法について、図6に基づき説明する。
まず、図6(a)に示すように、n型シリコン基板12の表面の所定位置にベース層13が形成されたウェーハ41を用意する。
次いで、ウェーハ41の表面全面にレジスト61を塗布し、露光及び現像を行い、レジスト61のうち溝52に対応する位置に開口61a、61bを形成する。
ここでは、開口61aが溝52の角部53〜56に対応し、開口61bが溝52の直線部21〜24に対応している。
したがって、開口61aの幅wは溝52の角部53〜56の幅に対応しており、開口61bの幅wは直線部21〜24の幅に対応していることとなる。
次いで、図6(b)に示すように、ウェーハ41の表面41aを、開口61a、61bが形成されたレジスト61をマスクとしてウェットエッチングする。
ここでは、開口61aの幅wが溝52の角部53〜56の幅に対応し、開口61bの幅wが直線部21〜24の幅に対応しているので、得られた溝52は、角部53〜56に対応する部分の幅wが直線部21〜24に対応する部分の幅wより大きくなるように、すなわち、角部53〜56に対応する部分の外側の内壁の曲率半径Rが、内側の内壁の曲率半径Rより小さくなるように、形成される。
これにより、ウェーハ41の表面41aには、所望の深さの直線部21〜24と、外側の内壁53a〜56aの曲率半径Rが内側の内壁53b〜56bの曲率半径Rより小さく、深さが直線部21〜24より深くかつpn接合16の端部を露出する角部53〜56が形成されることとなる。
その後、マスク61を除去する。
次いで、図6(c)に示すように、溝52の内面にパッシベーション膜となるガラス膜18を形成する。
次いで、ウェーハ41の表面41aの所定位置に、蒸着法や無電界めっき法によりAl、Cu、Pd、Ni等の電極用金属を堆積させ、電極15を形成する。
以上により、本実施形態のメサプレーナー構造の高信頼性半導体装置51を作製することができる。
本実施形態のメサプレーナー構造の高信頼性半導体装置51においても、第1の実施形態のメサプレーナー構造の高信頼性半導体装置11と同様の効果を奏することができる。
なお、本実施形態では、ウェーハ41の表面41aの溝52に対応する位置を、開口61aが形成されたレジスト61をマスクとしてウェットエッチングすることとしたが、レーザの出力を変化させてウェーハ41の表面41aにおけるエッチング深さを個々に変化させることにより、直線部21〜24と角部53〜56とからなる溝52を形成することとしても、本実施形態のメサプレーナー構造の高信頼性半導体装置51を作製することができる。
[第3の実施形態]
図7は、本発明の第3の実施形態の高信頼性半導体装置を示す部分断面図である。
本実施形態の高信頼性半導体装置71が第1の実施形態の高信頼性半導体装置11と異なる点は、溝の角部72を、その深さが、ベース層13とn型シリコン基板12とのpn接合16の界面近傍に形成された空乏層73の位置より深くなるように形成した点であり、その他の点については第1の実施形態の高信頼性半導体装置11と全く同様である。
空乏層73は、n型シリコン基板12及びベース層13におけるキャリア濃度と、pn接合16における不純物拡散濃度とから決定されるので、逆方法にバイアス電圧を印加した場合を考慮すると、溝の角部72の深さは、空乏層73より深いことが好ましいということになる。
本実施形態のメサプレーナー構造の高信頼性半導体装置71においても、第1の実施形態のメサプレーナー構造の高信頼性半導体装置11と同様の効果を奏することができる。
しかも、溝の角部72を、その深さがベース層13とn型シリコン基板12とのpn接合16の界面近傍に形成された空乏層73の位置より深くなるように形成したので、溝の角部72の深さがpn接合16の界面近傍に形成された空乏層73の位置より深くなり、したがって、溝72の角部における耐圧を、溝72の直線部における耐圧より高くすることができる。その結果、溝72の角部に電界が集中する虞が無くなり、耐圧及び信頼性をさらに向上させることができ、電界による破壊を防止することができる。
以上、本発明ではメサプレーナー構造の高信頼性半導体装置について説明したが、本発明は、第1の導電型の半導体基板及び第2の導電型の半導体層により形成されたpn接合の周縁部にpn接合の端部を露出する溝を形成した構造であればよく、例えば、サイリスタ等に代表されるような、p−n−p−n等のように4層以上の半導体層を積層した構造の半導体装置に対しても適用可能であり、その技術的価値は大きなものである。
11 高信頼性半導体装置
12 n型シリコン基板(第1の導電型の半導体基板)
12a 表面(一主面)
13 ベース層(第2の導電型の半導体層)
15 電極
16 pn接合
17 溝
18 ガラス膜
21〜24 直線部
31〜34 角部
41 ウェーハ
41a 表面
42 レジスト
42a 開口
43 凹部
44 マスク
44a 開口
51 高信頼性半導体装置
52 溝
53〜56 角部
53a〜56a 外側の内壁
53b〜56b 内側の内壁
61 レジスト
61a、61b 開口
71 高信頼性半導体装置
72 溝の角部
73 空乏層

Claims (6)

  1. 第1の導電型の半導体基板の一主面に第2の導電型の半導体層が形成され、前記第1の導電型の半導体基板及び前記第2の導電型の半導体層により形成されたpn接合の周縁部に前記pn接合の端部を露出する溝を形成してなる高信頼性半導体装置において、
    前記溝は、複数の直線部と複数の角部とからなり、
    前記角部の深さを、前記直線部の深さより深くしたことを特徴とする高信頼性半導体装置。
  2. 前記角部における外側の内壁の曲率半径を、内側の内壁の曲率半径より小さくしたことを特徴とする請求項1記載の高信頼性半導体装置。
  3. 前記角部の深さを、前記pn接合の空乏層の深さより深くしたことを特徴とする請求項1または2記載の高信頼性半導体装置。
  4. 第1の導電型の半導体基板の一主面に第2の導電型の半導体層が形成され、前記第1の導電型の半導体基板及び前記第2の導電型の半導体層により形成されたpn接合の周縁部に前記pn接合の端部を露出する溝を形成してなり、前記溝は、複数の直線部と複数の角部とからなる高信頼性半導体装置の製造方法において、
    前記pn接合の周縁部の角部を選択除去する工程と、
    前記角部を含む前記pn接合の周縁部を選択除去することにより、前記pn接合部の周縁部に前記溝を形成するとともに、前記溝の角部の深さを、前記溝の直線部の深さより深くする工程と、
    を有することを特徴とする高信頼性半導体装置の製造方法。
  5. 第1の導電型の半導体基板の一主面に第2の導電型の半導体層が形成され、前記第1の導電型の半導体基板及び前記第2の導電型の半導体層により形成されたpn接合の周縁部に前記pn接合の端部を露出する溝を形成してなり、前記溝は、複数の直線部と複数の角部とからなる高信頼性半導体装置の製造方法において、
    前記溝の角部の幅が直線部の幅より広くなるように、前記pn接合の周縁部を選択除去することにより、前記pn接合部の周縁部に前記溝を形成するとともに、前記溝の角部の深さを、前記溝の直線部の深さより深くする工程、
    を有することを特徴とする高信頼性半導体装置。
  6. 第1の導電型の半導体基板の一主面に第2の導電型の半導体層が形成され、前記第1の導電型の半導体基板及び前記第2の導電型の半導体層により形成されたpn接合の周縁部に前記pn接合の端部を露出する溝を形成してなり、前記溝は、複数の直線部と複数の角部とからなる高信頼性半導体装置の製造方法において、
    レーザの出力を変化させて前記pn接合の周縁部を選択除去することにより、前記溝の角部の深さを前記溝の直線部の深さより深くする工程
    を有することを特徴とする高信頼性半導体装置の製造方法。
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