JP5806129B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本明細書に開示する技術は、半導体装置と、その製造方法に関する。
半導体装置を高耐圧化するために、素子領域(アクティブ領域)の周囲を取囲む終端領域にガードリングが形成された半導体装置が開発されている。例えば、特許文献1の半導体装置では、半導体基板の終端領域に、素子領域側から反素子領域側に向かって、順に浅くなる複数のガードリングが形成される。これによって、空乏層が素子領域側から反素子領域側に向かって滑らかに形成される。その結果、電界集中が緩和されて半導体装置の高耐圧化が図られる。ここで、「反素子領域側」とは、素子領域ではない領域(すなわち、非素子領域)側を意味する。例えば、半導体基板の中心に素子領域が形成され、その素子領域の外側に非素子領域が形成されている場合、「素子領域側」とは半導体基板の中心側を意味し、「反素子領域側」とは半導体基板の外周側を意味する。
特開2004−95659
終端領域にガードリングを形成した半導体装置では、ガードリングの反素子領域側の角部(すなわち、ガードリングの底面と反素子領域側の側面とにより形成される角部)の形状(角度、曲率等)により、逆バイアス時に形成される空乏層とドリフト層との境界面(以下、空乏層の境界面ということがある。)の曲率が変化し、耐圧性能に影響を与える。特に、空乏層が伸展して、最も反素子領域側に位置するガードリングまで空乏層が伸びた場合は、最も反素子領域側に位置するガードリングの反素子領域側の角部の形状(角度、曲率等)が半導体装置の耐圧に大きく影響する。したがって、耐圧を向上するためには、最も反素子領域側に位置するガードリングの反素子領域側の角部の形状(角度、曲率等)を適切にし、逆バイアス時に形成される空乏層の境界面の曲率を小さくする必要がある。
特許文献1の半導体装置において、空乏層の境界面の曲率を小さくするためには、ガードリングの反素子領域側の角部の曲率を小さくする必要がある。しかしながら、この半導体装置では、ガードリングの素子領域側の角部と反素子領域側の角部が同一の曲率となっている。このため、ガードリングの反素子領域側の角部の曲率を小さくしようとすると、ガードリングの素子領域側の角部の曲率も小さくなる。その結果、ガードリングが反素子領域側と素子領域側の両方向に拡大することとなる。そのため、隣接するガードリングとの距離が短くなり、それによって半導体装置の耐圧を低下させてしまう虞がある。
本明細書は、耐圧性能を向上することができる半導体装置と、その半導体装置を製造するための製造方法を提供することを目的とする。
本明細書に開示する半導体装置は、素子領域と、その素子領域の周囲を取囲む終端領域と、を有する半導体基板を備えている。終端領域には、素子領域の外側を一巡する複数のガードリングが形成されている。複数のガードリングのうち少なくとも最も反素子領域側に位置するガードリングは、素子領域側の第1側面と、第1側面の下端にその一端が接続される底面と、底面の他端にその下端が接続される反素子領域側の第2側面を有している。第2側面は、素子領域側から反素子領域側に向かって徐々に半導体基板の上面からの深さが浅くなる形状をしている。そして、最も反素子領域側に位置するガードリングは、半導体基板を平面視したときに当該ガードリングが伸びる方向と直交する断面において、第2側面と底面によって形成される角部の角度が、第1側面と底面によって形成される角部の角度より大きい。
ここで、側面と底面によって形成される「角部の角度」とは、前記断面において、側面と底面によって形成される角部の角度のうち180°以下となる方の角度を意味する。なお、前記断面において側面及び/又は底面が曲線となる場合は、その曲線を直線で近似し、近似した直線を用いて求めた角部の角度が「角部の角度」となる。例えば、前記断面において側面が曲線となる一方で底面が直線となる場合は、その側面を直線で近似し、その近似した直線と底面とのなす角度が「角部の角度」となる。なお、曲線を直線で近似する方法は、公知の種々の方法を用いることができる。例えば、曲線の一端と他端を結んだ直線を近似直線としてもよい。
この半導体装置では、最も反素子領域側に位置するガードリングの第2側面が、素子領域側から反素子領域側に向かって徐々に半導体基板の上面からの深さが浅くなる形状をしている。また、このガードリングの反素子領域側の角部(第2側面と底面とがなす角部)の角度が大きくされ、素子領域側の角部(第1側面と底面とがなす角部)の角度が小さくされている。したがって、最も反素子領域側に位置するガードリングの反素子領域側の角部の角度が大きいため、形成される空乏層の境界面の曲率を小さくすることができる。一方、ガードリングの素子領域側の角部の角度は小さいため、隣接するガードリングとの距離が短くなることを抑制することができる。これらによって、耐圧性能を向上することができる。
上記の半導体装置においては、第1側面は、半導体基板の上面に対して直交、又は、素子領域側から反素子領域側に向かって徐々に半導体基板の上面からの深さが浅くなる形状をしていてもよい。このような構成によると、隣接するガードリング間の距離が短くなることを好適に抑制することができる。
なお、上記の半導体装置においては、半導体基板が炭化珪素により形成されていてもよい。
また、本明細書は、上記の半導体装置を製造するための新規な製造方法を開示する。すなわち、本明細書に開示する製造方法は、半導体基板の上面にマスク層を形成するマスク層形成工程と、マスク層を形成した後に、半導体基板の上方からマスク層越しに半導体基板に不純物イオンを注入する工程を備えている。マスク層形成工程では、ガードリングに対応する部分のマスク層の厚みが、当該ガードリングの形状に応じて形成され、当該ガードリングが深く成形される部分ではマスク層の厚みが薄く、当該ガードリングが浅く成形される部分ではマスク層の厚みが厚く形成される。
この製造方法では、ガードリングに対応する部分のマスク層の厚みが、当該ガードリングの形状に応じたものとなっている。すなわち、ガードリングが深く形成される部分ではマスク層の厚みが薄いため、半導体基板の深い位置まで不純物イオンが注入される。一方、ガードリングが浅く形成される部分ではマスク層の厚みが厚いため、半導体基板の浅い位置に不純物イオンが注入される。したがって、イオン注入を複数回行わなくても、所望の形状のガードリングを形成することができる。なお、ガードリングが最も深く形成される部分では、マスク層が形成されなくてもよいし(すなわち、マスク層の厚みが0)、あるいは、マスク層が形成されていてもよい。
なお、上記の製造方法において、マスク層形成工程は、半導体基板の上面全体にマスク層を形成するステップと、マスク層の上面全体にレジスト膜を形成するステップと、最も反素子領域側に位置するガードリングに対応する開口を少なくとも有するフォトマスク越しにレジスト膜を露光するステップと、露光されたレジスト膜を現像するステップと、現像されたレジスト膜をエッチングマスクとして、マスク層をドライエッチングするステップを有していてもよい。そして、レジスト膜を露光するステップでは、反素子領域側から素子領域側に向かって斜めに光を照射することが好ましい。
このような構成によると、反素子領域側から素子領域側に向かって斜めに光を照射するため、レジスト膜は斜めに照射される光によって露光され、斜めに露光された部分が現像によって除去される。したがって、その後に行うドライエッチングによって、ガードリングの第2側面の形状に応じたマスク層を形成することができる。
本実施例に係る半導体装置の平面図。 図1のII−II線断面図。 図1の半導体装置の終端領域における空乏層の形状を示す模式図。 本実施例に係る半導体装置の製造方法の一例を説明する図(その1)。 本実施例に係る半導体装置の製造方法の一例を説明する図(その2)。 図4の状態から図5の状態となるまでの各ステップを詳細に説明する図(その1)。 図4の状態から図5の状態となるまでの各ステップを詳細に説明する図(その2)。 図4の状態から図5の状態となるまでの各ステップを詳細に説明する図(その3)。 図4の状態から図5の状態となるまでの各ステップを詳細に説明する図(その4)。 図4の状態から図5の状態となるまでの各ステップを詳細に説明する図(その5)。 本実施例に係る半導体装置の製造方法の一例を説明する図(その3)。 図5の状態から図11の状態となるまでの各ステップを詳細に説明する図(その1)。 図5の状態から図11の状態となるまでの各ステップを詳細に説明する図(その2)。 図5の状態から図11の状態となるまでの各ステップを詳細に説明する図(その3)。 図5の状態から図11の状態となるまでの各ステップを詳細に説明する図(その4)。 本実施例に係る半導体装置の製造方法の一例を説明する図(その4)。 本実施例に係る半導体装置の製造方法の他の例を説明する図(その1)。 本実施例に係る半導体装置の製造方法の他の例を説明する図(その2)。 本実施例に係る半導体装置の製造方法の他の例を説明する図(その3)。 本実施例に係る半導体装置の製造方法の他の例を説明する図(その4)。 本実施例に係る半導体装置の製造方法の他の例を説明する図(その5)。 本実施例に係る半導体装置の製造方法の他の例を説明する図(その6)。 本実施例に係る半導体装置の製造方法の他の例を説明する図(その7)。
以下に説明する実施例の主要な特徴を列記しておく。なお、以下に記載する技術要素は、それぞれ独立した技術要素であって、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。
(特徴1)最も反素子領域側に位置するガードリングは、半導体基板を平面視したときに当該ガードリングが伸びる方向と直交する断面において、第2側面と底面によって形成される角部の角度が、第1側面と底面によって形成される角部の角度より大きい。
(特徴2)最も反素子領域側に位置するガードリングは、半導体基板を平面視したときに当該ガードリングが伸びる方向と直交する断面において、第2側面と底面によって形成される角部の曲率が、第1側面と底面によって形成される角部の曲率より小さい。なお、側面と底面とが曲線で接続されている場合は、その曲線の角部における曲率が「角部の曲率」となる。一方、側面と底面が共に直線状に伸びて交差している場合は、それら側面及び底面を曲線近似して得られる近似曲線の角部における曲率が「角部の曲率」となる。
(特徴3)最も反素子領域側に位置するガードリングは、半導体基板を平面視したときに当該ガードリングが伸びる方向と直交する断面において、第2側面の下端から上端までの距離が、第1側面の下端から上端までの距離より長い。
(特徴4)最も反素子領域側に位置するガードリングでは、第1側面は、半導体基板の上面に対して直交、又は、素子領域側から反素子領域側に向かって徐々に半導体基板の上面からの深さが浅くなる形状をしている。第2側面は、素子領域側から反素子領域側に向かって徐々に半導体基板の上面からの深さが浅くなる形状をしている。
図1,2に示すように、実施例1に係る半導体装置10は、SiCを材料とする半導体基板25に形成されている。図2に示すように、半導体基板25は、ウェハ基板24と、ウェハ基板24上に積層されたドリフト層26を備えている。ウェハ基板24は、半導体基板25の下面側に配置されている。ウェハ基板24は、例えば、n型の4H−SiC基板を用いることができる。
ドリフト層26は、半導体基板25の上面側に積層されている。ドリフト層26は、n型であり、その不純物濃度はウェハ基板24よりも薄くされている。ドリフト層14の厚みは、ウェハ基板12の厚みよりも薄くされている。ドリフト層14は、ウェハ基板12上にエピタキシャル層を成長させることで形成することができる。
半導体基板25の下面(ウェハ基板24の下面)の全面には、裏面電極28が形成されている。裏面電極28は、ウェハ基板24とオーミック接触している。裏面電極28は、例えば、Ti,Mo,Ni(ニッケル),W(タングステン)等により形成することができる。
半導体基板25の上面(ドリフト層26の上面)には絶縁膜22が形成されている。絶縁膜22は、例えば、酸化シリコン(SiO2)で形成することができる。絶縁膜22には開口部22aが形成されている。開口部22aには、表面電極30が形成されている。表面電極30は、ドリフト層26とショットキー接合するショットキー電極と、そのショットキー電極上に形成された配線電極によって構成されている。ショットキー電極は、例えば、Mo(モリブデン)もしくはTi(チタン)もしくはNi(ニッケル)によって形成することができる。配線電極は、例えば、Al(アルミニウム)等で形成することができる。表面電極30の外周部と絶縁膜32上には、パッシベーション膜34が形成されている。パッシベーション膜34は、例えば、ポリイミドによって形成することができる。
図1に示すように、半導体基板25には、素子領域12と、その素子領域12を取り囲む終端領域14が形成されている。素子領域12には、ショットキーバリアダイオードが形成されている。ショットキーバリアダイオードは、裏面電極28とウェハ基板24とドリフト層26と表面電極30によって構成されている(図2参照)。終端領域14には、3つのガードリング16,18,20が形成されている。ガードリング16,18,20は、内周側から外周側に間隔を空けて配置されており、それぞれが素子領域12を一巡している。
ガードリング16,18,20は、p型の不純物がドープされたp型半導体領域である。図2に示すように、ガードリング22は、ドリフト層26の表面に露出する範囲に形成されている。ガードリング20にドープされるp型の不純物には、例えば、アルミニウムイオン(Alイオン)を用いることができる。各ガードリング16,18,20のp型不純物濃度は、同一濃度とされている。また、各ガードリング16,18,20は、同一形状をしている。すなわち、各ガードリング16,18,20は、半導体基板25の上面から同一の深さ範囲に形成され、その幅(半導体基板25の内周側から外周側に向かう方向(図2に示す断面ではy方向)の幅)も同一となるように形成されている(図2参照)。なお、ガードリング16,18,20のp型不純物濃度及び深さ(z方向の寸法)は、半導体装置10に逆方向の電圧が印加されたときに形成される空乏層が所望の形状となるように適宜設定することができる。
図3に示すように、各ガードリング16,18,20は、素子領域側(すなわち、内周側)の側面16a,18a,20aと、反素子領域側(すなわち、外周側)の側面16c,18c,20cと、底面16b,18b,20b及び上面16d,18d,20dを有している。各ガードリング16,18,20の上面16d,18d,20dは、半導体基板25の上面に露出している。ガードリング16,18,20の上面16d,18d,20dは、絶縁膜22に接触し、絶縁膜22によって表面電極30から絶縁されている(図2参照)。上面16d,18d,20dの内周側の端部は、側面16a,18a,20aの上端部に接続している。上面16d,18d,20dの外周側の端部は、側面16c,18c,20cの上端部に接続している。
各ガードリング16,18,20の底面16b,18b,20bは、ドリフト層26に接触しており、半導体基板25の上面に略平行となっている。底面16b,18b,20bの内周側の端部は、側面16a,18a,20aの下端部に接続している。底面16b,18b,20bの外周側の端部は、側面16c,18c,20cの下端部に接続している。
各ガードリング16,18,20の内周側の側面16a,18a,20aは、ドリフト層26に接触している。側面16a,18a,20aは、半導体基板25の上面に対して略直交している。ガードリング16,18,20の底面16b,18b,20bが、半導体基板25の上面に対して略平行であることから、側面16a,18a,20aと底面16b,18b,20bも略直交している。したがって、半導体基板25を平面視したときにガードリング16,18,20が伸びる方向と直交する断面(例えば、図2,3に示す断面(y−z断面)(以下、この断面をガードリング直交断面ということがある。))において、側面16a,18a,20aと底面16b,18b,20bとがなす角部Aの角度は略90°となっている。
各ガードリング16,18,20の外周側の側面16c,18c,20cは、ドリフト層26に接触している。側面16c,18c,20cは、内周側から外周側に向かって徐々に半導体基板25の上面からの深さが浅くなる曲面状に形成されている。すなわち、側面16c,18c,20cは、半導体基板25の上面に対して傾斜し、また、ガードリング16,18,20の底面16b,18b,20bに対しても傾斜している。したがって、前記のガードリング直交断面において、側面16c,18c,20cと底面16b,18b,20bとがなす角部の角度は90°以上の鈍角となっている。詳細には、側面16c,18c,20cが曲線となるため、側面16c,18c,20cの曲線を直線近似した直線(例えば、側面16a,18c,20cの上端と下端とを結ぶ直線)と底面16b,18b,20bとがなす角部Bの角度が90°以上の鈍角となっている。
上述した説明から明らかなように、各ガードリング16,18,20では、前記のガードリング直交断面において、外周側の側面16c,18c,20cと底面16b,18b,20bによって形成される角部Bの角度が、内周側の側面16a,18a,20aと底面16b,18b,20bによって形成される角部Aの角度より大きくなっている。また、前記のガードリング直交断面において、外周側の側面16c,18c,20cと底面16b,18b,20bによって形成される角部Bの曲率が、内周側の側面16a,18a,20aと底面16b,18b,20bによって形成される角部Aの曲率より小さくなっている。ここで、内周側の側面16a,18a,20aと底面16b,18b,20bは共に直線であるため、これらの直線を曲線近似して得られる近似曲線の角部における曲率が「角部Aの曲率」となる。さらに、前記のガードリング直交断面において、外周側の側面16c,18c,20cの下端から上端までの距離が、内周側の側面16a,18a,20aの下端から上端までの距離より長くなっている。
上述した半導体装置10では、表面電極(アノード電極)30と裏面電極(カソード電極)28の間に順バイアスが印加される(すなわち、裏面電極28に印加される電圧より高い電圧が表面電極30に印加される)と、表面電極30から裏面電極28に電流が流れる。一方、表面電極30と裏面電極28の間に逆バイアスが印加される(すなわち、表面電極30に印加される電圧より高い電圧が裏面電極28に印加される)と、表面電極30とドリフト層26とのショットキー障壁によって、ドリフト層26から表面電極30へ向かう電流は流れない。また、逆バイアス時の終端領域14では、図3に示すように、ガードリング16,18,20とドリフト層26とのpn接合により空乏層Dが形成される。
ここで、各ガードリング16,18,20は、外周側の側面16c,18c,20cが内周側から外周側に向かって徐々に半導体基板25の上面からの深さが浅くなる曲面状に形成されている。また、外周側の側面16c,18c,20cと底面16b,18b,20bによって形成される角部Bの角度が大きく、また、その曲率が小さくされている。このため、図3に示すように、空乏層Dは、内周側から外周側に向かって徐々にドリフト層26の表面に向かうように滑らかに形成される。特に、図3に示す点線Cで囲んだ部位において、空乏層Dの境界面の曲率が小さくされる。これによって、電界の集中を防ぐことができる。
また、外周側の側面16c,18c,20cと底面16b,18b,20bによって形成される角部Bの角度が鈍角となる一方、内周側の側面16a,18a,20aと底面16b,18b,20bによって形成される角部Aの角度は略直角となっている。すなわち、内周側の側面16a,18a,20aと底面16b,18b,20bによって形成される角部Aの曲率は、外周側の側面16c,18c,20cと底面16b,18b,20bによって形成される角部Bの曲率より大きくなっている。このため、隣接するガードリング間の間隔(すなわち、ガードリング16とガードリング18との間隔,ガードリング18とガードリング20との間隔)が狭くなることが抑制される。
上記のように、本実施例の半導体装置10では、隣接するガードリング間の間隔が狭くなることを抑制しながら、空乏層Dの境界面の曲率を小さくできる。このため、終端領域14の面積が大きくなることを抑制しながら、耐圧を向上することができる。すなわち、ガードリング16,18,20の内周側の角部Aの角度を鈍角とすると、隣接するガードリング間の間隔が狭くなる。このため、所望の耐圧を得るために、隣接するガードリング間の間隔を確保しようとすると、隣接するガードリングの中心間の距離(すなわち、ガードリング16の中心とガードリング18の中心との距離,ガードリング18の中心とガードリング20の中心との距離)を長くしなければならず、その結果、終端領域14の面積が大きくなる。本実施例の半導体装置10では、隣接するガードリング間の間隔が狭くなることを抑制できるため、終端領域14の面積が大きくなることを抑制しながら、耐圧を向上することができる。
次に、上述した半導体装置10を製造する方法の一例について説明する。まず、図4に示すように、4H−SiCのn型のウェハ基板24を準備し、そのウェハ基板24上にエピタキシャル成長によってドリフト層26を形成する。
次に、図5に示すように、ドリフト層26上に、パターニングされたマスク層36を形成する。すなわち、ドリフト層26上に、開口36aを有するマスク層36を形成する。具体的には、まず、図6に示すように、ドリフト層26の上面全体に化学蒸着法(CVD法)によってマスク層(例えば、酸化膜(SiO2))36を堆積する。次に、図7に示すように、マスク層36の上面全体にスピンコート法等によってレジスト膜38を形成する。次に、図8に示すように、フォトマスク40を用いてレジスト膜38を露光及び現像する。ここで、フォトマスク40は、図5に示すマスク層36の開口36aに対応した位置に開口40aを有している。このため、レジスト膜38を露光及び現像すると、レジスト膜38に、開口36aに対応した開口38aが形成される。次に、図9に示すように、レジスト膜38をエッチングマスクとして、マスク層36をドライエッチング(例えば、CHF3あるいはCF4等からなる反応性ガスを用いる反応性イオンエッチング(RIE))を行う。これによって、開口38aに露出するマスク層36が除去される。その後、図10に示すように、レジスト膜38を除去する。これによって、マスク層36に開口36aが形成される。
次に、図11に示すように、マスク層36の開口36aの外周側の側面36bを、ドリフト層26に対して傾斜させる。すなわち、開口36aの外周側のマスク層36を、内周側から外周側に向かってマスク層36の厚みが厚くなるように形成する。具体的には、まず、図12に示すように、開口36aが形成されたマスク層36の上面全体にレジスト膜42を形成する。レジスト膜42の上面には、マスク層36の開口36aに応じた凹部42aが形成される。次に、フォトマスク44を用いてレジスト膜42を露光及び現像する。フォトマスク44は、マスク層36の開口36aのうち、外周側の領域にのみ対応する開口44aを有している。このため、レジスト膜42を露光及び現像すると、レジスト膜42に形成される開口42bは、開口36aの外周側にのみ開口している。したがって、マスク層36のうち、開口36aの外周側の側面のみが開口42bに露出する。次に、図14に示すように、マスク層36をウェットエッチング(例えば、HFを用いたウェットエッチング)によってエッチングする。開口36aの外周側の側面のみが開口42bに露出するため、ウェットエッチングによってマスク層36の開口36aの外周側の側面36bのみが除去される。これによって、開口36aの外周側の側面36bが傾斜する。その後、レジスト膜42を除去すると、図15に示す状態(すなわち、図11に示す状態)となる。
図11に示す状態では、マスク層36の開口36aは、ガードリング16,18,20の形状に応じた形状となっている。すなわち、ガードリング16,18,20が深く形成される領域(底面16b,16c,16dに対応する領域)は、マスク層36の厚みが0となる。一方、ガードリング16,18,20が徐々に浅くなる領域(外周側の側面16c,18c,20cに対応する領域)は、マスク層36の厚みが内周側から外周側に向かって徐々に厚くなっている。
次いで、図16に示すように、マスク層36をマスクとして、ドリフト層26の全面にp型の不純物イオン(例えば、Alイオン)を一様に注入する。厚いマスク層36が形成されている領域では、マスク層36中で不純物イオンが停止し、ドリフト層26には不純物イオンが注入されない。一方、マスク層36の厚みが変化する領域(開口36aの外周側の側面36bに対応する領域)では、ドリフト層26のマスク層36の厚みに応じた深さに不純物イオンが注入される。また、マスク層36が形成されていない領域では、ドリフト層26の深い位置に不純物イオンが注入される。これによって、マスク層36の開口36aの形状に応じた深さに不純物イオンが注入される。次いで、残っているマスク層36をウェットエッチングで除去し、注入した不純物イオンを高温で活性化処理する。これによって、不純物イオンが注入された領域がp型の半導体領域(すなわち、ガードリング16,18,20)となる。
次いで、スパッタ装置を用いてウェハ基板24の下面に金属層(例えば、ニッケル層)を成膜し、その金属層をアニール処理によりシリサイド化する。これによって、ウェハ基板24の下面に裏面電極28を形成する。次いで、ドリフト層26の表面全体に絶縁膜22を形成し、その絶縁膜22に開口部22aを形成する。次いで、その開口部22aに露出するドリフト層26の表面に、真空蒸着装置を用いてショットキー電極(例えば、モリブデン)を成膜し、そのショットキー電極上に配線電極(例えば、アルミニウム電極)を成膜する。これによって、表面電極30が形成される。最後に、表面電極30の外周部と絶縁膜32の上部にパッシベーション膜34を形成する。
上述したように本実施例の半導体装置10の製造方法では、ガードリング16,18,20の形状に応じたマスク層36を形成し、マスク層36越しにドリフト層26にp型不純物を注入する。したがって、工程数が増加することを抑制しながら、外周側が傾斜するガードリング16,18,20を形成することができる。
最後に、上記の実施例の構成と請求項の対応関係を記載しておく。ウェハ基板24とドリフト層26が「半導体基板」の一例に対応し、側面20aが「第1側面」の一例に対応し、底面20bが「底面」の一例に対応し、側面20cが「第2側面」の一例に対応する。
以上、本明細書に開示の技術を具現化した具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
例えば、上述した実施例では、図5〜16に示す方法によってガードリング16,18,20を形成したが、ガードリング16,18,20の形成方法は、上記の方法に限られない。例えば、図17〜23に示す方法によって、ガードリング16,18,20を形成することができる。すなわち、まず、ドリフト層26の上面全体にマスク層36を堆積する(図17に示す状態→図18に示す状態)。次に、図19に示すように、マスク層36の上面全体にレジスト膜38を形成する。
次に、図20に示すように、フォトマスク46を用いてレジスト膜38を露光及び現像する。フォトマスク46は、ガードリング16,18,20に対応した開口46aを有している。また、レジスト膜38を露光する際は、半導体基板の外周側から内周側に向けて斜めに光を照射する。フォトマスク46越しに斜めに光を照射するため、レジスト膜38には斜めに傾斜した開口38bが形成される。
次に、図21に示すように、レジスト膜38をエッチングマスクとして、マスク層36をドライエッチング(例えば、CHF3あるいはCF4等からなる反応性ガスを用いる反応性イオンエッチング)する。ここで、開口38bの内周側では、レジスト膜38の傾斜した内側に反応性ガスが入り込むため、マスク層36は良好に除去される。その結果、マスク層36の開口の内側の面36cは、ドリフト層26に略直交する面となる。一方、開口38bの外周側では、レジスト膜38の形状の影響を受け、マスク層36は内周側から外周側に向かって徐々に厚みが厚くなるように除去される。すなわち、マスク層36の開口の外側の面36bは、内周側から外周側に向かって傾斜した面となる。
次に、レジスト膜38を除去し、図22に示すように、マスク層36をマスクとして、ドリフト層26に不純物イオンを注入する。これによって、図22の符号116(118,120)に示す領域に不純物イオンが注入される。そして、マスク層36を除去し、注入した不純物イオンを高温で活性化処理すると、図23に示すように、ガードリング16,18,20が形成される。
上記の方法によると、レジスト膜38を斜めに露光して現像することで、その後のドライエッチングによって、マスク層36にガードリング16,18,20の形状に応じた開口を形成することができる。その結果、より少ない工程でマスク層36を形成することができ、より効果的にガードリング16,18,20を形成することができる。
また、上述した実施例では、ガードリング16,18,20の外周側の側面16c,18c,20cが曲面状に形成されていたが、本明細書に開示の技術は、このような形態に限られない。例えば、ガードリングの外周側の側面を平面状(図2,3に示す断面において直線状となる形状)に形成してもよい。このような場合であっても、ガードリングの外周側の側面とガードリングの底面との角度を鈍角とすることで、逆バイアス時に形成される空乏層の境界面の曲率を小さくでき、耐圧を向上することができる。
また、上述した実施例では、ガードリング16,18,20の内周側の側面16a,18a,20aが半導体基板25の上面に対して略直交していたが、本明細書に開示の技術は、このような形態に限られない。例えば、ガードリングの内周側の側面は、半導体基板25の内周側から外周側に向かって半導体基板25の上面からの深さが徐々に浅くなる形状に形成されていてもよい。すなわち、ガードリングの内周側の角部の角度を90°より小さくしてもよい。このような形態によると、隣接するガードリング間の距離をより長くすることができるため、より耐圧を向上することができる。なお、ガードリングの内周側の側面を上記のように傾斜させるためには、半導体基板の上面に対して斜めに不純物イオンを注入すればよい。すなわち、半導体基板の外周側から内周側に向かって斜めに不純物イオンを注入すればよい。また、ガードリングの内周側の側面を、平面状ではなく、曲面状に形成してもよい。
また、上述した実施例の半導体装置10では、複数のガードリング16,18,20のそれぞれの外周側の側面16c,18c,20cを傾斜させたが、このような形態に限られず、少なくとも最も外周側のガードリング20において、その外周側の側面20cが傾斜していればよい。したがって、内側のガードリング16,18においては、必ずしも外周側の側面16c,18cが傾斜している必要はない。
また、上述した実施例の半導体装置10は、素子領域12にショットキーバリアダイオードが形成されていたが、本明細書に開示の技術は、このような例に限られず、ガードリングを備える種々の半導体装置に適用することができる。例えば、素子領域には、PNダイオード、MOSFET、ダイオード一体型MOSFET、IGBT等を形成することができる。
また、終端領域14に形成されるガードリングの本数や構成は、種々の態様を採る事ができる。例えば、ガードリングの本数や幅等は、半導体装置に求められる特性に応じて適宜決定することができる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は、複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10:半導体装置
12:素子領域
14:終端領域
16,18,20:ガードリング
24:ウェハ基板
26:ドリフト層

Claims (5)

  1. 素子領域と、その素子領域の周囲を取囲む終端領域と、を有する半導体基板を備えており、
    終端領域には、素子領域の外側を一巡する複数のガードリングが形成されており、
    複数のガードリングのそれぞれは、素子領域側の第1側面と、第1側面の下端にその一端が接続される底面と、底面の他端にその下端が接続される反素子領域側の第2側面を有しており、
    第2側面は、素子領域側から反素子領域側に向かって徐々に半導体基板の上面からの深さが浅くなる形状をしており、
    複数のガードリングのそれぞれは、半導体基板を平面視したときに当該ガードリングが伸びる方向と直交する断面において、第2側面と底面によって形成される角部の角度が、第1側面と底面によって形成される角部の角度より大きい、半導体装置。
  2. 第1側面は、半導体基板の上面に対して直交している、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 半導体基板が炭化珪素により形成されている、請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 素子領域と、その素子領域の周囲を取囲む終端領域と、を有する半導体基板を備えており、
    終端領域には、素子領域の外側を一巡する複数のガードリングが形成されており、
    複数のガードリングのそれぞれは、素子領域側の第1側面と、第1側面の下端にその一端が接続される底面と、底面の他端にその下端が接続される反素子領域側の第2側面を有しており、
    第2側面は、素子領域側から反素子領域側に向かって徐々に半導体基板の上面からの深さが浅くなる形状をしており、
    複数のガードリングのそれぞれは、半導体基板を平面視したときに当該ガードリングが伸びる方向と直交する断面において、第2側面と底面によって形成される角部の角度が、第1側面と底面によって形成される角部の角度より大きくされている半導体装置を製造する方法であって、
    半導体基板の上面にマスク層を形成するマスク層形成工程と、
    マスク層を形成した後に、半導体基板の上方からマスク層越しに半導体基板に不純物イオンを注入する工程と、を備えており、
    マスク層形成工程では、ガードリングに対応する部分のマスク層の厚みが、当該ガードリングの形状に応じて形成され、当該ガードリングが深く成形される部分ではマスク層の厚みが薄く、当該ガードリングが浅く成形される部分ではマスク層の厚みが厚く形成される、半導体装置の製造方法。
  5. マスク層形成工程は、
    半導体基板の上面全体にマスク層を形成するステップと、
    マスク層の上面全体にレジスト膜を形成するステップと、
    最も反素子領域側に位置するガードリングに対応する開口を少なくとも有するフォトマスク越しにレジスト膜を露光するステップと、
    露光されたレジスト膜を現像するステップと、
    現像されたレジスト膜をエッチングマスクとして、マスク層をドライエッチングするステップと、を有しており、
    レジスト膜を露光するステップでは、反素子領域側から素子領域側に向かって斜めに光を照射する、請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
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