JP2012117381A - 燃料蒸気漏れ検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 燃料蒸気漏れを検出するときに発生する作動音を消音する燃料蒸気漏れ検出装置を提供する。
【解決手段】 燃料タンクの燃料蒸気漏れを検出する燃料蒸気漏れ検出装置は、ポンプ22、切換弁23、フィルタ30などを備える。このとき、ポンプ22、切換弁23、フィルタ30などはハウジング32に収容される。ハウジング32はキャニスタ取付口211を介してキャニスタ12の外壁の側壁に設置される。フィルタ30はハウジング32内でキャニスタ取付口211とは反対側の位置に収容されている。燃料蒸気漏れ検出装置が燃料蒸気漏れを検出するとき、ポンプ22および切換弁23で発生する作動音はポンプ22および切換弁23の近傍に設置されているフィルタ30に吸収される。また、ハウジング32内を広がる伝達音はハウジング32により減衰する。これにより、ポンプ22及び切換弁23で発生する作動音を消音することができる。
【選択図】図2
【解決手段】 燃料タンクの燃料蒸気漏れを検出する燃料蒸気漏れ検出装置は、ポンプ22、切換弁23、フィルタ30などを備える。このとき、ポンプ22、切換弁23、フィルタ30などはハウジング32に収容される。ハウジング32はキャニスタ取付口211を介してキャニスタ12の外壁の側壁に設置される。フィルタ30はハウジング32内でキャニスタ取付口211とは反対側の位置に収容されている。燃料蒸気漏れ検出装置が燃料蒸気漏れを検出するとき、ポンプ22および切換弁23で発生する作動音はポンプ22および切換弁23の近傍に設置されているフィルタ30に吸収される。また、ハウジング32内を広がる伝達音はハウジング32により減衰する。これにより、ポンプ22及び切換弁23で発生する作動音を消音することができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、燃料蒸気漏れ検出装置に関する。
従来、燃料タンクで発生する燃料蒸気の漏れを検出する燃料蒸気漏れ検出装置が知られている。燃料蒸気漏れ検出装置はフィルタを備えており、大気中の空気を導入するとき空気に含まれる異物を回収している。特許文献1では、フィルタを燃料供給口の近傍に設置して地面からのほこりや土の吸い込みを防止している。
しかしながら、特許文献1に記載の燃料蒸気漏れ検出装置では、燃料蒸気の漏れを検出するとき、燃料タンク内を減圧するポンプから空気の脈動による放射音やポンプ部品の振動による伝達音が発生する。また、キャニスタに連通するキャニスタ連通路の接続を切り換える切換弁から部品の接触による伝達音が発生する。燃料蒸気漏れ検出はエンジン停止から一定時間経過後に行われるため、燃料蒸気漏れ検出装置が作動するとき発生する放射音や伝達音といった作動音は車両外部に漏れることで騒音となる。
本発明は、燃料蒸気漏れを検出するときに発生する作動音を消音する燃料蒸気漏れ検出装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明によると、燃料蒸気漏れ検出装置はキャニスタ取付口、大気通路、加減圧手段、切換弁、切換弁バイパス通路、絞り部、フィルタおよびハウジングを備えている。
燃料蒸気漏れ検出装置は、燃料タンクで発生する燃料蒸気を吸着するキャニスタを経由して前記燃料タンクでの燃料蒸気の漏れを検出する。燃料蒸気漏れ検出装置のキャニスタ取付口は、キャニスタ内と連通可能なキャニスタ連通路を有する。キャニスタ連通路はキャニスタ連通路の連通先を切り換える切換弁に接続されている。切換弁は、キャニスタ連通路を他端が大気に開放されている大気通路に、またはキャニスタの圧力を加減圧可能な加減圧手段に連通する。切換弁バイパス通路は、一端が前記キャニスタ連通路に接続され他端が前記加減圧手段と前記切換弁との間に接続される。切換弁バイパス通路には絞り部が設けられる。フィルタは大気通路に設けられる。ハウジングは、大気通路および切換弁バイパス通路を有し、加減圧手段、切換弁、絞り部およびフィルタを収容する。
燃料蒸気漏れ検出装置は、燃料タンクで発生する燃料蒸気を吸着するキャニスタを経由して前記燃料タンクでの燃料蒸気の漏れを検出する。燃料蒸気漏れ検出装置のキャニスタ取付口は、キャニスタ内と連通可能なキャニスタ連通路を有する。キャニスタ連通路はキャニスタ連通路の連通先を切り換える切換弁に接続されている。切換弁は、キャニスタ連通路を他端が大気に開放されている大気通路に、またはキャニスタの圧力を加減圧可能な加減圧手段に連通する。切換弁バイパス通路は、一端が前記キャニスタ連通路に接続され他端が前記加減圧手段と前記切換弁との間に接続される。切換弁バイパス通路には絞り部が設けられる。フィルタは大気通路に設けられる。ハウジングは、大気通路および切換弁バイパス通路を有し、加減圧手段、切換弁、絞り部およびフィルタを収容する。
燃料蒸気漏れ検出装置では、加減圧手段および切換弁が作動することで燃料タンクからの燃料蒸気の漏れを検出する。このとき、加減圧手段では空気の圧縮及び圧縮空気の開放により放射音が発生する。また、加減圧手段の振動により伝達音が発生する。また、切換弁では弁の開閉作動での部品の接触振動により伝達音が発生する。このとき、ハウジングに収容されているフィルタは加減圧手段や切換弁の近くに設置されている。これにより、加減圧手段や切換弁で発生する作動音はフィルタにより吸収される。したがって、発生する作動音を消音することができる。
また、従来技術ではフィルタを通過する空気は、フィルタと切換弁とを接続する配管を通っていた。これに対して、本発明では切換弁とフィルタとは一つのハウジングに収容されている。これにより、ハウジングの内部がフィルタと切換弁とを接続する通路となり、切換弁とフィルタとを接続する配管を必要としないことから、部品点数を削減することができる。また、流れる空気に接触する部品が少なくなるのでフィルタを通過する空気に対する通気抵抗を少なくすることができる。
請求項2に記載の発明によると、フィルタはハウジング内でキャニスタ取付口と反対側の位置に収容される。
ハウジングにはキャニスタ取付口と反対側の外壁に外部から供給される電力を受電するコネクタが設置されている。このとき、キャニスタ取付口と反対側の位置に設けられるフィルタはコネクタを囲むように形成されている。これにより、外部から電力を供給する外部端子をコネクタに接続するとき、位置決めが行いやすくなりコネクタの接続を容易に行うことができる。
ハウジングにはキャニスタ取付口と反対側の外壁に外部から供給される電力を受電するコネクタが設置されている。このとき、キャニスタ取付口と反対側の位置に設けられるフィルタはコネクタを囲むように形成されている。これにより、外部から電力を供給する外部端子をコネクタに接続するとき、位置決めが行いやすくなりコネクタの接続を容易に行うことができる。
請求項3に記載の発明によると、フィルタはハウジング内で天側、または地側、またはキャニスタ取付口と反対側とは異なる横側のうちいずれか一つ以上に位置に収容される。フィルタは、作動音を発生する加減圧手段や切換弁の近傍に設置される。これにより、加減圧手段や切換弁で発生する作動音はフィルタにより効率的に吸収される。したがって、発生する作動音を消音することができる。
請求項4に記載の発明によると、加減圧手段、切換弁、絞り部およびフィルタを収容するハウジングはキャニスタの外壁の側壁にキャニスタ取付口を介して設置される。したがって、燃料蒸気漏れ検出装置は部品をモジュールとしてハウジング内に一体化していることとなり、装置全体の剛性が高くなる。これにより、加減圧手段および切換弁の振動により発生する伝達音はハウジングに伝わりにくくなる。したがって、発生する伝達音を消音することができる。
請求項5に記載の発明によると、ハウジングは加減圧手段、切換弁および絞り部とフィルタとを仕切る壁体を備える。このとき、ハウジングは壁体を境にして加減圧手段などが収容されている部分とフィルタが収容されている部分とを分離することができる。これにより、フィルタだけを燃料蒸気漏れ検出装置から取り外すことができる。したがって、燃料蒸気漏れ検出装置を容易にメンテナンスすることができる。
請求項6に記載の発明によると、大気開放されている大気通路の端部は屈折部を1つ以上有するラビリンス構造となっている。加減圧手段および切換弁で発生した作動音は、大気通路およびフィルタを経由してハウジングの外部に伝わる。作動音が大気通路の端部を通過するとき、作動音は大気通路を形成する壁面と反射を繰り返し減衰する。したがって、発生する作動音を消音することができる。
以下、本発明の実施形態による燃料蒸気漏れ検出装置を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態における燃料蒸気漏れ検出装置を用いた蒸発燃料処理装置を図1に示す。
図1に示すように、蒸発燃料処理装置1は燃料タンク10、キャニスタ12、燃料蒸気漏れ検出装置2などから構成されている。燃料タンク10とキャニスタ12とは第1パージ管11で接続されている。キャニスタ12と吸気通路16のスロットルバルブ18近傍とは第2パージ管13で接続されている。第2パージ管13にはパージ弁14が設置されている。燃料タンク10内で発生する蒸発燃料は、第1パージ通路11を通りキャニスタ12内の活性炭の吸着材に吸着される。パージ弁14は電磁弁であり、パージ弁14の開度が制御されることによりキャニスタ12から吸気通路16にパージされる蒸発燃料量が調整される。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態における燃料蒸気漏れ検出装置を用いた蒸発燃料処理装置を図1に示す。
図1に示すように、蒸発燃料処理装置1は燃料タンク10、キャニスタ12、燃料蒸気漏れ検出装置2などから構成されている。燃料タンク10とキャニスタ12とは第1パージ管11で接続されている。キャニスタ12と吸気通路16のスロットルバルブ18近傍とは第2パージ管13で接続されている。第2パージ管13にはパージ弁14が設置されている。燃料タンク10内で発生する蒸発燃料は、第1パージ通路11を通りキャニスタ12内の活性炭の吸着材に吸着される。パージ弁14は電磁弁であり、パージ弁14の開度が制御されることによりキャニスタ12から吸気通路16にパージされる蒸発燃料量が調整される。
燃焼蒸気漏れ検出装置2とキャニスタ12とはキャニスタ通路21で接続されている。燃料蒸気漏れ検出装置2は、「加減圧手段」としてのポンプ22、切換弁23、圧力センサ24、切換弁バイパス通路26、「絞り部」としての基準オリフィス27および大気通路28などを有する燃料蒸気漏れ検出部20とフィルタ30とから構成されている。燃料蒸気漏れ検出部20とフィルタ30とはともにハウジング32に収容されている。燃料蒸気漏れ検出装置2は、上述した燃料タンク10のリークチェックを行う。
燃料蒸気漏れ検出部20のポンプ22は、圧力センサ24が設置されているポンプ通路25を介して切換弁23と接続されている。ポンプ22は、後述する切換弁23により連通するキャニスタ通路21とポンプ通路25を介して燃料タンク10内を減圧する。ポンプ通路25は基準オリフィス27が設置されている切換弁バイパス通路26と接続している。ポンプ22は、ECU3からの指示により作動する。
燃料蒸気漏れ検出部20の切換弁23は電磁弁であり、コイル231への通電をオフした状態では、図1に示すようにキャニスタ通路21と導入された空気が通過する大気通路28とを連通する。コイル231への通電をオンすると、切換弁23によりキャニスタ12とポンプ22とは切換弁バイパス通路26を介さずキャニスタ通路21とポンプ通路25とで連通する。ポンプ通路25に設置されている圧力センサ24は、ポンプ通路25の圧力を検出する。切換弁バイパス通路26に設置されている基準オリフィス27は、燃料タンク10からの蒸発燃料を含む空気漏れの許容量の上限値となる穴の大きさに対応している。
フィルタ30は、大気通路28に設置されている。キャニスタ12により燃料蒸気が吸着される場合、またはポンプ22が燃料タンク10内を減圧する場合、フィルタ30から大気に空気が開放される。一方、キャニスタ12に吸着した燃料蒸気を吸気通路16に送る場合、または後述する燃料蒸気漏れ検出において基準圧力を検出する場合、大気からフィルタ30を通って空気が導入される。このとき、フィルタ30はキャニスタ12に導入される空気に含まれる異物を回収する。なお、図1中の矢印は空気の流れを示している。
次に燃料蒸気漏れ検出装置2の構造について図2に基づいて説明する。
図2(a)に示すように、燃料蒸気漏れ検出部20は、ポンプ22、切換弁23、圧力センサ24などが一体にモジュール化されたものである。燃料蒸気漏れ検出部20を収容しているハウジング32はキャニスタ取付口211がキャニスタ12の外壁の側壁に形成されている取付穴と嵌合することで設置される。これにより、ポンプ22は切換弁23に対して重力方向上方に設置されている。また、圧力センサ24は、切換弁23に対してキャニスタ取付口211の反対側に設置されている。外部から供給される電力を受電するコネクタ29は圧力センサ24に対してキャニスタ取付口211とは反対側に設置されている。
図2(a)に示すように、燃料蒸気漏れ検出部20は、ポンプ22、切換弁23、圧力センサ24などが一体にモジュール化されたものである。燃料蒸気漏れ検出部20を収容しているハウジング32はキャニスタ取付口211がキャニスタ12の外壁の側壁に形成されている取付穴と嵌合することで設置される。これにより、ポンプ22は切換弁23に対して重力方向上方に設置されている。また、圧力センサ24は、切換弁23に対してキャニスタ取付口211の反対側に設置されている。外部から供給される電力を受電するコネクタ29は圧力センサ24に対してキャニスタ取付口211とは反対側に設置されている。
フィルタ30は、ハウジング内部空間321でキャニスタ取付口211とは反対側の位置に設置されている。フィルタ30は不織布から形成されている。フィルタ30は、図2(b)に示すようにコネクタ29の上方および正面方向と背面方向との2つの側方に設置されている。なお、図2中の矢印は空気の流れを示す。
ハウジング32の下壁34の外壁341には、図2(b)に示すように大気連通路391を形成する大気連通部39が設けられている。大気連通路391は、ハウジング内部空間321と大気とを連通する。大気連通路391は大気口392とフィルタ導入口393とを連通する。大気連通路391は、屈折部を有しているラビリンス構造となっている。具体的には大気連通部39を形成する壁面は空気の流れに沿って屈曲している。これにより、大気口392の開口方向は水平方向に略平行となっているが、フィルタ導入口393の開口方向は天地方向に略平行となっており、開口方向が一直線上に並ばない。大気連通部39を形成する下壁394には水抜き口395が形成されている。水抜き口395は、大気連通路391に滞留する水を外部に排出する。なお、大気連通路391は、特許請求の範囲に記載の「大気通路の大気開放されている側の端部」に相当する。
次に本発明の第1実施形態である燃料蒸気漏れ検出装置2の作用を図1に基づいて説明する。
車両に搭載されたエンジンの運転が停止されてから所定の期間が経過すると、ECU3が図示しないソークタイマで起動され、燃料タンク10の燃料蒸気漏れ検出を開始する。検出では車両が駐車されている高度による誤差を補正するため、大気圧の検出が行われる。大気圧の検出は、ポンプ通路25に設置されている圧力センサ24によって実施される。コイル231に通電していないとき、大気通路28とポンプ通路25とは切換弁23および切換弁バイパス通路26を介して連通している。したがって、大気圧はポンプ通路25に設置されている圧力センサ24により検出される。大気圧の検出が完了すると、ECU3は検出された圧力から車両が駐車されている場所の高度を算定する。なお、図1はコイル231への非通電状態を示す。
車両に搭載されたエンジンの運転が停止されてから所定の期間が経過すると、ECU3が図示しないソークタイマで起動され、燃料タンク10の燃料蒸気漏れ検出を開始する。検出では車両が駐車されている高度による誤差を補正するため、大気圧の検出が行われる。大気圧の検出は、ポンプ通路25に設置されている圧力センサ24によって実施される。コイル231に通電していないとき、大気通路28とポンプ通路25とは切換弁23および切換弁バイパス通路26を介して連通している。したがって、大気圧はポンプ通路25に設置されている圧力センサ24により検出される。大気圧の検出が完了すると、ECU3は検出された圧力から車両が駐車されている場所の高度を算定する。なお、図1はコイル231への非通電状態を示す。
大気圧の検出が完了すると、ECU3は切換弁23のコイル231へ通電する。コイル231への通電が開始すると、切換弁23は図1の右方向へ移動する。これにより、切換弁23は、大気通路28とキャニスタ通路21との間を遮断するとともに、キャニスタ通路21とポンプ通路25とを連通する。このとき、切換弁23では可動コア233が移動することで固定コア232と接触し、振動による伝達音が発生する。発生する伝達音は、燃料蒸気漏れ検出部20の近くに設置されているフィルタ30により吸収される。また、ハウジング32内で広がった伝達音はハウジング32により減衰する。
燃料タンク10における燃料蒸気の発生にともなう圧力上昇が検出されると、ECU3は切換弁23のコイル231への通電を停止する。コイル231への通電が停止されると、ポンプ通路25は切換弁バイパス通路26を経由してキャニスタ通路21および大気通路28と連通する。
ここで、ポンプ22へ通電が開始されポンプ通路25は減圧される。これにより、大気通路28から流入した空気は切換弁バイパス通路26を経由してポンプ通路25へ流入する。ポンプ通路25へ流入する空気の流れは切換弁バイパス通路26のオリフィス27によって絞られるため、ポンプ通路25の圧力は低下する。ポンプ通路25の圧力は、オリフィス27の開口面積に対応する所定の圧力まで低下した後、一定となる。このとき、ポンプ22が作動することで、空気の圧縮及び圧縮空気の開放により放射音が発生する。また、作動するポンプ22の振動による伝達音がハウジング32内で発生する。発生した放射音および伝達音は燃料蒸気漏れ検出部20の近くに設置されているフィルタ30により吸収される。また、ハウジング32内で広がった伝達音はハウジング32により減衰する。
検出されたポンプ通路25の圧力は基準圧力として記録される。基準圧力の検出が完了すると、ポンプ22への通電は停止される。
検出されたポンプ通路25の圧力は基準圧力として記録される。基準圧力の検出が完了すると、ポンプ22への通電は停止される。
基準圧力が検出されると、再び切換弁23のコイル231に通電される。これにより、大気通路28とキャニスタ通路21との間は遮断されるとともに、キャニスタ通路21とポンプ通路25とは連通する。これにより、燃料タンク10はポンプ通路25と連通し、ポンプ通路25の圧力は燃料タンク10と同一になる。このとき、切換弁23からは部品の振動による伝達音が発生する。発生する伝達音は、燃料蒸気漏れ検出部20の近くに設置されているフィルタ30により吸収される。また、ハウジング32内で広がった伝達音はハウジング32により減衰する。
キャニスタ通路21とポンプ通路25とが連通するとポンプ22が作動し、燃料タンク10の内部は減圧される。このとき、ポンプ22が作動することで、空気の圧縮及び圧縮空気の開放により放射音が発生する。また、作動するポンプ22の振動による伝達音が発生する。発生した放射音および伝達音は燃料蒸気漏れ検出部20の近くに設置されているフィルタ30により吸収される。また、ハウジング32内で広がった伝達音はハウジング32により減衰する。
ポンプ22の作動の継続によって、ポンプ通路25すなわち燃料タンク10の内部の圧力が先に検出した基準圧力よりも低下した場合、燃料タンク10からの燃料蒸気を含む空気の漏れは許容量以下であると判断される。すなわち、燃料タンク10の内部の圧力が基準圧力よりも低下する場合、燃料タンク10の外部から内部へ空気の侵入がないか、または侵入する空気が基準オリフィス27の流量以下である。そのため、燃料タンク10の気密は十分に確保されていると判断される。
一方、燃料タンク10の内部の圧力が基準圧力まで低下しない場合、燃料タンク10からの燃料蒸気を含む空気漏れが許容量を超過していると判断される。すなわち、燃料タンク10の内部の圧力が基準圧力まで低下しない場合、燃料タンク10の内部の減圧にともなって燃料タンク10には外部から空気が侵入していると考えられる。そのため、燃料タンク10の気密は十分に確保されていないと判断される。
燃料蒸気を含む空気漏れの検出が完了すると、ポンプ22および切換弁23への通電は停止される。ECU3は、ポンプ通路25の圧力が大気圧に回復したことを検出した後、圧力センサ24の作動を停止させ、燃料蒸気漏れ検出工程を終了する。
(効果)
次に本発明の第1実施形態における燃料蒸気漏れ検出装置2の効果について説明する。
(1)燃料蒸気漏れ検出装置2では、フィルタ30は燃料蒸気漏れ検出部20の近傍に設置されている。これにより、燃料蒸気の漏れを検出するとき、燃料蒸気漏れ検出部20で発生するポンプ22および切換弁23の作動音は、フィルタ30により吸収される。したがって、燃料蒸気漏れ検出部20で発生する作動音を消音することができる。
次に本発明の第1実施形態における燃料蒸気漏れ検出装置2の効果について説明する。
(1)燃料蒸気漏れ検出装置2では、フィルタ30は燃料蒸気漏れ検出部20の近傍に設置されている。これにより、燃料蒸気の漏れを検出するとき、燃料蒸気漏れ検出部20で発生するポンプ22および切換弁23の作動音は、フィルタ30により吸収される。したがって、燃料蒸気漏れ検出部20で発生する作動音を消音することができる。
(2)燃料蒸気漏れ検出部20はフィルタ30とともにハウジング32に収容されている。このとき、燃料蒸気漏れ検出装置2は一つのハウジング32によりモジュール化されており、燃料蒸気漏れ検出装置2全体の剛性は高くなる。これにより、作動するポンプ22および切換弁23の振動により発生する伝達音の広がりを抑えることができる。したがって、燃料蒸気漏れ検出部20で発生する伝達音を消音することができる。
(3)燃料蒸気漏れ検出部20はフィルタ30とともに一つのハウジング32に収容されている。これにより、フィルタ30と燃料蒸気漏れ検出部20とは部品なしで接続することができる。したがって、燃料蒸気漏れ検出装置2に必要な部品点数を削減することができる。
(4)フィルタ30を通過する空気は、ハウジング内部空間321を大気通路28とすることで直接燃料蒸気漏れ検出部20の切換弁23を出入りする。これにより、出入りする空気に対する通気抵抗を少なくすることができる。
(5)フィルタ30は、ハウジング内部空間321でキャニスタ取付口211とは反対側の位置に設置されている。キャニスタ取付口211とは反対側の外壁382には燃料蒸気漏れ検出部20に外部から供給される電力を受電するコネクタ29が設置されている。このとき、フィルタ30はコネクタ29の上方および正面方向と背面方向との2つの側方を囲むように設置されている。これにより、外部から電力を供給する外部端子とコネクタとを接続するとき、位置決めが行いやすくなり接続を容易に行うことができる。
(6)ハウジング内部空間321と大気とを連通する大気連通路391は、ラビリンス構造となっている。燃料蒸気漏れ検出部20で発生した作動音は、フィルタ30を通ってハウジング32の外部に出る。このとき、フィルタ30を出た作動音は大気連通路391の屈折部で壁面と反射を繰り返すことで減衰する。これにより、発生する作動音を消音することができる。
(第2実施形態)
次に本発明の第2実施形態を図3に基づいて説明する。第2実施形態は、第1実施形態に対して、ハウジングはフィルタと燃料蒸気漏れ検出部とを仕切る壁体を備える。なお、第1実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
次に本発明の第2実施形態を図3に基づいて説明する。第2実施形態は、第1実施形態に対して、ハウジングはフィルタと燃料蒸気漏れ検出部とを仕切る壁体を備える。なお、第1実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
本発明の第2実施形態では、図3(a)に示すようにフィルタ40は、ハウジング42に対してキャニスタ取付口211の反対側の位置に収容されている。このとき、燃料蒸気漏れ検出部20とフィルタ40とは壁体41により仕切られている。これにより、ハウジング42はフィルタ40を収容するフィルタハウジング422と、燃料蒸気漏れ検出部20を収容する検出部ハウジング423とから構成されている。図3(b)に示すように壁体41には、フィルタハウジング422の内部空間422aと検出部ハウジング423の内部空間423aを連通する開口411が形成されている。開口411は大気連通部49を通って出入りする空気の流れる距離が最も長くなる位置に形成されている。なお、図3中の矢印は空気の流れ方向を示す。
フィルタ40および燃料蒸気漏れ検出部20は、フィルタハウジング422の内部空間422aおよび検出部ハウジング423の内部空間423aにそれぞれ収容されている。このとき、フィルタハウジング422と検出部ハウジング423とは分離することができる。これにより、燃料蒸気漏れ検出装置2をメンテナンスする場合、フィルタ40を収容するフィルタハウジング422だけを取り外すことができる。したがって、第1実施形態の効果(1)から(6)に加えて、燃料蒸気漏れ検出装置2を容易にメンテナンスすることができる。
(第3実施形態)
次に本発明の第3実施形態を図4および図5に基づいて説明する。第3実施形態は、第1実施形態に対してハウジング内でのフィルタの設置場所が異なる。なお、第1実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
次に本発明の第3実施形態を図4および図5に基づいて説明する。第3実施形態は、第1実施形態に対してハウジング内でのフィルタの設置場所が異なる。なお、第1実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第3実施形態では、フィルタ50はハウジング52の天側に設置されている。大気連通路591を形成する大気連通部59は、図4(a)に示すようにキャニスタ取付口211とは反対側の外壁582に設置されている。大気口592の開口は下方に向けて形成されている。大気連通路591を通ってフィルタ50に入る空気は、フィルタ下面501全面を通って燃料蒸気漏れ検出部20に入る。なお、図4中の矢印は空気の流れ方向を示す。
図5に第3実施例の変形例を示す。図5(a)はフィルタ60がハウジング62の地側に設置されている変形例を示す。図5(b)にはフィルタ70がハウジング72の背面方向の横側に設置されている変形例を示す。図5(c)にはハウジング82の正面方向の横側に設置されている変形例を示す。なお、図5中の矢印は空気の流れ方向を示す。
本発明の第3実施形態では、作動音を吸収するフィルタ50、60、70、80が作動音の発生源であるポンプ22および切換弁23の近傍に設置されている。これにより、作動音を効率的に吸収することができる。したがって、第1実施形態の効果(1)から(4)および(6)に加えて、発生する作動音を効率的に消音することができる。
(第4実施形態)
次に本発明の第4実施形態を図6に基づいて説明する。第4実施形態は、第2実施形態に対してフィルタの設置場所が異なる。なお、第2実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
次に本発明の第4実施形態を図6に基づいて説明する。第4実施形態は、第2実施形態に対してフィルタの設置場所が異なる。なお、第2実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第4実施形態では、図6(b)に示すようにフィルタ90がハウジング92の天側、正面方向の横側、地側および背面方向の横側に設置されている。このとき、地側のフィルタ901と背面方向のフィルタ902とは連通している。また、背面方向のフィルタ902と天側のフィルタ903とは連通している。また、天側のフィルタ903と正面方向のフィルタ904とは連通している。
フィルタ90と燃料蒸気漏れ検出部20との間には壁体91が形成されている。壁体91はハウジング92の内部空間921を区画し、フィルタ90を収容する内部空間922aと燃料蒸気漏れ検出部20を収容する内部空間923aを形成する。燃料蒸気漏れ検出部20の正面方向に形成される壁体91には、内部空間922aと内部空間923aとを連通する開口991が形成されている。
フィルタ90と燃料蒸気漏れ検出部20との間には壁体91が形成されている。壁体91はハウジング92の内部空間921を区画し、フィルタ90を収容する内部空間922aと燃料蒸気漏れ検出部20を収容する内部空間923aを形成する。燃料蒸気漏れ検出部20の正面方向に形成される壁体91には、内部空間922aと内部空間923aとを連通する開口991が形成されている。
大気連通部99はハウジング92に対してキャニスタ取付口211とは反対側の外壁982の地側正面方向に形成されている。このとき、大気口992の開口は下方を向いている。
燃料蒸気漏れ検出部20を出入りする空気は、図6(b)に示すように燃料蒸気漏れ検出部20の周囲を回るようにフィルタ90を通過する。フィルタ90を収容する内部空間922aと燃料蒸気漏れ検出部20を収容する内部空間923aとの間は、開口991を通って空気が出入りする。なお、図6中の矢印は空気の流れ方向を示す。
燃料蒸気漏れ検出部20を出入りする空気は、図6(b)に示すように燃料蒸気漏れ検出部20の周囲を回るようにフィルタ90を通過する。フィルタ90を収容する内部空間922aと燃料蒸気漏れ検出部20を収容する内部空間923aとの間は、開口991を通って空気が出入りする。なお、図6中の矢印は空気の流れ方向を示す。
燃料蒸気漏れ検出部20で発生する作動音は燃料蒸気漏れ検出部20の上方、正面方向、下方および背面方向を囲むフィルタ90により吸収される。また、燃料蒸気漏れ検出部20で発生する伝達音はハウジング92により減衰される。これにより、第1実施形態の効果(1)から(4)および(6)に加えて、発生する作動音を消音することができる。
(他の実施形態)
(ア)上述の実施形態では燃料蒸気漏れ検出部のキャニスタ取付口は、キャニスタの外壁の側壁に取り付け可能であるとした。しかし、キャニスタに対するキャニスタ取付口の取付位置はこれに限定されなくてもよい。キャニスタの外壁の上壁や下壁に取り付けてもよい。また、キャニスタ取付口はキャニスタと接続する配管に取り付けてもよい。
(ア)上述の実施形態では燃料蒸気漏れ検出部のキャニスタ取付口は、キャニスタの外壁の側壁に取り付け可能であるとした。しかし、キャニスタに対するキャニスタ取付口の取付位置はこれに限定されなくてもよい。キャニスタの外壁の上壁や下壁に取り付けてもよい。また、キャニスタ取付口はキャニスタと接続する配管に取り付けてもよい。
(イ)上述の実施形態では燃料タンクでの燃料蒸気漏れを検出する手段を圧力センサとした。しかし、燃料タンクでの燃料蒸気漏れを検出する手段はこれに限定されなくてもよい。ポンプを駆動するモータの電流値など電気特性を検出する手段により燃料タンクでの燃料蒸気漏れを検出してもよい。
(ウ)第1実施形態および第2実施形態では大気連通部の設置位置をハウジングの下方外壁とした。しかし、大気導入部の設置位置はこれに限定されなくてもよい。ハウジングの正面方向の外壁やハウジングの背面方向の外壁などフィルタに接続可能な場所に取り付けてもよい。
(エ)第1実施形態および第2実施形態ではコネクタの周りに配置されるフィルタは、コネクタの上方および正面方向と背面方向との両側方とした。しかし、フィルタの配置位置はこれに限定されなくてもよい。コネクタの下方および正面方向と背面方向の両側方やコネクタの下方および正面方向などとしてもよい。
(オ)第3実施形態では大気連通部の設置位置をハウジングのキャニスタ取付口とは反対側に位置する外壁とした。しかし、大気連通部の設置位置はこれに限定されなくてもよい。ハウジングの天側外壁やハウジングの正面方向の横側外壁などフィルタに接続可能な場所に取り付けてもよい。
(カ)第3実施形態ではハウジングは壁体を備えないこととした。しかし、フィルタと燃料蒸気漏れ検出部とを仕切る壁体があってもよい。
(キ)第2実施形態および第4実施形態では、大気口と壁体に形成される開口とはフィルタ内を通過する空気の流れる距離が最も長くなるように配置するとした。しかし、大気口と壁体に形成される開口との位置関係はこれに限定されなくてもよい。
(ク)上述の実施形態では大気連通部が備える大気口の開口方向は下方とした。しかし、開口方向はこれに限定されなくてもよい。開口方向は上方、または側方であってもよい。
(ケ)上述の実施形態では大気連通路は屈折部を1つ有するラビリンス構造とした。しかし、屈折部の数はこれに限らなくてもよい。屈折部は複数あってもよい。
以上、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
2 ・・・燃料蒸気漏れ検出装置、
10 ・・・燃料タンク、
12 ・・・キャニスタ、
20 ・・・燃料蒸気漏れ検出部、
21 ・・・キャニスタ通路、
211 ・・・キャニスタ取付口、
22 ・・・ポンプ(加減圧手段)、
23 ・・・切換弁、
24 ・・・圧力センサ(圧力検出手段)、
26 ・・・切換弁バイパス通路、
27 ・・・基準オリフィス(絞り部)、
28 ・・・大気通路、
30、40、50、60、70、80、90・・・フィルタ、
32、42、52、62、72、82、92・・・ハウジング、
41、91 ・・・壁体、
391、491、591、691、791、891、991・・・大気連通路。
10 ・・・燃料タンク、
12 ・・・キャニスタ、
20 ・・・燃料蒸気漏れ検出部、
21 ・・・キャニスタ通路、
211 ・・・キャニスタ取付口、
22 ・・・ポンプ(加減圧手段)、
23 ・・・切換弁、
24 ・・・圧力センサ(圧力検出手段)、
26 ・・・切換弁バイパス通路、
27 ・・・基準オリフィス(絞り部)、
28 ・・・大気通路、
30、40、50、60、70、80、90・・・フィルタ、
32、42、52、62、72、82、92・・・ハウジング、
41、91 ・・・壁体、
391、491、591、691、791、891、991・・・大気連通路。
Claims (6)
- 燃料タンクで発生する燃料蒸気を吸着するキャニスタを経由して前記燃料タンクでの燃料蒸気の漏れを検出する燃料蒸気漏れ検出装置であって、
前記キャニスタ内と連通可能なキャニスタ連通路を有するキャニスタ取付口と、
一端が前記キャニスタ連通路に連通可能に接続され他端が大気開放される大気通路と、
一端が前記キャニスタ連通路に連通可能に接続され他端が前記大気通路に接続され前記キャニスタの圧力を加減圧可能な加減圧手段と、
前記キャニスタ連通路を前記大気通路に連通または前記加減圧手段に連通に選択的に切り換える切換弁と、
一端が前記キャニスタ連通路に接続され他端が前記加減圧手段と前記切換弁との間に接続される切換弁バイパス通路と、
前記切換弁バイパス通路に設けられる絞り部と、
前記大気通路および前記切換弁バイパス通路を有し、前記加減圧手段、前記切換弁および前記絞り部を収容するハウジングと、
前記ハウジング内に収容され前記大気通路に設けられるフィルタと、
を備えることを特徴とする燃料蒸気漏れ検出装置。 - 前記フィルタは、前記ハウジング内で前記キャニスタ取付口と反対側の位置に収容されることを特徴とする請求項1に記載の燃料蒸気漏れ検出装置。
- 前記フィルタは、前記ハウジング内で天側、または地側、または前記キャニスタ取付口と反対側とは異なる横側のうちいずれか一つ以上の位置に収容されることを特徴とする請求項1に記載の燃料蒸気漏れ検出装置。
- 前記キャニスタ取付口は、前記キャニスタの外壁の側壁に取付可能であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の燃料蒸気漏れ検出装置。
- 前記ハウジングは、前記加減圧手段、前記切換弁および前記絞り部と前記フィルタとを仕切る壁体を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の燃料蒸気漏れ検出装置。
- 前記大気通路の大気開放されている側の端部は屈折部を1つ以上有するラビリンス構造となっていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の燃料蒸気漏れ検出装置。
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