JP2016050558A - 燃料蒸気漏れ検出装置、及び、その制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フィルタエレメントに堆積したダストを除去することの可能な燃料蒸気漏れ検出装置を提供する。
【解決手段】 燃料蒸気漏れ検出装置1は、フィルタケース20とハウジング30とが仕切板21を挟んで固定されている。ハウジング30内に設けられた切替弁40は、電磁駆動部44、その電磁駆動部44により駆動されるバルブ41、及びそのバルブ41が着座及び離座する弁座が設けられた弁座部材45を有する。弁座部材45に対してバルブ41の駆動方向の一方に設けられたコイルスプリング60は、一端が切替弁40に当接し、他端が仕切板21に当接し、バルブ41が弁座に着座する際に生じる振動を仕切板21を経由してフィルタエレメント22に伝達する。その振動により、フィルタエレメント22に捕捉されたダストが叩き落とされる。
【選択図】図7

Description

本発明は、燃料蒸気漏れ検出装置、及び、その制御方法に関する。
従来より、車両に取り付けられる燃料タンク及びその燃料タンクから発生する燃料蒸気を吸着するキャニスタ等の燃料蒸気漏れを検出する燃料蒸気漏れ検出装置が知られている。
燃料蒸気漏れ検出装置は、大気に連通する大気通路、燃料タンクに連通するタンク通路、その大気通路とタンク通路との連通及び遮蔽を切り替える切替弁、及び、タンク通路を通じて燃料タンクを減圧するポンプ等を備えている。
燃料蒸気漏れ検出装置は、エンジンが停止しているとき、ポンプを駆動してタンク通路を通じて燃料タンク内を減圧し、その時の圧力変化を検出することにより、燃料タンク及びキャニスタ等の燃料蒸気漏れを検出する。
一方、燃料蒸気漏れ検出装置は、エンジンの運転中、大気通路とタンク通路とを連通し、それらの通路からキャニスタを経由してエンジンの吸気通路に空気を流すことにより、キャニスタに吸着された蒸発燃料を吸気通路にパージする。
また、燃料蒸気漏れ検出装置は、燃料タンクへ給油を行う際、燃料タンクの給油口を開放する前に、大気通路とタンク通路とを連通し、それらの通路から燃料タンクに大気を導入することにより、燃料タンク内の気圧を大気圧に近づけることも可能である。
特許文献1に記載の燃料蒸気漏れ検出装置は、大気通路に導入される空気に含まれるダストを捕捉するフィルタエレメントを収容したフィルタケースと、切替弁及びポンプ等を収容するハウジングとを一体に構成している。
特開2012−117381号公報
ところで、燃料蒸気漏れ検出装置の体格の小型化に伴い、フィルタエレメントを小さくすると、フィルタエレメントが捕捉可能なダスト量が低下することが考えられる。フィルタエレメントにダストが堆積すると、そこを空気が通過するときの通気抵抗が増加するという問題が生じる。これにより、燃料タンクの給油口を開放する際、フィルタエレメントから大気通路及びタンク通路等を通じて燃料タンクに空気が導入されにくくなり、燃料タンク内の気圧が大気圧に近づくまでの時間が長くなることが懸念される。
特許文献1に記載の燃料蒸気漏れ検出装置は、切替弁が有するバルブの駆動方向の一方の側に位置する切替弁の端部と、フィルタケース側との間に空間が形成されているので、切替弁の振動がフィルタケースに伝達されにくい構造となっている。そのため、フィルタエレメントに堆積したダストを、切替弁の振動により除去することは困難である。
なお、この燃料蒸気漏れ検出装置は、燃料タンクの給油口を開放した際、燃料タンクからタンク通路及び大気通路を経由してフィルタエレメントへ空気が流れることがある。この場合、フィルタエレメントに堆積したダストの一部は除去される。しかし、燃料タンクの給油口を開放する頻度は少ないので、フィルタエレメントに堆積したダストを十分に除去することは困難である。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、フィルタエレメントに堆積したダストを除去することの可能な燃料蒸気漏れ検出装置、及び、その制御方法を提供することを目的とする。
第1発明の燃料蒸気漏れ検出装置は、フィルタケースとハウジングとが仕切板を挟んで固定されている。ハウジング内に設けられた切替弁は、電磁駆動部、その電磁駆動部により駆動されるバルブ、及びそのバルブが着座及び離座する弁座が設けられた弁座部材を有する。弁座部材に対してバルブの駆動方向の一方に設けられた振動伝達部材は、切替弁と仕切板に当接し、バルブが弁座に着座する際に生じる振動を仕切板を経由してフィルタエレメントに伝達する。
これにより、切替弁のバルブが弁座に着座する際に生じる振動は、振動伝達部材から仕切板を経由してフィルタエレメントに伝わる。その振動により、フィルタエレメントに捕捉されたダストが叩き落とされる。したがって、フィルタエレメントからダストが除去されるので、フィルタエレメントの使用期間を長くすることができる。
また、この燃料蒸気漏れ検出装置は、切替弁の電磁駆動部への通電を制御することにより、フィルタエレメントに捕捉されたダストの除去を任意の時刻に行うことが可能である。
第2発明は、車両に搭載された燃料蒸気漏れ検出装置の制御方法の発明である。この制御方法は、燃料タンクおよびキャニスタからの燃料蒸気の漏れを検出する燃料蒸気漏れ検出工程の開始時または終了時に切替弁を駆動するダスト除去工程を含む。
一般に燃料蒸気漏れの検出は、エンジンの運転停止後に行われる。そのため、その燃料蒸気漏れの検出の際に切替弁を駆動することにより、エンジンの運転状態に合わせて日常的にフィルタエレメントからのダスト除去を行うことが可能になる。
本発明の一実施形態による燃料蒸気漏れ検出装置とそれが用いられるエンジンの吸気系統の模式図。 一実施形態による燃料蒸気漏れ検出装置の一部断面図。 図2のIII−III線の断面図。 図3のIV−IV線の断面図。 図3及び図4のV方向の矢視図。 切替弁、仕切板及びフィルタエレメントの断面図。 切替弁、仕切板及びフィルタエレメントの断面図。 図6及び図7のVIII部分の拡大図。 一実施形態による燃料蒸気漏れ検出装置の一部断面図。 一実施形態による燃料蒸気漏れ検出装置の制御方法を示すフローチャート。
(一実施形態)
以下、本発明の一実施形態による燃料蒸気漏れ検出装置及びその制御方法を図面に基づき説明する。
図1に示すように、燃料蒸気漏れ検出装置1は、例えば車両に搭載されたエンジン2の吸気系統に適用される。エンジン2に空気を導入する吸気通路3には、スロットル弁4が設けられている。吸気通路3には、スロットル弁4よりエンジン2側にインジェクタ5が設けられている。インジェクタ5から吸気通路3に噴射された燃料は、吸気通路3を流れる空気とともにエンジン2の燃焼室6に導入され、燃焼室6で燃焼した後、排気通路7を経由して大気へ排出される。
燃料タンク10は、第1パージ通路11、キャニスタ12及び第2パージ通路13を通じて吸気通路3に連通している。第1パージ通路11には第1パージ弁14が設けられ、第2パージ通路13には第2パージ弁15が設けられている。
燃料タンク10の内側には、貯留された燃料が蒸発した蒸発燃料(エバポ)が発生する。この蒸発燃料は、第1パージ弁14が開弁されると、第1パージ通路11を流れる。
キャニスタ12は、例えば活性炭等からなる吸着材16を有し、第1パージ通路11を流れる蒸発燃料の一部を吸着保持する。エンジン2の運転中、第2パージ弁15が開弁すると、キャニスタ12の吸着材16に吸着保持された蒸発燃料の一部は、その吸着材16から離脱し、第2パージ通路13を経由して吸気通路3に除去(パージ)される。
燃料蒸気漏れ検出装置1は、上述した燃料タンク10、キャニスタ12、第1パージ通路11及び第2パージ通路13から外気への燃料蒸気漏れを検出する装置である。
図1から図3に示すように、燃料蒸気漏れ検出装置1は、フィルタケース20、フィルタエレメント22、ハウジング30、ポンプ31、圧力センサ32、切替弁40、および、振動伝達部材としてのコイルスプリング60等を備えている。
フィルタケース20は、有底角筒状に形成され、仕切板21を挟んでハウジング30に固定されている。フィルタケース20は、フィルタエレメント22を収容している。フィルタケース20は、ハウジング30とは反対側に位置する壁に、大気に連通する大気導入口23を有する。図2及び図6から図9では、燃料蒸気漏れ検出装置1が車両に設置された状態での重力方向上側を「天」、重力方向下側を「地」と示している。大気導入口23は、フィルタエレメント22の半分よりも重力方向上側に設けられている。
フィルタエレメント22は、例えば不織布から形成された板状の濾材が複数回折り返されたものである。フィルタエレメント22は、フィルタケース20内を通過する気体に含まれるダストを捕捉する。そのため、大気導入口23からフィルタケース20内を通りハウジング30へ流れる大気に含まれるダストはフィルタエレメント22により捕捉される。
フィルタエレメント22は、後述する切替弁40が備えるバルブ41の駆動方向の一方に設けられた仕切板21に固定されている(図6参照)。
フィルタエレメント22を形成する濾材が折り返された方向と、そのバルブ41の駆動方向とは実質的に平行である。図2及び図6から図9では、濾材が折り返された方向を矢印Tで示している。なお、「実質的に平行」とは、平行に加えて、濾材の面とバルブ41の駆動方向とのなす角が、濾材が重なる枚数に応じて鋭角となることを含むものである。
フィルタエレメント22は、例えば接着剤などにより、仕切板21に固定されている。フィルタケース20内で、フィルタエレメント22の仕切板21とは反対側には、押圧部材24が設けられている。押圧部材24は、例えばスポンジ等から形成される。押圧部材24は、フィルタエレメント22を接着剤によって仕切板21に固定する際、フィルタエレメント22を仕切板21に押圧することが可能である。
ハウジング30は、有底角筒状に形成され、フィルタケース20の反対側に設けられた接続管33がキャニスタ12に接続される。
ハウジング30は、ポンプ31、圧力センサ32、切替弁40、及び、コイルスプリング60等を収容している。また、ハウジング30は、その内側にポンプ通路34、タンク通路35、大気通路36、オリフィス37等を形成している。
ポンプ31は、電子制御装置(以下「ECU」という)8により通電制御され、ハウジング30内に設けられたポンプ通路34の気圧を減圧可能である。なお、ポンプ31がポンプ通路34を減圧する際、ポンプ通路34の空気は、ポンプ31の内部を経由して大気通路36に排出される。
圧力センサ32は、ポンプ通路34に接続され、ポンプ通路34の圧力を検出する。圧力センサ32が出力する信号は、ハウジング30に設けられたコネクタ38の端子381からECU8に伝送される。
図1から図6に示すように、タンク通路35は、一方の側が切替弁40に設けられたタンク通路用ポート42(図4、図6参照)に連通し、他方の側が接続管33を通じてキャニスタ12に連通する。したがって、タンク通路35は、キャニスタ12を経由して燃料タンク10に連通する。
大気通路36は、ハウジング30の内壁の内側に形成され、仕切板21に設けられた通気口25(図2参照)からフィルタケース20内を通じて大気に連通している。また、大気通路36は、その一部が切替弁40に設けられた大気通路用ポート43(図4、図6参照)に連通している。
タンク通路35とポンプ通路34とを連通するオリフィス通路371に、オリフィス37が設けられている。
なお、図1、図4及び図6は、切替弁40への通電をオフしている状態を示している。この状態で、大気通路36とタンク通路35とが連通し、ポンプ通路34とタンク通路35とが遮断されている。
一方、図7に示すように、切替弁40への通電をオンすると、大気通路36とタンク通路35とが遮断され、ポンプ通路34とタンク通路35とが連通する。
これにより、切替弁40は、大気通路36又はポンプ通路34のいずれか一方とタンク通路35との連通及び遮蔽を切り替えることが可能である。
図6及び図7に示すように、切替弁40は、ハウジング30内に設けられ、電磁駆動部44、バルブ41、及び弁座部材45などを有する。
電磁駆動部44は、コイル46、固定コア47、可動コア48及びスプリング49などから構成されている。
図6に示すように、コイル46への通電がされていない時、固定コア47と可動コア48との間に設けられたスプリング49の付勢力により、可動コア48は固定コア47から離れている。
図7に示すように、ECU8から端子381を経由してコイル46に通電されると、コイル46の発生する磁界により、固定コア47と可動コア48との間に磁気吸引力が発生し、可動コア48はスプリング49の付勢力に抗して固定コア47側へ磁気吸引される。
電磁駆動部44の径外側には、仕切板21から筒状に延びる遮熱板50が設けられている。遮熱板50は、電磁駆動部44から発生する熱が、電磁駆動部44の近傍に設けられた圧力センサ32に伝わることを抑制している。
バルブ41は、可動コア48に固定されている。バルブ41の可動コア48とは反対側には、円盤状の第1弁体51と、筒状の第2弁体52とが固定されている。
弁座部材45は筒状に形成され、電磁駆動部44に固定されている。弁座部材45の電磁駆動部44とは反対側の部位は、ハウジング30の内側に設けられた略筒状の支持部39に嵌め入れられている。
弁座部材45は、第1弁体51が着座及び離座可能な第1弁座53を有している。第1弁座53よりも電磁駆動部44側に位置する弁座部材45の壁には、大気通路36に通じる大気通路用ポート43が形成されている。
なお、本実施形態の第1弁座53が特許請求の範囲に記載の「弁座」の一例に相当する。
ハウジング30は、支持部39の内側に第2弁体52が着座及び離座可能な第2弁座54を有している。第2弁座54の内側には、ポンプ通路34に通じるポンプ通路用ポート55が形成されている。第2弁座54の外側、且つ、支持部39の内側に位置するハウジング30の壁には、タンク通路35に通じるタンク通路用ポート42が形成されている。
図8に示すように、振動伝達部材としてのコイルスプリング60は、第1弁座53及び第2弁座54に対しバルブ41の駆動方向の一方に設けられる。コイルスプリング60は、円錐状の圧縮コイルスプリングであり、小径側の端部が切替弁40の電磁駆動部44に当接し、大径側の端部が仕切板21に当接している。コイルスプリング60の小径側の端部は、電磁駆動部44のヨーク56から突出する固定コア47の突出部57に嵌合している。コイルスプリング60の中心軸61と、バルブ41の中心軸62とは同軸に設置されている。
コイルスプリング60は、ハウジング30の支持部39に対し切替弁40を付勢している。これにより、切替弁40は、ハウジング30の支持部39に対して姿勢を同軸に維持する。また、コイルスプリング60を円錐状にすることにより、コイルスプリング60を圧縮した時の軸方向の体格を小型化し、切替弁40仕切板21との距離を短くすることが可能である。
コイルスプリング60は、バルブ41の第1弁体51が第1弁座53に着座する際の衝撃による振動によっても、切替弁40の弁座部材45とハウジング30の支持部39との当接を維持することが可能な荷重に設定されている。
また、コイルスプリング60は、バルブ41の第1弁体51が第1弁座53に着座する際の振動を、仕切板21に伝達することが可能な荷重に設定されている。そのため、切替弁40のバルブ41の第1弁体51が第1弁座53に着座する際に生じる振動は、コイルスプリング60から仕切板21を経由して、仕切板21に固定されたフィルタエレメント22の全範囲に伝わる。
図8では、フィルタエレメント22と、そこに堆積したダストDを模式的に示している。ダストDは、主にフィルタエレメント22の大気導入口23側に堆積する。フィルタエレメント22に振動が伝わると、ダストDはフィルタエレメント22の表面から叩き落とされる。
図6に示すように、切替弁40のコイル46への通電がされていない時、固定コア47と可動コア48との間に設けられたスプリング49の付勢力により、可動コア48は固定コア47から離れている。可動コア48に固定されたバルブ41は、第2弁体52が第2弁座54に着座し、第1弁体51は第1弁座53から離座している。
図7に示すように、切替弁40のコイル46に通電されると、可動コア48はスプリング49の付勢力に抗して固定コア47側へ磁気吸引される。可動コア48に固定されたバルブ41は、第2弁体52が第2弁座54から離座し、第1弁体51が第1弁座53に着座する。このときの衝撃によって生じる振動は、弁座部材45から電磁駆動部44、コイルスプリング60、仕切板21を経由して、フィルタエレメント22の全範囲に伝わる。
上述したように、フィルタエレメント22は、板状の濾材が折り返された方向Tが、バルブ41の駆動方向と実質的に平行である。そのため、振動により、板状の濾材が折り返された深部に捕捉されたダストが、切替弁40とは反対側へ叩き落とされる。
図9では、燃料蒸気漏れ検出装置1の使用を開始した直後にフィルタケース20内を流れる空気の流路を矢印Aに模式的に示している。また、燃料蒸気漏れ検出装置1を長時間使用した後に、フィルタエレメント22に堆積したダストをフィルタエレメント22から除去したときにフィルタケース20内を流れる空気の流路を矢印Bに模式的に示している。
燃料蒸気漏れ検出装置1の使用を開始した直後では、フィルタケース20内の全ての場所で通気抵抗が小さく、空気はフィルタケース20内の全範囲を流れる。
一方、フィルタエレメント22に堆積したダストをフィルタエレメント22から除去した場合には、そのダストは重力に従い、重力方向下側に移動する傾向がある。この場合でも、フィルタケース20はフィルタエレメント22の半分よりも重力方向上側に大気導入口23を有しているので、大気導入口23の付近のフィルタエレメント22の通気抵抗は小さい状態に保たれる。したがって、矢印Bに示すように、燃料蒸気漏れ検出装置1は、大気導入口23からフィルタケース20内を通り仕切板21の通気口25まで、空気を良好に流通させることができる。
次に、燃料蒸気漏れ検出装置1の制御方法について、図10のフローチャートを参照して説明する。
燃料蒸気漏れ検出装置1は、ECU8により駆動制御される。ECU8は、エンジン2の運転が停止されてから所定時間が経過した後に、燃料蒸気漏れ検出装置1を動作させ、燃料タンク10およびキャニスタ12からの燃料蒸気漏れの検出を行う。なお、この所定時間は、車両の温度が安定するために必要な時間に設定されている。
まず、ステップ101でECU8は、燃料蒸気漏れ検出を行う前に、ダスト除去工程を行う。ダスト除去工程では、切替弁40を1回又は2回以上駆動する。これにより、フィルタエレメント22に堆積したダストは、フィルタエレメント22から叩き落とされる。
次に、ステップ102でECU8は、大気圧P0を検出する。このとき、ポンプ31および切替弁40への通電はオフとなっている。したがって、切替弁40は、大気通路36とタンク通路35とを連通し、タンク通路35とポンプ通路34とを遮断している。このとき、ポンプ通路34は、オリフィス通路371、タンク通路35及び切替弁40を通じて大気通路36と連通している。また、ポンプ通路34は、ポンプ31の内部を通じて大気通路36と連通している。そのため、ポンプ通路34に設けた圧力センサ32の信号により大気圧P0が検出される。ECU8は、圧力センサ32の信号を大気圧P0として記憶する。
続いて、ステップ103でECU8は、締切圧力Psを検出する。締切圧力Psとは、切替弁40への通電をオフとして、ポンプ31を駆動したときのポンプ通路34の最低圧力である。このとき、タンク通路35とポンプ通路34とは、切替弁40による連通が遮断されており、オリフィス37のみを経由して連通している。そのため、ポンプ通路34は、オリフィス37の穴径に応じた圧力に減圧される。ECU8は、圧力センサ32の信号を締切圧力Psとして記憶する。
ステップ104でECU8は、ステップ103で検出された締切圧力Psが第1閾値P1より小さいか否かを判断する。第1閾値P1は、オリフィス37の穴径が正常であることを示す値であり、ECU8に予め記憶されている。
締切圧力Psが第1閾値P1と同一又はそれより小さい場合(ステップ104:YES)、ECU8は処理をステップ105へ移行する。
一方、締切圧力Psが第1閾値P1より大きい場合(ステップ104:NO)、オリフィス37の穴径又は切替弁40の動作等が異常であるとして、ECU8は処理を終了する。
ステップ105でECU8は、切替弁40への通電をオンする。これにより、切替弁40は、タンク通路35とポンプ通路34とを連通し、タンク通路35と大気通路36とを遮断する。そのため、ポンプ通路34は、タンク通路35およびキャニスタ12を経由し、燃料タンク10と連通する。したがって、ポンプ通路34の圧力は燃料タンク10の圧力およびキャニスタ12の圧力と同一になる。
ステップ106でECU8は、圧力センサ32により、燃料タンク10およびキャニスタ12の圧力を検出可能する。
切替弁40への通電をオンした時、ポンプ通路34の圧力は一旦上昇する。しかし、ポンプ31は継続して駆動しているので、燃料タンク10の圧力およびキャニスタ12の圧力は時間の経過とともに減圧される。
ステップ107でECU8は、燃料タンク10内の圧力が第2閾値P2より小さいか否かを判断する。ここで、第2閾値P2とは、ECU8が締切圧力Psに基づいて算出した値であり、本実施形態では第1閾値P1以下まで下がった締切圧力Psを第2閾値P2として用いる。時間の経過に伴い、燃料タンク10及びキャニスタ12の圧力が第2閾値P2よりも低下した場合(ステップ107:YES)、処理はステップ108へ移行する。
一方、燃料タンク10の内部の圧力が第2閾値P2以上である場合(ステップ107:YES)、処理はステップ109へ移行する。
ステップ108では、ECU8は、燃料タンク10等の燃料蒸気の漏れが限界値より小さいと判断する。燃料タンク10等の圧力が第2閾値P2よりも低下する場合、燃料タンク10の外部から内部への空気の侵入がなく、燃料タンク10の気密が保持されていることを意味する。そのため、燃料タンク10の内部で発生した燃料蒸気が限界値以上に外部へ放出されることはない。
ステップ109では、ECU8は、燃料タンク10等の燃料蒸気の漏れが限界値以上であると判断する。燃料タンク10の内部の圧力が第2閾値P2まで低下しない場合、燃料タンク10等の減圧にともなって外部から空気が侵入していると考えられる。そのため、燃料タンク10の内部で発生する燃料蒸気は、燃料タンク10から外部へ限界値以上に放出されるおそれがある。このとき、ECU8は、車両のダッシュボードに警告ランプを点灯させる等の警告を行う。
その後、ECU8は、ポンプ31および切替弁40への通電を停止する。これにより、大気通路36とタンク通路35が連通する。ECU8は、圧力センサ32の信号により、ポンプ通路34の圧力が大気圧P0になったことを確認した後、圧力センサ32の作動を停止する。
上述したステップ102から109までの処理が、特許請求の範囲に記載の「燃料蒸気漏れ検出工程」の一例に相当する。
次に、ステップ110でECU8は、燃料蒸気漏れ検出を行った後、再びダスト除去工程を行う。ダスト除去工程では、切替弁40を1回又は2回以上駆動する。
なお、ステップ101とステップ110は、いずれか一方を省略してもよい。また、ステップ101とステップ110の処理は、ステップ102から109の処理の間に行ってもよい。
本実施形態の燃料蒸気漏れ検出装置1は、次の作用効果を奏する。
(1)本実施形態では、フィルタケース20とハウジング30とが仕切板21を挟んで固定されている。切替弁40が有する弁座部材45に対してバルブ41の駆動方向の一方に設けられたコイルスプリング60は、一端が切替弁40に当接し、他端が仕切板21に当接する。
これにより、切替弁40のバルブ41が第1弁座53に着座する際に生じる振動は、コイルスプリング60から仕切板21を経由してフィルタエレメント22に伝わる。そのため、その振動により、フィルタエレメント22に捕捉されたダストが叩き落とされる。したがって、フィルタエレメント22からダストが除去されるので、フィルタエレメント22の使用期間を長くすることができる。
また、この燃料蒸気漏れ検出装置1は、切替弁40の電磁駆動部44への通電を制御することにより、フィルタエレメント22に捕捉されたダストの除去を任意の時刻に行うことが可能である。
(2)本実施形態では、フィルタエレメント22は、切替弁40のバルブ41の駆動方向の一方に位置する仕切板21に固定されている。
これにより、切替弁40のバルブ41が第1弁座53に着座する際に生ずる振動を、コイルスプリング60から仕切板21を経由してフィルタエレメント22に効率良く伝えることができる。
(3)本実施形態では、フィルタエレメント22は、板状の濾材が折り返されたものである。その板状の濾材が折り返された方向と、バルブ41の駆動方向とは実質的に平行である。
これにより、フィルタケース20に収容されたフィルタエレメント22の全範囲に効率良く振動を伝えることが可能になる。
また、板状の濾材が折り返された深部に捕捉されたダストを効率よく叩き落とすことができる。
(4)本実施形態では、コイルスプリング60は、ハウジング30の内側に設けられた支持部39に対して切替弁40を付勢する。
これにより、コイルスプリング60は、ハウジング30と切替弁40の製造公差を吸収し、ハウジング30内で切替弁40の姿勢を保持することが可能である。したがって、燃料蒸気漏れ検出装置1は、ハウジング30と切替弁40との組付けに要求される厳しい寸法公差を緩和し、製造コストを低減することができる。
(5)本実施形態では、フィルタケース20は、フィルタエレメント22の半分よりも重力方向上側に大気導入口23を有する。
これにより、フィルタエレメント22から叩き落とされたダストがフィルタケース20の重力方向下側に移動した場合でも、フィルタケース20内で重力方向上側に位置するフィルタエレメント22を経由し、大気導入口23と大気通路36との間の空気の流れが良好に維持される。したがって、燃料蒸気漏れ検出装置1は、フィルタケース20内の通気抵抗の増加を防ぐことができる。
本実施形態の燃料蒸気漏れ検出装置1の制御方法は、次の作用効果を奏する。
(6)本実施形態の制御方法は、燃料タンク10およびキャニスタ12からの燃料蒸気の漏れを検出する燃料蒸気漏れ検出工程の開始時または終了時に切替弁40を駆動するダスト除去工程を含む。
これにより、燃料蒸気漏れの検出の際に切替弁40を駆動することにより、エンジン2の運転状態に合わせて日常的にフィルタエレメント22からのダスト除去を行うことが可能になる。
(7)本実施形態の制御方法では、ダスト除去工程は、切替弁40を1回又は2回以上駆動する。
これにより、フィルタエレメント22からダストを効率よく叩き落とすことができる。
(他の実施形態)
(1)上述した実施形態では、振動伝達部材として円錐状のコイルスプリング60を使用した。これに対し、他の実施形態では、振動伝達部材として、円筒状のコイルスプリング、或いは、ゴムまたはエラストマーなどの弾性体を使用してもよい。または、振動伝達部材として、樹脂または金属などを使用してもよい。
(2)上述した実施形態では、ポンプ31の作動によりポンプ通路34を通じて燃料タンク10を減圧して燃料蒸気漏れの検出を行った。これに対し、他の実施形態では、ポンプ31の作動によりポンプ通路34を通じて燃料タンク10を加圧して燃料蒸気漏れの検出を行ってもよい。
(3)上述した実施形態では、燃料蒸気漏れ検出と共にダスト除去工程を行った。これに対し、他の実施形態では、ダスト除去工程のみを、燃料蒸気漏れ検出に関係なく行ってもよい。
(4)上述した実施形態では、フィルタエレメント22は、板状の濾材が折り重なる方向を重力方向に垂直とした。これに対し、他の実施形態では、フィルタエレメント22は、板状の濾材が折り重なる方向を重力方向に平行としてもよい。
このように、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態に適用可能である。
1 ・・・燃料蒸気漏れ検出装置
20・・・フィルタケース
21・・・仕切板
22・・・フィルタエレメント
30・・・ハウジング
40・・・切替弁
41・・・バルブ
44・・・電磁駆動部
53・・・第1弁座(弁座)
60・・・コイルスプリング(振動伝達部材)

Claims (7)

  1. 燃料タンク(10)および前記燃料タンク内の燃料蒸気を吸着するキャニスタ(12)の燃料蒸気漏れを検出する燃料蒸気漏れ検出装置(1)であって、
    大気に連通する大気導入口(23)を有するフィルタケース(20)と、
    前記フィルタケースに収容され、前記フィルタケースを通過する気体に含まれるダストを捕捉するフィルタエレメント(22)と、
    前記フィルタケースに固定されたハウジング(30)と、
    前記フィルタケースと前記ハウジングとの間に設けられた仕切板(21)と、
    前記ハウジング内に設けられたポンプ(31)と、
    前記ポンプにより気圧が加圧または減圧されるポンプ通路(34)と、
    前記ポンプ通路の圧力を検出する圧力センサ(32)と、
    前記キャニスタを経由して前記燃料タンクに連通可能なタンク通路(35)と、
    前記仕切板に設けられた通気口(25)から前記フィルタケースを通じて大気に連通する大気通路(36)と、
    前記タンク通路と前記ポンプ通路とを連通するオリフィス通路(371)に設けられたオリフィス(37)と、
    前記ハウジング内に設けられ、電磁駆動部(44)、その電磁駆動部により駆動されるバルブ(41)、及びそのバルブが着座及び離座する弁座(53)が設けられた弁座部材(45)を有し、前記大気通路又は前記ポンプ通路のいずれか一方と前記タンク通路との連通及び遮蔽を切り替える切替弁(40)と、
    前記弁座部材に対し前記バルブの駆動方向の一方に設けられ、一端が前記切替弁に当接し、他端が前記仕切板に当接し、前記バルブが前記弁座に着座する際に生じる振動を前記仕切板を経由して前記フィルタエレメントに伝達する振動伝達部材(60)と、を備えることを特徴とする燃料蒸気漏れ検出装置。
  2. 前記フィルタエレメントは、前記切替弁に対し前記バルブの駆動方向の一方に位置する前記仕切板に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料蒸気漏れ検出装置。
  3. 前記フィルタエレメントは、板状の濾材が折り返されたものであり、
    前記板状の濾材が折り返された方向と、前記バルブの駆動方向とは実質的に平行であることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料蒸気漏れ検出装置。
  4. 前記振動伝達部材は、前記ハウジングの内側に設けられた筒状の支持部(39)に対して前記切替弁を付勢する弾性体であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の燃料蒸気漏れ検出装置。
  5. 前記フィルタケースは、前記フィルタエレメントの半分よりも重力方向上側に前記大気導入口を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の燃料蒸気漏れ検出装置。
  6. 車両に搭載された請求項1から5のいずれか一項に記載の前記燃料蒸気漏れ検出装置を駆動制御する制御方法であって、
    前記車両のエンジン(2)の運転が停止した状態で、前記燃料蒸気漏れ検出装置により、前記燃料タンクおよび前記キャニスタからの燃料蒸気の漏れを検出する燃料蒸気漏れ検出工程(S102〜S109)と、
    前記燃料蒸気漏れ検出工程の開始時または終了時に前記切替弁を駆動するダスト除去工程(S101,S110)と、を含むことを特徴とする燃料蒸気漏れ検出装置の制御方法。
  7. 前記ダスト除去工程は、前記切替弁を1回又は2回以上駆動することを特徴とする請求項6に記載の燃料蒸気漏れ検出装置の制御方法。
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