JP6112086B2 - 燃料蒸気漏れ検出装置、及び、その制御方法 - Google Patents
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Description
燃料蒸気漏れ検出装置は、大気に連通する大気通路、燃料タンクに連通するタンク通路、その大気通路とタンク通路との連通及び遮蔽を切り替える切替弁、及び、タンク通路を通じて燃料タンクを減圧するポンプ等を備えている。
燃料蒸気漏れ検出装置は、エンジンが停止しているとき、ポンプを駆動してタンク通路を通じて燃料タンク内を減圧し、その時の圧力変化を検出することにより、燃料タンク及びキャニスタ等の燃料蒸気漏れを検出する。
また、燃料蒸気漏れ検出装置は、燃料タンクへ給油を行う際、燃料タンクの給油口を開放する前に、大気通路とタンク通路とを連通し、それらの通路から燃料タンクに大気を導入することにより、燃料タンク内の気圧を大気圧に近づけることも可能である。
なお、この燃料蒸気漏れ検出装置は、燃料タンクの給油口を開放した際、燃料タンクからタンク通路及び大気通路を経由してフィルタエレメントへ空気が流れることがある。この場合、フィルタエレメントに堆積したダストの一部は除去される。しかし、燃料タンクの給油口を開放する頻度は少ないので、フィルタエレメントに堆積したダストを十分に除去することは困難である。
第1発明では、フィルタエレメントは、板状の濾材が折り返されたものである。板状の濾材が折り返された方向と、バルブの駆動方向とは実質的に平行である。
第2発明では、振動伝達部材は、ハウジングの内側に設けられた筒状の支持部に対して切替弁を付勢する弾性体である。
第3発明では、フィルタケース、仕切り板、およびハウジングは、重力方向に直交する方向に並ぶように設けられている。フィルタケースは、フィルタエレメントの半分よりも重力方向上側に大気導入口を有する。
また、この燃料蒸気漏れ検出装置は、切替弁の電磁駆動部への通電を制御することにより、フィルタエレメントに捕捉されたダストの除去を任意の時刻に行うことが可能である。
一般に燃料蒸気漏れの検出は、エンジンの運転停止後に行われる。そのため、その燃料蒸気漏れの検出の際に切替弁を駆動することにより、エンジンの運転状態に合わせて日常的にフィルタエレメントからのダスト除去を行うことが可能になる。
以下、本発明の一実施形態による燃料蒸気漏れ検出装置及びその制御方法を図面に基づき説明する。
図1に示すように、燃料蒸気漏れ検出装置1は、例えば車両に搭載されたエンジン2の吸気系統に適用される。エンジン2に空気を導入する吸気通路3には、スロットル弁4が設けられている。吸気通路3には、スロットル弁4よりエンジン2側にインジェクタ5が設けられている。インジェクタ5から吸気通路3に噴射された燃料は、吸気通路3を流れる空気とともにエンジン2の燃焼室6に導入され、燃焼室6で燃焼した後、排気通路7を経由して大気へ排出される。
燃料タンク10の内側には、貯留された燃料が蒸発した蒸発燃料(エバポ)が発生する。この蒸発燃料は、第1パージ弁14が開弁されると、第1パージ通路11を流れる。
キャニスタ12は、例えば活性炭等からなる吸着材16を有し、第1パージ通路11を流れる蒸発燃料の一部を吸着保持する。エンジン2の運転中、第2パージ弁15が開弁すると、キャニスタ12の吸着材16に吸着保持された蒸発燃料の一部は、その吸着材16から離脱し、第2パージ通路13を経由して吸気通路3に除去(パージ)される。
図1から図3に示すように、燃料蒸気漏れ検出装置1は、フィルタケース20、フィルタエレメント22、ハウジング30、ポンプ31、圧力センサ32、切替弁40、および、振動伝達部材としてのコイルスプリング60等を備えている。
フィルタエレメント22を形成する濾材が折り返された方向と、そのバルブ41の駆動方向とは実質的に平行である。図2及び図6から図9では、濾材が折り返された方向を矢印Tで示している。なお、「実質的に平行」とは、平行に加えて、濾材の面とバルブ41の駆動方向とのなす角が、濾材が重なる枚数に応じて鋭角となることを含むものである。
ハウジング30は、ポンプ31、圧力センサ32、切替弁40、及び、コイルスプリング60等を収容している。また、ハウジング30は、その内側にポンプ通路34、タンク通路35、大気通路36、オリフィス37等を形成している。
圧力センサ32は、ポンプ通路34に接続され、ポンプ通路34の圧力を検出する。圧力センサ32が出力する信号は、ハウジング30に設けられたコネクタ38の端子381からECU8に伝送される。
大気通路36は、ハウジング30の内壁の内側に形成され、仕切板21に設けられた通気口25(図2参照)からフィルタケース20内を通じて大気に連通している。また、大気通路36は、その一部が切替弁40に設けられた大気通路用ポート43(図4、図6参照)に連通している。
タンク通路35とポンプ通路34とを連通するオリフィス通路371に、オリフィス37が設けられている。
一方、図7に示すように、切替弁40への通電をオンすると、大気通路36とタンク通路35とが遮断され、ポンプ通路34とタンク通路35とが連通する。
これにより、切替弁40は、大気通路36又はポンプ通路34のいずれか一方とタンク通路35との連通及び遮蔽を切り替えることが可能である。
電磁駆動部44は、コイル46、固定コア47、可動コア48及びスプリング49などから構成されている。
図6に示すように、コイル46への通電がされていない時、固定コア47と可動コア48との間に設けられたスプリング49の付勢力により、可動コア48は固定コア47から離れている。
電磁駆動部44の径外側には、仕切板21から筒状に延びる遮熱板50が設けられている。遮熱板50は、電磁駆動部44から発生する熱が、電磁駆動部44の近傍に設けられた圧力センサ32に伝わることを抑制している。
弁座部材45は筒状に形成され、電磁駆動部44に固定されている。弁座部材45の電磁駆動部44とは反対側の部位は、ハウジング30の内側に設けられた略筒状の支持部39に嵌め入れられている。
弁座部材45は、第1弁体51が着座及び離座可能な第1弁座53を有している。第1弁座53よりも電磁駆動部44側に位置する弁座部材45の壁には、大気通路36に通じる大気通路用ポート43が形成されている。
なお、本実施形態の第1弁座53が特許請求の範囲に記載の「弁座」の一例に相当する。
また、コイルスプリング60は、バルブ41の第1弁体51が第1弁座53に着座する際の振動を、仕切板21に伝達することが可能な荷重に設定されている。そのため、切替弁40のバルブ41の第1弁体51が第1弁座53に着座する際に生じる振動は、コイルスプリング60から仕切板21を経由して、仕切板21に固定されたフィルタエレメント22の全範囲に伝わる。
図8では、フィルタエレメント22と、そこに堆積したダストDを模式的に示している。ダストDは、主にフィルタエレメント22の大気導入口23側に堆積する。フィルタエレメント22に振動が伝わると、ダストDはフィルタエレメント22の表面から叩き落とされる。
上述したように、フィルタエレメント22は、板状の濾材が折り返された方向Tが、バルブ41の駆動方向と実質的に平行である。そのため、振動により、板状の濾材が折り返された深部に捕捉されたダストが、切替弁40とは反対側へ叩き落とされる。
燃料蒸気漏れ検出装置1の使用を開始した直後では、フィルタケース20内の全ての場所で通気抵抗が小さく、空気はフィルタケース20内の全範囲を流れる。
燃料蒸気漏れ検出装置1は、ECU8により駆動制御される。ECU8は、エンジン2の運転が停止されてから所定時間が経過した後に、燃料蒸気漏れ検出装置1を動作させ、燃料タンク10およびキャニスタ12からの燃料蒸気漏れの検出を行う。なお、この所定時間は、車両の温度が安定するために必要な時間に設定されている。
締切圧力Psが第1閾値P1と同一又はそれより小さい場合(ステップ104:YES)、ECU8は処理をステップ105へ移行する。
一方、締切圧力Psが第1閾値P1より大きい場合(ステップ104:NO)、オリフィス37の穴径又は切替弁40の動作等が異常であるとして、ECU8は処理を終了する。
切替弁40への通電をオンした時、ポンプ通路34の圧力は一旦上昇する。しかし、ポンプ31は継続して駆動しているので、燃料タンク10の圧力およびキャニスタ12の圧力は時間の経過とともに減圧される。
一方、燃料タンク10の内部の圧力が第2閾値P2以上である場合(ステップ107:YES)、処理はステップ109へ移行する。
上述したステップ102から109までの処理が、特許請求の範囲に記載の「燃料蒸気漏れ検出工程」の一例に相当する。
なお、ステップ101とステップ110は、いずれか一方を省略してもよい。また、ステップ101とステップ110の処理は、ステップ102から109の処理の間に行ってもよい。
(1)本実施形態では、フィルタケース20とハウジング30とが仕切板21を挟んで固定されている。切替弁40が有する弁座部材45に対してバルブ41の駆動方向の一方に設けられたコイルスプリング60は、一端が切替弁40に当接し、他端が仕切板21に当接する。
これにより、切替弁40のバルブ41が第1弁座53に着座する際に生じる振動は、コイルスプリング60から仕切板21を経由してフィルタエレメント22に伝わる。そのため、その振動により、フィルタエレメント22に捕捉されたダストが叩き落とされる。したがって、フィルタエレメント22からダストが除去されるので、フィルタエレメント22の使用期間を長くすることができる。
また、この燃料蒸気漏れ検出装置1は、切替弁40の電磁駆動部44への通電を制御することにより、フィルタエレメント22に捕捉されたダストの除去を任意の時刻に行うことが可能である。
これにより、切替弁40のバルブ41が第1弁座53に着座する際に生ずる振動を、コイルスプリング60から仕切板21を経由してフィルタエレメント22に効率良く伝えることができる。
これにより、フィルタケース20に収容されたフィルタエレメント22の全範囲に効率良く振動を伝えることが可能になる。
また、板状の濾材が折り返された深部に捕捉されたダストを効率よく叩き落とすことができる。
これにより、コイルスプリング60は、ハウジング30と切替弁40の製造公差を吸収し、ハウジング30内で切替弁40の姿勢を保持することが可能である。したがって、燃料蒸気漏れ検出装置1は、ハウジング30と切替弁40との組付けに要求される厳しい寸法公差を緩和し、製造コストを低減することができる。
これにより、フィルタエレメント22から叩き落とされたダストがフィルタケース20の重力方向下側に移動した場合でも、フィルタケース20内で重力方向上側に位置するフィルタエレメント22を経由し、大気導入口23と大気通路36との間の空気の流れが良好に維持される。したがって、燃料蒸気漏れ検出装置1は、フィルタケース20内の通気抵抗の増加を防ぐことができる。
(6)本実施形態の制御方法は、燃料タンク10およびキャニスタ12からの燃料蒸気の漏れを検出する燃料蒸気漏れ検出工程の開始時または終了時に切替弁40を駆動するダスト除去工程を含む。
これにより、燃料蒸気漏れの検出の際に切替弁40を駆動することにより、エンジン2の運転状態に合わせて日常的にフィルタエレメント22からのダスト除去を行うことが可能になる。
これにより、フィルタエレメント22からダストを効率よく叩き落とすことができる。
(1)上述した実施形態では、振動伝達部材として円錐状のコイルスプリング60を使用した。これに対し、他の実施形態では、振動伝達部材として、円筒状のコイルスプリング、或いは、ゴムまたはエラストマーなどの弾性体を使用してもよい。または、振動伝達部材として、樹脂または金属などを使用してもよい。
このように、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態に適用可能である。
20・・・フィルタケース
21・・・仕切板
22・・・フィルタエレメント
30・・・ハウジング
40・・・切替弁
41・・・バルブ
44・・・電磁駆動部
53・・・第1弁座(弁座)
60・・・コイルスプリング(振動伝達部材)
Claims (8)
- 燃料タンク(10)および前記燃料タンク内の燃料蒸気を吸着するキャニスタ(12)の燃料蒸気漏れを検出する燃料蒸気漏れ検出装置(1)であって、
大気に連通する大気導入口(23)を有するフィルタケース(20)と、
前記フィルタケースに収容され、前記フィルタケースを通過する気体に含まれるダストを捕捉するフィルタエレメント(22)と、
前記フィルタケースに固定されたハウジング(30)と、
前記フィルタケースと前記ハウジングとの間に設けられた仕切板(21)と、
前記ハウジング内に設けられたポンプ(31)と、
前記ポンプにより気圧が加圧または減圧されるポンプ通路(34)と、
前記ポンプ通路の圧力を検出する圧力センサ(32)と、
前記キャニスタを経由して前記燃料タンクに連通可能なタンク通路(35)と、
前記仕切板に設けられた通気口(25)から前記フィルタケースを通じて大気に連通する大気通路(36)と、
前記タンク通路と前記ポンプ通路とを連通するオリフィス通路(371)に設けられたオリフィス(37)と、
前記ハウジング内に設けられ、電磁駆動部(44)、その電磁駆動部により駆動されるバルブ(41)、及びそのバルブが着座及び離座する弁座(53)が設けられた弁座部材(45)を有し、前記大気通路又は前記ポンプ通路のいずれか一方と前記タンク通路との連通及び遮蔽を切り替える切替弁(40)と、
前記弁座部材に対し前記バルブの駆動方向の一方に設けられ、一端が前記切替弁に当接し、他端が前記仕切板に当接し、前記バルブが前記弁座に着座する際に生じる振動を前記仕切板を経由して前記フィルタエレメントに伝達する振動伝達部材(60)と、を備えており、
前記フィルタエレメントは、板状の濾材が折り返されたものであり、
前記板状の濾材が折り返された方向と、前記バルブの駆動方向とは実質的に平行であることを特徴とする燃料蒸気漏れ検出装置。 - 前記振動伝達部材は、前記ハウジングの内側に設けられた筒状の支持部(39)に対して前記切替弁を付勢する弾性体であることを特徴とする請求項1に記載の燃料蒸気漏れ検出装置。
- 燃料タンク(10)および前記燃料タンク内の燃料蒸気を吸着するキャニスタ(12)の燃料蒸気漏れを検出する燃料蒸気漏れ検出装置(1)であって、
大気に連通する大気導入口(23)を有するフィルタケース(20)と、
前記フィルタケースに収容され、前記フィルタケースを通過する気体に含まれるダストを捕捉するフィルタエレメント(22)と、
前記フィルタケースに固定されたハウジング(30)と、
前記フィルタケースと前記ハウジングとの間に設けられた仕切板(21)と、
前記ハウジング内に設けられたポンプ(31)と、
前記ポンプにより気圧が加圧または減圧されるポンプ通路(34)と、
前記ポンプ通路の圧力を検出する圧力センサ(32)と、
前記キャニスタを経由して前記燃料タンクに連通可能なタンク通路(35)と、
前記仕切板に設けられた通気口(25)から前記フィルタケースを通じて大気に連通する大気通路(36)と、
前記タンク通路と前記ポンプ通路とを連通するオリフィス通路(371)に設けられたオリフィス(37)と、
前記ハウジング内に設けられ、電磁駆動部(44)、その電磁駆動部により駆動されるバルブ(41)、及びそのバルブが着座及び離座する弁座(53)が設けられた弁座部材(45)を有し、前記大気通路又は前記ポンプ通路のいずれか一方と前記タンク通路との連通及び遮蔽を切り替える切替弁(40)と、
前記弁座部材に対し前記バルブの駆動方向の一方に設けられ、一端が前記切替弁に当接し、他端が前記仕切板に当接し、前記バルブが前記弁座に着座する際に生じる振動を前記仕切板を経由して前記フィルタエレメントに伝達する振動伝達部材(60)と、を備えており、
前記振動伝達部材は、前記ハウジングの内側に設けられた筒状の支持部(39)に対して前記切替弁を付勢する弾性体であることを特徴とする燃料蒸気漏れ検出装置。 - 前記フィルタケースは、前記フィルタエレメントの半分よりも重力方向上側に前記大気導入口を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の燃料蒸気漏れ検出装置。
- 燃料タンク(10)および前記燃料タンク内の燃料蒸気を吸着するキャニスタ(12)の燃料蒸気漏れを検出する燃料蒸気漏れ検出装置(1)であって、
大気に連通する大気導入口(23)を有するフィルタケース(20)と、
前記フィルタケースに収容され、前記フィルタケースを通過する気体に含まれるダストを捕捉するフィルタエレメント(22)と、
前記フィルタケースに固定されたハウジング(30)と、
前記フィルタケースと前記ハウジングとの間に設けられた仕切板(21)と、
前記ハウジング内に設けられたポンプ(31)と、
前記ポンプにより気圧が加圧または減圧されるポンプ通路(34)と、
前記ポンプ通路の圧力を検出する圧力センサ(32)と、
前記キャニスタを経由して前記燃料タンクに連通可能なタンク通路(35)と、
前記仕切板に設けられた通気口(25)から前記フィルタケースを通じて大気に連通する大気通路(36)と、
前記タンク通路と前記ポンプ通路とを連通するオリフィス通路(371)に設けられたオリフィス(37)と、
前記ハウジング内に設けられ、電磁駆動部(44)、その電磁駆動部により駆動されるバルブ(41)、及びそのバルブが着座及び離座する弁座(53)が設けられた弁座部材(45)を有し、前記大気通路又は前記ポンプ通路のいずれか一方と前記タンク通路との連通及び遮蔽を切り替える切替弁(40)と、
前記弁座部材に対し前記バルブの駆動方向の一方に設けられ、一端が前記切替弁に当接し、他端が前記仕切板に当接し、前記バルブが前記弁座に着座する際に生じる振動を前記仕切板を経由して前記フィルタエレメントに伝達する振動伝達部材(60)と、を備えており、
前記フィルタケース、前記仕切り板、および前記ハウジングは、重力方向に直交する方向に並ぶように設けられており、
前記フィルタケースは、前記フィルタエレメントの半分よりも重力方向上側に前記大気導入口を有することを特徴とする燃料蒸気漏れ検出装置。 - 前記フィルタエレメントは、前記切替弁に対し前記バルブの駆動方向の一方に位置する前記仕切板に固定されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の燃料蒸気漏れ検出装置。
- 車両に搭載された請求項1から6のいずれか一項に記載の前記燃料蒸気漏れ検出装置を駆動制御する制御方法であって、
前記車両のエンジン(2)の運転が停止した状態で、前記燃料蒸気漏れ検出装置により、前記燃料タンクおよび前記キャニスタからの燃料蒸気の漏れを検出する燃料蒸気漏れ検出工程(S102〜S109)と、
前記燃料蒸気漏れ検出工程の開始時または終了時に前記切替弁を駆動するダスト除去工程(S101,S110)と、を含むことを特徴とする燃料蒸気漏れ検出装置の制御方法。 - 前記ダスト除去工程は、前記切替弁を1回又は2回以上駆動することを特徴とする請求項7に記載の燃料蒸気漏れ検出装置の制御方法。
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