JP2013217433A - 弁装置、それを用いる複合弁装置、及び複合弁装置を用いる燃料蒸気漏れ検出装置 - Google Patents

弁装置、それを用いる複合弁装置、及び複合弁装置を用いる燃料蒸気漏れ検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】シャフトの移動方向が開口の中心軸に対して傾いた場合の気密性を確保しながら加工コストを低減可能な弁装置を提供する。
【解決手段】第1バルブ50は、開口51を形成する第1シート部511を有するカバー47、円板状の弾性部材から形成される第1弁部材52、および第1弁部材52を支持するシャフト33から構成される。シャフト33が切換弁の中心軸に沿って開口51の方向に移動し第1弁部材52が第1シート部511に当接するとき、シャフト33の移動方向が開口51の中心軸に対して傾く場合がある。このとき、円板状に形成されている第1弁部材52の一部が第1シート部511に当接した後、第1弁部材52は弾性変形しながら残りの部分が第1シート部511に当接する。これにより、第1空間321と圧力検出通路251とを確実に遮断し、気密を確保することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、弁装置、それを用いる複合弁装置、及び複合弁装置を用いる燃料蒸気漏れ検出装置に関する。
従来、燃料タンクの燃料蒸気漏れを検出する燃料蒸気漏れ検出装置が知られている。燃料蒸気漏れ検出装置は、燃料タンク内を加圧または減圧するポンプ、燃料タンクをポンプに連通または大気に連通に切り換える切換弁などを備える。
切換弁は、いわゆる電磁弁であって、固定コア、コイル、可動コア、可動コアを摺動可能に収容する支持部材、可動コアと連動するシャフト、シャフトの先端に設けられる弁部材、弁部材が当接または離間するシート部などを備える。コイルに通電すると、固定コアと可動コアとの間に発生する吸引力により、可動コアは支持部材内を往復移動する。可動コアをスムーズに移動させるため、可動コアの外壁と支持部材の内壁との間には隙間が形成されている。このため、可動コアの移動時にシャフトの移動方向が開口の中心軸に対して傾く場合がある。この場合、弁部材がシート部の全周に当接しないため、切換弁の気密性に影響を与える。特許文献1には、半球状に形成される凹部を有する有底筒状の弁部材、及び当該凹部に当接する先端が半球状に形成されているシャフトを備え、シャフトの移動方向が開口の中心軸に対して傾く場合、シャフトの先端と弁部材の凹部とが点接触することにより弁部材がシート部の全周に当接する燃料蒸気漏れ検査装置が記載されている。
特開2007−071146号公報
しかしながら、特許文献1に記載の燃料蒸気漏れ検査装置のシャフトの先端は、半球状に形成されるため,シャフトの加工コストが高くなる。また、弁部材もシャフトの先端と当接する凹部の形状を半球状に形成されるとともに、シート部に当接する当接部には気密性を確保するためゴムが焼き付けられる。このため、切換弁の加工コストが高くなる。
本発明の目的は、シャフトの移動方向が開口の中心軸に対して傾いた場合の気密性を確保しながら加工コストを低減可能な弁装置を提供することにある。
本発明は、第1開口を形成する第1シール部を有する第1弁本体と、第1シート部に当接または離間する第1弁部材とを備える弁装置であって、シャフトの移動方向が第1開口の中心軸に対して傾いたまま第1弁部材が第1シート部に当接するとき、第1弁部材は第1シート部から受ける力により弾性変形しながら第1シート部の全周に当接することを特徴とする。
弁装置では、シャフトの移動方向が開口の中心軸に対して傾く場合、最初に第1シート部に当接した第1弁部材の一部が弾性変形することにより、第1弁部材の残りの部分が第1シート部全周に当接する。これにより、シャフト及びシート部に当接する弁部材を半球状に加工する工数がなくなり、弁装置の加工コストを低減することができる。
また、従来の弁装置が備える弁部材は、シャフトの先端と当接する樹脂製の受け部、シート部に当接するゴム製の当接部、および受け部をシャフト側に付勢するスプリングから構成されていた。当接部は、平面状に形成されており、当接部をシート部の全周に当接させるため、当接部をシート部の全周に当接させる力と当該スプリングに抗する力との合力に相当する力をシャフトに作用させなければならなかった。
本発明では、第1弁部材がシャフトに支持されているため、従来の弁装置で用いられていたスプリングが不要となり、弁装置の開閉時にシャフトに作用させる力のうちスプリングに抗する力が低減される。また、第1弁部材が第1シート部の一部に当接したのち弾性変形するため、従来の弁部材に比べて少ない力で第1弁部材が第1シート部の全周に当接する。これにより、本発明の弁装置は、従来の弁装置に比べて少ない力で気密性を保つことができる。したがって、シャフトを往復移動するための力を小さくすることができ、弁装置を駆動するためのエネルギー消費量を低減することができる。
また、弁装置を駆動するためのエネルギー消費量が低減することにより、駆動時の弁装置自体の温度が上がりにくくなる。これにより、弁装置が駆動可能な温度範囲を広げることができる。
本発明の第1実施形態による第1バルブを用いた燃料蒸気漏れ検出装置の断面図である。 図1の燃料蒸気漏れ検出装置を用いた蒸発燃料処理装置の概念図である。 本発明の第1実施形態による第1バルブの拡大断面図である。 本発明の第2実施形態による第1バルブの拡大断面図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本発明の弁装置は、例えば、蒸発燃料処理装置が備える燃料蒸気漏れ検出装置に適用される。本発明の弁装置を適用する燃料蒸気漏れ検出装置を図1〜図3に基づいて説明する。
最初に、燃料蒸気漏れ検出装置2を備える蒸発燃料処理装置1の概略構成を図2に基づいて説明する。蒸発燃料処理装置1は、例えばエンジン5の燃料を貯留する燃料タンク10より蒸発する燃料蒸気を回収し、回収した燃料蒸気をエンジン5に供給する。燃料蒸気漏れ検出装置2は、燃料タンク10、第1パージ管11、キャニスタ12および第2パージ管13から外部への燃料蒸気の漏れを検出する。
蒸発燃料処理装置1は、燃料タンク10、キャニスタ12、燃料蒸気漏れ検出装置2、フィルタ23、ECU6などから構成される。蒸発燃料処理装置1では、燃料タンク10内で発生する蒸発燃料をキャニスタ12が回収する。キャニスタ12は、回収された燃料蒸気をエンジン5に接続する吸気管16が形成する吸気通路161にパージする。
燃料タンク10は、エンジン5に供給される燃料を貯留する。燃料タンク10は第1パージ管11によりキャニスタ12と接続する。第1パージ管11は、燃料タンク10内とキャニスタ12内を連通する第1パージ通路111を形成する。
キャニスタ12は、燃料タンク10内で発生する蒸発燃料を回収する吸着材121を備える。キャニスタ12は第2パージ通路131を形成する第2パージ管13により吸気管16と接続する。第2パージ管13にはパージ弁14が設置される。燃料タンク10内で発生する蒸発燃料は、第1パージ通路111を通り吸着材121に吸着されることにより回収される。パージ弁14は電磁弁であり、パージ弁14の開度が制御されることによりキャニスタ12から吸気通路161のスロットル弁18の下流側にパージされる蒸発燃料の量が調整される。
燃料蒸気漏れ検出装置2は、キャニスタ接続部21、ポンプ22、切換弁30、圧力センサ24、圧力検出管25、切換弁バイパス管26、基準オリフィス27及び大気通路管28などから構成されている。燃料蒸気漏れ検出装置2の構造は後述する。
フィルタ23は、大気通路281を形成する「大気通路形成部材」としての大気通路管28の大気側の一端に接続される。キャニスタ12により燃料蒸気が吸着される場合、ポンプ22が燃料タンク10内を減圧する場合、または、燃料タンク10内に燃料が供給される場合、フィルタ23から燃料タンク10内またはキャニスタ12内の空気が大気に排出される。一方、キャニスタ12に吸着した燃料蒸気を吸気管16に供給する場合、ポンプ22が燃料タンク10内を加圧する場合、または後述する燃料蒸気漏れ検出処理において基準圧力を検出する場合、大気からフィルタ23を通って燃料蒸気漏れ検出装置2に空気が導入される。このとき、フィルタ23は導入される空気に含まれる異物を回収する。なお、図2中の矢印は空気の流れを示している。
ECU6は、演算手段としてのCPU、ならびに、記憶手段としてのRAM及びROM等を有するマイクロコンピュータ等から構成されている。ECU6は、圧力センサ24、ポンプ22、及び切換弁30のコイル31と電気的に接続する。ECU6には、圧力センサ24が検出する圧力検出通路251の圧力に応じた信号が入力される。また、ECU6は、ポンプ22の駆動を制御する信号を出力する。また、ECU6は、コイル31への通電を制御する。
次に燃料蒸気漏れ検出装置2の構造について図1及び図3に基づいて説明する。
第1実施形態による燃料蒸気漏れ検出装置2は、ポンプ22、切換弁30、圧力センサ24などがハウジング40内に収容され、モジュール化されたものである。燃料蒸気漏れ検出装置2は、ハウジング40の開口を塞ぐカバー47に設けられているキャニスタ接続部21がキャニスタ12の側壁に形成される取付穴と嵌合することで設置される。ハウジング40内に形成されるハウジング内空間401では、ポンプ22は切換弁30に対して重力方向上方に設置されている。また、圧力センサ24は、切換弁30に対してキャニスタ接続部21の反対側に設けられている。外部から供給される電力を受電するコネクタ29はハウジング40のカバー47が接続する側とは反対側の側壁に設置されている。なお、図1において、図1の上方向を「天方向」、下方向を「地方向」とする。
ハウジング40は、有底筒状の樹脂製直方体から形成されている。図1に示すように、ハウジング40のカバー47が接続する側とは反対側の側壁にはハウジング内空間401とハウジング40の外部とを連通する大気口41が設けられている。大気口41には大気通路281が連通する。大気通路281を形成する大気通路管28の一端は、大気開放されている。ハウジング内空間401は、大気口41、大気通路281を介して大気と連通する。
ポンプ22は、ブラシレスの直流モータであるモータ222によりベーン225を支持するロータ224を回転駆動するベーン式ポンプである。「加減圧手段」としてのポンプ22には、「圧力検出通路形成部材」としての圧力検出管25が形成する圧力検出通路251が接続する。ポンプ22は、圧力検出通路251、切換弁30、キャニスタ接続口211、及びキャニスタ12を介して燃料タンク10内を加圧または減圧する。このとき、圧力検出管25に設けられる「圧力検出手段」としての圧力センサ24は、圧力検出通路251の圧力を検出することにより、燃料タンク10内の圧力を検出する。
切換弁30は電磁弁であり、弁ボディ32、カバー47、シャフト33、第1バルブ50、第2バルブ35、及び電磁駆動部34などから構成されている。
弁ボディ32は、有底筒状をなしており、内部にシャフト33、第1バルブ50、第2バルブ35、電磁駆動部34などを収容する。また、弁ボディ32の内部には、シャフト33が往復移動する第1空間321及び第2空間322が形成されている。第1空間321及び第2空間322は、区画壁323によって区画されている。また、弁ボディ32の側壁には図示しない切換弁排出口が形成されている。切換弁排出口は、第2空間322と弁ボディ32の外部、すなわちハウジング内空間401とを連通する。
カバー47は、弁ボディ32の開口を塞ぐとともにハウジング40のキャニスタ12に接続する側の開口を塞ぐように設けられる平板状部材である。カバー47のハウジング内空間401側の内壁には、第1バルブ50の第1開口51が形成されている。第1開口51は、圧力検出通路251に連通する。
カバー47のハウジング内空間401とは反対側には、「連通口」としてのキャニスタ接続口211を形成する「連通口形成部材」としてのキャニスタ接続部21が設けられる。キャニスタ接続部21の外壁周縁には、キャニスタ12の取付孔の内壁と当接するOリング212が設けられる。
キャニスタ接続部21の内壁には、切換弁バイパス通路261を形成する「バイパス通路形成部材」としての切換弁バイパス管26、及び圧力検出通路251を形成する圧力検出管25が設けられる。切換弁バイパス通路261は、基準オリフィス27を介してキャニスタ接続口211と圧力検出通路251とを連通する。「絞り部」としての基準オリフィス27は、燃料タンク10からの蒸発燃料を含む空気漏れの許容量の上限値となる穴の大きさに対応している。
シャフト33は、切換弁30の中心軸と同軸上に設けられる。シャフト33は、主部331のほかに、図3に示すように可動コア38に固定される側とは反対側に第1バルブ50側から順に先端部332、小径部333、鍔部334、大径部335が形成されている。
先端部332は、テーパ状に形成される。先端部332の外径が最も大きくなる側の端部は、小径部333の一方の端部に接続する。円柱形状の小径部333の外径は、先端部332の最大外径より小さく、また小径部333の他方の端部に接続する鍔部334の外径より小さい。
鍔部334は、シャフト33において最も大きい外径を有しており、抑えプレート53の凹部533に収容されている。また、凹部533には、第1弁部材52の案内部523も収容されている。鍔部334の小径部333と接続する反対側には大径部335が接続する。
大径部335は、鍔部334と主部331とを接続する主部331の外径より大きい外径を有する円柱形状の部位である。大径部335の径外側には、抑えプレート53及び第2弁部材352が設けられる。
抑えプレート53は、シャフト33の径外方向に延びる円板状の本体部531と、本体部531から第1弁部材52側に突出する肉厚部532とから構成される。本体部531の肉厚部532が突出する反対側の径内側は第2弁部材352の方向に突出するように形成されており、第2弁部材352と当接する。肉厚部532の径内側には凹部533が形成されている。
主部331の径外側にはリテーナ36が設けられる。リテーナ36は、シャフト33に例えば圧入固定され、シャフト33と一体に往復移動する。リテーナ36には、第1バルブ50側から第1突起部361、第2突起部362、第3突起部363が形成されている。第1突起部361は、鍔部334との間に抑えプレート53及び第2弁部材352を挟み込む。
第1バルブ50は、第1開口51を形成する第1シート部511を有するカバー47、第1弁部材52、及び第1弁部材52を支持するシャフト33から構成されている。第1バルブ50は、特許請求の範囲に記載の「弁装置」に相当する。カバー47は、特許請求の範囲に記載の「弁本体」に相当する。
第1開口51は、逆テーパ状に形成されており、第1開口51の中心軸は、切換弁30の中心軸と同軸となるように形成されている。第1シート部511は、図3に示すように、第1空間321側に突出するように形成されている。第1シート部511には、第1弁部材52の面525が当接する。
第1弁部材52は、円板状の弾性部材、例えばゴムから形成されている。第1弁部材52の本体部521の軸方向中央には、図3に示すように小径部333が挿通される貫通孔522が形成されている。また、第1弁部材52の抑えプレート53側には、貫通孔522に先端部332を案内する案内部523が形成されている。なお、第1弁部材52の外周部524と抑えプレート53の肉厚部532との間には第1弁部材52が弾性変形可能なように隙間が形成されている。
第2バルブ35は、第2開口351を形成する第2シート部353を有する区画壁323、第2弁部材352、及び第2弁部材352を支持するシャフト33から構成されている。弾性部材から形成される第2弁部材352がシャフト33の移動と連動して第2シート部353に当接すると、第2開口351は閉塞され、第1空間321と第2空間322とは遮断される。区画壁323は、特許請求の範囲に記載の「第2弁本体」に相当する。第1バルブ50および第2バルブ35は、特許請求の範囲に記載の「複合弁装置」に相当する。
電磁駆動部34は、通電によって磁気吸引力を発生する電磁式アクチュエータであって、ヨーク324、ヨーク325、コイルボビン326、コイル31、磁性プレート327、固定コア37及び可動コア38等から構成されている。
ヨーク324は、鉄等の磁性材料で筒状に形成され、コイル31の径外側に弁ボディ32の内壁に沿って設けられる。ヨーク325は、鉄等の磁性材料で形成され、コイル31のコネクタ29側の端部に設けられる。
コイルボビン326は、樹脂で筒状に形成され、固定コア37の径外側に設けられる。コイル31は、コイルボビン326の径外側に巻回される。コイル31は、通電により起磁力を発生する。
磁性プレート327は、コイル31のヨーク325と反対側の端部に設けられ、ヨーク324、ヨーク325と共に磁気回路の一部を構成する。また、磁性プレート327は、環状本体から固定コア37の方向に突出する筒部328が形成される。筒部328の内壁329は、可動コア38を軸方向に摺動可能に支持する。
固定コア37は、切換弁30の中心軸上に設けられ、上端部がヨーク325に固定される。固定コア37は、コイル31に発生した起磁力により可動コア38を吸引する。
可動コア38は、切換弁30の中心軸上の固定コア37の磁性プレート327側に設けられ、外壁が磁性プレート327の筒部328の内壁329に摺動可能に支持される。このとき、可動コア38の外径の大きさは、可動コア38がスムーズに往復移動するように内壁329の内径より小さく形成される。
可動コア38の上端部には、スプリング収容凹部381が形成される。スプリング収容凹部381には、リターンスプリング39が収容される。
リターンスプリング39は、固定コア37と可動コア38との間に設けられ、固定コア37と可動コア38とを互いに離間させるように付勢する。
可動コア38の下端部には、シャフト33が圧入等により挿入される嵌合孔382が形成されている。シャフト33の可動コア38側の端部は、可動コア38の嵌合孔382に圧入、または挿入後にかしめ等で係止することにより固着されている。これにより、シャフト33は、可動コア38と一体に往復移動する。
切換弁30において、コイル31に通電されていないとき、固定コア37と可動コア38との間には磁気吸引力が発生しない。そのため、可動コア38と一体に接続しているシャフト33は、リターンスプリング39の押し付け力により図1の右方向へ移動している。これにより、第1弁部材52は図3(b)に示すように第1弁部材52の面525が第1開口51の第1シート部511に当接することにより、第1開口51を閉塞する。一方、第2弁部材352は図1に示すように区画壁323から離れている。これにより、第1空間321と第2空間322とは連通する。したがって、コイル31への通電が停止されているとき、第1空間321を介したキャニスタ接続口211と圧力検出通路251との間の空気の流れは遮断され、キャニスタ接続口211と切換弁バイパス通路261との間の空気の流れは基準オリフィス27を通してのみ許容される。
ECU6からの指令によりコイル31に通電されると、固定コア37と可動コア38との間には磁気吸引力が発生する。そのため、可動コア38と一体に接続しているシャフト33は、リターンスプリング39の押し付け力に対抗して図1の左方向へ移動する。このとき、図3(a)に示すように第1弁部材52の面525は第1開口51の第1シート部511から離れるとともに、第2弁部材352は第2開口351を閉塞する。これにより、第1空間321と圧力検出通路251とが連通し、キャニスタ接続口211と圧力検出通路251とが切換弁バイパス通路261を介すことなく連通する。一方、第2弁部材352が第2開口351を閉塞するため、第1空間321と第2空間322との間は遮断される。したがって、コイル31に通電されているとき、キャニスタ接続口211と圧力検出通路251との間の空気の流れは許容され、第2空間322を経由するキャニスタ接続口211と大気との間の空気の流れは遮断される。なお、キャニスタ接続口211と圧力検出通路251との間は、コイル31への通電の有無に関わらず、基準オリフィス27を経由して常に連通している。
次に本発明の第1実施形態である燃料蒸気漏れ検出装置2の作用を説明する。なお、ここでは燃料タンク10内を減圧することにより燃料タンク10の燃料蒸気漏れを検出する燃料蒸気漏れ検出処理を説明する。
車両に搭載されたエンジンの運転が停止されてから所定の期間が経過すると、ECU6が図示しないソークタイマで起動され、燃料タンク10の燃料蒸気漏れ検出を開始する。検出では車両が駐車されている高度による誤差を補正するため、大気圧の検出が行われる。コイル31に通電していないとき、大気通路281は、ハウジング内空間401、第2空間322、及び第1空間321を介してキャニスタ接続口211と連通している。また、キャニスタ接続口211は、切換弁バイパス通路261を介して圧力検出通路251に連通している。すなわち、圧力検出通路251は、大気と連通している。圧力検出管25に設置される圧力センサ24は、大気と連通する圧力検出通路251の圧力を検出することにより大気圧を検出する。大気圧の検出が完了すると、ECU6は検出された圧力から車両が駐車されている場所の高度を算定する。
大気圧の検出が完了すると、ECU6は切換弁30のコイル31に通電する。切換弁30は、キャニスタ接続口211と大気通路281との間を遮断するとともに、キャニスタ接続口211と圧力検出通路251とを切換弁バイパス通路261を介すことなく連通する。これにより、圧力検出通路251は、切換弁バイパス通路261を介すことなく燃料タンク10内と連通する。
燃料タンク10における燃料蒸気の発生にともなう圧力上昇を圧力センサ24が検出すると、ECU6は切換弁30のコイル31への通電を停止する。コイル31への通電が停止すると、圧力検出通路251は切換弁バイパス通路261を経由してキャニスタ接続口211及び大気通路281と連通する。
ここで、ポンプ22へ通電が開始され圧力検出通路251は減圧される。これにより、大気通路281から流入した空気は、第2空間322、及び第1空間321、キャニスタ接続口211、及び切換弁バイパス通路261を経由して圧力検出通路251へ流入する。圧力検出通路251へ流入する空気の流れは切換弁バイパス通路261の基準オリフィス27によって絞られるため、圧力検出通路251の圧力は低下する。圧力検出通路251の圧力は、基準オリフィス27の開口面積に対応する所定の圧力まで低下した後、一定となる。検出された圧力検出通路251の圧力は基準圧力として記録される。基準圧力の検出が完了すると、ポンプ22への通電は停止される。
基準圧力を検出すると、ECU6はコイル31に通電する。これにより、キャニスタ接続口211と大気通路281とは遮断されるとともに、キャニスタ接続口211と圧力検出通路251とが切換弁バイパス通路261を介すことなく連通する。これにより、燃料タンク10内は圧力検出通路251と連通し、圧力検出通路251の圧力は燃料タンク10内と同一になる。
キャニスタ接続口211と圧力検出通路251とが連通するとポンプ22が作動し、燃料タンク10の内部は減圧される。ポンプ22の作動の継続によって、圧力検出通路251、すなわち、燃料タンク10内の圧力が先に検出した基準圧力よりも低下した場合、燃料タンク10からの燃料蒸気を含む空気の漏れは許容量以下であると判断される。すなわち、燃料タンク10の内部の圧力が基準圧力よりも低下する場合、燃料タンク10の外部から内部へ空気の侵入がないか、または侵入する空気が基準オリフィス27の流量以下である。そのため、燃料タンク10の気密は十分に確保されていると判断される。
一方、燃料タンク10の内部の圧力が基準圧力まで低下しない場合、燃料タンク10からの燃料蒸気を含む空気漏れが許容量を超過していると判断される。すなわち、燃料タンク10の内部の圧力が基準圧力まで低下しない場合、燃料タンク10の内部の減圧にともなって燃料タンク10には外部から空気が侵入していると考えられる。これにより、燃料タンク10の気密は十分に確保されていないと判断される。
燃料蒸気を含む空気漏れの検出が完了すると、ポンプ22及び切換弁30への通電は停止される。ECU6は、圧力検出通路251の圧力が大気圧に回復したことを検出した後、圧力センサ24の作動を停止させ、燃料蒸気漏れ検出を終了する。
上述した一連の燃料蒸気漏れ検出処理において、第1バルブ50は、図3(a)及び(b)に示すように、第1空間321と圧力検出通路251とを連通または遮断する。このとき、可動コア38の外径が内壁329の内径より小さく形成されているため、シャフト33は、第1開口51の中心軸に対して傾いたまま往復移動する場合がある。第1実施形態の燃料蒸気漏れ検出装置2では、シャフト33の移動方向が第1開口51の中心軸に対して傾く場合、円板状に形成されている第1弁部材52の一部が先に第1開口51の第1シート部511に当接した後、第1弁部材52が変形しながら残りの部分が残りの第1シート部511に当接する。これにより、第1空間321と圧力検出通路251とを確実に遮断する。
従来の燃料蒸気漏れ検出装置では、カップ状の樹脂製受け部の底面に平面状の弾性部材が焼き付けられ、これが弁本体の開口を形成するシート部に当接することにより、第1接続空間と切換弁バイパス通路とを遮断してきた。しかしながら、樹脂製の受け部に弾性部材を焼き付ける工数や、受け部を往復移動するために受け部に当接するシャフトの先端を半球状に形成する工数など、燃料蒸気漏れ検出装置の加工コストが高くなっていた。第1実施形態による第1バルブ50を用いた燃料蒸気漏れ検出装置2では、樹脂部材に弾性部材を焼き付けることなく、かつシャフトの先端を半球状に加工することなく、円板状の弾性部材を第1弁部材52として用いることにより、第1空間321と圧力検出通路251との気密性を確保することができる。これにより、シャフト33の移動方向が第1開口51の中心軸に対して傾いたまま第1弁部材52が第1シート部511に当接するとき、気密性を確保することができ、燃料蒸気漏れ検出装置2の加工コストを低減することができる。
また、シャフト33の移動方向が第1開口51の中心軸に対して傾く場合、第1弁部材52と抑えプレート53との隙間を利用する弾性変形により第1弁部材52は第1シート部511全周に当接する。これにより、従来の燃料蒸気漏れ検出装置で第1接続空間と切換弁バイパス通路との遮断を確実に行うために必要となる付勢力に比べて、少ない付勢力で第1空間321と圧力検出通路251との遮断を確実に行うことができる。
従来の弁装置が備える弁部材は、シャフトの先端と当接する樹脂製の受け部、シート部に当接するゴム製の当接部、および受け部をシャフト側に付勢するスプリングから構成されていた。当接部は、平面状に形成されており、当接部をシート部の全周に当接させるため、当接部をシート部の全周に当接させる力と当該スプリングに抗する力との合力に相当する力をシャフトに作用させる必要があった。
一方、第1実施形態による第1バルブ50は、従来の弁装置が備える受け部をシャフト側に付勢するスプリングを備えておらず、第1弁部材52はシャフト33の小径部333により支持されている。これにより、第1実施形態による第1バルブ50を用いた燃料蒸気漏れ検出装置2では、第1空間321と圧力検出通路251との間を遮断するためにシャフト33に作用するリターンスプリング39の付勢力を従来の弁装置を用いた燃料蒸気漏れ検出装置に比べて小さくすることができる。
また、第1弁部材52が少ない付勢力で第1空間321と圧力検出通路251との遮断を確実に行うことができるとともにリターンスプリング39の付勢力を小さくできるため、リターンスプリング39の付勢力に抗して第1バルブ50を開弁し第2バルブ35を閉弁するときに電磁駆動部34が発生する磁気吸引力を小さくすることができる。これにより、電磁駆動部34に供給される電力を低減することができる。
また、電磁駆動部34に供給される電力を低減することができるため、燃料蒸気漏れ検出装置2自体の温度が上がりにくくなる。これにより、燃料蒸気漏れ検出装置2が駆動可能な温度範囲を広げることができる。
第1開口51の第1シート部511は、第1弁部材52が収容されている第1空間321側に突出するように形成されている。これにより、第1弁部材52と当接する第1シート部511の面積は、平面で第1弁部材と当接する場合に比べて小さくなる。したがって、第1バルブ50を閉じる場合、少ない力で第1空間321と切換弁バイパス通路261とを確実に遮断することができる。したがって、電磁駆動部34に供給される電力を低減することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態による弁装置を用いる燃料蒸気漏れ検出装置を図4に基づいて説明する。第2実施形態は、第1実施形態に対して、第1弁部材の形状が異なる。なお、第1実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
本発明の第2実施形態による第1バルブ60の拡大断面図を図4に示す。第1弁部材62の第1開口51側の面625には、環状の凹部626が形成されている。具体的には、凹部626は、図4(b)に示すように面625と第1シート部511とが当接する部位より面625の径内側に形成されている。
凹部626が形成されている第1弁部材62の本体部621の軸方向の厚さd1は、凹部626が形成されていない本体部621の軸方向の厚さd2より薄い。これにより、本体部621が第1シート部511に当接するとき、本体部621に作用する力によって抑えプレート53側に曲がりやすくなる。したがって、第2実施形態による第1バルブ60を用いる燃料蒸気漏れ検出装置では、第1実施形態の効果に加えて、より少ない力で本体部621が第1シート部511の全周に当接できる。
(他の実施形態)
(A)上述の第2実施形態では、凹部は第1弁部材の第1開口側の面に形成されるとした。しかしながら、凹部が形成される面はこれに限定されない。開口と反対側の面に形成されてもよいし、両方の面に形成されてもよい。
(B)上述の実施形態では、第1バルブの開口を形成する第1シート部は、ハウジング内空間に突出するように形成されるとした。しかしながら、第1シート部の形状はこれに限定されない。カバーの内壁と同じ面であってもよい。
(C)上述の実施形態では、減圧により燃料タンク等からの燃料蒸気漏れを検出するとした。しかしながら加圧により燃料蒸気漏れを検出してもよい。
以上、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
2 ・・・燃料蒸気漏れ検出装置、
22 ・・・ポンプ(加減圧手段)、
24 ・・・圧力センサ(圧力検出手段)、
27 ・・・基準オリフィス(絞り部)、
30 ・・・切換弁、
323 ・・・区画壁(第2弁本体)、
33 ・・・シャフト、
35 ・・・第2バルブ(複合弁装置)
351 ・・・第2開口、
352 ・・・第2弁部材、
353 ・・・第2シート部、
47 ・・・カバー(第1弁本体)、
50、60 ・・・第1バルブ(弁装置、複合弁装置)、
51 ・・・第1開口、
511 ・・・第1シート部、
52、62 ・・・第1弁部材、
626 ・・・凹部。

Claims (7)

  1. 第1開口(51)を形成する第1シート部(511)を有する第1弁本体(47)と、
    前記第1開口の中心軸の方向に往復移動可能なシャフト(33)と、
    前記シャフトに支持され、前記シャフトの往復移動に伴い前記第1シート部に当接または離間する第1弁部材(52)と、
    を備え、
    前記シャフトの移動方向が前記第1開口の中心軸に対して傾いたまま前記第1弁部材が前記第1シート部に当接するとき、前記第1弁部材は前記第1シート部から受ける力により弾性変形しながら前記第1シート部の全周に当接することを特徴とする弁装置。
  2. 前記第1弁部材は、前記第1シート部と当接する部位より径内側に環状の凹部(626)が形成されることを特徴とする請求項1に記載の弁装置。
  3. 前記第1シート部は、前記第1弁部材の方向に突出するように形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の弁装置。
  4. 前記シャフトは、テーパ状に形成される先端部(332)、前記先端部の最大外径を有する端部側に接続し前記先端部の最大外径より小さい外径を有する小径部(333)、および前記小径部の前記先端部と接続する反対側の端部に接続し前記小径部より大きい外径を有する鍔部(334)から形成され、
    前記第1弁部材に形成される前記先端部の最大外径および前記鍔部の外径より小さい内径を有する貫通孔(522)に前記小径部が挿入されることにより、前記第1弁部材は前記シャフトに支持されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の弁装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の弁装置と、
    第2開口(351)を形成する第2シート部(353)を有する第2弁本体(323)と、
    前記第2開口の中心軸の方向に往復移動可能な前記シャフトに支持され、前記シャフトの往復移動に伴って前記第2シート部に当接または離間する第2弁部材(352)と、
    を備え、
    前記第1弁部材が前記第1シート部に当接するとき前記第2弁部材は前記第2シート部から離間し、前記第1弁部材が前記第1シート部から離間するとき前記第2弁部材は前記第2シート部に当接することを特徴とする複合弁装置。
  6. 前記第2弁部材は、前記第2シート部から受ける力により弾性変形しながら前記第2シート部の全周に当接することを特徴とする請求項5に記載の複合弁装置。
  7. 燃料タンク(10)の燃料蒸気漏れを検出する燃料蒸気漏れ検出装置(2)であって、
    ハウジング(40)と、
    前記燃料タンクに連通する連通口(211)を形成する連通口形成部材(21)と、
    前記ハウジングの内部と外部とを連通する大気通路(281)を形成する大気通路形成部材(28)と、
    前記連通口に連通可能な圧力検出通路(251)を形成する圧力検出通路形成部材(25)と、
    前記第1開口を介して前記連通口を前記圧力検出通路に連通または前記第2開口を介して前記連通口を前記大気通路に連通に選択的に切換可能な請求項5または6に記載の複合弁装置を有する切換弁(30)と、
    前記切換弁が前記連通口と前記圧力検出通路とを連通するとき前記燃料タンク内部を加圧または減圧する加減圧手段(22)と、
    前記切換弁をバイパスし、前記連通口と前記圧力検出通路とを連通する切換弁バイパス通路(261)を形成するバイパス通路形成部材(26)と、
    前記バイパス通路形成部材に設けられる絞り部(27)と、
    前記圧力検出通路の圧力を検出し、検出される前記圧力検出通路の圧力に応じた信号を出力する圧力検出手段(24)と、
    を備えることを特徴とする燃料蒸気漏れ検出装置。
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