JP2012255394A - エバポリークチェックシステム - Google Patents
エバポリークチェックシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012255394A JP2012255394A JP2011129262A JP2011129262A JP2012255394A JP 2012255394 A JP2012255394 A JP 2012255394A JP 2011129262 A JP2011129262 A JP 2011129262A JP 2011129262 A JP2011129262 A JP 2011129262A JP 2012255394 A JP2012255394 A JP 2012255394A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel tank
- time
- pressure
- passage
- check
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)
Abstract
【解決手段】ポンプ11およびモータ12は、第1ポンプ通路43と第2ポンプ通路44との間に設けられ、燃料タンク5の内部を減圧する。ECU4は、モータ12の駆動を制御することで燃料タンク5の内部を減圧可能である。ECU4は、エンジン90の運転が停止したとき、このときの燃料タンク5およびエンジン90の状態に関する情報に基づき「第1待機時間T1」または「第1待機時間T1より短い第2待機時間T2」のいずれかを選択し、選択した待機時間(第1待機時間T1または第2待機時間T2)が経過した後、エバポリークのチェックを実施可能な条件であるチェック可能条件が成立した場合、モータ12の駆動を制御することで燃料タンク5の内部と外部との間に圧力差を形成することによりエバポリークのチェックを実施する。
【選択図】図1
Description
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態によるエバポリークチェックシステムを適用したエバポシステムを図1に示す。
チェックモジュール10は、図2に示すように、ハウジング20、加減圧手段としてのポンプ11およびモータ12、切替手段としての切替弁装置30、ならびに、圧力検出手段としての圧力センサ13等を有している。
図4は、ECU4によるエバポリークのチェックに関する処理を含む処理フローを示したものである。図4に示す一連の処理(S100)は、例えばイグニッションキーをONにすることでエンジン90が始動することをきっかけとして開始される。
イグニッションキーがOFFにされると、エンジン90の運転が停止する。すなわち、処理がS101からS102に移行する場合、エンジン90の運転は停止する。
S102の後、処理はS103へ移行する。
S104では、ECU4は、時間T2待機する。その後、処理はS200へ移行する。
S201の後、処理はS202へ移行する。
まず、ECU4は、切替弁装置30のコイル61への通電を開始する。図6(A)に示すようにコイル61への通電が開始されると、エバポ発生検出状態IIとなる。このとき、弁部材50は図3に示す状態となり、ワッシャ部材51が第1弁座部32に当接する。これにより、開放通路42と第1ポンプ通路43との連通が遮断されるとともに、タンク通路41と第1ポンプ通路43とが連通する。そのため、燃料タンク5と第1ポンプ通路43とが連通する。このとき、燃料タンク5において燃料が蒸発し、エバポが発生している場合、燃料タンク5の内部の圧力は外部と比較して高まるため、図6(B)に示すように圧力センサ13により検出される第1ポンプ通路43の圧力はわずかに上昇する。これにより、ECU4は、燃料タンク5内でエバポが発生していることを確認する。
S203の後、処理はS204へ移行する。
まず、ECU4は、切替弁装置30への通電を停止する。図6(A)に示すように、切替弁装置30への通電が停止されたときの状態を基準圧力検出状態IIIとする。このとき、弁部材50の当接部52は、図2に示すように第2弁座部33に着座する。これにより、タンク通路41および開放通路42と第1ポンプ通路43との直接の連通は遮断され、タンク通路41および開放通路42はオリフィス通路45を経由した連通となる。
S205の後、処理はS206へ移行する。
まず、ECU4は、切替弁装置30のコイル61に通電する。図6(A)に示すように、再び切替弁装置30のコイル61に通電されたときの状態をリークチェック状態IVとする。コイル61に通電されると、ワッシャ部材51が第1弁座部32に当接し、タンク通路41と第1ポンプ通路43とが連通するとともに、開放通路42と第1ポンプ通路43との連通が遮断される。これにより、燃料タンク5と第1ポンプ通路43とが連通するため、燃料タンク5と第1ポンプ通路43とは圧力が同一となり、第1ポンプ通路43の圧力は一旦上昇する。そして、モータ12へ通電されることによりポンプ11が作動しているため、燃料タンク5の内部は図6(B)に示すように時間の経過とともに減圧される。
なお、燃料タンク5の内部の圧力が基準圧力Prとほぼ同一の場合、燃料タンク5にオリフィス46に相当する亀裂等が生じていることになる。
S207でのエバポリークのチェックが完了すると、処理は図5に示す一連の処理(S200)を抜ける。
図5に示す一連の処理(S200)を抜けると、処理はS105に移行する(図4参照)。
S106では、ECU4は、T1とT2との差の時間(T1−T2)待機する。その後、処理はS300へ移行する。
なお、S106でT1とT2との差の時間(T1−T2)待機するため、S300を開始する時点では、エンジン90の運転が停止したとき(より正確にはS102を実行したとき)から概ねT1の時間が経過していることになる。
S300の後、処理は図4に示す一連の処理(S100)を抜け、エバポリークのチェックに関する処理を終了する。
S400では、ECU4は、上述したS200の処理(図5に示す一連の処理)と同様の処理、すなわち、燃料タンク5内のエバポのリークチェックに関する処理を行う。
なお、S107で時間T1待機するため、S400を開始する時点では、エンジン90の運転が停止したとき(より正確にはS102を実行したとき)からT1の時間が経過していることになる。
S400の後、処理は図4に示す一連の処理(S100)を抜け、エバポリークのチェックに関する処理を終了する。
本発明の第2実施形態のエバポリークチェックシステムのECU4によるエバポリークのチェックに関する処理フローを図7に示す。第2実施形態は、物理的な構成は第1実施形態と同様で、ECU4によるエバポリークのチェックに関する処理の仕方が第1実施形態と異なる。
S200の後のS111では、ECU4は、エバポリークのチェックを実施したか否かを確認する。S200でエバポリークのチェック(S207)を実施した場合(S111:YES)、処理は図7に示す一連の処理を抜ける。一方、S200でエバポリークのチェック(S207)を実施しなかった場合(S111:NO)、すなわち、S202、S204またはS206でNOと判定した場合、処理はS112へ移行する。
S112の後、処理はS113へ移行する。
本実施形態では、ECU4は、S112で(エンジン90の運転が停止してから時間T2経過したとき)取得した燃料タンク5およびエンジン90の状態に関する情報に基づき、待機時間としてT3を適用するか否か(T1を適用するか)を判断する。例えば、ECU4は、燃料タンク5の内部の圧力、燃料タンク5内の燃料の温度、エンジン90の温度、および、エンジン90の直前の稼働時間がいずれも所定の値以下の場合、待機時間としてT3を適用する判断をする。一方、燃料タンク5の内部の圧力、燃料タンク5内の燃料の温度、エンジン90の温度、および、エンジン90の直前の稼働時間のいずれか1つ以上が所定の値より大きい場合、待機時間としてT3を適用しない、すなわち、待機時間としてT1を適用する判断をする。
S114では、ECU4は、T3とT2との差の時間(T3−T2)待機する。その後、処理はS400へ移行する。
S115では、ECU4は、T1とT2との差の時間(T1−T2)待機する。その後、処理はS400へ移行する。
一方、S103の後のS107では、ECU4は、時間T1待機する。その後、処理はS400へ移行する。
なお、S114の後S400を実行する場合、S114でT3とT2との差の時間(T3−T2)待機するため、S400を開始する時点では、エンジン90の運転が停止したとき(より正確にはS102を実行したとき)から概ねT3の時間が経過していることになる。
また、S107の後S400を実行する場合、S107で時間T1待機するため、S400を開始する時点では、エンジン90の運転が停止したとき(より正確にはS102を実行したとき)からT1の時間が経過していることになる。
S400の後、処理は図7に示す一連の処理を抜け、エバポリークのチェックに関する処理を終了する。
上述の第1実施形態では、S200でリークチェックを試み、S105でリークチェックを実施できなかったと判定した場合、S300で再びリークチェックを試みる例を示した。これに対し、本発明の他の実施形態では、S300での再度のリークチェックを試みない構成としてもよい。すなわち、図4に示す処理フローからS106(待機)およびS300(リークチェック)を削除した処理を実行する構成としてもよい。また、図4に示す処理フローからS105(チェック実施判定)、S106およびS300を削除した処理を実行する構成としてもよい。
また、本発明によるエバポリークチェックシステムは、内燃機関と電動機とによる駆動力で走行するハイブリッド車に適用することもできる。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態に適用可能である。
4 ・・・・ECU(制御手段)
5 ・・・・燃料タンク
11 ・・・ポンプ(加減圧手段)
12 ・・・モータ(加減圧手段)
21 ・・・ポンプ室(通路部)
22 ・・・弁室(通路部)
41 ・・・タンク通路(通路部)
42 ・・・開放通路(通路部)
43 ・・・第1ポンプ通路(通路部)
44 ・・・第2ポンプ通路(通路部)
90 ・・・エンジン(内燃機関)
Claims (4)
- 内燃機関への燃料を貯留する燃料タンクの内部と外部との間に圧力差を形成することにより、前記燃料タンクからのエバポリークをチェックするエバポリークチェックシステムであって、
一端が前記燃料タンクに接続し、他端が大気に開放されている通路部と、
前記通路部に設けられ、前記燃料タンクの内部を加圧または減圧する加減圧手段と、
前記加減圧手段の駆動を制御することで前記燃料タンクの内部を加圧または減圧可能な制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記内燃機関の運転が停止したとき、このときの前記燃料タンクおよび前記内燃機関の状態に関する情報に基づき「第1待機時間」または「前記第1待機時間より短い第2待機時間」のいずれかを選択し、選択した待機時間が経過した後、
エバポリークのチェックを実施可能な条件であるチェック可能条件が成立した場合、前記加減圧手段の駆動を制御することで前記燃料タンクの内部と外部との間に圧力差を形成することにより前記燃料タンクからのエバポリークのチェックを実施することを特徴とするエバポリークチェックシステム。 - 前記情報は、前記燃料タンクの内部の圧力、前記燃料タンク内の燃料の温度、前記燃料タンク内のエバポの濃度、前記内燃機関の温度、および、前記内燃機関の直前の稼働時間のうち少なくとも1つに関する情報であることを特徴とする請求項1に記載のエバポリークチェックシステム。
- 前記制御手段は、
前記内燃機関の運転が停止してから前記第2待機時間が経過したとき、前記チェック可能条件が不成立のためエバポリークのチェックを実施できなかった場合、「前記第1待機時間と前記第2待機時間との差の時間」が経過した後、
前記チェック可能条件が成立した場合、前記加減圧手段の駆動を制御することで前記燃料タンクの内部と外部との間に圧力差を形成することにより前記燃料タンクからのエバポリークのチェックを実施することを特徴とする請求項1または2に記載のエバポリークチェックシステム。 - 前記制御手段は、
前記内燃機関の運転が停止してから前記第2待機時間が経過したとき、前記チェック可能条件が不成立のためエバポリークのチェックを実施できなかった場合、このときの前記情報に基づき「前記第1待機時間と前記第2待機時間との差の時間」または「前記第2待機時間より長く前記第1待機時間より短い第3待機時間と前記第2待機時間との差の時間」のいずれかを選択し、選択した待機時間が経過した後、
前記チェック可能条件が成立した場合、前記加減圧手段の駆動を制御することで前記燃料タンクの内部と外部との間に圧力差を形成することにより前記燃料タンクからのエバポリークのチェックを実施することを特徴とする請求項1または2に記載のエバポリークチェックシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011129262A JP2012255394A (ja) | 2011-06-09 | 2011-06-09 | エバポリークチェックシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011129262A JP2012255394A (ja) | 2011-06-09 | 2011-06-09 | エバポリークチェックシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012255394A true JP2012255394A (ja) | 2012-12-27 |
Family
ID=47527172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011129262A Pending JP2012255394A (ja) | 2011-06-09 | 2011-06-09 | エバポリークチェックシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012255394A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160114164A (ko) * | 2014-08-19 | 2016-10-04 | 콘티넨탈 오토모티브 게엠베하 | 퍼지 공기 펌프를 갖는 밸브 유닛 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001182630A (ja) * | 1999-12-22 | 2001-07-06 | Fuji Heavy Ind Ltd | 筒内噴射エンジンの制御装置 |
JP2005120913A (ja) * | 2003-10-16 | 2005-05-12 | Hitachi Ltd | 蒸発燃料処理装置のリーク診断装置 |
JP2007162610A (ja) * | 2005-12-15 | 2007-06-28 | Fujitsu Ten Ltd | 蒸発燃料処理装置の異常診断装置 |
JP2008175116A (ja) * | 2007-01-18 | 2008-07-31 | Denso Corp | 内燃機関の水温センサ異常診断装置 |
-
2011
- 2011-06-09 JP JP2011129262A patent/JP2012255394A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001182630A (ja) * | 1999-12-22 | 2001-07-06 | Fuji Heavy Ind Ltd | 筒内噴射エンジンの制御装置 |
JP2005120913A (ja) * | 2003-10-16 | 2005-05-12 | Hitachi Ltd | 蒸発燃料処理装置のリーク診断装置 |
JP2007162610A (ja) * | 2005-12-15 | 2007-06-28 | Fujitsu Ten Ltd | 蒸発燃料処理装置の異常診断装置 |
JP2008175116A (ja) * | 2007-01-18 | 2008-07-31 | Denso Corp | 内燃機関の水温センサ異常診断装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160114164A (ko) * | 2014-08-19 | 2016-10-04 | 콘티넨탈 오토모티브 게엠베하 | 퍼지 공기 펌프를 갖는 밸브 유닛 |
KR101882600B1 (ko) | 2014-08-19 | 2018-07-26 | 콘티넨탈 오토모티브 게엠베하 | 퍼지 공기 펌프를 갖는 밸브 유닛 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4242180B2 (ja) | 蒸発燃料処理装置のリークチェック装置 | |
JP3896588B2 (ja) | エバポリークチェックシステム | |
JP4344995B2 (ja) | 燃料蒸気漏れ検査モジュール | |
JP2004232521A (ja) | 蒸発燃料処理装置のリークチェック装置 | |
US7350399B2 (en) | Leakage detecting device for evaporating fuel processing apparatus | |
US7363803B2 (en) | Failure diagnostic system for fuel vapor processing apparatus | |
JP2007071146A (ja) | 蒸発燃料漏れ検査装置 | |
US8850873B2 (en) | Evaporated fuel leak detecting apparatus | |
JP4164866B2 (ja) | 燃料蒸気の漏れ検査モジュール | |
JP4432615B2 (ja) | 内燃機関の蒸発燃料制御装置 | |
JP4211057B2 (ja) | 燃料蒸気の漏れ検査モジュール | |
JP2013217433A (ja) | 弁装置、それを用いる複合弁装置、及び複合弁装置を用いる燃料蒸気漏れ検出装置 | |
JP5146516B2 (ja) | エバポリークチェックシステム | |
JP4415246B2 (ja) | 燃料蒸気の漏れ検査モジュール | |
JP2012255394A (ja) | エバポリークチェックシステム | |
JP4117839B2 (ja) | エバポガスパージシステムのリーク診断装置 | |
JP2007127065A (ja) | 電動ポンプ制御装置、および蒸発燃料処理システムのリーク診断装置 | |
US10156208B2 (en) | Inspection apparatus and inspection method | |
JP4816631B2 (ja) | 燃料蒸気の漏れ検査モジュール | |
JP2005069103A (ja) | 燃料蒸気の漏れ検査モジュール | |
JP2003148256A (ja) | 蒸発燃料処理システムの漏れ検査方法 | |
US20130213365A1 (en) | Fuel vapor leakage sensing apparatus and fuel vapor leakage sensing method using the same | |
JP4164867B2 (ja) | 燃料蒸気漏れ検査モジュール | |
JP4164868B2 (ja) | 燃料蒸気漏れ検査モジュール | |
JP2007170200A (ja) | 蒸発燃料処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130809 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140430 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140508 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140702 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140729 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20141209 |