JP4164867B2 - 燃料蒸気漏れ検査モジュール - Google Patents

燃料蒸気漏れ検査モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP4164867B2
JP4164867B2 JP2003300158A JP2003300158A JP4164867B2 JP 4164867 B2 JP4164867 B2 JP 4164867B2 JP 2003300158 A JP2003300158 A JP 2003300158A JP 2003300158 A JP2003300158 A JP 2003300158A JP 4164867 B2 JP4164867 B2 JP 4164867B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passage
valve
communication passage
port
fuel vapor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003300158A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005069878A (ja
Inventor
充幸 小林
均 天野
征児 國廣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2003300158A priority Critical patent/JP4164867B2/ja
Priority to US10/922,999 priority patent/US7137288B2/en
Publication of JP2005069878A publication Critical patent/JP2005069878A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4164867B2 publication Critical patent/JP4164867B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

本発明は、燃料タンクで発生した燃料蒸気の燃料タンクからの漏れを検査する燃料蒸気漏れ検査モジュールに関する。
近年、環境保護の観点から、車両に搭載されているエンジンからの排出ガスの規制に加え、燃料タンクから外部へ漏れる燃料蒸気の排出規制が強化されている。特にアメリカ合衆国環境庁(EPA)およびカリフォルニア州環境庁(CARB)の定める基準では、燃料タンクのわずかな開口から漏れる燃料蒸気の検出を要求している。そこで、キャニスタを介してキャニスタポートに接続した燃料タンク内を減圧又は加圧することで燃料タンクからの燃料蒸気の漏れを検査する燃料蒸気漏れ検査モジュールが広く用いられている(例えば特許文献1参照)。
従来、燃料蒸気漏れ検査モジュールの検出精度を高める種々の方法が考えられている。例えば、燃料タンクにおいて燃料蒸気漏れが許容される開口径に対応した基準オリフィスを減圧又は加圧して基準圧力を検出し、その後、燃料タンク内を減圧又は加圧して検出した圧力を基準圧力と比較することで、燃料蒸気漏れを検査する方法がある。図5は、この方法を実現するための燃料蒸気漏れ検査モジュールを示している。図5の検査モジュール1では、切換弁2により大気に開放可能としたキャニスタポート3と連通する通路4に基準オリフィス5を設け、当該通路4をポンプ手段6で減圧又は加圧するようにしている。
特開平10−90107号公報
しかし、従来の検査モジュール1では、キャニスタポート3において通路4を取り囲んでいる通路部分3aの中心軸Oに対し、通路4の中心軸Nが偏心している。そのため、通路4を減圧する場合には、図5に示す如く大気開放されたキャニスタポート3から通路4へ流入する空気の流れが通路4の周方向で不均一となる。また同様に、通路4を加圧する場合には、大気開放されたキャニスタポート3へ通路4から流出する空気の流れが通路4の周方向で不均一となる。このように通路4の周方向で空気の流れが不均一となることによって、基準オリフィス5を通過する空気の流れも基準オリフィス5の周方向で不均一となる。その結果、基準圧力の検出値が不正確となり、燃料蒸気漏れの検出精度が低下する。
本発明の目的は、燃料蒸気漏れの検出精度を向上する燃料蒸気漏れ検査モジュールを提供することにある。
請求項1〜6に記載の発明によると、大気に開放可能なキャニスタポートに連通する連通通路は、キャニスタポート内に同軸上に設けられる。そのため、連通通路の減圧により、大気開放されたキャニスタポートから連通通路へ流入する空気の流れ、又は連通通路の加圧により、大気開放されたキャニスタポートへ連通通路から流出する空気の流れは、連通通路の周方向で均一化される。これにより、連通通路に同軸上に設けられた基準オリフィスを通過する空気の流れも基準オリフィスの周方向で均一化される。したがって、連通通路ひいては基準オリフィスを減圧又は加圧して基準圧力を正確に検出することができるので、燃料蒸気漏れの検出精度が向上する。
図5に示す従来の検査モジュール1では、基準オリフィス5を経由しないでキャニスタポート3をポンプ手段6のポンプ通路6aと連通させるための通路7が、基準オリフィス5の設けられる通路4とは別に形成されているので、製造コストが高い。
請求項2〜6に記載の発明によると、切換弁の作動により反開口端部側の端部がキャニスタポートと連通させられる連通通路において基準オリフィスより切換弁側からポンプ手段のポンプ通路が分岐している。これにより、基準オリフィスを経由しないでキャニスタポートをポンプ手段のポンプ通路と連通させるための通路について、基準オリフィスの設けられる連通通路の一部により兼ねることができる。これにより、製造コストの低減化を図ることができる。
請求項3〜6に記載の発明によると、第一弁座は連通通路の反開口端部側の端部を囲む通路壁に形成され、第一弁体は第一弁座に着座可能に軸体に設けられる。軸体は連通通路と同軸上に且つ軸方向へ往復移動可能に設けられるので、上述の第一弁座及び第一弁体を組み合わせることによって、連通通路の反開口端部側の端部とキャニスタポートの反接続端部側の端部との間を連通又は遮断する第一弁部の構成を簡素化できる。
請求項4に記載の発明によると、大気ポートの反開放端部側の端部とキャニスタポートの反接続端部側の端部との間を連通又は遮断する第二弁部を構成する第二弁体は、第一弁体と共通の軸体に設けられることで、第一弁体と共に往復移動する。これにより、第二弁体と第一弁体とを別々の軸体に装着して個別に動かす場合に比べ、切換弁の構成及び作動制御方法を簡素化できる。
図5に示す従来の検査モジュール1では、切換弁2の弁体2aと軸体2bとを別体に形成した後、弁体2aを軸体2bに装着している。そのため、切換弁2への要求特性に応じた仕様の弁体2aを容易に形成できる。しかし、筒状を呈する弁体2aの内周側に軸体2bを嵌合させただけの検査モジュール1では、弁体2aが軸体2bから離脱し易い。
請求項5に記載の発明によると、切換弁において有底筒状を呈する第一弁体の内周側に軸体の連通通路側の端部が嵌合により装着されているが、弾性部材の復元力により第一弁体はその底壁を軸体に押し当てられるため、軸体から離脱し難い。しかも、軸体と同軸上に設けられた連通通路の反開口端部側の端部を囲む通路壁を利用して、当該通路壁と第一弁体の間に弾性部材を介装することができるので、構成の簡素化が図られる。
請求項6に記載の発明によると、弾性部材は圧縮コイルスプリングで構成され、連通通路及び軸体と同軸上に設けられる。これにより、圧縮コイルスプリングからなる弾性部材はその周方向において概ね均等な復元力を第一弁体に対して及ぼすことができるので、軸体からの第一弁体の離脱防止効果が高められる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明の一実施形態による燃料蒸気漏れ検査モジュール(以下、単に「検査モジュール」という。)を適用した燃料蒸気漏れ検査システム(以下、単に「検査システム」という。)を図2に示す。
検査システム10は、検査モジュール100、燃料タンク20、キャニスタ30、吸気装置40及びECU50等から構成されている。
図3に示すように検査モジュール100は、ハウジング110、ベーンポンプ200、切換弁300及び圧力センサ400を備えている。
ハウジング110には、コネクタ180が設けられている。コネクタ180の端子群181は、ECU50を経由して図示しない電源から電力が供給される図示しないカプラに接続される。コネクタ180の端子群181は、圧力センサ400に接続されている端子182、切換弁300のコイル332に接続されている端子183、並びにベーンポンプ200のモータ部220の制御回路部280に接続されている図示しない端子を含む。
ハウジング110は、ベーンポンプ200を収容するポンプ収容部120、並びに切換弁300を収容する切換弁収容部130を有している。さらにハウジング110は、キャニスタポート140及び大気ポート150を有している。キャニスタポート140のポート壁144は、大気ポート150のポート壁154との一体樹脂成形により円筒状に形成されている。キャニスタポート140の一端部146は、キャニスタ30に接続される接続端部146を構成している。図2に示すように、大気ポート150の一端部156は大気通路151に接続される。大気通路151は、エアフィルタ152が設置されている開放端153を反大気ポート側の端部に有している。これにより大気ポート150の端部156は、大気通路151を通じて大気開放される開放端部156を構成している。図3に示すように、キャニスタポート140の反接続端部側の端部147と大気ポート150の反開放端部側の端部157は切換弁300に接続されている。切換弁300の切換作動によりキャニスタポート140は、大気ポート150及び大気通路151を通じて大気に開放可能となっている。
またさらにハウジング110は、ポンプ通路162、排出通路163、圧力導入通路164及びセンサ室170を有している。ポンプ通路162の一端部166はベーンポンプ200のポンプ部202に接続されている。ポンプ通路162の反ポンプ部側の端部167は、後述する連通通路510の中途部に接続されている。排出通路163は、ポンプ部202と大気ポート150との間を接続している。圧力導入通路164はポンプ通路162の中途部から分岐しており、反ポンプ通路側の端部をセンサ室170に接続されている。
さらにまたハウジング110には、オリフィス部500が設けられている。図1に示すようにオリフィス部500は、連通通路510、オリフィス部材520、フィルタ540,560を有している。
連通通路510は、キャニスタポート140内に同軸上に配設されている。具体的に連通通路510の通路壁514は、キャニスタポート140のポート壁144との一体樹脂成形によりポート壁144と同軸の円筒状に形成されている。すなわちハウジング110は、通路壁514を内筒、ポート壁144を外筒とする同軸二重筒部を有し、通路壁514の内周側及び外周側にそれぞれ連通通路510及びキャニスタポート140を同軸形成している。連通通路510の一端部516はキャニスタポート140内に開口して連通する開口端部516を構成しており、当該開口端部516の開口はキャニスタポート140の接続端部146の開口と同じ側を向いている。連通通路510の反開口端部側の端部517は切換弁300に接続されている。連通通路510の両端部516,517間の中途部において、オリフィス部材520の基準オリフィス522より切換弁側となる箇所からポンプ通路162が分岐している。
オリフィス部材520は、連通通路510の両端部516,517間の中途部に設置されている。オリフィス部材520は金属で有底筒状に形成され、連通通路510内に位置固定されている。オリフィス部材520の底壁521には、連通通路510の通路面積を絞る基準オリフィス522が連通通路510と同軸上に形成されている。基準オリフィス522の径は、燃料タンク20において燃料蒸気を含む空気漏れが許容される開口径に対応している。例えば、CARBおよびEPAの基準では、燃料タンク20からの燃料蒸気を含む空気漏れの検出精度として、φ0.5mm相当の開口からの空気漏れの検出を要求している。そこで本実施形態では、φ0.5mm以下の径を基準オリフィス522に採用している。
フィルタ540,560は共に、薄肉平板状の金属メッシュフィルタで構成されている。一方のフィルタ540は、連通通路510における基準オリフィス522より開口端部側に設けられ、連通通路510を開口端部側から基準オリフィス側へ通過する空気を濾過する。他方のフィルタ560は、連通通路510において基準オリフィス522とポンプ通路162の分岐箇所との間に設けられ、連通通路510を切換弁側から基準オリフィス側へ通過する空気を濾過する。
図3に示すようにベーンポンプ200のポンプ部202は、ケーシング203、ロータ204及びチェックバルブ230を有している。ケーシング203は、カムリング205及びプレート206を組み合わせて構成されてポンプ収容部120内に設置されている。ケーシング203は、その内側に形成するポンプ室207にロータ204を収容している。ロータ204はポンプ室207に対し偏心して配置され、その偏心した中心軸周りに回転可能である。ロータ204は、その回転駆動に伴って生じる遠心力によりケーシング203の内周壁に摺動する複数のベーン209を有している。
ケーシング203には、吸入口210及び排出口211が形成されている。吸入口210の一端部はポンプ室207に接続されており、吸入口210の反ポンプ室側の端部は、それに嵌合するチェックバルブ230を介してポンプ通路162の端部166に接続されている。ここでチェックバルブ230は、ロータ204が回転駆動されるとき開弁して吸入口210とポンプ通路162とを連通し、また一方、ロータ204が駆動されないとき吸入口210とポンプ通路162との間を遮断する。排出口211の一端部はポンプ室207に接続されており、排出口211の反ポンプ室側の端部は排出通路163に接続されている。
ベーンポンプ200のモータ部220は、電気的に無接点のブラシレス直流モータで構成されている。モータ部220は、回転軸224、通電駆動部225及び制御回路部280を有している。回転軸224はケーシング203を貫通し、ポンプ室207内のロータ204に連結固定されている。通電駆動部225は、図示しないコイルへの通電位置が変更されることで、回転軸224に装着された図示しない可動子を回転駆動する。制御回路部280は、通電駆動部225のコイルに接続されており、当該コイルへの通電位置を制御することで回転軸224ひいてはロータ204を所定の回転数で駆動する。ロータ204が回転駆動されるときポンプ部202の吸入口210からポンプ室207に吸入される空気は、ベーン209の作用により圧縮されて排出口211から排出通路163に排出される。かかる作動によりポンプ通路162及び連通通路510が順次減圧され、連通通路510と連通したキャニスタポート140を通じて、キャニスタ30に接続された燃料タンク20内が減圧される。
以上、ベーンポンプ200及びポンプ通路162が特許請求の範囲に記載のポンプ手段を構成している。
図2に示すように切換弁300は、その切換作動により連通通路510の端部517又は大気ポート150の端部157を選択してキャニスタポート140の端部147と連通させる。具体的に切換弁300は、図3に示すように、弁ボディ310、軸体320、電磁駆動部330、第一弁部350、弾性部材360及び第二弁部370を有している。
弁ボディ310は樹脂で形成され、切換弁収容部130に保持されている。軸体320は、連通通路510と同軸上に且つ軸方向へ往復移動可能に弁ボディ310に収容されている。
電磁駆動部330は、コイル332、固定コア333、可動コア334及び付勢部材335等から構成されている。コイル332はECU50に接続されており、コイル332への通電はECU50によって断続的に実施される。固定コア333と可動コア334とは磁性材で形成され、軸体320の軸方向において互いに向き合っている。固定コア333は弁ボディ310内において位置固定されている。可動コア334は、軸体320の反連通通路側の端部321に装着されており、軸体320と共に往復移動可能である。付勢部材335は圧縮コイルスプリングで構成され、固定コア333と可動コア334との間に介装されている。付勢部材335は、圧縮変形により生じた復元力によって可動コア334及び軸体320を連通通路側へ付勢する。
図1に示すように第一弁部350は、第一弁座351と第一弁体352とを組み合わせて構成されている。第一弁座351は、連通通路510の端部517を囲む通路壁514に一体形成されている。第一弁体352は樹脂で有底円筒状に形成されている。第一弁体352の内周側には、軸体320の連通通路側の端部322が嵌合により装着されている。これにより第一弁体352は軸体320と共に往復移動可能であり、またその底壁353に装着された緩衝部材354を介して第一弁座351に着座可能である。
弾性部材360は圧縮コイルスプリングで構成され、連通通路510の端部517を囲む通路壁514と第一弁体352との間に介装されている。圧縮コイルスプリングからなる弾性部材360は、連通通路510及び軸体320と同軸上に設置されている。弾性部材360は、圧縮変形により生じた復元力を第一弁体352に及ぼすことで、第一弁体352の底壁353を軸体320の端部322に押し当てる。尚、本実施形態では、コイル332が通電されていないとき最大となる弾性部材360の復元力は、そのとき最小となる付勢部材335の復元力よりも小さくなる。
図3に示すように第二弁部370は、第二弁座371と第二弁体372とを組み合わせて構成されている。第二弁座371は、大気ポート150の端部157に近接して弁ボディ310に一体形成されている。第二弁体372は樹脂で円環板状に形成されている。第二弁体372の内周側には、軸体320の中間部が装着されている。これにより第二弁体372は軸体320と共に往復移動可能であり、またその反第一弁体側に装着された緩衝部材374を介して第二弁座371に着座可能となっている。.
コイル332が通電されていないとき、固定コア333と可動コア334との間には磁気吸引力が発生しないため、軸体320は付勢部材335の復元力により連通通路側(図3の下方)へ移動する。このとき、第一弁体352が第一弁座351に着座するため、キャニスタポート140の端部147と連通通路510の端部517との間が遮断される。またこのとき、第二弁体372が第二弁座371から離座するため、キャニスタポート140と大気ポート150とが端部147,157間で連通する。また一方、コイル332が通電されているとき、固定コア333と可動コア334との間には磁気吸引力が発生するため、軸体320は付勢部材335の復元力に抗して反連通通路側(図3の上方)へ移動する。このとき、第一弁体352が第一弁座351から離座するため、キャニスタポート140と連通通路510とが端部147,517間で連通する。またこのとき、第二弁体372が第二弁座371に着座するため、キャニスタポート140の端部147と大気ポート150の端部157との間が遮断される。尚、キャニスタポート140とポンプ通路162とは、連通通路510の基準オリフィス522を経由する経路において常時連通している。
圧力センサ400はセンサ室170に設置されている。圧力センサ400はセンサ室170の圧力を検出し、検出圧力に応じた信号をECU50に出力する。センサ室170は圧力導入通路164を経由してポンプ通路162と連通しているため、圧力センサ400で検出される圧力はポンプ通路162の圧力と実質的に同一となる。
図2に示すように、キャニスタ30はタンク通路32を介して燃料タンク20に接続されている。したがって、キャニスタポート140はキャニスタ30を経由して燃料タンク20内と連通する。キャニスタ30は活性炭等からなる吸着剤31を有し、燃料タンク20で発生した燃料蒸気を吸着剤31に吸着させる。そのため、キャニスタ30から流出する空気に含まれる燃料蒸気の濃度は所定値以下となる。吸気装置40は、エンジンの吸気系に接続される吸気管41を有している。吸気管41には、内部を流れる吸気の流量を調整するスロットルバルブ42が設置されている。吸気管41とキャニスタ30とはパージ通路33を介して接続されている。パージ通路33には、ECU50からの指令によりパージ通路33を開閉するパージバルブ34が設置されている。
ECU50は、図示しないCPU、ROM及びRAM等を有するマイクロコンピュータから構成されている。ECU50は、検査モジュール100をはじめ検査モジュール100が搭載される車両の各部を制御する。ECU50には、圧力センサ400をはじめとして車両の各部に設置されている種々のセンサからの出力信号が入力される。ECU50は、これら入力された種々の信号に基づき、ROMに記録されている所定の制御プログラムに従って各部を制御する。ECU50はさらに、モータ部220及び切換弁300等の作動も制御する。
次に、検査システム10における検査モジュール100の作動について説明する。
車両に搭載されたエンジンの運転が停止されてから所定期間が経過するまでは、検査モジュール100による検査は実施されない。
(1)エンジンの運転停止後、所定の期間が経過すると、空気漏れの検査に先立って大気圧が圧力センサ400により検出される。このとき、切換弁300のコイル332は通電されず、第一弁体352が第一弁座351に着座すると共に、第二弁体372が第二弁座371から離座する。これにより、キャニスタポート140及び連通通路510の端部147,517間が遮断されると共に、キャニスタポート140及び大気ポート150が端部147,157間で連通する。そのため、大気ポート150がキャニスタポート140及び連通通路510の基準オリフィス522を経由してポンプ通路162と連通するので、ポンプ通路162と連通するセンサ室170内の圧力センサ400は大気圧と実質的に同一の圧力を検出する。尚、このとき圧力センサ400のみが通電されており、モータ部220及び切換弁300への通電は停止されている。この状態を、図4に示すように大気圧検出期間Aとする。
(2)大気圧の検出が完了すると、検出した大気圧から車両が停車されている位置の標高をECU50により算定する。標高の算定が完了すると、切換弁300のコイル332への通電が開始され、図4に示す燃料蒸気発生検出状態Bとなる。コイル332への通電により、第二弁体372が第二弁座371に着座すると共に、第一弁体352が第一弁座351から離座する。これにより、キャニスタポート140及び大気ポート150の端部147,157間が遮断されると共に、キャニスタポート140及び連通通路510が端部147,517間で連通する。その結果、ポンプ通路162は、大気ポート150と非連通となると共に、基準オリフィス522を経由しない経路におけるキャニスタポート140との連通を実現されて燃料タンク20内に連通する。燃料タンク20内で燃料蒸気が発生している場合には、燃料タンク20内の圧力は車両の周囲すなわち大気圧に比較して高くなり、圧力センサ400で検出される圧力が図4に示すように上昇する。
(3)燃料タンク20における圧力上昇が検出されると、切換弁300のコイル332への通電は停止され、図4に示す基準検出状態Cとなる。コイル332への通電停止により、上記(1)と同様にしてキャニスタポート140及び連通通路510の端部147,517間が遮断されると共に、キャニスタポート140及び大気ポート150が端部147,157間で連通する。これにより大気ポート150は、キャニスタポート140及び連通通路510の基準オリフィス522を経由してポンプ通路162と連通する。この後、モータ部220の通電駆動部225に通電を開始すると、ポンプ部202のロータ204が回転駆動されるため、チェックバルブ230が開弁してポンプ通路162及び連通通路510が減圧される。この減圧により、大気ポート150からキャニスタポート140へ流入した空気、並びにキャニスタ30からキャニスタポート140へ流入した燃料蒸気を含む空気は、キャニスタポート140から連通通路510へ開口端部516を通じて流入する。さらに連通通路510への流入空気は、減圧された基準オリフィス522に導かれて絞り作用を受けた後、ポンプ通路162へ流入する。そのため、ポンプ通路162の圧力が図4に示すように低下する。上述したように基準オリフィス522の径が所定の大きさに設定されているので、ポンプ通路162の圧力は所定の圧力まで低下した後に一定となる。このとき、圧力センサ400で検出されたポンプ通路162の圧力は、基準圧力PrとしてECU50のRAMに記録される。基準圧力の検出が完了すると、モータ部220への通電は停止される。
(4)基準圧力の検出が完了すると、切換弁300のコイル332が通電され、図4に示す減圧状態Dとなる。コイル332への通電により、上記(2)と同様にしてキャニスタポート140及び大気ポート150の端部147,157間が遮断されると共に、キャニスタポート140及び連通通路510が端部147,517間で連通する。これにより、ポンプ通路162及びそれに連通する燃料タンク20内の各圧力が実質的に同一となり、ポンプ通路162の圧力が一旦上昇する。ここでモータ部220の通電駆動部225に通電すると、ポンプ部202のロータ204が回転駆動され、チェックバルブ230が開弁する。ロータ204の回転駆動が継続されることで、ポンプ通路162と連通する燃料タンク20内は時間の経過に従って図4に示すように減圧される。
ロータ204の回転駆動が継続されるに伴って、ポンプ通路162の圧力すなわち燃料タンク20内の圧力が上記(3)において記録された基準圧力Prよりも低下した場合、燃料蒸気を含む空気の燃料タンク20からの漏れは許容以下と判断される。燃料タンク20内の圧力が基準圧力Prよりも低下する場合、燃料タンク20の外部から内部へ空気の侵入がないか、又は侵入する空気が基準オリフィス522の通過流量以下である。そのため、燃料タンク20の気密は十分に達成されていると判断される。一方、燃料タンク20内の圧力が基準圧力Prまで低下しない場合、燃料タンク20からの空気漏れは許容超過と判断される。燃料タンク20内の圧力が基準圧力Prまで低下しない場合、燃料タンク20内の減圧にともなって外部から空気が侵入していると考えられる。そのため、燃料タンク20の気密が十分に達成されていないと判断される。燃料タンク20の気密が十分に達成されていない場合、燃料タンク20内で燃料蒸気が発生すると、発生した燃料蒸気を含む空気は燃料タンク20の外部へ放出されると考えられる。燃料タンク20からの空気漏れが許容超過と判断されると、ECU50は、エンジンの次回の運転時において車両の図示しないダッシュボードに警告ランプを点灯させる。これにより、燃料蒸気を含む空気が燃料タンク20から漏れていることを運転者に伝達する。尚、燃料タンク20内の圧力が基準圧力Prとほぼ同一の場合、燃料タンク20から基準オリフィス522への通過流量に対応する空気漏れが発生していることになる。
(5)空気漏れの検査が完了すると、モータ部220及び切換弁300への通電が停止され、図4に示す判断終了状態Eとなる。ECU50は、ポンプ通路162の圧力が図4に示すように大気圧に回復したことを確認した後、圧力センサ400への通電を停止させ、全ての検査工程を終了する。
以上説明した本実施形態では、連通通路510がキャニスタポート140内に同軸上に設けられている。そのため、上記(3)で連通通路510を減圧するとき、大気ポート150を通じて大気開放されたキャニスタポート140から連通通路510へ流入する空気の流れは、連通通路510の周方向で均一化される。これにより、連通通路510に同軸上に設けられた基準オリフィス522を通過する空気の流れも基準オリフィス522の周方向で均一化される。したがって、基準オリフィス522を減圧して基準圧力Prを正確に検出することができるので、燃料蒸気漏れの検出精度が向上する。
さらに本実施形態では、上記(2),(4)において基準オリフィス522を経由せずにキャニスタポート140をポンプ通路162に連通させる通路が、連通通路510においてポンプ通路162の分岐箇所より切換弁300側となる部分で構成されている。このように基準オリフィス522を経由しないでキャニスタポート140をポンプ通路162に連通させるための通路を、基準オリフィス522の設けられる連通通路510の一部が兼ねているので、製造コストの低減化を図ることができる。
またさらに本実施形態では、連通通路510の端部517を囲む通路壁514に第一弁座351が形成され、第一弁座351に着座可能な第一弁体352が軸体320に装着されている。連通通路510と同軸上の軸体320は軸方向へ往復移動可能であるので、キャニスタポート140と連通通路510との端部147,517間における連通及び遮断は、第一弁座351と第一弁体352とを組み合わせた簡素な構成の第一弁部350により実現される。しかも、キャニスタポート140と大気ポート150との間の連通及び遮断を制御する第二弁部370の第二弁体372は、第一弁体352と共通の軸体320に装着されて第一弁体352と共に往復移動する。そのため、第二弁体372を軸体320とは別の軸体に装着して動かす場合に比べ、切換弁300の構成及び作動制御方法が簡素になる。
さらにまた本実施形態では、第一弁体352が軸体320とは別体に形成されているので、切換弁300への要求特性に応じた仕様の第一弁体352を容易に形成できる。また、かかる第一弁体352は有底円筒状に形成され、内周側に軸体320が嵌合されているが、弾性部材360の復元力によって底壁353が軸体320に押し当てられている。そのため、第一弁体352が軸体320から離脱し難い。さらに、軸体320と同軸上に設けられた連通通路510の端部517を囲む通路壁514を利用して、当該通路壁514と第一弁体352との間に弾性部材360が配設されている。そのため、弾性部材360を設けることにより構成が複雑になることを回避できる。加えて、圧縮コイルスプリングで構成されて連通通路510及び軸体320と同軸上に設けられた弾性部材360は、その周方向で概ね均等な復元力を第一弁体352に対して及ぼすことができる。これにより、軸体320からの第一弁体352の離脱防止効果が高められている。
尚、上述した実施形態では、連通通路さらには燃料タンク内を減圧して空気漏れを検査する検査システムに本発明を適用した例について説明した。これに対し、連通通路さらには燃料タンク内を加圧して空気漏れを検査する検査システムに本発明を適用することが可能である。
本発明の一実施形態による検査モジュールの要部を拡大して示す断面図である。 本発明の一実施形態による検査モジュールを適用した検査システムを示す模式図である。 本発明の一実施形態による検査モジュールを示す断面図である。 本発明の一実施形態による検査モジュールの圧力センサにより検出される圧力の変化を示す模式図である。 従来の燃料蒸気漏れ検査モジュールを示す断面図である。
符号の説明
20 燃料タンク、100 検査モジュール(燃料蒸気漏れ検査モジュール)、30 キャニスタ、140 キャニスタポート、146 接続端部、147 反接続端部側の端部、150 大気ポート、156 開放端部、157 反開放端部側の端部、162 ポンプ通路(ポンプ手段)、200 ベーンポンプ(ポンプ手段)、300 切換弁、320 軸体、322 連通通路側の端部、350 第一弁部、351 第一弁座、352 第一弁体、353 底壁、360 弾性部材、370 第二弁部、371 第二弁座、372 第二弁体、500 オリフィス部、510 連通通路、514 通路壁、516 開口端部、517 反開口端部側の端部、520 オリフィス部材、522 基準オリフィス

Claims (6)

  1. 燃料タンクからの燃料蒸気の漏れを検査する燃料蒸気漏れ検査モジュールであって、
    大気に開放可能に設けられ、前記燃料タンクで発生した燃料蒸気を吸着するキャニスタを経由して前記燃料タンク内と連通するキャニスタポートと、
    前記キャニスタポートを通じて前記燃料タンク内を減圧又は加圧するポンプ手段と、
    前記キャニスタポート内に同軸上に設けられて前記キャニスタポートと連通しており、前記ポンプ手段により減圧又は加圧される連通通路と、
    前記連通通路内に同軸上に設けられ、前記連通通路の通路面積を絞る基準オリフィスと、
    を備えることを特徴とする燃料蒸気漏れ検査モジュール。
  2. 前記キャニスタに接続される接続端部を有する前記キャニスタポートと、
    前記キャニスタポート内に開口する開口端部を有する前記連通通路と、
    大気に開放される開放端部を有する大気ポートと、
    前記連通通路の反開口端部側の端部又は前記大気ポートの反開放端部側の端部を選択して前記キャニスタポートの反接続端部側の端部と連通させる切換弁と、
    前記連通通路において前記基準オリフィスより切換弁側から分岐するポンプ通路を有し、前記ポンプ通路を減圧又は加圧する前記ポンプ手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の燃料蒸気漏れ検査モジュール。
  3. 前記切換弁は、前記連通通路と同軸上に且つ軸方向へ往復移動可能に設けられる軸体、前記連通通路の反開口端部側の端部と前記キャニスタポートの反接続端部側の端部との間を連通又は遮断する第一弁部、並びに前記大気ポートの反開放端部側の端部と前記キャニスタポートの反接続端部側の端部との間を連通又は遮断する第二弁部を有しており、
    前記第一弁部は、前記連通通路の反開口端部側の端部を囲む通路壁に形成される第一弁座と、前記第一弁座に着座可能に前記軸体に設けられる第一弁体とを組み合わせて構成されることを特徴とする請求項2に記載の燃料蒸気漏れ検査モジュール。
  4. 前記第二弁部は、第二弁座と、前記第二弁座に着座可能に前記軸体に設けられる第二弁体とを組み合わせて構成されることを特徴とする請求項3に記載の燃料蒸気漏れ検査モジュール。
  5. 前記切換弁は、前記通路壁と前記第一弁体との間に介装される弾性部材を有しており、
    前記第一弁体は有底筒状に形成され、前記軸体の連通通路側の端部が前記第一弁体の内周側に嵌合により装着されており、前記弾性部材の復元力により前記第一弁体の底壁が前記軸体に押し当てられることを特徴とする請求項3又は4に記載の燃料蒸気漏れ検査モジュール。
  6. 前記弾性部材は圧縮コイルスプリングで構成され、前記連通通路及び前記軸体と同軸上に設けられることを特徴とする請求項5に記載の燃料蒸気漏れ検査モジュール。
JP2003300158A 2003-08-25 2003-08-25 燃料蒸気漏れ検査モジュール Expired - Fee Related JP4164867B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003300158A JP4164867B2 (ja) 2003-08-25 2003-08-25 燃料蒸気漏れ検査モジュール
US10/922,999 US7137288B2 (en) 2003-08-25 2004-08-23 Fuel vapor leak check module

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003300158A JP4164867B2 (ja) 2003-08-25 2003-08-25 燃料蒸気漏れ検査モジュール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005069878A JP2005069878A (ja) 2005-03-17
JP4164867B2 true JP4164867B2 (ja) 2008-10-15

Family

ID=34405182

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003300158A Expired - Fee Related JP4164867B2 (ja) 2003-08-25 2003-08-25 燃料蒸気漏れ検査モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4164867B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5387996B2 (ja) * 2011-10-19 2014-01-15 株式会社デンソー 燃料蒸気漏れ検出装置、および、それを用いた燃料漏れ検出方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005069878A (ja) 2005-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4344995B2 (ja) 燃料蒸気漏れ検査モジュール
JP2007071146A (ja) 蒸発燃料漏れ検査装置
JP3896588B2 (ja) エバポリークチェックシステム
JP4242180B2 (ja) 蒸発燃料処理装置のリークチェック装置
JP2004232521A (ja) 蒸発燃料処理装置のリークチェック装置
US20160245238A1 (en) Canister, and canister vent solenoid valve
US7137288B2 (en) Fuel vapor leak check module
JP5224196B2 (ja) 燃料蒸気漏れ検出装置
JP4164866B2 (ja) 燃料蒸気の漏れ検査モジュール
JP2013217433A (ja) 弁装置、それを用いる複合弁装置、及び複合弁装置を用いる燃料蒸気漏れ検出装置
JP4211057B2 (ja) 燃料蒸気の漏れ検査モジュール
JP4203909B2 (ja) ベーンポンプ
JP6015476B2 (ja) 燃料蒸気漏れ検出装置
JP4164867B2 (ja) 燃料蒸気漏れ検査モジュール
JP4203908B2 (ja) ベーンポンプ
US8770013B2 (en) Evaporation leak check system
JP4415246B2 (ja) 燃料蒸気の漏れ検査モジュール
JP2007107502A (ja) 蒸発燃料漏れ検査装置
JP4816631B2 (ja) 燃料蒸気の漏れ検査モジュール
JP4164868B2 (ja) 燃料蒸気漏れ検査モジュール
US10156208B2 (en) Inspection apparatus and inspection method
JP2005069103A (ja) 燃料蒸気の漏れ検査モジュール
JP4211058B2 (ja) 燃料蒸気漏れ検査モジュール
JP2007138841A (ja) 蒸発燃料漏れ検査装置
JP2007239639A (ja) 蒸発燃料漏れ検査モジュール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051004

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070719

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080707

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080720

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4164867

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120808

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130808

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees