JP3951427B2 - 蒸発燃料排出防止装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関(エンジン)の燃料タンク内にて気化した気化燃料が大気中に放出されることを防止する燃料蒸気排出防止装置(エバポシステム)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のエバポシステムとして、例えば、特開平5−340316号公報の図4に開示されたエバポシステムが知られている。この技術によれば、キャニスタ3のケーシング内は、仕切り板が設けられ、この仕切り板により、活性炭が詰め込まれた左側の吸着室(第1吸着室)と活性炭が詰め込まれた右側の吸着室(第2の吸着室)との2つの吸着室に分割され、左側の吸着室より右側の吸着室の方が蒸発燃料の流れに対する断面積が大きく設定されている。
【0003】
また、ケーシングには、エアクリーナ7を介して大気と連通する大気ポートと、吸気管2と連通するパージポートと、燃料タンク1と連通する導入ポートとが設けられ、エアクリーナ7と大気ポートとの間には、大気の導入、または大気の遮断を制御する電磁弁5が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、米国における新たな蒸発燃料規制であるORVR規制(給油時規制)に対処するには、給油時に圧損を低くする必要がある。このために、第1吸着室の断面積を大きくすることは無論のこと、第2吸着室の断面積を大きくするという手段が考えられる。
【0005】
しかし、第2吸着室の容積を従来と同一とすると、導入ポート側に延びる第2吸着室の長さが、導入ポート側に延びる第1の吸着室の長さより小さくなり、この第2吸着室側にデットスペースが発生してしまい、デットスペースの有効活用を図ることができず、エバポシステムの小型化の要求に反することとなる。
そこで、本願発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、エバポシステムの小型化を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、以下の技術的手段を用いる。請求項1〜に記載の発明では、燃料タンク(200)からの蒸発燃料を導入する導入ポート(307a)をキャニスタケーシング(305)に設け、
キャニスタケーシング(305)内に、導入ポート(307a)から導入される蒸発燃料を吸着する活性炭が装填された第1吸着室(301)と、第1吸着室(301)から脱離した蒸発燃料を吸着する活性炭が装填された第2吸着室(302)とを並列に設け、
導入ポート(307a)側に向かって延びる第2吸着室(302)の長さ(L1)を、導入ポート(307a)側に向かって延びる第1吸着室(301)の長さ(L2)より小さくすることにより、第2吸着室(302)の導入ポート(307a)側に第1空間(304)が形成されているとともに、この第1空間(304)に電磁弁(100)を配置し、
キャニスタケーシング(305)内にて第1吸着室(301)および第2吸着室(302)と平行に第2空間(306)を設け、
導入ポート(307a)側に向かって延びる第2空間(306)の長さを第2吸着室(302)の長さ(L 2 )よりも大きくし、
第2空間(306)と第1空間(304)とを仕切る壁面に、第2空間(306)と第1空間(304)とを連通する連通穴(309)が形成され、
キャニスタケーシング(305)に大気と連通する大気ポート(307c)を設けるとともに、この大気ポート(307c)を第2空間(306)に連通し、
第2空間(306)の内部に異物の侵入を防止するフィルタ(310)を設けたことを特徴とする。
【0007】
これにより、新たに電磁弁(100)を配設するスペース(空間)を必要としないので、エバポシステムの小型化を図ることができる。
また、第1、2吸着室(301、302)、第1、2空間(304、306)、および電磁弁(100)がキャニスタケーシング(305)にて一体化されているので、これら要素100、301、302、304、306を接続するための配管を廃止することができる。したがって、エバポシステムにおける配管接続部の個数を減少させることができるので、エバポシステムの気密性(信頼性)を向上させることができる。
【0008】
また、第1、2吸着室(301、302)および電磁弁(100)を接続する配管を廃止することができるので、燃料タンク(200)から第1、2吸着室(301、302)を経て電磁弁(100)に至る通路の通気抵抗を小さくすることができる。したがって、燃料タンク(200)に給油する際に燃料タンク(200)内の空気を速やかに大気側に排出することができるので、速やかに給油することができる。
さらに、請求項1に記載の発明では、第1、2吸着室(301、302)と平行に第2空間(306)を設け、この第2空間(306)の長さを第2吸着室(302)の長さ(L 2 )よりも大きくし、この第2空間(306)の内部に異物の侵入を防止するフィルタ(310)を設けているので、キャニスタケーシング(305)の大型化を招くことなく、第1吸着室(301)の長さ(L 1 )を有効に利用してフィルタ(310)の濾過面積を容易に大きくすることができる。
また、第1空間(304)内には、フィルタ(310)にて異物が除去された空気が流入するので、第1空間(304)内への異物侵入を防止できる。
【0009】
請求項2に記載の発明では、第1空間(304)には、第2吸着室(302)内の圧力を検出する圧力検出手段(240)が配設されているとともに、第1空間(304)は、キャニスタケーシング(305)で覆われていることを特徴とする。
これにより、圧力検出手段(240)が直接に大気中に晒される構造とならなく、圧力検出手段(240)に直接に異物などが衝突しないので、圧力検出手段(240)を保護することができる。
また、第1空間(304)内には、フィルタ(310)にて異物が除去された空気が流入するので、圧力検出手段(240)に異物が侵入することを防止でき、圧力検出手段(240)の信頼性(耐久性)を向上させることができる。
【0012】
請求項に記載の発明では、導入ポート(307a)、パージポート(307b)およ大気ポート(307c)は同一方向に向けて開口していることを特徴とする。これにより、各ポート(307a〜307c)に配管を接続する際の作業性を向上させることができる。
【0013】
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係の例を示すものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1は本実施形態に係るエバポシステム(燃料蒸気排出防止装置)の概念図であり、200は燃料タンク、210は、燃料タンク200からエンジン(内燃機関)220の吸気管230に至る燃料管(燃料通路手段)である。また、燃料管210の途中には、活性炭にて気化燃料を吸着するチャコールキャニスタ(以下、キャニスタと略す。)300が配設されており、このキャニスタ300の大気開放側には、電磁弁100が接続されている。なお、電磁弁100は、通常時には、最も開いた状態でキャニスタ300と大気側とを連通させている。
【0015】
そして、燃料管210のうち燃料タンク200とキャニスタ300との間には、燃料管210(キャニスタ300)内の圧力を検出する圧力センサ(圧力検出手段)240が配設され、一方、燃料管210のうちキャニスタ300と吸気管230との間には、燃料管210を開閉するパージ電磁弁(弁手段)250が配設されている。因みに、260は、吸気管230(エンジン220)に吸入される空気中の塵埃(異物)を除去するエアフィルタ(図示せず)が収納されたエアクリーナボックスである。
【0016】
なお、パージ電磁弁250および電磁弁100への通電は、電子制御装置(ECU)270により制御され、圧力センサ240の検出信号はECU270に入力される。
次に、キャニスタ300について述べる。
キャニスタ300は、図2に示すように、燃料タンク200側に接続されて気化燃料を吸着する第1吸着室301、および第1吸着室301から脱離した蒸発燃料を吸着する第2吸着室302を有している。そして、両吸着室301、302は、図3に示すように、両吸着室301、302の連結部303において気化燃料流れが折り返すように並列に、紙面左右方向に伸長して(延びて)形成されており、第2吸着室302の伸長方向寸法L2 を第1吸着室301の伸長方向寸法L1 より小さくなっている。
【0017】
なお、ここで言う伸長方向とは、第2吸着室302が後述する導入ポート307a側に向かって延びる方向のことである。
このため、第2吸着室302の伸長方向一端側(連結部303と反対側)には、図2、3に示すように、第1空間304が形成されている。そして、電磁弁100は、第1空間304内にて第2吸着室302に接続されている。
【0018】
また、図2中、305は両吸着室301、302および第2空間306のケーシングを構成するとともに、第1空間304を覆う(遮蔽する)樹脂製キャニスタケーシングである。そして、このキャニスタケーシング305には、燃料タンク200側に接続されて蒸発燃料を導入する導入ポート(タンクポート)307a、エンジン220(パージ電磁弁250)側に連通接続されるパージポート307b、および大気側に連通する大気ポート307cが形成されており、これらポート307a〜307cは、同一の向きに向けて開口している。
【0019】
因みに、キャニスタケーシング305は、ケーシング本体305aと第1〜3蓋(キャップ)305b〜305dから形成されており、第1蓋305bは両吸着室301、302内の活性炭を装填または交換する際に開閉するものであり、第2蓋305cは後述するフィルタ310を組付け、または交換する際に開閉するものであり、第3蓋305dは電磁弁100を組付け、または交換する際に開閉するものである。
【0020】
ところで、第2空間306は、第1吸着室301の伸長方向と平行に伸長方向寸法L1 の略全域に渡って伸長して形成されており、両空間304、306は、連通穴309にて連通している。そして、第2空間306は、異物を除去するフィルタ310を介して大気ポート307cと連通しており、フィルタ310は、第2空間306の伸長方向全域に渡って配設されている。
【0021】
ここで、エバポシステムの気密チェック作動について述べておく(図1参照)。
先ず、吸気管230の負圧により、キャニスタ300を含む燃料管210内の圧力が低下した時に、パージ電磁弁250、および電磁弁100を閉じる。燃料タンク200からパージ電磁弁250までの燃料管210内の圧力変化を圧力センサ240にて検出し、その圧力変化の度合いから燃料系の気密度合いを判定する。なお、電磁弁100は、エバポシステムの気密チェック以外のときは、開いている。
【0022】
次に、本実施形態の特徴を述べる。
本実施形態によれば、第2吸着室302の伸長方向寸法L2 を第1吸着室301の伸長方向寸法L1 より小さくすることにより形成された第1空間304内に電磁弁100を配設しているので、新たに電磁弁100を配設するスペース(空間)を必要としない。したがって、エバポシステムの小型化を図ることができる。
【0023】
また、キャニスタ300(第1、2吸着室301、302)、電磁弁100およびフィルタ310が収納されたエアクリーナボックスをなす第2空間306がキャニスタケーシング305にて一体化されているので、これら300、100、306を接続するための配管を廃止することができる。したがって、エバポシステムにおける配管接続部の個数を減少させることができるので、エバポシステムの気密性(信頼性)を向上させることができる。
【0024】
また、キャニスタ300および電磁弁100等を接続する配管を廃止することができるので、燃料タンク200からキャニスタ300を経て電磁弁100に至る通路の通気抵抗を小さくすることができる。したがって、燃料タンク200に給油する際に燃料タンク200内の空気を速やかに大気側に排出することができるので、速やかに燃料を燃料タンク200に給油することができる。
【0025】
また、電磁弁100がキャニスタケーシング305にて覆われた第1空間304内に配設されているので、電磁弁100のヨークの金属部品が直接に大気中に晒されない構造となる。したがって、電磁弁100のヨークの金属部品の耐蝕性を向上させることができるので、電磁弁100の信頼性(耐久性)を向上させることができる。
【0026】
また、フィルタ310が配設された第2空間306が第1吸着室301の伸長方向と平行な方向に伸長して形成されているので、キャニスタケーシング305の大型化を招くことなく、伸長寸法L1 を有効に利用してフィルタ310の濾過面積を容易に大きくすることができる。
また、各ポート307a〜307cが同一の向き(方向)に向けて開口しているので、各ポート307a〜307cに配管を接続する際の作業性を向上させることができる。したがって、エバポシステムの車両への搭載性(組付け性)を向上させることができる。
【0027】
(第2実施形態)
上述の実施形態では、キャニスタ300から排出される空気、およびキャニスタ300に吸入される空気のいずれの空気も大気ポート307cから流出入していたが、本実施形態は、排出用の排出ポート311を設けることにより、吸入は大気ポート307cから行い、排出は主に排出ポート311から行うように構成したものである。
【0028】
すなわち、図4、5に示すように、第2空間306を介することなく、第1空間304と大気側とを連通させる排出ポート311を第3蓋305dに設けるとともに、排出ポート311から第1空間304内へ空気が流入することを防止し、かつ、第1空間304から排出ポート311を経て大気側に空気が流出することを許容する逆止弁312を第3蓋305d内に配設する。
【0029】
そしてさらに、第1空間304から第2空間306を経て大気側に至る通路の通気抵抗を、第1空間304から排出ポート311を経て大気側に至る通路の通気抵抗より大きくする。
これにより、パージ状態又は燃料タンク200内の圧力が低下し、空気がキャニスタ300内に吸入されるときには、逆止弁312が閉じるので、空気は大気ポート307cから吸入される。一方、キャニスタ300から空気を排出するときは、通気抵抗の小さい排出ポート311側から主に空気が排出される。
【0030】
したがって、空気の吸入時には、フィルタ310にて異物が取り除かれた空気をエンジン220に供給でき、一方、空気の排出時には、排出ポート311より速やかに空気を排出することができる。
(第3実施形態)
本実施形態は、図6、7に示すように、圧力センサ240を第1空間304内に配設したものである。因みに、本実施形態では、圧力センサ240は、電磁弁100に固定されている。
【0031】
これにより、圧力センサ240が直接に大気中に晒される構造とならなく、圧力センサ240に直接に異物などが衝突しないので、圧力センサ240を保護することができる。
また、第1空間304内には、フィルタ310にて異物等除去された空気が流入するので、圧力センサ240に異物等が侵入することを防止でき、圧力センサ240の信頼性(耐久性)を向上させることができる。
【0032】
なお、図6は第1実施形態に係るエバポシステムにおいて圧力センサ240をキャニスタケーシング305内に内蔵させた例であり、図7は第2実施形態に係るエバポシステムにおいて圧力センサ240をキャニスタケーシング305内に内蔵させた例である。
ところで、上述の実施形態では、各ポート307a〜307cを全て下方側に向けたが本発明はこれに限定されるものではなく、各ポート307a〜307cのいずれかをその他の向きに向けてもよい。
【0033】
また、上述の実施形態では、第1空間304をキャニスタケーシング305で覆ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1空間304をキャニスタケーシング305で覆うことなく、電磁弁100を直接大気中に晒してもよい。
また、上述の実施形態では、第2空間306を例えば図2の紙面下側に形成したが、本発明はこれに限定されるものではなく、第2空間306が第1吸着室301の伸長方向と平行な方向に伸長して形成されていれば、その他の部位であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】エバポシステムの概略図である。
【図2】(a)は第1実施形態に係るキャニスタの正面図であり、(b)は(a)側面図である。
【図3】キャニスタの模式図である。
【図4】(a)は第2実施形態に係るキャニスタの正面図であり、(b)は(a)側面図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】(a)は第3実施形態に係るキャニスタの正面図であり、(b)は(a)側面図である。
【図7】(a)は第3実施形態に係るキャニスタの正面図であり、(b)は(a)側面図である。
【符号の説明】
300…キャニスタ、301…第1吸着室、302…第2吸着室、
304…第1空間、306…第2空間、305…キャニスタケーシング、
307a…導入ポート(タンクポート)、307b…パージポート、
307c…大気ポート。

Claims (3)

  1. 内燃機関(220)の燃料タンク(200)内の蒸発燃料が大気中に放出されることを防止する蒸発燃料排出防止装置であって、
    前記燃料タンク(200)からの蒸発燃料を導入する導入ポート(307a)を有するキヤニスタケーシング(305)と、
    前記キャニスタケーシング(305)内に設けられ、前記導入ポート(307a)から導入される蒸発燃料を吸着する活性炭が装填された第1吸着室(301)と、
    前記キャニスタケーシング(305)内にて前記第1吸着室(301)に並列に設けられ、前記第1吸着室(301)から脱離した蒸発燃料を吸着する活性炭が装填された第2吸着室(302)と、
    前記第2吸着室(302)に連通するとともに、前記第2吸着室(302)内に大気を導入、または大気の導入を禁止する電磁弁(100)とを有し、
    前記導入ポート(307a)側に向かって延びる前記第2吸着室(302)の長さ(L2 )を、前記導入ポート(307a)側に向かって延びる前記第1吸着室(301)の長さ(L1 )より小さくすることにより、前記第2吸着室(302)の前記導入ポート(307a)側に第1空間(304)が形成されているとともに、
    この第1空間(304)に前記電磁弁(100)を配置し、
    前記キャニスタケーシング(305)内にて前記第1吸着室(301)および前記第2吸着室(302)と平行に第2空間(306)を設け、
    前記導入ポート(307a)側に向かって延びる前記第2空間(306)の長さを前記第2吸着室(302)の長さ(L 2 )よりも大きくし、
    前記第2空間(306)と前記第1空間(304)とを仕切る壁面に、前記第2空間(306)と前記第1空間(304)とを連通する連通穴(309)が形成され、
    前記キャニスタケーシング(305)に大気と連通する大気ポート(307c)を設けるとともに、この大気ポート(307c)を前記第2空間(306)に連通し、
    前記第2空間(306)の内部に異物の侵入を防止するフィルタ(310)を設けたことを特徴とする蒸発燃料排出防止装置。
  2. 前記第1空間(304)には、前記第2吸着室(302)内の圧力を検出する圧力検出手段(240)が配設されているとともに、前記第1空間(304)は、前記キャニスタケーシング(305)で覆われていることを特徴とする請求項1記載の蒸発燃料排出防止装置。
  3. 前記キャニスタケーシング(305)には、前記内燃機関(220)の吸気管(230)に連通するパージポート(307b)と、前記大気ポート(307c)と、前記導入ポート(307a)とが設けられ、
    前記パージポート(307b)と前記大気ポート(307c)と前記導入ポート(307a)とが同一方向に向かって開口していることを特徴とする請求項1または2記載の蒸発燃料排出防止装置。
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