JP2012117237A - 排水トラップの補修方法と補修部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】排水トラップの機能喪失の要因である腐食した立上り部または中筒を、補修現場にて型を用いることなく短時間で元の状態に復元出来る排水トラップの補修方法を提供する。
【解決手段】本体部の中央底部から立ち上がった立上り部と、立上り部の上方に位置する封水キャップ5と、立上り部の下方に接続された排水パイプ4とからなる封水トラップの補修方法であって、立上り部の切取り工程と、排水トラップの内部に付着している汚れを除去する研掃・研磨工程と、排水トラップ1の内部を清掃し乾燥させる清掃・乾燥工程と、排水トラップ1の内部を防錆処理する防錆処理工程と、防錆処理工程後にプラスチック製筒体で形成した補修部材を取り付けて再生立上り部17を形成する工程により補修する。
【選択図】図4

Description

本発明は、マンション等の集合住宅やオフィスビルまたは戸建の一般住宅において浴室などに設備されている排水トラップの補修方法と補修部材に関するものである。
従来、この種の排水とラップを補修または改修する工法として複数の技術(発明)が公知になっている。第1の公知例としては、排水とラップの本体内部の発錆、汚欠損、融損等の欠損部分の錆を除去研磨後、前記欠損部個所に対し、水中硬化型接着剤または接着パテ等の接着材を塗着・埋設して内壁等の発錆、融損等の欠損凹部を埋め戻し、併せてトラップ立上部を初期高さに復元する排水トラップ封水部復元工法である(特許文献1参照)。
この復元工法によると、防水層が施された床排水トラップの修復工事で、床防水層を傷付けず、かつ、排水トラップ本体の封水、封水に係る初期性能、機能を完全に回復させる事ができる。トラップ本体の切り取り等、破壊工事を伴わない上に、トラップ修復工法に使用される材料や工具が少ないので、施工のため場所を占めることなく、また、大掛かりな工事にならず、全体として安価に補修することができる、とういものである。
第2の公知例は、トラップ本体の内側に突出する円筒状の立上り部を備えた排水トラップの補修部材であって、該補修部材は、前記トラップ本体の内周面を被覆する軟質合成樹脂で形成したカバー本体と、前記立上り部のトラップ本体内部に突出する内周面と外周面とを被覆する硬質合成樹脂で形成した立上りカバー部とが一体的に形成され、コーキング剤で前記排水トラップに接着されるように構成した補修部材である(特許文献2参照)。
そして、排水トラップにカバー本体と立上りカバー部とを一体に備えた補修部材をコーキング剤を介して接着するだけで、簡単に排水トラップを補修することができる。また、コーキング剤によって排水部材を排水トラップに接着するので、補修部材よりも排水トラップが大きく、隙間が生じることがあっても、コーキング剤の塗付量を調整することによって、隙間を簡単に生めることができる。さらに、立上りカバー部を硬質の合成樹脂で形成したことから、排水トラップの立上り部が、補修部材の立上りカバー部よりも短い場合でも、挫屈、変形するおそれがない、というものである。
さらに、第3の公知例は、排水トラップの補修方法であって、補修しようとする排水トラップの目皿及び椀を取り外して、排水トラップ内の洗浄及び研掃を実施し、次に中筒を含む排水トラップの内部を塗料で塗装して、予め製作した前記中筒の型に基づいて、前記中筒の外側または内側に被着するのに適した寸法及び形状に成形した合成樹脂製のカバーを製作し、このカバーを前記中筒に被着するようにした補修方法である(特許文献3参照)。
この補修方法によれば、欠損部分をパテや合成樹脂製の部分補修剤によって補強するだけでなく、中筒の全体を、中筒にぴったりと接着されるカバーにより覆い、全体をほぼ元の形状に近似した状態に復元可能であるので、排水トラップの機能を回復させることができる。
特に、中筒の上部が大きく損傷して所定の高さが失われている場合等であっても対応することができるので、交換が困難な排水トラップの修復工事において広汎に適用することができる、というものである。
特開平6ー128994号公報 特開2006−322176号公報 特開2009−68200号公報
ところで、この種の排水トラップにおいては、封水部は、排水管に繋がっている立上り筒体とその上部に所要の間隔をもって被せられるキャップ状部材とから構成されており、これらの内で、長期使用により最も損傷を受けるのは、立上り筒体であり、そのために従来の補修または修復工事では、主として封水部の全体又は立上り筒体部分を補修する提案がなされている。
しかしながら、前記第1の公知例では、欠損部個所に対し、水中硬化型接着剤または接着パテ等の接着材を塗着・埋設して欠損凹部を埋め戻し、併せてトラップ立上部を初期高さに復元するとしており、具体的には接着剤を指で又は「へら」などの手作業で形作るように実施例で説明しているが、現実問題として金属と接着するための接着剤はある程度の流動性が必要であり、重ね塗りして厚みを出して成型するにしても、それなりに時間が掛かるし、接着パテを使用する場合でも、保型性はあるが金属との接着性が弱いばかりでなく固化するのに時間が掛かり、実現性に欠けるという問題点を有している。
また、前記第2の公知例では、トラップ本体の内周面を被覆する軟質合成樹脂で形成したカバー本体と、筒体の立上り部の内周面と外周面とを被覆する硬質合成樹脂で形成した立上りカバー部とが一体的に形成された補修部材を、コーキング剤で排水トラップに接着するというものであり、作業性は良いとしても、補修しようとする排水トラップには、トラップ本体の深さのみならず筒体の立上り部の径や高さにも種々のサイズがあるので、補修部材はそれぞれのサイズに合わせて準備しなければならず、しかも、軟質と硬質の合成樹脂で一体的に形成しているのであるから、一旦、補修部材として製造すると、それに合った排水トラップの補修依頼がない限り、使用不可なのであり、要するに、無駄を承知で多種類の補修部材を準備し保管・管理しなければならないという問題点を有している。
さらに、前記第3の公知例では、予め補修しようとする排水トラップの中筒と同じ木製の型を製作し、該木製の型に基づいて、中筒の外側または内側に被着する寸法及び形状に成形した合成樹脂製のカバーを製作し、このカバーを排水トラップの中筒に被着し接着する補修方法であるが、予め木製の型を精密に製作すること自体が大変な作業であるし、また、実施例の説明では、「前記木型に50Aの排水用の塩化ビニール管40を加熱し、図4に示すように、これを木型20に押し込んでその外周面をテーパー状の木型20に合致した円筒管状に成形することで、カバー30が製作される。」としており、余計な手間を掛けて塩化ビニール管の外周面をテーパー状に形成する意図が理解できないし、また、中筒の欠損部分をパテや合成樹脂製の部分補修剤によって補強することと、中筒にぴったりと接着されるカバーにより覆うことを要件にしているのであり、2重3重の手間を掛けており、作業性が悪いという問題点を有している。
従って、前記いずれの公知技術においても、排水トラップの機能喪失の要因である腐食した立上り部または中筒を、補修現場において型を用いて元の状態に成形または補修するという不確実で厄介な作業を解消すること、及び、作業時間が長く作業性の悪さを解消することに解決課題を有している。
本発明は、前記課題を解決する具体的手段として、第1の発明は、少なくとも本体部の中央底部から立ち上がった立上り部と、該立上り部の上方に位置する封水キャップと、立上り部の下方に接続された排水パイプとからなる封水トラップの補修方法であって、前記立上り部の切取り工程と、排水トラップの内部に付着している汚れを除去する研掃・研磨工程と、排水トラップの内部を清掃し乾燥させる清掃・乾燥工程と、前記排水トラップの内部を防錆処理する防錆処理工程と、該防錆処理工程後にプラスチック製筒体で形成した補修部材を取り付けて再生立上り部を形成する工程とからなることを特徴とする封水トラップの補修方法を提供するものである。
また、第2の発明として、少なくともプラスチック製筒体で、排水パイプに到る挿着部と再生立上り部とを形成する長さに形成され、前記挿着部と再生立上り部との境界位置にストッパー部材または排水トラップの本体部の内側に沿う形状の二次本体部を一体的に形成したことを特徴とする排水トラップの補修部材を提供するものである。
本発明に係る第1の発明において、前記補修部材の取り付けは、排水パイプに到る位置まで挿着すること;及び前記防錆処理は、樹脂塗料の塗布またはパテの塗り付けで行うこと;を付加的な要件として含むものである。
本発明に係る第1の発明によれば、排水トラップの機能を失った要因である腐食した立上り部を除去してプラスチック製筒体で形成した再生立上り部を有する補修部材を取り付けることによって、失われた排水トラップ機能を簡単に再生することができるのであり、しかも、再生のための工事が簡単に行えると共に、再生後においては長期に使用できるという優れた効果を奏する。
また、第2の発明に係る補修部材は、プラスチック製筒体で簡単に形成できるし、安価でしかも挿着部を排水パイプに到るまで挿着すればよいので、工事が簡単で長期に使用できるという優れた効果を奏する。
本発明の好ましい実施の形態に係る排水トラップの補修方法を(A)〜(D)の工程順に示す説明図である。 同実施の形態に係る補修方法に使用される(A)第1の補修部材と(B)第2の補修部材とを示した斜視図である。 同実施の形態に係る第2の補修部材を使用して補修する状況(A)(B)を略示的に示した説明図である。 本発明の実施の形態によって(A)第1の補修部材と(B)第2の補修部材とで補修した後の排水トラップをそれぞれ略示的に示した断面図である。
本発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。図1〜図4において、好ましい形態の排水トラップの補修方法について説明する。
例えば、住宅における浴室などに設備されている排水トラップ1は、本体部2と、中央底部から立ち上がった立上り部3と、排水管に繋がる排水パイプ4と、封水キャップ5とから概ね構成されており、封水キャップ5については、従来から使用されているものがそのまま使用できるものである。
この種の排水トラップ1の補修といえば、立上り部3が腐食して封水キャップとの関係で封水機能が失われて、排水管からの不快な臭気が漏れてくることを防ぐためであり、主として立上り部3の腐食部分を元のように補修することである。
そこで本願発明は、図1(A)に示したように、立上り部3に仮想線で示した元の高さ位置から腐食部3aの発生によって後退して封水機能が失われていると共に、本体部2の内側や排水パイプ4の内側に錆びやスケールなどの汚れ8が付着している排水トラップ1を補修するに当たって、まず最初に、立上り部3をダイヤモンドブレード10を装備した電動カッター11を用いて根元側から切り取って除去する立上り部切取り工程を行う。この場合に、立上り部3の根元側を残部3bとして少し残して(5±2mm程度)切り取るのである。なお、ダイヤモンドブレードというのは、円盤状の金属板の周端縁にダイヤモンド粉末をアルミニウムで電着させたものであり、道路工事のアスファルトまたはセメントを切断する時に使用されるカッターと同種のものである。
この立上り部切取り工程後に、図1(B)に示したように、例えば、機械式研磨機や電動式のワイヤーブラシ12等を使用して、本体部2の内側や排水パイプ4の内側に付着している汚れ8を除去する、いわゆる研掃・研磨工程を行う。なお、立上り部切取り工程と研掃・研磨工程とを逆に行っても良い。
これら立上り部切取り工程と研掃・研磨工程後に、図1(C)に示したように、排水トラップ1の内部、即ち、本体部2や排水パイプ4の内側を水洗し、切り屑や異物がないように綺麗に清掃して乾燥させる清掃乾燥工程を行った後に、本体部2と排水パイプ4とに、全面的に樹脂塗料13を塗布して防錆処理工程を行う。この場合に使用される樹脂塗料13は、二液性でポットライフの比較的短いものが使用される。なお、排水パイプ4の内側に樹脂塗料13を塗布する作業が困難な場合には、塗布を省略しても良い。
防錆処理工程後に、図1(D)に示したように、図2(A)に示した第1の補修部材14と(B)に示した第2の補修部材14との2種類の内の一方、例えば、第1の補修部材14を配設して一体的に取り付ける。この第1の補修部材14の取り付けに当たっては、補修部材14の下端部側にも前記と同種の樹脂塗料を塗布してから排水パイプ4に挿着して取り付けるのであるが、防錆処理のための樹脂塗料13を塗布した後で、まだ塗料に軟らかさ(架橋反応性)が残っている内に補修部材14を取り付けることによって、先に塗布した樹脂塗料13と補修部材14に薄く塗布した樹脂塗料とが架橋反応して一体的に結合し安定した取り付けができるのである。また、排水パイプ4に樹脂塗料が塗布されていない場合には、補修部材14の下端部側に樹脂塗料を厚めに塗布して排水パイプ4に挿着することによって排水パイプ4との隙間を埋めて一体的な取り付けと防錆処理とが行えるのである。
この補修部材14として、図2(A)に示したものは、第1の補修部材であり、基本的には切除した立上り部3に代わって新たな立上り部を形成するものであって、例えば、市販のプラスチック製パイプ(筒体)を所要長さに切断して使用され、該筒体の外径は排水パイプ4の内径よりも僅かに小径のものが選択され、排水パイプ4に安定した状態で挿着できる長さ(挿着部)16と本体部2内に突出する長さ17(再生立上り部)とを有するものであり、再生立上り部17として突出する長さの位置に位置決め用のリング状のストッパー部材15が一体的に形成された単純な構成を有するものである。また、図2(B)に示したものは、第2の補修部材であり、ストッパー部材の位置に排水トラップの本体部2の内側形状に沿う又はほぼ対応する形状の樹脂製の二次本体部18を一体に取り付けた構成を有するものであり、該二次本体部18は本体部2の内側寸法よりも少し小径に形成したものであって、他の構成部分、即ち、挿着部16と再生立上り部17との構成を有する点では第1の補修部材と同じである。
そして、図1(D)に示したように、第1の補修部材においては、補修部材14の下端部側を排水パイプ4に挿着して取り付けることによって、ストッパー部材15が残部3bに当接して予め塗布した樹脂塗料によって両者間の隙間が完全に埋められると共に、位置決めされて安定した状態で着座するので予定した長さが本体部2内に突出し、排水トラップ1としての再生立上り部17が一体的に形成され、下端部側は排水パイプ4内に至って塗布した樹脂塗料13と補修部材14とが一体的に結合して水漏れの心配が全くなくなるのである。
また、第2の補修部材においては、排水トラップ1の立上り部3のみならず本体部2も相当痛んでいると認められる場合に使用するものであって、図3(A)(B)に示したように、防錆処理工程後に、本体部2の内側上部にパテ7を相当厚みのリング状に塗りつけ、補修部材14の下端部側の挿着部16を排水パイプ4に挿着するように位置合わせして、二次本体部18を本体部2に強制的に押し込むことによって、パテ7が順次伸びて二次本体部18と本体部2との隙間を埋めて安定した状態に補修部材14を取り付けることができる。また、第2の補修部材14を使用する場合には、例えば、防錆処理を行わなくても、本体部2の内側全面にパテ7を所要厚さ塗り付けて二次本体部18を強制的に押し込むことによって、本体部2と二次本体部18との隙間がパテ7によって完全に埋められて空気層がなくなるので防錆効果が発生するのであり、パテ7の塗り付けも防錆処理に当る。
このようにして補修部材14を取り付けた後に、図4(A)(B)に示したように、本体部2の開口部側から封水キャップ5を落とし込むようにして再生立上り部17の上部に被せてから、本体部2の開口部に目皿6を配設することによって、排水トラップ1としての機能が蘇るのである。なお、図中符号19は浴室の洗い場となる床面である。
補修部材14の作成に当たっては、例えば、マンション等の集合住宅であれば、建設許可申請の際に作成した設計図書が、その建造物の管理会社に保管してありますので、その図書に記載された設計図に、建造物に使用した排水トラップと配管が記載されているので、事前に補修しようとする排水トラップの配設状況が判り、現場の設置されている実物でメーカー名、品番やサイズ等を確認することができ、二次本体部18のサイズやプラスチック製パイプ(筒体)の選択や切断長さ及び二次本体部18とストッパー部材15の取り付け位置についても事前に精度良く予定位置に取り付けて準備しておけるのである。また、個別の住宅については、補修しようとする排水トラップを事前に確認してサイズを測って、予め補修部材14を作成しておくことができるのである。
本発明に係る排水トラップの補修方法は、特に、プラスチック製筒体で形成した補修部材を使用することで、予め、補修しようとする排水トラップにおける本体部や立上り部の状況、すなわち、位置やサイズを知ることができるので、それに合わせて予め作成しておくことができ、工事現場で余計な作成作業をしなくても、予め作成した補修部材を持ち込んで簡単に補修することができるので、大きさや形状が違っていてもそれに合わせて簡単に作成することができ、排水トラップの補修に広く応用できるのである。
1 排水トラップ
2 本体部
3 立上り部
3a 腐食部
3b 残部
4 排水パイプ
5 封水キャップ
6 目皿
7 パテ
8 汚れ
10 ダイヤモンドブレード
11 電動カッター
12 電動ワイヤーブラシ
13 樹脂塗料
14 補修部材
15 ストッパー部材
16 挿着部
17 再生立上り部
18 二次本体部
19 浴室の床面

Claims (5)

  1. 少なくとも本体部の中央底部から立ち上がった立上り部と、該立上り部の上方に位置する封水キャップと、立上り部の下方に接続された排水パイプとからなる封水トラップの補修方法であって、
    前記立上り部の切取り工程と、
    前記排水トラップの内部に付着している汚れを除去する研掃・研磨工程と、
    前記排水トラップの内部を清掃し乾燥させる清掃・乾燥工程と、
    前記排水トラップの内部を防錆処理する防錆処理工程と、
    該防錆処理工程後に少なくともプラスチック製筒体で形成した補修部材を取り付けて再生立上り部を形成する工程とからなること
    を特徴とする封水トラップの補修方法。
  2. 前記補修部材の取り付けは、排水パイプに到る位置まで挿着すること
    を特徴とする請求項1に記載の封水トラップの補修方法。
  3. 前記防錆処理修は、樹脂塗料の塗布またはパテの塗り付けで行うこと
    を特徴とする請求項1乃至2に記載の封水トラップの補修方法。
  4. 少なくともプラスチック製筒体で、排水パイプに到る挿着部と再生立上り部とを形成する長さに形成され、
    前記挿着部と再生立上り部との境界位置にストッパー部材を一体的に形成したこと
    を特徴とする排水トラップの補修部材。
  5. 少なくともプラスチック製筒体で、排水パイプに到る挿着部と再生立上り部とを形成する長さに形成され、
    前記挿着部と再生立上り部との境界位置に排水トラップの本体部の内側に沿う形状の二次本体部を一体的に形成したこと
    を特徴とする排水トラップの補修部材。
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