JP5052276B2 - 閉塞具およびその取付方法 - Google Patents

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Description

この発明は閉塞具およびその取付方法に関し、特にたとえば、本管に形成された取付管用の孔を塞ぐために用いられる、閉塞具およびその取付方法に関する。
この種の従来の閉塞具としては、たとえば図9および図10に示すような閉塞キャップが製品化され使用されている(非特許文献1)。この非特許文献1の閉塞具1は、ヒューム管または陶管に使用されるものであって、本管50の外面に沿う断面円弧状のサドル2を有する。そのサドル2の中央には、本管50の孔に対応する形状および大きさを有する凹部3が形成されている。
非特許文献1のような閉塞具1を本管50に取り付けるときには、閉塞具1のサドル2の接合面に樹脂系接合剤を塗布し、本管50の孔にサドル2の凹部3を嵌め込むようにして、本管50と閉塞具1とを接合する。本管50と閉塞具1とを接合するときには、図10に示すように、番線4などを本管50に胴巻きして、接合剤が硬化するまで本管50と閉塞具1とを締め付けておく。
下水道用アロンパイプ,継手 積算価格および梱包表,P24 「閉塞キャップ(ヒューム管,陶管用)」 アロン化成株式会社
しかし、非特許文献1のような閉塞具1では、本管50と接合する際に、番線4などを本管50に胴巻きする必要があるため、本管50の周方向全周に亘って地盤を掘り返す余掘りを行わなければならない。この場合、埋め戻しするときに適切に転圧しないと、経時的に本管50の下に空洞或いは支持圧の弱い地盤ができてしまう。本管50の下に空洞などができると、その部位に土圧等の荷重がかかったときに、本管50に許容以上の力が働くことで亀裂が生じて、漏水してしまう恐れがある。また、この漏水或いは地下水などが本管50の下の空洞に入り込むと、空洞はさらに大きくなり、延いては地盤が陥没してしまうという危険が生じる。
それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、閉塞具およびその取付方法を提供することである。
この発明の他の目的は、本管に取り付ける際に、本管の周方向全周に亘る余掘りを行う必要のない、閉塞具およびその取付方法を提供することである。
この発明は、上記の課題を解決するために、以下の構成を採用した。なお、括弧内の参照符号および補足説明などは、本発明の理解を助けるために後述する実施の形態との対応関係を示したものであって、この発明を何ら限定するものではない。
第1の発明は、ヒューム管または陶管である本管に形成された取付管用の孔を塞ぐための閉塞具であって、本管の外面に沿う接合面を有し、本管に対して接合剤を用いて接着接合されるサドル、サドルに設けられ、本管の孔と外部とを連通する立上管、立上管に着脱可能に設けられる蓋、および立上管と蓋との間に設けられ、下部が立上管の下端から突出して本管の孔に嵌め込まれるスペーサを備え、蓋は、蓋枠と蓋本体とを含み、蓋枠は、下部がスペーサ内に嵌め込まれて、スペーサの上端と当接して接着接合され、蓋本体は、蓋枠に対して着脱可能に取り付けられる、閉塞具である。
第1の発明では、閉塞具(10)は、たとえば下水管路の本管(50)に取り付けられた取付管を撤去した際に形成される、本管の取付管用の孔(52)を塞ぐ。閉塞具は、サドル(12)と、そのサドルから立ち上がる両端開口の立上管(14)を有する。サドルの下面は、本管の外面に沿い、本管に対して接合剤を用いて接着接合される接合面(18)として機能する。立上管は、本管の孔の位置に合うように配置され、本管の孔と外部とを連通させる。また、立上管には、スペーサ(20)を介して蓋(16)が着脱可能に設けられる。この蓋は、蓋枠(22)と蓋本体(24)とを含み、蓋枠は、下部がスペーサ内に嵌め込まれて、スペーサの上端と当接して接着接合され、蓋本体は、蓋枠に対して着脱可能に取り付けられる。また、スペーサの下部は、立上管の下端から突出して、本管の孔に嵌め込まれる。閉塞具を本管に接合するときには、押え具(30)を立上管の開口から本管の内部に挿入し、本管の内部で押え具を差し渡す。また、たとえば立上管の上端にも押え具を差し渡しておく。そして、拘引具(32)によって押え具同士を引き寄せることによって、本管および閉塞具の接合面(18,56)同士を圧着させる。その後、蓋によって立上管の開口を封止し、本管の孔を塞ぐ。
第1の発明によれば、閉塞具と本管とを接合する際に、番線などを本管に胴巻きする必要が無いため、本管の周方向全周に亘って地盤を掘り返す余掘りを行う必要が無い。したがって、作業性が向上すると共に、地盤の陥没などの不具合を解消できる。
また、蓋が着脱可能に設けられるので、本管の孔を閉塞具によって塞ぐ際には、蓋を閉塞具から取り外すことにより、押え具を立上管の開口から本管の内部に挿入し、本管の内部で押え具を差し渡すことが容易にでき、作業性が向上する。また、本管に閉塞具を取り付けた後は、蓋を開閉することにより、本管内部の点検作業などを行うことができる。さらに、立上管と蓋との間にスペーサを設けることによって、立上管の開口を適宜な形状および大きさに調整でき、寸法を調製して既存の蓋を流用することも可能となる。
第2の発明は、第1の発明に従属し、スペーサの上端は、立上管の上端と面一である。
第3の発明は、ヒューム管または陶管である本管の孔に、第1または第2の発明に係る閉塞具を取り付けて孔を塞ぐ、閉塞具の取付方法であって、本管と閉塞具のサドルとを接着接合するときに、立上管と蓋との間に設けられるスペーサの下部を本管の孔に嵌め込み、本管の内部と外部とに押え具を差し渡し、拘引具によって押え具同士を引き寄せることによって、本管および閉塞具のサドルの接合面同士を圧着させる、閉塞具の取付方法である。
第3の発明では、第1または第2の発明に係る閉塞具(10)を用いて、ヒューム管または陶管である本管(50)の孔(52)を塞ぐ。本管と閉塞具のサドル(12)とを接着接合するときには、立上管(14)と蓋(16)との間に設けられるスペーサ(20)の下部を本管の孔に嵌め込み、閉塞具の立上管の開口から角材などの押え具(30)を本管の内部に挿入し、本管の内部で押え具を差し渡す。また、本管の外部、たとえば立上管の上端にも押え具を差し渡しておく。そして、番線などの拘引具(32)によって押え具同士を引き寄せることによって、本管および閉塞具のサドルの接合面(18,56)同士を圧着させる。
第3の発明によれば、閉塞具と本管とを接合する際に、番線などを本管に胴巻きしないので、本管の周方向全周に亘る余掘りを行う必要が無い。
この発明によれば、本管に取り付ける際に、番線などを胴巻きする必要が無いので、本管の周方向全周に亘る余掘りを行う必要が無く、作業性の向上につながると共に、地盤の陥没などの不具合を解消できる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1および図2を参照して、この発明の一実施例である閉塞具10は、一般住宅などから排出された下水を搬送する下水管路において、本管50に取り付けられた取付管(図示せず)を撤去した際に形成される、本管50の取付管用の孔52を塞ぐために利用されるものである。本管50は、地下に埋設されるヒューム管や陶管などであり、取付管は、その本管50から分岐し、副管、小型マンホールおよび桝などに接続される。
なお、後述するサドル12の長さ等の閉塞具10の寸法は、本管50および取付管の呼び径などに応じて適宜設定されるが、この実施例では、本管50の呼び径が250mmであり、取付管の呼び径が150mm(つまりこれに対応する大きさの孔52が本管50に形成される)である場合を想定して、その具体的数値を例示している。
閉塞具10は、硬質塩化ビニル等の合成樹脂によって形成され、サドル12、立上管14および蓋16を含む。
サドル12は、断面円弧状の板状体であって、その内面が本管50の外面に沿って密着する形状を有する。このサドル12の内面は、本管50の外面との接合面18として利用される。サドル12の軸方向および周方向(円弧)の長さは、たとえば共に275mmであり、その厚さは、たとえば5mmである。
サドル12の中央部には、立上管14が一体的に形成される。立上管14は、サドル12から垂直方向に立ち上がり、その上端が平面状になる両端開口の円筒形状に形成される。立上管14の内径は、本管50の孔52の径とほぼ同じに設定されて、たとえば165mmであり、立上管14の内面下端は、本管50の孔52の上縁に沿う形状を有する。立上管14の厚さは、たとえば5mmである。また、立上管14がサドル12の外面から突出する高さは、たとえば、最長部で45mmであり、最短部で20mmである。本管50に閉塞具10を取り付けるときには、本管50の孔52の位置と立上管14の位置とが合わせられ、立上管14は、本管50の孔52と外部とを連通させる。
立上管14の上端開口には、スペーサ20を介して蓋16が設けられる。スペーサ20は、円筒形状を有し、立上管14内に挿入されて、接着および融着などによって立上管14に接合される。スペーサ20としては、VU管などを利用するとよい。たとえば、スペーサ20の外径は165mmであり、その内径は155mmである。また、スペーサ20の上端は、立上管14の上端と面一になっており、スペーサ20の下部は、立上管14の下端(或いはサドル12の内面)から突出する。スペーサ20の下部が立上管14の下端から突出する長さは、たとえば20mmであり、これは本管50の厚さに相当する。本管50に閉塞具10を取り付けるときには、スペーサ20の下部が本管50の孔52に嵌め込まれる。このようにスペーサ20の下部を本管50の孔52に嵌め込むことによって、閉塞具10のずれが防止される。また、スペーサ20を設けることによって、立上管14の開口を適宜な形状および大きさに調整できるので、後述する蓋16に従来品を利用し易くなる。
蓋16は、蓋枠22および蓋本体24を含み、立上管14の上端開口を封止する。蓋枠22は、その上部が段差状に拡径する略円筒形に形成される。蓋枠22の上部の外径は、たとえば165mmであり、その下部の外径は、たとえば155mmである。蓋枠22の下部は、スペーサ20内に嵌め込まれて接着接合され、これによって、蓋枠22は立上管14に対して固定的に取り付けられる。蓋本体24は、その蓋枠22の上部に嵌め込まれるようにして、蓋枠22に対して着脱可能にかつ水密的に取り付けられる。蓋枠22と蓋本体24との接続構造は、特に限定されず、この発明の要旨ではないため、図2では正確に図解していない。一例を挙げると、蓋本体24の嵌合部を蓋枠22内に差し込み、蓋本体24を回転させることによって固定し抜け止めする、所謂バヨネット方式(或いはターンアップ方式)を利用した接続構造を採用するとよい。また、蓋枠22と蓋本体24との間にゴム輪を装着することによって、水密性を保持するとよい。
このような閉塞具10は、サドル12および蓋16等を専用品として製造し、それらを組み合わせて製作しても良いが、別用途のために製造された従来品を組み合わせて製作することもできる。たとえば、本件出願人が製造販売している、鉄筋コンクリート管用副管90度支管(品番5598,クボタシーアイ下水道用総合カタログ No.C00−03参照)と、ます・マンホール用蓋であるMCO−BIグレー(品番5686,同上参照)とを用意し、これらを接着接合等することによって閉塞具10を製作することができる。このように、従来品を用いて閉塞具10を製作すれば、新たな金型などを製作する必要がなくなる等、閉塞具10の製作コストを低減できる。
図3−図5を参照して、不要になった取付管を撤去した際に形成される本管50の孔52に、閉塞具10を取り付けて、その孔52を塞ぐ方法(閉塞具10の取付方法)を以下に説明する。
図3に示すように、先ず、本管50に取り付けられた取付管が撤去できる程度に地盤54を掘り返し、取付管を撤去する。このとき、本管50の取付管との接続部位に孔52が形成される。次に、本管50の孔52周辺の外面(つまり本管50の接合面56)をウエス等で拭き、本管50の接合面56に付着する土、油分および水分などは、きれいに拭き取っておく。
続いて、図4に示すように、本管50に閉塞具10を接合する。具体的には、エポキシ系接合剤を閉塞具10の接合面18(本管50の接合面56でもよい)に必要量塗布した後、閉塞具10のスペーサ20の下部を本管50の孔52に差し込み、閉塞具10および本管50の接合面18,56同士を当接させる。このときには、蓋本体24を蓋枠22から外した状態、つまり立上管14が開口している状態にしておく。
次に、立上管14の開口から角材などの押え具30を本管50内に挿入し、押え具30が本管50の内面に軸方向に沿うように、押え具30を本管50の孔52の端に差し渡す。また、別の押え具30を、閉塞具10の蓋枠22の上端に差し渡す。そして、番線およびバンドなどの拘引具32によって、これらの押え具30同士を引き寄せるように締め付ける。これにより、閉塞具10および本管50の接合面18,56同士が適切に圧着されるので、この状態で、接合剤が硬化するまで養生のため静置する。
接合剤が硬化すると、押え具30および拘引具32を取り外す。そして、図5に示すように、蓋本体24を蓋枠22に取り付け、立上管14の開口を封止する。これによって、本管50の孔52は塞がれる。その後、掘り返した地盤54を適宜埋め戻し、作業を終了する。
上述のように、この実施例では、両端開口の立上管14を形成したので、本管50に閉塞具10を取り付けるときに、本管50の内部と外部とが連通する。これにより、本管50の内部に押え具30を配置でき、拘引具32によって本管50の内部と外部とから、閉塞具10および本管50の接合面18,56同士を圧着させることができる。
つまり、閉塞具10と本管50とを接合する際に、番線などを本管50に胴巻きする必要が無いため、本管50の周方向全周に亘って地盤54を掘り返す余掘りを行う必要が無い。
したがって、地盤54を埋め戻したときに、本管50の下に空洞或いは支持圧の弱い地盤54ができることが無く、土圧等の荷重がかかったときに許容以上の力が働くことで本管50に亀裂が生じて漏水してしまったり、漏水などが本管50の下の空洞に入り込んで空洞が大きくなり、地盤54が陥没してしまったりする不具合は生じない。
また、本管50の周方向全周に亘って地盤54を掘り返し埋め戻すという手間が掛からないので、その作業量も低減され、作業性が向上する。
さらに、蓋16を着脱可能に形成し、蓋枠22から蓋本体24を取り外せば立上管14が開口するようにした。これにより、閉塞具10と本管50とを接合するときには、本管50の内部と外部とに押え具30を差し渡し、拘引具32を用いて押え具30同士を引き寄せることによって閉塞具10および本管50の接合面18,56同士を圧着させ、その後蓋16(この実施例では蓋本体24)を装着するという施工方法をとることができ、本管50の周方向の地盤54を掘り返さずにすむ。また、本管50の孔52を閉塞具10によって塞いだ後は、立上管14の開口を利用して、本管50内部の点検作業および掃除などを行うことができる。つまり、閉塞具10の立上管14の開口は、本管50の点検口および掃除口として機能することもできる。
なお、上述の実施例では、スペーサ20を介して立上管14に蓋16を設けるようにしたが、スペーサ20は必ずしも必要では無く、図6に示すように、立上管14に蓋16を直接接合することもできる。たとえばこの場合には、蓋枠22の下部は、立上管14内に嵌め込まれて、立上管14の内面と接着接合される。
また、この場合には、図7に示すように、立上管14の下部がサドル12の内面から突出するように閉塞具10を形成することもできる。そして、本管50に閉塞具10を取り付けるときには、本管50の孔52に立上管14の下部を嵌め込むようにするとよい。
また、上述の実施例では、図2に示すような蓋16を用いて、立上管14の上端開口を封止するようにしたが、蓋16の形状等はこれに限定されない。たとえば、立上管14の上部に接着接合等によってTSフランジを取り付け、そのTSフランジの上端に、平板をボルト止めすることによって、立上管14の上端開口を封止するようにしてもよい。
また、蓋16は、必ずしも着脱可能に立上管14に設けられる必要はなく、固定的に設けられてもよい。たとえば、図8に示すように、蓋16を有頂円筒状に形成する。そして、立上管14の上部を蓋16内に挿入し、立上管14の外面と蓋16の内面とを接着接合するようにしてもよい。また、同様に、上述のTSフランジと平板とを接着接合するようにしてもよい。
さらに、上述の実施例では、立上管14の内径と本管50の孔52の径とをほぼ同じ大きさにした、つまり立上管14の開口の大きさと本管50の孔52の大きさとが同じになるようにしたが、これに限定されない。立上管14の開口は、少なくとも押え具30が通ることのできる大きさを有していればよく、本管50の孔52より大きくてもよいし、小さくてもよい。ただし、サドル12は、本管50の孔52の周囲全周に亘って本管50の外面を覆う大きさを有する必要がある。これは、本管50の孔52周囲全周に亘る接合面18,56を形成して、確実に本管50の孔52を塞ぐためである。
また、立上管14の形状は、円筒形状に限定されず、たとえば、角筒形状でもよいし、卵筒形状でもよい。さらに、立上管14の開口の形状と本管50の孔52の形状とは、必ずしも一致させる必要は無い。
また、サドル12と立上管14とは、突上げ加工などによって予め一体として形成されるだけでなく、別体として形成した後に、融着などによって接合するようにしてもよい。
また、上述の実施例では、本管50の斜め上方向に孔52が形成されている場合を例示したが、本管50の上方向および略水平方向に孔52が形成されている場合にも、閉塞具10を好適に利用できる。
また、上述の実施例では、本管50としてヒューム管や陶管などの下水管を例示したが、これに限定されず、閉塞具10は、合成樹脂製の管に対して利用することもできるし、雨水用の無圧管などに対して利用することもできる。
なお、上で挙げた閉塞具10の寸法などの具体的数値は、いずれも単なる一例であり、必要に応じて適宜変更可能である。
この発明の閉塞具の一実施例を示す斜視図である。 (A)は図1の閉塞具をサドルの端方向から見た断面を示す断面図であり、(B)は図1の閉塞具をサドルの側面方向から見た断面を示す断面図である。 本管から取付管を撤去したときの様子を示す断面図である。 図1の閉塞具を本管に接合するときの様子を示す断面図である。 図1の閉塞具によって本管の孔を塞ぎ、地盤を埋め戻したときの様子を示す断面図である。 この発明の閉塞具の他の実施例を示す断面図である。 この発明の閉塞具のさらに他の実施例を示す断面図である。 この発明の閉塞具のさらに他の実施例を示す断面図である。 従来の閉塞具を示す斜視図である。 従来の閉塞具を本管に接合するときの様子を示す断面図である。
符号の説明
10 …閉塞具
12 …サドル
14 …立上管
16 …蓋
18 …閉塞具の接合面
20 …スペーサ
22 …蓋枠
24 …蓋本体
30 …押え具
32 …拘引具
50 …本管
52 …本管の孔

Claims (3)

  1. ヒューム管または陶管である本管に形成された取付管用の孔を塞ぐための閉塞具であって、
    前記本管の外面に沿う接合面を有し、前記本管に対して接合剤を用いて接着接合されるサドル、
    前記サドルに設けられ、前記本管の孔と外部とを連通する立上管、
    前記立上管に着脱可能に設けられる蓋、および
    前記立上管と前記蓋との間に設けられ、下部が前記立上管の下端から突出して前記本管の孔に嵌め込まれるスペーサを備え
    前記蓋は、蓋枠と蓋本体とを含み、
    前記蓋枠は、下部が前記スペーサ内に嵌め込まれて、前記スペーサの上端と当接して接着接合され、
    前記蓋本体は、前記蓋枠に対して着脱可能に取り付けられる、閉塞具。
  2. 前記スペーサの上端は、前記立上管の上端と面一である、請求項記載の閉塞具。
  3. ヒューム管または陶管である本管の孔に、請求項1または2記載の閉塞具を取り付けて前記孔を塞ぐ、閉塞具の取付方法であって、
    前記本管と前記閉塞具のサドルとを接着接合するときに、立上管と蓋との間に設けられるスペーサの下部を前記本管の孔に嵌め込み、前記本管の内部と外部とに押え具を差し渡し、拘引具によって押え具同士を引き寄せることによって、前記本管および前記閉塞具のサドルの接合面同士を圧着させる、閉塞具の取付方法。
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