JP4871016B2 - 管体、管体の接続方法及び管路 - Google Patents

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Description

本発明は、ベントナイト泥水などの液体中で接続される管体と、管体の接続方法と、管体により形成される管路とに関するものである。
従来、下水道管などの管体を敷設する方法として、地盤を掘削した溝に泥水を満たしてその静水圧によって溝壁を安定させ、その中に下水道管などを沈めて配設する方法が知られている。
この従来の方法では、下水道管内を泥水で満たした状態で下水道管同士の受口部と挿口部を合わせ、下水道管内の泥水を吸引ホースを介して吸引ポンプで吸い出し、下水道管内と管外の圧力差により挿入側の下水道管を吸引して管同士を接合している。
しかしながら、上記した従来の方法では、管体の接続により形成される管路が長いものになると、吸引ポンプと管体との間を連絡する吸引ホースを延長しながら管体同士を接合しなければならないので、延長した分、泥水を吸い出す吸引力が低下し、管体を引き寄せる力が低下してしまう。
そこで、本発明は、管路の全長が長い場合でも、吸引ポンプと閉塞装置との間隔を拡げることなく管体同士を良好に接続することのできる管体、管体の接続方法及び管路を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明は、液体中に沈設され互いに連結される複数の管体のいずれかであって、該管体の管路内に吸引ポンプが接続される閉塞装置を配設し、前記連結をさせようとする管体の管路を該閉塞装置により閉塞し、前記閉塞装置の前記吸引ポンプの接続側における管体の壁面に前記液体の液面上に上端が突出する中空の延出部を設け、前記連結をさせようとする管体の前記閉塞箇所からみて前記連結を行う端部側の管路内の液体を、前記延出部を介して吸引させることを特徴とする。
ここで、前記延出部は前記管体の壁面に固定される部分と前記液体の液面上に上端が突出する部分とに分割され、該分割された延出部のそれぞれが延出方向で接触する部分に着脱手段を備えている構成とすることができる。
また本発明は、前記管体を用いて液体中に吊り下げられた被接続管体を接続する管体の接続方法であって、前記延出部が設けられた管体側の管路を前記閉塞装置により閉塞すると共に一端を閉塞部材により閉塞した被接続管体の他端を前記管体側の一端に突き合わせて配置し、前記延出部を介して前記閉塞装置に接続した吸引ポンプにより前記被接続管体側の液体を吸引して前記被接続管体を引き寄せて接続することを特徴とする。
さらに本発明は、前記管体を間隔を置いて複数配設することにより形成される管路であることを特徴とする。
このように構成された本発明は、管体の壁面に設けられた延出部を介して管路内の液体を吸引するので、管路の全長が長い場合でも、吸引ポンプと閉塞装置との間の吸引ホースなどを延長して接続することなく、管体に設けられた延出部によってその延出部の上端付近の地上に備える吸引ポンプと閉塞装置とを接続することができる。
これにより、充分な吸引力で管体内の液体を吸引して管体を引き寄せることができるので、管体同士を良好に接続することができる。
また、管体の壁面に固定される部分と液体の液面上に上端が突出する部分とに延出部を分割して、該分割された延出部のそれぞれが延出方向で接触する部分に着脱手段を備えることにより、管体接続後に着脱手段によって上部を容易に取り除くことができる。
これにより、管体接続後に液体を固化した上で行われる住宅の建設や工事などの施工を延出部の突出部分に邪魔されずに行うことができる。
また、延出の大部分を取り除いて管体の壁面に設けられる延出部分に加わる地震などの外力を最小限にすることにより、延出部と管体の接続部分が破損して水漏れが生じることを防止することができる。
以下、本発明の最良の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態の沈設された管体1Bに、予め接続された管体1Cと管体1Dとを接続する際の接続方法を説明する概略構成を示した図である。
尚、管体1Bと管体1A、1C、1Dの構成は、後述する本管部2の挿通孔2bと分岐管24cを除き、略同一の構成となるので、以降の説明では、管体1Bと管体1A、1C、1Dの共通する構成について管体1として説明する。
まず、構成から説明すると、管体1は、図1に示すように本管部2の一端に受口部3が形成され、他端に挿口部4が形成された下水道管等として使用される筒状物である。
この本管部2は、断面が管軸方向に一定形状の管体で、挿口部4の先端は図1に示すように本管部2からテーパ状に先細りする形状となっている。
また、受口部3は、本管部2の先端に本管部2の外径よりも内径の大きな短筒状の受口部3を固定したもので、この本管部2と受口部3との間には円環状のゴムなどからなる緩衝ゴム5が介在されている。
この管体1には、例えば繊維強化プラスチックモルタル(FRPM)管などが使用できる。
例えば、このFRPM管から構成される管体としては、2層の繊維強化プラスチック(FRP)層である内面FRP層と外面FRP層との間に樹脂モルタル層を介在させて一体化したものがある。
尚、この内面FRP層と外面FRP層は、繊維方向を円周方向に向けたガラス繊維層と、繊維方向を管軸方向に向けたガラス繊維層とを積層させるとともに、不飽和ポリエステルを含浸させて保護層を形成したものである。
また、樹脂モルタル層は、硅砂などの無機質と不飽和ポリエステル樹脂とによって構成されて、内面FRP層及び外面FRP層と一体化される。
そして、このようなFRPM管からなる本管部2の受口部3側の端部に図1、5に示すように緩衝ゴム5を接着剤で固定し、その上にFRP管からなる受口部3を嵌めて接着剤で固定する。この際、緩衝ゴム5の受口部3上に突出した部分の内周面と本管部2の内周面は略面一になるように形成される。
また、挿口部4の外周面の受口部4の内部に収容される部分には、図1に示すように円環状の止水ゴム6が取り付けられており(管体1Cを参照)、図5に示すように止水ゴム6が受口部3の内周面に密着して接合時の水密性を確保する構造となっている。
このように構成された管体1A、1Cの本管部2の受口部3側の壁面2aに取り付ける延出部としての中空の分岐管24cは、図1、2に示すように略筒状で中空の支管240と、その支管240に着脱可能に固定される略筒状で中空の延出管241とから主に構成されている。
また、この支管240には、管体1Aの外周面に外接する断面視円弧状のフランジ部240bが管体1A側の一端に一体に備えられ、他端には周縁に沿って複数の孔が設けられた着脱手段としての円盤状のフランジ部240aが一体に備えられている。
一方、延出管241の管体1A側の一端には、周縁に沿って複数の孔が設けられた着脱手段としての円盤状のフランジ部241aが一体に備えられている。
この延出管241側フランジ部241aの下面241dと支管240側フランジ部240aの上面240dとは、それぞれのフランジ部240a、241aの周縁に設けられた複数の孔を重合するように密着させて、双方のフランジ部240a、241aがボルトとナットで締結される。これにより、支管240と延出管241は、双方の中空部240c、241cを連通するように接続されるようになっている。
さらに、管体1Aの壁面2aに形成された挿通孔2bに支管240の中空部240cを連通させるように配置して支管240のフランジ部240bを管体1Aの外周面に融着させて固定する。このように管体1Aに固定した支管240に延出管241を取り付けた分岐管24cは、図1、3に示すようにその上端が液体としての泥水9上に突出する長さに設定されている。
また、この分岐管24cには、図3に示すように吸引ホース24bが挿通され、その吸引ホース24bの一端は、図1に示すように地上に配置された吸引ポンプ24に接続されていると共に、他端が管体1Aの受口部3側に設置された閉塞装置24aに接続されている。
この閉塞装置24aは、図4に示すように管体1Bの管路内を塞ぐ移動閉塞体28と、この移動閉塞体28を管路長手方向に貫通する吸引管26と、移動閉塞体28を管路1B内の所定の位置に固定する固定手段29とから主に構成されている。
また、図4に示すように移動閉塞体28は管路内径よりも若干小径とされ、この移動閉塞体28の外周面と管体1B内周面との間の隙間をシールするパッキン装置27が備えられている。
さらに、吸引管26の管体1A側の端縁には吸引ホース24bの一端が接続されている。尚、図示はしていないが、この移動閉塞体28には車輪等の移動手段が備えられており、移動閉塞体28を管軸方向に移動自在にしている。
また、固定手段29は、移動閉塞体28の管体1A側の背面において管径方向に揺動自在に取付けられると共に、先端に当接体29bを有するステー29aと、このステー29aを揺動させる管径方向に沿う姿勢のジャッキ29cとを備えている。また、ステー29aはジャッキ29cの伸縮によって、その先端の当接体29b部分が管体の内周面に対して接離自在となっている。
次に、本実施の形態の吊り下げられた被接続管体としての予め接続された管体1Cと管体1Dとを、沈設された管体1Bに接続する接続方法について図1を参照しながら説明する。
まず、ベントナイト泥水9中に管体1A,1Bが沈設された後にセメントミルク等を注入させて固化させた固化層10が形成され、その固化層10に埋設された管体1Bの受口部3側にある地盤をベントナイト泥水9を満たしながら掘削して、仮蓋(図示せず)によって閉塞された管体1Bの受口部3を掘削溝100内に露出させた後に仮蓋を取り外すと共に、掘削溝100内に管体1C,1Dを沈設して図1に示すような状態にする。
この管体1C,1Dの上部及び下部には、管軸方向に沿って上部溝形鋼22aと下部H形鋼22bが配設され、これらに管体1C,1Dを挟んで固定ワイヤ22c,・・・で外周を締め付けることで上部溝形鋼22aと下部H形鋼22bを管体1C,1Dに取り付けている。尚、下部H形鋼22bは浮力調整のために取り付けられる部材であるため必要に応じて配設すればよい。
また、泥水9に沈設された際の管体1A、1B、1C、1Dは、この上部溝形鋼22aに先端を固定した吊下げ鋼棒22d,・・・などによって所定の深さで支持されている。
さらに、後から沈設する管体1C,1Dには、後述する接続確認装置23や仮蓋21などを取り付けてから沈設を行う。
この接続確認装置23は、管体1Bと管体1Cの接合が所定の段階まで完了したことを確認するための接合確認バー23aを備えている。
管体1Cが管体1Bに近づくと、この接合確認バー23aが接続確認装置23側に押し込まれて後方のリミットスイッチ23cが入り、地上において接合が所定の段階まで進んだことが確認できるようになる。
このような接続確認装置23を取り付けた管体1Cと管体1Dとを泥水9中に沈設するには、接合確認バー23aの先端に備えられたガイド管23fを先に沈設した管体1Bに立設したガイド棒23eに挿通して管体1Cを誘導させると共に、所定の深さまで図示しないクレーン等によって支持しながら吊り下げる。そして、先に沈設した管体1Bと同じ深さまで管体1C,1Dを沈設させて、管体1Bと管体1Cとが接合される端部同士を突き合わせる。
なお、管体1Cの接合部とは反対側の管体1Dの端部は閉塞部材としての仮蓋21で閉塞されている。
この状態で閉塞装置24aに接続した吸引ホース24bを介して吸引ポンプ24によって掘削溝100内の泥水9を吸い込む。これにより管体1Bと管体1Cの間に管体1C側から管体1B側に向かう泥水9の流れが生じて、管体1Cが管体1Bに引き寄せられる。なお、吸い出された泥水9は、一旦吸引ホース24bを通って地上に導かれ、掘削溝100内に排出され、再利用されるようになっている。
そして、管体1Cの挿口部4が管体1Bの受口部3に合わさって接触し、その状態で更に吸引を続けると、泥水9に満たされた管体1C,1Dの外部と管内との圧力差が生じ、仮蓋21に作用する静水圧によって管体1C,1Dが管体1B側に押し込まれることになる。
この静水圧による接合によって管体1Bに管体1Cが完全に嵌合され、図5の断面図に示したような状態になる。また、この状態で、接続確認装置23のリミットスイッチ23cが入るので、地上にいる作業者は管体同士の接続が完了したことを確認することができる。
そして、管体1Bと管体1C,1Dとの接続が完了すると、泥水9にセメント等の固化材を添加し、掘削溝100内にコンプレッサー等から圧縮空気を送り込んで固化材を攪拌して固化させる。
なお、管体1Dの一端には仮蓋21が取り付けられたままなので、管体1C,1D内に残った泥水9は固化しないようになっている。
以上の作業によって、管体1Bに管体1C,1Dを接続する作業が完了する。
なお、本実施の形態においては、予め接続された2本の管体1C、1Dを管体1Bに接続するようになっているが、接続する管体は2本でなくてもよく、所定スパンを掘削した掘削溝内に3本以上の管体を予め接続したものを沈設して管体1Bに一度に接続するようにしてもよい。
また、予め接続される管体の本数は、泥水9に満たされた掘削溝内においてその接続された管体を吸引ポンプ24bを介して引き寄せることが可能な程度の本数であることが好ましい。
次に、管体1Aに接続された吸引ポンプ24を管体1Cに移動する場合について説明する。
まず、閉塞装置24aを移動する前に、閉塞装置24の空気穴(図示省略)を開けて管体1B〜1D内に残る泥水9を吸引ホース24bを介して吸い出す。なお、吸い出された泥水9は、後述する地盤11の掘削作業時に再利用される。
その後、図5に示すように管体1Aの受口部3側に設置された閉塞装置24aを管体1Cの受口部3側に移動して管体1Cの管路を閉塞する。
そして、図1の地盤11を泥水9を満たしながら掘削して、掘削溝を形成する。なお、図1には図示していないが地盤11掘削時には、接続確認装置23が撤去されていると共に、掘削溝100は泥水9が固化した固化層となっており、管体1Cと管体1Dとが埋設された状態になっている。
掘削溝の形成後、一端が仮蓋によって閉塞された新たな管体を掘削溝内に沈設する(図示省略)。
また、吸引ホース24bを閉塞装置24aから取り外して、図1、5に示すように一端が吸引ポンプ24に接続された吸引ホース24bを管体1Cに設けられた分岐管24cに挿通して(図1の2点鎖線)、他端を閉塞装置24aに接続する(図5の2点鎖線)。
このように管体1Cの分岐管24cを介して吸引ホース24bを閉塞装置24aに接続する理由は、管体1Aの分岐管24aに挿通させて延長した吸引ホース24bでは、延長が長すぎて吸引力の低下を招く恐れがあるためである。
以降の管体1Dに新たな管体を接続する作業は、上記した管体1Bに管体1C,1Dを接続する作業と同一なので省略する。
このような接続方法によって、次々と管体を接続すると、図6に示すように支管240が固定された管体1A、1C、・・・が、管体1B、1D、・・・の間に配設された管路が形成される。
なお、固化層10の上面から突出していた各管体1A、1C、・・・の分岐管24cは、管体の接続完了後にその周囲を掘削し、延出管241を支管240から外して撤去される。
延出管241の撤去後は、支管240の上端面に蓋(図示せず)をして再び掘削部分を埋め戻すようになっている。
このように構成された本発明は、本管部2の壁面2aに設けられた分岐管24cを介して管路内の泥水9を吸引するので、管路の全長が長い場合でも、吸引ホース24bと閉塞装置24aの接続を延長することなく、各管体1A,1Cに設けられた分岐管24cによってその分岐管24cの上端付近の地上に備える吸引ポンプ24と閉塞装置24aとを接続することができる。
これにより、充分な吸引力で管体内の泥水9を吸引して管体を引き寄せることができるので、管体を良好に接続することができる。
また、分岐管24cを管体1A,1Cの壁面2aに設けられる支管240と泥水9上に上端が突出する延出管241とに分割して、この分割された管240、241同士が管軸方向で接触する部分に着脱可能なフランジ部240a、241aを備えることにより、管体接続後にフランジ部240aとフランジ部241aの固定を取り外して延出管241を取り除くことができる。
これにより、管体接続後に泥水9を固化した上で行われる住宅の建設や道路工事などの施工を延出管241の突出部分に邪魔されずに行うことができる。
また、仮に延出管241を取り除かずに放置して泥水9を固化した際には、その固化層に加わる地震などの外力が延出管241にも作用することになるが、延出管241を取り除いて、支管240に加わる外力を最小限にすることで、支管240と管体1A、1C、・・・の接続部分が破損して管体1A、1C、・・・から水漏れが生じることを防止することができる。
以上、図面を参照して、本発明の最良の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態では、複層構造のFRPM管を使用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、FRP管、内周面をコーティングした管体、単一材料で成形されたものであってもよい。
また、前記実施の形態では、管体1A,1Cの壁面に設けられた分岐管24cに吸引ホース24bを挿通して泥水9を吸引する構成であるが、これに限定されるものではなく、分岐管24cを管体1A,1Cに設けずに、上端を泥水9上に突出させた吸引ホース24bを直接管体1A,1Cの挿通孔2bに挿通すると共に、その挿通孔2bと吸引ホース24bとの間にシール材等を設けて防水性を確保し、吸引ホース24bを閉塞装置24aに接続することにより吸引させることもできる。
さらに、前記実施の形態では、分岐管24cを支管240と延出管241とに分割したが、これに限定されるものではなく、支管240と延出管241とを一体化して分岐管を一本の管としてもよい。尚、この場合には、分岐管の上端が泥水9上に突出することになるので、住宅の建設や道路工事などの施工の邪魔になる場合は現地にて切断加工すればよい。
また、前記実施の形態では、管体の接続完了後に分岐管24cの延出管241を取り除いたが、これに限定されるものではなく、管体1A,1Cに設けられた支管240を管体1A,1Cから容易に着脱可能にすることができるならこの延出管241と併せて支管240を管体の接続完了後に取り除いてもよい。
さらに、前記実施の形態では、分割された分岐管24cは、支管240と延出管241とが備えるフランジ部240a、241aを締結することによって接続されているが、これに限定されるものではなく、支管240と延出管241とにフランジ部240a、241aを備えず、支管240と延出管241のどちらか一方の一端を他方の一端に捻じ込むような格好で接続してもよい。
本発明の最良の実施の形態の管体を接続する際の構成を示す概略図である。 管体に設けられた分岐管の構成を示す説明図である。 管体に設けられた分岐管に吸引ホースを挿通した際の構成を示す説明図である。 管体内に設置された閉塞装置の構成を示す概略図である。 管体の受口部と挿口部を接合した状態の断面図である。 管体の接続完了時における管路の構成を示す模式図である。
符号の説明
1A、1C 管体
2a 壁面
9 泥水(液体)
21 仮蓋(閉塞部材)
24 吸引ポンプ
24a 閉塞装置
24c 分岐管(延出部)
240 支管(延出部)
240a フランジ部(着脱手段)
241 延出管(延出部)
241a フランジ部(着脱手段)

Claims (4)

  1. 液体中に沈設され互いに連結される複数の管体のいずれかであって、
    該管体の管路内に吸引ポンプが接続される閉塞装置を配設し
    前記連結をさせようとする管体の管路を該閉塞装置により閉塞し、
    前記閉塞装置の前記吸引ポンプの接続側における管体の壁面に前記液体の液面上に上端が突出する中空の延出部を設け、
    前記連結をさせようとする管体の前記閉塞箇所からみて前記連結を行う端部側の管路内の液体を、前記延出部を介して吸引させることを特徴とする管体。
  2. 前記延出部は前記管体の壁面に固定される部分と前記液体の液面上に上端が突出する部分とに分割され、該分割された延出部のそれぞれが延出方向で接触する部分に着脱手段が備えられていることを特徴とする請求項1に記載の管体。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の管体を用いて液体中に吊り下げられた被連結管体を連結する管体の連結方法であって、前記延出部が設けられた管体側の管路を前記閉塞装置により閉塞すると共に一端を閉塞部材により閉塞した被連結管体の他端を前記管体側の一端に突き合わせて配置し、前記延出部を介して前記閉塞装置に接続した吸引ポンプにより前記被連結管体側の液体を吸引して前記被連結管体を引き寄せて連結することを特徴とする管体の接続方法。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の管体を間隔を置いて複数配設することにより形成されることを特徴する管路。
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