JP3681300B2 - 枝管の取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は枝管の取付構造に関し、詳しくは、地中に埋設されている既存の管路に枝管を接続するための取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
地中に埋設された既設の管路(埋設管)に新たな管路(枝管)を接続する方法として、特開平4−343998号公報等に記載された方法が知られている。この方法は、枝管より大径のパイプ(推進鋼管)を、埋設管の枝管接合部に向けて埋設管の近傍に至る所定の位置まで推進させ、該推進鋼管内の土砂を排出した後、推進鋼管内にホルソーを挿入して埋設管の周壁を穿孔することにより開口を形成し、次いでこの開口に枝管の先端部を挿入して接続し、最後に推進鋼管を抜取って枝管の外周部に土砂やモルタルを注入して固定するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の方法では、枝管にモルタル注入時の振動等の外力が加わると、開口の軸線と枝管の軸線とが狂いやすく、埋設管と枝管との間の密着性が十分に得られなくなるおそれがあった。
【0004】
そこで本発明は、枝管先端部を埋設管開口の所定位置に確実に取付けることができ、十分な密着性を得ることができる枝管の取付構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の枝管の取付構造は、埋設管の近傍にまで至る推進鋼管を通して穿孔した埋設管の開口に枝管を取付けるための構造において、前記枝管の先端に、先端部の外径が前記開口より僅かに小径に形成され、長さ方向中間部外周にフランジを有する接続用ソケットを装着し、該接続用ソケットの先端部に、筒状部の先端に埋設管外面に接着されるサドル部を有するサドル部材を遊嵌し、該サドル部材の筒状部の基部内周に設けた鍔部と前記フランジとを接続長さが調節可能な接続具で接続するとともに、前記接続用ソケットの先端部に、前記鍔部を前記フランジとの間で移動可能な状態で保持するフランジ付き短管を嵌着したことを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1乃至図3は、本発明の枝管の取付構造の一形態例を示すもので、図1は断面図、図2は分解斜視図、図3は接続具部分の断面図である。また、図4乃至図6は、枝管を取付ける手順を説明するための断面図であって、図4は推進鋼管を推進させてから枝管取付部の土砂を取除いた段階、図5は埋設管の周壁を穿孔している段階、図6は穿孔した開口に枝管先端の接続用ソケットを挿入する段階をそれぞれ示している。さらに、図7は枝管が偏心して取付けられた状態を示す断面図、図8はそのときの接続具部分の断面図である。
【0007】
まず、図1に示すように、埋設管10への枝管11の取付は、埋設管10の周壁所定位置に穿孔された開口12に対して、枝管11の先端に装着した接続用ソケット13の先端部を挿入することにより行われる。接続用ソケット13は、枝管11の先端が挿入される受口14と、内径が枝管11の内径と同一で、外径が開口12の内径より僅かに小径に形成された挿入管部15と、長さ方向中間部外周に設けられたフランジ16とを有している。
【0008】
また、接続用ソケット13の先端部、前記フランジ16より先端側には、枝管11を安定した状態で取付けるためのサドル部材17が遊嵌されており、さらに、該サドル部材17より先端側には、サドル部材17を保持するためのフランジ付き短管18が嵌着されている。
【0009】
サドル部材17は、挿入管部15より大径で、先端が拡径した円錐形の筒状部19と、該筒状部19の先端に設けられた湾曲板からなるサドル部20と、筒状部19の基部内周に設けられたリング状の鍔部21とを有しており、この鍔部21と前記接続用ソケット13のフランジ16とが、接続長さを調節可能な接続具22により4箇所で接続されている。
【0010】
接続具22は、長さ方向に凹凸形状を有する棒状連結部材23の一端に係止部24を設けたものであって、係止部24を鍔部21に設けた通孔25に挿入して係止させるとともに、上方に延出した棒状連結部材23をフランジ16の通孔26に嵌着したゴムブッシュ27内に挿通させている。ゴムブッシュ27内に挿通した棒状連結部材23は、該棒状連結部材23の凹凸形状とゴムブッシュ27の弾力とにより、所定の係合力で固定された状態となり、ある程度の力を加えることにより係合位置を変更できるように形成されている。すなわち、4箇所の棒状連結部材23とゴムブッシュ27とのそれぞれの係合位置を任意に設定することにより、接続用ソケット13に対するサドル部材17の角度を任意に調節することが可能となっている。
【0011】
また、フランジ付き短管18は、挿入管部15の外径に対応する内径の短管部28の先端に、前記鍔部21の内径より大きな外径を有する抜止め用フランジ29を設けたものであって、抜止め用フランジ29を先端に向けて短管部28の基端部を接続用ソケット13のフランジ16に当接させた状態で接続用ソケット13に嵌着することにより、フランジ16と抜止め用フランジ29との間に、サドル部材17の鍔部21を移動可能な状態で保持できるように形成されている。
【0012】
なお、枝管11を埋設管10に取付ける際には、挿入管部15の先端外周とサドル部20の先端面とにわたって接着剤30を盛り付けた状態で行われる。
【0013】
次に、上記取付構造により枝管11を埋設管10に取付ける手順を説明する。まず、図4に示すように、埋設管10の近傍まで枝管11より大径の推進鋼管31を推進させ、推進鋼管31内及び埋設管10の周囲の土砂を排出する。そして、推進鋼管31の先端周縁部と埋設管10の外周との間にセメントミルク32を充填する。
【0014】
次いで図5に示すように、推進鋼管31を通してホルソー33を挿入し、埋設管10の周壁を挿入管部15の外径よりわずかに大きな径で穿孔し、開口12を形成する。このとき、ホルソー33によって抜取られたコア34は、ホルソー33と共に抜取られる。
【0015】
そして、図6に示すように、接続する枝管11の先端に接続用ソケット13,サドル部材17及びフランジ付き短管18を所定の状態で装着し、さらに、所定の位置に接着剤30を盛り付けた状態で枝管11を推進鋼管31内に挿入していく。このとき、挿入管部15の先端は、抜取ったコア34の内周側形状に対応した湾曲形状に加工しておくことが好ましい。
【0016】
また、接着剤30を盛り付ける前に各部材を組付けた状態で枝管11を挿入し、サドル部20の先端面を埋設管10の外周面に押付けて接続用ソケット13に対するサドル部材17の傾斜角度を調節し、そのままの状態で抜取ってから接着剤30を盛り付けて再び挿入することにより、サドル部20の先端面を埋設管10の外面に密着させた状態で確実に取付けることができる。
【0017】
図6の状態から更に枝管11を挿入していくと、埋設管10の開口12内に挿入管部15の先端部が挿入され、サドル部20の先端面が埋設管10の外周面に当接した状態になる。これにより、接続用ソケット13の挿入管部15の先端外周が接着剤30を介して開口12内に固着され、サドル部材17のサドル部20が埋設管10の外周面に接着剤30を介して固着された状態になる。そして、接着剤30が十分に固化したら、推進鋼管31の内周面と枝管11の外周面との間にセメントミルクを充填することにより、埋設管10への枝管11の取付作業が終了する。
【0018】
さらに、図7に示すように、推進鋼管の位置ずれなどによって開口12が埋設管10の中心に対して偏心した位置に形成されたり、傾いて形成されても、前記コア34の形状に合わせて挿入管部15の先端を加工するとともに、前述のようにしてサドル部材17の傾動方向を設定しておくことにより、所定の接合状態で埋設管10に枝管11を取付けることができる。このようにサドル部材17を傾斜させて組付ける場合、傾斜方向下側となる部分の接続具22では、図8に示すように、棒状連結部材23の上部がゴムブッシュ27に係合した状態となってサドル部材17が保持された状態になる。
【0019】
なお、接着剤30には、硬化時間等を考慮すると、エポキシ系接着剤を使用することが望ましい。また、接続用ソケット13の受口14と枝管11の先端との間は、通常の配管の接続と同じように接着剤等を用いて固定しておけばよい。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の枝管の取付構造によれば、埋設管に形成した開口の所定位置に枝管先端部を確実に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の枝管の取付構造の一形態例を示す断面図である。
【図2】 分解斜視図である。
【図3】 接続具部分の断面図である。
【図4】 推進鋼管を推進させてから枝管取付部の土砂を取除いた段階を示す断面図である。
【図5】 埋設管の周壁を穿孔している段階を示す断面図である。
【図6】 穿孔した開口に枝管先端の接続用ソケットを挿入する段階を示す断面図である。
【図7】 枝管が偏心して取付けられた状態を示す断面図である。
【図8】 図7の状態における接続具部分の断面図である。
【符号の説明】
10…埋設管、11…枝管、12…開口、13…接続用ソケット、14…受口、15…挿入管部、16…フランジ、17…サドル部材、18…フランジ付き短管、19…筒状部、20…サドル部、21…鍔部、22…接続具、23…棒状連結部材、24…係止部、25,26…通孔、27…ゴムブッシュ、28…短管部、29…抜止め用フランジ、30…接着剤、31…推進鋼管、32…セメントミルク、33…ホルソー、34…コア

Claims (1)

  1. 埋設管の近傍にまで至る推進鋼管を通して穿孔した埋設管の開口に枝管を取付けるための構造において、前記枝管の先端に、先端部の外径が前記開口より僅かに小径に形成され、長さ方向中間部外周にフランジを有する接続用ソケットを装着し、該接続用ソケットの先端部に、筒状部の先端に埋設管外面に接着されるサドル部を有するサドル部材を遊嵌し、該サドル部材の筒状部の基部内周に設けた鍔部と前記フランジとを接続長さが調節可能な接続具で接続するとともに、前記接続用ソケットの先端部に、前記鍔部を前記フランジとの間で移動可能な状態で保持するフランジ付き短管を嵌着したことを特徴とする枝管の取付構造。
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