JPH0448103Y2 - - Google Patents

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JPH0448103Y2
JPH0448103Y2 JP1988038537U JP3853788U JPH0448103Y2 JP H0448103 Y2 JPH0448103 Y2 JP H0448103Y2 JP 1988038537 U JP1988038537 U JP 1988038537U JP 3853788 U JP3853788 U JP 3853788U JP H0448103 Y2 JPH0448103 Y2 JP H0448103Y2
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conduit
resin pipe
pipe
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resin
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、地中に配電用ケーブルを埋設する
際に使用されるコンクリート製管路材に関するも
のであり、特に、管路材の一端部に樹脂管を突出
させて、他の異種管を接続できるようにしたコン
クリート製管路材の改良に関するものである。
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来、地中に配電用ケーブルを埋設するに当つ
ては、一般的にはパイプ等の管路材を埋設し、こ
の管路材の中に配電用ケーブルを挿通していた。
そして、近年は別紙添付の第5図に示すようなコ
ンクリート製の多孔管1が管路材として多様され
ている。この多孔管1には数個の孔2,2……が
貫通して設けられ、且つ、中央部にロツド挿通孔
3を設けてある。そして、複数の多孔管1,1…
…を接続するに当つては、第6図に示すように
夫々の端部の孔2,2……が合致するように合接
し、前記ロツド挿通孔3へロツド4を挿通して、
ボルト或はナツト等で緊締していた。 前述した従来の多孔管1は、同一種類の多孔管
同志は接続可能であるが、ボルト締めの作業が面
倒であり相当の時間を要していた。又、鋼管や樹
脂管等の異種管との接続は不可能であり、現場で
の適合性に欠けるという欠陥がある。而して、該
欠陥を克服できるものとして実公昭55−35882号
広報に開示されている電力ケーブル布設用地中管
路が知られている。 而して、該広報記載のものは、管路ブロツクの
長手方向に上下二段に電力ケーブルの挿通孔が設
けられ、そして、該挿通孔の一端に可撓鋼管の端
部が埋込まれて一体的に形成されている。そこ
で、該可撓鋼管は可撓性であるため、該可撓鋼管
を介して異種管等と接続することもできるのであ
るが、該管路ブロツクをコンクリートにて一体成
形するとき、上下二段の電力ケーブル挿通孔を成
形するための中型枠機構及び可撓鋼管の端部を該
挿通孔端部に埋込むための固定具並びに端部のオ
ス・メス部等を成形するための左右型枠、並びに
上下型枠等の極めて複雑な型枠を必要として成形
作業に難点を有し、且つ、離型作業も面倒であ
る。そこで、管路材を簡単に成形すると共に、樹
脂管の取付けも容易確実にするために解決せらる
べき技術的課題が生じてくるのであり、本考案は
該課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために提案せら
れたものであり、地中配電用ケーブルの管路材の
一端部に樹脂管の一端部を接着して埋設し、該樹
脂管の他端部を管路材から突出させ、該樹脂管に
継手を介して他の異種管を接続可能に形成したコ
ンクリート製管路材に於て、前記樹脂管の表面に
砂粒を付着させて該樹脂管の表面に塗布せられる
接着剤の塗布及び喰付きが良好になるように構成
され、且つ、前記管路材は管路の中心より二つ割
状に形成された上部材と下部材とから成り、且
つ、該上部材及び下部材の合接面には、該上部材
及び下部材を合接したとき、前記管路が形成され
る凹溝を対峙して設け、更に、該凹溝の両端部近
傍を膨拡して取付部を形成し、更に、下部材の一
方の取付部に接着剤を塗布し、ここに、前記表面
に砂粒を付着させた樹脂管の一端部を嵌合させて
接着し、更に、該樹脂管を接着した下部材に上部
材を合接して前記管路を形成せしめ、該上部材及
び下部材の両端部近傍であつて、前記管路を避け
た位置に上下にボルト孔を貫設し、該ボルト孔に
ボルトを挿通して上部材及び下部材を該ボルトに
てき緊締して一体的に形成して成るコンクリート
製管路材を提供するものである。
【作用】
管路材は管路の中心より二つ割状に形成された
上部材と下部材とから成り、且つ、該上部材及び
下部材の合接面には同一形状の凹溝が対峙して設
けられるのであるから、該管路材を成形するため
の型枠は上下型枠にて容易に成形できる。 又、該管路の端部は拡大されて取付部が形成さ
れているため、上部材と下部材とを離した状態で
下部材の取付部に接着剤を塗布し、そして、表面
に砂粒を付着させた樹脂管の端部を該取付部に嵌
合し、そして上部材を合接すれば、該樹脂管の埋
込み深さも該取付部によつて決定されると共に、
前記砂粒によつて前記接着剤の樹脂管への塗布及
び喰付きが良好となつて、該樹脂管は前記取付部
に強固に埋込まれることになる。又、配電用ケー
ブルを管路に挿通する作業も、前記樹脂管は前記
取付部に嵌合された状態で取付けてあるため該配
電用ケーブルの先端部が該樹脂管に引掛すること
はなく、円滑に挿入できる。 又、必要により、上部材を合接しない前に該配
電用ケーブルを下部材の凹溝に上から入れ、そし
て、上部材を合接することもできる。更に、上部
材と下部材とは両端部近傍であつて該管路を避け
た位置に設けられたボルト孔にボルトを挿通して
緊締されるので、上部材と下部材との合接も容易
である。斯くの如くして合接された上部材と下部
材とによつて形成される前記取付部に他の管路材
に突設した樹脂管を嵌合するときは、該樹脂管の
表面の砂粒上に接着剤を塗布し、そして、該取付
部に挿入するたけで該樹脂管の嵌入深さも定ま
り、且つ、該砂粒によつて接着剤の塗布と喰込み
が良好となり、接着効果が増大する。
【実施例】
以下、この考案の一実施例を別紙添付図面に従
つて詳述する。第1図及び第2図は管路材10を
示したもので、コンクリート製の該管路材10は
上下に二つ割され、上部材11と下部材12とに
よつて構成される。而して、第3図に示す如く、
下部材12の上面には敵宜数の凹溝13,13…
…が平行に穿設されており、この凹溝13,13
……の両端部近傍を膨拡して取付部14,14…
…を設けてある。又、図示はしないが前記上部材
11の下面も全く同様に形成されている。そし
て、下部材12の一端部側の取付部14,14…
…に接着剤を塗布し、表面に砂粒を付着させた樹
脂管15,15……の一端部15a,15a……
を該取付部14,14……へ接着する。然る後、
この下部材12の上面へ、夫々の凹溝13,13
……が合致するように前記上部材11の下面を合
接して、第1図及び第2図に示すような管路1
6,16……を形成する。更に、管路材10の両
端部近傍であつて前記管路16,16……を避け
た位置へボルト17,17を挿通し、該ボルト1
7,17を緊締して上部材11及び下部材12を
結合する。 斯くして、コンクリート製の管路材10が形成
され、地中に配電用ケーブルを配設する際は、該
管路材10の管路16,16……内に配電用ケー
ブル(図示せず)を挿通して埋設する。而して、
該配電用ケーブルを該管路16,16……に挿通
するとき、該配電用ケーブルの先端部が管路材1
0の一端部に埋設して一体的に接合されている樹
脂管15,15……の端部に引掛することがな
く、該配電用ケーブルの挿入操作も容易となる。
又、複数個の管路材10,10……を接続するに
は、管路材10の一端部に突出されている前記樹
脂管15,15……の他端部15b,15bへ接
着剤を塗布し、他の管路材10の他端部に設けら
れた取付部14,14……へ前記樹脂管15,1
5……を嵌入して接続する。又、ヒユーム管や鋼
管等の異種管を接続するに当つては、先ず、前記
樹脂管15,15……の他端部15b,15b…
…へ接着剤を塗布し、継手18の一方の挿入口1
8aを嵌着する。そして、異種管19の先端部に
接着剤を塗布し、該継手18の他方の挿入口18
bへ嵌入して異種管19を接続する。この継手1
8は異種管19の口径によつて、挿入口18aと
18bとの口径を異にして形成してもよい。 而して、本実施例に於ては、前記管路材10の
管路16,16……の一端部に樹脂管15を接着
して埋設してあるため、該樹脂管15に継手18
を嵌着すれば他の異種管19を容易に接続するこ
とができる。前記管路16の端部は膨拡されて取
付部14となつており、樹脂管15の取付の位置
決めが容易であり、且つ、同一の管路材10,1
0同志の接続の際には、前記取付部14と管路1
6との段部14bが樹脂管15の他端部15bの
嵌入のストツパとなつて作業を迅速に行うことが
できる。又、該樹脂管15の表面には砂粒を付着
させて微細な凹凸が生じ、接着剤の喰付きが良好
となつて該樹脂管15を確実に接着できる。そし
て、前記異種管19の先端部を折曲するか、或い
は曲り継手を使用すれば曲線部の接合も可能とな
る。
【考案の効果】
管路材は管路の中心部より二つ割状に形成され
た上部材と下部材とから成るので、該管路材の成
形は上下の型枠で簡単に成形できる。更に、上部
材と下部材とは全く同形状となるため、異つた型
枠を用いる必要もないので成形上極めて作業性が
良好であつてコストも低廉である。 又、上記上部材及び下部材に設けた凹溝は該上
部材及び下部材を合接するとき管路が形成できる
のであるが、該管路の端部近傍は上部材及び下部
材の双方に膨拡された取付部が形成されているた
め、該取付部に樹脂管を嵌入して取付けるとき、
該樹脂管の位置決め及び挿入深さが決定されると
共に、該樹脂管の表面には砂粒が付着されている
ため、該樹脂管の表面に微細な凹凸ができ、依つ
て、該樹脂管の表面に塗布される接着剤の喰付き
も良好となり、該樹脂管を前記取付部に埋設する
とき、或いは該樹脂管に異種管を接合するような
ときに於ても、該樹脂管を強固に結合できる。更
に、上部材及び下部材の両端部近傍であつて、前
記管路を避けた位置の上下を貫通してボルトの挿
通孔が開穿されており、ここにボルトを挿入して
上部材及び下部材を一体的に結合するのであるか
ら組立ても極めて容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示した
ものである。第1図は管路材の一部切欠斜面図、
第2図は同一部切欠縦断側面図、第3図は下部材
の一部切欠斜面図、第4図は管路材と異種管を接
続した状態を示す一部切欠縦断側面図である。第
5図及び第6図は従来例を示したものであり、第
5図は多孔管の正面図、第6図は複数の多孔管を
接続した状態を示す斜面図である。 10……管路材、11……上部材、12……下
部材、15……樹脂管、15a……一端部、15
b……他端部、16……管路、18……継手、1
9……異種管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 地中配電用ケーブルの管路材の一端部に樹脂管
    の一端部を接着して埋設し、該樹脂管の他端部を
    管路材から突出させ、該樹脂管に継手を介して他
    の異種管を接続可能に形成したコンクリート製管
    路材に於て、前記樹脂管の表面に砂粒を付着させ
    て該樹脂管の表面に塗布せられる接着剤の塗布及
    び喰付きが良好になるように構成され、且つ、前
    記管路材は管路の中心より二つ割状に形成された
    上部材と下部材とから成り、且つ、該上部材及び
    下部材の合接面には、該上部材及び下部材を合接
    したとき、前記管路が形成される凹溝を対峙して
    設け、更に、該凹溝の両端部近傍を膨拡して取付
    部を形成し、更に、下部材の一方の取付部に接着
    材を塗布し、ここに、前記表面に砂粒を付着させ
    た樹脂管の一端部を嵌合させて接着し、更に、該
    樹脂管を接着した下部材に上部材を合接して前記
    管路を形成せしめ、該上部材及び下部材の両端部
    近傍であつて、前記管路を避けた位置に上下にボ
    ルト孔を貫設し、該ボルト孔にボルトを挿通して
    上部材及び下部材を該ボルトにて緊締して一体的
    に形成して成るコンクリート製管路材。
JP1988038537U 1988-03-24 1988-03-24 Expired JPH0448103Y2 (ja)

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JPH01143239U JPH01143239U (ja) 1989-10-02
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5535882U (ja) * 1978-08-31 1980-03-07

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5535882U (ja) * 1978-08-31 1980-03-07

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JPH01143239U (ja) 1989-10-02

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