JPH028154Y2 - - Google Patents

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JPH028154Y2
JPH028154Y2 JP12416084U JP12416084U JPH028154Y2 JP H028154 Y2 JPH028154 Y2 JP H028154Y2 JP 12416084 U JP12416084 U JP 12416084U JP 12416084 U JP12416084 U JP 12416084U JP H028154 Y2 JPH028154 Y2 JP H028154Y2
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JP
Japan
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pipe
diameter
synthetic resin
inner tube
pipes
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JP12416084U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電線、電話線等を地中に埋設するのに
適した埋設管用管継手に関する。
(従来の技術) 近時電線等はコンクリート管、ヒユーム管、鋼
管等が地中に埋設され、これに挿通されて配設工
事されることが多くなつている。そしてこれらの
管に代えて合成樹脂管を使用することも広まつて
きた。しかしコンクリート管、ヒユーム管、鋼管
は重量が大きく、運搬に人手を必要とし、鋼管は
地中で腐食を来すおそれがあるので、徐々に合成
樹脂管が使用されるようになつてきた。
そして電線管用の管継手として、両端部に略同
径の差し込み部が形成されているものが存する
(例えば実公昭52−47759号公報参照)。
(考案が解決しようとする問題点) しかし合成樹脂管の使用も一気に配管全体に及
ぶのではなく、部分的に合成樹脂管への切り換え
が行われているのが実情である。従つてこの場合
にはコンクリート管、ヒユーム管、鋼管等と合成
樹脂管との接続部が生じることになる。
ところが、これらの管径は相違するのが普通で
あり、接続部には両端部の管径が異なる合成樹脂
管継手を使用することが多い。しかし規格に合う
径の合成樹脂管を接続しようとすれば、合成樹脂
管継手の管端部の内径を調整する必要がある。こ
のため従来は第3図に示すように合成樹脂管継手
本体1′の一端部の内面に別途に形成した内管
2′を嵌合し、管径を接続に適合するものとなし
ている。しかしながら寒冷時には管継手本体1′
の径が縮小しやすく、縮径により内管2′を嵌合
し接着した際に強い応力を受け内管2′の内径が
規格外となつてしまうおそれがあつた。
この考案は上記の欠点を解消し、寒冷時に管継
手本体1′の径が縮小した場合でも、内管2′を嵌
合し接着した際に強い応力を受けて内管2′の内
径が規格外となつてしまうことがない埋設管用管
継手を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、合成樹脂管継手本体1の中央部から
一方の側に形成される管端部2が他方の側に形成
される管端部3よりも大径とされ、大径側の管端
部2に内管5が嵌合接着され、内管5には奥端部
の内周に突縁6が形成されており、奥端部の外周
縁に切り欠き部7が形成されている、埋設管用管
継手に関する。
次の本考案埋設管用管継手の一例を図面を参照
しながら説明する。
1は管継手本体であり、中央部4から一方の側
に形成される管端部2の管径が他方の側に形成さ
れる管端部3の管径よりも大径とされており、中
央部4は大径側の管端部2側にかなり急テーパー
状に拡径されている。管端部2,3自体はいずれ
も緩やかなテーパー状に拡径されている。
5は内管であり、大径側の管端部2に嵌合接着
される。内管5には奥端部の内周に突縁6が形成
され、例えば合成樹脂管11が挿設された際にそ
の端部が突縁6に当接して係止される。7は内管
5の奥端部の外周縁に形成される切り欠き部であ
り、切り欠き部7は第1図におけるように段状に
切り欠かれていても良いし、第2図におけるよう
にテーパー状に切り欠かれていても良い。
中央部4の内側には、中央部4のテーパー部に
合致する拡径環8が嵌込まれている。拡径環8の
一端部は内管5の突縁6に当接し、また他端部は
管継手本体1の管端部3側に挿設される例えば鋼
管12の差し込み端の働きをもつ。
このようにして、例えば既設の鋼管12と新設
の合成樹脂管11が接続され、鋼管12、合成樹
脂管11内に電線等が配設される。
(作用) 内管5が管継手本体1に嵌合接着されることに
より、管継手本体1の管端部2の内径が、これに
接続される規格寸法の管体、例えば合成樹脂管1
1の挿設に際し寸法が合わない場合に、合成樹脂
管11の外径に適合するように調整することがで
きる。
そして内管5の奥端部の外周縁に切り欠き部7
が形成されるのは次の理由による。
即ち冬期気温の低下に伴い、管継手本体1の管
端部2の縮径を生じることがある。この場合、管
端部2に内管5を嵌合接着するに際し、縮径によ
り大きな応力を受け、歪を生じ合成樹脂管11を
挿設するための規格寸法に適合しなくなるおそれ
がある。そして管端部2はゆるやかなテーパー状
に形成されているため内管5の奥端部において応
力の程度は極めて大きなものとなる。しかしなが
ら、内管5の奥端部の外周縁に切り欠き部7が形
成されていると、管端部2に内管5が強い力をう
けて当接するのが緩和され、内管5の歪が避けら
れる。
(考案の効果) 本考案によると、冬期気温の低下に伴い、管継
手本体1の管端部2の縮径を生じた場合にも、内
管5の奥端部の外周縁に切り欠き部7が形成され
ているため、管端部2に内管5を嵌合接着するに
際し、管端部2に内管5が強い力をうけて当接す
るのが緩和され、内管5の歪が避けられる。そし
て歪により合成樹脂管11を挿設するための規格
寸法に適合しなくなることがないものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案埋設管用管継手の一例を示す断
面図、第2図は内管の別例を示す断面図、第3図
は従来の埋設管用管継手の一例を示す断面図であ
る。 1……管継手本体、2,3……管端部、4……
中間部、5……内管、6……突縁、7……切り欠
き部、8……拡径環、11……合成樹脂管、12
……鋼管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂管継手本体1の中央部から一方の側に
    形成される管端部2が他方の側に形成される管端
    部3よりも大径とされ、大径側の管端部2に内管
    5が嵌合接着され、内管5には奥端部の内周に突
    縁6が形成されており、奥端部の外周縁に切り欠
    き部7が形成されている、埋設管用管継手。
JP12416084U 1984-08-14 1984-08-14 埋設管用管継手 Granted JPS6138389U (ja)

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JP12416084U JPS6138389U (ja) 1984-08-14 1984-08-14 埋設管用管継手

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JP12416084U JPS6138389U (ja) 1984-08-14 1984-08-14 埋設管用管継手

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JPS6138389U JPS6138389U (ja) 1986-03-10
JPH028154Y2 true JPH028154Y2 (ja) 1990-02-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0735185Y2 (ja) * 1990-02-28 1995-08-09 積水化学工業株式会社 合成樹脂管の受口部構造
JP6207624B2 (ja) * 2013-10-29 2017-10-04 三菱電機株式会社 熱交換器、及び、空気調和装置

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JPS6138389U (ja) 1986-03-10

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