JPH0227750Y2 - - Google Patents

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JPH0227750Y2
JPH0227750Y2 JP1984135616U JP13561684U JPH0227750Y2 JP H0227750 Y2 JPH0227750 Y2 JP H0227750Y2 JP 1984135616 U JP1984135616 U JP 1984135616U JP 13561684 U JP13561684 U JP 13561684U JP H0227750 Y2 JPH0227750 Y2 JP H0227750Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案のメカニカル型管継手部における離脱防
止押輪は、例えば地中に埋設する水道管同士を確
実に連結して、継手部分の水密性を保持すると共
に、同押輪を連結管に確実に固定できるようにす
るものである。
(従来技術) 水道管同士を連結するには従来は第9図に示す
ように、一方の連結管Aの差口部Bに押輪C、ゴ
ム製の防水リングDを破嵌しておき、この差口部
Bを他方の受口管Eの受口部Fに挿入し、押輪C
と受口部FのフランジGとをボルトHとナツトI
とで連結して、押輪Cの突出部Jによりゴム製の
防水リングDを受口部Fに押込んで水密性を保持
するようにしている。
この場合、従来は押輪Cを連結管Aに固定する
ため、例えば第9図に示すように押輪Cに形成さ
れている差込部Kに押ボルトLを斜めにねじ込ん
でその先端を連結管Aの差口部Bに直接押圧して
いる。
また第10図に示すように、押輪Cに形成され
ている差込部Kに押ボルトLをねじ込んでその先
端でコマMを押しつけ、コマMにより連結管Aの
差口部Bを押圧するようにしたものもある。
(考案が解決しようとする課題) 第9図の押輪は次のような問題がある。
イ 連結管Aを押ボルトLの先端で直接押すもの
であるため押圧力が弱い。
ロ 押ボルトLの先端で直接連結管Aを押しつけ
るものであるため、押ボルトLを強く締付ける
と連結管Aの押圧部分に集中的に力が加わつて
連結管Aがいたむ。
ハ 押ボルトLを斜めにねじ込むだけであるため
押ボルトLが振動や衝撃により緩みやすい。
第10図の押輪は押ボルトLによりコマMを押
圧するものであるため、第9図のものよりは押圧
力が強く、振動や衝撃によつても緩みにくいとい
う特徴はあるが、コマMの連結管Aに押当する押
当面Nが第11図に示すように平坦であるため、
コマMの幅を同図に仮想線で示すように広くする
とコマMの幅方向両端部Ma,Mbが連結管Aの
外周面に密接しなくなる。そのためコマMの幅は
連結管Aに密接する長さに限定され、結局は幅の
短かいものになつてしまい、幅が短かいとどうし
ても押圧力が弱くなるという問題がある。
(考案の目的) 本考案の目的はコマを連結管の外周面に合わせ
て湾曲させることにより、押輪を連結管へ確実に
固定できるようにしたメカニカル型管継手部にお
ける離脱防止押輪を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案のメカニカル型管継手部における離脱防
止押輪は、連結管Aの外周に被嵌固定する押輪本
体6と、押ボルト5と、コマ1とから構成され、、
押輪本体6には収納部11が同本体6と一体に形
成され、同収納部11には押輪本体6の表面30
と裏面31方向に貫通する押ボルト挿入孔12
と、この押ボルト挿入孔12から連結管A側に開
口するコマ孔13とが形成され、同押ボルト挿入
孔12の押圧面15は押輪本体6の表面30側か
ら裏面31側に向けて次第に広くなるテーパに成
形され、前記押ボルト5はコマ押圧部16の先に
ボルト17が一体に形成され、同コマ押圧部16
のうち前記押圧面15により押圧される受面14
は同押圧面15のテーパに合せてテーパに形成さ
れ、この押ボルト5のうちコマ1に押当する当接
面20は、コマ1が連結管Aの外周面に対して直
角方向に押圧されるように連結管Aの軸方向に平
行な平面に形成され、前記押ボルト挿入孔12は
押ボルト5より大き目に形成されて、同押ボルト
5に螺合されたナツト19が締付けられると同押
ボルト5が押輪本体6の表面30側に引寄せられ
ると共に前記押圧面15によりコマ孔13内のコ
マ1側に押圧されて同方向に移動し、これにより
同コマ1が連結管Aの外周面に対して直角方向に
押圧されるようにした押輪において、コマ1の連
結管Aに押当する押当部2が連結管Aの外周面の
曲面に合わせて湾されてなるものである。
(作用) 本考案の離脱防止押輪を使用するには例えば第
5図に示すように、予め押ボルト挿入孔12に押
ボルト5を挿入し、コマ孔13内にコマ1を挿入
し、コマ1をセロテープ18等で仮止めしてお
く。
この状態で第3図のように連結管Aの差口部B
に押輪本体6、ゴム製の防水リングDを被嵌し、
差口部Bを他方の受口管Eの受口部Fに挿入し、
押輪本体6の連結ボルト挿入孔10(第2図)と
受口管EのフランジGのボルト孔に連結ボルトH
を通し、このボルトHを図示しないナツトにより
締付けて連結管Aと受口管Eとを連結する。この
場合、押輪本体6の押込み部9により防水リング
Dが受口部F内に押込まれる。
次に押ボルト5に螺合されているナツト19を
締付けると、押ボルト5が押輪本体6の表面30
側(第4図の矢印X方向)に引寄せられる。この
とき押ボルト5の受面14が押ボルト挿入孔12
の押圧面15によりコマ孔13方向に押されて同
押ボルト5が同方向に移動し、この移動する押ボ
ルト5の当接面20によりコマ1の受面3bが押
圧され、同コマ1が押輪本体6の内側(連結管A
方向)に押されてコマ孔13から連結管A側に押
し出され、コマ1の押当部2が連結管Aの差口部
Bの外周面に対して直角に押当する。
この場合、第1図ハのようにコマ1の押当部2
及び同押当部2の突条4a,4bが連結管Aの外
周面に対応して湾曲されているため、押当部2及
び突条4a,4bが差口部Bの外周面に密接し、
またコマ1の受部3bが押ボルト5の当接面20
に押当する、この結果、コマ1は連結管Aの外周
面と押ボルト5とに三点接触の状態になり、押輪
本体6が連結管Aに強固に固定される。
第3図の状態で連結管Aが水圧により第4図の
矢印X方向に押されて少しでも動くと、コマ1が
同図に示すように一方の突条4bを支点として同
図の矢印Y方向(左上方)に回動する。これによ
り同突条4bが連結管Aの差口部Bに食込むため
連結管Aがそれ以上矢印X方向に抜けない。
(実施例) 本考案の離脱防止押輪のコマ1は第1図に示す
ように、連結管Aに押当する押当部2が連結管A
の外周面の曲面に合わせて湾曲されている。この
コマ1は上面の左半分3aが下りテーパに形成さ
れ、右半分の受部3bが水平に形成されている。
更に押当部2の両端に先細りの突条4a,4b
が形成され、その突条4a,4bも連結管Aの外
周面の曲面に合わせて湾曲されている。
第2図以下の6は押輪本体であり、中央部に連
結管Aの差口部Bを挿入する貫通孔7が形成さ
れ、貫通孔7の外側の環状外周部8の裏側内周面
に押込み突子9が環状に形成され、環状外周部8
に全周に連結ボルト挿入孔10が形成され、更に
同挿入孔10間に押ボルト5とコマ1とを収納す
る収納部11が形成されている。
収納部11は第2図に明示されているように、
環状外周部8から押込み突子9と反対側(表面3
0側)に突出されている。この収納部11には連
結管Aの挿入方向に貫通する押ボルト挿入孔12
と、同挿入孔12から貫通孔7側に開口するコマ
孔13とが形成されている。
押ボルト挿入孔12には第3図、第4図に明示
されているように、押ボルト5の受面14を押圧
する押圧面15が形成されており、この押圧面1
5と同押圧面15に連接する両側面とが、押輪本
体6の表面30側から裏面31側に向けて次第に
広くなるテーパに成形されている。しかも押ボル
ト挿入孔12は押ボルト5の外形よりも大き目に
形成されて、押ボルト5に螺合されているナツト
19を締付けると、押ボルト5が押輪本体6の表
面30側(第4図の矢印X方向)に引寄せられる
と同時に押ボルト5の受面14が前記押圧面15
によりコマ孔13方向に押されて、押ボルト5が
同方向に移動されるようにしてある。
なお押圧面12に連接する前記両側面は必ずし
もテーパにしなくともよい。
前記押ボルト5は第6図に明示するように、、
方形状のコマ押圧部16の先にボルト17が一体
に成形されて突設されており、コマ押圧部16の
受面14が押ボルト挿入孔12の押圧面15の傾
斜に合せてテーパに形成されている。
本考案のコマ1は第1図に示すものに限らず、
第7図に示すように押当部2に鋸歯状の突子22
を形成して滑りにくくしたものとか、第8図に示
すように二つのコマ1aと1bに分割し、そのう
ち下のコマ1aの押当部2を連結管Aの外周面の
曲面に合わせて湾曲させたものでもよい。
(考案の効果) (1) 本考案の離脱防止押輪はコマ1の押当部2が
連結管Aの差口部Bの外周面の曲面に沿つて湾
曲されているため次のような各種効果がある。
コマ1の押当部2が連結管Aの差口部Bの
外周面に密接するので、連結管Aへの押輪本
体1の押圧が安定する。
コマ1の押当部2を連結管Aの周方向に長
くしても同押当部2が差口部Bの外周面に沿
つて確実に密接するので、差口部Bへの押圧
が確実になる。また、差口部Bへの押当部2
の接触面積が大きくなるので押当部2の押圧
力が連結管Aに局部的に加わりにくくなり、
連結管Aのいたみが少ない。
コマ1による押圧が確実になるため、押ボ
ルト5に振動やその他の外圧が加わつても同
押ボルト5が緩みにくゝ、コマ1による連結
管Aへの押圧力が緩みにくい。
(2) 本考案の離脱防止押輪は押ボルト5により連
結管Aを直接押圧するものではなく、押ボルト
挿入孔12のテーパの押圧面15により押圧さ
れるコマ1を介して連結管Aを押圧するもので
あり、しかも押ボルト5に螺合されているナツ
ト19を締付けると押ボルト5が押輪本体6の
表面30側に引寄せられるだけでなく、コマ孔
13方向に移動するようにしてあるので、押ボ
ルト5によるコマ1の押圧力が特に強い。ちな
みに本考案の押輪の押圧力と、第9図の押輪の
押圧力とを比較したところ、本考案の押輪の押
圧力は第9図の押輪の押圧力の約4倍もあつ
た。従つて本考案では次のような効果もある。
連結管Aへのコマ1の押当を必要以上に強
くしなくとも十分に連結管Aを押圧すること
ができるので、連結管Aに無理な力が加わら
ず、連結管Aが歪んだり連結管Aに傷ついた
りしにくゝなり連結管Aのいたみが少なくな
る。
押ボルト一本当りの押圧力をそれほど強く
する必要がないので押ボルト5として径の細
いものを使用することができ、このようにす
れば押ボルト5の単価が安くなり経済的であ
ると共に軽量にもなる。
押ボルト5の数を少なくすることもでき、
このようにすればその分だけ収納部11の数
も少なくすることができるため押輪本体6が
安価になり、しかも軽量になり連結作業が容
易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のコマの一例を示すものであり
同図のイは斜視図、ロは正面図、ハは裏返しにし
た状態の斜視図、第2図は本考案における押輪本
体6の一例を示すものでイは表側斜視図、ロは裏
側斜視図、第3図〜第5図は本考案のコマの使用
状態を示す上半分の縦断側面図、第6図イは押ボ
ルトの側面図、同図ロは押ボルトの背面図、第7
図は本考案のコマの他例を示す斜視図、第8図は
他のコマの使用例を示す上半分の縦断側面図、第
9図は従来の押輪の使用説明図、第10図、第1
1図は従来のコマの使用説明図である。 1はコマ、2は押当部、5は押ボルト、6は押
輪本体、11は収納部、12は押ボルト挿入孔、
13はコマ孔、14は受面、15は押圧面、16
はコマ押圧部、17はボルト、19はナツト、2
0は当接面、30は押輪本体の表面、31は押輪
本体の裏面、Aは連結管、Bは差口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 連結管Aの外周に被嵌固定する押輪本体6と、
    押ボルト5と、コマ1とから構成され、押輪本体
    6には収納部11が同本体6と一体に形成され、
    同収納部11には押輪本体6の表面30と裏面3
    1方向に貫通する押ボルト挿入孔12と、この押
    ボルト挿入孔12から連結管A側に開口するコマ
    孔13とが形成され、同押ボルト挿入孔12の押
    圧面15は押輪本体6の表面30側から裏面31
    側に向けて次第に広くなるテーパに成形され、前
    記押ボルト5はコマ押圧部16の先にボルト17
    が一体に形成され、同コマ押圧部16のうち前記
    押圧面15により押圧される受面14は同押圧面
    15のテーパに合せてテーパに形成され、この押
    ボルト5のうちコマ1に押当する当接面20は、
    コマ1が連結管Aの外周面に対して直角方向に押
    圧されるように連結管Aの軸方向に平行な平面に
    形成され、前記押ボルト挿入孔12は押ボルト5
    より大き目に形成されて、同押ボルト5に螺合さ
    れたナツト19が締付けられると同押ボルト5が
    押輪本体6の表面30側に引寄せられると共に前
    記押圧面15によりコマ孔13内のコマ1側に押
    圧されて同方向に移動し、これにより同コマ1が
    連結管Aの外周面に対して直角方向に押圧される
    ようにした押輪において、コマ1の連結管Aに押
    当する押当部2が連結管Aの外周面の曲面に合わ
    せて湾曲されてなることを特徴とするメカニカル
    型管継手部における離脱防止押輪。
JP1984135616U 1984-09-06 1984-09-06 Expired JPH0227750Y2 (ja)

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JP1984135616U JPH0227750Y2 (ja) 1984-09-06 1984-09-06
US06/770,235 US4664426A (en) 1984-09-06 1985-08-28 Retainer ring for coupling together water supply pipes or the like
CA000489746A CA1262158A (en) 1984-09-06 1985-08-30 Retainer ring for coupling together water supply pipes or the like

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JPS6150883U JPS6150883U (ja) 1986-04-05
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5333927B2 (ja) * 1971-11-02 1978-09-18

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JPS6150883U (ja) 1986-04-05

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