JP3016933U - 管継手 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考察は固い金属管と柔軟性のあるゴム管を
容易に確実に接続しようとするものである。 【構成】本考察は継手本体１の一方の端部に金属管３を
挿入したスリーブ２をセットしユニオンナット６で締付
け、他方の端部にゴム管５を装着したホースエンド４を
セットしユニオンナット７で締付けることにより、金属
管３とゴム管５とを容易に確実に接続するものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、固い金属管と柔軟性のあるゴム管等を容易にしかも確実に接続する ための管継手に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

金属管とゴム管等を接続しようとするとき、ゴム管等を装着したホースエンド のもう一方の端部にオネジまたはメネジを切り、それに見合うネジを相手側の金 属管にも切り、これを互いにネジ込んで接続していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

ネジ込接続は、水洩れ等が起り易く、また、現場でネジ切作業等を行なうこと から作業時間がかかるなど、技術的経済的に問題があった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、円錐状のリングおよびホースエンドを継手本体にユニオンナットで 締付けて圧着せしめることによって、作業者の力量等に関係なく早く確実に作業 が行なえるようにしたものである。

【０００５】

【作用】

継手本体の一方の端部に金属管を挿入したスリーブをセットしユニオンナット で強く締付け、また、他方の端部にゴム管を装着したホースエンドを同じように 強く締付ける。これにより金属管側と継手本体とはスリーブを介して圧着され、 またゴム管側もホースエンドが継手本体に圧着されて密閉状態となる。

【０００６】

【実施例】

以下、図面に基づいて実施例を説明する。１は中空で両端の外面にオネジ１ａ ，１ｂを設けた継手本体、２は一方の端部を円錐状に成した筒状のスリーブ、３ は金属管、４は一方の端部を円錐状に成し他方の端部の外面に凹凸を設けた筒状 のホースエンド、５はゴム管、６，７はユニオンナットである。該継手本体１の 一方の端部に金属管３を挿入したスリーブ２をセットしユニオンナット６で締付 け、また、他方の端部にはゴム管５を装着したホースエンド４をセットしユニオ ンナット７で締付けてある。

【０００７】 本考案は上記のように構成されているので、ユニオンナット６を強く締付ける ことによってスリーブ２が継手本体１に押し付けられると同時に金属管３にも圧 着して密閉状態となる。また、ユニオンナット７を強く締付けることによってゴ ム管５を装着したホースエンド４が継手本体１に押し付けられて密閉状態となる 。従って金属管３とゴム管５は接続される。

【０００８】

【考案の効果】

以上述べたように、本考察による管継手は継手本体にユニオンナットで締付け るだけであるから作業者の力量に関係なく確実にしかも早く作業ができる。加え て必要に応じて配管の脱着も極めて容易に行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考察による管継手の実施例を示す縦断面図で
ある。

【符号の説明】

１ 継手本体 １ａ，１ｂ オネジ ２ スリーブ ３ 金属管 ４ ホースエンド ５ ゴム管 ６，７ ユニオンナット

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 継手本体の一方の端部に金属管を挿入し
   たスリーブをセットしユニオンナットで締付け、他方の
   端部にはゴム管を装着したホースエンドをセットしユニ
   オンナットで締付けるようにしたことを特徴とした管継
   手。