JP2520740Y2 - 角パイプ製ジブの連結構造 - Google Patents
角パイプ製ジブの連結構造Info
- Publication number
- JP2520740Y2 JP2520740Y2 JP1991097200U JP9720091U JP2520740Y2 JP 2520740 Y2 JP2520740 Y2 JP 2520740Y2 JP 1991097200 U JP1991097200 U JP 1991097200U JP 9720091 U JP9720091 U JP 9720091U JP 2520740 Y2 JP2520740 Y2 JP 2520740Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- connecting portion
- male
- lug
- jib
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Jib Cranes (AREA)
- Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は角パイプを素材としたジ
ブの連結構造に関するものである。
ブの連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5に示す如く、丸パイプaで構成した
ジブで、ピンbによってジブの継ぎ足しをするものが公
知である。又、図6に示すような角パイプc、もしくは
型鋼構造のジブで、ボルトdによって接続のものも公知
である。このようにボルトdによる接続では、数多くの
ボルトの締付け作業が必要である。これに対しピンbに
よる接続であればピン4本の取付のみで簡単である。し
たがって図5の丸パイプジブに比べ図6の角パイプもし
くわ型鋼ジブのジブ継ぎ足し作業は効率が悪いものであ
った。
ジブで、ピンbによってジブの継ぎ足しをするものが公
知である。又、図6に示すような角パイプc、もしくは
型鋼構造のジブで、ボルトdによって接続のものも公知
である。このようにボルトdによる接続では、数多くの
ボルトの締付け作業が必要である。これに対しピンbに
よる接続であればピン4本の取付のみで簡単である。し
たがって図5の丸パイプジブに比べ図6の角パイプもし
くわ型鋼ジブのジブ継ぎ足し作業は効率が悪いものであ
った。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】角パイプ製ジブのジブ
継ぎ足し作業を簡単にし、ジブ長さの変更を短時間で容
易に行なえるようにすることを目的とする。
継ぎ足し作業を簡単にし、ジブ長さの変更を短時間で容
易に行なえるようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 ジブを構成する角パイ
プの端に固着する接合ブロック6と、雄形コネクトラグ
2a及び雌形コネクトラグ2b及びピン3とからなり、
前記雄形コネクトラグ2aは接合ブロック6を嵌挿する
穴6aを片側に備えた本体部5を有し、該本体部5の穴
6aの反対側には穴6aと同心の連結部7を有し、該連
結部7にはこれと直交するピン挿入穴8を有しており、
前記雌形コネクトラグ2bは接合ブロック6を嵌挿する
穴6bを片側に備えた本体部9を有し、該本体部5の穴
6bの反対側には穴6bと同心の嵌入溝12を有する連
結部10を有し、該連結部10には該連結部10と直交
するピン挿入孔11を有しており、雄形コネクトラグ2
aの前記穴6aを接合ブロック6に対し挿入して固着
し、又雌形コネクトラグ2bの前記穴6bを別の接合ブ
ロック6に挿入して固着し、雌形コネクトラグ2bの連
結部10の嵌入溝12に雄形コネクトラグ2aの連結部
7を嵌入し、雄雌コネクトラグ2a,2bのピン挿入孔
8と11にピン3を通してこれを抜止めして連結するよ
うにした。
プの端に固着する接合ブロック6と、雄形コネクトラグ
2a及び雌形コネクトラグ2b及びピン3とからなり、
前記雄形コネクトラグ2aは接合ブロック6を嵌挿する
穴6aを片側に備えた本体部5を有し、該本体部5の穴
6aの反対側には穴6aと同心の連結部7を有し、該連
結部7にはこれと直交するピン挿入穴8を有しており、
前記雌形コネクトラグ2bは接合ブロック6を嵌挿する
穴6bを片側に備えた本体部9を有し、該本体部5の穴
6bの反対側には穴6bと同心の嵌入溝12を有する連
結部10を有し、該連結部10には該連結部10と直交
するピン挿入孔11を有しており、雄形コネクトラグ2
aの前記穴6aを接合ブロック6に対し挿入して固着
し、又雌形コネクトラグ2bの前記穴6bを別の接合ブ
ロック6に挿入して固着し、雌形コネクトラグ2bの連
結部10の嵌入溝12に雄形コネクトラグ2aの連結部
7を嵌入し、雄雌コネクトラグ2a,2bのピン挿入孔
8と11にピン3を通してこれを抜止めして連結するよ
うにした。
【0005】
【実施例】 図1は本考案に係るジブの接続部分を示
す。角パイプもしくわ型鋼(アングル,チャンネル,H
鋼等)で作られたジブ1の接続部に、図2及び図3の雄
形・雌形一対のコネクトラグ2a及び2bを固定する。
なお図の例では溶接4によりラグを固定しているが、ジ
ブ1に対するコネクトラグの固定方法は特にこれに限定
するものではない。例えば、ボルト固定のものが考えら
れる。すなわち、図示しないがコネクトラグにフランジ
を設け、これと対応するジブの角パイプ側に設けたフラ
ンジとをボルト締めする方法でもよい。
す。角パイプもしくわ型鋼(アングル,チャンネル,H
鋼等)で作られたジブ1の接続部に、図2及び図3の雄
形・雌形一対のコネクトラグ2a及び2bを固定する。
なお図の例では溶接4によりラグを固定しているが、ジ
ブ1に対するコネクトラグの固定方法は特にこれに限定
するものではない。例えば、ボルト固定のものが考えら
れる。すなわち、図示しないがコネクトラグにフランジ
を設け、これと対応するジブの角パイプ側に設けたフラ
ンジとをボルト締めする方法でもよい。
【0006】 図2と図3にコネクトラグの詳細を示
す。コネクトラグは鋳物、鍛造品もしくは鉄板溶接によ
り作られた雄形コネクトラグ2aと雌形コネクトラグ2
bとからなっている。
す。コネクトラグは鋳物、鍛造品もしくは鉄板溶接によ
り作られた雄形コネクトラグ2aと雌形コネクトラグ2
bとからなっている。
【0007】雄形コネクトラグ2aは本体部5にジブ1を
構成する角パイプの先端に固着した接合ブロック6を嵌
合する穴6aを有している。7はピン挿入孔8を有する断
面長方形をした連結部である。
構成する角パイプの先端に固着した接合ブロック6を嵌
合する穴6aを有している。7はピン挿入孔8を有する断
面長方形をした連結部である。
【0008】 図3に示す雌形コネクトラグ2bは雄形
コネクトラグ2aと同様、本体部9にジブ1を構成する
角パイプの先端に固着した接合ブロック6を嵌合する本
体部9と同心の穴6bを有している。10はピン挿入孔
11を有する連結部で、この連結部に雄形コネクトラグ
2a(図2)の断面長方形をした連結部7の嵌る本体部
9と同心の嵌入溝12を有している。
コネクトラグ2aと同様、本体部9にジブ1を構成する
角パイプの先端に固着した接合ブロック6を嵌合する本
体部9と同心の穴6bを有している。10はピン挿入孔
11を有する連結部で、この連結部に雄形コネクトラグ
2a(図2)の断面長方形をした連結部7の嵌る本体部
9と同心の嵌入溝12を有している。
【0009】角パイプ製のジブ1を連結するには、図4
に示す如く連結しようとする両方のジブのパイプ端に溶
接等で接合ブロック6を固着しておく。そしてこの接合
ブロック6に一方には雄形コネクトラグ2aの穴6aを、又
他方には雌形コネクトラグ2bの穴6bを嵌めて固着する。
に示す如く連結しようとする両方のジブのパイプ端に溶
接等で接合ブロック6を固着しておく。そしてこの接合
ブロック6に一方には雄形コネクトラグ2aの穴6aを、又
他方には雌形コネクトラグ2bの穴6bを嵌めて固着する。
【0010】次に雄形コネクトラグ2aの連結部7を雌形
コネクトラグ2bの嵌入溝12に嵌め、ピン3を挿入孔8
と11に挿入し、抜止めして完了である。
コネクトラグ2bの嵌入溝12に嵌め、ピン3を挿入孔8
と11に挿入し、抜止めして完了である。
【0011】
【効果】 角パイプ製のジブ端に接合ブロック6を介し
雄・雌形コネクトラグ2aと2bを夫々固着し、両者を
嵌め合せたのちピン3で連結できるようにした。これに
より角パイプ製ジブの継ぎ足しを容易かつ迅速に行える
ようになった。
雄・雌形コネクトラグ2aと2bを夫々固着し、両者を
嵌め合せたのちピン3で連結できるようにした。これに
より角パイプ製ジブの継ぎ足しを容易かつ迅速に行える
ようになった。
【図1】角パイプ製ジブの連結部を示す。
【図2】雄形コネクトラグを示し、図2(a)は一部断面
正面図、図2(b)は図1の下面図、図2(c)は図1の左
側面図。
正面図、図2(b)は図1の下面図、図2(c)は図1の左
側面図。
【図3】雌形コネグトラグを示し、図3(a)は一部断面
正面図、図3(b)は図3(a)の下面図、図3(c)は図3
(a)の左側面図。
正面図、図3(b)は図3(a)の下面図、図3(c)は図3
(a)の左側面図。
【図4】角パイプとコネクトラグの連結部詳細図。
【図5】公知丸パイプ製ジブの連結構造を示す。
【図6】公知角パイプ製ジブの連結構造。
1 ジブ 2 コネクトラグ 2a 雄形コネクトラグ 2b 雌形コネクトラ
グ 3 ピン 4 溶接 5 本体部 6 接合ブロック 6a,6b 穴 7 連結部 8 挿入孔 9 本体部 10 連結部 11 挿入孔 12 嵌入溝
グ 3 ピン 4 溶接 5 本体部 6 接合ブロック 6a,6b 穴 7 連結部 8 挿入孔 9 本体部 10 連結部 11 挿入孔 12 嵌入溝
Claims (1)
- 【請求項1】 ジブを構成する角パイプの端に固着する
接合ブロック(6)と、雄形コネクトラグ(2a)及び
雌形コネクトラグ(2b)及びピン(3)とからなり、 前記雄形コネクトラグ(2a)は接合ブロック(6)を
嵌挿する穴(6a)を片側に備えた本体部(5)を有
し、該本体部(5)の穴(6a)の反対側には穴(6
a)と同心の連結部(7)を有し、該連結部(7)には
これと直交するピン挿入穴(8)を有しており、 前記雌形コネクトラグ(2b)は接合ブロック(6)を
嵌挿する穴(6b)を片側に備えた本体部(9)を有
し、該本体部(5)の穴(6b)の反対側には穴(6
b)と同心の嵌入溝(12)を有する連結部(10)を
有し、該連結部(10)には該連結部(10)と直交す
るピン挿入孔(11)を有しており、 雄形コネクトラグ(2a)の前記穴(6a)を接合ブロ
ック(6)に対し挿入して固着し、又雌形コネクトラグ
(2b)の前記穴(6b)を別の接合ブロック(6)に
挿入して固着し、 雌形コネクトラグ(2b)の連結部
(10)の嵌入溝(12)に雄形コネクトラグ(2a)
の連結部(7)を嵌入し、雄雌コネクトラグ(2a,2
b)のピン挿入孔(8と11)にピン(3)を通してこ
れを抜止めして連結するようにした、 角パイプ製ジブの連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991097200U JP2520740Y2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 角パイプ製ジブの連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991097200U JP2520740Y2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 角パイプ製ジブの連結構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0540606U JPH0540606U (ja) | 1993-06-01 |
JP2520740Y2 true JP2520740Y2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=14185966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991097200U Expired - Lifetime JP2520740Y2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 角パイプ製ジブの連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2520740Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7021474B2 (ja) * | 2017-08-18 | 2022-02-17 | コベルコ建機株式会社 | ラチス構造物の製造方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5242311Y2 (ja) * | 1975-05-31 | 1977-09-26 |
-
1991
- 1991-10-31 JP JP1991097200U patent/JP2520740Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0540606U (ja) | 1993-06-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |