JP2003056047A - 下水道用支管接着用固定具 - Google Patents
下水道用支管接着用固定具Info
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- JP2003056047A JP2003056047A JP2001284139A JP2001284139A JP2003056047A JP 2003056047 A JP2003056047 A JP 2003056047A JP 2001284139 A JP2001284139 A JP 2001284139A JP 2001284139 A JP2001284139 A JP 2001284139A JP 2003056047 A JP2003056047 A JP 2003056047A
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- JP
- Japan
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- branch pipe
- main pipe
- pipe
- fixture
- adhesive
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- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】従来の支管取付方法では下水道本管の下端埋め
戻し土砂の締め固めが十分に出来ず、沈下に伴う下水道
本管の破損、硬化完了前の埋め戻しにより支管が動き接
着剤の硬化不足による接着不良が発生する。この様な事
が漏水の原因になる。 【解決手段】（ａ）下水道本管１に穴２を設ける工程、
（ｂ）支管３が下水道本管１と接するフランジ部４に、
接着剤５を塗布して穴２を中心にして仮置きする工程、
（ｃ）下水道用支管接着用固定具を支管３の穴２から下
水道本管１に挿入し内側から架構して、支点部６のパッ
ト７を下水道本管１の内面にあてがい反力支点として装
置を引き上げる工程、（ｄ）支管３の外端に加圧部１０
を置き座金１１で仮に押さえ、ナット１２でボルト９を
締め付ける工程、（ｅ）接着剤５の硬化完了時間経過後
ナット１２をゆるめて下水道用支管接着用固定具を取り
外す工程と、からなる。
戻し土砂の締め固めが十分に出来ず、沈下に伴う下水道
本管の破損、硬化完了前の埋め戻しにより支管が動き接
着剤の硬化不足による接着不良が発生する。この様な事
が漏水の原因になる。 【解決手段】（ａ）下水道本管１に穴２を設ける工程、
（ｂ）支管３が下水道本管１と接するフランジ部４に、
接着剤５を塗布して穴２を中心にして仮置きする工程、
（ｃ）下水道用支管接着用固定具を支管３の穴２から下
水道本管１に挿入し内側から架構して、支点部６のパッ
ト７を下水道本管１の内面にあてがい反力支点として装
置を引き上げる工程、（ｄ）支管３の外端に加圧部１０
を置き座金１１で仮に押さえ、ナット１２でボルト９を
締め付ける工程、（ｅ）接着剤５の硬化完了時間経過後
ナット１２をゆるめて下水道用支管接着用固定具を取り
外す工程と、からなる。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、下水道用支管を本
管に取り付ける時に使用する、下水道本管内面を反力支
点とする下水道用支管接着用固定具である。 【０００２】 【従来の技術】図５乃至図６を参考に説明する。従来の
下水道工事に於ける支管３取付方法は、下水道本管１の
下端までの全周を掘削し、なまし番線１３を用いて締め
付ける施工方法でした。この時、接着剤５を下水道本管
１とフランジ部４の間に塗布し、なまし番線１３で支管
３のフランジ部４を締め付けた後に、更に、引き続き取
付管１４の施工を実施して埋め戻しまで施工していた。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、上記従来の支管３取付方法では下水道本管１の下端
埋め戻し土砂の締め固めが十分に出来ず、沈下に伴う下
水道本管１の破損、硬化完了前の埋め戻しにより支管３
が動き接着剤５の硬化不足による接着不良が発生する。
この様な事が漏水の原因になる。本発明は上記課題を解
決した、下水道本管１の上端までの掘削で施工出来るこ
と、完全な硬化完了後に取付管１４の施工を実施するの
で、漏水を防ぐのに優れた下水道用支管接着用固定具で
ある。 【０００４】 【課題を解決しようとするための手段】図１乃至図３を
参考に説明する。第１の発明は、下水道本管１の内面か
ら反力を取る方法で、下水道本管１の全周を掘削するこ
となく支管３の取付が出来る事である。 【０００５】第２の発明は、下水道本管１に支管３を取
り付けるのになまし番線１２で締めるのでなく、ボルト
９、及び、ナット１２で締めるという単純な作業で施工
する工程である。 【０００６】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図１
乃至図３を参考に説明する。この下水道支管接着用固定
具は、（ａ）下水道本管１に穴２を設ける工程、（ｂ）
支管３が下水道本管１と接するフランジ部４に、接着剤
５を塗布して穴２を中心にして仮置きする工程、（ｃ）
下水道用支管接着用固定具を支管３の穴２から下水道本
管１に挿入し内側から架構して、支点部６のパット７を
下水道本管１の内面にあてがい反力支点として装置を引
き上げる工程、（ｄ）支管３の外端に加圧部１０を置き
座金１１で仮に押さえ、ナット１２でボルト９を締め付
ける工程、（ｅ）接着剤５の硬化完了時間経過後にナッ
ト１２をゆるめて下水道用支管接着用固定具を取り外す
工程と、からなる。 【０００７】なお、重複説明となるものが多々あるが、
図中に於いて各符号で示す部材について、以下、まとめ
て説明する。１は塩ビ製又は鉄筋コンクリート製下水道
本管、２は下水道本管１に塩ビ製支管３を接続するため
に開けた穴である。５は下水道本管１と支管３を密着さ
せるための接着剤であって、フランジ部４に塗布して接
着させるものである。６は反力を取るための支点部であ
り、材料は木材、鉄、アルミ等で、形状断面は、正方
形、長方形、円形、Ｌ形、Ｃ形で出来ており、下水道本
管１との接続面には硬質ゴムのパット７を貼り付けて、
下水道本管１に損傷を発生させないようにする。８は支
点部６を支管３の穴２より、下水道本管１に挿入する時
にボルト９を折って使用するためのユニバーサルジョイ
ントである。９は支点部６と加圧部１０を締め付けるた
めの物であり、材料は鉄、アルミ等である。１０は下水
道本管１と支管３を接着剤５により固定するときに、支
管３の外端に設置して使用するものである。材料は木
材、鉄、アルミ等で形状断面は、正方形、長方形、円
形、Ｌ形、Ｃ形で出来ている。１１は加圧部１０をナッ
ト１２で締め付けるときに加圧部１０が移動しないよう
固定するもので有り、材料は鉄、アルミ等である。 【０００８】 【発明の効果】本発明は上記のような装置で有るため、 下水道本管の下端まで掘削する心要が無く、施工時間
を大幅に短縮出来る。 下水道本管の埋め戻し工の心要が無く、沈下による漏
水を防ぐ事が出来る。 接着剤の硬化完了後次の工程に移るので、硬化不良に
よる漏水を防ぐ事が出来る。 なまし番線使用と違い、繰り返し使用が出来るので資
源のムダがない。 という効果がある。
管に取り付ける時に使用する、下水道本管内面を反力支
点とする下水道用支管接着用固定具である。 【０００２】 【従来の技術】図５乃至図６を参考に説明する。従来の
下水道工事に於ける支管３取付方法は、下水道本管１の
下端までの全周を掘削し、なまし番線１３を用いて締め
付ける施工方法でした。この時、接着剤５を下水道本管
１とフランジ部４の間に塗布し、なまし番線１３で支管
３のフランジ部４を締め付けた後に、更に、引き続き取
付管１４の施工を実施して埋め戻しまで施工していた。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、上記従来の支管３取付方法では下水道本管１の下端
埋め戻し土砂の締め固めが十分に出来ず、沈下に伴う下
水道本管１の破損、硬化完了前の埋め戻しにより支管３
が動き接着剤５の硬化不足による接着不良が発生する。
この様な事が漏水の原因になる。本発明は上記課題を解
決した、下水道本管１の上端までの掘削で施工出来るこ
と、完全な硬化完了後に取付管１４の施工を実施するの
で、漏水を防ぐのに優れた下水道用支管接着用固定具で
ある。 【０００４】 【課題を解決しようとするための手段】図１乃至図３を
参考に説明する。第１の発明は、下水道本管１の内面か
ら反力を取る方法で、下水道本管１の全周を掘削するこ
となく支管３の取付が出来る事である。 【０００５】第２の発明は、下水道本管１に支管３を取
り付けるのになまし番線１２で締めるのでなく、ボルト
９、及び、ナット１２で締めるという単純な作業で施工
する工程である。 【０００６】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図１
乃至図３を参考に説明する。この下水道支管接着用固定
具は、（ａ）下水道本管１に穴２を設ける工程、（ｂ）
支管３が下水道本管１と接するフランジ部４に、接着剤
５を塗布して穴２を中心にして仮置きする工程、（ｃ）
下水道用支管接着用固定具を支管３の穴２から下水道本
管１に挿入し内側から架構して、支点部６のパット７を
下水道本管１の内面にあてがい反力支点として装置を引
き上げる工程、（ｄ）支管３の外端に加圧部１０を置き
座金１１で仮に押さえ、ナット１２でボルト９を締め付
ける工程、（ｅ）接着剤５の硬化完了時間経過後にナッ
ト１２をゆるめて下水道用支管接着用固定具を取り外す
工程と、からなる。 【０００７】なお、重複説明となるものが多々あるが、
図中に於いて各符号で示す部材について、以下、まとめ
て説明する。１は塩ビ製又は鉄筋コンクリート製下水道
本管、２は下水道本管１に塩ビ製支管３を接続するため
に開けた穴である。５は下水道本管１と支管３を密着さ
せるための接着剤であって、フランジ部４に塗布して接
着させるものである。６は反力を取るための支点部であ
り、材料は木材、鉄、アルミ等で、形状断面は、正方
形、長方形、円形、Ｌ形、Ｃ形で出来ており、下水道本
管１との接続面には硬質ゴムのパット７を貼り付けて、
下水道本管１に損傷を発生させないようにする。８は支
点部６を支管３の穴２より、下水道本管１に挿入する時
にボルト９を折って使用するためのユニバーサルジョイ
ントである。９は支点部６と加圧部１０を締め付けるた
めの物であり、材料は鉄、アルミ等である。１０は下水
道本管１と支管３を接着剤５により固定するときに、支
管３の外端に設置して使用するものである。材料は木
材、鉄、アルミ等で形状断面は、正方形、長方形、円
形、Ｌ形、Ｃ形で出来ている。１１は加圧部１０をナッ
ト１２で締め付けるときに加圧部１０が移動しないよう
固定するもので有り、材料は鉄、アルミ等である。 【０００８】 【発明の効果】本発明は上記のような装置で有るため、 下水道本管の下端まで掘削する心要が無く、施工時間
を大幅に短縮出来る。 下水道本管の埋め戻し工の心要が無く、沈下による漏
水を防ぐ事が出来る。 接着剤の硬化完了後次の工程に移るので、硬化不良に
よる漏水を防ぐ事が出来る。 なまし番線使用と違い、繰り返し使用が出来るので資
源のムダがない。 という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明品の平面図である。
【図２】本発明品のＡ−Ａ縦断面図である。
【図３】本発明品のＢ−Ｂ横断面図である。
【図４】本発明品の斜視図である。
【図５】下水道工事に於ける汚水桝と下水道管の施工図
である。 【図６】従来の施工方法平面図である。 【符号の説明】 １ 下水道本管 ２ 穴 ３ 支管 ４ フランジ部 ５ 接着剤 ６ 支点部 ７ パット ８ ユニバーサルジョイント ９ ボルト １０ 加圧部 １１ 座金 １２ ナット １３ なまし番線 １４ 取付管 １５ 桝
である。 【図６】従来の施工方法平面図である。 【符号の説明】 １ 下水道本管 ２ 穴 ３ 支管 ４ フランジ部 ５ 接着剤 ６ 支点部 ７ パット ８ ユニバーサルジョイント ９ ボルト １０ 加圧部 １１ 座金 １２ ナット １３ なまし番線 １４ 取付管 １５ 桝
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】下水道本管（１）の穴（２）に支管（３）
を接着剤で取り付ける際に使用する固定具であって、フ
ランジ部（４）を下水道本管（１）外表面に接着剤
（５）を介して、あてがって取り付けた支管（３）を下
水道本管（１）に固定する為の固定具であって、前記下
水道本管（１）の穴（２）をまたぐように、その周縁部
内面に支点部（６）を架設する、支管（３）の他端部に
架設する加圧部（１０）と、両部材、支点部（６）、加
圧部（１０）を支管（３）の長さ方向に締付るボルト
（９）ナット（１２）により構成したことを特徴とした
下水道用支管接着用固定具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001284139A JP2003056047A (ja) | 2001-08-15 | 2001-08-15 | 下水道用支管接着用固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001284139A JP2003056047A (ja) | 2001-08-15 | 2001-08-15 | 下水道用支管接着用固定具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003056047A true JP2003056047A (ja) | 2003-02-26 |
Family
ID=19107515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001284139A Pending JP2003056047A (ja) | 2001-08-15 | 2001-08-15 | 下水道用支管接着用固定具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003056047A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2411935A (en) * | 2004-03-09 | 2005-09-14 | Project Fire Engineers Ltd | Apparatus and method for providing a branch connection to a pipe |
| JP2008133890A (ja) * | 2006-11-28 | 2008-06-12 | Aron Kasei Co Ltd | 分岐管継手の仮止め工法およびその分岐管継手 |
| JP2009074650A (ja) * | 2007-09-21 | 2009-04-09 | Kubota Ci Kk | 閉塞具およびその取付方法 |
| RU2820483C1 (ru) * | 2022-12-22 | 2024-06-04 | Общество с ограниченной ответственностью "Газпром трансгаз Ухта" | Способ защиты колодцев от попадания грунтовых вод и устройство для его осуществления |
-
2001
- 2001-08-15 JP JP2001284139A patent/JP2003056047A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2411935A (en) * | 2004-03-09 | 2005-09-14 | Project Fire Engineers Ltd | Apparatus and method for providing a branch connection to a pipe |
| JP2008133890A (ja) * | 2006-11-28 | 2008-06-12 | Aron Kasei Co Ltd | 分岐管継手の仮止め工法およびその分岐管継手 |
| JP2009074650A (ja) * | 2007-09-21 | 2009-04-09 | Kubota Ci Kk | 閉塞具およびその取付方法 |
| RU2820483C1 (ru) * | 2022-12-22 | 2024-06-04 | Общество с ограниченной ответственностью "Газпром трансгаз Ухта" | Способ защиты колодцев от попадания грунтовых вод и устройство для его осуществления |
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