JP2012111569A - クレーン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】バックストップ50の端部521に着脱可能であって端部521に装着されるとバックストップ50の全長を延長するアダプタ54を設けるように構成した。そして、アダプタ54が、バックストップ50の端部521に回動可能に軸支されて、端部521に装着される第1の姿勢と、端部521から退避した第2の姿勢をとりうるように構成した。これにより、ブーム3およびバックストップ50をクレーン仕様とタワークレーン仕様で共用する場合に、バックストップ50の長さを容易に変更できるので、クレーン仕様とタワークレーン仕様とで仕様を変更する際の作業効率が向上する
【選択図】図3
Description
(2) 請求項2の発明は、請求項1に記載のクレーンにおいて、バックストップは、当接ピンと、他端に設けられて当接ピンが挿入される挿入孔とを有し、当接ピンは、挿入孔に挿入されて固定され、起立角度が所定の角度に達すると、当接部に当接して、上部旋回体に対するブームの回動範囲を規制し、挿入孔は、他端に装着されたアダプタを他端に固定するためのアダプタ固定ピンが挿入されることを特徴とする。
(3) 請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のクレーンにおいて、一端は、上部旋回体に回動可能に軸支され、当接部は、ブームに設けられていることを特徴とする。
バックストップ装置は、下端が上部旋回体2のブラケット70にピン連結される左右一対のバックストップ50と、それぞれのバックストップ50の上端をブーム3のブラケット35に連結して支持する支持機構60と、ブーム3に設けられ、ブーム3が所定角度以上になるとバックストップ上端を固定部に位置決めするブラケット30とを備える。
(1) クレーン作業時
上述したように、クレーン作業時のバックストップ50の長さは、タワークレーン作業時よりも長い。そこで、図7,8に示すように、アダプタ54を外筒52の端部521に装着しておく。図11は、クレーン作業時におけるブーム3の起伏角度とバックストップ50の状態との関係を説明する図である。図11は、矢印A、B、C、Dでそれぞれ指し示す異なる起伏角度におけるブーム3およびバックストップ50の状態を示す図であり、A,B,C,Dの順に起伏角度が大きくなる。
上述したように、タワークレーン作業時のバックストップ50の長さは、クレーン作業時よりも短い。そこで、図3,6で図示するように、アダプタ54を外筒52の側方に退避させておく。
(1) バックストップ50の端部521に着脱可能であって端部521に装着されるとバックストップ50の全長を延長するアダプタ54を設けるように構成した。そして、アダプタ54が、バックストップ50の端部521に回動可能に軸支されて、端部521に装着される第1の姿勢と、端部521から退避した第2の姿勢をとりうるように構成した。これにより、ブーム3およびバックストップ50をクレーン仕様とタワークレーン仕様で共用する場合に、バックストップ50の長さを容易に変更できるので、クレーン仕様とタワークレーン仕様とで仕様を変更する際の作業効率が向上する。また、アダプタ54が、バックストップ50の端部521に回動可能に軸支されているので、補助クレーン等、主として荷を上下方向に移動させる作業機械で容易にアダプタ54の姿勢を変更できる。
(1) 上述の説明では、バックストップ50の下端50aが上部旋回体2のブラケット70に回動可能に軸支されるように構成したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、バックストップ50の内筒51と外筒52の上下の位置を入れ替え、上端側をブーム3に設けたブラケットに回動可能に軸支されるように構成し、バックストップ50の下端に着脱可能なアダプタ54を備えるように構成してもよい。この場合、上部旋回体2からブーム3を分解すると、バックストップ50も上部旋回体2から分解される。また、ブーム3とバックストップ50を一体のまま輸送すれば、組立時にブーム3を上部旋回体2に取り付けるだけでよく、バックストップ組立作業が不要である。したがって、大型クレーンの輸送に伴う分解・組立性が向上する。
(4) 上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
3 ブーム 30 ブラケット
34 固定部 35 ブラケット
50 バックストップ 51 内筒
52 外筒 54 アダプタ
56 ピン(当接ピン) 60 支持機構
70 ブラケット 521 端部
522 ピン孔 542 軸支孔
Claims (3)
- 走行体と、
前記走行体上に旋回可能に設けられる上部旋回体と、
前記上部旋回体に起伏可能に支持されるブームと、
前記上部旋回体および前記ブームのいずれか一方に一端が回動可能に軸支され、前記上部旋回体に対する前記ブームの起立角度が所定の角度に達すると、前記上部旋回体および前記ブームのいずれか他方に設けられた当接部に他端が当接することで、前記上部旋回体に対する前記ブームの回動範囲を規制するバックストップとを備え、
前記バックストップは、前記他端に着脱可能であって前記他端に装着されると前記バックストップの全長を延長するアダプタを有し、
前記アダプタは、前記バックストップの他端に回動可能に軸支されて、前記他端に装着される第1の姿勢と、前記他端から退避した第2の姿勢をとりうることを特徴とするクレーン。 - 請求項1に記載のクレーンにおいて、
前記バックストップは、当接ピンと、前記他端に設けられて前記当接ピンが挿入される挿入孔とを有し、
前記当接ピンは、前記挿入孔に挿入されて固定され、前記起立角度が前記所定の角度に達すると、前記当接部に当接して、前記上部旋回体に対する前記ブームの回動範囲を規制し、
前記挿入孔は、前記他端に装着された前記アダプタを前記他端に固定するためのアダプタ固定ピンが挿入されることを特徴とするクレーン。 - 請求項1または請求項2に記載のクレーンにおいて、
前記一端は、前記上部旋回体に回動可能に軸支され、
前記当接部は、前記ブームに設けられていることを特徴とするクレーン。
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