JPH07172773A - クレ−ンのブ−ムバックストップ保持装置 - Google Patents
クレ−ンのブ−ムバックストップ保持装置Info
- Publication number
- JPH07172773A JPH07172773A JP32365893A JP32365893A JPH07172773A JP H07172773 A JPH07172773 A JP H07172773A JP 32365893 A JP32365893 A JP 32365893A JP 32365893 A JP32365893 A JP 32365893A JP H07172773 A JPH07172773 A JP H07172773A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boom
- crane
- roller
- lever
- backstop
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66C—CRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
- B66C23/00—Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes
- B66C23/88—Safety gear
- B66C23/92—Snubbers or dashpots for preventing backwards swinging of jibs, e.g. in the event of cable or tackle breakage
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 油圧シリンダ式バックストップにおいて、長
期間休車した場合等にシリンダの最大伸長時にさらにブ
−ムを巻き上げた場合、ブ−ムによる押圧力をうけてシ
リンダロッドが縮むが、このとき油圧回路内で圧力リ−
クがあってもロ−ラが絶対に下がることのないようにし
て、クレ−ンの安全ならびに信頼性の向上を図ることを
目的とする。 【構成】 油圧シリンダ式のクレ−ンのブ−ムバックス
トップにおいて、バックストップ3のシリンダロッドの
先端に設けたロ−ラ5をチャック装置7によってストッ
プ部6内に機械的に保持するようにした。そしてチャッ
ク装置7はスプリング14と該スプリング14のばね力
をレバ−11、リンク10よりなるリンク機構を介し押
えレバ−8に伝え、該押えレバ−8でロ−ラ5をストッ
プ部6に対し押圧して保持するようにした。
期間休車した場合等にシリンダの最大伸長時にさらにブ
−ムを巻き上げた場合、ブ−ムによる押圧力をうけてシ
リンダロッドが縮むが、このとき油圧回路内で圧力リ−
クがあってもロ−ラが絶対に下がることのないようにし
て、クレ−ンの安全ならびに信頼性の向上を図ることを
目的とする。 【構成】 油圧シリンダ式のクレ−ンのブ−ムバックス
トップにおいて、バックストップ3のシリンダロッドの
先端に設けたロ−ラ5をチャック装置7によってストッ
プ部6内に機械的に保持するようにした。そしてチャッ
ク装置7はスプリング14と該スプリング14のばね力
をレバ−11、リンク10よりなるリンク機構を介し押
えレバ−8に伝え、該押えレバ−8でロ−ラ5をストッ
プ部6に対し押圧して保持するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクレ−ンのバックストッ
プ保持装置に関するものである。
プ保持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1で、1はクレ−ン本体で、このクレ
−ン本体1上にブ−ム2が俯仰自在に取付けられてい
る。3は油圧シリンダ式のブ−ムバックストップであ
る。油圧シリンダ式のブ−ムバックストップ3は切換弁
を切換えて油圧回路をブロックすることにより、自重に
よる下がりを防止している。しかし長期間休車した場
合、油のリ−ク等により、シリンダ−が下がることがあ
る。図2で、従来型の油圧シリンダ式バックストップ3
はブ−ム2に設けたレ−ル4上をバックストップ3のロ
−ラ5が転動し、ブ−ム2がある角度になるとストップ
部6に当たる。この時シリンダ−は最大伸長状態で、更
にブ−ム2を巻き上げていくと、油圧シリンダのロッド
3aが押圧されて縮み始める。油圧シリンダの圧力が抜け
たり、油のリ−クが起きると、図2に点線で示す様にロ
−ラ5が下がり始める。
−ン本体1上にブ−ム2が俯仰自在に取付けられてい
る。3は油圧シリンダ式のブ−ムバックストップであ
る。油圧シリンダ式のブ−ムバックストップ3は切換弁
を切換えて油圧回路をブロックすることにより、自重に
よる下がりを防止している。しかし長期間休車した場
合、油のリ−ク等により、シリンダ−が下がることがあ
る。図2で、従来型の油圧シリンダ式バックストップ3
はブ−ム2に設けたレ−ル4上をバックストップ3のロ
−ラ5が転動し、ブ−ム2がある角度になるとストップ
部6に当たる。この時シリンダ−は最大伸長状態で、更
にブ−ム2を巻き上げていくと、油圧シリンダのロッド
3aが押圧されて縮み始める。油圧シリンダの圧力が抜け
たり、油のリ−クが起きると、図2に点線で示す様にロ
−ラ5が下がり始める。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】油圧シリンダ式バック
ストップにおいて、長期間休車した場合等にシリンダの
最大伸長時にさらにブ−ムを巻き上げた場合、ブ−ムに
よる押圧力をうけてシリンダロッドが縮むが、このとき
油圧回路内で圧力リ−クがあってもロ−ラが絶対に下が
ることのないようにして、クレ−ンの安全ならびに信頼
性の向上を図ることを目的とする。
ストップにおいて、長期間休車した場合等にシリンダの
最大伸長時にさらにブ−ムを巻き上げた場合、ブ−ムに
よる押圧力をうけてシリンダロッドが縮むが、このとき
油圧回路内で圧力リ−クがあってもロ−ラが絶対に下が
ることのないようにして、クレ−ンの安全ならびに信頼
性の向上を図ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】油圧シリンダ式のクレ−
ンのブ−ムバックストップにおいて、バックストップ3
のシリンダロッドの先端に設けたロ−ラ5をチャック装
置7によってストップ部6内に機械的に保持するように
した。チャック装置7はスプリング14と該スプリング
14のばね力をレバ−11とリンク10よりなるリンク
機構を介し押えレバ−8に伝え、該押えレバ−8でロ−
ラ5をストップ部6に対し押圧して保持するようにし
た。
ンのブ−ムバックストップにおいて、バックストップ3
のシリンダロッドの先端に設けたロ−ラ5をチャック装
置7によってストップ部6内に機械的に保持するように
した。チャック装置7はスプリング14と該スプリング
14のばね力をレバ−11とリンク10よりなるリンク
機構を介し押えレバ−8に伝え、該押えレバ−8でロ−
ラ5をストップ部6に対し押圧して保持するようにし
た。
【0005】
【実施例】図3に基いて説明する。本発明に於ては、シ
リンダロッド3aの先にあるロ−ラ5がストップ部6の凹
部と当ったところで、チャック装置7によりストップ部
6に向って機械的に抑え付けて封じ込めるよう構成され
ている。チャック装置7は図4に示す如く、ピン9で枢
支された押えレバ−8を有し、この押えレバ−8によっ
て図5の様にロ−ラ5が押圧保持される。押えレバ−8
はピン10a でリンク10と連結されている。リンク10
の他端はピン10b でレバ−11と連結されている。レバ
−11は中央部をピン12で枢支され、その他端にロッ
ド13がピン11a で連結されている。ロッド13の下端
にはスプリング支持板15が取付けられ、これにより一
端をブ−ム2側に支持されたスプリング14の他端を支
持している。押えレバ−8のロ−ラ5を押圧する部位
は、ロ−ラ5をストップ部6の円弧状凹部6aに向って押
圧し、バックストップ機能を確実に果すよう構成されて
いる。
リンダロッド3aの先にあるロ−ラ5がストップ部6の凹
部と当ったところで、チャック装置7によりストップ部
6に向って機械的に抑え付けて封じ込めるよう構成され
ている。チャック装置7は図4に示す如く、ピン9で枢
支された押えレバ−8を有し、この押えレバ−8によっ
て図5の様にロ−ラ5が押圧保持される。押えレバ−8
はピン10a でリンク10と連結されている。リンク10
の他端はピン10b でレバ−11と連結されている。レバ
−11は中央部をピン12で枢支され、その他端にロッ
ド13がピン11a で連結されている。ロッド13の下端
にはスプリング支持板15が取付けられ、これにより一
端をブ−ム2側に支持されたスプリング14の他端を支
持している。押えレバ−8のロ−ラ5を押圧する部位
は、ロ−ラ5をストップ部6の円弧状凹部6aに向って押
圧し、バックストップ機能を確実に果すよう構成されて
いる。
【0006】図5でシリンダ−の自重等により下へ下が
ろうとする荷重Pr を押えレバ−8の保持力P2で保持
するが、この保持力P2をスプリング14により発生し
ている。この保持力P2と荷重Prの関係はPr×C=P2
となる(Cは安全係数)。保持力P2はスプリング14の
ばね力Psと、リンク機構のレバ−比L1:L2 及び
L3:L4によって決定される。
ろうとする荷重Pr を押えレバ−8の保持力P2で保持
するが、この保持力P2をスプリング14により発生し
ている。この保持力P2と荷重Prの関係はPr×C=P2
となる(Cは安全係数)。保持力P2はスプリング14の
ばね力Psと、リンク機構のレバ−比L1:L2 及び
L3:L4によって決定される。
【0007】
【効果】油圧シリンダ式バックストップにおいて、シリ
ンダロッド先端のロ−ラ5をチャック装置7によって機
械的に押圧してロックするようにした。このようにした
ので、シリンダ最大伸長時にさらにブ−ム2を巻上げて
ロ−ラ5を押下げたとき油圧回路にリ−ク等があっても
機械的ロックにより、バックストップを一定位置に確実
に保持しておくことができるので、長期休車後の使用に
際しても安心してクレ−ン作業をすることができる。
ンダロッド先端のロ−ラ5をチャック装置7によって機
械的に押圧してロックするようにした。このようにした
ので、シリンダ最大伸長時にさらにブ−ム2を巻上げて
ロ−ラ5を押下げたとき油圧回路にリ−ク等があっても
機械的ロックにより、バックストップを一定位置に確実
に保持しておくことができるので、長期休車後の使用に
際しても安心してクレ−ン作業をすることができる。
【図1】公知油圧シリンダ式バックストップを備えたク
レ−ンの正面図。
レ−ンの正面図。
【図2】油圧シリンダ式バックストップの詳細図。
【図3】本発明に係るバックストップの詳細図。
【図4】チャック装置の拡大図。
【図5】チャック装置の作動説明図。
1 クレ−ン本体 2 ブ−ム 3 バックストップ 3a ロッド 4 レ−ル 5 ロ−ラ 6 ストップ部 7 チャック装置 8 押えレバ− 9,10a,10b,11a,12
ピン 10 リンク 11 レバ− 13 ロッド 14 スプリング 15 支持板
ピン 10 リンク 11 レバ− 13 ロッド 14 スプリング 15 支持板
Claims (2)
- 【請求項1】 油圧シリンダ式のクレ−ンのブ−ムバッ
クストップにおいて、バックストップ(3)のシリンダロ
ッドの先端に設けたロ−ラ(5)をチャック装置(7)によ
ってストップ部(6)内に機械的に保持するようにしたク
レ−ンのブ−ムバックストップ保持装置。 - 【請求項2】 チャック装置(7)はスプリング(14)と該
スプリング(14)のばね力をレバ−(11)、リンク(10)より
なるリンク機構を介し押えレバ−(8)に伝え、該押えレ
バ−(8)の一端でロ−ラ(5)をストップ部(6)に対し押
圧して保持するようにした請求項1のクレ−ンのブ−ム
バックストップ保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32365893A JP2834660B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | クレ−ンのブ−ムバックストップ保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32365893A JP2834660B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | クレ−ンのブ−ムバックストップ保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07172773A true JPH07172773A (ja) | 1995-07-11 |
JP2834660B2 JP2834660B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=18157169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32365893A Expired - Lifetime JP2834660B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | クレ−ンのブ−ムバックストップ保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2834660B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102425201A (zh) * | 2011-11-30 | 2012-04-25 | 北京市三一重机有限公司 | 臂架防后倾力矩限制器 |
JP2012111569A (ja) * | 2010-11-22 | 2012-06-14 | Hitachi Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd | クレーン |
WO2012069040A3 (de) * | 2010-11-24 | 2012-08-23 | Mueller Erwin | Hydraulikzylinder für einen ausleger |
CN104444874A (zh) * | 2014-12-08 | 2015-03-25 | 徐州建机工程机械有限公司 | 一种动臂塔式起重机防后倾结构 |
CN104495652A (zh) * | 2014-12-19 | 2015-04-08 | 浙江三一装备有限公司 | 履带起重机 |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP32365893A patent/JP2834660B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012111569A (ja) * | 2010-11-22 | 2012-06-14 | Hitachi Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd | クレーン |
WO2012069040A3 (de) * | 2010-11-24 | 2012-08-23 | Mueller Erwin | Hydraulikzylinder für einen ausleger |
CN102425201A (zh) * | 2011-11-30 | 2012-04-25 | 北京市三一重机有限公司 | 臂架防后倾力矩限制器 |
WO2013078813A1 (zh) * | 2011-11-30 | 2013-06-06 | 湖南三一智能控制设备有限公司 | 臂架防后倾力矩限制器 |
CN104444874A (zh) * | 2014-12-08 | 2015-03-25 | 徐州建机工程机械有限公司 | 一种动臂塔式起重机防后倾结构 |
CN104495652A (zh) * | 2014-12-19 | 2015-04-08 | 浙江三一装备有限公司 | 履带起重机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2834660B2 (ja) | 1998-12-09 |
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