JP5271122B2 - ジブ付きブーム作業車におけるブーム及びジブの横撓み抑制装置 - Google Patents

ジブ付きブーム作業車におけるブーム及びジブの横撓み抑制装置 Download PDF

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本願発明は、ブームの先端部にジブを継ぎ足して使用するジブ付きブーム作業車におけるブーム及びジブの横撓み抑制装置に関するものである。尚、本願で対象にしているジブ付きブーム作業車は、主として移動式クレーンが採用されるが、ジブ付きの高所作業車も対象にすることができる。
本件出願人は、移動式クレーンにおける伸縮ブームの横撓み抑制装置として、特開2006−206233号公報(特許文献1)に示されるものを既に提案している。
この公知(特許文献1)の移動式クレーンは、車輌上の旋回台に伸縮ブームを起伏自在に取付け、該伸縮ブームの先端部にジブを継ぎ足して使用できるようになっている。
又、この公知(特許文献1)の移動式クレーンには、クレーン作業時において伸縮ブームの横撓みを抑制するための装置(伸縮ブーム横撓み抑制装置)を備えている。尚、伸縮ブームの横撓みは、伸縮ブームを大きく起仰させた状態で生じ易くなり、該伸縮ブームが横撓みした状態では、伸縮ブームが強度面で低下して吊上げ性能が低くなるという問題がある。
上記公知(特許文献1)の伸縮ブーム横撓み抑制装置は、伸縮ブームの先端部の左右各側にそれぞれ所定長さずつ突出する外向きアームと、該各外向きアームのそれぞれ先端部に連結された左右のテンションロープと、該各テンションロープの繰出し長さを調整する左右のロープ長さ調整装置とを有している。尚、各ロープ長さ調整装置には基端ブームの適所又は旋回台に装備したウインチが使用されており、該各ウインチにより伸縮ブームの伸長度合いに応じて各テンションロープの繰出し長さを調整し得るようにしている。
そして、この公知の移動式クレーンに採用している伸縮ブーム横撓み抑制装置は、クレーン作業時において、左右のテンションロープをそれぞれ各ロープ長さ調整装置(各ウインチ)で緊張させることにより、左右の各外向きアームを介して伸縮ブーム先端部が左右に撓む(横撓みする)のを抑制する機能がある。
尚、この種の移動式クレーンでは、伸縮ブームの先端部にジブを継ぎ足してクレーン作業を行うことがあり、その場合にはジブの先端部で吊荷をするので、該ジブが横撓みすることがある。又、この種のジブは、一般にブーム先端部に対してブーム起伏面内でチルト可変にしたものが多い。
特開2006−206233号公報
ところで、上記公知(特許文献1)の移動式クレーンでは、伸縮ブーム横撓み抑制装置によって伸縮ブームに対する横撓みを抑制し得るものの、伸縮ブームの先端部にジブを継ぎ足してクレーン作業を行う場合に、該伸縮ブーム横撓み抑制装置はジブに対して何ら横撓み抑制機能は発揮しないものであった。
又、この公知の伸縮ブーム横撓み抑制装置では、ブーム先端部において左右に突出する各外向きアームは、その各先端部が各テンションロープにより伸縮ブーム基端側のみに強く引っ張られた状態で使用されるので、各外向きアーム自体に高強度のものを使用する必要ある一方、該外向きアーム基端部のブーム先端部に対する取付強度の剛性を高める必要がある。従って、ブーム先端部での外向きアームによる重量が大きくなる(その分、吊荷許容量が少なくなる)とともに、外向きアーム基端部の取付けがその取付強度の点で大掛かりになるという問題もあった。
そこで、本願発明は、ジブ付きブーム作業車において、ブーム及びジブに対してそれぞれ横撓みを抑制できるようにする一方、各外向きアームの軽量化を達成でき且つ該各外向きアームの基端部の取付構造を簡易(例えばピン止め)にできるとともに、ジブをブーム先端部に対してチルト可変に装備したものであっても、該ジブを支障なくチルトさせ得るようにした、ブーム及びジブの横撓み抑制装置を提供することを目的としている。
本願発明は、上記課題を解決するための手段として次の構成を有している。
[本願請求項1の発明]
本願請求項1の発明は、車輌上に設置した旋回台にブームを起伏自在に取付け、該ブームの先端部にジブをブーム起伏面内でチルト自在に継ぎ足してなるジブ付きブーム作業車において、ブーム及びジブが横撓みするのを抑制するための横撓み抑制装置を対象にしている。
ブームは、1本の単ブーム(伸縮しないもの)でも、複数本の単ブームを伸縮自在に連続させた伸縮ブームでもよいが、伸縮ブームを使用する場合は、この請求項1の横撓み抑制装置は、該伸縮ブームを最縮小させた状態でのみ使用する。即ち、伸縮ブームを使用する場合には、横撓み抑制装置を装備した状態で伸縮ブームの伸長操作は行わないようにする。
ジブは、ブーム先端部に対して一般にジブサポートを介して装着させることが多いが、その場合は該ジブサポートがブーム先端部に相当し、ジブの基端部が該ジブサポートに対して横向きの軸(以下、この軸をチルト軸ということがある)で軸着される。尚、該ジブは、一般にブーム先端部(又はジブサポート)とジブ基端部との間に介設されたチルトシリンダによってチルト軸を中心に上下揺動(チルト)せしめられる。
そして、本願請求項1の発明のブーム及びジブの横撓み抑制装置は、次の各構成を有している。
まず、この請求項1の発明では、ブームの先端部(ジブサポートを含む)又はジブの基端部に左右各外向きに突出する状態で取付けた左右の外向きアームと、該各外向きアームの先端部とブームの基端側適所とを連結する左右のテンションロープとを備えているとともに、各外向きアームの各先端部とジブのチルト中心からジブ先端側に所定長さ離間した位置のジブ左右側面部とを左右の連結材で連結している。
この場合、左右の外向きアームの先端部は、それぞれ左右のテンションロープと左右の連結材とで前後から緊張状態で支持されている。尚、左右の連結材は、その各基端部を各外向きアーム先端部に連結している一方、各先端部をジブチルト中心からジブ先端側に所定長さ離間した位置のジブ左右側面部に連結している。又、各連結材の先端部の連結位置(連結材の長さ)は、ジブチルト中心からジブ先端側に遠く離間した位置に設定するほど、ジブに対する横撓み抑制力が大きくなるが、該連結材先端部の連結位置は適宜に設定できる。
この構成によれば、クレーン作業状態において、左右の外向きアームを左右のテンションロープ及び左右の連結材により前後からそれぞれ緊張状態で支持しているので、ブーム先端部を左右各側から支持できるとともにジブも左右各側から支持でき、ブーム及びジブに対してそれぞれ横撓み抑制機能が発揮される。又、この場合、各外向きアームの先端部は、テンションロープによるブーム基端側からと連結材によるジブ先端側からの前後両方向から緊張状態で支持されているので、各外向きアームには撓み強度がさほど必要でなく、しかも外向きアーム基端部の取付けも例えばピンによる枢支程度の簡易なものでよい。
さらに、この請求項1の発明では、各連結材の各基端部を、各外向きアームに対してジブ側面視においてジブのチルト中心と重合する位置で且つ各連結材が各外向きアームの先端部に対してジブチルト方向に揺動可能となる状態で枢支している。
この構成によれば、ジブをブーム先端部に対してチルトさせたときに、各連結材の基端部の揺動中心が不変となるので、各テンションロープ及び各連結材がそれぞれ一定長さのものであっても、ジブを支障なくチルトさせることができる。
[本願請求項2の発明]
本願請求項2の発明では、ブームとして伸縮ブームを採用し、横撓み抑制装置を装備した状態で伸縮ブームを伸縮させ得るように構成したものである。尚、この請求項2の構成の説明については、上記請求項1の説明と重複する部分がある。
この請求項2の発明は、車輌上に設置した旋回台に伸縮ブームを起伏自在に取付け、該伸縮ブームの先端部にジブをブーム起伏面内でチルト自在に継ぎ足してなるジブ付きブーム作業車において、ブーム及びジブが横撓みするのを抑制するための横撓み抑制装置を対象にしている。
この請求項2の発明でも、ジブはブーム先端部に対して一般にジブサポートを介して装着させることが多いが、その場合は該ジブサポートがブーム先端部に相当し、ジブの基端部が該ジブサポートに対して横向きの軸(以下、この軸をチルト軸ということがある)で軸着される。尚、該ジブは、一般にブーム先端部(又はジブサポート)とジブ基端部との間に介設されたチルトシリンダによってチルト軸を中心に上下揺動(チルト)せしめられる。
そして、本願請求項2の発明のブーム及びジブの横撓み抑制装置は、次の第1〜第3の各構成を有している。
まず、この請求項2の発明では、第1の構成として、伸縮ブームの先端部(ジブサポートを含む)又はジブの基端部に左右各外向きに突出する状態で取付けた左右の外向きアームと、該各外向きアームの先端部と伸縮ブームの基端側適所とを連結する左右のテンションロープと、該各テンションロープの繰出し長さを調整する左右のロープ長さ調整装置とを備えている。即ち、この請求項2の発明では、上記請求項1の発明に対して、ブームを伸縮ブームとする一方、各テンションロープの繰出し長さを調整する左右のロープ長さ調整装置を有している。
この第1の構成によれば、クレーン作業状態で左右のテンションロープを各ロープ長さ調整装置で緊張させることにより、ブーム先端部を左右各側から支持することができ、上記公知例(特許文献1)のものと同様に伸縮ブームの横撓みを抑制できる。
又、この請求項2の発明では、第2の構成として、各外向きアームの各先端部とジブのチルト中心からジブ先端側に所定長さ離間した位置のジブ左右側面部とを左右の連結材で連結している。即ち、左右の連結材は、その各基端部を各外向きアーム先端部に連結している一方、各先端部をジブチルト中心からジブ先端側に所定長さ離間した位置のジブ左右側面部に連結している。尚、各連結材の先端部の連結位置(連結材の長さ)は、ジブチルト中心からジブ先端側に遠く離間した位置に設定するほど、ジブに対する横撓み抑制力が大きくなるが、該連結材先端部の連結位置は適宜に設定できる。
この第2の構成によれば、左右の外向きアームと左右の連結材とによってジブが左右各側から緊張状態で支持されているので、該ジブの横撓みが抑制できる。又、この場合、各外向きアームの先端部は、テンションロープによるブーム基端側からと連結材によるジブ先端側からの前後両方向から支持されており、ロープ長さ調整装置によりテンションロープを緊張させたときに、その緊張力を外向きアーム先端部及び連結材を介してジブ側面部で受けることができる。従って、各外向きアームには、テンションロープによる引っ張りに対する撓み強度がさほど必要でなく、しかも外向きアーム基端部の取付けも例えばピンによる枢支程度の簡易なものでよい。
さらに、この請求項2の発明では、第3の構成として、各連結材の各基端部を、各外向きアームに対してジブ側面視においてジブのチルト中心と重合する位置で且つ各連結材が各外向きアームの先端部に対してジブチルト方向に揺動可能となる状態で枢支している。
この第3の構成によれば、左右の連結材における先端部(ジブ側面部に連結されている)と基端部(外向きアーム先端部に枢着されている)との長さが不変であるので、クレーン作業姿勢においてジブをブーム先端部に対して支障なくチルトさせることができる。
尚、この請求項2のジブ付きブーム作業車において、横撓み抑制装置を装備した状態で伸縮ブームを伸縮させるときには、各ロープ長さ調整装置(ウインチ)により各テンションロープの繰出し長さを調整しながら行う。
[本願請求項1の発明の効果]
本願請求項1の発明の横撓み抑制装置は、ブームが伸縮しないもの、あるいは伸縮ブームであってもブームを伸縮させない状態(最縮小状態)で使用するものであるが、この請求項1の発明には次のような効果がある。
まず、左右の外向きアームと左右のテンションロープと左右の連結材とによってブーム及びジブをそれぞれ左右各側から支持できるので、ブーム及びジブの各横撓みを同時に抑制できるという効果がある。
又、左右の外向きアームの各先端部を、左右のテンションロープと左右の連結材とでそれぞれ前後から緊張状態で支持しているので、各外向きアームとして撓み強度の低いもの(軽量のもの)を使用できるとともに、該各外向きアームの基端部の取付構造として例えばピンによる枢支程度の簡易なものを採用できるという効果がある。
さらに、各連結材の各基端部を、ジブ側面視においてジブのチルト中心と重合する位置で外向きアームに対してジブチルト方向に揺動可能に枢支しているので、ブーム作業姿勢においてジブをチルトさせても各連結材の基端部の揺動中心が不変となり、各テンションロープ及び各連結材がそれぞれ一定長さのものであっても、ジブを支障なくチルトさせることができるという効果がある。
[本願請求項2の発明の効果]
本願請求項2の発明の横撓み抑制装置は、ブームに伸縮ブームを採用し、横撓み抑制装置の装着状態で伸縮ブームを伸縮させ得るようにしたものであるが、この請求項2の発明には次のような効果がある。
まず、上記した第1の構成(左右の外向きアームと左右のテンションロープと左右のロープ長さ調整装置)によって伸縮ブームの先端部を左右各側から支持できる一方、上記した第2の構成(左右の連結材)によってジブを左右各側から支持できるので、伸縮ブーム及びジブの各横撓みを同時に抑制できるという効果がある。
又、上記した第2の構成(左右の外向きアームの各先端部とジブ左右側面部とを左右の連結材で連結している構成)を採用すると、各外向きアームの先端部をそれぞれテンションロープでブーム基端側に引っ張っても、その張力を連結材を介してジブ側面部で受けることができるので、各外向きアームとして撓み強度の低いもの(軽量のもの)を使用できるとともに、該各外向きアームの基端部の取付構造として例えばピンによる枢支程度の簡易なものを採用できるという効果がある。
さらに、上記した第3の構成(各連結材の各基端部を、ジブ側面視においてジブのチルト中心と重合する位置で外向きアームに対してジブチルト方向に揺動可能に枢支している構成)によって、ブーム作業姿勢においてジブをチルトさせても各連結材の基端部の揺動中心が不変となり、ジブを支障なくチルトさせることができるという効果がある。
本願第1実施例の横撓み抑制装置を備えた移動式クレーンの側面図である。 図1の移動式クレーンにおけるII−II部分の拡大矢視図である。 図1の伸縮ブーム先端部付近とジブ基端部付近の拡大図で、伸縮ブームを水平姿勢にした状態での側面図である。 図3の平面図である。 図3のV−V断面図である。 図5のVI拡大矢視図である。 図6の平面図である。 本願第2実施例の横撓み抑制装置を採用した図4相当図である。 本願第3実施例の横撓み抑制装置を採用した図1相当図である。
以下、添付の図面を参照して本願実施例のジブ付きブーム作業車におけるブーム及びジブの横撓み抑制装置を説明すると、図1〜図7には本願の第1実施例を示し、図8には同第2実施例を示し、図9には同第3実施例を示している。尚、図1〜図7の第1実施例及び図8の第2実施例は、本願請求項2に対応するものであり、図9の第3実施例は、本願請求項1に対応するものである。
[第1実施例]
図1〜図7に示す第1実施例では、ジブ付きブーム作業車として、図1に示すように大型のジブ付き移動式クレーンが採用されている。尚、他の実施例では、ジブ付きブーム作業車として高所作業車も採用することができ、その場合は、伸縮ブームの先端部にジブを継ぎ足し、該ジブの先端部に作業員搭乗用のバケットが取付けられる。
図1に示すジブ付き移動式クレーンは、車輌1上に旋回台2を設置し、該旋回台2に伸縮ブーム3を起伏自在に取付け、該伸縮ブーム3の先端部に伸縮ジブ4を継ぎ足したものである。
伸縮ブーム3は、基端ブーム31と複数本(図示例では3本)の中間ブーム32,32,32と先端ブーム33とを順次伸縮自在に連続させたものであり、最大伸長状態ではブーム長さが60mを超える長大なものもある。尚、この伸縮ブーム3は、起伏シリンダ30によって起伏せしめられる。
ブーム先端部に継ぎ足されるジブ4は、この実施例では基端ジブ41と複数本(図示例では2本)の中間ジブ42,42と先端ジブ43とを順次伸縮自在に連続させた伸縮ジブが採用されている。尚、他の実施例では、ジブ4として伸縮しないもの(例えばラフィングジブ)を採用してもよい。
この伸縮ジブ4は、伸縮ブーム3の先端部34(ブームヘッド)にジブサポート40を介して着脱自在に連結されている。尚、このようにブーム先端部34にジブサポート40を介して伸縮ジブ4を連結したものでは、特許請求の範囲において該ジブサポート40がブーム先端部に相当するものである。
この伸縮ジブ4は、図3〜図5に拡大図示するように、基端ジブ41の基端部をジブサポート40の先端部に左右横向きの軸(以下、チルト軸という)45で枢支して、伸縮ジブ4がブーム起伏面内で揺動(チルト)し得るように連結されている。そして、この伸縮ジブ4は、ジブサポート40と基端ジブ41との間に介設しているチルトシリンダ46によって所定角度範囲内でチルトさせ得るようになっている。尚、図1及び図3において、符号4のジブ位置がチルト角0°であり、符号4′のジブ位置がチルト角15°であり、符号4″のジブ位置がチルト角30°である。
そして、このジブ付き移動式クレーンでクレーン作業を行うときには、図1に示すように旋回台2に設けたウインチ11から吊荷ロープ12を繰出して先端ジブ43の先端部から吊荷フック13を吊下げて行う。尚、伸縮ブーム3のみでクレーン作業を行う場合には、ジブサポート40を伸縮ジブ4とともにブーム先端部34から取外して、該ブーム先端部34から吊荷フック13を吊下げて行う。
ところで、この種の大型のジブ付き移動式クレーンにおいて、例えば図1に示すように伸縮ブーム3を大きく起仰させ且つ長く伸長させた状態でクレーン作業を行う場合は、吊荷の振れ等によって伸縮ブーム3や伸縮ジブ4に横撓みが発生することがある。
そこで、この第1実施例のジブ付き移動式クレーンには、伸縮ブーム3及び伸縮ジブ4の横撓みを抑制するための横撓み抑制装置を装備している。
この第1実施例の横撓み抑制装置は、図1〜図5に示すように、伸縮ブーム3の先端部34(この実施例ではジブサポート40)に左右各外向きに突出する状態で取付けた左右の外向きアーム5,5と、該各外向きアーム5,5の先端部5b,5bと伸縮ブーム3の基端側適所(図示例では基端ブーム31の先端部に設けたマスト35)とを連結する左右のテンションロープ6,6と、該各テンションロープ6,6の繰出し長さを調整する左右のロープ長さ調整装置(ウインチ)7,7とを備えているとともに、各外向きアーム5,5の先端部5b,5bと伸縮ジブ4(基端ジブ41)のチルト中心P(チルト軸45)からジブ先端側に所定長さ離間した基端ジブ41のジブ左右側面部とを左右の連結材8,8で連結して構成している。
左右の各外向きアーム5,5は、図3〜図5に拡大図示するように、それぞれ四角パイプ製の上アーム51と下アーム52とを先端側において鋭角状態で連結しているとともに、上下のアーム51,52間に複数本の補強材53を介設して構成されている。そして、この各外向きアーム5,5は、上下の各アーム51,52の基端部をジブサポート40の基端寄り左右各側面にそれぞれピン54,55で枢支して装着されている。上下の各アーム51,52の基端部を枢支している上下の両ピン54,55は、相互に同軸上に位置していて、該上下両ピン54,55を支点にして左右の各外向きアーム5,5がそれぞれ前後に揺動可能となっている。
各外向きアーム5,5の先端部5b,5bには、テンションロープ6の先端部6bと連結材8の基端部8aとを連結させるための取付台56,56が溶接等の手段により固定されている。
前記各テンションロープ6,6は、それぞれロープ先端部6bを左右の外向きアーム5,5の先端部5b(取付台56)に連結した状態で、ロープ基端側を基端ブーム31の先端部に立設された左右のマスト35,35の各上端部(シーブがある)を介して、該各マスト35,35に取付けている左右のウインチ(ロープ長さ調整装置となる)7,7に巻取らせて張設している。そして、左右の各テンションロープ6,6は、各マスト35,35部分にある各ウインチ7,7により、伸縮ブーム3の伸縮長さに応じてロープ繰出し長さを調整し得るようになっている。尚、ロープ繰出し長さ調整用の各ウインチ7,7は、旋回台2に設けてもよい。
前記左右の連結材8,8は、各外向きアーム先端部5b,5b(取付台56,56)と基端ジブ41の左右各側面部とを連結して、後述するように各外向きアーム先端部5b,5bの位置を特定するものであり、この実施例では所定長さの棒状のものが使用されている。この各連結材8,8は、この実施例では複数の棒材を屈伸可能に連結したものが採用されているが、屈伸しない1本物の棒材でもよく、あるいは棒材に代えてワイヤーロープを使用してもよい。尚、各連結材8,8として複数の棒材を屈伸可能に連結したものを採用したものにおいて、この横撓み抑制装置を使用しない場合には、各連結材8,8を屈曲させて全長を短くした状態で基端ジブ41の側面に格納することができる。
この各連結材8,8は、各連結材基端部8a,8aが各外向きアーム先端部5b,5b(取付台56,56)に連結されている一方、各連結材先端部8b,8bが伸縮ジブ4のチルト中心P(チルト軸45)からジブ先端側に所定長さ(図示例では3.5m程度)離間した位置の基端ジブ41の左右各側面に連結されている。又、各連結材8,8の基端部8a,8aは、図6及び図7に示すように各外向きアーム先端部5b,5b(取付台56,56)に対して縦軸81(上下2本ある)と横軸82とで枢着されていて、連結材8が外向きアーム先端部5b(取付台56)に対してジブチルト方向に揺動し得るように連結されている。
そして、各連結材8,8の先端部8b,8bは、基端ジブ41の左右各側面部に対して、各連結材基端部8a,8aの揺動中心(横軸82)がジブ側面視においてジブチルト中心P(チルト軸45の左右延長線上)に重合するような位置に連結している。即ち、左右の外向きアーム5,5の各基端部はそれぞれ上下のピン54,55で枢支されていて、各外向きアーム5,5が前後に揺動可能となっているが、各外向きアーム先端部5b,5bと基端ジブ41の左右各側面部をそれぞれ一定長さの連結材8,8で連結することにより、各外向きアーム5,5を所定姿勢に位置決めできるとともに、そのとき各連結材基端部8a,8aの揺動中心(横軸82)がジブ側面視においてジブチルト中心P(チルト軸45の左右延長線上)に重合するようにしている。
尚、各連結材8,8は、長さを長くする方が伸縮ジブ4(基端ジブ41)に対する横撓み抑制機能が向上するが、連結材基端部8aの連結位置をジブ側面視においてジブチルト中心Pに重合する位置に特定する必要がある関係で、該各連結材8,8の長さを長くするほど、各連結材先端部8b,8bの連結位置をジブ先端側にずらす必要がある。
この第1実施例の横撓み抑制装置は、次のように機能する。
まず、伸縮ブーム3の先端部34(ジブサポート40)に取付けた左右の外向きアーム5,5の各先端部5b,5b(取付台56,56)に左右のテンションロープ6,6の各先端部6b,6bを連結し、該各テンションロープ6,6をそれぞれ左右のウインチ(ロープ長さ調整装置)7,7で緊張させることにより、クレーン作業状態において伸縮ブーム3の横撓みが抑制できる。即ち、ブーム先端部34が左右各側から外向きアーム5,5及びテンションロープ6,6により緊張状態で支持されているので、ブーム先端部34が左右に振れにくくなる。又、この第1実施例では、各テンションロープ6,6の基端側がマスト35の先端(上端)に位置しているので、ブーム先端部34を上方側からも支持でき、伸縮ブーム3の下方向への「撓み」も抑制できる。
又、各外向きアーム5,5の各先端部5b,5bとジブチルト中心Pからジブ先端側に所定長さ離間した位置における基端ジブ41の左右側面部とを左右の連結材8,8で連結しているので、伸縮ジブ4(特に基端ジブ41)が左右各側から緊張状態で支持されており、該伸縮ジブ(特に基端ジブ41)の横撓みが抑制できる。
又、この場合、各外向きアーム先端部5b,5bは、テンションロープ6,6によるブーム基端側からと連結材8,8によるジブ先端側からとの前後両方向から支持されており、ウインチ(ロープ長さ調整装置)7,7によりテンションロープ6,6を緊張させたときに、その緊張力を外向きアーム先端部5b及び連結材8を介してジブ側面部で受けることができる。従って、各外向きアーム5,5にはテンションロープ6,6による引っ張りに対する撓み強度がさほど必要でなく、該各外向きアーム5,5として撓み強度の低いもの(軽量のもの)を使用できるとともに、各外向きアーム5,5の基端部の取付構造としてピン54,55による枢支程度の簡易なものを採用できる。尚、各外向きアーム5,5を軽量にすると、その分、吊荷フック13で吊持される吊荷重量を多くできる。
さらに、各連結材8,8の基端部8a,8aを各外向きアーム先端部5b,5bに対して、ジブ側面視においてジブチルト中心P(チルト軸45の左右延長線上)と重合する位置で且つ各連結材8,8が各外向きアーム先端部5b,5bに対してジブチルト方向に揺動可能となる状態で枢支しているので、クレーン作業姿勢において伸縮ジブ4をチルトさせても(図3の符号4′及び4″)、左右の連結材8の基端部8aの揺動支点位置が不変となる。従って、伸縮ジブ4のチルト動作が支障なく行われる。
尚、この第1実施例のジブ付きブーム作業車において、横撓み抑制装置を装備した状態で伸縮ブーム3を伸縮させるときには、各ロープ長さ調整装置(ウインチ)7,7により各テンションロープ7,7の繰出し長さを調整しながら行う。
[第2実施例]
図8に示す第2実施例の横撓み抑制装置は、上記第1実施例の変形例(図4の変形例)を示したものである。この第2実施例(図8)の横撓み抑制装置では、左右の外向きアーム5,5の各基端部(第1実施例における上アーム51と下アーム52の各基端部)を基端ジブ41の基端近傍部にそれぞれ上下各ピン54,55で枢着している。
この第2実施例のように、外向きアーム5,5の基端部を基端ジブ41の基端近傍部に連結する場合には、該基端ジブ41における外向きアーム基端部の連結位置に補強材47を取付けて、該補強材47部分に外向きアーム5,5の各基端部をピン54,55で枢着するとよい。
この第2実施例の横撓み抑制装置でも、左右の連結材8,8の各基端部8a,8aの揺動中心がジブ側面視においてジブチルト中心P(チルト軸45の左右延長線上)に重合した位置にあることは勿論である。尚、この第2実施例におけるその他の構成は、上記第1実施例と同様である。
従って、この第2実施例(図8)の横撓み抑制装置でも、伸縮ジブ4(特に基端ジブ41)の横撓みが抑制できるとともに、基端ジブ41を介して伸縮ブーム3の横撓みも抑制できる。又、この第2実施例の横撓み抑制装置でも、上記伸縮ブーム3及び伸縮ジブ4の横撓み抑制機能のほかに、上記第1実施例の横撓み抑制装置と同様に、各外向きアーム5,5に撓み強度の低いもの(軽量のもの)を使用できるとともに、各外向きアーム5,5の基端部の取付構造としてピン54,55による枢支程度の簡易なものを採用できる。さらに、左右の連結材8,8の各基端部8a,8aの揺動中心がジブ側面視においてジブチルト中心P(チルト軸45の左右延長線上)に重合した位置にあるので、伸縮ジブ4のチルト動作を支障なく行える、等の機能を有している。
[第3実施例]
図9に示す第3実施例の横撓み抑制装置では、伸縮ブーム3を最縮小させた状態でのみ使用するものである。そして、この図9の第3実施例の横撓み抑制装置では、基端ブーム31の基端部寄り位置にマスト35(左右一対ある)を取付けて、該各マスト35の先端部と左右の各外向きアーム5の先端部とを左右の各テンションロープ6で連結している。この場合、左右の各テンションロープ6の基端部は、各マスト35の先端部に直接固定しており、従って該各テンションロープ6の長さは一定(繰出し不能)となっている。尚、この第3実施例では、横撓み抑制装置を伸縮ブーム3が最縮小状態(伸縮しない状態)でのみ使用するので、第1実施例(図1〜図7)におけるテンションロープ6の長さ調整装置(ウインチ)7は不要となる。
又、この第3実施例でも、上記第1実施例(図3〜図7)と同様に、各外向きアーム5の先端部と基端ジブ41の左右側面との間にそれぞれ左右の各連結材8が介設されているとともに、各連結材8の基端部が各外向きアーム5の先端部に対して、ジブ側面視においてジブチルト中心と重合する位置で且つ各連結材8が各外向きアーム先端部に対してジブチルト方向に揺動可能となる状態で枢着されている。この場合、左右のテンションロープ6の長さは、各連結材8の基端部の枢着位置(各外向きアーム先端部)が上記のようにジブ側面視においてジブチルト中心と重合する状態で、各外向きアーム5の姿勢を維持するような長さに設定されている。
尚、この第3実施例における各外向きアーム5及び各連結材8等の詳細な構成は、概ね図3〜図7の第1実施例のものと同様であるので、該図3〜図7のものを援用する。又、この第3実施例において、各外向きアーム5の基端部は、図8の第2実施例のように基端ジブ41の基端近傍部に支持させてもよい。
この第3実施例の横撓み抑制装置では、伸縮ブーム3を最縮小させた状態でブーム先端部34に伸縮ジブ4を継ぎ足して使用する場合に限定したものであるが、この場合は、伸縮ブーム3を伸縮せさないので、各テンションロープ6の長さを調整する必要がなく、従ってロープ長さ調整装置(ウインチ)7は不要となる。
又、この第3実施例の場合でも、左右の各テンションロープ6(左右のマスト35を含む)及び左右の各外向きアーム5により伸縮ブーム3の横撓みを抑制し得るとともに、各外向きアーム5の先端部と基端ジブ41の左右側面部間に介設した左右の連結材8により伸縮ジブ4(基端ジブ41)の横撓みも抑制できる。
又、この第3実施例の横撓み抑制装置でも、上記伸縮ブーム3及び伸縮ジブ4の横撓み抑制機能のほかに、上記第1実施例の横撓み抑制装置と同様に、各外向きアーム5に撓み強度の低いもの(軽量のもの)を使用できるとともに、各外向きアーム5の基端部の取付構造としてピン54,55(図3〜図5参照)による枢支程度の簡易なものを採用できる。さらに、左右の連結材8の各基端部の揺動中心がジブ側面視においてジブチルト中心(チルト軸の左右延長線上)に重合した位置にあるので、伸縮ジブ4のチルト動作に支障がない。
尚、本願請求項1では、上記第3実施例の変形例として、伸縮ブーム3に代えて1本の単ブームのみを使用し、該単ブームの先端部に伸縮ジブ4(伸縮しないジブでもよい)を継ぎ足したものに対して、本願の横撓み抑制装置を採用してもよい。
1は車輌、2は旋回台、3はブーム(伸縮ブーム)、4はジブ(伸縮ジブ)、5は外向きアーム、5bは外向きアーム先端部、6はテンションロープ、7はロープ長さ調整装置(ウインチ)、8は連結材、8aは連結材基端部、8bは連結材先端部、30は起伏シリンダ、31は基端ブーム、33は先端ブーム、34はブーム先端部、40はジブサポート、41は基端ジブ、45はチルト軸、46はチルトシリンダ、Pはジブチルト中心である。

Claims (2)

  1. 車輌(1)上に設置した旋回台(2)にブーム(3)を起伏自在に取付け、該ブーム(3)の先端部にジブ(4)をブーム起伏面内でチルト自在に継ぎ足してなるジブ付きブーム作業車において、
    前記ブーム(3)の先端部又は前記ジブ(4)の基端近傍部に左右各外向きに突出する状態で取付けた左右の外向きアーム(5,5)と、該各外向きアーム(5,5)の先端部(5b,5b)と前記ブーム(3)の基端側適所とを連結する左右のテンションロープ(6,6)とを備え、
    前記各外向きアーム先端部(5b,5b)と前記ジブ(4)のチルト中心(P)からジブ先端側に所定長さ離間した位置のジブ左右側面部とを左右の連結材(8,8)で連結しているとともに、
    前記各連結材(8,8)の基端部(8a,8a)を前記各外向きアーム先端部(5b,5b)に対して、ジブ側面視においてジブ(4)のチルト中心(P)と重合する位置で且つ各連結材(8,8)が各外向きアーム先端部(5b,5b)に対してジブチルト方向に揺動可能となる状態で枢支している、
    ことを特徴とするジブ付きブーム作業車におけるブーム及びジブの横撓み抑制装置。
  2. 車輌(1)上に設置した旋回台(2)に伸縮ブーム(3)を起伏自在に取付け、該伸縮ブーム(3)の先端部にジブ(4)をブーム起伏面内でチルト自在に継ぎ足してなるジブ付きブーム作業車において、
    前記伸縮ブーム(3)の先端部又は前記ジブ(4)の基端近傍部に左右各外向きに突出する状態で取付けた左右の外向きアーム(5,5)と、該各外向きアーム(5,5)の先端部(5b,5b)と前記伸縮ブーム(3)の基端側適所とを連結する左右のテンションロープ(6,6)と、該各テンションロープ(6,6)の繰出し長さを調整する左右のロープ長さ調整装置(7,7)とを備え、
    前記各外向きアーム先端部(5b,5b)と前記ジブ(4)のチルト中心(P)からジブ先端側に所定長さ離間した位置のジブ左右側面部とを左右の連結材(8,8)で連結しているとともに、
    前記各連結材(8,8)の基端部(8a,8a)を前記各外向きアーム先端部(5b,5b)に対して、ジブ側面視においてジブ(4)のチルト中心(P)と重合する位置で且つ各連結材(8,8)が各外向きアーム先端部(5b,5b)に対してジブチルト方向に揺動可能となる状態で枢支している、
    ことを特徴とするジブ付きブーム作業車におけるブーム及びジブの横撓み抑制装置。
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