JP2008247565A - 移動式クレーン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車体1に起伏駆動可能に設けられ伸縮機構によって複数段にわたって伸縮するメインブーム3と、メインブーム3の先端部3aに起伏駆動可能に設けられ伸縮機構によって複数段にわたって伸縮するサブブーム10を備えた移動式クレーンである。サブブーム10の伸縮機構は、サブブーム10に内装され基端ブーム11の基端部にそのロッド先端部が軸支されている一本の伸縮シリンダとロッド側端部と基端ブーム11を除く各ブームの基端部とを連結ピンで選択して連結・解除するシリンダ・ブーム連結手段と、隣接して対峙する互いのブーム同士を固定、解除可能にするブーム間連結手段とを備えている。
【選択図】図1
Description
前記サブブームは、基端ブーム内に複数の中間ブームおよび先端ブームをそれぞれ順次伸縮自在に嵌挿させた多段ブームで構成され、
前記サブブームの伸縮機構は、
サブブーム内に内装され基端ブームの基端部にそのロッドの先端部が軸支されている一本の伸縮シリンダと、
伸縮シリンダのロッド側端部とサブブームの基端ブームを除く各ブームの基端部とを連結ピンで選択して連結・解除するシリンダ・ブーム連結手段と、
サブブームの隣接する内側ブームを伸長したときに内側ブームの基端部と当該基端部に対峙する隣接する外側ブームに両ブーム同士を固定、解除可能にするブーム間連結手段と、
前記伸縮シリンダ、シリンダ・ブーム連結手段、ブーム間連結手段を適宜駆動制御して全縮小状態のサブブームを先端側ブームから順次伸長させる伸長工程と、縮小時に基端側ブームから順次縮小させる縮小工程とを有する制御手段とで構成し、
各ブーム段を伸長させてのクレーン作業時には各ブーム段はブーム間連結手段で固定し、伸縮シリンダは基端ブーム内に位置させるようにしたことを特徴とする移動式クレーンである。
前記制御手段の縮小工程は、伸長状態のサブブームを縮小させる際に、基端ブームに隣接する中間ブームの基端部と伸縮シリンダのロッド側端部とをシリンダ・ブーム連結手段で連結後、基端ブームと基端ブームに隣接する中間ブーム間のブーム間連結手段の固定を解除し、伸縮シリンダを縮小して基端ブームに隣接する中間ブームを基端ブーム段内に縮小させ、次に次段の中間ブーム段を基端ブームに隣接する中間ブーム段内に同様にして縮小させ、基端ブームに隣接する中間ブーム段から先端ブーム段までを順次1段ブーム毎に縮小させる制御工程であることが好ましい。
(シリンダ・ブーム連結手段20)
シリンダ・ブーム連結手段20の一例は、図3に詳細が説明されている。この図3において、符号20はシリンダ・ブーム連結手段であり、このシリンダ・ブーム連結手段20は、ロッド側端部8aに配置された連結ピン駆動シリンダ21、連結ピン駆動レバー22、連結ピン23、及びトップブーム16の基端部16aに配置された連結ボス16cの連結穴16bから大略構成されている。
(ブーム間連結手段50)
ブーム間連結手段50の一例は、図3に概略が示されている。この図3においてブーム間連結手段50は、トップブーム16とフィフスブーム15とのブーム間連結手段が説明されている。このブーム間連結手段50は、トップブーム16の基端部16aの固定ピン収納部材16eに摺動可能に組み付けられた左右一対のトップブーム固定ピン16dとフィフスブーム15の側面に取付られた固定ボス52に設けられた固定穴51とから構成されている。ここで、符号33はトップブーム固定ピン16dの内端に位置して設けられた連結部材である。連結部材33は一部が開口した箱型形状をしており、後述する固定ピン駆動手段の固定ピン駆動レバーと連結可能となっている。
(ブームの伸長工程)
ブームの伸長工程は、全縮小状態のブームを先端側のブームから順次伸長させる工程であり、サブブーム10を先端側のブームから順次伸長させるサブブーム伸長工程と、全縮小状態のメインブーム3を先端側のブームから順次伸長させるメインブーム伸長工程とから構成される。
(サブブーム伸長工程)
(トップブームの伸長)
トップブーム16の基端部16aと伸縮シリンダ7のロッド側端部8aとがシリンダ・ブーム連結手段20により連結された状態で伸縮シリンダ7を伸長してトップブーム16を隣接するフィフスブーム15より伸長させる。
(フィフスブームの伸長)
フィフスブーム15の基端部15aと伸縮シリンダ7のロッド側端部8aとがシリンダ・ブーム連結手段20により連結された状態で、伸縮シリンダ7を伸長させ、フィフスブーム15を隣接するフォースブーム14より伸長させる。
(フォースブームの伸長)
フォースブーム14の基端部14aと伸縮シリンダ7のロッド側端部8aとがシリンダ・ブーム連結手段20により連結された状態で、伸縮シリンダ7を伸長させ、フォースブーム14を隣接するサードブーム13より伸長させる。
(サードブームの伸長)
サードブーム13の基端部13aと伸縮シリンダ7のロッド側端部8aとがシリンダ・ブーム連結手段20により連結された状態で、伸縮シリンダ7を伸長させ、サードブーム13を隣接するセカンドブーム12より伸長させる。
(セカンドブームの伸長)
セカンドブーム12の基端部12aと伸縮シリンダ7のロッド側端部8aとがシリンダ・ブーム連結手段20により連結された状態で、伸縮シリンダ7を伸長させ、セカンドブーム12を隣接するベースブーム11より伸長させる。
(メインブーム伸長工程)
サブブーム10の伸長が終了後、必要に応じて、同様にして全縮小状態のメインブーム3を先端側のブームから順次伸長させる。
(ブームの縮小工程)
ブームの縮小工程は、縮小時に基端側ブームから順次縮小させる工程であり、メインブーム3の基端側ブームから順次縮小させるメインブーム縮小工程とサブブーム10の基端側ブームから順次縮小させるサブブーム縮小工程とから構成される。
(サブブーム縮小工程)
メインブーム3の縮小が終了後、同様にして伸長状態のサブブーム10が基端側から順次縮小される。
(ベースブーム11内へのセカンドブーム12の挿嵌工程)
ベースブーム内に位置している伸縮シリンダ7を伸長させ、シリンダブーム連結手段20を駆動させて連結ピン23によりセカンドブームの基端部12aと伸縮シリンダ7のロッド側端部8aとを連結させる。
(セカンドブーム12内へのサードブーム13の挿嵌工程)
シリンダブーム連結手段20を駆動させて連結ピン23によるセカンドブーム12の基端部12aとロッド側端部8aとの連結を解除する。
2:旋回台
3:メインブーム
3a:先端部
4:吊具
4a:ロープ
5:ブーム起伏シリンダ
6:ブーム起伏シリンダ
7:伸縮シリンダ
8:シリンダチューブ
8a:ロッド側端部
9:ロッド
9a:ロッド先端部
10:サブブーム
10a:先端部
11:ベースブーム
11a:基端部
11b:連結穴
12:セカンドブーム
12a:基端部
12b:連結穴
12d:セカンドブーム固定ピン
13:サードブーム
13a:基端部
13b:連結穴
13d:サードブーム固定ピン
14:フォースブーム
14a:基端部
14b:連結穴
14d:フォースブーム固定ピン
15:フィフスブーム
15a:基端部
15b:連結穴
15d:フィフスブーム固定ピン
16:トップブーム
16a:基端部
16b:連結穴
16c:連結ボス
16d:トップブーム固定ピン
16e:固定ピン収納部材
20:シリンダ・ブーム連結手段
21:連結ピン駆動シリンダ
21a:ロッド側端
21b:シリンダ側端
22:連結ピン駆動レバー
23:連結ピン
24:サポート
25:トラニオン部材
26:連結ピン収納穴
33:連結部材
50:ブーム間連結手段
51:固定穴
52:固定ボス
66a、66b:アーム手段
67a、67b:ガイロープ
68a、68b:ガイマスト(ガイロープ基端部連結手段)
69a、69b:ウインチ(ガイロープ長さ調節手段)
70a、70b:控えロープ
Claims (4)
- 車体に起伏駆動可能に設けられ伸縮機構によって複数段にわたって伸縮するメインブームと、メインブームの先端部に起伏駆動可能に設けられ伸縮機構によって複数段にわたって伸縮するサブブームを備えた移動式クレーンにおいて、
前記サブブームは、基端ブーム内に複数の中間ブームおよび先端ブームをそれぞれ順次伸縮自在に嵌挿させた多段ブームで構成され、
前記サブブームの伸縮機構は、
サブブーム内に内装され基端ブームの基端部にそのロッドの先端部が軸支されている一本の伸縮シリンダと、
伸縮シリンダのロッド側端部とサブブームの基端ブームを除く各ブームの基端部とを連結ピンで選択して連結・解除するシリンダ・ブーム連結手段と、
サブブームの隣接する内側ブームを伸長したときに内側ブームの基端部と当該基端部に対峙する隣接する外側ブームに両ブーム同士を固定、解除可能にするブーム間連結手段と、
前記伸縮シリンダ、シリンダ・ブーム連結手段、ブーム間連結手段を適宜駆動制御して全縮小状態のサブブームを先端側ブームから順次伸長させる伸長工程と、縮小時に基端側ブームから順次縮小させる縮小工程とを有する制御手段とで構成し、
各ブーム段を伸長させてのクレーン作業時には各ブーム段はブーム間連結手段で固定し、伸縮シリンダは基端ブーム内に位置させるようにしたことを特徴とする移動式クレーン。 - 請求項1において、前記制御手段の伸長工程は、全縮小状態のサブブームを伸長させる際に、先端ブームの基端部と伸縮シリンダのロッド側端部とをシリンダ・ブーム連結手段で連結し、伸縮シリンダを伸長して先端ブームに隣接する中間ブーム段より先端ブーム段を伸長させた後、先端ブームの基端部と隣接する外側の中間ブームをブーム間連結手段で固定し、シリンダ・ブーム連結手段による連結を解除して伸縮シリンダを縮小させ、次に先端ブームに隣接する中間ブーム段を当該中間ブームに隣接する次の中間ブーム段を同様にして伸長させ、先端ブーム段から基端ブームに隣接する中間ブーム段までを順次1段ブーム毎に伸長させる制御工程であり、
前記用制御手段の縮小工程は、伸長状態のサブブームを縮小させる際に、基端ブームに隣接する中間ブームの基端部と伸縮シリンダのロッド側端部とをシリンダ・ブーム連結手段で連結後、基端ブームと基端ブームに隣接する中間ブーム間のブーム間連結手段の固定を解除し、伸縮シリンダを縮小して基端ブームに隣接する中間ブームを基端ブーム段内に縮小させ、次に次段の中間ブーム段を基端ブームに隣接する中間ブーム段内に同様にして縮小させ、基端ブームに隣接する中間ブーム段から先端ブーム段までを順次1段ブーム毎に縮小させる制御工程であることを特徴とする移動式クレーン。 - 請求項1または請求項2において、前記サブブームの先端ブームの先端部両側にそれぞれ取付けられた左右のアーム手段と、左右のアーム手段にそれぞれの先端部を連結した左右のガイロープと、サブブームの長手方向中間部背面側に配置され左右のガイロープの各基端部を連結するガイロープ基端部連結手段と、前記ガイロープの張設長さをそれぞれ調節するガイロープ長さ調節手段とを具備したことを特徴とする移動式クレーン。
- 請求項3において、前記左右のアーム手段は、前記サブブームの先端ブームの先端部両側にそれぞれ延出して取付けられ、
ガイロープ基端部連結手段は、サブブームの長手方向中間部背面側に上方が互いに拡開して取付けられた左右のガイマストで構成し、前記ガイマストの先端部に前記ガイロープの各基端部を連結し、前記ガイマストはサブブームの起伏軌跡面の互いに反対側を経由するよう張設したことを特徴とする移動式クレーン。
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2007
- 2007-03-30 JP JP2007092143A patent/JP2008247565A/ja active Pending
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