JP2017081711A - ブーム撓み防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブームの伸縮に容易に対応できる簡単且つ軽量なブーム撓み防止装置の提供。【解決手段】ブーム撓み防止装置10は、ポスト27と、テンションワイヤ28と、このテンションワイヤ28が巻き掛けられる複数のシーブとを備える。当該シーブは、張力シーブ33、第1先端シーブ36〜第3先端シーブ38及び第1基端シーブ39〜第3基端シーブ41を含む。テンションワイヤ28の両端部は、旋回台13及びベースブーム24の先端部に固定される。テンションワイヤ28は、張力シーブ33に掛けられ、各先端シーブ及び基端シーブに順に巻き掛けられる。【選択図】図1

Description

この発明は、クレーンその他の作業車に搭載されているブームの撓みを防止する装置に関し、具体的には吊荷作業中におけるブームの撓みをキャンセルする機構に関するものである。
たとえばクレーン車は、一般にブーム及び吊荷ワイヤを備えている。この吊荷ワイヤはブームの先端に設けられたシーブに掛け回されており、その先端にフックが連結されている。吊荷は、フックに掛けられた状態で、ブーム及び吊荷ワイヤが操作されることにより所要の搬送が行われる。このとき、ブームに軸力及び曲げモーメントが作用し、ブームに撓みが生じる。ブームに撓みが生じたとしてもブームに強度的な問題が生じるわけではないが、ブーム姿勢を正確に制御することが困難になる。そのため、従来からブームの撓みを抑える装置が提供されている(たとえば特許文献1参照)。
特開2011−121753号公報
図3は、特許文献1に開示されたブーム撓み防止装置を模式的に示している。同図が示すように、この装置1は、ブーム2の中間部に立設されたポスト3と、ポスト3に設けられたウインチ4と、テンションワイヤ5と、テンションリンク6とを備えている。テンションワイヤ5は、ウインチ4に引き出し自在に巻き込まれており、ポスト3の先端部に設けられたシーブ7を介してブーム2の先端部に連結されている。テンションリンク6は、ポスト3と旋回台8とを連結している。
吊荷作業中において、ブーム2は吊荷に作用する重力の方向に曲げられる。ところが、ポスト3とブーム2を連結するテンションワイヤ5によってブーム2の変形が抑えられ、結局ブーム2の撓みが防止される。吊荷作業中にブーム2が伸縮される場合は、ウインチ4が作動し、テンションワイヤ5の長さが調整される。
ところで、従来のブーム撓み防止装置1では、ブーム2の伸縮に対応するために十分な長さのテンションワイヤ5がウインチ4に予め巻き取られていなければならない。このため、ポスト3の機構が複雑でしかも重量が大きくなっていた。さらに、テンションワイヤ5がブーム2の伸縮に対応するためには、テンションワイヤ5に生じる張力が維持されたままウインチ4の作動が制御されなければならいが、この制御は複雑で一般に容易ではなかった。
本発明はかかる背景のもとになされたものであって、その目的は、ブームの伸縮に容易に対応できる簡単且つ軽量なブーム撓み防止装置を提供することである。
(1) 本発明に係るブーム撓み防止装置は、ベースブーム、トップブーム並びにこれらの間に配置された一又は複数の中間ブームが入れ子状に組み立てられ、互いに長手方向にスライドすることにより伸縮可能なクレーンブームが旋回台に支持された作業車に適用される。このブーム撓み防止装置は、上記クレーンブームの背面側に立設され、先端部に張力シーブが設けられたポストと、上記トップブーム及び中間ブームのそれぞれの先端部及び基端部に設けられた先端シーブ及び基端シーブと、両端が上記ベースブームの先端固定部及び上記旋回台の所定部に固定されたテンションワイヤとを有する。当該テンションワイヤは、上記旋回台の所定部から上記張力シーブに掛け回されると共に当該トップブームの先端シーブ及び基端シーブ並びに上記中間ブームの先端シーブ及び基端シーブに順に繰り返して掛け回されている。
このような作業車によってクレーン作業が行われるときは、一般にクレーンブームが所要の角度に起立され且つ所要の長さに伸長される。ウインチから引き出された吊荷ワイヤは、クレーンブームの先端に設けられたシーブに巻き掛けられて垂下し、フックを介して荷を吊り下げる。この状態でクレーンブームに軸力及び曲げモーメントが作用し、クレーンブームは、その背面側が凸となるように撓む。すなわち、クレーンブームの背面に引張応力が生じる。
この発明の構成によれば、上記テンションワイヤは、その一端を作業車の旋回台の所定部に固定された状態で、上記ポストに設けられた張力シーブに掛け回された後にトップブームの先端シーブに掛け回される。さらに、このテンションワイヤは、トップブームの先端シーブから基端シーブを経て、当該トップブームと隣り合う第1の中間ブームの先端シーブに巻き掛けられた後に当該中間ブームの基端シーブに巻き掛けられる。ここで、当該クレーンブームが単一の中間ブームを備えている場合は、当該テンションワイヤの他端は、当該第1の中間ブームと隣り合うベースブームの先端固定部に固定される。他方、上記クレーンブームが複数の中間ブームを備えている場合は、上記第1の中間ブームの基端シーブに巻き掛けられたテンションワイヤは、当該第1の中間ブームと隣り合う第2の中間ブームの先端シーブに巻き掛けられた後に当該中間ブームの基端シーブに巻き掛けられる。テンションワイヤは、その後も同様に隣り合う中間ブームの先端シーブ及び基端シーブに巻き掛けられ、最終的に当該テンションワイヤの他端がベースブームの先端固定部に固定される。
上記張力シーブが上記クレーンブームの背面側上方に位置することから、上記トップブームの先端部、張力シーブ及び旋回台の所定部を頂点とする仮想三角形が形成される。これにより、前述のようにレイアウトされたテンションワイヤは、上記クレーンブームの撓みを抑制することができる。すなわち、当該テンションワイヤに生じる張力によって上記クレーンブームは上記背面側が凹となるように撓むが、この撓みが上記吊荷ワイヤの張力によって上記クレーンブームに生じる撓み(上記背面側が凸となる撓み)を相殺する。しかも、単一のテンションワイヤがクレーンブームに設けられた上記先端シーブ及び基端シーブに巻き掛けられているから、作業中にクレーンブームが伸縮されたとしても、これが原因となって当該テンションワイヤが引っ張られたり弛んだりすることはない。つまり、このテンションワイヤは、一定の張力を維持したままクレーンブームの伸縮に追従することができる。加えて、テンションワイヤが前述のようにレイアウトされることにより、上記撓みを相殺するためのテンションワイヤの張力が上記クレーンブームを伸長させる方向に作用する。一般に吊荷状態では、ブームを縮小させる力がブーム内部に配置された伸縮シリンダやワイヤに加わるが、上記テンションワイヤの張力がクレーンブームを伸長させる方向に作用することにより、上記伸縮シリンダやワイヤに加わる力が抑制される。
(2) また、本発明に係るブーム撓み防止装置は、ベースブーム、トップブーム並びにこれらの間に配置された一又は複数の中間ブームを含み、互いに長手方向にスライドすることにより長手方向に伸縮可能なクレーンブームが旋回台に支持された作業車に適用される。このブーム撓み防止装置は、上記クレーンブームの背面側に立設され、先端部に張力シーブが設けられたポストと、上記ベースブームの先端部に設けられたベースシーブと、上記中間ブームの先端部及び基端部にそれぞれ設けられた先端シーブ及び基端シーブと、上記旋回台の所定部に設けられた調整シーブと、両端が上記トップブームの先端固定部及び基端固定部に固定されたテンションワイヤとを有する。当該テンションワイヤは、上記トップブームの先端固定部から上記張力シーブ、調整シーブ及びベースシーブに掛け回されると共に当該ベースブームと隣り合う中間ブームの基端シーブ及び先端シーブに順に繰り返して掛け回されている。
上記発明と同様に、このような作業車によってクレーン作業が行われるときは、一般にクレーンブームが所要の角度に起立され且つ所要の長さに伸長される。ウインチから引き出された吊荷ワイヤは、クレーンブームの先端に設けられたシーブに巻き掛けられて垂下し、フックを介して荷を吊り下げる。この状態でクレーンブームに軸力及び曲げモーメントが作用し、クレーンブームは、その背面側が凸となるように撓む。すなわち、クレーンブームの背面に引張応力が生じる。
この発明の構成によれば、上記テンションワイヤは、その一端がトップブームの基端固定部に固定された状態で、当該トップブームと隣り合う第1の中間ブームの先端シーブに巻き掛けられた後に当該中間ブームの基端シーブに巻き掛けられる。ここで、当該クレーンブームが単一の中間ブームを備えている場合は、上記テンションワイヤは、上記ベースブームの先端シーブ、上記旋回台の所定部に設けられた調整シーブ及び上記ポストに設けられた張力シーブに掛け回され、さらに、当該テンションワイヤの他端がトップブームの先端固定部に固定される。他方、上記クレーンブームが複数の中間ブームを備えている場合は、上記第1の中間ブームの基端シーブに巻き掛けられたテンションワイヤは、当該第1の中間ブームと隣り合う第2の中間ブームの先端シーブに巻き掛けられた後に当該中間ブームの基端シーブに巻き掛けられる。テンションワイヤはその後も同様に隣り合う中間ブームの先端シーブ及び基端シーブに巻き掛けられ、最終的に当該テンションワイヤは、上記ベースブームの先端シーブ、上記調整シーブ及び上記張力シーブに掛け回された後に、当該テンションワイヤの他端がトップブームの先端固定部に固定される。
上記張力シーブが上記クレーンブームの背面側上方に位置することから、上記トップブームの先端部、張力シーブ及び調整シーブを頂点とする仮想三角形が形成される。これにより、前述のようにレイアウトされたテンションワイヤは、上記クレーンブームの撓みを抑制することができる。すなわち、当該テンションワイヤに生じる張力によって上記クレーンブームは上記背面側が凹となるように撓むが、この撓みが上記吊荷ワイヤの張力によって上記クレーンブームに生じる撓み(上記背面側が凸となる撓み)を相殺する。しかも、単一のテンションワイヤがクレーンブームに設けられた上記先端シーブ及び基端シーブに巻き掛けられているから、作業中にクレーンブームが伸縮されたとしても、これが原因となって当該テンションワイヤが引っ張られたり弛んだりすることはない。すなわち、このテンションワイヤは、一定の張力を維持したままクレーンブームの伸縮に追従することができる。加えて、テンションワイヤが前述のようにレイアウトされることにより、上記撓みを相殺するためのテンションワイヤの張力が上記クレーンブームを伸長させる方向に作用する。一般に吊荷状態では、ブームを縮小させる力がブーム内部に配置された伸縮シリンダやワイヤに加わるが、上記テンションワイヤの張力がクレーンブームを伸長させる方向に作用することにより、上記伸縮シリンダやワイヤに加わる力が抑制される。
(3) 前述の二つの発明において、上記ポストを支持しつつ上記張力シーブと上記背面との距離を変化させるアクチュエータがさらに備えられていてもよい。
この構成によれば、クレーンブームの起立角度に対応して上記張力シーブと上記背面との距離が調整される。すなわち、クレーンブームに生じる曲げ応力が完全に相殺され得る。
(4) 上記アクチュエータは、上記ポストの起立角度を変更する油圧シリンダを備えていてもよい。また、上記ポストの長手方向長さを変更する油圧シリンダを備えていてもよい。
この発明によれば、単一のテンションワイヤがクレーンブームに対して特定のレイアウトとなることにより、当該クレーンブームに生じる撓みが抑制される。しかも、クレーンブームの伸長に対応するためにテンションワイヤを繰り出し/巻き取るためのウインチが不要であるので、装置が簡略化及び軽量化される。加えて、テンションワイヤの張力がクレーンブームを伸長させる方向に作用するので、クレーンブームに内蔵された伸縮シリンダ等に作用する力が抑制され、その結果、クレーンブームのコンパクト設計が可能となる。
図1は、本発明の一実施形態に係るブーム撓み防止装置が採用された作業車の側面図である。 図2は、本発明の一実施形態の変形例に係るブーム撓み防止装置を模式的に示す図である。 図3は、従来のブーム撓み防止装置を模式的に示す図である。
以下、本発明の好ましい実施形態が、適宜図面が参照されながら説明される。なお、本実施の形態は、本発明に係るブーム撓み防止装置の一態様にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で実施態様が変更されてもよいことは言うまでもない。
図1は、本発明の一実施形態に係るブーム撓み防止装置10が採用された作業車11の側面図である。同図は、作業車11及びブーム撓み防止装置10を模式的に示している。
1.作業車の概要
この作業車11は、典型的にはクレーン車両である。本実施形態では、作業車11は、下部走行体12並びに旋回台13及びブーム装置14を備えている。下部走行体12は、走行用エンジンや操舵機構を含む自走装置と、油圧ポンプを含むアクチュエータ駆動装置と、アウトリガー装置15を含む接地安全装置を備えている。旋回台13は、下部走行体12に搭載されており、旋回用アクチュエータ(不図示)を介して下部走行体12に対して旋回することができる。
ブーム装置14は、後述のように長手方向に伸縮自在となっており、起伏シリンダ18を介して旋回台13に対して起伏可能な状態で連結されている。この旋回台13に吊荷用ウインチ16が設けられている。吊荷用ウインチ16は、ドラム(不図示)及び所要の長さの吊荷ワイヤ17を備えており、この吊荷ワイヤ17は、ドラムに巻き込まれて保持されている。ドラムから引き出された吊荷ワイヤ17は、ブーム装置14に設けられた吊荷ワイヤシーブ26に巻き掛けられ、垂下している。吊荷ワイヤ17の先端にフック29が設けられている。フック29に吊荷30が吊された状態で吊荷用ウインチ16が作動すると、上記ドラムが駆動されて吊荷ワイヤ17が上記ドラムから繰り出されあるいは巻き取られ、いわゆる吊荷作業が行われる。
本実施形態の特徴とするところは、吊荷作業中にブーム装置14に生じる撓みを抑制するブーム撓み防止装置10が設けられている点である。具体的には、ブーム装置14にポスト27が立設され、このポスト27に支持されたテンションワイヤ28が後述のようにレイアウトされている点が特徴であり、これにより、ブーム撓み防止装置10は、簡単で且つ軽量構造となり、しかもブーム装置14の伸縮動作に容易に対応できる。
2.ブーム装置
ブーム装置14は、ブーム本体25及びこれを伸縮動作させる伸縮シリンダ(不図示)とを備えている。ブーム本体25は、トップブーム21、第1中間ブーム22及び第2中間ブーム23並びにベースブーム24を備えている。これらは、いわゆる閉断面を有する筒状部材からなり、同図が示すようにいわゆる入れ子状に組み立てられている。ベースブーム24の中に第2中間ブーム23が挿入され、この第2中間ブーム23の中に第1中間ブーム22が挿入され、さらに第1中間ブーム22の中にトップブーム21が挿入されている。ベースブーム24に対して第2中間ブーム23が長手方向にスライド自在となっており、かかる関係は、第2中間ブーム23と第1中間ブーム22との間、及び第1中間ブーム22とトップブーム21との間にも同様に成立している。ブーム装置14は図示されていない伸縮シリンダを内蔵しており、この伸縮シリンダが作動することによって隣り合うブーム同士が相対的にスライドし、その結果、ブーム本体25の長さが変化する。
ベースブーム24の基端部は、旋回台13に連結されている。ベースブーム24の基端部は、図示されていない起伏中心ピンを介して旋回台13に回動可能に支持されている。起伏シリンダ18は、同図が示すように旋回台13とベースブーム24との間に介在されている。起伏シリンダ18が伸縮することにより、ベースブーム24ひいてはブーム本体25が起伏動作する。
3.旋回台
旋回台13は、上記旋回用アクチュエータ(典型的にはターンテーブル及び油圧モータ)を介して下部走行体12に連結されている。図示されていないが、この旋回台13に、油圧制御弁等の上記アクチュエータ駆動装置が配置されており、また、カウンターウエイト等も搭載可能とされている。
4.ブーム撓み防止装置
ブーム撓み防止装置10は、上記ポスト27と、テンションワイヤ28と、このテンションワイヤ28が巻き掛けられる先端シーブ(第1先端シーブ36〜第3先端シーブ38)及び基端シーブ(第1基端シーブ39〜第3基端シーブ41)とを備えている。
上記ポスト27は、ベースブーム24の背面31の所定位置に立設されている。ここで、ベースブーム24の背面31とは、吊荷作業中において引張応力が生じる面であり、起伏シリンダ18が連結されている側と反対側の面である。ポスト27は、ポスト本体32、張力シーブ33及び駆動アクチュエータ34を備えている。
ポスト本体32は真直な筒状部材からなり、ポスト本体32の基端部がベースブーム24に連結されている。ポスト本体32は、いわゆる閉断面を有する筒状部材から構成されていてもよいし、いわゆる開断面を有する構造物であってもよい。上記背面31の所定位置(本実施形態では、ベースブーム24の先端部近傍)にアンカーが固定されており、ポスト本体32の基端部は、ピンを介してアンカーに連結されている。したがって、ポスト本体32は、矢印35の方向に回動することができる。上記張力シーブ33は、ポスト本体32の先端に設けられており、後述のようにテンションワイヤ28が掛けられるようになっている。
駆動アクチュエータ34は、本実施形態では油圧式直動シリンダからなる。この駆動アクチュエータ34は、ポスト本体32と上記アンカーとの間に介在され、伸縮することによりポスト本体32の起立角度を調整することができる。すなわち、ベースブーム24の背面31から張力シーブ33までの距離が調整される。もっとも、この駆動アクチュエータ34は省略され得る。その場合、ポスト27は、ベースブーム24の背面31に固定される。本実施形態では、ベースブーム24の背面31から張力シーブ33までの距離が調整されるために、ポスト本体32の起立角度が変更されるが、これに代えて、ポスト本体32の長さが調整される構造であってもよい。具体的には、ポスト本体32が複数の筒状部材からなり、これらが上記ブーム本体25と同様に入れ子状に組み立てられていてもよい。すなわち、ポスト本体32が長手方向に伸縮可能となっており、且つ上記駆動アクチュエータ34がポスト本体32内に組み込まれていてもよい。この場合、駆動アクチュエータ34が作動することによりポスト本体32の長さが調整されるように構成されていてもよい。
第1先端シーブ36は、トップブーム21の先端部に設けられている。トップブーム21は前述のように筒状に形成されており、第1先端シーブ36は、トップブーム21の内側に配置されている。第1先端シーブ36は、図示されていない支持ピンを介してトップブーム21に回転自在に支持されており、この支持ピンの軸方向は、トップブーム21の長手方向と交差する方向(本実施形態では、図中紙面に垂直な方向)に沿っている。第1先端シーブ36は、その外周縁部の一部(すなわち、テンションワイヤ28が巻き掛けられる部分)が上記背面31から露出していてもよい。もっとも、第1先端シーブ36が上記背面31上に配置されていてもよい。
第1中間ブーム22及び第2中間ブーム23も筒状に形成されている。第2先端シーブ37は、第1中間ブーム22の先端部内側に配置され、第3先端シーブ38は、第2中間ブーム23の先端部内側に配置されている。第2先端シーブ37及び第3先端シーブ38は、それぞれ図示されていない支持ピンを介して第1中間ブーム22及び第2中間ブーム23に回転自在に支持されている。これら支持ピンの軸方向は、上記第1先端シーブ36を支持する支持ピンの軸方向と同じである。
第1基端シーブ39は、トップブーム21の基端部に設けられている。第1基端シーブ39は、トップブーム21の内側に配置されており、図示されていない支持ピンを介してトップブーム21に回転自在に支持されている。この支持ピンの軸方向は、トップブーム21の長手方向と交差する方向に沿っており、第1先端シーブ36を支持する支持ピンの軸方向と平行である。もっとも、第1基端シーブ39の支持ピンの軸方向が、第1先端シーブ36を支持する支持ピンの軸方向と交差していてもよく、第1先端シーブ36がトップブーム214の長手方向に対して傾斜していてもよい。
第2基端シーブ40は、第1中間ブーム22の基端部内側に配置され、第3基端シーブ41は、第2中間ブーム23の基端部内側に配置されている。第2基端シーブ40及び第3基端シーブ41は、それぞれ図示されていない支持ピンを介して第1中間ブーム22及び第2中間ブーム23に回転自在に支持されている。これら支持ピンの軸方向は、上記第1基端シーブ39を支持する支持ピンの軸方向と同じである。
テンションワイヤ28は、前述の各シーブ33、36〜41に掛け回されている。テンションワイヤ28の一端部42及び他端部43は、図示されていないが所要の末端処理(典型的には、合金止め)が施されている。テンションワイヤ28の一端部42は、同図が示すように旋回台13の所定位置に連結固定されている。具体的には、上記合金止めされた一端部42が旋回台13に設けられたアンカー(不図示)に係合されている。このアンカーの位置は、本実施形態では、上記起伏中心ピンの中心軸線上に配置されている。もっとも、このアンカーの位置は特に限定されるものではなく、旋回台13の後方で且つ上記ベースブーム24の基端部を支持する起伏中心ピンよりも後方であってもよい。なお、ベースブーム24は旋回台13に連結されているため、本明細書では、上記アンカーが実際にはベースブーム24に固定されている場合も「旋回台13に固定されている」と解釈されるものとする。
このように一端部42が固定されたテンションワイヤ28は、上記ポスト本体32に設けられた張力シーブ33に掛け回されている。このテンションワイヤ28は、上記第1先端シーブ36、第1基端シーブ39、第2先端シーブ37、第2基端シーブ40第3先端シーブ38及び第3基端シーブ41に順に掛け回されている。ベースブーム24の先端部に先端固定部44が形成されている。この先端固定部44に上記テンションワイヤ28の他端部43が連結固定されている。上記先端固定部44の構造は特に限定されるものではないが、前述の末端処理されたテンションワイヤ28の他端部43が連結され得るアンカーとしての機能が発揮されればよい。
5.作用効果
クレーン作業時、吊荷用ウインチ16から繰り出された吊荷ワイヤ17は、トップブーム21の先端に設けられた吊荷ワイヤシーブ26を経て垂下し、吊荷ワイヤ17のフック29に吊荷が吊り下げられる。この状態でブーム本体25に軸力及び曲げモーメントが作用し、ブーム本体25は、背面31側が凸となるように撓む。
テンションワイヤ28は、前述のようにレイアウトされ、張力シーブ33がブーム本体25の背面31側上方に位置することから、トップブーム21の先端部(すなわち第1先端シーブ36)、張力シーブ33及び旋回台13の所定部を頂点とする仮想三角形が形成される。これにより、上記ブーム本体25の撓み(背面31側が凸となる撓み)は、テンションワイヤ28に生じる張力によって相殺され、ブーム本体25の撓みが抑制される。
テンションワイヤ28がトップブーム21、第1及び第2中間ブーム22、23に設けられた上記各シーブ36〜41に巻き掛けられているから、吊荷作業中にブーム本体25が伸縮されたとしても、各シーブ36〜41の相対的位置関係が変化するだけでテンションワイヤ28に引張力が作用したりテンションワイヤ28が弛んだりすることはない。すなわち、このテンションワイヤ28は、一定の張力を維持したままブーム本体25の伸縮に追従することができる。加えて、テンションワイヤ28が前述のようにレイアウトされることにより、テンションワイヤ28に生じる張力は、ブーム本体25を伸長させる方向に作用する。したがって、撓みが抑制されつつ、ブーム本体25に内蔵された伸縮シリンダ等に過大な圧縮力が作用することがないという利点がある。
本実施形態に係るブーム撓み防止装置10によれば、前述のようにブーム本体25に生じる撓みが抑制されると共に、ブーム本体25の伸長に対応するためにテンションワイヤ28を繰り出し又は巻き取るためのウインチが不要であるので、装置10が簡略化及び軽量化される。しかも、テンションワイヤ28の張力がブーム本体25を伸長させる方向に作用することから、ブーム本体25に内蔵された伸縮シリンダ等に過大な圧縮力が作用することがなく、その結果、ブーム本体25のコンパクト設計が可能となる。
特に本実施形態では、ポスト27を支持する駆動アクチュエータ34が設けられているので、これが作動することにより張力シーブ33の高さ、すなわち、ベースブーム24の背面31と張力シーブ33との間の距離が変化する。したがって、ブーム本体25の起立角度に対応して張力シーブ33と上記背面31との間の距離が調整される。この距離が調整されると、テンションワイヤ28とブーム本体25とのなす角度θが調整され、これにより、ブーム本体25に生じる曲げ応力が完全に相殺され得るという利点がある。なお、上記駆動アクチュエータ34は油圧シリンダが採用され得るので、構造が複雑化することがなく、また、大幅な重量増加も抑えられる。
6.変形例
図2は、上記一実施形態の変形例に係るブーム撓み防止装置50を模式的に示す図である。
本変形例に係るブーム撓み防止装置50が上記実施形態に係るブーム撓み防止装置10と異なるところは、次の2点であり、かかる2点以外は上記実施形態に係るブーム撓み防止装置10と同様である。
第1点目は、上記実施形態では、トップブーム21、第1中間ブーム22及び第2中間ブーム23にそれぞれ第1〜第3先端シーブ36〜38及び第1〜第3基端シーブ39〜41が設けられていたのに対して、本変形例では、第1中間ブーム22に第1先端シーブ51及び第1基端シーブ54が設けられ、第2中間ブーム23に第2先端シーブ52及び第2基端シーブ55が設けられ、ベースブーム24にベースシーブ53が設けられ、旋回台13に調整シーブ56、57が設けられている点である。すなわち、本変形例では、トップブーム21にシーブが設けられず、その代わりにベースブーム24にベースシーブ53が設けられると共に旋回台13に上記調整シーブ56、57が配置されている。
第2点目は、テンションワイヤ28のレイアウトが異なる点である。すなわち、本変形例では、テンションワイヤ28の他端部43は、トップブーム21の基端固定部58に固定され、テンションワイヤ28の一端部42は、トップブーム21の先端固定部59に固定されている。これら基端固定部58及び先端固定部59の構造は、上記実施形態の先端固定部44と同様である。
他端部43が上記基端固定部58に固定されたテンションワイヤ28は、第1先端シーブ51及び第1基端シーブ54に巻き掛けられる。このテンションワイヤ28は、さらに第2先端シーブ52、第2基端シーブ55及びベースシーブ53に巻き回され、調整シーブ56、57に巻き掛けられた後に張力シーブ33に掛けられる。上記調整シーブ56、57は、旋回台13の所定の位置に配置されている。これらの位置は特に限定されるものではないが、本変形例では、旋回台13の後方で且つ上記ベースブーム24の基端部を支持する起伏中心ピンよりも後方であることが望ましい。なお、この変形例では、2つの調整シーブ56、57が設けられているが、調整シーブの数は特に限定されず、単一の調整シーブが設けられていてもよいし、3つ以上の調整シーブが設けられていてもよい。
本変形例に係るブーム撓み防止装置50においても、テンションワイヤ28が前述のようにレイアウトされ、張力シーブ33がブーム本体25の背面31側上方に位置することから、トップブーム21の先端部(すなわち先端固定部59)、張力シーブ33及び旋回台13(すなわち調整シーブ56、57)を頂点とする仮想三角形が形成される。これにより、上記ブーム本体25の撓み(背面31側が凸となる撓み)は、テンションワイヤ28に生じる張力によって相殺され、ブーム本体25の撓みが抑制される。
テンションワイヤ28がベースブーム24及び第2及び第1中間ブーム23、22に設けられた上記各シーブ51〜55に巻き掛けられているから、吊荷作業中にブーム本体25が伸縮されたとしても、各シーブ51〜55の相対的位置関係が変化するだけでテンションワイヤ28に引張力が作用したりテンションワイヤ28が弛んだりすることはない。すなわち、このテンションワイヤ28は、一定の張力を維持したままブーム本体25の伸縮に追従することができる。しかも、上記実施形態と同様に、テンションワイヤ28が前述のようにレイアウトされることにより、テンションワイヤ28に生じる張力は、ブーム本体25を伸長させる方向に作用する。したがって、撓みが抑制されつつ、ブーム本体25に内蔵された伸縮シリンダ等に過大な圧縮力が作用することが防止される。
本変形例に係るブーム撓み防止装置50においても、ブーム本体25に生じる撓みが抑制されると共に、ブーム本体25の伸長に対応するためにテンションワイヤ28を繰り出し又は巻き取るためのウインチが不要であるので、装置50が簡略化及び軽量化される。しかも、テンションワイヤ28の張力がブーム本体25を伸長させる方向に作用するので、ブーム本体25に内蔵された伸縮シリンダ等に過大な圧縮力が作用することがなく、その結果、ブーム本体25のコンパクト設計が可能となる。
上記実施形態及び変形例では、テンションワイヤ28は単一であるが、一対のテンションワイヤ28が前述のようにレイアウトされていてもよい。この場合、図1及び図2において、一対のテンションワイヤ28は、紙面に垂直な方向に所定の間隔をあけて配置されるのが好ましい。当然に一対のテンションワイヤ28が掛けられる各シーブも同方向に所定の間隔をあけて配置される。
ブーム本体25は、2本の中間ブーム22、23を備えているが、中間ブームは単一であってもよいし、3本以上であってもよい。ブーム本体25が単一の中間ブームを備える場合には、上記実施形態(図1参照)では、第3先端シーブ38及び第2基端シーブ40が省略され、上記変形例(図2参照)では、第2先端シーブ52及び第1基端シーブ54が省略され得る。また、ブーム装置25が3本以上の中間ブームを備える場合は、上記実施形態及び変形例ともに、各中間ブームに先端シーブ及び基端シーブが同じ要領で設けられる。
なお、実際のブーム装置14は、その内部に、油圧配管やさまざまなセンサ及びブラケットが取り付けられている。上記実施形態及び変形例では、テンションワイヤ28はブーム本体25の内部に配設されるが、このとき、テンションワイヤ28は、上記油圧配管等との干渉が回避された状態でレイアウトされていることは言うまでもない。
10・・・ブーム撓み防止装置
11・・・作業車
13・・・旋回台
14・・・ブーム装置
16・・・吊荷用ウインチ
17・・・吊荷ワイヤ
18・・・起伏シリンダ
21・・・トップブーム
22・・・第1中間ブーム
23・・・第2中間ブーム
24・・・ベースブーム
25・・・ブーム本体
26・・・吊荷ワイヤシーブ
27・・・ポスト
28・・・テンションワイヤ
31・・・背面
32・・・ポスト本体
33・・・張力シーブ
34・・・駆動アクチュエータ
36・・・第1先端シーブ
37・・・第2先端シーブ
38・・・第3先端シーブ
39・・・第1基端シーブ
40・・・第2基端シーブ
41・・・第3基端シーブ
42・・・一端部
43・・・他端部
44・・・先端固定部
50・・・ブーム撓み防止装置
51・・・第1先端シーブ
52・・・第2先端シーブ
53・・・ベースシーブ
54・・・第1基端シーブ
55・・・第2基端シーブ
56・・・調整シーブ
57・・・調整シーブ
58・・・基端固定部
59・・・先端固定部



Claims (8)

  1. ベースブーム、トップブーム並びにこれらの間に配置された一又は複数の中間ブームが入れ子状に組み立てられ、互いに長手方向にスライドすることにより伸縮可能なクレーンブームが旋回台に支持された作業車に適用され、
    上記クレーンブームの背面側に立設され、先端部に張力シーブが設けられたポストと、
    上記トップブーム及び中間ブームのそれぞれの先端部及び基端部に設けられた先端シーブ及び基端シーブと、
    両端が上記ベースブームの先端固定部及び上記旋回台の所定部に固定されたテンションワイヤ28とを有し、
    当該テンションワイヤ28は、上記旋回台の所定部から上記張力シーブに掛け回されると共に当該トップブームの先端シーブ及び基端シーブ並びに上記中間ブームの先端シーブ及び基端シーブに順に繰り返して掛け回されているブーム撓み防止装置。
  2. 上記ポストを支持しつつ上記張力シーブと上記背面との距離を変化させるアクチュエータがさらに備えられている請求項1に記載のブーム撓み防止装置。
  3. 上記アクチュエータは、上記ポストの起立角度を変更する油圧シリンダを有する請求項2に記載のブーム撓み防止装置。
  4. 上記アクチュエータは、上記ポストの長手方向長さを変更する油圧シリンダを有する請求項2又は3に記載のブーム撓み防止装置。
  5. ベースブーム、トップブーム並びにこれらの間に配置された一又は複数の中間ブームが入れ子状に組み立てられ、互いに長手方向にスライドすることにより長手方向に伸縮可能なクレーンブームが旋回台に支持された作業車に適用され、
    上記クレーンブームの背面側に立設され、先端部に張力シーブが設けられたポストと、
    上記ベースブームの先端部に設けられたベースシーブと、
    上記中間ブームの先端部及び基端部にそれぞれ設けられた先端シーブ及び基端シーブと、
    上記旋回台の所定部に設けられた調整シーブと、
    両端が上記トップブームの先端固定部及び基端固定部に固定されたテンションワイヤ28とを有し、
    当該テンションワイヤ28は、上記トップブームの先端固定部から上記張力シーブ、調整シーブ及びベースシーブに掛け回されると共に当該ベースブームと隣り合う中間ブームの基端シーブ及び先端シーブに順に繰り返して掛け回されているブーム撓み防止装置。
  6. 上記ポストを支持しつつ上記張力シーブと上記背面との距離を変化させるアクチュエータがさらに備えられている請求項5に記載のブーム撓み防止装置。
  7. 上記アクチュエータは、上記ポストの起立角度を変更する油圧シリンダを有する請求項6に記載のブーム撓み防止装置。
  8. 上記アクチュエータは、上記ポストの長手方向長さを変更する油圧シリンダを有する請求項6又は7に記載のブーム撓み防止装置。



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JP2020078854A (ja) * 2018-11-14 2020-05-28 株式会社ソディック 工作機械
KR102146714B1 (ko) * 2019-06-28 2020-08-21 주식회사 코아스 다단식 붐대의 안정장치

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