JP3219185U - 移動式クレーン - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成によって過巻位置よりも上方の領域にあるメインフックがブームヘッドに接触しないようにする接触防止機構を備えた移動式クレーンを提供する。【解決手段】移動式クレーンは、先端にブームヘッド144を有するブームと、二股に分岐された脚部20aの間にメインフック171を通しながら張出/格納されるジブと、を備える、移動式クレーンである。そして、移動式クレーンは、メインフック171が所定の過巻位置よりもブームヘッド144に近づかないようにする過巻防止装置50と、ジブを張出/格納操作する際に、過巻防止装置50が機能しないようにされた状態で、過巻位置よりもブームヘッド144に近い範囲においてメインフック171がブームヘッド144に接触しないようにする接触防止機構60と、を備えている。【選択図】図2
Description
本考案は、ジブを張出/格納操作する際に、メインフックがブームヘッドに接触しないようにする接触防止機構に関するものである。
従来から、ジブ張出/格納操作を行う際には、メインフックをブームヘッド近くまで巻き上げて、メインフックをジブの二股に分岐された脚部の間に通すように構成されている。そのため、ジブ張出/格納操作を行う際には、通常の過巻防止制御が機能しないようにされる、ジブ張出/格納モードが設定される。
このジブ張出/格納操作の途中において、ブームの伸縮操作が必要となる。ところが、ブームを伸縮させると、相対的にメインフックはブームヘッドに近づいたり離れたりするため、メインフックがブームヘッドやジブと接触しないように、ウインチの巻上/巻下操作も併用する必要がある。しかしながら、運転席からブームヘッドまでは距離が離れているため、メインフックとブームヘッドやジブとの距離感がつかみにくく衝突してしまうおそれがある、という問題があった。
このような過巻防止制御に関連して、特許文献1に示すように、2つの位置にそれぞれセンサを設けることで、メインフックがより下方にあるフック離間位置に達したときに減速させ、その後に上方にある過巻位置に達したときに停止させる技術も知られている。
しかしながら、特許文献1を含む従来の技術は、通常の過巻位置までの範囲でメインフックを制御することを目的としており、過巻位置よりも上方の領域にメインフックが移動することになるジブ張出/格納操作に適用できるものではなかった。加えて、従来の技術は、電気的なシステムを用いることで電源が必要となり信頼性も劣る、という問題もあった。
そこで、本考案は、簡易な構成によって過巻位置よりも上方の領域にあるメインフックがブームヘッドに接触しないようにする接触防止機構を備えた移動式クレーンを提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本考案の移動式クレーンは、先端にブームヘッドを有するブームと、前記ブームヘッドに取り付けられるジブであって、二股に分岐された脚部の間にメインフックを通しながら張出/格納されるジブと、を備える、移動式クレーンであって、前記メインフックが所定の過巻位置よりも前記ブームヘッドに近づかないようにする過巻防止装置と、前記ジブを張出/格納操作する際に、前記過巻防止装置が機能しないようにされた状態で、前記過巻位置よりも前記ブームヘッドに近い範囲において前記メインフックが前記ブームヘッドに接触しないようにする接触防止機構と、を備えている。
このように、本考案の移動式クレーンは、先端にブームヘッドを有するブームと、二股に分岐された脚部の間にメインフックを通しながら張出/格納されるジブと、を備える、移動式クレーンであって、メインフックが所定の過巻位置よりもブームヘッドに近づかないようにする過巻防止装置と、ジブを張出/格納操作する際に、過巻防止装置が機能しないようにされた状態で、過巻位置よりもブームヘッドに近い範囲においてメインフックがブームヘッドに接触しないようにする接触防止機構と、を備えている。このような構成であれば、簡易な構成によって過巻位置よりも上方の領域にあるメインフックがブームヘッドに接触しないようにすることができる移動式クレーンとなる。
以下、本考案の実施の形態について図面を参照して説明する。ただし、以下の実施例に記載されている構成要素は例示であり、本考案の技術範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。以下の実施例では、ラフテレーンクレーン1を例にして説明するが、これに限定されるものではなく、二股に分岐されたジブを備える移動式クレーンに広く本考案を適用できる。
(構成)
まず、図1を用いてラフテレーンクレーン1の全体構成について説明する。以下の実施例では、移動式クレーンとしてラフテレーンクレーン1を例にして説明するが、これに限定されるものではなく、オールテレーンクレーンなどの移動式クレーンに広く本考案を適用できる。
まず、図1を用いてラフテレーンクレーン1の全体構成について説明する。以下の実施例では、移動式クレーンとしてラフテレーンクレーン1を例にして説明するが、これに限定されるものではなく、オールテレーンクレーンなどの移動式クレーンに広く本考案を適用できる。
(クレーンの全体構成)
本実施例のラフテレーンクレーン1は、図1に示すように、走行機能を有する車両の本体部分となる車体10と、車体10の四隅に設けられたアウトリガ11,・・・と、車体10に水平旋回可能に取り付けられた旋回台12と、旋回台上部13に取り付けられたブーム14と、を備えている。
本実施例のラフテレーンクレーン1は、図1に示すように、走行機能を有する車両の本体部分となる車体10と、車体10の四隅に設けられたアウトリガ11,・・・と、車体10に水平旋回可能に取り付けられた旋回台12と、旋回台上部13に取り付けられたブーム14と、を備えている。
アウトリガ11は、スライドシリンダを伸縮させることによって、車体10から幅方向外側にスライド張出/スライド格納可能であるとともに、ジャッキシリンダを伸縮させることによって車体10から上下方向にジャッキ張出/ジャッキ格納可能である。
旋回台12は、旋回用モータの動力を伝達されるピニオンギヤを有しており、このピニオンギヤが車体10に設けた円形状のギヤに噛み合うことで旋回軸を中心に回動する。旋回台12は、前方右側に配置された運転室18と、後方中央に立設された旋回台上部13と、後方下部に配置されたカウンタウェイト19と、を有している。さらに、旋回台後部には、メインウインチ41及びサブウインチ42が内蔵されている。
ブーム14は、基端ブーム141と中間ブーム142と先端ブーム143とによって入れ子式に構成されており、内部に配置された伸縮シリンダ(不図示)によって伸縮できるようになっている。先端ブーム143の最先端のブームヘッド144には複数のシーブが配置され、シーブにワイヤ16が掛け回されてフック17が吊下げられている。ブームヘッド144の近傍の構成については後述する。
より詳細に言うと、ラフテレーンクレーン1は、ワイヤ16としてメインワイヤ161及びサブワイヤ162、フック17としてメインフック171及びサブフック172を備えている。メインワイヤ161はメインウインチ41によって巻き上げ/巻き下げされ、サブワイヤ162はサブウインチ42によって巻き上げ/巻き下げされている。
最も外側の基端ブーム141は、付け根部が旋回台上部13に水平に設置された支持軸に回動自在に取り付けられており、支持軸を回転中心として上下に起伏できるようになっている。さらに、旋回台上部13と基端ブーム141の下面との間には、起伏シリンダ15が架け渡されており、起伏シリンダ15を伸縮することでブーム14全体を起伏することができる。
さらに、本実施例のラフテレーンクレーン1では、基端ブーム141の側面に、ジブ20及びテンションロッド21、21が横抱姿勢(すなわち、ブーム14側面に)にて格納されている。このジブ20の基端側には、二股に(Y字状に)分岐された脚部20a、20aが形成されている。ジブ20及びテンションロッド21、21は、複数のピンとサイドアップシリンダ等(不図示)を用いて、基端ブーム141の側面に格納される。
(ブームヘッドの構成)
ブームヘッド144は、図2、図3に示すように、左右の側板144L、144Rと、それらの間に回転自在に支承される複数のシーブ31〜32、33〜36、37と、を備えている。そして、メインワイヤ161は、シーブ31、33〜36を介して、メインフック171に掛け回されている。
ブームヘッド144は、図2、図3に示すように、左右の側板144L、144Rと、それらの間に回転自在に支承される複数のシーブ31〜32、33〜36、37と、を備えている。そして、メインワイヤ161は、シーブ31、33〜36を介して、メインフック171に掛け回されている。
さらに、ブームヘッド144からは連繋ワイヤ52を介して過巻ウェイト51が吊り下げられている。そして、このメインワイヤ161が挿通された過巻ウェイト51と、過巻ウェイト51に接続された連繋ワイヤ52と、連繋ワイヤ52が接続された過巻センサ53と、図示しないコントローラと、によって過巻防止装置50が構成されている。
過巻防止装置50は、メインフック171が所定の過巻位置よりもブームヘッド144に近づくことを防止するように構成されている。すなわち、メインワイヤ161を巻き上げたりブーム14を伸長させたりして、メインフック171がブームヘッド144に近づく方向に移動して所定の過巻位置にある過巻ウェイト51に接触すると、連繋ワイヤ52の張力が小さくなり、過巻センサ53によってメインフック171が所定の過巻位置に到達したことが検出される。
そして、コントローラに過巻センサ53からの検出信号が入力されると、コントローラは自動的にメインウインチ41の動作の停止を指示するようになっている。加えて、本実施例のコントローラでは、ジブ張出/格納モードを設定することが可能となっている。このジブ張出/格納モードが設定されると、前述した過巻防止装置50が機能しないようになるため、メインフック171を過巻位置よりもブームヘッド144に近い領域まで巻き上げることが可能となる。
(接触防止機構の構成)
そして、本実施例のブームヘッド144は、ジブ張出/格納モードが設定されて過巻防止装置50が機能しないようにされた状態であっても、過巻位置よりもさらに上方の範囲においてメインフック171がブームヘッド144に接触しないようにする接触防止機構60をさらに備えている。
そして、本実施例のブームヘッド144は、ジブ張出/格納モードが設定されて過巻防止装置50が機能しないようにされた状態であっても、過巻位置よりもさらに上方の範囲においてメインフック171がブームヘッド144に接触しないようにする接触防止機構60をさらに備えている。
接触防止機構60は、ブームヘッド144に接続される連繋部材としてのチェーン61と、チェーン61を介して吊り下げられるウェイト62と、から構成されている。チェーン61は、ブームヘッド144においてメインフック171を吊り下げるメインワイヤ161が掛け回されるシーブ33〜36よりも先端寄りの位置に取り付けられている。具体的に言うと、チェーン61は、下部先端側に配置されたシーブ37の近傍において側板144L(144R)の下部(下縁部)に接続されている。
ウェイト62は、U字型の本体とピンから構成される、いわゆるシャックル(吊荷用の連結金具)であり、チェーン61の末端に繋がれている。そして、このウェイト62には、メインワイヤ161が挿通されている。ただし、前述した過巻防止装置50の過巻ウェイト51が挿通されるメインワイヤ161とは、別の位置にあるメインワイヤ161が挿通されている。
チェーン61の長さは、ブーム14を約80度に起仰させた状態(起伏高角)で、ウェイト62が所定の過巻位置よりも上方にあり、かつ、メインフック171がブームヘッド144に接近して注意領域に入った際に運転室18からチェーン61の弛みが目視しやすい程度の長さに調整されることが好ましい。例えば、起伏45度以上では、ウェイト62よりも過巻ウェイト51が先にメインフック171と接触し、起伏45度未満では、過巻ウェイト51よりもウェイト62が先にメインフック171と接触するように、チェーン61の長さが調整されることが好ましい。
(作用)
次に、ジブ20の張出手順を説明する。ジブ20が格納された状態では、ジブ20はブーム14の側面に沿う格納位置に保持されている。そして、はじめにブーム14をわずかに伸長させる。次に、ジブ20をブーム14の下面に沿う下抱き位置に移動させる。
次に、ジブ20の張出手順を説明する。ジブ20が格納された状態では、ジブ20はブーム14の側面に沿う格納位置に保持されている。そして、はじめにブーム14をわずかに伸長させる。次に、ジブ20をブーム14の下面に沿う下抱き位置に移動させる。
次に、ブーム14を全縮小する(図4(a)参照。なお実際にはブーム14は略水平状態となっている)。この操作で、ジブ20の二股に分岐された脚部20a、20aがブームヘッド144の連結軸144a、144aに嵌め込まれる。次に、ピンによって、脚部20a、20aと連結軸144a、144aとを連結する。次に、起伏シリンダ15でブーム14をゆっくりと起仰する。その後、ブーム14を若干長さだけ伸長させることで、ジブ20側の係止ピンがブーム14側のピン受部から前方に引き抜かれる。
−
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そうすると、ジブ20は連結軸144a、144aを中心として回転し、自重によってブームヘッド144から垂直に吊り下げられた状態となる。この際、脚部20a、20aの間に、メインフック171が通されることになる。
その後、ジブ20のチルトシリンダ(付図示)を伸長させてテンションロッド21に張力を発生させることで、ジブ20が連結軸144a、144aを中心として回転されて、ジブ20を前方に張り出すことができる。
上述したように、ジブ20の張出作業(格納作業も略同様)では、ブーム14を所定の長さ(例えば1.2(m))伸長させて、メインフック171をジブ20の脚部20a、20aの間に通させる必要がある。しかしながら、ジブ20の脚部20a、20aとブームヘッド144の間の隙間の高さは限定されるため、接触しないようにメインウインチ41を巻き上げ/巻き下げして、メインフック171の位置を適切な位置に調整し続ける必要がある。
そこで本実施例の接触防止機構60を用いれば、図5(a)〜(c)に示すように、チェーン61の動きを観察することで、メインフック171のブームヘッド144への接触を防止できるようになる。すなわち、メインフック171がブーム14(ブームヘッド144)と衝突するおそれのある注意領域まで巻き上げられると、チェーン61の先端に取り付けられたウェイト62がメインフック171と接触し(図5(a)参照)、さらに巻き上げるとチェーン61の張力がゼロになり(図5(b)参照)、さらに巻き上げるとチェーン61が前方に弛むようになる(図5(c)参照)。
このチェーン61は金属色(例えば銀色)であるから、運転室18から見上げても容易に目視にてチェーン61の動きや弛み具合を確認可能である。さらに、チェーン61に張力が掛かり始めた状態からチェーン61に動きが生じるため、チェーン61の張り具合(カーブ)は容易に確認可能である。
一方で、通常作業時は、ウェイト62のチェーン61のフック側シーブへの巻き込みが懸念されるが、チェーン61の取り付け位置がシーブ33〜36よりも先端側にあることで、巻き込まれるおそれはほとんどない。その理由は次の通りである。
すなわち、起伏高角では、図6(a)に示すように、過巻防止装置50の過巻ウェイト51が先にメインフック171に接触することで、メインフック171が所定の過巻位置よりも上方には巻き上げられないため、チェーン61がフック側シーブへ巻き込まれるおそれはない。
他方で、起伏45度程度以下の範囲では、図6(b)、(c)に示すように、過巻防止装置50の過巻ウェイト51よりも接触防止機構60のウェイト62が先にメインフック171と接触するが、チェーン61がブームヘッド144の先端に位置するため、チェーン61が自重によって前方側へ振られる(弛む)ため、この場合もフック側シーブに巻き込まれるおそれはない。
(効果)
次に、本実施例の接触防止機構60を備えたラフテレーンクレーン1の奏する効果を列挙して説明する。
次に、本実施例の接触防止機構60を備えたラフテレーンクレーン1の奏する効果を列挙して説明する。
(1)上述してきたように、ラフテレーンクレーン1は、先端にブームヘッド144を有するブーム14と、ブームヘッド144に取り付けられるジブ20であって、二股に分岐された脚部20a、20aの間にメインフック171を通しながら張出/格納されるジブ20と、を備えている。そして、ラフテレーンクレーン1は、メインフック171が所定の過巻位置よりもブームヘッド144に近づかないようにする過巻防止装置50と、ジブ20を張出/格納操作する際に、過巻防止装置50が機能しないようにされた状態で、過巻位置よりもブームヘッド144に近い範囲においてメインフック171がブームヘッド144に接触しないようにする接触防止機構60と、を備えている。このような構成であれば、過巻位置よりも上方の範囲にあるメインフック171がブームヘッド144に接触しないようにすることができる。
(2)具体的には、接触防止機構60は、ブームヘッド144に接続される連繋部材であるチェーン61と、チェーン61を介して吊り下げられるウェイト62であって、メインフック171を吊り下げるメインワイヤ161に挿通されるウェイト62と、から構成される。このように構成すれば、簡易な構成によって、電気的な設備を要することなく、メインフック171のブームヘッド144への接触を防止することができる。
(3)また、チェーン61は、ブームヘッド144において、メインフック171を吊り下げるメインワイヤ161が掛け回されるシーブ33〜36よりも先端側の位置に接続されている。したがって、通常作業時においても、チェーン61の取り付け位置がシーブ33〜36よりも先端側にあることで、巻き込まれるおそれはほとんどない。
以上、図面を参照して、本考案の実施例を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施例に限らず、本考案の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本考案に含まれる。
例えば、実施例では、接触防止機構60の連繋部材であるチェーン61を先端側のシーブ37の直下に設置したが、これに限定されるものではなく、メインワイヤ161が掛け回されるシーブ33〜36よりも先端寄りの位置であればよい。
1:ラフテレーンクレーン
14:ブーム; 18:運転室;
20:ジブ; 20a:脚部;
31〜37:シーブ;
41:メインウインチ; 42:サブウインチ;
50:過巻防止装置;
51:過巻ウェイト; 52:連繋ワイヤ; 53:過巻センサ;
60:接触防止機構;
61:チェーン(連繋部材); 62:ウェイト;
144:ブームヘッド; 144a:連結軸;
161:メインワイヤ; 162:サブワイヤ;
171:メインフック; 172:サブフック
14:ブーム; 18:運転室;
20:ジブ; 20a:脚部;
31〜37:シーブ;
41:メインウインチ; 42:サブウインチ;
50:過巻防止装置;
51:過巻ウェイト; 52:連繋ワイヤ; 53:過巻センサ;
60:接触防止機構;
61:チェーン(連繋部材); 62:ウェイト;
144:ブームヘッド; 144a:連結軸;
161:メインワイヤ; 162:サブワイヤ;
171:メインフック; 172:サブフック
Claims (3)
- 先端にブームヘッドを有するブームと、
前記ブームヘッドに取り付けられるジブであって、二股に分岐された脚部の間にメインフックを通しながら張出/格納されるジブと、を備える、移動式クレーンであって、
前記メインフックが所定の過巻位置よりも前記ブームヘッドに近づかないようにする過巻防止装置と、
前記ジブを張出/格納操作する際に、前記過巻防止装置が機能しないようにされた状態で、前記過巻位置よりも前記ブームヘッドに近い範囲において前記メインフックが前記ブームヘッドに接触しないようにする接触防止機構と、を備える、移動式クレーン。 - 前記接触防止機構は、
前記ブームヘッドに接続される連繋部材と、
前記連繋部材を介して吊り下げられるウェイト部材であって、前記メインフックを吊り下げるワイヤロープに挿通されるウェイト部材と、から構成される、請求項1に記載された移動式クレーン。 - 前記連繋部材は、前記ブームヘッドにおいて、前記メインフックを吊り下げるワイヤロープが掛け回されるシーブよりも先端側の位置に接続される、請求項1又は請求項2のいずれか一項に記載された移動式クレーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018003558U JP3219185U (ja) | 2018-09-11 | 2018-09-11 | 移動式クレーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018003558U JP3219185U (ja) | 2018-09-11 | 2018-09-11 | 移動式クレーン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3219185U true JP3219185U (ja) | 2018-12-06 |
Family
ID=64560606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018003558U Active JP3219185U (ja) | 2018-09-11 | 2018-09-11 | 移動式クレーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3219185U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10697554B2 (en) | 2012-06-14 | 2020-06-30 | Ademco Inc. | Spring loaded HVAC damper |
US10941960B2 (en) | 2013-12-18 | 2021-03-09 | Ademco Inc. | HVAC actuator with position indicator |
-
2018
- 2018-09-11 JP JP2018003558U patent/JP3219185U/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10697554B2 (en) | 2012-06-14 | 2020-06-30 | Ademco Inc. | Spring loaded HVAC damper |
US10941960B2 (en) | 2013-12-18 | 2021-03-09 | Ademco Inc. | HVAC actuator with position indicator |
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