JP2990464B2 - クレーン車におけるジブ格納状態の確認装置 - Google Patents

クレーン車におけるジブ格納状態の確認装置

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JP2990464B2 JP3349853A JP34985391A JP2990464B2 JP 2990464 B2 JP2990464 B2 JP 2990464B2 JP 3349853 A JP3349853 A JP 3349853A JP 34985391 A JP34985391 A JP 34985391A JP 2990464 B2 JP2990464 B2 JP 2990464B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、クレーン車における
ジブ格納状態の確認装置、殊に、車体上の旋回体に起伏
可能に設けた伸縮ブームのブームヘッドに、適時装脱可
能なジブを、当該伸縮ブームの基部ブームの下抱き位置
及び又は横抱き位置に格納可能にしたクレーン車におい
て、前記ジブの基部ブームの正規下抱き位置への格納状
態を、荷役等の操作室まわりの適所から確認可能にし
た、クレーン車におけるジブ格納状態の確認装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車体上の旋回体に起伏可能に設け
た伸縮ブームのブームヘッドに、適時装脱できるジブ
を、伸縮ブームの基部ブームの下抱き位置及び又は横抱
き位置に格納可能にしたクレーン車において、当該ジブ
の、伸縮ブームの基部ブームの下抱き位置への格納状態
を、荷役操作室から確認可能にしたクレーン車における
ジブ格納状態の確認装置としては、例えば、図8ないし
図10に示すようなものがある(特開昭61−2693
号公報参照)。
【0003】図8は従来のクレーン車におけるジブ格納
状態の確認装置を実施したクレーン車の正面説明図、図
9及び図10は、図8のD−D線及びE−E線に沿うジ
ブ支承部の模式説明図である。なお、従来のジブ格納状
態の確認装置を実施したクレーン車におけるジブ格納装
置自体の構造(本発明の実施例を示す図7におけるロッ
ク状態検出回路40及び表示灯45等を除く)は、本件
発明の実施例の対応部と共通するものが多いので、ここ
では、従来例の構造の説明に当り、本件発明の実施例と
共通する構造については、本件発明の実施例を略示する
図面も参照して説明するものがある。
【0004】このものは、クレーン車としてのホイール
クレーン1の車体2上の旋回体3に、フートピン4Gに
より伸縮ブーム4の基部ブーム4Aの基部を軸着し、こ
の基部ブーム4Aと旋回体3との間に起伏シリンダ5を
設けると共に、前記基部ブーム4Aの横抱き位置(図1
0の実線位置10A参照)に格納したジブ10を、一旦
当該基部ブーム4Aの下抱き位置(図9の一点鎖線位置
10A参照)に移動させた後、そのフォーク状基部10
AAを前記頂部ブーム4Eのブームヘッド6の支承ピン
(本発明の実施例を示す図2の符号6A参照)に支承さ
せると共に、係止ピン(同図2の10AB)で係止さ
せ、次いで、ジブ10を頂部ブーム4Eの延長線上に張
出し(図示省略)、テンションロッド(同図2の10
D)等により、所要角度に装着することにより、伸縮ブ
ーム4による荷役作業に併せて、このジブ10による荷
役作業等を可能にしたものである。
【0005】このホイールクレーン1は伸縮ブーム4及
びジブ10による荷役作業後に、伸縮ブーム4を縮少さ
せ、テンションロッド10D等によるジブ10のブーム
ヘッド6への装着を解除し、当該ジブ10の基部ジブ1
0Aの基部を前記基部ブーム4Aの頂部側に、基部ジブ
10Aの頂部を基部ブーム4Aの基部側にそれぞれ向
け、倒伏状態の伸縮ブーム4の基部ブーム4A下側へ折
り畳んで下抱き位置とする。この際、基部ブーム4Aに
設けた第2ロック装置(同図1の38)の第2ロックピ
ン35が、基部ジブ10Aから突出す係止片(同図1の
34)のピン穴(同図1、3の34A)に、そのスプリ
ング(同図1、3の36)の弾力により挿入され、自動
的にロックされる。次いで、図9に示すように、基部ブ
ーム4A側部のブラケット20(同ブラケット20の基
部ブーム4Aの長さ方向に対する取付位置については図
1の20参照)に回動可能にピン22付けたT状ジブホ
ルダ21にジブ10を係止ピン11Bで固定する。
【0006】しかる後、基部ジブ(同図1の10A)の
フォーク状基部(同図2の10AA)から係止ピン(同
図2の10AB)を抜いた後、頂部ブーム(同図1の4
E)を僅かに伸長させて基部ジブ(同図2の10A)の
フォーク状部10AAと支承軸(同図2の6A)との係
合を解除する。そして、図9のT状ジブホルダ21を油
圧シリンダ25のシリンダロッド25Aを収縮させるこ
とにより、同図の一点鎖線位置から実線位置へピン22
まわりの時計方向へ回動させ、当該ジブホルダ21の適
所に設けた穴に、第1ロック装置(同図1の27)の第
1ロックピン26(同図1の符号26と共通)を挿入す
ることにより、T状ジブホルダ21を図9の実線で示す
横抱き位置10Aに確保し、同図の一点鎖線で示す基部
ブーム4Aの下抱き位置10Aに格納されたジブ10
を、実線位置10Aの横抱き位置へ移動させて格納す
る。
【0007】このクレーン車1で荷役作業をするには、
基部ブーム4Aの横抱き位置にジブ10を格納した伸縮
ブーム4を、旋回体3上に倒伏させたクレーン車を目的
地まで走行させた後、アウトリガ2C、2Cにより所定
位置に設置する。しかる後、まず、伸縮ブーム4を僅か
に伸長させた後、操作ロッド(同図1の37)をスプリ
ング(同図1の36)に抗して第2ロックピン(同図1
の35)を係止片(同図1の34)のピン穴(同図1の
34A)から引抜く。次いで、第1ロックピン26(同
図1でも26)をT状ジブホルダ21(同図1でも2
1)の穴から引抜いてそのロック状態を解除し、拙圧シ
リンダ25のシリンダロッド25Aを伸長させ、T状ジ
ブホルダ21を図9の実線の横抱き位置10Aからピン
22まわりの反時計方向に回動させ、同図の一点鎖線の
下抱き位置10Aにする。
【0008】このジブ10の下抱き位置を確保する状態
において、頂部ブーム4Eを僅かに縮少させ、そのブー
ムヘッド6(同図2でも6)の支承ピン(同図2の6
A)を基部ジブ10A(同図2でも10A)のフォーク
状部10AA(同図2でも10AA)に係合させ、係止
ピン(同図2の10AB)を挿入して支承させた後、係
止ピン(同図1の11B)を引抜き、T状ジブホルダ2
1と基部ジブ10Aとの係合状態を解除する。
【0009】次いで、起伏シリンダ5により伸縮ブーム
4を起立させ、ジブ10をブームヘッド6から垂下する
状態を介して、第2ロックピン35(同図1でも35)
を操作ロッド(同図1の37)を右側へ操作して引抜
き、基部ジブ10Aのロック状態を解除する。そして、
図示しない補助ウインチのロープによりジブ10の頂部
側を張引することにより、ジブ10を頂部ブーム(同図
1の4E)の延長線上に張出し、テンションロッド(同
図2の10D)等により、ブームヘッド6上に起立さ
せ、その位置に固定して装着し、荷役態勢にする。しか
る後、アウトリガ2C、2Cにより地上に支承した車体
2上の旋回体3を旋回させ、起伏シリンダ5による伸縮
ブーム4の起伏、伸縮ブーム4内の図示しない油圧シリ
ンダ等による伸縮、図示しない主ウインチ及び補助ウイ
ンチによる伸縮ブーム4に張架した主ワイヤロープ(図
示省略)及びジブ10に張架した補助ワイヤロープ(図
示省略)の巻込み、巻戻し等により、各種の荷役作業を
する。
【0010】また、実開平3−56789号公報には、
車体上に起伏可能に設けた伸縮ブームに対して、ジブを
そのブームヘッドから前方へ張出り出す使用位置と、ブ
ームの下面又は側面の長さ方向の格納位置との間で変位
可能に装着し、当該シブの格納状態において、当該ジブ
がブーム下面あるいは側面に沿う位置まで変位した時
に、ジブ側或いはブーム側(の何れか一方)に設けた自
動係合式ロックピンが、ブーム側又はジブ側(の何れか
他方)に設けられたピン受部材に対して自動的に係合す
るようにした自動ロック装置を備えたクレーン車におい
て、前記ピン受部材の近傍に、前記ロックピンがピン受
部材に係合したことを検出するピン係合状態検出手段を
設けると共に、前記ピン係合状態検出手段の検出信号に
応答して作動する表示手段を、当該クレーン車の操縦室
から確認し得る適所に設けたクレーン車におけるジブ格
納時の安全装置が記載されている。
【0011】このものにあっては、ジブがブームの下抱
き位置に折畳まれた際、常時圧縮スプリングによりピン
受け穴に向って付勢されるロックピンを、その圧縮スプ
リングに抗してジブの基端側に一旦後退させた後、同ロ
ックピンの先端部がピン受け部材のピン受穴に対向した
時に、該ロックピンの先端が圧縮スプリングの付勢力に
よりピン受穴に嵌入して自動的にロックされる。
【0012】また、この公報には、同公報記載のクレー
ン車におけるジブ格納時の安全装置の変形例として、前
示検出手段に併せて、ジブ側のブラケットがジブ保持部
材側のブラケットに対して正常位置で重合しているとき
に、それを検出するリミットスイッチ(第2検出スイッ
チ)を設け、この第2検出スイッチと前記ロックピンの
正常なロック状態を検出する前記検出スイッチとを直列
に接続し、ロックピンの係合状態の確認機能を第2検出
スイッチの併設により一層確実にし、誤動作の発生を起
り難くしたものも記載されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開昭61−2693号公報記載のクレーン車(ホイール
クレーン)にあっては、ジブ10を基部ブーム4Aの下
抱き位置に格納する際、まず、伸縮ブーム4を収縮させ
た後、その頂部ブーム4Eのブームヘッド6と基部ジブ
10A間のテンションロッド10D(同図2)を外し、
ジブ10を支持軸6A(同図2)まわりに回動させて基
部ブーム4Aの下抱き位置にすると、第2ロック装置の
第2ロックピン35(同図1)が、係止片34(図1)
のピン穴34A(同図1)に係合してそのロック状態が
確保され、この第2ロックピン35(同図1)がピン穴
34A(同図3)に係合する際発生する衝突音が、荷役
操作室9(図8)内のオペレータに一応告知されるもの
の、当該クレーン車1の荷役作業状態如何によってはこ
の衝突音が消音されて聴き損なわれ、時にはこの衝突音
が聴き忘れられる恐れさえあった。
【0014】また、このものにあっては、仮に、当該ジ
ブ10が基部ブーム4A側の正規下抱き位置に近接しな
い状態において、例えば、異物との係合等の何等かの理
由により、第2ロック装置38(同図1)の第2ロック
ピン35(同図1)がロック装置側に移動すると、実際
には同第2ロックピン35が係止片34のピン穴34A
(同図3)に挿入されていないにもかかわらず、同第2
ロックピン35が係止片34のピン穴34A(同図3)
に挿入された場合と同様に作動することになり、すなわ
ち、このロック装置が正常なロック位置へ移動して作動
した状態とを区別することができない。すなわち、この
第2ロックピン35の移動による衝突音の発生による警
報だけでは、この第2ロックピン35と基部ジブ10A
の係止片34のピン穴34Aとの係合確認を、常に確実
に行なえるとはいえず、甚だしい場合には、第2ロック
ピン35によりジブ10の基部ブーム4Aの下抱き位置
へのロック状態が確保されないまま、頂部ブーム4Eを
伸長させる恐れがあり、この場合にはジブ10が基部ブ
ーム4Aの下抱き位置から不用意に落下することになる
恐れさえあった。
【0015】一方、前記実開平3−56789号公報に
記載されたものにあっては、常時所定方向に付勢される
ロックピンと、そのピン受穴との係合状態の検出手段が
設けられ、この検出手段により検出された検出信号によ
り、クレーン運転室から視認される適所に設けられた表
示手段が作動し、当該オペレータに告知されるため、そ
の自動ロックピンによるロック状態をクレーンの操縦室
から確認できる利点が有るものの、このものにあって
は、ロックピンとそのピン受穴との係合状態が、常時所
定方向に付勢されるロックピンの移動が1個の検出スイ
ッチにより検出されるものであったため、仮に、このジ
ブが基部ブームの下抱き位置まで近接しない状態におい
て、誤動作等、何等かの理由により当該ロックピンがそ
のピン受穴側へ移動した場合においても、同ロックピン
まわりに設けたロック状態確認用の検出スイッチがON
し、前記表不装置の誤動作を招く恐れが残るという問題
があった。
【0016】さらに、この実開平3−56789号公報
に記載されたロックピン等の自動ロック装置をその基部
ジブに設けたものにあっては、当該基部ジブを含むジブ
側重量が相応に増加し、ひいては伸縮ブーム全体の重量
増を招き、しかもその操作機構が複雑化する嫌いがあっ
た。
【0017】また、この実開平3−56789号公報に
記載された、前記ロックピンのロック状態を検出する第
1近接スイッチに併せて、ジブの基部ブーム側への近接
を検出する第2検出スイッチ(リミットスイッチ)設け
ると共に、該第1、第2検出スイッチを直列に接続した
変形例にあっては、その第2検出スイッチがT状ジブホ
ルダに設けられており、同第2検出スイッチがブームに
対してT状ジブホルダに吊下されるジブと同時に移動す
る構成となっていたため、前記第1、第2の2個の検出
スイッチが基部ブームに対して実質上、当該ジブと同時
に移動することになり、これでは前記第1及び第2の2
個の検出スイッチが同質の検出をするだけで、依然とし
て前記と同様な課題が残っていた。
【0018】この発明は、このような従来例における課
題に着目してなされたもので、クレーン車の車体上の旋
回体に伸縮ブームを起伏シリンダにより起伏可能に設
け、前記伸縮ブームの頂部ブームのブームヘッドに継足
し可能なジブを、基部ブームの下抱き位置に格納し、又
は同下抱き格納位置を介してその横抱き格納位置に装着
可能にしたクレーン車において、前記ジブを前記基部ブ
ームの下抱き位置に格納する際、前記ジブの基部ブーム
の正規下抱き位置への近接を検出する第1検出スイッチ
と、このジブの基部ブームの正規下抱き位置への近接に
より作動する第2ロック装置の第2ロックピンによる同
ジブの自動ロック状態を検出する第2検出スイッチを、
前記第2ロックピンまわりに設けると共に、前記第1及
び第2検出スイッチを直列に接続した、前記ジブの基部
ブームの下抱き位置へのロック状態検出回路にリレーを
設け、該リレーにより作動する告知手段を当該クレーン
車の荷役操作室まわりの適所に設けることにより、前記
のような従来例における課題を解決できるクレーン車に
おけるジブ格納状態の確認装置を提供しようとするもの
である。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な従来例の課題を解決するため、車体上の旋回体に起伏
シリンダにより伸縮ブームを起伏可能に設け、前記伸縮
ブームの頂部ブームのブームヘッドに着脱可能に装着す
るジブを、その基部側と頂部側が前記基部ブームの頂部
側と基部側に向くように同基部ブームの側部に格納さ
れ、かつ、前記ジブの前記基部ブームの正規下抱き位置
への近接により、該ジブから突出する係止片のピン穴と
前記基部ブームに設けた第2ロック装置の第2ロックピ
ンとの係合により、該ジブを前記基部ブームの下抱き位
置に自動的にロックし、また、前記第2ロックピンの後
退により、前記ジブを前記基部ブームの下抱きロック状
態が解放されるクレーン車、又はこのクレーン車の基部
ブームの下抱き位置に格納されたジブを、その下抱き位
置と横抱き位置との間を移動可能にしたクレーン車にお
いて、前記第2ロック装置まわりに、前記ジブの前記基
部ブームの正規下抱き位置への近接を検出する第1検出
スイッチを、また、前記第2ロック装置の第2ロックピ
ンまわりに、該第2ロックピンによる前記ジブのロック
状態を検出する第2検出スイッチをそれぞれ設け、か
つ、前記第1、第2検出スイッチを直列に接続したロッ
ク状態検出回路のリレーにより作動する表示灯、警報器
等の告知手段を、当該クレーン車の荷役等の操作室まわ
りの適所に設けたものである。
【0020】 (作用) この発明は、前記のような構成を有するから、クレーン
車の伸縮ブームを、車体の旋回体に対して起伏シリンダ
により起伏操作すると共に、伸縮ブームを旋回体上に倒
伏させた状態において、伸縮ブームの頂部ブームのブー
ムヘッドに継ぎ足し可能なジブを、前記伸縮ブームの基
部ブームの正規下抱き位置に近接すると、前記第2ロッ
ク装置まわりに設けた第1検出スイッチがONして、同
ジブの基部ブームの正規下抱き位置への近接が検出され
る一方、このジブの基部ブーム下抱き位置への近接によ
り、その基部ジブから突出する係止片のピン穴に、前記
基部ブーム側の第2ロック装置の第2ロックピンが係合
して、前記ジブが基部ブームの下抱き位置に自動的にロ
ックされ、これと同時にこの第2ロック装置の第2ロッ
クピンによるロック状態が、同第2ロックピンまわりに
設けられた第2検出スイッチにより検出される。そし
て、これら第1及び第2検出スイッチが共にONするこ
とにより、同第1、第2検出スイッチを直列に接続した
当該ジブの基部ブームの下抱き位置へのロック状態検出
回路のリレーが、表示灯、警報器等の告知手段を作動さ
せ、荷役等の操作室のオペレータに対して当該ジブが基
部ブームの正規下抱き位置に第2ロックピンによりロッ
クされていることを告知する。
【0021】
【実施例】以下、この発明に係るクレーン車におけるジ
ブ格納状態の確認装置の一実施例を、図1ないし図7を
参照して説明する。なお、従来例を示す図8ないし図1
0と共通する部分には同一名称及び同一符号を用いる。
【0022】図1はこの発明の一実施例の伸縮ブームを
縮少させ、そのジブ10を基部ブーム4Aの下抱き位置
にした状態を、その一部を切除して示す模式正面説明
図、図2はそのジブ10の模式正面説明図、図3はその
第2ロック装置38部の模式正面説明図、図4は第2ロ
ック装置38部の模式平面説明図、図5は図1のB−B
線に沿う第2ロック装置38部の模式後側面説明図、図
6は図1のA−A線に沿う第2ロック装置38部の作用
状態の模式平面説明図、図7はその第2ロック装置38
の第2ロックピン35まわりに設けた第1及び第2検出
スイッチ41、42とリレー43により構成され、基部
ブーム4Aの下抱き位置へのジブ10のロック状態検出
回路40の模式説明図である。
【0023】図1ないし図7において、4は伸縮ブーム
で、この伸縮ブーム4はその基部ブーム4Aの基部をフ
ートピン4Gにより、従来例を示す図8のクレーン車
(ホイールクレーン)1の車体2上の旋回体3に軸着
し、起伏シリンダ5により旋回体3に対して起伏可能に
装着される。4Bないし4Dは伸縮ブーム4の中間ブー
ム、4Eは伸縮ブーム4の頂部ブーム、6はブームヘッ
ド、7はガイドシーブ、8はルースターシーブ、9は運
転操作と荷役操作との兼用運転室、10はジブ、10A
及び10Bはジブ10の基部ジブ及び内側(頂部)ジ
ブ、10AAは基部ジブ10Aの基端に形成されたフォ
ーク状部、10ABはフォーク状部10AAの基端部に
挿入され、該フォーク状部10AAと前記ブームヘッド
6上の支持軸6Aとの係合状態を確保する係止ピン、1
0Dは支持軸6Aまわりを回動させてブームヘッド6を
越えて伸長させたジブ10を、同ブームヘッド6に固定
するテンションロッド、11は基部ジブ10Aに突設し
た取付ブラケットである。
【0024】20は基部ブーム4Aの中央側部に設けた
ブラケット(図9の20参照)、21は基部ブーム4A
の中央側部のブラケット20に、頂部を回動可能にピン
22で連結したT状ジブホルダ(図9の21参照)、2
3は油圧シリンダ25のシリンダロッド25AとT状ジ
ブホルダ21との連結ピン(図9の23参照)、24は
油圧シリンダ25頂部をブラケット20へ回動可能に取
付けるピンで、シリンダロッド25Aの縮少によりT状
ジブホルダ21が、このピン22まわりを図9の一点鎖
位置から同図の実線位置へ反時計方向に回動する。
【0025】26は基部ブーム4Aの側部に設けた第1
ロック装置27の第1ロックピンで、この第1ロックピ
ン26はT状ジブホルダ21が油圧シリンダ25のシリ
ンダロッド25Aの縮小により上方へ引上げられた際、
T状ジブホルダ21の穴に挿入され、これによりT状ジ
ブホルダ21が図9の実線位置21にロックされると共
に、同T状ジブホルダ21に係止ピン11Bで吊下され
たジブ10が、基部ブーム4Aの横抱き格納位置(図9
の実線位置10A)に確保される。なお、操作ロッド2
9でこの第1ロックピン26を図1の右側へ後退させる
と、T状ジブホルダ21の穴と第1ロックピン26との
係合するロック状態が解除され、横抱き位置のジブ10
が降下して、図9の一点鎖10Aの下抱き位置となる。
【0026】33は基部ブーム4Aの基部側(図1では
右側)の側部下側に垂設したブラケツトで、このブラケ
ット33には第2ロックピン35が支承され、このジブ
10の基部ブーム4A下部への近接により、基部ジブ1
0Aから突出する係止片34の端部が第2ロックピン3
5の傾斜端部に係合し、同第2ロックピン35をスプリ
ング36に抗して一旦右側(図3)に後退させた後、係
止片34のピン穴34Aに進入して係合、ロックし、ジ
ブ10の下抱き状態が確保される。38は取付ブラケッ
ト33、第2ロックピン35、スプリング36等により
構成される第2ロック装置、37は操作ロッドで、この
操作ロッド37の右側(憶1)への後退により第2ロッ
クピン35と係止片34のピン穴34Aとの係合による
ロック状態が解除される。
【0027】40は第2ロック装置38の第2ロックピ
ン35によるジブ10の基部ブームの下抱き位置へのロ
ック状態を検出するロック状態検出回路で、このロック
状態検出回路40は、第2ロックピン35まわり設けた
第2検出スイッチ(近接スイッチ)42(図1ではその
取付位置を略示)と、第2ロック装置38の取付ブラケ
ツト33まわりに設けられ、前記基部ジブ10Aの前記
基部ブーム4Aの下側の、正規下抱き位置への近接を検
出してONする第1検出スイッチ(近接スイッチ)41
(図1ではその取付位置を略示)とを直列に配し、電源
44へ接続して構成する。43はロック状態検出回路4
0のリレー、45は告知手段としての表示灯である。
【0028】 (実施例の作用) このホイールクレーン(クレーン車)1による荷役等の
作業は、基部ブーム4Aの横抱き位置にジブ10を格納
した伸縮ブーム4を、旋回体3上に倒伏させて(図8参
照)目的地までこのホイールクレーン1を走行させ、ア
ウトリガ2C、2Cにより所定位置に設置する。しかる
後、伸縮ブーム4を僅かに伸長させ、第1ロックピン2
6をT状ジブホルダ21の穴から引抜いてそのロック状
態を解除し、次いで、油圧シリンダ25のシリンダロッ
ド25Aを伸長させてT状ジブホルダ21を、図9の実
線で示す(ジブ10の)横抱き位置から、反時計方向に
回動させて同図の一点鎖線で示す(ジブ10の)下抱き
位置へ降下させる。
【0029】このジブ10の下抱き位置を確保した状態
で、頂部ブーム4Eを僅かに縮少させ、そのブームヘッ
ド6の支承ピン6A(図2)を基部ジブ10A基部のフ
ォーク状部10AAに係合させ、係止ピン10AB(図
2)を挿入して支承する一方、係止ピン11B(図1、
図9)を引抜いて基部ジブ10Aの取付ブラケット11
とT状ジブホルダ21との連結(係合)状態を解除す
る。
【0030】次いで、起伏シリンダ5により伸縮ブーム
4を車体3上に起立させ、ジブ10をブームヘッド6か
らの垂下する状態を介して、操作ロッド29を図1の右
側へ後退させて第2ロックピン35を係止片34のピン
穴34Aから引抜き、基部ジブ10Aのロック状態を解
除する。図示しない補助ウインチにより、ジブ10を頂
部ブーム4Eの延長線上に張出し、テンションロッド1
0D等によりブームヘッド6上に起立させ、その状態に
固定する。しかる後、旋回体3の旋回、起伏シリンダ5
による伸縮ブーム4の起伏、伸縮ブーム4内の図示しな
い油圧シリンダ等による当該伸縮ブーム4の伸縮、図示
しない主ウインチ及び補助ウインチにより、伸縮ブーム
4に張架される主ワイヤロープ(図示省略)と、ジブ1
0に張架される補助ワイヤロープ(図示省略)の巻込
み、巻戻し等により、通常のホイールクレーン1と同様
な荷役作業をする。
【0031】このホイールクレーン1のジブ10を、基
部ブーム4Aの横抱き位置へ格納するには、伸縮ブーム
4を縮少させた後、テンションロッド10Dをブームヘ
ッド6から外し、ジブ10を支承ピン6Aまわりに回動
させて、基部ブーム4A下側の下抱き位置にすると、ま
ず、第2ロック装置のロックピン35が、基部ジブ10
Aから突出する係止片34のピン穴34Aに自動的に係
合し、ジブ10が基部ブーム4Aの下抱き位直に係止さ
れる。
【0032】その後、基部ジブ10Aの取付ブラケット
11をT状ジブホルダ21に係止ピン11Bにより係止
させ、このジブ10を基部ブーム10Aの下抱き位置に
吊下する。次いで、油圧シリンダ25のシリンダロッド
25Aを収縮させ、T状ジブホルダ21を図9の一点鎖
の下抱き位置10Aから、ピン22まわりの時計方向へ
回動させ、同図実線の横抱き位置10Aに移動させる。
【0033】以上の作用は、従来の同種クレーン車にお
けるジブ格納状態の確認装置の作用とほぼ同様である
が、この実施例では、第2ロック装置38の第2ロック
ピン35まわりに、当該第2ロックピン35のロック状
態を検出する第2検出スイッチ42と、前記基部ジブ1
0Aの基部ブーム4Aの正規下抱き位置への近接を検出
する第1検出スイッチ41とを設けると共に、該第1、
第2検出スイッチ41、42を直列に接続してロック状
態検出回路40を構成し、かつ、このロック状態検出回
路40のリレー43により作動する告知手段としての表
示灯45を、当該ホイールクレーン1の走行操作室を兼
ねる荷役操作室9まわりの適所に設けたから、前記ジブ
10の、基部ブーム4Aの正規下抱き位置への近接が、
基部ブーム4A側に設けられた第2検出スイッチ42に
より検出される一方、このジブ10の基部ブーム4Aの
下抱き位置への近接により、当該ジブ10から突出する
係止片34のピン穴34Aに、基部ブーム4A側に設け
られた第2ロック装置38の第2ロックピン35が係合
してロックする際、同第2ロックピン35によるロック
状態が、この第2検出スイッチ42により検出される。
【0034】そして、前記第1及び第2検出スイッチ4
1、42のONにより、ロック状態検出回路40が閉成
され、そのリレー43により表示灯45が点灯し、荷役
等の操作室9内のオペレータに対して、当該ジブ10が
基部ブーム4Aの下抱き位置に第2ロックピン35によ
りロックされていることが告知され、荷役等の操作室9
内から、その後の無理のない各種の操作を可能にする。
【0035】
【発明の効果】この発明は前記のような構成を備え作用
をするから、次のような特有の効果を期待できる。
【0036】(1) 第2ロック装置の第2ロックピン
によるジブの基部ブームの下抱き位置へのロック状態
が、同第2ロックピンまわりに設けた第1検出スイッチ
と、当該ジブの基部ブームの正規下抱き位置への近接を
検出する第2検出スイッチとを直列に接続したロック状
態検出回路のリレーにより作動する告知手段を、荷役操
作室まわりに設けたから、当該ジブが基部ブームの正規
下抱き位置に近接したにも係わらず、仮に、第2ロック
装置の第2ロックピンが何等かの理由により誤ってロッ
クされなかったとしても、この場合にはロック状態告知
手段が動作せず、したがって、このジブの基部ブームの
下抱き位置へのロック状態確保の確実性が高まり、高度
の安全性を期待できる。
【0037】(2) ジブを基部ブームの横抱き位置に
格納するクレーン車にあっては、横抱き位置のジブを下
抱き位置へ移動させることにより、まず第1検出スイッ
チがONすると共に、前記基部ブーム側に配設した第2
ロック装置の第2ロックピンとジブ上の係止片のピン穴
とが自動的に係合してロックされ、この第2ロックピン
のロック位置への移動により、第2検出スイッチがON
した場合のみ、そのロック状態検出回路が閉成され、告
知手段が作動して告知するから、例えば、ジブ格納時に
おける当該ジブの、基部ブーム下抱き位置からの不用意
な落下を招く恐れがなく、このクレーン車による作業性
及び安全性が向上する。
【0038】(3) 第2ロック装置、殊に、その第2
ロックピン及びその支承部を基部ブーム側に設けたか
ら、それらをジブ側に設けた従来例に比べて、当該ジブ
側にこの第2ロック装置を設けない分だけジブ側の重量
が軽減され、しかも、この第2ロック装置のロックピン
の支承構造及び操作性が簡易化する。
【0039】(4) 基部ブーム側の第2ロック装置ま
わりに、基部ブームの正規下抱き位置への近接を検出す
る第1検出スイッチを設けたから、基部ブームの横抱き
位置に格納したジブを、その横抱き位置から基部ブーム
の正規下抱き位置へ移動させて同下抱き位置への同ジブ
の格納、又は同ジブの張出し等のその後の操作をする
際、前記ジブの横抱き位置への移動完了が前記第1検出
スイッチにより確実に検出されることになり、また、こ
の第1検出スイッチにより前記ジブの下抱き位置への近
接が確認されて同第1検出スイッチがONしない限り、
仮に前記第2ロック装置の第2ロックピンまわりに設け
た第2検出スイッチがONしても、前記告知手段が作動
しないから、伸縮ブームとジブとの連結部がずれたま
ま、前記ジブのその後の操作を誤ってする恐れがなく、
ひいては、前記ジブを前記基部ブーム下側から不用意に
落下させる恐れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るクレーン車におけジブ格納状態
の確認装置の一実施例を、そのジブを、伸縮ブームを縮
少させた基部ブームの下抱き位置に格納した状態を、そ
の一部を切除して示す模式正面説明図である。
【図2】この発明の実施例のジブの模式正面説明図であ
る。
【図3】この発明の実施例のジブを基部ブームの下抱き
位置へ係止させるための、第2ロック装置部の模式正面
説明図である。
【図4】図1のA−A線に沿う第2ロック装置部の模式
平面説明図である。
【図5】この発明の実施例の第2ロック装置部の模式後
側面説明図である。
【図6】図1のA−A線に沿う第2ロック装置部の作用
状態の模式平面説明図である。
【図7】この発明の実施例の第2ロック装置の第2ロッ
クピンまわりに設けた第1及び第2検出スイッチによ
る、当該ジブの基部ブームの下抱き位置へのジブのロッ
ク状態検出回路の模式説明図である。
【図8】従来のクレーン車におけるジブ格納状態の確認
装置を実施したクレーン車の模式側面説明図である。
【図9】図8のD−D線に沿うジブ支承部(油圧シリン
ダ取付部)の模式側面説明図である。
【図10】図8のE−E線に沿うジブ支承部の模式側面
説明図である。
【符号の説明】
1……ホイールクレーン(クレーン車) 2……車体 3……旋回体 4……伸縮ブーム 4A……基部ブーム 4E……頂部ブーム 5……起伏シリンダ 6……ブームヘッド 6A……支承ピン 9……操作室 10……ジブ 10A……基部ジブ 10AA……フォーク状部 10AB……係止ピン 10B……内側ジブ 10D……テンションロッド 11……取付ブラケット 11B……係止ピン 20……ブラケット 21……T状ジブホルダ 22……ピン 23……ピン 25……油圧シリンダ 25A……ピストンロッド 26……第1ロックピン 27……第1ロック装置 29……操作ロッド 33……取付ブラケット 34……係止片 34A……ピン穴 35……第2ロックピン 36……スプリング 37……操作ロッド 38……第2ロック装置 40……ロック状態検出回路 41……第1検出スイッチ 42……第2検出スイッチ 43……リレー 45……表示灯(告知手段)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体上の旋回体に起伏シリンダにより伸
    縮ブームを起伏可能に設け、前記伸縮ブームの頂部ブー
    ムのブームヘッドに着脱可能に装着するジブを、当該ジ
    ブの基部側と頂部側が前記伸縮ブームの基部ブームの頂
    部側と基部側に向くように、当該基部ブームの側部に格
    納され、かつ、該ジブの前記基部ブームの正規下抱き位
    置への近接により、当該ジブから突出する係止片のピン
    穴と前記基部ブームに設けた第2ロック装置の第2ロッ
    クピンとの係合により、当該ジブを前記基部ブームの下
    抱き位置に自動的にロックし、また、前記第2ロックピ
    ンの後退により、前記ジブを前記基部ブームの下抱きロ
    ック状態を解放するクレーン車、又は係るクレーン車の
    基部ブームの下抱き位置に格納されたジブを、当該下抱
    き位置と横抱き位置との間を移動可能にしたクレーン車
    において、前記第2ロック装置まわりに、前記ジブの前
    記基部ブームの正規下抱き位置への近接を検出する第1
    検出スイッチを、また、前記第2ロック装置の第2ロッ
    クピンまわりに、該第2ロックピンによる前記ジブのロ
    ック状態を検出する第2検出スイッチをそれぞれ設け、
    かつ、前記第1、第2検出スイッチを直列に接続したロ
    ック状態検出回路のリレーにより作動する表示灯、警報
    器等の告知手段を、当該クレーン車の荷役等の操作室ま
    わりの適所に設けたことを特徴とするクレーン車におけ
    るジブ格納状態の確認装置。
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