JP2012110541A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
期待度報知手段(36)に、図柄変動表示ゲームにおける当り遊技等の有利な状態へ移行する期待度を複数段階に跨り数値を用いて遊技者に示唆すべく、各段階に応じた期待度数値を表示するに際し、演出用操作手段が操作されたことに伴って、複数の制御数値決定テーブルに予め定めた複数の制御数値のうちから抽選により一の制御数値を決定し、その制御数値に基づいて前記期待度数値を変化させる一方、その変化をさせる場合に、変化後の期待度数値が、前記有利な状態へ移行する特定の数値と同一になるときは、これを他の数値に変換する誤認回避作用を行う誤認回避手段(59)を設ける。
【選択図】図4
Description
遊技者が操作可能な演出用操作手段(枠演出ボタン13)と、
遊技者に有利な状態への期待度を初期段階から最終段階(全滅状態)に亘る複数段階に跨り数値を用いて遊技者に示唆すべく、各段階に応じた期待度数値(敵数)を表示可能な期待度報知手段(液晶表示装置36)と、
前記期待度報知手段に前記図柄変動表示ゲームについての前記期待度数値を表示する際に、前記演出用操作手段の操作を有効とする操作有効期間を設定する有効期間設定手段(51)と、
前記操作有効期間中に前記演出用操作手段が操作されたか否かを判定する操作判定手段(52)と、
前記操作判定手段の判定結果に基づいて前記期待度報知手段に表示する前記期待度数値を制御する期待度表示制御手段(53)と、を備え、
前記期待度表示制御手段は、
前記操作有効期間内に表示すべき前記期待度数値について、扱う現在の数値の大きさが徐々に最終段階に近づくように変化させる制御数値を決定するための決定テーブル(56)と、
前記操作判定手段で前記演出用操作手段が操作されたと判定されることに伴って、前記決定テーブルを用い、当該判定時の前記期待度数値を変化させる制御数値を決定する制御数値決定手段(57)と、
前記制御数値決定手段により決定した制御数値に基づいて前記期待度報知手段の期待度数値を変化させる期待度数値制御手段(58)と、を有し、
前記期待度数値制御手段は、前記制御数値決定手段により決定した制御数値に基づいて前記期待度報知手段の期待度数値を変化させた場合に、その変化後の期待度数値が特定の数値である場合に他の数値に変換する誤認回避作用を行う誤認回避手段(59)を含む、
ことを特徴とする遊技機。
前記誤認回避手段は、前記制御数値決定手段により決定した制御数値に基づいて前記期待度報知手段の期待度数値を変化させた場合に、その変化後の期待度数値が、前記図柄変動表示ゲームのゲーム結果として前記当り遊技が付与される特定の図柄組合せ数値と同一になるときは、当該期待度数値を前記当り遊技の付与されない図柄組合せ数値に対応する他の数値に変換する誤認回避作用を行う、ことを特徴とする上記(1)に記載の遊技機。
前記制御数値決定手段は、前記操作判定手段で前記演出用操作手段が操作されたと判定されることに伴って、前記複数の制御数値決定テーブルを用い、当該判定時の前記期待度数値が属する数値範囲区分に予め定めた前記複数の制御数値のうちから抽選により一の制御数値を決定する、ことを特徴とする上記(1)〜(2)に記載の遊技機。
図1は、本発明の実施形態に係るパチンコ遊技機の外観を示す正面側の斜視図である。
本実施形態のパチンコ遊技機1には、内部的な遊技状態(主制御部20側で管理される遊技状態:内部遊技状態)として、通常遊技状態、確変状態、潜伏確変状態、時短状態という四種類の遊技状態が設けられている。先ず、本発明の理解を容易なものとするために、種々の遊技状態の発生に関連する機能(手段)について説明する。
本実施形態では上記の普通図柄に関する機能、すなわち普通図柄確変機能、普通図柄時短機能、および開放延長機能は、特別図柄時短機能の作動開始条件と同じ条件となっているため、3つの機能が同じ契機にて動作することになる。しかし、上記の普通図柄確変機能、普通図柄時短機能、および開放延長機能を個々に着目した場合、これらの機能のうち少なくともいずれか1つが作動すると、上記の可動翼片47の作動率が向上する作動率向上状態となり下始動口35への入賞頻度が高くなることから、遊技状態としては、大当りの抽選結果を導出する特別図柄変動表示ゲームの始動条件の成立頻度が通常遊技状態より高くなる「高ベース遊技状態(始動条件向上状態)」になる。なお、ここでいう「高ベース遊技状態」とは、上記のように普通図柄に関する機能が作動する場合の遊技状態をいい、特別図柄に関する機能、すなわち特別図柄確変機能および特別図柄時短機能の少なくともいずれか1つが作動する場合の遊技状態とは異なる。
次に、主制御部側で管理される大当りの種別について説明する。
次に、演出モード、具体的には、演出制御部24側の遊技状態(演出状態)について説明する。本実施形態のパチンコ遊技機1には、報知すべき現在の遊技状態に関連した演出の演出モードとして、遊技状態が通常状態または潜伏確変状態であることを報知する「通常演出モード」と、開放延長機能付きの高ベース状態(確変状態または時短状態)であることを報知する「高ベース状態演出モード」とが設けられている。通常演出モードは、基本的には通常状態または潜伏確変状態のときに両者を区別することなく開放延長機能が付与されていないことを報知するものであり、遊技者は通常状態または潜伏確変状態のいずれの状態にいるのかを判別することが困難または不可能とする演出モードとなっている。また高ベース状態演出モードは、高確率状態または時短状態のときに両者を区別することなく開放延長機能付きであることを報知するものであり、遊技者は高確率状態または時短状態のいずれの状態にいるのかを判別することが困難または不可能とする演出モードとなっている。このような演出モードを採用することにより、現在の遊技状態が如何なる遊技状態下であるかが秘匿され、遊技者は現在の遊技状態を推測しながら遊技に興じることができるので、遊技状態を明確に把握できる演出モードを採用した場合よりも遊技に対する面白みを増すことができる。
図3は、上記のような遊技の進行状況に応じた遊技機制御を行う制御装置の概要を示した制御ブロック図である。
主制御部20は、主制御CPU201を内蔵したマイクロプロセッサを搭載すると共に、一連の遊技機制御手順を記述した制御プログラムや制御データなどを格納した主制御ROM202と、ワークエリアが形成される主制御RAM203を搭載して、1チップマイクロコンピュータを構成している。また図示はしていないが、一定周期のパルス出力を作成する機能や時間計測の機能などを有するCTC(Counter Timer Circuit)やCPUに割り込み信号を付与する割り込みコントローラ回路が設けられている。
演出制御部24は、演出制御CPU241を内蔵したマイクロプロセッサを搭載すると共に、演出制御手順を記述した制御プログラムや演出データなどを格納した演出制御ROM242と、ワークエリアが形成される演出制御RAM243と、を搭載している。また図示はしていないが、音源IC、CTC、および割り込みコントローラ回路などが設けられている。この演出制御部24の主な役割は、主制御部20からの演出制御コマンドの受信、演出パターンの抽選、液晶表示装置36の制御、スピーカ46の音制御、枠ランプ・LEDの発光制御、可動体の可動制御、各種エラーの報知などである。
次に殲滅演出について説明する。
図4は殲滅演出ゲームを行うための主たる構成要素を概略的に示した図である。
主制御部20は、遊技球が上始動口34または下始動口35に入賞して始動条件が成立したことに基づき、大当りに関する抽選(大当り抽選と図柄抽選)を行い、この抽選結果に応じて特別図柄を特別図柄表示装置38に変動表示させて、特別図柄変動表示ゲームを開始し、一定時間経過後に、その結果を特別図柄表示装置38に表示する。この特別図柄の変動表示動作が行われる際、最初に図柄変動表示ゲームの開始を指示する変動パターン指定コマンドを送信し、その後、指示した変動パターンに定められている変動時間の経過時に、図柄変動表示ゲームの終了(図柄の確定停止)を指示する停止図柄指定コマンドを演出制御部24に送信する。
図5は、受信した変動パターン指定コマンドの種類P1〜P9と、これにより特定される演出用の変動パターンと、これらについて殲滅演出またはその他の演出を行うか否かの別とを一覧表にしたものである。なお、大当り種別および変動時間(演出時間)については明記していない。
図6は、所定の初期数値を決定する際に参照する初期数値決定テーブルの内容を示したものである。この初期数値決定テーブルには、「敵数」の初期数として段階的に100、200、500、1000、1500、2000、3000の計7種類の数値が予め用意され、これらの初期数値が抽選により選択される割合(抽選確率)が、ハズレの場合と当りの場合のそれぞれについて規定されている。ハズレの場合および当りの場合のいずれも、初期数の値が小さいほど、つまり指令達成期待度(大当り遊技が付与される期待度)が大きくなるほど、設定される抽選確率値が小さくなるように定められている。
図7の(a)〜(f)は、敵の数を漸減または漸増させる際の制御数値すなわちステップ幅(数値変化割合)を決定する減算数値決定テーブル1〜6(複数の制御数値決定テーブル56)を示したものである。これらの減算数値決定テーブル1〜6は、操作有効期間内に表示すべき期待度数値について、扱う現在の数値の大きさが徐々に小さくなるように、6種類の数値範囲区分を設け、各々の区分に一の減算数値決定テーブルが対応づけられている。減算数値決定テーブル1は、現在の数値(残存する期待度数値)が3000〜501の数値範囲区分内にある場合の減算処理に使用される減算数値決定テーブルである。同様に減算数値決定テーブル2、3、4、5、6は現在の数値が「500〜201」、「200〜31」、「30〜11」、「10〜2」、「1」の数値範囲区分内にある場合の減算処理にそれぞれ使用される減算数値決定テーブルである。このうちのいずれの区分の減算数値決定テーブルを参照するかは、現在の数値が上記の何れの範囲に属する数値であるかによる。本実施形態の場合、期待度数値を表示する現在の数値は徐々に減少して行くので、初期数値としてたとえば1000人が与えられるのであれば、上記の減算数値決定テーブル1、2、3、4、5、6がこの順序で参照されて行くことになる。
ところが上記複数の減算値決定テーブル1〜6で選択される減算値の組合せによっては、減算結果として残存人数表示部365に表示される残存人数(現在の表示数値)が、図柄変動表示ゲームに当選して当り遊技が付与される特定の図柄組合せ数値、たとえば大当りとなるゾロ目の数値(777など)と、同一になるときがある。このような場合、遊技者は大当りが確定したと誤認することになる。
現在の数値「1000(初期設定値)」から減算値「223」(減算値決定テーブル1)を減算した結果、現在の数値「777」となった場合。
現在の数値「1000(初期設定値)」から減算値「311」、「223」(減算値決定テーブル1)を減算して結果が「466」となった後、減算値「44」、「36」、「32」、「21」(減算値決定テーブル2)を減算して、現在の数値「333」となった場合。
現在の数値「1500(初期設定値)」から減算値「355」、「355」、「355」(減算値決定テーブル1)を減算して結果が「435」となった後、減算値「44」、「36」、「36」、「32」、「32」、「21」、「21」、「21」(減算値決定テーブル2)を減算して現在の数値「192」となり、その後、減算値「14」、「13」、「13」、「12」、「15」、「14」(減算値決定テーブル2)を減算して、現在の数値「111」となった場合。
図8は演出制御部24が行う殲滅演出処理の内容を示したフローチャートである。
スーパーリーチ3演出用の変動パターンが「当り(大当りまたは小当り)」のものであった場合、操作ボタン有効期間内に枠演出ボタン13を連打することにより、表示数値が「0」まで到達して殲滅指令が達成される場合と、表示数値が「0」まで到達しないで殲滅指令が達成されない場合とがある。
「ハズレ」のスーパーリーチ3演出であった場合には、次のようになる。現在の表示数値が「1」である場合において、操作ボタン有効期間内にボタン操作がなされたときは、減算値決定テーブル6において100%の当選確率で減算値として「0」が選択される。したがって表示数値が「1」のままとなり、残存人数表示部365には敵の残存人数「1人」の表示態様がそのまま残る(図10(e))。したがってステップS111の判断はYESにならないので、ステップS104の判断において操作ボタン有効期間が終了となり(ステップS104:NO)、殲滅指令が失敗した旨の画面が表示され(図10(i))、当該変動がハズレであることが確認された後(ステップS113)、敗北演出が実行されて(ステップS114)、殲滅演出処理は終了となる。
上記殲滅演出中のステップS108の減算処理において、表示数値から引く減算値の値いかんによっては、演算結果の表示数値が上述の「777」「333」「111」のごときゾロ目となることがあり得る。これは当り遊技を付与する特定の図柄組合せ数値と同一であるため、当りが確定したと遊技者が誤認する恐れがある。
上記実施形態では、大当りの概念に小当りの場合を含めて扱った。すなわち、大当り遊技には、小当り遊技を含まない狭義の大当り遊技と、小当り遊技を含む広義の大当り遊技とがあるものとした。そして、この広義の大当り遊技(大当り遊技および小当り遊技)の付与される図柄組合せ数値に一致する場合は、殲滅演出ゲーム用画像361に表示する表示数値(期待度数値)を、図柄組合せ数値に一致しない他の数値に変更する誤認回避処理を行うものとした。
また上記実施形態では、減算結果の減算値がゾロ目の数値(777など)となる場合を例として掲げたが、図柄変動表示ゲームのゲーム結果として当り遊技が付与される特定の図柄組合せ数値であれば、これに対して誤認回避を行わせることができる。たとえば大当りまたは小当りとなるチャンス目(たとえば357)と同一数値が出現することになるときに、この数値を見た遊技者が誤認しない他の数値にずらす処理を行って、遊技者が当りが確定したと誤解するのを回避することができる。
また上記実施形態では、リーチ状態を経由する形で殲滅演出を行うこととしたが、リーチ状態の形成前に殲滅演出を行うこともできる。この形態においては、受信した変動パターンコマンドが所定の変動パターンを指定するものであることを実行条件の成立とし、これにより同時に開始条件が成立したものとして、リーチ状態を経由することなく殲滅演出をいきなり開始させることができる。
上記実施形態では、図柄変動表示ゲーム中のリーチ演出の一つとして殲滅演出を出現させる場合について説明した。しかし、殲滅演出は、図柄変動表示ゲーム中ではなく、図柄変動表示ゲームに当選して付与される当り遊技中において実行するようにしても良い。本変形例では、大当り種別に、確変状態の移行契機となる確変大当りの他、確変状態の移行契機とはならない非確変大当り(大当り遊技終了後の遊技状態が「時短状態」または「通常遊技状態」に移行する大当り種別)が含まれる遊技形態を採用した遊技機に有効である。
上記実施形態では、特別図柄変動表示ゲームで抽選される大当りの種別が「15R確変大当り」の一種類のみである転落抽選タイプのパチンコ遊技機について説明した。
本発明の好ましい形態を列挙すると次のようになる。
遊技者が操作可能な演出用操作手段(枠演出ボタン13)と、
遊技者に有利な状態への期待度を初期段階から最終段階(全滅状態)に亘る複数段階に跨り数値を用いて遊技者に示唆すべく、各段階に応じた期待度数値(敵数)を表示可能な期待度報知手段(液晶表示装置36)と、
前記期待度報知手段に前記図柄変動表示ゲームについての前記期待度数値を表示する際に、前記演出用操作手段の操作を有効とする操作有効期間を設定する有効期間設定手段(51)と、
前記操作有効期間中に前記演出用操作手段が操作されたか否かを判定する操作判定手段(52)と、
前記操作判定手段の判定結果に基づいて前記期待度報知手段に表示する前記期待度数値を制御する期待度表示制御手段(53)と、を備え、
前記期待度表示制御手段は、
前記操作有効期間内に表示すべき前記期待度数値について、扱う現在の数値の大きさが徐々に最終段階に近づくように変化させる制御数値を決定するための決定テーブル(56)と、
前記操作判定手段で前記演出用操作手段が操作されたと判定されることに伴って、前記決定テーブルを用い、当該判定時の前記期待度数値を変化させる制御数値を決定する制御数値決定手段(57)と、
前記制御数値決定手段により決定した制御数値に基づいて前記期待度報知手段の期待度数値を変化させる期待度数値制御手段(58)と、を有し、
前記期待度数値制御手段は、前記制御数値決定手段により決定した制御数値に基づいて前記期待度報知手段の期待度数値を変化させた場合に、その変化後の期待度数値が特定の数値である場合に他の数値に変換する誤認回避作用を行う誤認回避手段(59)を含む、
ことを特徴とする遊技機。
前記誤認回避手段(59)は、前記制御数値決定手段(57)により決定した制御数値に基づいて前記期待度報知手段の期待度数値を変化させた場合に、その変化後の期待度数値が、前記図柄変動表示ゲームのゲーム結果として前記当り遊技が付与される特定の図柄組合せ数値と同一になるときは、当該期待度数値を前記当り遊技の付与されない図柄組合せ数値に対応する他の数値に変換する誤認回避作用を行う、ことを特徴とする上記(1)に記載の遊技機。
前記制御数値決定手段(57)は、前記操作判定手段で前記演出用操作手段が操作されたと判定されることに伴って、前記複数の制御数値決定テーブルを用い、当該判定時の前記期待度数値が属する数値範囲区分に予め定めた前記複数の制御数値のうちから抽選により一の制御数値を決定する、ことを特徴とする上記(1)〜(2)に記載の遊技機。
遊技者が操作可能な演出用操作手段(枠演出ボタン13)と、
前記図柄変動表示ゲームにおける前記当り遊技への期待度を、当該期待度の低い初期段階から期待度の高い最終段階(全滅状態)に亘る複数段階に跨り数値を用いて遊技者に示唆すべく、各段階に応じた期待度数値(敵数)を表示可能な期待度報知手段(液晶表示装置36)と、
前記期待度報知手段に前記図柄変動表示ゲームについての前記期待度数値を表示する際に、前記演出用操作手段の操作を有効とする操作有効期間を設定する有効期間設定手段(51)と、
前記操作有効期間中に前記演出用操作手段が操作されたか否かを判定する操作判定手段(52)と、
前記操作判定手段の判定結果に基づいて前記期待度報知手段に表示する前記期待度数値を制御する期待度表示制御手段(53)と、を備え、
前記期待度表示制御手段(53)は、
前記操作有効期間内に表示すべき前記期待度数値について、扱う現在の数値の大きさが最終段階に近づくように(漸減方式では徐々に小さく、漸増方式では徐々に大きくなるように)複数の数値範囲区分を設けるとともに、各数値範囲区分毎に設けられ前記期待度数値の段階を変化させる場合の数値の異なる複数の制御数値を予め定めた複数の制御数値決定テーブル(56)と、
前記操作判定手段で前記演出用操作手段が操作されたと判定されることに伴って、前記複数の制御数値決定テーブルを用い、当該判定時の前記期待度数値が属する数値範囲区分に予め定めた前記複数の制御数値のうちから抽選により一の制御数値を決定する制御数値決定手段(57)と、
前記制御数値決定手段により決定した制御数値に基づいて前記期待度報知手段の期待度数値を変化させる期待度数値制御手段(58)と、を有し、
前記期待度数値制御手段は、前記制御数値決定手段により決定した制御数値に基づいて前記期待度報知手段の期待度数値を変化させた場合に、その変化後の期待度数値が、前記図柄変動表示ゲームのゲーム結果として前記当り遊技が付与される特定の図柄組合せ数値と同一になるときは、当該期待度数値を前記当り遊技の付与されない図柄組合せ数値に対応する他の数値に変換する誤認回避作用を行う誤認回避手段(59)を含む、
ことを特徴とする遊技機。
2 前面枠、
3 遊技盤、
3a 遊技領域、
4 外枠、
5 球誘導レール、
6 ガラス扉枠、
7 前面操作パネル、
8 上受け皿ユニット、
9 上受け皿、
11 球貸しボタン、
12 カード返却ボタン、
13 枠演出ボタン、
14 球抜きボタン、
15 発射操作ハンドル、
19 遊技球払出装置、
20 主制御部、
24 演出制御部、
28 発射制御基板、
29 払出制御基板、
31 電源基板、
32 発射装置、
34 上始動口(特別図柄始動口)、
35 下始動口(特別図柄始動口)、
36 液晶表示装置、
37 普通図柄始動口、
38 特別図柄表示装置、
39 普通図柄表示装置、
40 大入賞口、
41 普通変動入賞装置、
42 特別変動入賞装置、
43 一般入賞口、
44 風車、
45 装飾ランプ、
45a 光表示装置、
46 スピーカ、
46a 音響発生装置、
47 可動翼片、
48 センター飾り、
49 アウト口、
50 装飾図柄制御部、
51 有効期間設定手段、
52 操作判定手段、
53 期待度表示制御部、
54 初期設定値決定テーブル、
55 初期数値決定手段、
56 制御数値決定テーブル、
57 制御数値決定手段、
58 期待度数値制御手段、
59 誤認回避手段、
201 主制御CPU、
202 主制御ROM、
203 主制御RAM、
241 演出制御CPU、
242 演出制御ROM、
243 演出制御RAM
360 液晶表示装置の画面、
361 殲滅演出ゲーム用画像、
362 押ボタン操作指示、
363 キャラクタ、
364 指令表示、
365 残存人数表示部。
Claims (7)
- 複数種類の図柄を変動させて行う図柄変動表示ゲームを表示する表示手段を備え、前記図柄変動表示ゲームの図柄の図柄組合せ数値による表示結果に応じて遊技者にとって有利な当り遊技が付与される遊技機において、
遊技者が操作可能な演出用操作手段と、
遊技者に有利な状態への期待度を初期段階から最終段階に亘る複数段階に跨り数値を用いて遊技者に示唆すべく、各段階に応じた期待度数値を表示可能な期待度報知手段と、
前記期待度報知手段に前記図柄変動表示ゲームについての前記期待度数値を表示する際に、前記演出用操作手段の操作を有効とする操作有効期間を設定する有効期間設定手段と、
前記操作有効期間中に前記演出用操作手段が操作されたか否かを判定する操作判定手段と、
前記操作判定手段の判定結果に基づいて前記期待度報知手段に表示する前記期待度数値を制御する演出制御手段と、を備え、
前記演出制御手段は、
前記操作有効期間内に表示すべき前記期待度数値について、扱う現在の数値の大きさが徐々に最終段階に近づくように変化させる制御数値を決定するための決定テーブルと、
前記操作判定手段で前記演出用操作手段が操作されたと判定されることに伴って、前記決定テーブルを用い、当該判定時の前記期待度数値を変化させる制御数値を決定する制御数値決定手段と、
前記制御数値決定手段により決定した制御数値に基づいて前記期待度報知手段の期待度数値を変化させる期待度数値制御手段と、を有し、
前記期待度数値制御手段は、前記制御数値決定手段により決定した制御数値に基づいて前記期待度報知手段の期待度数値を変化させた場合に、その変化後の期待度数値が特定の数値である場合に他の数値に変換する誤認回避作用を行う誤認回避手段を含む、
ことを特徴とする遊技機。 - 前記図柄変動表示ゲームは、複数種類の数字図柄または数字図柄と他の図柄とを変動させ、その数字図柄の図柄組合せ数値による表示結果に応じて遊技者にとって有利な当り遊技を付与するものであり、
前記誤認回避手段は、前記制御数値決定手段により決定した制御数値に基づいて前記期待度報知手段の期待度数値を変化させた場合に、その変化後の期待度数値が、前記図柄変動表示ゲームのゲーム結果として前記当り遊技が付与される特定の図柄組合せ数値と同一になるときは、当該期待度数値を前記当り遊技の付与されない図柄組合せ数値に対応する他の数値に変換する誤認回避作用を行う、ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記決定テーブルは、前記操作有効期間内に表示すべき前記期待度数値について、扱う現在の数値の大きさが徐々に最終段階に近づくように複数の数値範囲区分を設けるとともに、各数値範囲区分毎に設けられ前記期待度数値の段階を変化させる場合の数値の異なる複数の制御数値を予め定めた複数の制御数値決定テーブルからなり、
前記制御数値決定手段は、前記操作判定手段で前記演出用操作手段が操作されたと判定されることに伴って、前記複数の制御数値決定テーブルを用い、当該判定時の前記期待度数値が属する数値範囲区分に予め定めた前記複数の制御数値のうちから抽選により一の制御数値を決定する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。 - 前記期待度報知手段の期待度数値は、前記図柄変動表示ゲームのゲーム結果として前記当り遊技が付与される場合に前記最終段階に変化し得るようになっており、
前記誤認回避手段は、前記図柄変動表示ゲームのゲーム結果として前記当り遊技が付与される場合には前記誤認回避作用を行わない、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遊技機。 - 前記誤認回避手段は、前記制御数値決定手段により決定した制御数値に基づいて前記期待度報知手段の期待度数値を変化させた場合に、その変化後の期待度数値が特定の数値であるときは、その特定の数値からずらす数値修正手段からなる、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遊技機。
- 前記変化後の期待度数値に近い数値は、前記変化後の期待度数値の最寄りの数値である、ことを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
- 前記誤認回避手段は、前記制御数値決定手段により決定した制御数値に基づいて前記期待度報知手段の期待度数値を変化させた場合に、その変化後の期待度数値が特定の数値であるときは、再度、前記制御数値決定手段において制御数値を決定し直し、これにより決定した制御数値に基づいて前記期待度報知手段の期待度数値を変化させる、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遊技機。
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