JP2007325734A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機 Download PDF

Info

Publication number
JP2007325734A
JP2007325734A JP2006159000A JP2006159000A JP2007325734A JP 2007325734 A JP2007325734 A JP 2007325734A JP 2006159000 A JP2006159000 A JP 2006159000A JP 2006159000 A JP2006159000 A JP 2006159000A JP 2007325734 A JP2007325734 A JP 2007325734A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
special game
winning
player
display
lottery process
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006159000A
Other languages
English (en)
Inventor
Koki Nishimura
幸喜 西村
Akira Mokutsuu
明 木通
Hidehiro Matsumoto
英廣 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konami Amusement Co Ltd
Original Assignee
Abilit Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Abilit Corp filed Critical Abilit Corp
Priority to JP2006159000A priority Critical patent/JP2007325734A/ja
Publication of JP2007325734A publication Critical patent/JP2007325734A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】大当たりの当選確率が高確率に設定されているかどうかについて遊技者が知るチャンスを遊技者自らが特別ゲームを通して獲得するようにする。
【解決手段】始動入賞口11,12にパチンコ球が入ることを条件として抽選処理が実行される。抽選処理の結果は画像表示部10に表示される。抽選処理によって大当たり役に当選したとき大入賞口13が継続的に開いて大当たり状態に設定される。大当たり状態の終了後の抽選処理について大当たり役の当選確率を高確率に設定するかどうかが決定され、その決定結果は特別ゲームの結果如何によって画像表示部10に表示されて遊技者に報知される。特別ゲームの実行が可能となる条件の成立により操作部が能動化され、勝利することが報知の条件となる特別ゲームに関わる画像が画像表示部10に表示されて特別ゲームが開始される。特別ゲームに遊技者が勝利したとき報知が行われる。
【選択図】図2

Description

この発明は、始動入賞口にパチンコ球が入ることを条件として大当たり役に当選し得る抽選処理が実行されるとともに、その抽選結果が盤面上の表示器に演出動作を伴って表示されるようになっているパチンコ機に関する。
従来の典型的なパチンコ機では、遊技盤の盤面中央に液晶などの表示器が設けられるとともに、その表示器の下方位置に始動入賞口が配置されている。この始動入賞口にパチンコ球が入ると、大当たり役に当選可能な抽選処理が実行される。この抽選処理の結果は前記表示器に演出動作を伴って表示される。すなわち、表示器の複数の表示領域毎に、複数個の図柄がそれぞれ上下方向へスクロール変動するなどして表示された後、大当たり役に当選していれば、特定の図柄が整列状態で表示される。大当たり役に当選していなければ、表示器に他の図柄の組み合わせが表示される。大当たり役が成立すると、盤面上に配置された大入賞口の開口が継続的に開きかつその開放状態が設定回数だけ繰り返されるなど、入賞球が得られ易い大当たり状態に設定される。
また、従来のパチンコ機では、大当たり状態の終了後の抽選処理について大当たり役の当選確率を高確率に設定するかどうかを抽選処理により決定している。例えば、大当たり役について通常の当選確率が1/300であると仮定すると、当選確率をそれより高確率の例えば1/50に設定するのである。
上記したように、始動入賞口にパチンコ球が入ると、大当たり役に当選可能な抽選処理が実行されるが、大当たり抽選処理で大当たり役に当選すると、大当たりの当選確率を高確率に設定するかどうかの抽選処理(以下「高確率状態突入可否の抽選処理」という。)が実行される。この高確率状態突入可否の抽選処理に当選すると、大当たり状態の終了後、高確率状態(「確変状態」という。)になり、次回、大当たり役に当選する確率が高くなる。
従来の機種の中には、高確率状態突入可否の抽選処理の結果を遊技者に知らせないようにしている機種もある。このタイプのパチンコ機では、遊技者が高確率の抽選処理が実行されているかどうかを推測しつつ遊技を繰り返すことで遊技者の期待感を高めている。しかし、その期待感を長く持続させることは困難であり、遊技者は、暫くの間、大当たり役に当選しないと、遊技者は遊技を継続する意欲をなくし、遊技の継続を思い止まらせる結果となる。
上記した実情に鑑み、先般、遊技者による操作が可能な報知スイッチを設け、大当たり状態の終了後に報知スイッチが押されたとき、抽選処理を実行し、その抽選処理に当選したとき、当選確率が高確率に設定されているかどうかを遊技者へ報知するようにしたパチンコ機が提案された(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−131002号公報
しかしながら、上記した構成のパチンコ機の場合、報知するかどうかの抽選処理(以下「報知抽選」という。)に外れたときは、報知が行われないので、遊技者には不満が残り、報知スイッチの設置に対する不審感を引き起こすおそれがある。また、報知スイッチは単に報知の契機を与えるものに過ぎず、何のゲーム性もなく、遊技の興趣を向上させるものではない。
また、報知抽選に外れたとき、報知抽選に当たるまで報知スイッチの操作を許容することも提案されているが、遊技者の操作負担が増すだけであり、何度も報知スイッチを操作した後に、「高確率モード」に設定されていないことが報知されたとき、遊技者の失望感が大きなものとなり、遊技の興趣が減殺されるおそれがある。
この発明は、上記の問題に着目してなされたもので、大当たり役の当選確率が高確率に設定されているかどうかについて遊技者が知るチャンスを遊技者自らが特別ゲームを通して獲得するように構成することにより、報知チャンスの獲得にゲーム性を付与し、遊技の興趣を高めたパチンコ機を提供することを目的とする。
この発明によるパチンコ機は、始動入賞口にパチンコ球が入ることを条件として抽選処理を実行する抽選手段と、前記抽選処理の結果を盤面上の表示器に表示する表示制御手段と、前記抽選処理によって大当たり役に当選したとき入賞球が得られ易い大当たり状態に設定する大当たり状態設定手段と、前記大当たり状態の終了後の抽選処理について大当たり役の当選確率を高確率に設定するかどうかを決定する当選確率決定手段と、前記当選確率決定手段による決定結果を遊技者に報知するための報知手段とを備えており、勝利することが前記報知手段による報知の条件となる特別ゲームに関わる画像を表示器に表示させて特別ゲームを進行させる特別ゲーム実行手段と、前記特別ゲームの実行のために遊技者の操作に供される操作部と、前記特別ゲームの実行が可能となる条件の成立により前記操作部を能動化して前記特別ゲーム実行手段による特別ゲームの進行を開始させる特別ゲーム実行制御手段と、前記特別ゲームに遊技者が勝利したことを条件として前記報知手段を報知動作させる報知制御手段とをさらに備えたものである。
上記した構成のパチンコ機において、始動入賞口にパチンコ球が入ると、抽選処理が実行され、その抽選処理の結果が盤面上の表示器に表示される。抽選処理によって大当たり役に当選すると、入賞球が得られ易い大当たり状態に設定される。大当たり状態の終了後の抽選処理について大当たりの当選確率を高確率に設定するかどうかは、例えば大当たりの当選時に決定されており、その決定結果は、特別ゲームの実行が可能となる条件が成立しかつ遊技者が特別ゲームに勝利することを条件として遊技者に報知される。
まず、特別ゲームの実行が可能となる条件が成立すると、操作部が能動化されて特別ゲームの進行が開始し、特別ゲームに関わる画像が表示器に表示される。遊技者は操作部を操作して特別ゲームを進行させる。遊技者が特別ゲームに勝利したとき、報知手段が報知動作し、大当たり役の当選確率を高確率に設定するかどうかの決定結果が遊技者に報知される。
この発明の上記した構成において、「始動入賞口」は通過センサより成る所謂スルーゲートであってもよく、また、入賞時に賞球払出を伴うものであっても伴わないものであってもよい。さらに、抽選手段、表示制御手段、当選確率決定手段、特別ゲーム実行手段、特別ゲーム実行制御手段、および報知制御手段は、一般に、プログラムされたコンピュータを用いて構成することができるが、各手段を専用のハードウェア回路を用いて構成することもできる。
また、報知手段は、抽選処理の結果を表示する盤面上の表示器を兼用して構成することもでき、その表示器とは別の専用の表示器を用いて構成することもできる。さらには、表示に限らず、音声や旋律などで決定結果を報知することもできる。
さらに、前記操作部は、押釦式のスイッチ、ハンドルやレバー式のスイッチ、それらを組み合わせたものなど、特別ゲームの内容に応じて種々の形式のものを採択できる。
この発明の好ましい実施態様においては、前記表示制御手段は、表示器の複数の表示領域毎に複数個の図柄をそれぞれ変動させて表示した後、所定の位置にいずれかの図柄を停止状態で表示させるものであって、前記抽選処理によって大当たり役に当選したとき、表示器に特定の図柄の組み合わせを整列させて表示させるものである。上記した表示制御手段として、液晶やCRTのように、画像による図柄を変動または停止表示するもの、外周に図柄が表されたリールを回転させて図柄を変動表示した後回転を停止させて図柄を停止表示するものなどがある。
なお、この発明における大当たりの表示態様には、前記抽選処理により大当たり役に当選したとき、図柄整列表示を行わずに表示器に単に大当たり表示状態を前記表示制御手段により出現させることも含む。
前記大当たり状態設定手段としては種々の態様が考えられるが、典型的には、盤面上に配置された大入賞口の開口が継続的に開いた状態を設定回数だけ繰り返すことにより大当たり状態に設定するものである。
前記特別ゲーム実行手段が実行する特別ゲームは種々の態様が考えられる。そのひとつは、複数の選択肢を示す画像を表示器に表示して、選択肢のいずれかを遊技者に選択させることを内容とするものである。前記報知制御手段は、遊技者が正しい選択肢を選択して特別ゲームに勝利したとき、前記報知手段を報知動作させる。
特別ゲームの他の態様としては、例えば、対戦ゲームのような形式のもの、ルーレットのような形式のものなど、種々のものが考えられる。
ここで、特別ゲームに勝利する、とは、疑似キャラクタ等との対戦型ゲームや撃墜ゲームにおいて所定の目標をクリアすることに限らず、カード選択ゲーム等の各種ゲームの結果が遊技者に有利なものとなることを含んでいる。
好ましい実施態様によれば、前記特別ゲーム実行手段が実行する特別ゲームは、制限時間内に実行されることを条件とするものである。
この実施態様によると、本来のパチンコ遊戯が殊更長時間にわたって中断するのを防止することができる。
好ましい実施態様によれば、前記特別ゲーム実行制御手段は、始動入賞口にパチンコ球が入ることに基づく抽選処理の保留回数が設定値以上になったとき特別ゲームの実行が可能となる条件が成立したものとして前記操作部を能動化して前記特別ゲーム実行手段による特別ゲームの進行を開始させるものである。
この実施態様によると、大当たり状態が終了した後、大当たり役に当選可能な抽選処理の機会を獲得することだけでなく、報知チャンスを獲得するために始動入賞口にパチンコ球が入るように狙って打球するので、遊技の興趣が向上する。特に、保留数が多くなると、一般的に遊技者が打球発射を休止してしまう打ち止め状態が発生して遊技稼働率の低下を招くが、この実施態様においては、保留数が多くなればなるほど、現在の遊技状態を絶えず知ることが可能となるため、遊技者が打球発射を続ければ、その報知のメリットを享受でき、その結果、遊技者の遊技球の打ち止めを防止して稼働率向上に寄与する効果もある。
この発明によれば、大当たり状態の終了後の抽選処理について大当たり役の当選確率を高確率に設定するかどうかの決定結果について遊技者が知るチャンスを遊技者自らが特別ゲームを通して獲得するように構成したから、報知チャンスの獲得にゲーム性が付与され、遊技の興趣が高められる。
図1は、この発明の一実施例であるパチンコ機の全体構成を示している。
図示例のパチンコ機は、本体部1の前面に、円形の遊技領域を有する遊技盤2が設けられている。遊技盤2上は透明のガラス板6で覆われ、遊技盤2の下方には、上皿3,下皿4、およびパチンコ球の発射ハンドル5が設けられている。上皿3の内部はパチンコ球の取込口とパチンコ球の放出口7とに連通し、下皿4の内部はパチンコ球の放出口7に連通している。上皿3が満杯になると、下皿4の放出口7からパチンコ球が放出される。なお、上皿3の両側にはスピーカー8,8が配置されている。
上皿3の上方には、後述する特別ゲームの実行のために遊技者の操作に供される操作部24が設けられている。図示例の操作部24は、中央位置の確定用の押釦スイッチ21と、その押釦スイッチ21を挟んで左右に配置されたカーソル移動用の押釦スイッチ22,23とを含んでいる。特別ゲームの実行が可能となる条件(詳細は後述)が成立したとき、各押釦スイッチ21〜23は能動化される。なお、操作部24は、特別ゲームの内容に応じて構成されるもので、例えば、カーソルを左右方向へ移動させるための押釦スイッチ22,23に加えて、カーソルを上下方向へ移動させるための押釦スイッチなどを設けてもよい。
前記遊技盤2の盤面には、図2に示すように、右下方位置に7セグメントLEDより成る数字表示部9が、中央位置に液晶より成る画像表示部10が、それぞれ配置されている。画像表示部10の下方には、上下2段構成の始動入賞口11,12が、その下方には大入賞口13が、その下方にはアウト口14が、それぞれ設けられている。前記下段の始動入賞口12は平時は閉じ、盤面適所に設けられたゲート15をパチンコ球が通過したときに開く。前記数字表示部9は役抽選の結果を表示する特別図柄表示部を構成し、画像表示部10はその抽選結果を画像演出表示する。
前記数字表示部9および画像表示部10によって、特典の内容が異なる2種類の役に関わる大当たり抽選処理の結果が遊技者に報知される。前記数字表示部9は役に当選したことを「0」〜「9」の数字によって、また、役に当選しなかったことを「−」の記号によって、それぞれ表示する。前記画像表示部10は役の当選の有無および当選した役の種別を3個の数字の画像20A,20B,20Cの組み合わせにより表示する。この実施例では、役として大当たり役(ビッグボーナス)と小当たり役(レギュラーボーナス)との2種類の役が設定されている。
前記始動入賞口11,12のいずれかにパチンコ球が入ると、機械内部で上記した2種類の役に当選することが可能な抽選処理が実行可能となる。この抽選処理は、発生させた乱数をサンプリングし、その値が所定の範囲にあるかどうかで役の当選の有無を決定するものである。なお、この種の抽選処理は公知であり、ここでは詳細な説明は省略する。
前記数字表示部9には、「0」〜「9」の数字と「−」の記号とが変動状態で次々に表示された後、役に当選したときは「0」〜「9」のいずれかの数字が、役に当選しなかったときは「−」の記号が、それぞれ停止状態で1個表示される。前記画像表示部10には、3個の数字の画像20A,20B,20Cがそれぞれ変動状態で表示された後、いずれかの画像20A,20B,20Cが整列状態で停止表示される。数字表示部9および画像表示部10の各表示動作は連動させているが、遊技者の視線は盤面中央に位置する画像表示部10の方に向けられる。
前記画像表示部10において、各数字の画像20A,20B,20Cは上下方向にスクロールされ、これにより数字の画像20A,20B,20Cが変動状態で表示される。
前記抽選処理により小当たり役に当選すると、画像表示部10には、前記変動状態の表示が行われた後、偶数の数字の画像20A,20B,20Cが画像表示部10に停止状態で3個表示される。
また、前記抽選処理により大当たり役に当選すると、画像表示部10には、前記変動状態の表示が行われた後、奇数の数字の画像20A,20B,20Cが画像表示部10に停止状態で3個表示される。
大当たり役や小当たり役が成立すると、前記大入賞口13が継続的に開いた状態に設定される。この状態では、大入賞口13にパチンコ球が次々に入って多量の賞球が得られる。大入賞口13に所定個数(例えば10個)のパチンコ球が入るか、または所定個数のパチンコ球が入る前に所定の時間(例えば10秒)が経過すると、大入賞口13が閉じる。小当たり役が成立すると、前記大入賞口13が継続的に開いた状態が2回(2ラウンド)連続して設定される。大当たり役が成立すると、前記大入賞口13が継続的に開いた状態が15回(15ラウンド)連続して設定される。なお、以下の説明において、小当たり役の成立により設定される状態を「小当たり状態」、大当たり役の成立により設定される状態を「大当たり状態」という。
前記数字表示部9や画像表示部10が変動表示中などに前記始動入賞口11,12にパチンコ球が入ると、予め決められた個数(この実施例では4個)の入賞球については抽選が実行されて乱数値がサンプリングされかつ記憶されるが、それ以上の個数の入賞球については無効とされて前記サンプリング処理は実行されない。例えば、変動表示中に、6個のパチンコ球が始動入賞口11,12に入ったと仮定すると、最初の4個の入賞球については乱数値のサンプリングが行われるが、残りの2個の入賞球についてはサンプリング処理は実行されない。
前記数字表示部9の上方位置には、変動表示中などに始動入賞口11,12に入った有効な入賞球(以下「保留球」という。)の個数に相当する個数の保留ランプ17が配置されており、変動表示中などに始動入賞口11,12にパチンコ球が入る度に4個を限度として有効化され、その有効数だけ保留ランプ17が点灯する。
上記した始動入賞口11,12に入った有効なパチンコ球について抽選のために乱数値がサンプリングされ、その後、各入賞球について数字表示部9や画像表示部10が変動表示を開始する度に、サンプリングされた乱数値が抽選テーブルと照合されて役の当否が決定される。その結果、大当たり役に当選すると、図3に示すように、さらに当選確率に関する抽選処理が実行される。この抽選処理は、前記した大当たり状態が終了した後の抽選処理について、大当たりの当選確率を高確率に設定する確変状態にするかどうかを決定するためのものである。もし、確変状態に設定するとの決定がなされたとき、抽選テーブルは通常のものから高確率のものに切り換えられ、大当たり役に当選するまで、高確率の抽選テーブルによる抽選処理(テーブル照合処理)が実行されることになる。
上記の決定結果は遊技者に報知されるが、無条件に報知されるものではなく、まず、遊技者は画像表示部10上で特別ゲームを実行するチャンスを獲得したうえで、さらにその特別ゲームで勝利することが報知を受ける条件になっている。
この実施例では、特別ゲームを実行するには、保留球が所定の個数(この実施例では3個)以上存在することが条件になっており、その条件を満たさなければ、非報知の状態が続き、その条件を満たしたとき、前記操作部24の各押釦スイッチ21〜23が能動化されて特別ゲームが開始され、特別ゲームの実行に関わる画像が画像表示部10に表示される。
遊技者は画像表示部10の表示内容に従って操作部24を操作し、特別ゲームを実行する。その結果、遊技者が特別ゲームに勝利すると、画像表示部10に大当たりの当選確率を高確率に設定するかどうかの決定結果が表示される。
なお、変動開始前における保留数が3以上のとき、抽選により特別ゲームを実行可能にしてもよい、また、特別ゲームが実行可能な条件は、必ずしも保留数によって定める必要はなく、例えば、大当たり状態の終了後、所定回数の変動表示が行われかつ大当たり役が成立しなかったときに特別ゲームを実行可能としてもよい。
さらに、上記した特別ゲームが実行可能な条件に加えて、遊技者自らが所定の押釦スイッチを操作するなどして特別ゲームの実行を希望した場合に限り、特別ゲームを実行可能としてもよい。
なお、特別ゲームの実行を経て報知を受けた場合は、再度、報知を受ける必要はないので、次の大当たり状態の終了後でなければ特別ゲームを実行する機会はない。しかし、特別ゲームの実行を経て報知を受けることができなかった場合は、特別ゲームが実行可能な条件が整えば、特別ゲームを実行する機会が与えられることはいうまでもない。従って、遊技者は、特別ゲームを実行して報知を受けたければ、保留数の条件が成立するように、始動入賞口11,12にパチンコ球が入るように打球操作を継続する。
図4および図5は、この実施例における特別ゲームの流れを示している。なお、図中、「ST」は「STEP」(ステップ)の略であり、ここでは画像表示部10の画面に表示される画像が示してある。
まず、画像表示部10の画面に「報知チャンス!」の文字が出現し(ST1)、次に、カードを模した3個の選択肢a,b,cが「どれかな?」の案内文字とともに画面に表示される(ST2)。この実施例の場合、3個の選択肢のいずれかが当たりになっており、当たりの選択肢を遊技者が選択すれば、特別ゲームは遊技者の勝利となる。
なお、選択肢のいずれかを選択するには、操作部24の押釦スイッチ22,23を操作してカーソル25を左右に移動させて選択したい選択肢上に定位させた後、確定用の押釦スイッチ21を押操作する。
いま、遊技者が操作部24を操作して選択肢の「2」を選択した場合、もしそれが当たりであれば、「これだっ!」の文字が表示されるともに、選択肢の「2」に○が表示される(ST3)。次いで、「やった〜っ!」の文字が出現して遊技者に当たりが知らされた後(ST4)、「現在の遊技状態は?」の文字が現れ(ST5)、大当たり役の当選確率が高確率に設定されていれば、それを報知する「確変状態!」の文字が表示され(ST6)、大当たり役の当選確率が通常のままであれば、それを報知する「通常状態!!」の文字が表示される(ST7)。
選択肢の「2」が外れであれば、「これだっ!」の文字が表示されるともに、選択肢の「2」に×が表示される(ST8)。次いで、「残念!」の文字が出現して遊技者に外れが知らされた後(ST9)、試技のチャンスが残っていれば、「ラストチャンス!」の文字が、試技のチャンスが残っていなければ、「おわり」の文字が、それぞれ表示される(ST10,16)。
ラストチャンスが残っている場合は、選択肢の「2」は外れであるから、次に選択肢の「1」と「3」が画面に表示される(ST11)。
いま、遊技者が操作部24を操作して選択肢の「3」を選択した場合、もしそれが当たりであれば、「これだっ!」の文字が表示されるともに、選択肢の「3」に○が表示される(ST12)。次いで、「やった〜っ!」の文字が出現して遊技者に当たりが知らされた後(ST4)、「現在の遊技状態は?」の文字が現れ(ST5)、大当たり役の当選確率が高確率に設定されていれば、それを報知する「確変状態!」の文字が、大当たり役の当選確率が通常のままであれば、それを報知する「通常状態!」の文字が、それぞれ表示される(ST6,7)。
選択肢の「3」が外れであれば、「これだっ!」の文字が表示されるともに、選択肢の「3」に×が表示される(ST13)。次いで、「残念!」の文字が出現して遊技者に外れが知らされた後(ST14)、試技のチャンスは残っていないので、「おわり」の文字が表示される(ST15)。
なお、上記実施例の特別ゲームでは、3個の選択肢のいずれかが当たりであって、2回の試技の中で当たりの選択肢を遊技者が選択すれば、特別ゲームに遊技者が勝利することになっているが、選択肢は3個に限らず、2個であっても4個以上であってもよく、また、当たりの数も必ずしも1個である必要はなく、複数個であってもよい。
さらに、大当たりの成立図柄に応じて当たりの確率を変えるために、当たりの数や選択肢の数を変動させてもよい。例えば、選択肢は同数(例えば3個)にし、「7」「7」「7」の大当たりでは3個の当たりを、「3」「3」「3」および「1」「1」「1」の大当たりでは2個の当たりを、その他の大当たりでは1個の当たりを、それぞれ設定したり、大当たりは同数(例えば2個)にし、「7」「7」「7」の大当たりでは2個の選択肢を、「3」「3」「3」および「1」「1」「1」の大当たりでは3個の選択肢を、その他の大当たりでは4個の選択肢を、それぞれ設定したりすることもできる。
さらにまた、特定の大当たりの成立図柄については当たりの選択肢を示唆するなどして当たりを選択し易くしてもよい。
さらにまた、決められた回数の試技で全て外れになったとき、特別ゲームを実行するチャンスが再度得られた場合は、当たりの選択肢を示唆したり、当たりの確率を高めたりすすることもできる。
図6は、上記したパチンコ機の電気的な構成を示している。
このパチンコ機の制御部は、パチンコ遊戯の進行を統括制御するための主制御部30と、表示や音声等の出力を担当する副制御部40,50とで構成される。主制御部30と副制御部40,50とは中継基板35を介して接続される。
前記主制御部30は、マイクロコンピュータにより構成され、CPU31、ROM32、RAM33などを含んでいる。前記ROM32には、プログラムのほか、役に関わる抽選処理のための当選確率の抽選テーブルと高確率の抽選テーブルなどが格納されている。RAM33は、前記抽選処理で役に当選したときの当選フラグ(当選状態を記憶するためのもの)など、ゲームを進行させるのに必要なデータの読み書きに用いられる。
前記主制御部30は、図示しない乱数発生器を含み、乱数発生器が発生した乱数をCPU31がサンプリングして前記抽選テーブルと照合し、賞の当否を決定する。
前記始動入賞口11,12、大入賞口13、およびゲート15、さらには、図示していない複数の普通入賞口には、入賞球を検知するためのセンサ11S,12S,13S,15S,S1〜S4がそれぞれ設けられており、これらのセンサおよび前記操作部24の各押釦スイッチ21〜23は入出力ポート34を介して主制御部30に接続されている。さらに、主制御部30には、ドライバ回路36を介して前記数字表示部9と、下段位置の始動入賞口12や大入賞口13を開閉するための駆動部37,38と、4個の保留ランプ17とが接続されている。なお、始動入賞口駆動部37は前記ゲート15をパチンコ球が通過したときなどに駆動して始動入賞口12を開く。
前記副制御部40,50は、マイクロコンピュータにより構成され、CPU41,51、ROM42,52、およびRAM43,53をそれぞれ含んでいる。一方の副制御部40にはドライバ回路44を介して画像表示部10が、他方の副制御部50にはドライバ回路45を介してスピーカー8や各種の演出ランプ16が、それぞれ接続されている。
前記副制御部40のROM42には、前記した3個の数字の画像20A,20B,20Cを画像表示部10に変動状態で次々に表示させたり、停止状態で表示させたりするのに必要な画像データや、図4,5に示した特別ゲームに関わる画像を画像表示部10に表示させるのに必要な画像データなどが記憶されている。
前記副制御部40のCPU41は、ROM42に記憶された画像データによって画像表示部10に3個の数字の画像を変動状態で次々に表示させた後、主制御部30のCPU31よりいずれかの役に当選したことを知らせるコマンドを受信したとき、当選した役の種類に対応する3個の数字の画像20A,20B,20Cを画像表示部10に停止状態で表示する。
また、前記副制御部40のCPU41は、ROM42に記憶された画像データによって画像表示部10に特別ゲームに関わる画像を順次表示させるともに、遊技者による操作部24の選択操作に対して主制御部30のCPU31よりいずれかの当たりや外れを知らせるコマンドを受信したとき、対応する画像を画像表示部10に表示する。
図7〜図9は、上記した構成のパチンコ機について、主制御部30のCPU31による制御の流れを示している。
図7は、入賞球処理に関わる制御の流れを示しており、同図のST1では、CPU31は、入賞口のいずれかにパチンコ球が入ったかどうかを判定している。その判定が「YES」であればST2へ進み、その入賞球が始動入賞口11,12に入った入賞球であるかどうか判定する。ST2の判定が「YES」であればST3へ進み、その時点での保留数が設定値N(この実施例ではN=4)より小さいかどうかを判定する。その判定が「YES」であればST4へ進み、CPU31は抽選処理(乱数値のサンプリング)を実行し、そのサンプル値をRAM33の所定の記憶領域に記憶させる(ST5)。保留数が設定値に達していれば、その入賞球について抽選無効処理がなされる(ST6)。入賞球が他の入賞口に入ったものであれば、ST2の判定は「NO」であり、他の入賞球処理が行われる。
図8は、数字表示部9および画像表示部10の図柄変動処理に関わる制御の流れを示しており、同図のST1では、CPU31は、数字表示部9や画像表示部10が変動表示中かどうかを判定している。その判定が「NO」であれば、保留球の存在の有無が判定され(ST2)、その判定が「YES」であればST3へ進み、CPU31は、数字表示部9に「0」〜「9」の数字と「−」の記号とを変動状態で次々に表示させる。また、CPU31は、副制御部40のCPU41に対して画像表示部10の変動表示を指示する。さらにCPU31は抽選処理を実行し、まず、サンプリング済みの乱数値を抽選テーブルと照合して役の当否を決定する。もし、大当たり役に当選すれば、大当たり状態の終了後の抽選処理について高確率状態突入可否の抽選処理を実行し、その抽選結果をRAM33の所定の記憶領域に記憶させる。
次のST5では、大当たり状態の終了後でありかつ確変状態移行の決定結果を報知したかどうかを判定している。大当たり状態の終了後でない場合や、大当たり状態の終了後でありかつ確変状態移行の決定結果をすでに報知した場合には、ST5の判定は「YES」となってST6へ進む。
ST4の抽選処理により大当たり役に当選している場合、文字表示部9には変動表示の停止によりいずれかの奇数の数字が表示され、また、画像表示部10には変動表示の停止によりいずれかの同じ奇数の数字の画像20A,22B,20Cが3個整列して表示される(ST6)。
大当たり役が成立すると、ST7の判定が「YES」でなってST8へ進み、大当たりフラグを設定するなどして、大入賞口13を継続的に開放し、その開放状態を15ラウンド連続して設定する。もし、大当たり役が成立しなければ、ST7の判定は「NO」であり、はずれ処理が行われる(ST9)。
さらに、大当たり役の当選時に確変状態移行の決定がなされているときは、ST10の判定が「YES」であり、大当たり役の当選確率が高い抽選テーブルが設定され、次の抽選時のテーブル照合処理では高確率の抽選テーブルが適用される。確変状態移行の決定がなされていないときは、ST10の判定が「NO」であり、通常の抽選テーブルが設定され、次の抽選時のテーブル照合処理では通常の抽選テーブルが適用される。
前記のST5において、大当たり状態の終了後でありかつ確変状態移行の決定結果を報知していないとの「NO」の判定がなされたとき、ST5からST13へ進み、特別ゲームが実行中かどうかが判定され、その判定が「NO」であれば、ST14へ進み、特別ゲーム実行のための条件、すなわち、保留数が3以上であるかという条件を充足するかどうかが判定される。もし、条件を充足していれば、ST14の判定は「YES」であり、特別ゲームが実行される(ST15)。もし、特別ゲームが実行中であればST13の判定が「YES」、もし、特別ゲーム実行のための条件を充足していなければ、ST13の判定が「NO」であり、ともにST14はスキップされる。
図9は、図8のST15の詳細を示しており、図9のST1において、CPU41はタイマをスタートさせ、次のST2で画像表示部10に特別ゲームに関わる画像を表示させる。なお、前記タイマは特別ゲームの実行時間を所定時間(例えば3分)に制限するために制限時間を計時するためのものであり、遊技者が制限時間内に選択操作を行わなければ、ST3の判定が「NO」、ST8の判定が「YES」となり、特別ゲーム実行処理は終了する。
遊技者が画面に表示された選択肢について(図4参照)、操作部24を操作して選択操作を行うと、ST3の判定が「YES」となり、次に、CPU41は選択された選択肢が当たりかどうかを判定する(ST4)。もし、当たりであれば、ST4の判定が「YES」であり、CPU41は確変状態移行の決定結果を画像表示部10の画面に表示して遊技者へ報知する(ST5)。
もし、ST4の「当たりか?」の判定が「NO」であれば、ST5はスキップされ、制限時間内であって再試技が可能であれば、ST6の判定が「NO」、ST7の判定が「YES」であり、CPU41は、再度、画像表示部10に特別ゲームに関わる画像を表示させる(ST2)。もし、制限時間内でなければST6の判定が「YES」であり、また、再試技が可能でなければ、ST7の判定が「NO」であり、いずれの場合も特別ゲーム実行処理は終了する。
なお、上記実施例では、特別ゲームにおける選択操作の試技回数は一定(例えば2回)に設定されているが、大当たり役の成立図柄に応じて振り分けてもよい。例えば、「7」「7」「7」の成立図柄については3回、「3」「3」「3」および「1」「1」「1」の成立図柄については2回、その他の成立図柄については1回にする。
また、特別ゲームにおける選択操作の試技回数は、保留数に応じて変えることもでき、また、抽選処理によって決めることもできる。
さらにまた、上記実施例では、確変状態移行の決定結果の如何に関わらず、特別ゲームに勝利すれば、決定結果を報知するようにしているが、これに限らず、確変状態に移行しないとの決定に対しては報知に至らないように構成することもできる。
図10は、確変状態移行の決定結果があったときは、図10(1)の左端に示すような、12個のカード状の選択肢(以下「カード」という。)をもつ画像Aを表示し、確変状態に移行しないとの決定結果があったときは、図10(2)の左端に示すような、前記画像Aと異なった内容の12個のカード状の選択肢(カード)をもつ画像Aを表示するようにしたものである。
まず、特別ゲームの開始に際して、図10(1)(2)の画像A、Aに示されるように、画面上に複数枚(12枚)のカードが裏を向けた状態で並べられる。なお、同図には、説明の都合上、カードの表面(報知の当否が表示された面)が示してあるが、実際は表示されたカードの面は無表示である。同図中、「当」は報知の当たりを、「×」は報知の外れを、それぞれ示し、「N」は次の画面へ進むことを示す。「?」は確変状態にある可能性があることを示す。なお、「当」「×」「N」「?」の各カードの枚数やその配置はランダムに設定される。
遊技者には、画像A、Aにおいて、いずれか1枚のカードを選択して表向ける権利が与えられている。遊技者は操作部24の押釦スイッチ21〜23を押操作して表に向けたいカードの選択を行う。画像A、Aにおいて、最初、カーソルは上段の左端に位置している。押釦スイッチ23を押し続けると、カーソルは右方向へ移動し、上段の右端に達する。さらに押釦スイッチ23を押し続けると、カーソルは中段の左端へシフトし、同様に右方向へ移動して中段の右端に達する。さらに押釦スイッチ23を押し続けると、カーソルは下段の左端へシフトし、同様に右方向へ移動して下段の右端まで移動させることができる。カーソルを戻すときは、他の押釦スイッチ22を押して左方向へ移動させる。
カーソルが止まった位置のカードを選択するときは、押釦スイッチ21を押す。これによりそのカードが表を向き、そのカードの表面の表示が現れる。「当」「×」「?」の表示が現れれば、そこで特別ゲームは終了する。この場合、画像Aの「当」の表示が現れたときは、確変状態であることが報知され、遊技者は確変状態であることを知る。「×」の表示が現れたときは、非報知となり、遊技者は確変状態か通常状態かを知ることができない。しかし、条件を満たせば、再度特別ゲームを実施して報知を受ける機会が与えられる。「?」の表示が現れたときは、遊技者は確変状態にある可能性があると認識する。
「N」の表示が現れれば、特別ゲームが継続され、次の画像B、Bに切り替わる。画像B、Bでは、画像A、Aより3枚少ない9枚のカードが裏を向けた状態で並べられる。画像B、Bにおいて、押釦スイッチ21の押操作によりいずれかのカードを表返したとき、「N」の表示が現れれば、特別ゲームがさらに継続され、次の画像C、Cに切り替わる。画像C、Cでは、画像B、Bよりさらに3枚少ない6枚のカードが裏を向けた状態で並べられる。
画像C、Cにおいて、押釦スイッチ21の押操作によりいずれかのカードを表返したとき、「N」の表示が現れれば、特別ゲームがさらに継続され、次の画像D、Dに切り替わる。画像D、Dでは、画像C、Cよりさらに3枚少ない3枚のカードが裏を向けた状態で並べられる。画像Dにおいて、押釦スイッチ21の押操作によりいずれかのカードを表返したとき、「N」の表示が現れれば、特別ゲームがさらに継続され、抽選処理によって次の画像EまたはEのいずれかが表示される。
この実施例では、画像A、B、C、Dにおいては、「N」と「×」以外の表示は現れないようになっているが、「当」の表示を現れるようにして、確変状態でないことを報知するようにしてもよい。
この発明の一実施例であるパチンコ機の全体構成を示す正面図である。 遊技盤の構成を示す正面図である。 大当たりの当選から特別ゲームに至るタイムチャートである。 特別ゲームの流れを示す説明図である。 図4の流れの続きを示す説明図である。 パチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。 主制御部による制御の流れを示すフローチャートである。 主制御部による制御の流れを示すフローチャートである。 主制御部による制御の流れを示すフローチャートである。 特別ゲームの他の例を示す説明図である。
符号の説明
9 数字表示部
10 画像表示部
11,12 始動入賞口
20A,20B,20C 画像
24 操作部
30 主制御部
40 副制御部
31,41 CPU
32,42 ROM
33,43 RAM

Claims (6)

  1. 始動入賞口にパチンコ球が入ることを条件として抽選処理を実行する抽選手段と、前記抽選処理の結果を盤面上の表示器に表示する表示制御手段と、前記抽選処理によって大当たり役に当選したとき入賞球が得られ易い大当たり状態に設定する大当たり状態設定手段と、前記大当たり状態の終了後の抽選処理について大当たり役の当選確率を高確率に設定するかどうかを決定する当選確率決定手段と、前記当選確率決定手段による決定結果を遊技者に報知するための報知手段とを備えたパチンコ機において、
    勝利することが前記報知手段による報知の条件となる特別ゲームに関わる画像を表示器に表示させて特別ゲームを進行させる特別ゲーム実行手段と、
    前記特別ゲームの実行のために遊技者の操作に供される操作部と、
    前記特別ゲームの実行が可能となる条件の成立により前記操作部を能動化して前記特別ゲーム実行手段による特別ゲームの進行を開始させる特別ゲーム実行制御手段と、
    前記特別ゲームに遊技者が勝利したことを条件として前記報知手段を報知動作させる報知制御手段とを備えて成るパチンコ機。
  2. 前記表示制御手段は、表示器の複数の表示領域毎に複数個の図柄をそれぞれ変動させて表示した後、所定の位置にいずれかの図柄を停止状態で表示させるものであって、前記抽選処理によって大当たり役に当選したとき、表示器に特定の図柄の組み合わせを整列させて表示させる請求項1に記載されたパチンコ機。
  3. 前記大当たり状態設定手段は、盤面上に配置された大入賞口の開口が継続的に開いた状態を設定回数だけ繰り返すことにより大当たり状態に設定するものである請求項1に記載されたパチンコ機。
  4. 前記特別ゲーム実行手段が実行する特別ゲームは、複数の選択肢を示す画像を表示器に表示して、選択肢のいずれかを遊技者に選択させることを内容とするものであり、前記報知制御手段は、遊技者が正しい選択肢を選択して特別ゲームに勝利したとき、前記報知手段を報知動作させる請求項1に記載されたパチンコ機。
  5. 前記特別ゲーム実行手段が実行する特別ゲームは、制限時間内に実行されることを条件とするものである請求項1または4に記載されたパチンコ機。
  6. 前記特別ゲーム実行制御手段は、始動入賞口にパチンコ球が入ることに基づく抽選処理の保留回数が設定値以上になったとき特別ゲームの実行が可能となる条件が成立したものとして前記操作部を能動化して前記特別ゲーム実行手段による特別ゲームの進行を開始させるものである請求項1に記載されたパチンコ機。
JP2006159000A 2006-06-07 2006-06-07 パチンコ機 Pending JP2007325734A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006159000A JP2007325734A (ja) 2006-06-07 2006-06-07 パチンコ機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006159000A JP2007325734A (ja) 2006-06-07 2006-06-07 パチンコ機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007325734A true JP2007325734A (ja) 2007-12-20

Family

ID=38926652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006159000A Pending JP2007325734A (ja) 2006-06-07 2006-06-07 パチンコ機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007325734A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010035920A (ja) * 2008-08-07 2010-02-18 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2010051585A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2010082378A (ja) * 2008-10-02 2010-04-15 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2010082380A (ja) * 2008-10-02 2010-04-15 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2011152309A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2011172684A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 Takao Co Ltd 遊技機
JP2012005542A (ja) * 2010-06-22 2012-01-12 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2014144307A (ja) * 2014-01-14 2014-08-14 Kyoraku Sangyo Co Ltd 遊技機
JP2015013136A (ja) * 2014-07-29 2015-01-22 株式会社高尾 遊技機
JP2018143822A (ja) * 2018-06-27 2018-09-20 株式会社三洋物産 遊技機
JP2020192193A (ja) * 2019-05-29 2020-12-03 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010035920A (ja) * 2008-08-07 2010-02-18 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2010051585A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2010082378A (ja) * 2008-10-02 2010-04-15 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2010082380A (ja) * 2008-10-02 2010-04-15 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2011152309A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2011172684A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 Takao Co Ltd 遊技機
JP2012005542A (ja) * 2010-06-22 2012-01-12 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2014144307A (ja) * 2014-01-14 2014-08-14 Kyoraku Sangyo Co Ltd 遊技機
JP2015013136A (ja) * 2014-07-29 2015-01-22 株式会社高尾 遊技機
JP2018143822A (ja) * 2018-06-27 2018-09-20 株式会社三洋物産 遊技機
JP2020192193A (ja) * 2019-05-29 2020-12-03 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007325734A (ja) パチンコ機
JP5314817B2 (ja) 遊技機
JP4447899B2 (ja) 遊技機
JP5374728B2 (ja) 遊技機
JP5374729B2 (ja) 遊技機
JP4963606B2 (ja) 弾球遊技機
JP2007061195A (ja) 遊技機
JP4938329B2 (ja) 遊技機
JP2006239308A (ja) 遊技機
JP2006015062A (ja) 弾球遊技機
JP2009028344A (ja) 遊技機
JP2006122455A (ja) 遊技機
JP2003205100A (ja) 弾球遊技機
JP3846682B2 (ja) 弾球遊技機
JP2007306967A (ja) 遊技機
JP2006320576A (ja) 遊技機および遊技用プログラム
JP2006149857A (ja) 遊技機
JP2000300759A (ja) 遊技機
JP5956142B2 (ja) パチンコ機
JP7249022B2 (ja) 弾球遊技機
JP7249021B2 (ja) 弾球遊技機
JP2009056332A (ja) 遊技機
JP2006068556A (ja) 弾球遊技機
JP2009028345A (ja) 遊技機
JP5448017B2 (ja) パチンコ遊技機