JP2012100750A - 遊技情報管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】特別状態である期間を特定可能な状態信号を出力しない遊技機の遊技情報を管理対象とした場合であっても、有意な客滞率を適切に把握する。
【解決手段】管理装置5は、通常状態の全期間が特別状態であると仮定した場合の全特別セーフを、Bアウトに特別ベースを乗じて求め、通常状態が全て特別状態であれば得られたBセーフのうち実際には得られなかったセーフ特別差を、全特別セーフからBアウトを差引いて求め、特別状態を除く通常状態に対応した想定される想定通常Bアウトを、セーフ特別差を特別ベースからベースを差引いた値で除して求め、特別状態を除く通常状態に対応した想定される想定通常Bセーフを、想定通常Bアウトにベースを乗じて求め、特別状態を除く通常状態に対応した想定Bサを、想定通常Bアウトから想定通常Bセーフを差引いて求め、想定客滞率を、想定Bサを売上メダルで除して求める。
【選択図】図1

Description

本発明は、特別状態である期間を特定可能な状態信号を出力しない遊技機の遊技情報を管理対象とする遊技情報管理装置に関する。
従来、遊技機の遊技情報を管理する遊技情報管理装置では、遊技者(遊技客)がどの程度粘って遊技したのかを示す所謂客滞率を管理している(例えば特許文献1参照)。
特開平09−94337号公報
客滞率は遊技機における通常状態(大当たり状態でない状態)中の差玉を売上玉にて除することで特定し得る値であり、この客滞率を管理することで、遊技者の粘り度、即ち、遊技機の人気度や遊技し易さ等を把握することができ、非常に有意である。
さて、この客滞率は通常状態である期間(通常期間)を特定可能であることを前提として初めて意義のある遊技情報となり得るが、近年の遊技機、特にスロットマシンにおいては通常状態である期間を特定し難くなっているために、有意な客滞率を特定することが難しい。例えばスロットマシンでは、ATと称される内部当選役を入賞させる操作の補助報知を行う特別状態や、RTと称される所謂リプレイ役等の特定入賞役の内部当選確率を向上させる特別状態や、ARTと称される両者を重複させた特別状態を発生することが可能であるが、このようなスロットマシンの多くは前述した特別状態である期間(特別期間)を特定可能な状態信号を出力しない。稀に状態信号を出力するスロットマシンもあるが、そのようなスロットマシンにおいても特別状態の開始時に数秒間(2秒間程度)だけ状態信号を出力するのみであり、どこまでが特別状態であるのかを特定することができない。このような事情から、スロットマシンから出力される状態信号等の遊技信号に基づいて遊技情報を管理する従来の遊技情報管理装置においては、通常状態と特別状態とを明確に区別することができず、特別状態中の差玉をも通常状態中の差玉として特定せざるを得ず、有意な客滞率を特定することができないという問題があった。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、特別状態である期間を特定可能な状態信号を出力しない遊技機の遊技情報を管理対象とした場合であっても、有意な客滞率、又は通常状態中の差玉等の客滞率に順ずる遊技情報を適切に把握することを可能とする遊技情報管理装置を提供することにある。
請求項1に記載した発明は、遊技媒体を使用する遊技にて入賞した場合に遊技媒体を払出す遊技機であって、遊技者にとって通常状態よりも有利な遊技状態であり、開始から終了までの対応期間を直接的に特定可能な遊技信号が出力対象とされない遊技状態である特別状態を発生可能な遊技機を管理対象とし、その遊技情報を管理する遊技情報管理装置において、遊技機側から出力される遊技信号として、遊技機にて使用した遊技媒体数であるアウトを特定可能なアウト信号、遊技機での遊技における入賞に応じて払出された遊技媒体数であるセーフを特定可能なセーフ信号、及び有価価値を対価として遊技機で遊技する遊技者に対して貸出された遊技媒体数である売上媒体数を特定可能な売上信号を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された遊技信号により、前記アウト、前記セーフ、及び前記売上媒体数を特定する実情報特定手段と、遊技機における遊技にて想定される通常状態における出玉率を示すベースと、前記特別状態における出玉率を示す特別ベースとを特定可能な設定情報を設定する設定手段と、前記実情報特定手段により特定されるアウトである実アウトに前記設定情報により特定される特別ベースを乗じた値と、前記実情報特定手段により特定されるセーフである実セーフとの差を、前記設定情報により特定される特別ベースとベースとの差であるベース差にて除した値、又は前記実セーフと、前記実アウトに前記設定情報により特定されるベースを乗じた値との差を、前記ベース差にて除した値である想定特別アウトを前記実アウトから減じた値を示す想定通常アウトと、当該想定通常アウトに前記設定情報により特定されるベースを乗じた値を示す想定通常セーフとの差を示す想定Bサを、前記実情報特定手段により特定される売上媒体数にて除した値を示す想定客滞率を特定する想定情報特定手段と、前記想定情報特定手段により特定された想定客滞率を出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記遊技機は、前記ベース、及び前記特別ベースのうち少なくとも一方を調整可能な設定値が複数設けられ、設定値操作に応じて、その設定値を変更設定可能であり、前記設定手段により設定される設定情報は、遊技機毎に設定された設定値を特定可能であり、当該設定値に対応する前記ベース、及び前記特別ベースを特定可能であり、前記想定情報特定手段は、前記設定情報により遊技機毎に設定された設定値を特定可能であり、当該特定した設定値に対応したベースと特別ベースとを前記設定情報により特定した上で、前記想定客滞率を特定することを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記遊技機は、遊技者にとって通常状態よりも有利な遊技状態であり、開始から終了までの対応期間を直接的に特定可能な遊技信号である特定状態信号が出力対象とされる遊技状態である特定状態を発生可能であり、前記受信手段は、前記特定状態信号を受信し、前記情報特定手段は、前記受信手段により前記特定状態信号が受信されていない期間を、通常状態、及び特別状態の何れかである全通常期間であると特定し、当該全通常期間におけるアウトと、セーフとを特定し、前記想定情報特定手段は、前記実情報特定手段により特定された全通常期間におけるアウトと、セーフとを、各々前記実アウトと、前記実セーフとした上で、前記想定客滞率を特定することを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、管理対象として前記特別状態を発生しない遊技機を含み、前記設定手段により設定される設定情報は、管理対象となる遊技機が、前記特別状態を発生可能な遊技機である第1遊技機に相当するのか、前記特別状態を発生しない遊技機である第2遊技機に相当するのかを特定可能であり、前記実情報特定手段は、特定した全通常期間におけるアウトとセーフとの差である実Bサを、売上媒体数にて除した値を示す実客滞率を特定し、前記出力手段は、遊技情報の出力対象となる遊技機が、前記第1遊技機に相当するのか、前記第2遊技機に相当するのかを前記設定情報により特定し、前記第1遊技機と前記第2遊技機とを含んだ複数の遊技機を対象として前記客滞率を出力する場合に、前記第1遊技機の遊技情報を出力する場合には前記想定情報特定手段により特定された想定客滞率を特定可能に出力する一方、前記第2遊技機の遊技情報を出力する場合には前記実情報特定手段により特定された実客滞率を特定可能に出力することを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、管理対象として前記特別状態を発生しない遊技機を含み、前記設定手段により設定される設定情報は、管理対象となる遊技機が、前記特別状態を発生可能な遊技機である第1遊技機に相当するのか、前記特別状態を発生しない遊技機である第2遊技機に相当するのかを特定可能であり、前記実情報特定手段は、特定した全通常期間におけるアウトとセーフとの差である実Bサを、売上媒体数にて除した値を示す実客滞率を特定し、前記出力手段は、遊技情報の出力対象となる遊技機が、前記第1遊技機に相当するのか、前記第2遊技機に相当するのかを前記設定情報により特定し、前記第1遊技機と前記第2遊技機とを含んだ複数の遊技機を対象として、対象となる全ての遊技機の平均的な遊技情報を出力する場合に、前記第1遊技機については前記想定Bサを、前記第2遊技機については前記実Bサにより特定される対象となる全ての遊技機のBサの合計となる総Bサを、対象となる全ての遊技機の売上媒体数の合計となる総売上媒体数にて除した値を示す総客滞率を、前記平均的な遊技情報として出力することを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、上記した演算を行うことで想定客滞率を特定して出力するように構成したので、特別状態である期間を特定可能な状態信号を出力しない遊技機の遊技情報を管理対象とした場合であっても、想定客滞率を特定可能となり、通常状態中の差玉等の客滞率に順ずる遊技情報を適切に把握することができ、遊技機の調整、サービス、又は遊技機の入替等を行う上での判断を適切に行うことができる。
請求項2に記載した発明によれば、遊技機毎に設定された設定値に対応したベースと特別ベースとを特定した上で想定客滞率を特定して出力するように構成したので、遊技機毎に設定された設定値により、想定されるベースや特別ベースが異なっていても、想定客滞率を適切に特定することができる。
請求項3に記載した発明によれば、特定状態信号が受信されていない期間を通常状態及び特別状態の何れかである全通常期間であると特定し、その特定した全通常期間におけるアウトとセーフとにより想定客滞率を特定して出力するように構成したので、遊技者にとって通常状態よりも有利な遊技状態である特定状態を発生し得る遊技機に対しても、想定客滞率を適切に特定することができる。
請求項4に記載した発明によれば、想定客滞率を必要とするのは遊技信号により対応期間を特定することができない特別状態を発生可能な遊技機のみである一方、想定客滞率が大凡の数値、即ち、目安とする点で適切な数値ではあるが、正確な数値とまでは言えない事情を考慮すると、正確な客滞率を特定可能である第1遊技機については想定客滞率を特定可能に出力することで、その目安を付けることができる一方、正確な客滞率を特定不可能である第2遊技機については実客滞率を特定可能に出力することで、必要以上に不正確な客滞率を参照しないようにすることができる。
請求項5に記載した発明によれば、遊技場全体の平均的な客滞率を特定しようとする場合に、従来は特別状態を発生可能な遊技機が混在していると、適切な総客滞率を特定不可能であったが、適切な総客滞率を特定可能とすることができる。
本発明の一実施形態を示す全体構成図 スロットマシンの正面図 リール配列を示す図 入賞ラインを示す図 機能ブロック図 役構成を示す図 内部当選テーブルを示す図 素データ一覧を示す図 スペック設定を示す図 遊技情報集計(機種A)を示す図 遊技情報集計(機種毎)を示す図
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、遊技場システムの全体構成を概略的に示している。遊技場にはスロットマシン1(遊技機に相当)に対応して貸出機2が設置されている。2台のスロットマシン1、2台の貸出機2は1台の中継装置3に接続されており、中継装置3はLAN4を介して管理装置5(遊技情報管理装置、受信手段、実情報特定手段、設定手段、想定情報特定手段、出力手段に相当)に接続されている。管理装置5は、遊技場内の例えば管理室に設置されている。尚、図1では省略しているが、数100台のスロットマシン1が管理装置5の管理対象となる。
スロットマシン1は、図2にも示すように、その正面に表示窓6が設けられており、遊技者は表示窓6を通じて内部に設けられたリール7の図柄を視認可能となっている。各図柄は、図3に示すように、左リール7a、中リール7b、右リール7cの円周面に描かれており、各リール7a〜7cが停止した状態では、表示窓6の上段、中段、下段に対応して表示される。即ち、表示窓6には、各リール7a〜7cの各々について3図柄ずつ合計9図柄分の図柄表示領域が形成されている。
表示窓6には、図4に示すように、中段に対応した横方向の1本(図4では「1」で示す実線)、上段、中段、下段に対応した斜め方向の2本(図4では「2」、「3」で示す実線)、上段に対応した横方向の1本(図4では「4」で示す実線)の合計4本の入賞ライン(有効ライン)が設定されており、入賞図柄が何れかの入賞ライン上に揃ったときに対応する入賞が発生する。
表示窓6の上方には、メダル(遊技媒体に相当)の払出し進捗状態等の情報や各種画像等を表示する液晶表示部8が設けられている。表示窓6の下方には、クレジットメダルの投入を行うBETボタン9、クレジットメダルの精算を行う精算ボタン10、メダルを投入するメダル投入口11が設けられており、これらの下方にはスタートレバー12、左ストップボタン13、中ストップボタン14、右ストップボタン15が設けられている。
表示窓6の右方には、メダルの払出枚数を表示する払出数表示部16、メダルのクレジット数を表示するクレジット数表示部17が設けられている。クレジット数表示部17は、メダル投入口11から投入されたメダルのうち未だゲームに使用されていないメダルの数、及びゲームで入賞が発生したときに付与されるメダルの数を表示する。クレジット数が1以上の状態で精算ボタン10が操作されたときには、そのクレジット数分のメダルが払出される。又、スロットマシン1の正面最下部には受皿18が設けられており、スロットマシン1の正面最上部には装飾ランプ部19が設けられている。
図5は、スロットマシン1の電気的な構成を機能ブロック図により示している。スロットマシン1には、CPU、ROM、RAM、I/O等を備えたマイクロコンピュータにより構成される制御部20が設けられている。制御部20は、BETボタン9、精算ボタン10、スタートレバー12、左ストップボタン13、中ストップボタン14、右ストップボタン15、投入メダル検知部21、設定値操作部22等から各種信号を入力する。制御部20は、メダル投入口11に投入されたメダルの真贋及び数量を判定する投入メダル検知部21から投入メダル検知信号を入力すると、その入力した投入メダル検知信号に基づいて投入されたメダルの数を計数し、メダルの数が1ゲームに必要な所定数(通常状態では3枚)を超えたときには、その超えた分のメダルの数をクレジット数として、例えばRAM等に所定の上限値(例えば50枚)まで記憶すると共に、そのクレジット数をクレジット数表示部17に表示する。
又、制御部20は、設定値操作部22から内部当選確率等の各種の設定信号を入力する。スロットマシン1には例えば「1」〜「6」の6段階で役の内部当選確率を設定するための設定値が設けられており、設定値操作部22から入力した設定信号に基づいて何れかの設定値を有効化する。設定値操作部22は、設定変更キー23が挿入されて設定変更が可能な状態となった上で、例えばDIPスイッチの切換え等により設定値を変更可能である。設定値は、その値が高いほど遊技者にとって有利な設定であり、その値が低いほど遊技者にとって不利な設定である。
又、制御部20は、液晶表示部8、払出数表示部16及びクレジット数表示部17等の各種表示部、装飾ランプ部19、各リール7a〜7cに対応するリール用モータ24a〜24cを駆動するリール駆動部25、各リール7a〜7cに設けられた基準位置片の通過を検知するセンサ26a〜26c、各センサ26a〜26cからの検知信号に基づいて各リール7a〜7cの基準位置を検知する基準位置検出部27、スピーカを駆動する音声出力部28、メダルを払出すメダル払出部29を接続している。
図6は、スロットマシン1に設定されている内部当選役の役構成を示している。スロットマシン1に設定されている役としては、ボーナス役、小役、リプレイ役の3種類がある。ボーナス役としては、ビッグボーナス(BB)役、レギュラーボーナス(RB)役の2種類がある。小役としては、5枚役A、5枚役B、5枚役C、5枚役D、5枚役E、5枚役F、15枚役、2枚役、1枚役A、1枚役Bの10種類がある。これら小役のうち15枚役及び2枚役は、通常状態中において入賞した場合に通常状態を終了してART状態(単にARTとも称する)へ移行する開始役である。又、これら小役のうち1枚役A及び1枚役Bは、ART状態中又はRT状態(単にRTとも称する)中において入賞した場合にART状態又はRT状態を終了して通常状態へ移行する終了役である。ART状態とはAT状態(単にATとも称する)とRT状態とが複合した特別状態である。
図7は、スロットマシン1に設けられている遊技状態のうち、通常状態、RT状態及びボーナス状態(BB状態又はRB状態)におけるボーナス役、小役及びリプレイ役に割振られている当選乱数の数を示している。取得乱数は、「0」〜「65535」までの数値であり、合計で65536個が設定されている。尚、上述した設定値は、後述するように、これらの当選乱数の全部又は一部を設定値に応じて異なる値とすることや、AT状態等の終了条件等を設定値に応じて異なる条件とすること等により、遊技者にとって有利又は不利となるようにしている。
上記した構成のスロットマシン1において、制御部20は、メダルが投入された状態でスタートレバー12が操作されると(ゲーム開始操作が行われると)、乱数発生部30にて発生する乱数の中から1つの乱数を乱数抽出部31にて抽出して内部抽選を行い、内部抽選の結果が当選であると(内部当選役があると)、その内部当選役に対応した内部当選役フラグ(ボーナス役フラグ、小役フラグ又はリプレイ役フラグ)をオンする(成立させる)。ボーナス役フラグについては当該ボーナス役が入賞するまで何ゲームでも持ち越され、小役フラグ及びリプレイ役フラグについては入賞の有無に関わらず次のゲームを開始するまでに消去される。
そして、制御部20は、内部抽選を行ったことでオンした内部当選役フラグに応じて、各リール7a〜7cの停止位置を決定するための停止テーブル(図示せず)に基づいて所謂引込制御(すべり制御)を含む停止制御(各リール7a〜7cを内部当選役フラグの種類に応じた入賞図柄又はハズレ図柄で停止させる制御)を行う。この引込制御は、各ストップボタン13〜15の操作を検出した時点から予め規定された引込範囲(最大で4図柄まで)にある図柄を入賞ライン(図4参照)上に引込んで停止させることが可能な制御である。尚、内部当選役フラグに対応する図柄が上記の引込範囲内に存在しないときは、その図柄を入賞ライン上に引き込んで停止させることができないので、入賞が発生せず、所謂取りこぼしとなる。
さて、本実施形態において、スロットマシン1は、以下のように動作する。
(1)ボーナス状態(BB状態又はRB状態)を終了した場合、又は通常状態中において15枚役又は2枚役が入賞した場合には、ART状態へ移行する。
(2)ART状態中又はRT状態中において1枚役A又は1枚役Bが入賞した場合には、通常状態へ移行する。
(3)AT状態中は、5枚役Aを複数の入賞ラインにて入賞させ、15枚の入賞を得るためのストップボタン13〜15の操作順序をスロットマシン1の液晶表示部8にて遊技者に対して報知する。即ち、1ゲームの払出枚数が15枚であるAT役の入賞操作(AT役入賞操作)を補助する報知(AT役報知)を行い、遊技者がその報知通りに操作すればAT役が入賞し、その報知通りに操作しなければAT役でない一般役(5枚)が入賞する。この場合、5枚役Aが内部当選する場合としては、5枚役Aが単独で内部当選する場合と、5枚役Aが5枚役B〜Fの何れかと同時に内部当選する場合との全部で6通りの場合がある。5枚役Aが単独で内部当選する場合はボーナス状態のみであり、5枚役Aが5枚役B〜Fの何れかと同時に内部当選する場合は通常状態又はRT状態である。上記した何れの場合も5枚役Aのみが入賞する。但し、5枚役B〜Fの何れかと同時当選した場合は、その組み合わせと押し順に応じてベル図柄が中リール7bの上段又は中段に停止するように制御されるので、ベル図柄が中リール7bの上段に停止した場合(入賞ライン1本で入賞)には5枚(一般役)のメダルが払出され、ベル図柄が中リール7bの中段に停止した場合(入賞ライン3本で入賞)には15枚(AT役)のメダルが払出される。
5枚役Aの単独当選時は、押し順に関わらずベル図柄が中リール7bの中段に停止する。5枚役Aと5枚役Bとの同時当選時は、中リール7b→左リール7a→右リール7c、又は中リール7b→右リール7c→左リール7aの順序で停止した場合にベル図柄が中リール7bの中段に停止し、その他の場合にベル図柄が中リール7bの上段で停止する。
5枚役Aと5枚役Cとの同時当選時は、左リール7a→中リール7b→右リール7cの順序で停止した場合にベル図柄が中リール7bの中段に停止し、その他の場合にベル図柄が中リール7bの上段で停止する。5枚役Aと5枚役Dとの同時当選時は、左リール7a→右リール7c→中リール7bの順序で停止した場合にベル図柄が中リール7bの中段に停止し、その他の場合にベル図柄が中リール7bの上段で停止する。
5枚役Aと5枚役Eとの同時当選時は、右リール7c→中リール7b→左リール7aの順序で停止した場合にベル図柄が中リール7bの中段に停止し、その他の場合にベル図柄が中リール7bの上段で停止する。5枚役Aと5枚役Fとの同時当選時は、右リール7c→左リール7a→中リール7bの順序で停止した場合にベル図柄が中リール7bの中段に停止し、その他の場合にベル図柄が中リール7bの上段で停止する。AT役の操作を報知する場合には、操作するストップボタン13〜15の押し順(順序)をゲーム開始時に報知する。
(4)AT状態中は、1枚役A及び1枚役Bの何れかが内部当選したかをスロットマシン1の液晶表示部8にて遊技者に対して報知する。即ち、終了役の非入賞操作を補助する報知(終了役報知)を遊技者に対して行い、遊技者がその報知通りに操作することで終了役の入賞を防止することができる。
(5)AT状態はART状態の発生後から所定のゲーム数(本実施形態では「40」ゲーム)を行うまで継続され、その後はAT状態を継続するか、AT状態を終了するかの抽選を行い、その抽選結果がAT状態を継続する結果であれば、AT状態を継続させる一方、その抽選結果がAT状態を終了する結果であれば、AT状態を終了してRT状態へ移行する。尚、AT状態が重複しないRT状態では終了役報知が行われないため、遊技者は、終了役の入賞を防止することができず、AT状態が終了するとほどなくRT状態も終了する。
(6)AT状態の継続当選確率は設定値により変更可能である。尚、本実施形態では、設定値6の継続当選確率が「30%」で遊技者にとって最も有利であり、設定値1の継続当選確率が「15%」で遊技者にとって最も不利となるように、設定値に応じて遊技者の有利度が段階的に異なっている。
貸出機2は、貨幣投入口32、メダル払出口33及び動作ランプ34等を備えている。貸出機2は、遊技者が貨幣を貨幣投入口32に投入すると、メダル払出口33からメダルを払出す。又、貸出機2は、自身の動作に不具合等が生じた場合に動作ランプ34を点灯することで、不具合等が発生したことを従業員に報知する。
スロットマシン1側からは次に示す遊技信号が出力される。
「アウト信号」:スロットマシン1から出力される信号であり、ゲーム開始操作に応じてベット状態のメダルを使用したとしてベット状態のメダル数(3枚)分がパルス出力されるので、アウト信号数×1がアウト(使用媒体数)となる。尚、リプレイ時にも対応分が出力される。
「セーフ信号」:スロットマシン1から出力される信号であり、メダルが1枚払出される毎に1パルス出力されるので、セーフ信号数×1がセーフ(払出媒体数)となる。尚、リプレイ役入賞時にも当該ゲームに使用されたメダル分が出力される。
「BB信号」:スロットマシン1から出力される信号であり、BB時にレベル出力されるので、BB信号受信期間中がBB状態として特定される。ボーナス状態(特定状態に相当)を直接的に特定可能な特定状態信号に相当する。
「RB信号」:スロットマシン1から出力される信号であり、RB時にレベル出力されるので、RB信号受信期間中がRB状態として特定される。BB信号と同様に、ボーナス状態を直接的に特定可能な特定状態信号に相当する。
「売上信号」:貸出機2から出力される信号であり、売上メダル5枚(100円分に相当)毎に1パルス出力されるので、売上信号数×5が売上メダルとなり、売上信号数×100が売上金額となる。尚、対価となる有価価値としては現金等の有価価値は勿論、貯玉等の有価価値も含まれる。即ち、所謂再プレイにより貸出されるメダルを売上メダルとしても良い。
尚、スロットマシン1は、ART状態であることを特定可能なART信号(特別状態である期間を特定可能な状態信号に相当)を出力しない。
中継装置3は、CPUからなる制御部、CF、RAM及びROM等からなる記憶部、I/Fからなる送受信部等を備えており、各種信号や各種情報を送受信する(中継する)。
管理装置5は、CPUからなる制御部、HDD、RAM及びROM等からなる記憶部、I/Fからなる送受信部、モニタ及びプリンタ等からなる出力部、キーボード及びマウス等からなる操作部等を備え、スロットマシン1側から出力された遊技信号を受信することで遊技データを当該スロットマシン1に対して個別に付与されている遊技機ID(台番)毎に集計して特定する機能を有している。
上記した構成において、管理装置5は、以下のように動作する
管理装置5は、スロットマシン1から出力されたBB信号又はRB信号を中継装置3を介して受信することでボーナス状態中であるか否かを判定し、ボーナス状態中である期間にスロットマシン1から受信したアウト信号によりTアウトを特定すると共にセーフ信号によりTセーフを特定する一方、ボーナス状態中でない期間(通常状態期間)にスロットマシン1から受信したアウト信号によりBアウト(実アウトに相当)を特定すると共にセーフ信号によりBセーフ(実セーフに相当)を特定し、図8に示すように、遊技機毎に素データ集計する。又、管理装置5は、貸出機2から出力された売上信号を中継装置3を介して受信することで売上金額等を集計する。
図8に示す素データ一覧における各項目の意味は次の通りである。
「アウト」:アウト信号に基づくスロットマシン1にて使用されたメダル数(使用媒体数)である。Bアウトはボーナス信号の受信期間を除いた通常状態(特別状態を含む)におけるアウトであり、Tアウトはボーナス信号の受信期間におけるアウトであり、全体はBアウトとTアウトとの合計である。
「セーフ」:セーフ信号に基づくスロットマシン1での遊技(入賞)に応じて払出されたメダル数(払出媒体数)である。Bセーフはボーナス信号の受信期間を除いた通常状態(特別状態を含む)におけるセーフであり、Tセーフはボーナス信号の受信期間におけるセーフであり、全体はBセーフとTセーフとの合計である。
「売上」:売上メダルは売上信号に基づくスロットマシン1に対応する貸出機2にて貸出した売上を伴う貸出枚数(売上媒体数に相当)であり、売上金額はその対価(売上メダル×貸単価(20円))である。
尚、平均は機種Aに属するスロットマシン1を対象とした平均値である。又、Tアウト及びTセーフについては、ボーナスの種類(BB状態であるかRB状態であるか)に関わりなく、その合計値を集計しているが、ボーナスの種類毎に集計しても良い。又、実際には例示しない遊技情報も集計対象となっており、集計単位は営業日単位であるので、何れも営業開始時からの累計データが対象となっている。
管理装置5は、スロットマシン1がボーナス状態であるか否かについては、スロットマシン1からBB信号やRB信号が出力されるので、スロットマシン1から出力されるBB信号やRB信号を受信することで、スロットマシン1がボーナス状態であるか否か特定可能であるが、スロットマシン1がART状態のような特別状態であるか否かについては、スロットマシン1から対応する信号が出力されないので、その特別状態であるか否か特定不可能である。よって、データ集計上は特別状態も通常状態として取り扱う。
又、管理装置5は、スロットマシン1のスペックから特定したベースと特別ベースとを、図9に示すように設定する。図9に示すスペック設定における各項目の意味は次の通りである。
「客滞率」:客滞率として採用するのを想定の客滞率(想定客滞率)とするのか実績の客滞率(実客滞率)とするのかを示す指標であり、想定及び実績の何れかが設定される。尚、機種Aや機種Bのように特別状態を発生する機種(第1遊技機に相当)については想定を設定して想定客滞率の演算対象とする一方、機種Cのように特別状態を発生しない機種(第2遊技機に相当)については実績を設定して想定客滞率の演算対象としない。
「ベース」:スロットマシン1の通常状態中における出玉率であり、スロットマシン1の通常状態におけるスペック(小役毎の入賞率と払出枚数)から特定される値を設定する(詳しくは後述する)。即ち、スロットマシン1のスペックにより1ゲームに対する小役毎の払出期待値を特定し、通常状態中に入賞し得る1ゲームに対する全小役の払出期待値を合計し、1ゲームの使用メダル数(3枚)にて除することで特定する。
「単位金額ゲーム数」:通常状態にて単位金額(千円)により遊技可能なゲーム数であり、ベースと同様にスロットマシン1のスペックから特定される値を設定する。尚、両者の関係は、単位金額ゲーム数=単位金額の貸出枚数÷[1ゲームの使用枚数×(1−ベース)]となり、例えば単位金額を千円とし、その貸出枚数を50枚、1ゲームの使用枚数を3枚とした場合であれば、単位金額ゲーム数=50÷[3×(1−ベース)]となる。
「特別ベース」:スロットマシン1の特別状態中における出玉率であり、スロットマシン1の特別状態におけるスペックから特定される値を設定する(詳しくは後述する)。
「特別状態中の純増数」:特別状態中に1ゲームを実行することで増加が見込まれる遊技媒体数である。ベースと同様にスロットマシン1のスペックから特定される値を設定する。尚、特別ベースとの関係は、特別状態中の純増数=1ゲームの使用枚数×特別ベース−1ゲームの使用枚数となり、例えば1ゲームの使用枚数を3枚とした場合、特別状態中の純増数=3×特別ベース−3となる。
尚、一般的には、ベース又は単位金額ゲーム数と、特別ベース又は特別状態中の純増数とを遊技機メーカ等が予め演算した上で公表するので、何れもその値を設定すれば良い。又、ベース及び単位金額ゲーム数については、何れか一方のみを特定することができれば他方を特定することができるので、一方だけを設定対象としても良い。同様に、特別ベース及び特別状態中の純増数についても、何れか一方のみを特定することができれば他方を特定することができるので、一方だけを設定対象としても良い。ベースや特別ベースを特定可能な設定情報とは、図8に例示した設定情報だけでなく、例えば100のアウトに対するセーフの値等、直接的又は間接的の何れであるかを問わず特定可能な設定情報であることを示す。勿論、ベースと特別ベースのうち一方のみと、その差であるベース差を設定した場合であっても、その差引き等によりベースと特別ベースの双方を特定可能である。又、1ゲームの使用枚数が特別状態と通常状態とで異なれば、その値を1ゲームの使用枚数とし、1ゲームの最大BET(使用枚)数が設定されており、その最大BET数の中で使用枚数を選択的に使用することができる場合には最大BET数を1ゲームの使用枚数と見做してベースや特別ベースを特定すれば良い。
以下、スロットマシン1のスペックからベースや特別ベースを特定する手順を説明する。まず、ベースについては以下のように特定する。スロットマシン1のスペックを示す内部当選テーブル(図7参照)により、例えば5枚役A+5枚役Bの通常状態での内部当選乱数は「1952」であり、総取得乱数が「65536」であるので、5枚役A+5枚役Bの内部当選率は「約3%」となる。そして、5枚役A+5枚役Bに内部当選した場合、押順に正解すれば15枚の払出となり、不正解であれば5枚の払出となる。押順に正解する確率は6通りある押順のうち2通りなので、「1/3」の確率で押順に正解する一方、「2/3」の確率で不正解となる。よって、3%×[15枚×(1/3)+5枚×(2/3)]≒0.25枚を、1ゲームに対する5枚役A+5枚役Bが通常状態で内部当選した場合の払出期待値とし、この払出期待値を小役(内部当選役)毎に特定し、その合計値を1ゲームに対する総払出期待値とし、1ゲームの使用枚数(3枚)にて除することで、ベースを特定することができる。本実施形態で示すスロットマシン1のスペックであれば、総払出期待値を1.61枚と演算することができ、ベースを1.61枚÷3枚≒53.7%と特定することができる。
特別ベースについても同様に特定する。即ち、例えば5枚役A+5枚役Bの特別状態での内部当選率は「約3%」である一方、ATにより全ての入賞が15枚の払出になると期待することができるので、3%×15枚≒0.45枚を、1ゲームに対する5枚役A+5枚役Bが特別状態で内部当選した場合の払出期待値とする等し、特別ベースを特定することができる。本実施形態で示すスロットマシン1のスペックであれば、総払出期待値を4.55枚と演算することができ、特別ベースを4.55枚÷3枚≒152%と特定することができる。
尚、内部当選した場合、AT役の考慮以外は全てが入賞する(内部当選率と入賞率とが同値となる)ことを前提としたが、遊技者が操作ミスを行い、内部当選役を入賞させられないことも十分に考えられるので、その入賞割合(想定される任意の値)を乗じて払出期待値を特定しても良い。この場合、図柄配列等により小役毎に入賞する難易度が異なる場合があるので、小役毎に入賞割合を特定することが望ましい。
さて、管理装置5は、上記した図8に示した素データ一覧と図9に示したスペック設定とに基づいて、図10に示すように、想定Bアウト及び想定Bセーフを通常状態中と特別状態中とで区分して集計し、通常状態における差玉であるBサを特定して客滞率を演算する。図10に示す遊技情報集計における各項目の意味は次の通りである。
「全特別セーフ」:通常状態として特定した期間にて実際の通常状態である期間がなかったと仮定した(通常状態の全期間が特別状態である)場合のBセーフであり、「Bアウト×特別ベース」の演算式により求める。例えば遊技機ID「1」では、16685(図8参照)×152%(図9参照)=25361を求める。
「セーフ特別差」:通常状態として特定した期間が全て特別状態であれば得られたBセーフのうち実際には得られなかったBセーフであり、「全特別セーフ−Bセーフ」の演算式により求める。例えば遊技機ID「1」では、25361−14129(図8参照)=11232を求める。
「想定通常Bアウト」:実際の通常状態(特別状態を除く)に対応した想定されるBアウト(想定通常アウトに相当)であり、「セーフ特別差÷(特別ベース−ベース)」の演算式により求める。例えば遊技機ID「1」では、11232÷(152%−53.7%(図9参照))=11426を求める。
「想定特別Bアウト」:特別状態に対応した想定されるBアウト(想定特別アウトに相当)であり、「Bアウト−想定通常Bアウト」の演算式により求める。例えば遊技機ID「1」では、16685−11426=5259を求める。
「想定通常Bセーフ」:通常状態(特別状態を除く)に対応した想定されるBセーフ(想定通常セーフに相当)であり、「想定通常Bアウト×ベース」の演算式により求める。例えば遊技機ID「1」では、11426×53.7%=6136を求める。
「想定特別Bセーフ」:特別状態に対応した想定されるBセーフ(想定特別セーフに相当)であり、「Bセーフ−想定通常Bセーフ=全特別セーフ−セーフ特別差−想定通常Bセーフ」の演算式により求める。例えば遊技機ID「1」では、25361−11232−6136=7993を求める。尚、「想定特別Bアウト×特別ベース」の演算式により求めても良く、例えば遊技機ID「1」では、5259×152%=7993を求めても良い。
「Bサ」:通常状態に対応したアウトとセーフの差である。「実績Bサ(実Bサに相当)」は特別状態を含む実績値であり、「Bアウト−Bセーフ」の演算式により求める。例えば遊技機ID「1」では、16685−14129=2556を求める。尚、「Bアウト×(1−ベース)」の演算式により求めても良い。「想定Bサ」は特別状態を除く想定値であり、「想定通常Bアウト−想定通常Bセーフ」の演算式により求める。例えば遊技機ID「1」では、11426−6136=5290を求める。尚、「想定通常Bアウト×(1−ベース)」の演算式により求めても良い。
「客滞率」:売上メダルに対するBサの割合、即ち、現金投資遊技に対する通常状態における全体の遊技(現金投資遊技及び持玉遊技)の割合であり、所謂粘り率を示す。「実績客滞率(実客滞率に相当)」は「実績Bサ÷売上メダル」の演算式により求める。例えば遊技機ID「1」では、2556÷2250(図8参照)=113.6%を求める。「想定客滞率」は「想定Bサ÷売上メダル」の演算式により求める。例えば遊技機ID「1」では、5290÷2250=235.1%を求める。
上記した演算について補足する。セーフ特別差は、通常状態として特定した全期間(全通常期間)が特別状態であった場合のセーフと実際のBセーフとの差であるので、通常状態として特定した期間のうち実際には特別状態であった期間については、その差に影響が生じず、実際の通常状態である期間(実通常期間)が全通常期間に含まれていることにより生ずる差である。ここで、実通常期間のセーフは実通常期間のアウト(想定通常Bアウト)にベースを乗ずれば特定することができ、その期間が特別状態であった場合のセーフは特別ベースを乗ずれば特定することができる。そして、想定通常Bアウトに特別ベースとベースとを各々乗じ、その差を特定すればセーフ特別差と一致することになる。よって、想定通常Bアウト×(特別ベース−ベース)=セーフ特別差となるので、想定通常Bアウトは、セーフ特別差を特別ベースとベースとの差(ベース差に相当)にて除することにより特定することができる。このようにして想定通常Bアウトを特定することができれば、Bアウトから想定通常Bアウトを差引くことにより想定特別Bアウトを特定することができ、想定通常Bアウトにベースを乗ずることで想定通常Bセーフを特定することができ、Bセーフから想定通常Bセーフを差引くことにより想定特別Bセーフを特定することができる。そして、想定通常Bアウトから想定通常Bセーフを差引くことにより実際の通常状態におけるBサ(想定Bサ)を特定することができ、想定Bサを売上メダルにて除すれば真の客滞率(想定客滞率)を特定することができる。
尚、本実施形態では、通常状態の全期間が特別状態であると仮定した場合の全特別セーフを求めて想定客滞率を想定したが、これとは真逆の発想に基づき、通常状態の全期間が通常状態であったと仮定した場合のBセーフ(全通常セーフ)を「Bアウト×ベース」の演算式により求め、「Bセーフ−全通常セーフ」を第2セーフ特別差(通常状態として特定した期間のうち実際には特別状態である期間が含まれていることにより得たセーフ)とし、「第2セーフ特別差÷(特別ベース−ベース)」の演算式(想定特別Bアウト×(特別ベース−ベース)=第2セーフ特別差という発想)により想定特別Bアウトを求め、上記した手順と同様にして、他の遊技情報を求めても良い。尚、全特別セーフや想定Bアウト等を求めることなく、想定客滞率を演算式から直接的に求めても良い。
更に、管理装置5は、図11に示すように、図10に示した特定の機種について集計した遊技情報を遊技場全体で機種別に集計する。機種A及び機種Bについては図9に示したスペック設定にて客滞率を「想定」に設定しているので、想定客滞率を求める一方、機種Cについては図9に示したスペック設定にて客滞率を「実績」に設定しているので、想定客滞率を求めず、実績値が想定Bアウト等も含めて集計している。
図9に示したスペック設定にて客滞率を「想定」に設定している機種(想定機種、図9では機種A及び機種B)、即ち、特別状態が設けられる機種については、全特別セーフ、セーフ特別差、想定特別Bアウト、及び想定特別Bセーフを演算し、想定通常Bアウト、想定特別Bアウト、想定通常Bセーフ、想定特別Bセーフ、実績Bサ、想定Bサ、実績客滞率、想定客滞率を各々出力することで、想定値を特定可能に出力している。一方、図9に示したスペック設定にて客滞率を「実績」に設定している機種(実績機種、図9では機種C)、即ち、特別状態が設けられない機種については、実績のみをそのまま出力することで、実績値を特定可能に出力している。全店は、遊技場全体における集計(遊技機単位の平均)値であり、全ての合計値を対象となる遊技機数にて除することで特定する。
全店の実績Bサ及び実績客滞率は、図9に示したスペック設定に関わらず実績値を演算対象として全ての機種を対象として演算される従来の遊技情報である。全店の想定通常Bアウト、想定通常Bセーフ、想定Bサ及び想定客滞率は、想定機種については想定値を演算対象として演算しており、実績機種については実績値を演算対象として演算している。即ち、全店の想定Bサ(総Bサに相当)は、想定機種の想定Bサと、実績機種の実績Bサとの合計値を示しており、その全店の想定Bサを全店の売上メダルの合計(総売上媒体数に相当)にて除することで全店の想定客滞率(総客滞率に相当)を特定する。
図11に示した機種毎の遊技情報集計における実績客滞率と想定客滞率とを比較することで、客滞率を想定した場合と想定しなかった場合とを比較することができ、更に、想定客滞率にて遊技場全体の適切な客滞率を把握することができる。客滞率は遊技者の粘り率を示し、対象とするスロットマシン1の人気度を示す一つの指標となり得るので、適当な客滞率が特定可能となることで、出玉率調整は勿論のこと、入替時期や所謂再プレイ手数料の特典(無料化等)を与えるか否か等を特定する際に利用することができる。尚、管理装置5は、図8に示した素データ一覧、図10に示した遊技情報集計及び図11に示した遊技情報集計を表示又は印字出力が可能である。
以上に説明したように本実施形態によれば、管理装置5において、通常状態の全期間が特別状態であると仮定した場合の全特別セーフを、Bアウトに特別ベースを乗じて求め、通常状態が全て特別状態であれば得られたBセーフのうち実際には得られなかったセーフ特別差を、全特別セーフからBアウトを差引いて求め、特別状態を除く通常状態に対応した想定される想定通常Bアウトを、セーフ特別差を特別ベースからベースを差引いた値で除して求め、特別状態を除く通常状態に対応した想定される想定通常Bセーフを、想定通常Bアウトにベースを乗じて求め、特別状態を除く通常状態に対応した想定Bサを、想定通常Bアウトから想定通常Bセーフを差引いて求め、想定客滞率を、想定Bサを売上メダルで除して求めるようにしたので、通常状態中の差玉等の客滞率に順ずる遊技情報を適切に把握することができる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形又は拡張することができる。
遊技機のスペック上、ベースや特別ベースが設定値により異なる機種もあるが、この場合、設定値毎にベースや特別ベースを適宜設定し、遊技機毎に設定した設定値を管理装置に操作入力等して入力することで、設定値に対応してベース等を特定することができる(請求項2に対応)。その場合、遊技機単位で設定する労力等を考慮し、設定値毎にベース等が異なっても、設定される平均的な設定値を考慮して、スペックから特定される大凡の平均的なベース等を設定して遊技情報を想定しても良い。
特別状態が複数ある場合(本実施形態であればART状態とRT状態等)であっても、本実施形態上ではその殆どを示す一方の特別状態(ART状態)における出玉率を特別ベースとしたが、他方の特別状態を考慮し、上記した場合と同様に、通常状態以外における大凡の出玉率を特定ベースとして設定しても良い。
特別状態を開始する(発生する)契機として、例えばボーナス状態を終了した場合、通常状態で設定ゲーム数のゲームを実行した場合、特別状態の終了に応じた継続抽選での当選等、どのような契機を採用した遊技機を対象としても良い。勿論、特別状態を終了する契機も、同様に、どのような契機を採用した遊技機を対象としても良い。
特別状態の発生期間(開始及び終了)を特定不可能であれば、特別状態信号(ART信号)を開始時点又は終了時点の何れか一方のみ出力する遊技機を対象としても良い。即ち、特別状態の発生期間を直接的に特定可能な遊技信号とは、例えばBB信号のように発生期間中に継続して出力される状態信号だけでなく、開始信号と終了信号との双方の信号により一義的に発生期間を特定可能な信号は含まれるが、例えば発生契機や終了契機となる小役を特定可能な信号は他に条件を定める必要がある等、一義的に発生期間を特定不可能であるので含まれない。
特別状態は、通常状態よりも遊技者にとって有利であり、且つ発生期間が遊技信号により直接的に特定不可能な遊技状態である。即ち、実質的に同一の遊技状態であっても、遊技信号により発生期間が直接的に特定不可能であれば特別期間となり、遊技信号により発生期間が直接的に特定可能であれば特定期間となる。又、例えばボーナス状態でボーナス信号が出力されない一方、ART状態でART期間を特定可能なART信号が出力されるスロットマシンを対象とした場合であれば、ボーナス状態が特別状態となり、ART状態が特定状態となり得る。
AT状態は他の状態よりも報知確率が高くなれば100%で報知しなくとも良い。更にAT役操作報知として押順の報知以外に、入賞役を報知する等、ストップボタンを操作するタイミングを報知しても良い。終了役報知も同様であり、どのような報知態様であっても良い。
AT役と一般役について、複数ラインの一般役入賞をAT役入賞としたが、AT役と一般役とを各々設けたり、AT役と一般役とが重複して入賞したりする等、どのようにAT役と一般役とを構成しても良い。
対象となる遊技機としては、特別状態を発生可能であればボーナス(大当たり)を発生させないような遊技機であっても対象となり得る。更に、スロットマシン以外にパチンコ遊技機を対象としても良い。
遊技機のスペックや設定した値等、例示した全ての数値、桁数、項目等は例示であり、どのような数値を採用しても良い。勿論、その他の遊技情報も、直接的、間接的を問わず適宜最適な特定方法にて特定すれば良い。
管理装置が行う情報処理の一部を中継装置にて行っても良い。即ち、遊技情報管理装置としては中継装置等を含む広義の遊技情報管理装置の概念も含む。又、集計対象期間や平均の対象としては、複数日を対象とする等、任意の期間としても良い。
図面中、1はスロットマシン(遊技機)、5は管理装置(遊技情報管理装置、受信手段、実情報特定手段、設定手段、想定情報特定手段、出力手段)である。

Claims (5)

  1. 遊技媒体を使用する遊技にて入賞した場合に遊技媒体を払出す遊技機であって、遊技者にとって通常状態よりも有利な遊技状態であり、開始から終了までの対応期間を直接的に特定可能な遊技信号が出力対象とされない遊技状態である特別状態を発生可能な遊技機を管理対象とし、その遊技情報を管理する遊技情報管理装置において、
    遊技機側から出力される遊技信号として、遊技機にて使用した遊技媒体数であるアウトを特定可能なアウト信号、遊技機での遊技における入賞に応じて払出された遊技媒体数であるセーフを特定可能なセーフ信号、及び有価価値を対価として遊技機で遊技する遊技者に対して貸出された遊技媒体数である売上媒体数を特定可能な売上信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された遊技信号により、前記アウト、前記セーフ、及び前記売上媒体数を特定する実情報特定手段と、
    遊技機における遊技にて想定される通常状態における出玉率を示すベースと、前記特別状態における出玉率を示す特別ベースとを特定可能な設定情報を設定する設定手段と、
    前記実情報特定手段により特定されるアウトである実アウトに前記設定情報により特定される特別ベースを乗じた値と、前記実情報特定手段により特定されるセーフである実セーフとの差を、前記設定情報により特定される特別ベースとベースとの差であるベース差にて除した値、又は前記実セーフと、前記実アウトに前記設定情報により特定されるベースを乗じた値との差を、前記ベース差にて除した値である想定特別アウトを前記実アウトから減じた値を示す想定通常アウトと、当該想定通常アウトに前記設定情報により特定されるベースを乗じた値を示す想定通常セーフとの差を示す想定Bサを、前記実情報特定手段により特定される売上媒体数にて除した値を示す想定客滞率を特定する想定情報特定手段と、
    前記想定情報特定手段により特定された想定客滞率を出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする遊技情報管理装置。
  2. 前記遊技機は、前記ベース、及び前記特別ベースのうち少なくとも一方を調整可能な設定値が複数設けられ、設定値操作に応じて、その設定値を変更設定可能であり、
    前記設定手段により設定される設定情報は、遊技機毎に設定された設定値を特定可能であり、当該設定値に対応する前記ベース、及び前記特別ベースを特定可能であり、
    前記想定情報特定手段は、前記設定情報により遊技機毎に設定された設定値を特定可能であり、当該特定した設定値に対応したベースと特別ベースとを前記設定情報により特定した上で、前記想定客滞率を特定することを特徴とする請求項1に記載した遊技情報管理装置。
  3. 前記遊技機は、遊技者にとって通常状態よりも有利な遊技状態であり、開始から終了までの対応期間を直接的に特定可能な遊技信号である特定状態信号が出力対象とされる遊技状態である特定状態を発生可能であり、
    前記受信手段は、前記特定状態信号を受信し、
    前記情報特定手段は、前記受信手段により前記特定状態信号が受信されていない期間を、通常状態、及び特別状態の何れかである全通常期間であると特定し、当該全通常期間におけるアウトと、セーフとを特定し、
    前記想定情報特定手段は、前記実情報特定手段により特定された全通常期間におけるアウトと、セーフとを、各々前記実アウトと、前記実セーフとした上で、前記想定客滞率を特定することを特徴とする請求項1又は2に記載した遊技情報管理装置。
  4. 管理対象として前記特別状態を発生しない遊技機を含み、
    前記設定手段により設定される設定情報は、管理対象となる遊技機が、前記特別状態を発生可能な遊技機である第1遊技機に相当するのか、前記特別状態を発生しない遊技機である第2遊技機に相当するのかを特定可能であり、
    前記実情報特定手段は、特定した全通常期間におけるアウトとセーフとの差である実Bサを、売上媒体数にて除した値を示す実客滞率を特定し、
    前記出力手段は、遊技情報の出力対象となる遊技機が、前記第1遊技機に相当するのか、前記第2遊技機に相当するのかを前記設定情報により特定し、前記第1遊技機と前記第2遊技機とを含んだ複数の遊技機を対象として前記客滞率を出力する場合に、前記第1遊技機の遊技情報を出力する場合には前記想定情報特定手段により特定された想定客滞率を特定可能に出力する一方、前記第2遊技機の遊技情報を出力する場合には前記実情報特定手段により特定された実客滞率を特定可能に出力することを特徴とする請求項3に記載した遊技情報管理装置。
  5. 管理対象として前記特別状態を発生しない遊技機を含み、
    前記設定手段により設定される設定情報は、管理対象となる遊技機が、前記特別状態を発生可能な遊技機である第1遊技機に相当するのか、前記特別状態を発生しない遊技機である第2遊技機に相当するのかを特定可能であり、
    前記実情報特定手段は、特定した全通常期間におけるアウトとセーフとの差である実Bサを、売上媒体数にて除した値を示す実客滞率を特定し、
    前記出力手段は、遊技情報の出力対象となる遊技機が、前記第1遊技機に相当するのか、前記第2遊技機に相当するのかを前記設定情報により特定し、前記第1遊技機と前記第2遊技機とを含んだ複数の遊技機を対象として、対象となる全ての遊技機の平均的な遊技情報を出力する場合に、前記第1遊技機については前記想定Bサを、前記第2遊技機については前記実Bサにより特定される対象となる全ての遊技機のBサの合計となる総Bサを、対象となる全ての遊技機の売上媒体数の合計となる総売上媒体数にて除した値を示す総客滞率を、前記平均的な遊技情報として出力することを特徴とする請求項3又は4に記載した遊技情報管理装置。
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