JP2010022631A - 遊技情報管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大当たり確率により営業割数や出玉率等の遊技情報を補正する場合に、従来に比してより如実に釘調整を反映した遊技情報に補正することを可能とする。
【解決手段】大当たり確率により営業割数や出玉率等の遊技情報を補正する場合に、たとえ始動入賞率が同じであっても遊技者の技術レベル等の要因により変動し得る有効始動率を参照有効始動率として遊技情報を補正する。
【選択図】図1

Description

本発明は、大当たり確率により所謂営業割数や出玉率等の遊技情報を補正する遊技情報管理装置に関する。
遊技場では、所謂営業割数や出玉率等の遊技情報を集計して管理している。さて、遊技機の中には設定された大当たり確率に基づいた大当たり抽選を行って大当たり状態を発生させる機種があるが、そのような遊技機における大当たり状態の発生状況は営業日単位等の短い期間では収束し難く、その発生状況に応じて遊技情報が左右し、釘調整の適否の判断が困難となる遊技情報になり得る虞がある。そこで、理論上の大当たり発生確率に基づいて遊技情報を補正し、釘調整を直接的に反映した遊技情報を得ることが可能になる技術が開示されている(例えば特許文献1参照)。
特許第3727944号公報
しかしながら、上記した特許文献1に記載されているものでは、遊技情報を補正する際に、遊技機が通常遊技状態にある期間の使用媒体数(アウト)を補正した値である補正BOを、TS(大当たり確率の逆数)、S(単位アウトの平均スタート数)、及びΔU(単位アウト)に基づいて次式により特定していた。
BO=TS/S×ΔU
この場合、Sは大当たり抽選回数に対応する所謂有効始動入賞率(以下、有効率とする)である。ここで、遊技場が釘調整によって直接的に調整可能な遊技情報は大当たり抽選を行う条件となる始動口へと入賞した数に対応する所謂始動入賞率(以下、入賞率とする)であるが、有効率と入賞率とは似て非なる値である。即ち遊技機において所謂保留数が上限値にある状態で始動口に入賞した場合に発生する所謂オーバーフロー分の差異が両者にある。オーバーフローの発生状況は保留数が保留上限値に近似する状況の発生具合によって変動する。例えば遊技者により保留数が保留上限値に近似する場合に行われる所謂止打行為、上記した入賞率、更には遊技機種毎に図柄変動時間の長短が異なることによってもその発生状況が左右される。このような理由から、特許文献1に開示されている技術では、釘調整を直接的に反映した遊技情報を得ることを目的としているにも関わらず、今一歩、釘調整に対応した遊技情報と成り得ない要素があった。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、大当たり確率により営業割数や出玉率等の遊技情報を補正する場合に、従来に比してより如実に釘調整を反映した遊技情報に補正することができる遊技情報管理装置を提供することにある。
請求項1に記載した発明は、始動口への入賞に応じて予め設定されている理論上の大当たり確率にて大当たり抽選を行い、その抽選結果に応じて図柄変動を行い、その図柄変動の変動結果に応じて大当たり状態を発生させ、更に図柄変動中に新たに始動口へと入賞した場合には所定数を上限として大当たり抽選の対象となる図柄変動を保留する遊技機の遊技情報を管理対象とし、理論上の大当たり確率通りに大当たり状態が発生した場合に必要となる遊技に使用される遊技媒体数である補正通常使用数に基づき、出玉率、売上額、営業割数、及び営業粗利の内少なくとも1つに対応する遊技情報である補正対象情報を補正する補正手段を備えた遊技情報管理装置であって、遊技機側から出力される遊技に使用された遊技媒体数である使用数を特定可能な使用媒体信号、及び始動口への入賞数である始動入賞数を特定可能な始動入賞信号を遊技信号として受信する受信手段と、前記受信手段が受信した遊技信号により、前記使用数、及び前記始動入賞数を少なくとも含む遊技情報を遊技機毎に特定する遊技情報特定手段と、前記補正手段による遊技情報の補正対象となる期間である対象期間を特定する対象期間特定手段と、前記補正手段による遊技情報の補正対象となる遊技機、或いは遊技機グループである対象遊技機を特定する対象遊技機特定手段と、前記対象遊技機特定手段が特定する対象遊技機についての理論上の大当たり確率の逆数である理論TSを少なくとも特定可能な情報である仕様情報を受付けて記憶する仕様情報記憶手段と、前記遊技情報特定手段により特定される遊技情報、或いは所定の入力操作により、前記始動入賞数に対する前記大当たりの抽選回数の割合を示す有効始動率を参照有効始動率として特定する始動率特定手段と、所定数の前記使用数、或いは前記対象期間特定手段が特定した対象期間における、前記対象遊技機特定手段が特定した対象遊技機について前記遊技情報特定手段により特定された前記使用数である対応使用数を特定可能な情報である対応情報を記憶し、その対応情報により対応使用数を特定する対応使用数特定手段と、前記対象期間における対象遊技機について前記遊技情報特定手段により特定された遊技情報により、対象期間における対象遊技機についての前記対応使用数に対応する前記始動入賞数を示す入賞情報である実績入賞情報を特定する実績情報特定手段と、前記実績情報特定手段が特定した前記実績入賞情報に、前記始動率特定手段が特定した前記参照有効始動率を乗じた値により前記仕様情報記憶手段が記憶する前記仕様情報により特定される前記理論TSを除し、更に前記対応使用数特定手段が特定する前記対応使用数を乗じた値を前記補正通常使用数として特定する補正使用数特定手段と、を備えたところに特徴を有する。
請求項2に記載した発明は、前記遊技情報特定手段が特定した遊技情報を単位期間毎に遊技機、或いは遊技機グループ単位で記憶する記憶手段と、前記記憶手段が記憶する遊技情報の内、所定の単位期間を抽出期間とし、所定の遊技機、或いは遊技機グループを抽出遊技機として、抽出期間における抽出遊技機についての遊技情報を抽出する抽出手段と、を備え、前記受信手段は、大当たり抽選回数を特定可能な大当たり抽選信号を遊技信号として受信可能に構成され、前記遊技情報特定手段は、大当たり抽選回数を含む遊技情報を特定し、前記抽出手段は、前記対象期間特定手段が特定した対象期間、及び前記対象遊技機特定手段が特定した対象遊技機の内、少なくとも一方が異なる抽出期間における抽出遊技機について抽出した遊技情報が示す有効始動率を抽出有効始動率として特定し、前記始動率特定手段は、前記抽出手段が特定した抽出有効始動率を前記参照有効始動率として特定するところに特徴を有する。
請求項3に記載した発明は、前記記憶手段が記憶する単位期間毎における遊技機、或いは遊技機グループ単位の遊技情報が示す所定数の前記使用数に対応する始動入賞数を示す単位入賞情報を特定する単位情報特定手段と、所定数の前記使用数に対応する始動入賞数についての情報範囲を複数段階に区分けして設定する設定手段と、前記単位情報特定手段が特定する単位入賞情報が前記設定手段により設定される情報範囲のいずれに属するのかに基づいて、前記記憶手段により記憶される遊技情報を情報範囲に対応付けて振り分ける振分手段と、前記対象期間特定手段が特定した対象期間における、前記対象遊技機特定手段が特定した対象遊技機について前記遊技情報特定手段により特定された遊技情報により、対象期間における対象遊技機についての所定数の使用数に対応する始動入賞数を示す対象入賞情報を特定する対象入賞情報特定手段と、前記対象入賞情報特定手段により特定される対象入賞情報が属する前記設定手段により設定される情報範囲を特定すると共に、その特定した情報範囲に対応付けて前記振分手段により振り分けられた遊技情報が示す有効始動率を対象有効始動率として特定する対象始動率特定手段と、を備え、前記始動率特定手段は、前記対象始動率特定手段が特定した対象有効始動率を前記参照有効始動率として特定するところに特徴を有する。
請求項4に記載した発明は、理論上の大当たり確率通りに大当たり状態が発生した場合において遊技により払い出しが見込まれる遊技媒体数である補正払出数を特定する補正払出数特定手段を備え、前記受信手段は、遊技により払い出された遊技媒体数である払出数を特定可能な払出媒体信号、大当たり状態の発生状況を特定可能な大当たり信号、及び遊技機において通常遊技状態よりも大当たり状態が発生し易い状態である特別遊技状態の発生状況を特定可能な特別状態信号を遊技信号として受信可能に構成され、前記仕様情報記憶手段により受付けて記憶される仕様情報は、前記理論TSとして通常遊技状態に対応する理論通常TS、及び特別遊技状態に対応する理論特別TSとを特定可能な情報である一方、大当たり状態となってから特別遊技状態が終了するまでに理論上発生し得る大当たり状態回数の期待値である理論継続数を特定可能な情報であり、前記始動率特定手段は、通常遊技状態に対応する前記参照有効始動率を参照通常有効始動率として特定し、前記対応使用数特定手段は、通常遊技状態に対応する対応使用数を対応通常使用数として特定する一方、特別遊技状態に対応する対応使用数を対応特別使用数として特定し、前記実績情報特定手段は、通常遊技状態における前記実績入賞情報を実績通常入賞情報として特定し、対象期間における対象遊技機について特定された遊技情報により対象期間における対象遊技機についての通常遊技状態における出玉率である通常ベース、特別遊技状態における出玉率である特別ベース、大当たり状態における平均使用数である平均大当たり使用数、及び大当たり状態における平均払出数である平均大当たり払出数、或いは大当たり状態における払出数と使用数との差である大当たり出玉数の平均である平均出玉数を特定し、前記補正使用数特定手段は、(式1)より理論上、通常遊技状態において遊技機を大当たり状態とさせる為に必要な前記使用数を前記補正通常使用数として特定し、対象期間における対象遊技機についての特別遊技状態における前記実績入賞情報である実績特別入賞情報、及び特別遊技状態に対応する前記参照有効始動率である参照特別有効始動率、または対象期間における対象遊技機についての特別遊技状態における大当たり抽選回数である実績特別抽選情報に基づいて(式2)より理論上、遊技機が大当たり状態となってから理論継続数だけ大当たり状態が発生した場合に必要な特別遊技状態における使用数を補正特別使用数として特定し、更に(式3)より前記補正使用数を特定し、前記補正払出数特定手段は、(式4)より前記補正払出数を特定し、前記補正手段は、出玉率に対応する遊技情報を前記補正対象情報として補正する場合には(式5)より特定される演算値を補正出玉率として特定し、営業割数に対応する遊技情報を前記補正対象情報として補正する場合には(式6)、(式7)、及び(式8)より特定される演算値を補正営業割数として特定し、営業粗利に対応する遊技情報を前記補正対象情報として補正する場合には(式6)、(式7)、及び(式9)より特定される演算値を補正営業粗利として特定するところに特徴を有する。
(式1)
補正通常使用数=理論通常TS÷(実積通常入賞情報×参照通常有効始動率)×対応通常使用数
(式2)
補正特別使用数=[理論特別TS÷{(実績特別入賞情報×参照特別有効始動率)、或いは実績特別抽選情報}×対応特別使用数]×(理論継続数−1)
(式3)
補正使用数=補正通常使用数+補正特別使用数+平均大当たり使用数×理論継続数
(式4)
補正払出数=補正通常使用数×通常ベース+補正特別使用数×特別ベース+{平均大当たり払出数、或いは(平均出玉数+平均大当たり使用数)}×理論継続数
(式5)
補正出玉率=補正払出数÷補正使用数
(式6)
補正貸出媒体数=補正通常使用数×(1−通常ベース)÷客滞率
(式7)
補正交換媒体数=補正貸出媒体数+補正払出数−補正使用数
(式8)
補正営業割数=補正交換媒体致÷補正貸出媒体数
(式9)
補正営業粗利=補正貸出媒体数×貸出単価−補正交換媒体数×交換単価
但し、貸出単価は遊技場における1の遊技媒体に対する貸出対価、交換単価は遊技場における1の遊技媒体に対する交換対価、客滞率は遊技場における遊技者に対して貸し出された遊技媒体数である貸出媒体数に対する通常遊技状態における差数の割合を示す。
請求項1に記載した発明によれば、釘調整により始動入賞率は調整可能であるが、有効始動率についてはたとえ始動入賞率が同じであっても遊技者の技術レベル等の要因により変動し得る。即ち従来の補正された遊技情報により釘調整を反映し得なかった要因が所謂有効始動率であったが、参照有効始動率を入れ替えるだけで、その要因を排除して遊技情報を適切に補正することができ、従来に比してより如実に釘調整を反映した遊技情報に補正することができる。
請求項2に記載した発明によれば、参照有効始動率を補正対象情報に対応する期間、或いは遊技機が異なる場合の有効始動率としたので、実際の遊技者の技術レベルが非常に高い、或いは非常に低いことで、実際の有効始動率が通常見込まれるべき平均的な有効始動率で無い場合であっても、平均的な有効始動率、即ち平均的な技術レベルの遊技者が遊技した場合にどの様な値となるかを補正された補正対象情報より把握可能となり、実際の遊技者の技術レベルによらない、釘調整のみを反映させた遊技情報を得ることが可能となる。この場合、抽出手段により抽出させる遊技情報は、遊技機グループや遊技機全体の平均、或いは複数日分の遊技情報とすれば良い。また、仮に実際の遊技者の技術レベルが平均的レベルで有る場合に、技術レベルが高い遊技者、或いは低い遊技者に対応する遊技情報を抽出した場合に、それら遊技者が遊技した場合に遊技情報がどの様な値となるかをシミュレートすることができる効果もある。
請求項3に記載した発明によれば、有効始動率は、オーバーフローの発生率、即ち保留数が保留上限値に近似する期間の長短により変動し、その期間は始動入賞率が高ければ長くなり、低ければ短くなるため、始動入賞率に対応していると想定することができる。即ちたとえ遊技者の技術レベルが同じであっても、始動入賞率に応じて有効始動率は変動し得る値となる。始動入賞率が同じである場合における有効始動率を参照有効始動率とする為、始動入賞率に応じて変動するであろう有効始動率をも考慮して補正対象情報を補正することが可能となり、より釘調整を反映した遊技情報を得ることが可能となる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、遊技場用管理システムの全体構成を概略的に示している。図1において、遊技場としてのパチンコホールには、パチンコ台からなる遊技機1に対応してアウトボックス(図示せず)、及び貸出装置2が設置されており、これら遊技機1、アウトボックス、及び貸出装置2は中継装置3に接続されている。管理装置4は、CPUからなる制御部(本発明でいう補正手段、遊技情報特定手段、対象期間特定手段、対象遊技機特定手段、始動率特定手段、対応使用数特定手段、実績情報特定手段、補正使用数特定手段、抽出手段、単位情報特定手段、設定手段、振分手段、対象入賞情報特定手段、対象始動率特定手段、補正払出数特定手段)と、HDDやRAMやROMなどからなる記憶部(本発明でいう仕様情報記憶手段、記憶手段)と、I/Oからなる送受信部(本発明でいう受信手段)と、モニタやプリンタなどからなる出力部と、キーボードやマウスなどからなる操作部とを有して構成されている。中継装置3と管理装置4とはLAN5を介して相互接続されている。
遊技機1は、遊技媒体であるパチンコ玉を電動式の発射装置(図1では操作ダイヤル6を示す)により盤面7へ発射する構成となっている。盤面7には、アウト口8、始動口(スタート入賞口)9、大入賞口10、通常入賞口11、例えば液晶表示パネルにより構成される図柄表示部12が設けられている。遊技機1は、始動口9への入賞(始動入賞)に応じて大当たり抽選を行い、抽選結果を図柄表示部12において行う図柄変動にて報知し、その変動結果に応じて大当たり状態となる。図柄変動中に始動入賞した場合には所定の保留上限値(例えば4つ)まで図柄変動を累積的に保留し、図柄変動終了後に保留している図柄変動を開始する。尚、保留している図柄変動数(保留数)が上限値である状態で始動入賞した場合には、図柄変動は保留されない(オーバーフロー)。大当たり抽選の当選確率(大当たり確率)は1/360であり、大当たりの内、大当たり後に大当たりが発生し易い状態である確変状態(確変)となる大当たり(確変大当たり)の割合である確変率は66.6%である。確変中は大当たり確率が1/31に向上すると共に、始動口9への入賞率が高くなる時短状態(時短)になる。尚、確変は次回大当たりまで継続する為、大当たり後に大当たりでも確変でもない状態である通常遊技状態(通常状態)となる大当たり(通常大当たり)が発生するまで継続し、その後は図柄変動を100回行うまでの時短状態となる。大当たりが発生すると15ラウンド(R)分だけ大入賞口10を開放する。尚、1Rの上限入賞数は10個、上限開放時間は30秒であり、上限入賞数または上限開放時間のいずれかが満たされた場合に1Rを終了する。
遊技機1側から出力される遊技信号は次に示す通りである。
「アウト信号」=使用玉を回収するアウトボックスから出力される信号である。回収玉(使用玉、打込玉)10玉に対して1パルスが出力され、アウト信号数×「10」がアウト(使用数)として特定される。遊技機1から出力されても良い(使用媒体信号)。
「セーフ信号」=遊技機1から出力される信号である。払出玉10玉に対して1パルスが出力され、セーフ信号数×「10」がセーフ(払出数)として特定される。補給装置からの補給信号をセーフ信号としても良い(払出媒体信号)。
「始動入賞信号」=遊技機1から出力される信号である。始動口9への入賞1回につき1パルスが出力される。
「有効始動信号」=遊技機1から出力される信号である。始動口9への入賞に応じて変動する図柄表示部12における図柄変動1回につき1パルスが出力される。
「大当たり信号」=遊技機1から出力される信号である。所定条件が成立(図柄表示部12において特定図柄を表示するなど)した場合に発生し、大入賞口10への入賞率が高まる(開放する)大当たり中にレベル信号が出力される。
「確変信号」=遊技機1から出力される信号である。確変中及び時短中にレベル信号が出力される。尚、時短状態を示す時短信号でも良い(特別遊技状態信号)。
「売上信号」=貸出装置2から出力される信号である。遊技者から受付けた貨幣などの有価価値を対価として貸出した売上玉25玉(100円)に対して1パルスが出力される。売上信号×100が売上額として特定される。
貸出装置2は、遊技者が貨幣を投入するための貨幣投入口13、対応する遊技機1の遊技データや各種情報を表示すると共に遊技者が操作可能なタッチパネルスイッチを形成する情報表示部14、従業員が携帯する操作リモコンから送信されたリモコン信号を受信する受光部15、遊技者が投入した貨幣を返却するための貨幣返却口16、パチンコ玉を遊技機1の上皿へと払出す玉払出口(ノズル)17を備えて構成されている。
中継装置3は、遊技機1側から遊技信号(アウト信号、セーフ信号、始動入賞信号、有効始動信号、大当たり信号、確変信号、売上信号)を受信すると、これら受信した遊技信号を管理装置4に送信する。管理装置4は、図11ないし図13にフローチャートにて示す処理を行うことで遊技機1側から受信した遊技信号に基づいて図2に示す素データ一覧及び図3に示す遊技情報集計を作成する。ここで、管理装置4が行う第1の信号受信処理、第2の信号受信処理及び状態信号受信処理を順次説明する。
(1)第1の信号受信処理
管理装置4は、第1の信号受信処理を開始すると、遊技機1側からアウト信号を受信したか否かを判定し(S1)、遊技機1側からセーフ信号を受信したか否かを判定する(S2)。次いで、管理装置4は、遊技機1側からアウト信号を受信したと判定すると(S1:YES)、素データ一覧における対応する遊技機1のアウトを加算し(S3)、対応する遊技機1で大当たりフラグを「1」に設定しているか否かを判定する(S4)。
そして、管理装置4は、対応する遊技機1で大当たりフラグを「1」に設定していると判定すると(S4:YES)、素データ一覧における対応する遊技機1のT1アウトを加算し(S5)、素データ一覧における対応する遊技機1のTアウトを加算し(S6)、リターンする。一方、管理装置4は、対応する遊技機1で大当たりフラグを「1」に設定していない(大当たりフラグを「0」に設定している)と判定すると(S4:NO)、対応する遊技機1で甘フラグを「1」に設定しているか否かを判定し(S7)、対応する遊技機1で甘フラグを「1」に設定していると判定すると(S7:YES)、素データ一覧における対応する遊技機1のTアウトを加算し(S6)、リターンする。また、管理装置4は、対応する遊技機1で甘フラグを「1」に設定していない(甘フラグを「0」に設定している)と判定すると(S7:NO)、素データ一覧における対応する遊技機1のTアウトを加算することなくリターンする。
また、管理装置4は、遊技機1側からセーフ信号を受信したと判定すると(S2:YES)、素データ一覧における対応する遊技機1のセーフを加算し(S8)、対応する遊技機1で大当たりフラグを「1」に設定しているか否かを判定する(S9)。そして、管理装置4は、対応する遊技機1で大当たりフラグを「1」に設定していると判定すると(S9:YES)、素データ一覧における対応する遊技機1のT1セーフを加算し(S10)、素データ一覧における対応する遊技機1のTセーフを加算し(S11)、リターンする。
一方、管理装置4は、対応する遊技機1で大当たりフラグを「1」に設定していない(大当たりフラグを「0」に設定している)と判定すると(S9:NO)、対応する遊技機1で甘フラグを「1」に設定しているか否かを判定し(S12)、対応する遊技機1で甘フラグを「1」に設定していると判定すると(S12:YES)、素データ一覧における対応する遊技機1のTセーフを加算し(S11)、リターンする。また、管理装置4は、対応する遊技機1で甘フラグを「1」に設定していない(甘フラグを「0」に設定している)と判定すると(S12:NO)、素データ一覧における対応する遊技機1のTセーフを加算することなくリターンする。
(2)第2の信号受信処理
管理装置4は、第2の信号受信処理を開始すると、遊技機1側から始動入賞信号を受信したか否かを判定し(S21)、遊技機1側から有効始動信号を受信したか否かを判定し(S22)、遊技機1側から売上信号を受信したか否かを判定する(S23)。管理装置4は、遊技機1側から始動入賞信号を受信したと判定すると(S21:YES)、対応する遊技機1で甘フラグを「0」に設定しているか否かを判定し(S24)、対応する遊技機1で甘フラグを「0」に設定していると判定すると(S24:YES)、素データ一覧における対応する遊技機1の通常始動入賞を加算し(S25)、リターンする。一方、管理装置4は、対応する遊技機1で甘フラグを「0」に設定していない(甘フラグを「1」に設定している)と判定すると(S24:NO)、素データ一覧における対応する遊技機1の甘中始動入賞を加算し(S26)、リターンする。
また、管理装置4は、遊技機1側から有効始動信号を受信したと判定すると(S22:YES)、対応する遊技機1で甘フラグを「0」に設定しているか否かを判定し(S27)、対応する遊技機1で甘フラグを「0」に設定していると判定すると(S27:YES)、素データ一覧における対応する遊技機1の通常有効始動を加算し(S28)、リターンする。一方、管理装置4は、対応する遊技機1で甘フラグを「0」に設定していない(甘フラグを「1」に設定している)と判定すると(S27:NO)、素データ一覧における対応する遊技機1の甘中有効始動を加算し(S29)、リターンする。また、管理装置4は、遊技機1側から売上信号を受信したと判定すると(S23:YES)、素データ一覧における対応する遊技機1の売上額を加算し(S30)、リターンする。
(3)状態信号受信処理
管理装置4は、状態信号受信処理を開始すると、いずれかの遊技機1の大当たりフラグを「0」に設定しているか否かを判定し(S31)、いずれかの遊技機1の大当たりフラグを「0」に設定していると判定すると(S31:YES)、対応する遊技機1からの大当たり信号の受信を開始したか否かを判定し(S32)、対応する遊技機1からの大当たり信号の受信を開始したと判定すると(S32:YES)、対応する遊技機1の大当たりフラグを「1」に設定し(S33)、対応する遊技機1の甘フラグを「0」に設定しているか否かを判定する(S34)。
次いで、管理装置4は、対応する遊技機1の甘フラグを「0」に設定していると判定すると(S34:YES)、素データ一覧における対応する遊技機1の通常大当たりを加算し(S35)、対応する遊技機1の甘フラグを「0」に設定していない(甘フラグを「1」に設定している)と判定すると(S34:NO)、素データ一覧における対応する遊技機1の甘中大当たりを加算し(S36)、対応する遊技機1からの大当たり信号の受信を終了したか否かを判定する(S37)。
次いで、管理装置4は、対応する遊技機1からの大当たり信号の受信を終了したと判定すると(S37:YES)、対応する遊技機1の大当たりフラグを「0」に設定し(S38)、対応する遊技機1の甘フラグを「0」に設定しているか否かを判定し(S39)、対応する遊技機1の甘フラグを「0」に設定していると判定すると(S39:YES)、対応する遊技機1からの確変信号の受信を開始したか否かを判定し(S40)、対応する遊技機1からの確変信号の受信を開始したと判定すると(S40:YES)、対応する遊技機1の甘フラグを「1」に設定する(S41)。
そして、管理装置4は、対応する遊技機1からの確変信号の受信を終了したか否かを判定し(S42)、対応する遊技機1からの確変信号の受信を終了したと判定すると(S42:YES)、対応する遊技機1の甘フラグを「0」に設定し(S43)、リターンする。また、管理装置4は、対応する遊技機1の甘フラグを「0」に設定していない(甘フラグを「1」に設定している)と判定すると(S39:NO)、この場合も、対応する遊技機1からの確変信号の受信を終了したか否かを判定し(S42)、対応する遊技機1からの確変信号の受信を終了したと判定すると(S42:YES)、対応する遊技機1の甘フラグを「0」に設定し(S43)、リターンする。
管理装置4は、以上に説明した処理を行うことにより図2に示す素データ一覧及び図3に示す遊技情報集計を作成する。図2に示す素データ一覧における各項目の意味は次に示す通りである。
「アウト」=アウト信号に基づいた遊技機1にて使用された遊技媒体数(使用数)
「セーフ」=セーフ信号に基づいた遊技機1が払出した遊技媒体数(払出数)
「始動入賞」=始動入賞信号に基づいた遊技機1における始動入賞数(「通常」は通常状態に対応し、「甘中」は甘モード中(特別遊技状態であり、特別遊技状態信号(確変信号)受信中)に対応する)
「有効始動」=有効始動信号に基づいた遊技機1における役物を作動させた始動入賞数(大当たり抽選回数)
「売上額」=対応する貸出装置2にて貸出した売上を伴う貸出玉である売上玉に対する対価(貸出装置2への投入金額)
「大当たり」=大当たり信号に基づいた大当たり数、「通常」は通常状態に発生した大当たり数で所謂「初当」数
「Tアウト」=大当たり中及び甘中のアウト
「Tセーフ」=大当たり中及び甘中のセーフ
「T1アウト」=大当たり中のアウト
「T1セーフ」=大当たり中のセーフ
また、図3に示す遊技情報集計における各項目の意味は次に示す通りである。
「ベース」=状態(通常、甘中)毎の出玉率
通常のベース=(セーフ−Tセーフ)÷(アウト−Tアウト)
甘中のベース=(Tセーフ−T1セーフ)÷(Tアウト−T1アウト)
尚、「セーフ−Tセーフ」は通常のセーフ(Bセーフ)、「アウト−Tアウト」は通常のアウト(Bアウト)、「Tセーフ−T1セーフ」は甘中のセーフ、「Tアウト−T1アウト」は甘中のアウトに相当し、素データとして直接的に集計することも可能であるので、適宜入替えて採用しても良い。
「入賞率(単位入賞情報)」=状態毎の単位アウト(100)(所定数の使用数)に対する始動入賞数
通常の入賞率=通常始動入賞÷(アウト−Tアウト)×単位アウト
甘中の入賞率=甘中始動入賞÷(Tアウト−T1アウト)×単位アウト
「有効率」=状態毎の単位アウトに対する有効始動数
通常の有効率=通常有効始動÷(アウト−Tアウト)×単位アウト
甘中の有効率=甘中有効始動÷(Tアウト−T1アウト)×単位アウト
「T1Y」=平均大当たり中出玉数=(T1セーフ−T1アウト)÷合計大当たり数
尚、合計大当たり数=通常大当たり数+甘中大当たり数
「T1O」=平均T1アウト=T1アウト÷合計大当たり数
「出玉率」=アウトに対するセーフの割合(払出率)=セーフ÷アウト
「Bサ」=通常の差引遊技媒体数=(アウト−Tアウト)−(セーフ−Tセーフ)
「客滞率」=売上玉に対するBサの割合
Bサ÷売上玉
尚、売上玉=売上額÷貸単価
「粗利」=遊技による遊技場側の営業利益=売上額−{売上玉−(アウト−セーフ)}×交換単価
尚、本実施形態では、貸単価=4円、交換単価=3.3円として演算している。
管理装置4は、これら作成した素データ一覧及び遊技情報集計に基づいて図4ないし図6に示す始動情報集計を作成して管理すると共に図7に示す通常入賞率毎有効率集計を作成して管理する。
図4に示す始動情報集計は、図2に示した素データ一覧及び図3に示した遊技情報集計を遊技機種毎に入賞率、有効率、及び有効始動率である始動情報を集計したものである。図5に示す始動情報集計は、複数日の期間における遊技機毎の始動情報を集計したものである。図6に示す始動情報集計は、複数日の期間における遊技機種毎の始動情報を集計したものである。図7に示す通常入賞率毎有効率集計は、複数日の期間における遊技機種毎の始動率に対応した有効始動率を集計したものである。図7では、入賞率始値及び入賞率終値を複数段階に予め設定しておき、営業日毎の入賞率がどの範囲に属するかにより、遊技情報(通常始動入賞と通常有効始動)を抽出し、その抽出した遊技情報により特定(通常有効始動の合計値÷通常始動入賞の合計値)した有効始動率を表している。尚、始動有効率だけを抽出し、その平均値を集計しても良い。尚、平均は、集計対象全体の平均値であり、図4、図6及び図7の平均は遊技場全体の平均値を示しており、図5の平均は機種毎の平均値を示している。
管理装置4は、図8に示す遊技機1のスペック値(仕様上の数値)を管理者による操作入力により受付可能である。図8に示す遊技機1のスペック値における各項目の意味は次に示す通りである。
「平均継続数(理論継続数)」=大当たり発生から通常状態となる(甘モードの終了)までに発生する大当たり数の期待値であり、甘モードが確変状態のみであれば1÷(1−確変率)となるが、本実施例では遊技機1が確変状態の終了後には時短状態となり、時短状態中に大当たりが発生することも考慮して確変率に対応する3回に0.5回(時短状態中に大当たりが発生する期待値)分を加算した値を平均継続数とした。
「TS」=通常における大当たり発生確率の逆数(大当たり発生までの平均スタート)。
「TSA」=甘中における大当たり発生確率の逆数(大当たり発生までの平均スタート)。甘中は時短状態も含まれる為、確変時の大当たり確率の逆数よりも大きな値がTSAとなる。
また、管理装置4は、図2及び図3に基づいて集計した図9に示す実データと図4ないし図7に基づいて集計した参照有効始動率とに基づいて図10に示す遊技情報を補正した補正値を集計する。図9に示す実データ及び図10に示す補正値は遊技機ID「1」の遊技機1を対象としたデータである。即ち本発明でいう対象期間特定手段が図2、及び図3に対応する営業日を対象期間として特定し、本発明でいう対象遊技機特定手段が遊技機ID「1」の遊技機1を対象遊技機として特定し、補正手段が補正対象情報となる遊技情報を補正することで図10に示す補正値を特定していることになる。尚、対象期間や対象遊技機を特定の期間や遊技機に固定することで選択できない構成としても良い。また、図9は、説明上記載したが、図2に示した素データ一覧及び図3に示した遊技情報集計を抽出しただけなので、別途記憶領域を設けなくとも良い。
図10に示す補正値は、参照有効始動率を変動値として出玉率、割数等について補正した値を表した図である。尚、補正値はスペック値通りの大当たり確率にて大当たりが発生し、平均継続数だけ大当たりが継続した値をシミュレートしている。
参照有効始動率において、機種の参照有効始動率は図4に示した始動情報集計における機種Aの通常有効始動率(「93.9%」)に対応し、過去平均の参照有効始動率は図6に示した始動情報集計における機種Aの通常有効始動率(「93.8%」)に対応し、店平均の参照有効始動率は図4に示した始動情報集計における平均の通常有効始動率(「92.5%」)に対応し、台平均の参照有効始動率は図5に示した始動情報集計における遊技機ID「1」の通常有効始動率(「94.4%」)に対応し、入賞率の参照有効始動率は図7に示した通常入賞率毎有効集計における機種Aの実データの入賞率(6.3)が属する入賞率始値「6.2」から入賞率終値「6.4」の有効始動率(「94.4%」)に対応する。尚、「従来」は公知例同様に補正上、始動率、及び有効始動率を用いずに遊技機ID「1」の有効率にて遊技情報の補正した場合を例示している。
図10に示す補正値における各項目の意味は次に示す通りである。
「補正Bアウト(補正通常使用数)」=通常大当たり1回に対応する通常アウト=TS÷(通常入賞率×参照有効始動率)×単位アウト
「補正甘アウト」=通常大当たり1回に対応する甘中アウト=TSA÷(甘中入賞率×甘中有効始動率)×単位アウト×(平均継続数−1)
「補正アウト(補正使用数)」=通常大当たり1回に対応するアウト合計=補正Bアウト+補正甘アウト+T1O×平均継続数
「補正セーフ(補正払出数)」=通常大当たり1回に対応するセーフ合計=補正Bアウト×通常ベース+補正甘アウト×甘中ベース+(T1Y+T1O)×平均継続数
「補正出玉率」=補正セーフ÷補正アウト
「補正Bサ」=補正Bアウト×(1−通常ベース)
「補正売上玉(補正貸出媒体数)」=通常大当たり1回に対応する売上玉=補正Bサ÷客滞率
「補正割数」=補正交換玉(補正交換媒体数)÷補正売上玉=(補正売上玉+補正セーフ−補正アウト)÷補正売上玉
「補正玉単価」=補正アウトに対する売上額=補正売上玉÷補正アウト×貸単価
「補正玉粗利」=補正アウトに対する利益額=(補正売上玉×貸単価−補正交換玉×交換単価)÷補正アウト={補正売上玉×貸単価−(補正売上玉+補正セーフ−補正アウト)×交換単価)÷補正アウト
「補正総売上」=全体の売上額=補正玉単価×アウト。尚、アウト=実データ
「補正総粗利」=全体の利益額=補正玉粗利×アウト
具体的な数値を挙げて説明すると、例えば機種の補正値は、
「補正Bアウト」=360÷(6.3×93.9%)×100=6085
「補正甘アウト」=50÷(29.1×46.4%)×100×(3.5−1)=926
「補正アウト」=6085+926+220×3.5=7780
「補正セーフ」=6085×20.8%+926×91.8%+(1520+220)×3.5=8205
「補正出玉率」=8205÷7780=105.5%
「補正Bサ」=6085×(1−20.8%)=4819
「補正売上玉」=4819÷168%=2874
「補正割数」=(2874+8205−7780)÷2874=1.148
「補正玉粗利」={2874×4−(2874+8205−7780)×3.3}÷7780=0.08
「補正総売上」=(2874÷7780×4)×49480=73102
「補正総粗利」=0.08×49480=3878
これと同様にして、過去平均の補正値、店平均の補正値、台平均の補正値、入賞率の補正値を計算することができる。尚、図10では、遊技機ID「1」の遊技情報を補正している場合を説明したが、遊技機1毎だけでなく、遊技機種単位、遊技島単位、或いは遊技場全体で遊技情報を補正しても良い。また、複数日分の遊技情報を集計した上で補正しても良い。
図10により、従来の補正値であれば例えば粗利等が低い為、入賞率を下げる釘調整を行う必要があると考えられていたが、他の補正値を参照することにより、ほぼ適正な粗利額になり、補正された粗利額は遊技機ID「1」の遊技機で遊技した遊技者が止打行為を行った効果により低いとして釘調整の必要がないと判断することができる。
以上に説明したように本実施形態によれば、大当たり確率により営業割数や出玉率等の遊技情報を補正する場合に、たとえ始動入賞率が同じであっても遊技者の技術レベル等の要因により変動し得る有効始動率を参照有効始動率として遊技情報を補正するようにしたので、従来の補正された遊技情報により釘調整を反映し得なかった要因を排除して遊技情報を適切に補正することができ、従来に比してより如実に釘調整を反映した遊技情報に補正することができる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形または拡張することができる。
図8のスペック値、或いは図9の客滞率等は、操作入力以外に遊技機メーカー等が提供する情報サイトから情報入力しても良い。
図10において、複数種類の参照有効始動率を用いて複数種類の補正値を計算したが、いずれか1種類の補正値を計算するだけでも良い。
図10において、参照有効始動率として、通常状態中の始動有効率のみを採用したが、甘中の始動有効率についても参照有効始動率として採用しても良い。勿輪、甘中については従来通り有効始動率により特定しても良い。また、補正セーフを求める場合のT1Y+T1Oという演算式は平均T1セーフを示す演算式なので、そのまま平均T1セーフを採用しても良い。更に、簡易的に補正Bアウトに実データのTアウトの大当たり平均値を加算して補正アウトを算出したり、補正Bセーフに実データのTセーフの大当たり平均値を加算して補正セーフを算出したりする等、影響の少ない甘中、大当たり中に相当するデータに実データを採用しても良い。
実施形態では、TS÷(始動入賞率×参照有効始動率)×単位アウトとして補正Bアウトを特定したが、上記した演算式は、TS×Bアウト÷(通常始動入賞×参照有効始動率)に展開することができる。即ちいずれの演算式を採用しても良く、後者により特定する場合、特許請求の範囲における対応使用数は実績値のBアウト(即ちアウト−Tアウト)となり、対応情報とはいずれ(単位アウトまたはBアウト)を対応使用数とするかを特定可能な情報となる。
図2に示した素データ一覧及び図3に示した遊技情報集計を営業日単位で記憶したが、複数日単位、或いは所定時間毎等、その単位は営業日のみに限定されない。
始動口数や、大当たり種別(R数)は、複数あっても良い。
参照有効始動率として、会員毎に有効始動数と始動入賞数とを集計し、その集計値の平均値、即ち会員毎の平均有効始動率を採用しても良い。また、その際に、集計対象期間を設定したり、機種毎等に設定した会員毎の平均有効始動率を採用したりしても良い。
例えばアウト×(1−補正出玉率)により演算される補正差玉数等の遊技情報を補正値として採用しても良い。また、本発明における特定とは演算する過程の上で特定する概念をも含めた概念である。
特別状態信号が大当たり中に出力される遊技機を管理対象としても良い。この場合、大当たり状態を甘モード状態(確変)に優先させて状態判定を行えば、本実施形態と同様の状態判定を行うことが可能である。
複数の遊技場に設けられる管理装置から送信される遊技情報を受信して集計するサーバにおいて図4ないし図10に示した各種情報を管理しても良い。勿論、管理装置の処理の一部を中継装置等に行わせても良い。即ち本発明における遊技情報管理装置とはサーバや中継装置等をも含めた概念である。
本発明の一実施形態を示す遊技場内システムの全体構成図 素データ一覧の一例を示す図 遊技情報集計の一例を示す図 始動情報集計の一例を示す図(その1) 始動情報集計の一例を示す図(その2) 始動情報集計の一例を示す図(その3) 通常入賞率毎有効率集計の一例を示す図 遊技機のスペック値の一例を示す図 実データの一例を示す図 補正値の一例を示す図 フローチャート(その1) フローチャート(その2) フローチャート(その3)
符号の説明
図面中、1は遊技機、4は管理装置(補正手段、遊技情報特定手段、対象期間特定手段、対象遊技機特定手段、始動率特定手段、対応使用数特定手段、実績情報特定手段、補正使用数特定手段、抽出手段、単位情報特定手段、設定手段、振分手段、対象入賞情報特定手段、対象始動率特定手段、補正払出数特定手段、仕様情報記憶手段、記憶手段、受信手段)である。

Claims (4)

  1. 始動口への入賞に応じて予め設定されている理論上の大当たり確率にて大当たり抽選を行い、その抽選結果に応じて図柄変動を行い、その図柄変動の変動結果に応じて大当たり状態を発生させ、更に図柄変動中に新たに始動口へと入賞した場合には所定数を上限として大当たり抽選の対象となる図柄変動を保留する遊技機の遊技情報を管理対象とし、理論上の大当たり確率通りに大当たり状態が発生した場合に必要となる遊技に使用される遊技媒体数である補正通常使用数に基づき、出玉率、売上額、営業割数、及び営業粗利の内少なくとも1つに対応する遊技情報である補正対象情報を補正する補正手段を備えた遊技情報管理装置であって、
    遊技機側から出力される遊技に使用された遊技媒体数である使用数を特定可能な使用媒体信号、及び始動口への入賞数である始動入賞数を特定可能な始動入賞信号を遊技信号として受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した遊技信号により、前記使用数、及び前記始動入賞数を少なくとも含む遊技情報を遊技機毎に特定する遊技情報特定手段と、
    前記補正手段による遊技情報の補正対象となる期間である対象期間を特定する対象期間特定手段と、
    前記補正手段による遊技情報の補正対象となる遊技機、或いは遊技機グループである対象遊技機を特定する対象遊技機特定手段と、
    前記対象遊技機特定手段が特定する対象遊技機についての理論上の大当たり確率の逆数である理論TSを少なくとも特定可能な情報である仕様情報を受付けて記憶する仕様情報記憶手段と、
    前記遊技情報特定手段により特定される遊技情報、或いは所定の入力操作により、前記始動入賞数に対する前記大当たりの抽選回数の割合を示す有効始動率を参照有効始動率として特定する始動率特定手段と、
    所定数の前記使用数、或いは前記対象期間特定手段が特定した対象期間における、前記対象遊技機特定手段が特定した対象遊技機について前記遊技情報特定手段により特定された前記使用数である対応使用数を特定可能な情報である対応情報を記憶し、その対応情報により対応使用数を特定する対応使用数特定手段と、
    前記対象期間における対象遊技機について前記遊技情報特定手段により特定された遊技情報により、対象期間における対象遊技機についての前記対応使用数に対応する前記始動入賞数を示す入賞情報である実績入賞情報を特定する実績情報特定手段と、
    前記実績情報特定手段が特定した前記実績入賞情報に、前記始動率特定手段が特定した前記参照有効始動率を乗じた値により前記仕様情報記憶手段が記憶する前記仕様情報により特定される前記理論TSを除し、更に前記対応使用数特定手段が特定する前記対応使用数を乗じた値を前記補正通常使用数として特定する補正使用数特定手段と、を備えたことを特徴とする遊技情報管理装置。
  2. 前記遊技情報特定手段が特定した遊技情報を単位期間毎に遊技機、或いは遊技機グループ単位で記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段が記憶する遊技情報の内、所定の単位期間を抽出期間とし、所定の遊技機、或いは遊技機グループを抽出遊技機として、抽出期間における抽出遊技機についての遊技情報を抽出する抽出手段と、を備え、
    前記受信手段は、大当たり抽選回数を特定可能な大当たり抽選信号を遊技信号として受信可能に構成され、
    前記遊技情報特定手段は、大当たり抽選回数を含む遊技情報を特定し、
    前記抽出手段は、前記対象期間特定手段が特定した対象期間、及び前記対象遊技機特定手段が特定した対象遊技機の内、少なくとも一方が異なる抽出期間における抽出遊技機について抽出した遊技情報が示す有効始動率を抽出有効始動率として特定し、
    前記始動率特定手段は、前記抽出手段が特定した抽出有効始動率を前記参照有効始動率として特定することを特徴とする請求項1に記載した遊技情報管理装置。
  3. 前記記憶手段が記憶する単位期間毎における遊技機、或いは遊技機グループ単位の遊技情報が示す所定数の前記使用数に対応する始動入賞数を示す単位入賞情報を特定する単位情報特定手段と、
    所定数の前記使用数に対応する始動入賞数についての情報範囲を複数段階に区分けして設定する設定手段と、
    前記単位情報特定手段が特定する単位入賞情報が前記設定手段により設定される情報範囲のいずれに属するのかに基づいて、前記記憶手段により記憶される遊技情報を情報範囲に対応付けて振り分ける振分手段と、
    前記対象期間特定手段が特定した対象期間における、前記対象遊技機特定手段が特定した対象遊技機について前記遊技情報特定手段により特定された遊技情報により、対象期間における対象遊技機についての所定数の使用数に対応する始動入賞数を示す対象入賞情報を特定する対象入賞情報特定手段と、
    前記対象入賞情報特定手段により特定される対象入賞情報が属する前記設定手段により設定される情報範囲を特定すると共に、その特定した情報範囲に対応付けて前記振分手段により振り分けられた遊技情報が示す有効始動率を対象有効始動率として特定する対象始動率特定手段と、を備え、
    前記始動率特定手段は、前記対象始動率特定手段が特定した対象有効始動率を前記参照有効始動率として特定することを特徴とする請求項2に記載した遊技情報管理装置。
  4. 理論上の大当たり確率通りに大当たり状態が発生した場合において遊技により払い出しが見込まれる遊技媒体数である補正払出数を特定する補正払出数特定手段を備え、
    前記受信手段は、遊技により払い出された遊技媒体数である払出数を特定可能な払出媒体信号、大当たり状態の発生状況を特定可能な大当たり信号、及び遊技機において通常遊技状態よりも大当たり状態が発生し易い状態である特別遊技状態の発生状況を特定可能な特別状態信号を遊技信号として受信可能に構成され、
    前記仕様情報記憶手段により受付けて記憶される仕様情報は、前記理論TSとして通常遊技状態に対応する理論通常TS、及び特別遊技状態に対応する理論特別TSとを特定可能な情報である一方、大当たり状態となってから特別遊技状態が終了するまでに理論上発生し得る大当たり状態回数の期待値である理論継続数を特定可能な情報であり、
    前記始動率特定手段は、通常遊技状態に対応する前記参照有効始動率を参照通常有効始動率として特定し、
    前記対応使用数特定手段は、通常遊技状態に対応する対応使用数を対応通常使用数として特定する一方、特別遊技状態に対応する対応使用数を対応特別使用数として特定し、
    前記実績情報特定手段は、通常遊技状態における前記実績入賞情報を実績通常入賞情報として特定し、対象期間における対象遊技機について特定された遊技情報により対象期間における対象遊技機についての通常遊技状態における出玉率である通常ベース、特別遊技状態における出玉率である特別ベース、大当たり状態における平均使用数である平均大当たり使用数、及び大当たり状態における平均払出数である平均大当たり払出数、或いは大当たり状態における払出数と使用数との差である大当たり出玉数の平均である平均出玉数を特定し、
    前記補正使用数特定手段は、(式1)より理論上、通常遊技状態において遊技機を大当たり状態とさせる為に必要な前記使用数を前記補正通常使用数として特定し、対象期間における対象遊技機についての特別遊技状態における前記実績入賞情報である実績特別入賞情報、及び特別遊技状態に対応する前記参照有効始動率である参照特別有効始動率、または対象期間における対象遊技機についての特別遊技状態における大当たり抽選回数である実績特別抽選情報に基づいて(式2)より理論上、遊技機が大当たり状態となってから理論継続数だけ大当たり状態が発生した場合に必要な特別遊技状態における使用数を補正特別使用数として特定し、更に(式3)より前記補正使用数を特定し、
    前記補正払出数特定手段は、(式4)より前記補正払出数を特定し、
    前記補正手段は、出玉率に対応する遊技情報を前記補正対象情報として補正する場合には(式5)より特定される演算値を補正出玉率として特定し、営業割数に対応する遊技情報を前記補正対象情報として補正する場合には(式6)、(式7)、及び(式8)より特定される演算値を補正営業割数として特定し、営業粗利に対応する遊技情報を前記補正対象情報として補正する場合には(式6)、(式7)、及び(式9)より特定される演算値を補正営業粗利として特定することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載した遊技情報管理装置。
    (式1)
    補正通常使用数=理論通常TS÷(実積通常入賞情報×参照通常有効始動率)×対応通常使用数
    (式2)
    補正特別使用数=[理論特別TS÷{(実績特別入賞情報×参照特別有効始動率)、或いは実績特別抽選情報}×対応特別使用数]×(理論継続数−1)
    (式3)
    補正使用数=補正通常使用数+補正特別使用数+平均大当たり使用数×理論継続数
    (式4)
    補正払出数=補正通常使用数×通常ベース+補正特別使用数×特別ベース+{平均大当たり払出数、或いは(平均出玉数+平均大当たり使用数)}×理論継続数
    (式5)
    補正出玉率=補正払出数÷補正使用数
    (式6)
    補正貸出媒体数=補正通常使用数×(1−通常ベース)÷客滞率
    (式7)
    補正交換媒体数=補正貸出媒体数+補正払出数−補正使用数
    (式8)
    補正営業割数=補正交換媒体致÷補正貸出媒体数
    (式9)
    補正営業粗利=補正貸出媒体数×貸出単価−補正交換媒体数×交換単価
    但し、貸出単価は遊技場における1の遊技媒体に対する貸出対価、交換単価は遊技場における1の遊技媒体に対する交換対価、客滞率は遊技場における遊技者に対して貸し出された遊技媒体数である貸出媒体数に対する通常遊技状態における差数の割合を示す。
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