JP2012082579A - ハイブリッド排水器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 器具通気の吸気口を器具内部に設け、排水トラップの封水破壊を防ぎ、封水の蒸発を抑制し保水を長期に保つ事。
又集合排水管内で、発生する正圧等の影響を防ぐ事。
器具容器内の装置部品を着脱分離し、洗浄やメンテナンスを容易にし、それらの仕組みを一体化する。
【解決手段】 母体はバケツ状の容器下部に排水排出口を成す外郭容器を用い、その内部に挿入着脱する、通気弁は排水路内に吸気口を設け・通気路遮壁・封水トラップ遮壁・から成るインナー部品を形成し、
母体に装着したトラップ内で発生した負圧で、通気路で繋がる弁室の弁を開き、トラップ内に通気して負圧を解消し定量の封水を残し、トラップ直後の排水流出口内に、着脱できる逆流防止弁を設け、排水を未使用時、流入口に蓋を被せ封水の蒸発を抑制する・封水トラップ・通気・逆止の一連の仕組みを一体に形成する、排水器具を成す物で、排水システムの通気問題の解決を図る。
【選択図】図1

Description

本発明は、管を用いる自然排水設備に必要な、排水管の通気で排水口自体を封水トラップとし、その封水を保護する物で、合流排水管内で発生しトラップに影響を及ぼす負圧正圧を防止する仕組であり、排水システムの排水通気器具の分野である。
自然排水設備の中で、管を用い動水勾配を施す排水設備は、多様な器具や床排水等を其々枝管から主管へと合流し排水しますが、排水管を通じ匂いやガス及び虫などが室内へ侵入するのを防ぐため排水トラップを設けるが、排水が管内を流れるとき、その先端には正圧(+厚・昇圧)が発生し、その流れの後方には、負圧(−圧・減圧)が発生する、それらの影響で、トラップの封水破壊(、自己サイホン・誘引・跳ね出し作用)が起こり、封水減や風水破壊を招く、
トラブルを防ぎ管内を清楚に保つ、新鮮な空気を導入する通気を施す必要がある。
封水トラップは、排水管の曲がり継手や多数の排水管が繋がる主管内で発生する正圧・負圧の影響を受ける。
排水が、流路を満たされて流れるトラップ直後の導管内に空気を追従し、負圧を解消する各個通気(其々の器具ごとに通気する)の排水配管システムはあるが、問題が多く汎用には至らない。
従来の排水の配管通気は、二管方式やループ式その他の通気が用いられるが、管を用いた通気方式は、排水管の流れと勾配が逆勾配にする必要があり、それは通気管の内壁に発生した結露水が溜まるのを防ぎ、管内のガスや臭気を上方へ排出する為である、建物の都合により通気の機能上ルート確保が出来ず、配管による個別通気は出来ない事がある。
先考通気装置は、排水器具類の排水トラップ後方排水管に通気装置を組み込むため、通気の吸気口は装置外に付随し、通気装置弁の不具合により装置の吸気口から排水が漏れる恐れもある、又トラップ配管の二次側通気だと床排水等は、通気配管も従来の通気装置も、装備出来ない事がある。
洗い床や台所に使用される、此れまでのワントラップは配管が垂直に立下がり、床を貫通埋設配管する事もあり、ベルトラップ後方の通気は無理がある、又流しのトラップ後の立下りに取り付ける通気装置も、通気にタイムラグも出来るから、(タイムラグは、トラップの排水排出口から排水導管に設ける吸気口の接続部が、幾分か下流へ離れる事で、排出口で吸気の欲求が始まっても、そこより先方下流にある吸気口の接続口は流水途中にあり、その後方がそこを通過するまでの時差が起こり封水減を引き起こす、等々の問題があり対応が求められる。
国際公開 WO01/006065 特開2001−78057号広報 特開2004−332284 特開2001−26959号公報
自然排水システムの、排水トラップの封水破壊を防ぐ事、又排水集合管内に発生する負圧や正圧を防ぎ新鮮な空気を取り入れ、トラップ封水に影響を及ぼさない事、更に封水の蒸発を抑制する事、器具を分離分解して洗浄やメンテナンスを容易に行える物である事、
排水トラップの器具やその取り付け部及び接続部等その付近の外部に水漏れや排出を起こさない物である事。
樹脂やステンレス素材を用い、バケツ状の外郭容器を用い、上部に排水流入口、下部に排水流出口を設け、その内部に挿入着脱する、封水トラップを設けそれに連動する通気弁は、排水路内に吸気口を備える通気装置を組み合わせ、合成インナー部品を形成し、
そのトラップを通過した排出口の排水流れを一方通行にする逆止弁を装着し、一体化する物。
トラップ内で発生した負圧により通気路で繋がる弁室の弁が開き、トラップ内に通気して負圧を解消し定量の封水を残し、排水を未使用時、上部流し口に蓋を被せ封水の蒸発を抑制する・封水トラップ・通気・逆止の一連の仕組みを特徴とする、排水口として機能を一体に集約する、排水器具を成す物で、排水システムの通気問題を解決する。
排水トラップはもとより排水集合管、で発生する負圧や正圧によるトラブルを解消と同時に新鮮な空気を導入、スムーズに排水し通気の不備を無くし管内を清楚に保つ。
万一通気の仕組みにトラブルが発生しても、吸気口が排水器具内部に有り、排水道中の外部に一滴の水もこぼれる事は無い。
器具内が汚れても母体は設置したままの状態でインナー部品だけ取り出して洗浄でき、他のメンテナンスも容易になり、排水口器具事態で、必要な機能は完結出来る事から、機能向上し、排水に封水トラップを必要とする全てに使用可能で、排水システムの各個通気を可能にし、ハイブリッド排水口は、その先排水集合管内で発生する、負圧や正圧にも常に対処し、各個通気化が出来れば縦主管の伸張通気以外の通気は不要にする事が出来る。
尚排水未使用時器具流入口に蓋をすれば、蒸発による封水の減水を抑制し、保水を長期間留める事が出来る。
ハイブリッド排水口器具1型、立垂直流しの弁室張出し形状にワントラップ式の実施 概様図である。 通気弁の構造と種類を示す。 通気弁室Vr-1の弁・弁座構成と収まり斜視図。 通気弁室Vr-2の弁・弁座構成と収まり斜視図。 縦型逆流防止弁の立体透視図。 縦型逆流防止弁の見下げ平面図。 図6符号b-bの側面断面図。 図6符号Bの正面図。 横型逆流防止弁。 A 逆止弁を弁開放側から見た閉弁の正面図。 B A正面図の弁(弁蓋)が開いた図。 C B図断面の弁開き図。 D 横型逆流防止弁の斜視透視図。 横型逆流防止弁の分解部材図。 E 横型逆止弁の母体正面図。 F 母体中央の断面図。 G 母体筒内の有効拡張を示す弁正面図。 H 弁構造と弁開閉の断面図。 ハイブリッド排水口器具1型の通常時の待機状態を示す図である。 図11のA-A弁部・B-B弁座部の断面図である。 排水口器具1型のインナー部品の組み付け構成を一部カットした解説斜視図。 排水口器具1型に使用する異種部品の組み合わせ図。 図14のA-A・B-B弁周り断面図。 図14のインナー部品構成組み付け説明の斜視図。 ハイブリッド排水口器具2型寸胴式母体と異種部品の組み合わせ、排水説明図。 図17排水器具の寸胴式インナー部品の説明用部分カット斜視図。 排水口器具2型異種部品の組み合わせ説明図。 寸胴式インナー部品(通気弁室・スリーブ遮壁・カップ)立体部分カット斜視図である。 ハイブリッド排水口器具3型、スリーブ遮壁トラップ式排水横出し器具構成図。 スリーブ遮壁トラップ式インナー部品組み合せ構成斜視図。 排水口器具3型横排水の部品組み合せと機能説明図。 排水口器具3型の異種部品組み付け説明図。 スリーブ遮壁トラップ異種弁周り組み合せインナー部品斜視図。 ハイブリッド排水口器具4型、二層スリーブトラップ底排出型の構造と排水説明図。 二層スリーブトラップ分離の立体半割(弁室吸気口は透視)の説明図。 ハイブリッド排水口器具5型、二層スリーブトラップ横排出型の形状と排水説明図。
ハイブリッド排水口器具は、流れ込んだ排水が通過する時の発生現象を利用し機能をする。
バケツ状の外郭容器・円周形通気路・円周形通気弁室・中央が円形の蓋を出来る排水流入口で、断面の上から、通気弁室・その下に間を設けてトラップ・排水排出口に逆止弁、を組み合わせたハイブリッド排水口に流れ込んだ排水は内部のトラップをくぐり排出するが、内部水路を通り抜ける排水の水位が、通気弁室の下部吸気口より下がった時通気し、通気路で繋げたトラップ内で発生する負圧を解消し、排水が無くなると逆止弁は自重で閉じる。
図1は、排水口器具1の概要を断面図で示したもの、1の排水口外郭容器は底に水筒壁1aを保水に必要なだけ立ち上げ、排水排出口とし更に水筒壁1a内部に逆流防止弁CVaを挿入装着できるように形成し、その下容器外側に配管接続部1bを具え、
容器上部の外周縁に、取付用組み合せ調節付き短管フランジ、内ネジ付き12aと外ネジ付き12bで合わさる2個の短管其々にフランジを接合し、12bにインナー部品装着用の鉤型円周フックを形成した物を装着して成る外郭容器、
外郭容器に納めるインナー合成部品は、円周形の通気弁室の外周壁3上部縁外側に装着用ツバ11を備え、外郭容器にパッキンを介し上からはめ合せる事が出来る構造で、弁室底内側に吸気口7aを設け弁室内周壁4に繋がり、上部を蓋で密閉し弁室を形成し、弁室底に遮壁スリーブ2を繋げ、外郭容器1との間を設けて通気路Zrを形成し、
スリーブ壁2下部に通気ドーム2aを対極に尚中央でクロスして繋げ、ドーム底板2b中央底に通気連絡口2Cとし、それは開口縁に突起を出し接合を兼ね、そこにはめ込む形でトラップ用ワン9の通気開口9h部を嵌め留めして、水筒壁1aの排口内に縦流し逆流防止弁CVa装着枠を設け、CVaをセットした上から水筒壁1aに、ワンが中吊状に被さり水路を設け、トラップを形成し、
ハイブリッド排水口器具の外郭ボディー容器内に収める、インナー部材、通気装置に一体のワン型遮壁トラップを挿入装着する、一連の仕組みで成り立つ排水口器具。
通気は、流れ込んだ排水水位が弁室下部W1のレベルを通過した時、下方に間隔を設けて、通気路で繋げたトラップ内で発生する負圧に反応し、弁蓋6aが引き上げられ通気し、負圧を解消し自己サイホンの発生抑止により、排水が流れた後トラップ既定の封水は常に満たされる。
又個体が待機中でも、下流で他の排水と繋がる同じ配管系統に、排水が合流して排水管内で発生する負圧にも器具の通気弁は反応し通気し新鮮な空気を取り入れる。
図2は多様な通気用弁の構造と種類を図で表し説明する。
通気用弁蓋には、通気連絡口6hの有る6aは、回転ズレ止め6gの窪みは逆に突起する物でも良い、物を備えるタイプと、別に開口の無い6bタイプがある。
図記号6a-1・6b−1の其々は、弁蓋片側縁にスライドガイドVg(弁蓋が上下作動する時引っ掛かりを防ぎ、弁作動をスムースにする物)を有する物と、6a―2・6b−2図のような両縁にスライドガイドを施す物を用途に応じ使用、通気開口はマル穴6h・マル長穴6h1・角穴でも良くそれは弁座5a・5bも同様である。
弁座5Aは平型の円盤状で通気連絡口5hを開口し、ズレ止めガイド5gの窪みは逆に突起する物でも良い物を設け形成する、
弁蓋の通気口と弁座の通気口は分割した割り付けを互い違いにし、弁座に弁を合せた時閉弁する様に形成する。
5bタイプは通気連絡口を設け、ガイドは無く円盤内外縁に一定高さの脚を備える物で、脚空間は気水分離を成す。
図3でハイブリッド排水口の外郭ボディーに収まる、インナー部品弁室の構造と収まり順を示している、円周で繋がる弁室は内周壁4・外周壁3に底板で形成し、底板には吸気の開口7aを施し、弁室中間に着脱出来る弁座5aをセット、その上に弁蓋6a-1をかぶさる様にズレ止めガイド4gに沿いながらセットアップして、弁室蓋3fで密閉する、
弁室は、中間に円周の装着受台を設け弁座を装着し、弁座により上Vr2下Vr1に分かれ、下部の弁室Vr1は、水と空気を分離する空間を担い、上部弁室Vr2は、弁室外周縁に掛け留め装着用ツバ11を設け外周壁3の通気連絡口は、弁蓋が負圧で引き上げられ浮遊する、作動空間の高さを確保しその上位に通気連絡口を設けて形成され、
弁室内周壁弁座受け台から垂直にズレ止めガイドを必要な数とサイズと形状に設ける。
弁室底でスリーブ2(通気路と水路を隔てる遮壁)と繋がる弁室で、内周壁4の内側DH開口が排水流入口・水路を成す。
図4に示す通気開口の無い弁蓋6b−2は、弁座通気開口との回転ずれは問題がない為ズレ止めガイドの必要がない物で、6b−2は弁蓋両縁に設けるスライドガイドVg(上下作動時の引っ掛かりを無くすと同時に、空気の流れで浮上しやすく、軽量で強度を出し接地面を一定に保つ構造)を弁座に向かい合わせ、弁座に着座閉止し収まる。
通気口の無い弁蓋、6b−2を使用する上部弁室の通気連絡口7bは、円周外壁3の弁座に弁蓋が着座する弁座面のレベルより若干上位に開口下部が位置するように設けて形成し、弁座は脚を備え空間高さを確保するので弁座定着用の段を不要とし、両壁面はフラットに形成し、その内周壁4〜外周壁3に繋がる底に、吸気口を設けて形成する、弁室の部品構成は図3・図4の説明通り、収まりはどのタイプも共通で機能も大差なく用途により選択する物である。
図5の立体斜視部分透視図は縦型逆流防止弁で排水Wの流れで弁蓋CV5が開いて流れる状態を示す、弁蓋は流れ込む円の排水面積を確保する為に、筒内の弁座開口部を縦長長方形にして円相当開口面積とした時、弁座枠を直径中央立割に設けると弁蓋は開度が狭まる為、弁蓋CV5を二つ折れ5a・5bにする事で開度を広げ、排水流れの抵抗を最小限にした、弁構造である、
図6の逆止弁の見下げ図中、破線表示の弁蓋5aは、筒内半径の範囲内で有効面積を確保し、弁座枠の上取付軸6から垂直〜水平の開閉代を可能にし、誘導板2は流入した排水を弁へ誘導し、底3まで被る弁蓋を押し開け排水し、排水が無くなると弁蓋は自重で閉じる。
図7のb−b断面、2の傾斜のついた誘導板は、筒状の流入縁より幾分か下げて排水流入容積を確保する構造で、誘導板2と底板3の傾斜は排水の流れをスムーズに誘導する。
図8のB逆止弁の弁蓋正面、6・7は第一関節(ヒンジ)に弁板5aに第二関節8・9に弁板5bと二枚の弁蓋を連動し開放度が広がる仕組みの構造である。
縦流し逆止弁CVaは排水が終わると自閉して下流からの正圧をブロックする。
未使用時は、流入口を蓋CPで閉じれば、閉止された逆止弁との空間は密室と成り、封水の蒸発を抑止するため、保水を長期間維持する事に一役を担う。
図9・図10の横型逆流防止弁は短いスリーブCV2内の円形の中で弁CV5の開閉率を広げ流水抵抗を少なくする弁構造、A図は閉弁状態で、筒状母体に・便座CV4・間を塞ぐ壁板CV3で一体を成すボディーは、B図に示す円の中で弁を90度開く為、スリーブ内の流水開口、つまり弁座枠の開口面積を最大確保する為、弁座枠を二段開口(縮小した円開口の上部残りスペースに四角い開口部を連続して形成する)とし、C図に示す弁座枠の上部に弁を支える支柱T1を具えT1は関節の軸受けT2と一体を成し、T2へ弁のアーム関節の軸受けT3を合わせて軸T4で留め自在に動くヒンジで繋がる。
E・F図の母体に設ける支柱T1は、先端に弁アーム5aと繋ぐ関節軸受けT2を設けて形成し、弁座CV4に対し直角に設ける支柱の軸受けT2までの距離Yは、筒CV2内で弁を開閉する弁CV5は、円形の弁幅を狭め、水平にし、弁縁がボディーに触れる接点から関節(ヒンジ)の軸T4までの距離Yであり、H図に示す様な弁にアームCV5aを鉤型にして先端に軸受けT3を形成し、アームと支柱T1の長さYも合わせて形成し、弁と弁座が密着する構造とし、弁が全開の時、その鉤型取付部は、アームの長さ分弧を描く様に下がる事で弁は水平になり、流れに対する弁の抵抗を最小限にする構造の物である。
弁閉止押さえは、支柱とアーム軸にねじりばねを使用するか次の方法を用いる、
弁に取り付けた弁からアーム先端の軸受けまでの長さより幾分か長い脚長にバランス重りT5(重りは弁自体の重量より弁を押すのに必要なだけ重くした物)を弁下部に設けて、てこの原理を加える事で比重のバランスをとり、弁を弁座に密着させる
又図10のG図に示す弁座・弁の形状は、その円形の水平直線位置で、支柱T1直近まで開口を縦に引き伸ばした長円にする事で更に開口面積が広がり排水性の向上が図れる、アーム式二段開口構造で限られた容積内で小型高機能を成し得る横型逆止弁。
図11は弁室に5b・6aタイプを使用し、ハイブリッド排水口の未使用待機状態。
通気弁室の通気弁は閉止している、従って通気路Zrで繋がるトラップ9間の流れは一方通行と成り空気は戻れないし加圧するほど弁は密閉する事から、排水下流管内からのガス等の室内への侵入は防げる、
しかしトラップの封水は、下流で発生する正圧の影響を受けるので(多層階の集合排水は発生しやすい)其れは排出口1a内に縦型逆止弁CVaを装着する事で防止できる、又同じように合流管内で発生する負圧も通気弁は通気するので誘引現象も起きない物である。
図12は図11のカット部でA-Aは弁蓋の位置、B-Bは弁座の位置である。
A−A図の円周の外から、外郭ボディー容器1・通気路Zr・弁室外周壁3・弁6a・弁室内周壁4・排水流路DHの順である、
B−Bは、円周外から、外郭ボディー1・通気路Zr・弁室外周壁3・弁座5a・弁室内周壁4・排水路DHの順に形成し、其々の通気口の等分割り付け位置をずらして合さる事で閉弁する。
又仕様により引出図Rの、ズレ止めガイド6g・4gと5g・4gは窪みと突起が逆転する物もある。
通気路の先で発生した負圧で弁が引き上げられ、其れにより弁座の通気口5hを通り抜けた空気は弁蓋6aの間を流れ弁蓋を押し上げ通気口6hを経て上部弁室7bから通気路Zrへ通り抜ける。
図13はハイブリッド排水口の、外郭ボディーからインナー部品の通気室と連結するワントラップまでを引き出した斜視図で一部カットして、組み立て構成を立体的に示す図である。
インナー部材の遮壁ワンを分離した物で、弁室は蓋3fを開け弁や弁座を取り出せる。
図14はハイブリッド排水口を埋め込む時装着する防水フランジ13を装着し、通気に通気口無しの弁蓋6bを使用し、上部弁室Vr2の通気連絡口の開口位置を示し、連結されたワントラップに封水を貯えた 排水未使用の待機状態を示し、付属品の組み合わせにより、多用途に利用の幅を広げる様を示す物である。
図15は図14のA-A・B-B位置のカット図でA-Aは弁蓋6b通気口の無いタイプで、開口ずれを防ぐ回転防止ガイドの必要がない物を示し、タイプの違いを表す物である。
カット部に見る構造は、弁蓋・に通気開口が無い物でその為開口位置合わせをする必要がない物である、従ってズレ止めも不要である。
図16は、図14のインナー部品を斜視部分カットして組み付けを示し、又部品構成を解りやすくした物であり、遮壁ワンを外した物である。
通気ドームはクロスに中央で繋がり中央下部に通気口兼ワン留め2Cにワントラップを組み付ける。排水は通気ドーム横の開口水路Wrを通り、ワン外からワンをくぐり排水される。
図17のハイブリッド排水口2型は、外郭ボディーを寸胴とし通気弁室が内部へ付き出た形状で、フラットな外郭外周ボディーに合わせ弁室外周壁3とスリーブ遮壁2の形状が同面で繋がる物で、弁機能や仕組みの構成は排水口1型に同じで、
流れ込んだ排水Wは、通気ドーム2a横排水路Wrを経てトラップのワン9で隔てた水路を潜り1aの排出口にセットされる、逆流防止弁CVaを経て排水されるが、器具内を流れる排水の水位が、通気弁室下部の吸気口を水面W1が通過し、いくらかW2下がると通気が開始され、通気路で繋がったワンのトラップ内で発生する負圧を解消しトラップの封水を定量SW貯え、排水が無くなると逆止の弁CV5も自重で閉じその先方からの影響を防ぎ封水を保護する物であり実施例1の仕組みに共通する物である。
図の18は、斜視図の一部をカットしたハイブリッド排水口のインナー部品の部品構成と組み付けを、説明する図で、排水口1型との違いを示す。
一体形成の弁室Vr・通気路壁2・通気ドーム2aへの合体遮壁ワン9を離脱した物で、
弁室上蓋3fを開き、弁6a・弁座5bを取り出しでき、ワン遮壁両側の水路を広げる事が出来る形態を示す。
図の19に示す、ハイブリッド排水口2型に通気用弁6b・弁座5bの組み合わせで通気弁を成し、器具取り付けフランジは予備排水口16の付いた首長フランジ15を組み付けた物、(予備排水口16はW水槽及びオーバーブローに使用)弁室内壁は、弁座を受け止める台座の段差の無いフラットに形成する物である、
弁室Vr2の外周壁に設ける通気連絡口は、開口が弁座面に近いほど負圧に対して反応は素早い物と成るが、外周壁は弁のガイドでも有り其れを損なわない形態を成す物とする、
着脱式インナー部品を受け止める円周の台座10をトラップ・水路を考慮した高さの位置に設置して形成する、排水口器具部品組み合せの多種多様な対応性の一部を示す物である。
図20の斜視図に示す、外周壁3とスリーブ2は一体化し通気ドーム底板2bは、スリーブのツバと一体に繋がり、外郭ボディーに挿入装着時に座台にパッキン8aを介し着座、インナー部品を支えると同時に通気路を密閉するインナー部品の構造で。
通気弁6bタイプの組み合わせによる、通気連絡口の高さ位置の違いを図に示す。
図21のハイブリッド排水口器具3型の、外郭ボディー1はバケツ状の容器で、取付用の円周状ツバ、又は調整式でインナー部材装着フックを備えるフランジを上部縁に装備し、横に排出口を設ける物で、その配置高さは封水の貯め代で、円筒のボディー容器底と排出口内径下部位置の高さを貯水に必要な位置に設け、その排出口内に逆流防止弁の装着部を設ける排出口先端に配管接続ジョイントを施して、形成する物であり、
ボディー1に装着するインナー合成部品図22は、トラップ用スリーブ遮壁2上部に通気弁室図3の仕組みを用い一体を成し、ボディー1とインナー合成部品間を水路兼通気路とし、インナー合成部品の装着ツバは水路幅を確保しボディー1に接するまで設け、インナー合成部品を支え密閉する、そのツバはパッキンを介し外郭ボディーの装着フックに合わせ設置する、
外郭ボディーとスリーブ遮壁間の水路幅は、排出口面積にトラップの流水損失を加え120%前後とし、それはトラップ遮壁の先端と容器の底間の間隔も同じである、排水はその底の間を潜り排出口へ流れる、この排出口に横型逆流防止弁をセットし、排水後自動閉止する仕組みのハイブリッド排水口器具3型は、ボディーに対し横出し排水である。
図22はハイブリッド排水口器具3型のインナー部品斜視図で部品構成と収まりである。
図23は排水器具3型の使用部品の組み合わせと作動状態を説明する、CPは排水口器具の蓋で、水槽に水を溜めるだけでなく、未使用時に蓋で閉じる事で、排出口の逆止弁閉止と合わせ、容器内は密室と成り封水の蒸発を抑制し保水を長期化する事が出来る、この事はハイブリッド排水器具すべてに当てはまる事である。
通気弁室弁は図2を組み合せ図3・図4の何れかを使用して通気に対処し、排水排出口には横型逆流防止弁CVbをセットしシンプルな構造のハイブリッド排水口器具3型である。
図24は、使用部品の組み合わせ違いによる多用途の利用性を示した図である。
ボディーに対し横向きに出る排水口は方向は360度自在であり、排出口ジョイントNJにL型の継ぎ手を下向きに付ければ隅っこに配管できる。
図25は、インナー部品通気弁の使用違いの組み合わせを斜視図で示した物である。
図26は、ハイブリッド排水口器具4型で、二槽式トラップであり、一槽目の外郭ボディーは、水を溜める必要がない為、内面に突起物が無くない底で排出口を設け、容器上部縁にとり付け用ツバやフランジを設け、インナートラップ容器を掛け止めする、突起した台座をあしらえ、通気弁室に繋がるスリーブ2端部に、遮壁スリーブ2a(水路幅を確保した分のツバ付きでツバは固定用のアームにも成る)を、二層目のインナー水槽(封水を溜める)の縁枠で組み付け固定して形成し、水槽縁枠すれすれに排水連絡口(例えば排出口1bの内径40ミリの面積の130%を8個の穴に分割すると一個の穴は約8ミリ)を開け水路の間や容器の深さは排水流入口の直径に合わせて決めればよい物とする仕様の構造で、排出口に縦型逆流防止弁をセットして成る。ハイブリッド排水口器具4型である
図27は斜視図を半割にし組み合わせ、部品の着脱及び分離の様子を図で表し、容器の洗浄等メンテナンスの容易さを説明する、図の様にインナートラップを引き上げ、トラップ水槽を外し、更に遮壁スリーブも外せるし、その下排水排出口にセットの縦型逆止弁も引き出せる仕組みの構造である。
図27の通気弁室の弁蓋6bは、通気路用開口穴の代わりに、弁幅を片側へ狭めて弁室壁面との間のすき間を広げ通気路とし、通気連絡口7bも弁蓋が浮きあがる高さを見込み上部位置に設ける、仕様と構造の弁室で、又弁室の蓋をあけ弁のメンテナンスも容易に行える物
である。
分離したインナー部材の組み合わせ寸前の図である。
図28のハイブリッド排水口器具5型は、インナートラップの仕様と構造は同じで、外郭ボディー容器の排水排出口が下部横出しに形成され、逆流防止弁をCVbタイプ(横型)を使用した物で、図の排出口位置を半径ほど下げて、その下部へ容器の底を集合し勾配の付いた構造の外郭ボディーでも良く、排水口器具の対応性を広げる物である。
図1〜図28を用いハイブリッド排水口器具の構造・仕組み・組み合わせ等の説明は、水槽等から排水を流す排水管に設ける封水トラップ・通気・逆流防止を一個の器具に集約し、そのトラップを水が流れる時発生する現象自己サイホンの負圧による風水破壊を器具内流路で排水の流れの水位差により、その先トラップで発生する負圧を利用し
通気弁室から通気路を介しトラップ内へ通気し、負圧を解消し封水を貯え、排水後逆止弁は自重で閉止、水槽から排水管に繋ぎ、その先の管まで、排水口器具内の吸気口以外、水路が外部に接する所は無く、器具の中で全て解決するハイブリッド排水口である。
衛生設備排水口に集約したハイブリッド排水口器具を用いる事で、排水システムの設計から排水配管工事を簡素化、工期の短縮が出来、なお構造体への負担も軽減し、更にコストダウンも図れる其れにも増して機能向上し利用メリットは大きいし、排水設備の市場は多大である。
図1 排水口器具1型 *太字は図記号
1―排水器具1型の外郭ボディー容器(器具1は弁室張出し型)。
1a-封水溜め用水筒壁で、トラップ後の排水排出口でもある。
1b-排水放出口兼配管接続部
2―インナー部材のスリーブ、弁室と継ぎ通気路を確保する筒状の分離壁。
2a-通気路用ドーム。
2b-ドーム底板。
2C-ドーム底板の中央の通気開口兼カップ取り付け部。
3―円周状弁室の外周壁で通気口7bを有し、スリーブ2に繋がり通気路壁を兼ねる。
3f-円盤状の弁室上蓋。
4―円周状の内側壁で、底で外周壁と繋がり吸気口7aを設け弁室を形成する。
5a-弁座、円盤状で通気連絡開口を設けて成る。
6a-弁、円盤縁にスライドガイドを施した形状で通気連絡開口を数個設けて成る
7a-吸気口、(水位レベルがこの開口より低下すると吸気する)。
7b-通気連絡口、弁室からその外容器間の通気路Zrへ通じる開口である。
8―リングパッキン、弁室とトラップ容器間の通気路上部気密保持用。
8a-スリーブ下末端部気密保持用パッキン。
9―封水カップ(わん・ベル)、容器内の水溜まりに被せ内部空間とその外気を遮断する。
9h-カップ通気連絡口。
11-留めツバ段付きの突起部に引っ掛けるインナー部品のツバ。
12a-外郭容器う留める内ネジ付きフランジで、12bと組み合せる。
12b-外容器を取り付ける外ネジ付きフランジ(インナー部品を受け止める突起した円周のフックを備える)。
Z −空気。
Zr―通気路。
W −水。
W1―吸気口下端の水位レベル。
Wr−水路。
CVa-垂直型逆流防止弁。
SW-封水面上位。
SWX-有効封水代。
Vr1―下部弁室、(吸気口と弁座間に、空間を設け気水分離する)。
Vr2―上部弁室、(弁の差動空間と空気溜まり室を形成する)。
X −流水路間隔。
rp −加圧。(他の器具排水により管内の臭気等残気が押される。)
BS−臭気ガス。
CP−器具の排水流入口の蓋。
図2 通気弁種
6a-1−1 6a弁盤穴開きタイプ-1スライドガイドー1平面図、(円形の左半分図)。
6aは弁盤に通気連絡開口有りタイプ。
Vgはスライドガイド。
6hは通気連絡口。
6b−1−1は6b弁盤穴無しタイプの-1はスライドガイドで-1は平面図、(円形の右半分図)。
6bは通気連絡用開口の無いタイプ。
6a−1−2は6a−1−1図の円周断面図で−2は断面図。
6b―1−2 6b−1−1図の円周断面図。
5a-1 5a弁座盤平型タイプで-1は平面図
5aは弁座盤に通気連絡開口有り。
5hは弁座の通気連絡開口。
5a-2 弁座盤平型タイプの円周の通気口部の断面図。
6a-2-1 弁盤穴開きタイプのー2は内外両縁スライドガイド付きー1平面図、(円形の半割図)。
6aは弁盤、通気開口有りタイプ。
6hは通気開口マル穴。
6h1は通気開口マル長穴。
6h2は通気開口角穴。
6b−2−16b弁盤穴無しタイプ-2両縁スライドガイド付き−1平面図、円形半割図。
6a−2−2 6a弁盤穴開きタイプー2両縁スライドガイド−2円周断面図。
6b−2−2 6b弁盤穴無しタイプー2両縁スライドガイドー2円周断面図。
5b−1―5b弁座台脚タイプー1平面図。(弁座は5a・5b共に連絡通気口が開いている)
5bは弁座盤の縁に台脚を備える。
Sfは弁座の台脚。
4g はズレ止めガイドキー
図3
3fは弁室上蓋。
6a−1は通気開口タイプの片スライドガイド仕様の弁盤。
6gは作動ズレ止めガイド。
Vgは作動スライドガイド。
5aは弁座盤平型。
5gはズレ止めガイド。
Vrー弁室収まり。
DH−排水流入口。
図4
3fは弁室上蓋。
6b−2、穴無し弁盤の両縁に、作動スライドガイド付き弁蓋。
5bは台脚付き弁座。
Vrは弁室収まり姿図。
図5
CV1は逆流防止弁の筒状ボディー。
CV4は弁座枠。
CV5は弁板。
図6
1-
筒状ボディー。
2-
流水誘導板。
3-
底板。
4-
弁座枠。
5-

6-
第一関節の弁作動軸受け。
7-
第一関節の弁蓋軸受け。
b−b断面位置。
B-マルBは図の正面側で図9に示す。
図7
4a−弁座。
5a―第一弁板。
5b−第二弁板。
CV4=4+4a.。
CV5=5a+5b。
図8
8・9は弁板繋ぎの第二関節の軸受け。
図9
CV2はスリーブ形状のボディー(筒状の母体)。
CV3は密閉壁板。
CV4は弁座。
CV5は弁。
CV5aは弁板用アーム。
T1は弁板受けの支柱。
T2はT1の軸受け。
T3は弁板アームの軸受け。
T4は軸。
T5弁板のバランス押さえ重りト。
図10
2は筒状の母体。
3は密閉壁板。
4は弁座及び弁座枠。
5は弁。
5aは弁支持アーム。
Yはアームの長さ。
Y+は弁板からバランス重りまでの長さ。
図14
13は防水フランジ。
図19
10はインナー部品を乗せる、座台―一周し通気路の遮断も兼ねる。
14は固定フランジ。
15は首長フランジ。
16は排水開口(予備排水口)。
図21
MB-網カゴ。
1−横排水型外郭ボディー。
2−遮壁スリーブ。
CVb-横型逆止弁。
* 横型はZr通気路―Wr水路が同居する。
図22
4g―ズレ止めガイドキー。
図23
WPは溜め洗い水槽。
図24
17は固定フランジ。
18は予備排水開口。
NJは配管用ジョイント。
図26
f1は外容器取り付けツバ。
f2はフック付き留めフランジ。
2は分離壁の継ぎ足しスリーブ。
2aはトラップ遮壁スリーブ。
2bはトラップ水槽(インナー水槽)。
2Cはトラップ水槽の縁枠で(繋ぎジョイント)。
Whは排水連絡口。
図28
1Cは排水横排出口。
Jは配管接続ジョイント。
CVbは横型逆流防止弁。

Claims (6)

  1. 排水口自体のバケツ状のボディー外郭容器は、上部内周又は外周縁にネジ等を設け、取付け部材はネジ等で組み合す、フック付きフランジ・防水フランジ・組み合せ首長フランジ等は用途に応じて選択し、外郭容器は弁室と通気路の分幾らか外へ膨らむ形状の物と、寸胴形状の物で用途に応じた外郭容器を用い、
    上部に排水流入口を塞ぐ蓋を装備し、次にインナー合成部品装着部を備え、底にトラップ保水用の貯水筒兼排水排出口で、内部に逆流防止弁装着枠を具えその先外部に管接続部・ジョイント等を設ける外郭容器を形成し。
    その内部に通気路の間を設け、挿入着脱でき、分解出来る仕組みのインナー合成部品は、上部外周縁に装着用のツバを備えた円周形通気弁室で、その内側が排水流入口を成し、断面上から、円周通気弁室・通気路遮壁・トラップ遮壁・の順に落差と間隔を設け組み合わす仕組みに形成し、
    円周の弁室水路側下部底に吸気口を設け、その上に空間を設け、円周の弁座盤に通気連絡口を数等分に分散して設け、弁座とし弁室を上下に分け、
    その上にフリーの円周弁(通気連絡口を数等分に分散して設ける物と、通気口の無い物)を置き、その時弁の通気口は弁座の通気口と等分割をずらし、開口が合さる事の無いようにズレ防止ガイドを装着する、
    その弁より上位に弁の作動代を考慮した高さで、上弁室の通気路側壁に通気連絡口を形成し、通気路をトラップに通じさして、トラップは水路を残し貯水を仕切、排水排出口空間を遮断して形成し、外郭容器内に逆止弁とインナー合成部品を其々挿入装着し、排水口の排水器具を一体構成する物で。
    水路を流れる排水の水面が、通気弁室下位の吸気口を下まわった時点で、弁室の吸気口から連なる弁座上に待機閉止状態の弁は、弁室上部に設けた通気連絡口から通気路を経て繋がるトラップで、発生する負圧により、引き上げられ開弁と同時に通気し、トラップ内の発生負圧を解消して定量の封水を残す物で、通気と排水をコントロールする仕組みの、トラップ後方排水排出口に装着する縦型逆止弁は、排水が無くなると弁は自重で閉じる、排水が器具内を流れ発生する現象と、部品機構原理を利用して働く仕組を特徴とするハイブリッド排水器具。
  2. 通気弁の弁室は断面立長方形の円周形で、底板円周に吸気口を等分し必要なだけ開口し、その上に空間を設け、弁室中間を弁座で上下二分し、下室空間は気・水分離室と空気だまりを兼ね底の水路側に吸気口穴を必要数等分に配して設け、弁座は円盤に通気連絡口を均等に開口し定位置に装着し、
    上室も空気だまりを兼ね弁座上に収まる弁盤は、平らでリング状の縁にぶれない為のスライドガイドを片側もしくは両側に設ける物、其々に通気連絡口と回転ずれ止めガイドを設ける物と設けない物、4タイプの何れかを用いて形成し、弁は自重で弁座に着座閉弁し、
    通気連絡口を、上弁室弁盤の作動代を確保した位置の外周壁に開口し、通気連絡口と弁は上下関係に有り、通気路からの加圧には影響されない一方通行と成る、
    通気連絡口から伝わる負圧の力で開弁、同時に下部の吸気口から通気し、その通気で負圧を解消する、仕組みを形成する事を特徴とする請求項1に記載する排水器具用通気弁装置。
  3. 逆止弁の縦型は、排水口器具外郭容器底から立垂直下方に流す排水排出口にセットする物で、限られた筒内でバネ等使わず、水頭圧の排水に押されて開放し・水が切れるとバランス重りを施した弁は自重で閉じ、円筒内の直線位置を縦割りにし、その平面に便座と弁を縦に設ける物で、上部流入口は半分になる、その流入面積を稼ぐ為に、半分の面積分を流入縁から断落ちにして傾斜を付け、弁座枠上部へ排水誘導板兼仕切りとして塞ぎ、
    弁座下部残り半分は弁底で、弁座下部へ傾斜を付け弁座枠周り共に塞いで形成し、
    例えば弁座の開口幅を内円直径の3分の2とし、その縦は開口面積(内円面積)÷開口幅とし弁はそれにかぶり合わさる、その縦長になった便座に対する弁の開口率を大きくする為、ヒンジで繋がる上の弁は弁座枠幅×半径の3分の2の長さと、下にヒンジで繋がる弁は同じ幅×残り長さとし、バランス重りを施し上下二つ折れの下にバランス重りを設け形成し、逆止弁を成す事を特徴とする請求項1に記載する縦型逆止弁。
  4. 排水排出口の排水面積を稼ぎ、弁の開方率を広げ、弁の流水抵抗を最小限に留める為のスイング式弁で、短筒を母体とし、限られた筒内円にセットする弁の開きを有効最大開く為に、弁の径又は弁幅を縮小し、筒内で弁を水平に開き弁幅の縁が筒内に接する位置を開き代とし、その弁の水平位置と、弁を繋ぐヒンジの軸間をアームの長さとし、
    弁座に弁が閉止の状態から弁頭部にアームを鉤型に取付、アームで支点(ヒンジ)を持ち出し、支柱長も支点をアームに合わせ取り付ける事で、弁が開くとアームに一体の弁は弧を描き水平位置まで開き、水流抵抗を軽減する構造のアームに対極する弁下部に、弁より重い重りをアームの長さより幾分長い脚で取り付け形成する物で、てこの原理で弁を閉止する事を特徴とする横型逆止弁。
  5. 外郭容器の上部外周縁に取付用フランジを固定または多種組み合わせ装着できるネジなどの構造を施し、取り付けフランジを装着し、蓋の厚みを見込み、インナー部材装着台座を円周に設け、円筒の外郭容器横に、排水排出口を封水に必要な貯水位置の高さに設け、排出口内に逆止弁装着窪み枠を設け、請求項4に記す横型逆止弁を装着し、インナー合成部材ともに着脱出来る構造の外郭容器を成し、
    請求項2に記す通気弁室上端外周縁に、装着用の支持ツバ(通気路兼水路幅を確保し形成する)を設け、弁室一体のスリーブ遮壁を形成し、インナー合成部品を成し、装着時外郭容器との間が通気路と水路を成し、水路幅は排出口面積相当プラス水流損失として設け、
    外郭容器のインナー装着台座にパッキンを介し、インナー合成部材が収まり、外郭容器の排出口まで貯水し、排出口空間を遮断する事で封水トラップと成り通気もする、排出口に逆止弁を装着すれば排水管先方を遮断し、正圧の影響を防止する事を特徴とする、ハイブリッド排水口器具。
  6. 2槽式トラップは、外郭容器上端部に取付用をフランジを設け又は組み合せフランジを装着するネジなどを施し、その内部に装着するトラップ水槽付きインナー合成部材を受け止める、円周のフック台座を装備し、
    外郭容器底から落とし込む排水口はその口内に縦型逆止弁装着枠を設け、
    又は容器底コーナーから横出し,あるいはその横出し排水口を、底コーナーから半径前後下げ、横を向く排水口の下部へ傾斜を付けて底を設ける形状の排水口内に横型逆止弁を組み込む装着枠を設けて排水排出口を設け、
    外郭容器とインナー合成トラップとの間に通気路兼排水路を成し、外郭容器内に台座以外の突起の無い物で洗浄しやすい形状を成す、
    その内部へ納めるインナー合成トラップは、請求項2に記す通気装置を用い、弁室外周上端縁に、外郭容器のフック台座に合わせ装着する円周のツバを一体に繋ぎ設け、
    その弁室に一体のスリーブ遮壁は、下端部を平らに整え押さえが効き、外周にトラップ水槽と組み合せるネジ等を遮壁下端部外に設け、その下部内側に組み付けるスリーブ遮壁は、
    水路分の幅を備えたツバをスリーブ上部縁外周に設け形成する、
    そのツバ先端をトラップ水槽の繋ぎジョイント内に組み合せ、スリーブ下端に組み付け挟み押さえてトラップを形成する、
    そのトラップ水槽は底の付いた円筒状の容器に封水の貯水に必要な高さの位置に水路用開口穴を等分に配分して必要数量を設ける、
    その開口をかわした上の位置で、繋ぎジョイントを外側に段違いに形成し、合体合成できる構造を成し分解分離できる仕組みのインナー部材・逆止弁を装着して成る事を特徴とするハイブリッド排水器具。



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