JP3136267U - ドライトラップ付きサニタリー排水桝 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の排水桝は2重桝になっており、トラップは排水残水にて封水をしています。それではその水が腐食し、雑菌の温床になります。
それゆえ、溜まり水のないサニタリー排水桝(トラップ付き)を考案するに至りました。
サニタリー面を強調した、ステンレス製円錐・角錐の排水桝にて、底部にソケットを設け、上面内側より既存のトラップ(水の重さで逆止弁を開閉させ、排水を溜めずに排出し、其の後は錘にて板弁を閉止)を螺合し、取付一体型のサニタリー排水桝を形成するもので、万一トラップに故障が生じたときは、専用治具にて取替え可能とする。
【解決手段】▲1▼ステン枡本体を、円錐又は角錐単桝にする。
▲2▼トラップ(逆止板弁)を桝内部より取替え可能にした。
▲3▼本体内部に網籠を設けた。
▲4▼密閉蓋(保護用)を設けた。
【選択図】図1

Description

本考案は、サニタリー面を強調したステンレス排水桝(トラップ付き)で、封水及びその雑菌水が溜らず、しかも臭気を遮断し、構造がシンプル、メンテもスムースに行われるものである。
従来の排水桝は、角底桝が二重になっている。上部の桝から底部の桝へ流入した排水は、底部に溜り水(封水)となり、あるレベルを超すと桝の外へ流れる。この溜り水(封水)により、桝外部からの臭気、虫等を遮断している。ところが、この溜り水(封水)から発生する雑菌の繁殖が著しい為、溜り水(封水)の無いサニタリー排水桝を、考案しました。
サニタリー排水桝は、従来の桝が、角立方体であるのに対し、円錐桝、角錐桝にて、材質はステンレス仕様である。これを床に埋没させ、排水時の水は桝上部より水の重さで開き、通過後は、重りで弁が閉まる方式の既存トラップに外ネジを切り、桝の上部内側より螺合し取付ける。
課題を解決する為の手段
上部のトラップが、メンテナンス時に螺合を外す為に、トラップ上側ねじ部上面に、小さな溝を2ヶ穿ち、この溝に嵌る治具をつくり、これを廻して脱着が、出来るようにした。
考案の効果
排水桝には溜り水(封水)がない為いつもクリーンであり、又この桝自体はステンの円錐 角錐の為、清掃時には水を掛けるだけで清潔度が維持される。
考案の実施する為の最良の形態
本体は、ステンレス製円錐・角錐桝で、本体底部に内螺子ソケットを溶着してその螺子の上面より排水トラップを螺合する。その排水トラップは、その上面外周に外螺子を取り付け、さらにその螺子上面に、小穴を2ツあけ、トラップの螺合をできる治具にてメンテナンスができるようにした。又本体桝には、円筒、角筒のステン網カゴを入れて、くず取りとする。その上に 隠し取手付きステン縞鋼板製カバーをかぶせる。
実際に食品工場にて、500φ×300H+65Aをステンレスで製作して、食品工場コンクリート床に埋設し、衛生面、洗浄面、臭気面、そして経済面に好評を得た。
作今は、食品工場の衛生面向上に関する要求は、HACCP等の環境規準の著しいレベルアップで厳しい中、排水関係の衛生面が遅れている現況にあります。この考案にて排水産業面での衛生器具の向上と普及に寄与出来ればと願います。
サニタリー排水桝分解図 サニタリー排水桝おさまり図(一部詳細) 現在の排水桝一般型
符号の説明
1、隠し取っ手
2、ふた(ステンレス鋼板3mm厚)
3、カス受けアミカゴ(ステンレス8メッシュ)
4、排水トラップ 65A外ネジを付加(水の重力で板弁が開閉する)
5、フタ受けカバー(ステンレス3mm厚)
6、円錐桝本体(ステンレス2mm厚)
a−b 300mmH
c 500mmφ
7、ソケット(内ネジ ステンレス65A)
8、内部詳細
a 排水トラップ(ウォーターベスト)本体上部に外ネジ加工
(7のソケットに上部よりネジ込む為)
a’ソケット上部よりメンテナンス用溝3φ×深さ4Hを開溝
b 板弁閉の時
b’板弁開の時
c バランスウェイト
9、工場フロアーレベル
10、排水主管
11、パンチングカゴ
12、内桝
13、外桝
14、排水溜り(封水の役目)
本考案は、排水桝の中に排水溜りの出来ないようにして、ドライトラップをとりつけ、これをアミカゴとフタを一体化した、ドライトラップ付きサニタリー桝に関するものである。
従来の排水桝における排水は、桝底部に封水といわれる保有排水のトラップをくぐり、あるレベル以上になったところで排水されている 特に食品工場に置ける排水桝には、この排水溜りの雑菌の繁殖、臭気の発生、汚れが著しく洗浄に時間を要している。
考案を解決しようとする課題
▲1▼ 従来の排水桝は、二重四角桝にて、下桝は工場床面に埋設し上桝は、水トラップ構造を有し其のトラップが保有する残排水部に、雑菌の繁殖と臭気の源が残り、上桝の取り外しと洗浄の労力を要する。
▲2▼ 二重桝からなる構造故、工場床面より排水出口本管までの設置有効深さが大きくなり、排水本管勾配を含めた設備深さが増大する。即ち設備コスト増になる。
本考案は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。
課題を解決する為の手段
円錐又は角錐桝(1)上部にアミカゴ、フタ用のまわし縁と下部に排水口ソケット(3)を設けて、此のソケットに上からドライトラップ(4)を螺着しアミカゴ(2)を乗せ其の上よりフタ(5)を置く。
本考案は、以上の構成よりなるドライトラップ付きサニタリー排水桝である。
考案の効果
排水桝には封水となる溜り水がないので、いつも清潔であり、桝自体が抵抗の少ない円錐、角錐ステンレス製である為、清掃時には水を掛け流すだけで清潔度が維持され、菌の繁殖臭気がなくなった。
考案の実施する為の最良の形態
以下、本考案を実施する為の最良の形態について説明をする。
A) 本体(1)を水の滑り抵抗が少ないステンレス製で造り、底部面は円錐又は角錐状にして最下端には、排水口(3)のソケットを設ける。
本体(1)はコンクリートへ埋設され、設置されるのでドライトラップ(4)は、桝内上部より螺合取付、取外しを下記項目にて説明する。
(イ) ドライトラップ本体(4)頭部に排水口(3)ソケット雌螺子に合う牡螺子を加工した。
(ロ) 螺合により脱着する為、頭部に5φのタップ螺子を、円形対面になるよう2ヶ穿つた。
(ハ) ドライトラップのメンテナンス時に螺合取付取外しが、容易に出来るように、タップビスを利用して直径を中央で渡すバーを創りビスでとめた。
B) ドライトラップ上部には、アミカゴ(2)が本体(1)のツバに乗っていて、排水に含まれる屑を取除く役目をする。
C) アミカゴの上には、滑り止めの縞鋼板で造られたフタ(5)が取手付きで本体(1)のつばに収まる。
以上の構成からなるドライトラップ付きサニタリーを使用する場合、フタを開け排水を桝に流し込み、アミカゴを通過した排水は、ドライトラップに流入しドライトラップ内部の逆止板弁を水の重さにて開き、水のない時には、バランス錘の働きにて弁を閉鎖して、臭気や虫の侵入を、阻止する事が出来ると共に、桝内はいつも溜り水のない清潔な状態が維持される事になる。
本考案の分解斜視図 本考案の平面図 本考案の側面図 従来型の見取り図
符号の説明
図1図2図3共通
1、 排水桝本体
2、 アミカゴ
3、 排水口(ソケット)
4、 ドライトラップ(逆止板弁付き)
5、 フタ
6、 堰止リング
7、 アミカゴ取っ手
8、 フタ取っ手
9、 メンテ用バー
図4
1、1‘、排水桝本体
2、 アミカゴ
3a 排水ソケット
3b 排水ソケット
4 、封水用キャップ
5、 残水レベル位置
本考案は、従来排水桝の底部に封水と称し、排水本管より虫や空気が、逆流しない様にする為の溜まり水があり、これが排水トラップと称されるもので、この溜まり水が不衛生な故に、溜まり水のない円錐、角錐のステンレス製排水桝にて、桝内部より螺合脱着可能な、逆止弁機構と、ステン網篭、蓋を一体化した逆止弁機構付きサニタリー排水桝に関するものである
従来の排水桝における排水機構は、封水と称される溜まり水を保有せざるを得なく、此の保有封水が、あるレベル以上になると、排水されるのであるが、ここに滞留する時間が長い場合この排水溜りの雑菌の繁殖、臭気の発生、汚れが著しく又見えない箇所故に、洗浄が放置されているのが常である
考案を解決しようとする課題
▲1▼従来の排水桝は、二重四角桝にて、下桝は工場床面に埋設し上桝は、排水トラップ構造を有し其のトラップが保有する残排水部に、雑菌の繁殖と臭気の源が残り、上桝の取り外しと洗浄の労力を要する
▲2▼二重桝からなる構造故、工場床面より排水出口本管までの設置有効深さが大きくなり、排水本管勾配を含めた設備深さが増大する。即ち設備コスト増になる
本考案は、以上のような欠点をなくすためになされたものである
課題を解決する為の手段
円錐又は角錐桝(1)上部にアミカゴ、フタ用のまわし縁と下部に排水口ソケット(3)を設けて、此のソケットに上から逆止弁機構(4)を螺着しアミカゴ(2)を乗せ其の上よりフタ(5)を置く。
本考案は、以上の構成よりなる逆支弁機構付きサニタリー排水桝である
考案の効果
排水桝には封水となる溜り水がないので、いつも清潔であり、桝自体が抵抗の少ない円錐、角錐ステンレス製である為、清掃時には水を掛け流すだけで清潔度が維持され、菌の繁殖臭気がなくなつた
考案の実施する為の最良の形態
以下、本考案を実施する為の最良の形態について説明をする
A)本体(1)を水の滑り抵抗が少ないステンレス製で造り、底部面は円錐又は角錐状にして最下端には、排水口(3)のソケットを設ける
本体(1)はコンクリートへ埋設され、設置されるので逆支弁機構(4)は、桝内上部より螺合取付、取外しを下記項目にて説明する
(イ)逆支弁機構本体(4)頭部に排水口(3)ソケット雌螺子に合う牡螺子を加工した
(ロ)螺合により脱着する為、頭部に5φのタップ螺子を、円形対面になるよう2ヶ穿つた
(ハ)逆支弁機構のメンテナンス時に螺合取付取外しが容易に出来るように、タップビスを利用して直径を中央で渡すバーを造り、ビスでとめた
B)逆支弁機構上部には、アミカゴ(2)が本体(1)のツバに乗っていて、排水に含まれる屑を取除く役目をする
C)アミカゴの上には、滑り止めの縞鋼板で造られたフタ(5)が取手付きで本体(1)のつばに収まる
以上の構成からなる逆支弁機構付きサニタリーを使用する場合、フタを開け排水を桝に流し込み、アミカゴを通過した排水は、逆止弁機構に流入し、逆支弁機構内部の逆止板弁を水の重さにて開き、水のない時には、バランス錘の働きにて弁を閉鎖して、臭気や虫の侵入を、阻止する事が出来ると共に、桝内はいつも溜り水のない清潔な状態が維持される事になる
本考案の分解斜視図 本考案の平面図 本考案の側面図 従来型の見取り図
符号の説明
図1図2図3共通
1、 排水桝本体
2、 アミカゴ
3、 排水口(ソケット)
4、 逆止弁機構
5、 フタ
6、 堰止リング
7、 アミカゴ取っ手
8、 フタ取っ手
9、 メンテ用バー
図4
1、1‘、排水桝本体
2、 アミカゴ
3a 排水ソケット
3b 本管接続用排水ソケット
4 封水用キャップ
5、 封水レベル位置

Claims (3)

  1. 排水桝をステンレスにて底部を円錐、角錐状にし、枡出口に封水溜まりの無い様にするため、逆止板弁付きトラップを1体化して取り付けサニタリー排水桝とした。
  2. 逆止弁付きトラップ上部に螺子加工を加え、桝内部よりメンテする事が出来る様にした。
  3. 上記桝内に網籠と蓋を設け1体化を図る様にした。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012082579A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Yoshiya Kozono ハイブリッド排水器具

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