JP3244773U - 排水桝 - Google Patents
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Abstract
【課題】封水がなく清潔な状態を容易に維持することができる排水枡を提供する。【解決手段】少なくとも下部が円錐又は角錐状に形成され且つ排水を下方に導く導水パイプ13が底部に形成された上面開口の排水枡本体10と、排水枡本体内に配置された着脱自在の網籠20と、導水パイプ内に設けられた着脱自在の逆止弁機構30とを備えた。逆止弁機構は、下方に延びるとともに底面が水平面に対して斜めに形成された筒体31と、筒体の底面の上部を閉鎖する底板と、底板から回動自在に軸支され底板を除く筒体の底面を開閉する弁本体と、軸を挟んで弁本体に対して反対側に弁本体と一体に設けられた重りとを備えた。【選択図】図1
Description
本考案は、排水枡に関する。
従来の排水枡は、例えば特許文献1に記載されているように、底部に排水トラップが形成されており、この排水トラップに封水と呼ばれる溜まり水を留めておくことで、排水本管から虫や空気が逆流しないようになっている。
しかし、排水トラップに滞留する封水は一定量を超えると排水されることになるが、滞留する時間が長い場合、雑菌の繁殖や臭気が発生する場合がある。また排水トラップは複雑な構造となっており内部の汚れ等を上方から観察しづらいため、内部の汚れが気づかれず、洗浄されることなく不衛生な状態で放置されていることが多々ある。また、排水トラップは複雑な構造となっているため清掃が煩雑であり、この観点からも洗浄されることなく不衛生な状態で放置されていることが多々ある。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは封水がなく清潔な状態を容易に維持することができる排水枡を提供することにある。
上記目的を達成するために、本考案は、少なくとも下部が円錐又は角錐状に形成され且つ排水を下方に導く導水パイプが底部に形成された上面開口の排水枡本体と、排水枡本体内に配置された着脱自在の網籠と、前記導水パイプ内に設けられた着脱自在の逆止弁機構とを備えたことを特徴とする。
本考案に係る排水枡によれば、排水枡本体の上面開口から流入した排水は網籠で固形物等が濾過されたうえ、円錐又は角錐に沿って導水パイプに導かれ、導水パイプ内に設けられた逆止弁機構を介して下方に導かれる。すなわち、本考案に係る排水枡では内部に水を溜める構造がない。このため封水が長時間滞留することによる雑菌の繁殖や臭気の発生を防止できる。また、導水パイプ内の逆止弁機構により排水本管からの虫や空気の逆流も防止することができる。さらに、網籠や逆止弁機構が着脱自在なので清掃も容易である。以上より清潔な状態を容易に維持することができる。
(第1の実施の形態)
本考案の第1の実施の形態に係る排水枡について図面を参照して説明する。図1は第1の実施の形態に係る排水枡の分解斜視図、図2は一部を切り欠いた排水枡の上面図、図3は排水枡の側断面図、図4は一部を切り欠いた逆止弁機構の断面図、図5は逆止弁機構の上面図である。
本考案の第1の実施の形態に係る排水枡について図面を参照して説明する。図1は第1の実施の形態に係る排水枡の分解斜視図、図2は一部を切り欠いた排水枡の上面図、図3は排水枡の側断面図、図4は一部を切り欠いた逆止弁機構の断面図、図5は逆止弁機構の上面図である。
本実施の形態に係る排水枡1は、排水枡本体10と、排水枡本体10に着脱自在設けられた網籠20と、排水枡本体10に着脱自在に設けられた逆止弁機構30と、蓋体40とを備えている。
排水枡本体10は、円筒部11と、円筒部11の下端に接続し下方に向かって断面積が小さくなる頂点のない円錐部12と、円錐部12の底部に接続され排水を下方に導く導水パイプ13とを備えている。円筒部11の上面開口部には、網籠20の上縁部を支持する第1の枠部11aと、第1の枠部11aの上部に形成され蓋体40の周縁部を支持する第2の枠部11bが形成されている。排水枡本体10は、水の滑り抵抗が少ない部材からなる。本実施の形態ではステンレスにより排水枡本体10を製作した。
網籠20は上面開口の略円筒状であり、周面及び底面には網状部材が設けられている。網籠20の上面開口部には外側に張り出したリム21が形成されている。リム21は排水枡本体10の第1の枠部11aと係合する。網籠20の上面開口部は径方向に配置された棒状部材からなる把手22が設けられている。
蓋体40は円形の板状部材からなる。蓋体40の上面中央には棒状部材を屈曲してなる把手41が設けられている。蓋体40の周縁部は排水枡本体10の第2の枠部11bと係合する。
逆止弁機構30の上部周縁には雄ねじが形成されている。一方、導水パイプ13の内面は雌ネジが形成されている。逆止弁機構30は、導水パイプ13に螺合させることにより排水枡本体10に装着される。
逆止弁機構30は、下方に延びるとともに底面が水平面に対して斜めに形成された筒体31と、筒体31の底面の上部側を閉鎖する底板32と、底板32から回動自在に軸支され底板32を除く筒体31の底面を開閉する弁本体33と、軸を挟んで弁本体33に対して反対側に弁本体33と一体に設けられたバランスウェイト34とを備えている。
ここで、バランスウェイト34は、排水がないときには自重により筒体31の底面が閉鎖状態で維持されるよう弁本体33に力を印可するとともに、排水により弁本体33が回動して筒体31の底面が開放されるような重さに設定されている。
このような排水枡1によれば、蓋体40を開けて排水を排水枡本体10に流し込むと、網籠20を通過して逆止弁機構30に流入する。逆支弁機構30の流入した排水は、弁本体33を水の重さにて開かせ下方に導かれる。一方、排水のない時には、バランスウェイト34の働きにより弁本体33が閉鎖して、臭気や虫の侵入を阻止する事ができる。このように、本実施の形態に係る排水枡1によれば、桝内はいつも溜り水のない清潔な状態が維持される事になる。また、網籠20や逆止弁機構30が着脱自在なので清掃も容易である。以上より清潔な状態を容易に維持することができる。
(第2の実施の形態)
本考案の第2の形態に係る排水枡について図面を参照して説明する。図6は第2の実施の形態に係る排水枡の分解斜視図である。本実施の形態が第1の実施の形態と異なる主な点は、排水枡本体110の断面形状にある。
本考案の第2の形態に係る排水枡について図面を参照して説明する。図6は第2の実施の形態に係る排水枡の分解斜視図である。本実施の形態が第1の実施の形態と異なる主な点は、排水枡本体110の断面形状にある。
本実施の形態に係る排水枡1′は、排水枡本体110と、排水枡本体110に着脱自在設けられた網籠120と、排水枡本体110に着脱自在設けられた逆止弁機構130と、蓋体140とを備えている。
排水枡本体110は、角筒部111と、角筒部111の下端に接続し下方に向かって断面積が小さくなる頂点のない角錐部112と、角錐部112の底部に接続され排水を下方に導く導水パイプ113とを備えている。角筒部111の上面開口部には、蓋体140の周縁部を支持する枠部111aが形成されている。また、角筒部111の上面開口部には、排水を中心方向に導くための導水板114が付設されている。また、角筒部111の下端四隅には、網籠120を支持する支持板115が付設されている。排水枡本体110は、水の滑り抵抗が少ない部材からなる。本実施の形態ではステンレスにより排水枡本体110を製作した。
網籠120は上面開口の略直方体形状であり、周面及び底面には網状部材が設けられている。網籠120の上面開口部には、向かい合う壁面間を架け渡す棒状部材からなる把手121が設けられている。
蓋体140は多数の排水穴141が形成された矩形の板状部材からなる。蓋体140の周縁部は排水枡本体110の枠部111aと係合する。
逆止弁機構130の上部周縁には雄ねじが形成されている。一方、導水パイプ113の内面は雌ネジが形成されている。逆止弁機構130は、導水パイプ113に螺合させることにより排水枡本体110に装着される。逆止弁機構130の構造は第1の実施の形態と同様である。
このような排水枡1′によれば、蓋体140の排水穴141を通過して排水枡本体110に流れ込んだ排水は、網籠120を通過して逆止弁機構130に流入する。逆支弁機構130の流入した排水は、弁本体を水の重さにて開かせ下方に導かれる。一方、排水のない時には、バランスウェイトの働きにより弁本体が閉鎖して、臭気や虫の侵入を阻止する事ができる。このように、本実施の形態に係る排水枡1′によれば、桝内はいつも溜り水のない清潔な状態が維持される事になる。また、網籠120や逆止弁機構130が着脱自在なので清掃も容易である。以上より清潔な状態を容易に維持することができる。
1,1′…排水枡
10,110…排水枡本体
20,120…網籠
30,130…逆止弁機構
31…筒体
32…底板
33…弁本体
34…バランスウェイト
40,140…蓋体
10,110…排水枡本体
20,120…網籠
30,130…逆止弁機構
31…筒体
32…底板
33…弁本体
34…バランスウェイト
40,140…蓋体
Claims (3)
- 少なくとも下部が円錐又は角錐状に形成され且つ排水を下方に導く導水パイプが底部に形成された上面開口の排水枡本体と、
排水枡本体内に配置された着脱自在の網籠と、
前記導水パイプ内に設けられた着脱自在の逆止弁機構とを備えた
ことを特徴とする排水枡。 - 前記逆止弁機構は、下方に延びるとともに底面が水平面に対して斜めに形成された筒体と、前記筒体の底面の上部を閉鎖する底板と、前記底板から回動自在に軸支され前記底板を除く前記筒体の底面を開閉する弁本体と、前記軸を挟んで前記弁本体に対して反対側に前記弁本体と一体に設けられた重りとを備え、
前記重りは、自重により前記筒体の底面が閉鎖状態で維持されるよう前記弁本体に力を印可するとともに、排水により弁本体が回動して前記筒体の底面が開放される重さに設定されている
ことを特徴とする請求項1記載の排水枡。 - 前記導水パイプの内面は雌ネジが形成されており、
前記逆止弁の上部周縁には雄ねじが形成されており、
前記逆止弁は前記導水パイプに螺合させることにより装着される
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の排水枡。
Priority Applications (1)
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JP2023003477U JP3244773U (ja) | 2023-09-22 | 2023-09-22 | 排水桝 |
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JP2023003477U JP3244773U (ja) | 2023-09-22 | 2023-09-22 | 排水桝 |
Publications (1)
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JP3244773U true JP3244773U (ja) | 2023-11-28 |
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Family Applications (1)
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JP2023003477U Active JP3244773U (ja) | 2023-09-22 | 2023-09-22 | 排水桝 |
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JP (1) | JP3244773U (ja) |
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2023
- 2023-09-22 JP JP2023003477U patent/JP3244773U/ja active Active
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