JP2004197452A - 排水用トラップ - Google Patents
排水用トラップ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004197452A JP2004197452A JP2002368375A JP2002368375A JP2004197452A JP 2004197452 A JP2004197452 A JP 2004197452A JP 2002368375 A JP2002368375 A JP 2002368375A JP 2002368375 A JP2002368375 A JP 2002368375A JP 2004197452 A JP2004197452 A JP 2004197452A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve body
- drainage
- pipe
- resin layer
- trap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 33
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 33
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 claims abstract description 17
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 abstract description 5
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 4
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 4
- 239000000806 elastomer Substances 0.000 description 3
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 3
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 2
- 101100204059 Caenorhabditis elegans trap-2 gene Proteins 0.000 description 1
- 230000000844 anti-bacterial effect Effects 0.000 description 1
- 230000003373 anti-fouling effect Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 239000002351 wastewater Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Abstract
【課題】ハンチングによる異常音の発生を抑え静粛性と閉鎖性に優れた排水用トラップを提供する。
【解決手段】排水の流出口をなす管口(5)を斜に傾斜させると共に、該管口の傾斜面上端側に設けた揺動軸(10)に揺動自在に支持され、前記管口に下側より接離し該管口を開閉可能な揺動弁体(6)、及び、該弁体を閉鎖方向に付勢するバランスウエイト(7)より構成された排水用トラップ(1)において、前記揺動弁体の少なくとも上面に緩衝性樹脂層(6b)を形成し、該緩衝性樹脂層において前記管口(5)の端面と接するようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】排水の流出口をなす管口(5)を斜に傾斜させると共に、該管口の傾斜面上端側に設けた揺動軸(10)に揺動自在に支持され、前記管口に下側より接離し該管口を開閉可能な揺動弁体(6)、及び、該弁体を閉鎖方向に付勢するバランスウエイト(7)より構成された排水用トラップ(1)において、前記揺動弁体の少なくとも上面に緩衝性樹脂層(6b)を形成し、該緩衝性樹脂層において前記管口(5)の端面と接するようにした。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は排水用トラップに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、排水用トラップとしてはS字トラップが一般的であったが、S字トラップは排水管の折曲部分に溜った排水の封鎖作用を利用するものであるため、排水の頻度が低い場合にはトラップ内の排水が蒸発し封鎖作用が得られなくなる問題があり、S字トラップに代わり弁トラップ(メカニカルトラップ)が用いられるケースが増えてきた。(特許文献1、2参照)
【0003】
弁トラップは、揺動弁体にバランスウエイトを設け、排水が無い時はバランスウエイトによって揺動弁体を閉鎖し、排水時には該排水の重量或いは流水圧で弁体が開き排水を流下させるものであるが、空調機や換気扇の使用で室内が陰圧になる場合、揺動弁体がハンチングを起こし、バタバタと異常音を発生する現象が認められた。これは、揺動弁体が管口に当接した際の反動で開き、上流側からの吸引力によって再度閉じる動作を繰り返すことにより発生するものである。
【0004】
【特許文献1】実公昭63−23489号公報
【特許文献2】意匠登録第714221号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は従来の技術の上記の点に鑑みて、ハンチングによる異常音の発生を抑え静粛性と閉鎖性に優れた排水用トラップを提供することを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の排水用トラップでは、排水の流出口をなす管口を斜に傾斜させると共に、該管口の傾斜面上端側に設けた揺動軸に揺動自在に支持され、前記管口に下側より接離し該管口を開閉可能な揺動弁体、及び、該弁体を閉鎖方向に付勢するバランスウエイトより構成された排水用トラップにおいて、前記揺動弁体の少なくとも上面に緩衝性樹脂層を形成し、該緩衝性樹脂層において前記管口端面と接するようにした。また、前記管口端面に沿って緩衝性樹脂層を設け、該緩衝性樹脂層において揺動弁体と接触するようにしても良い。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1及び図2(図5)に本発明第1実施形態の排水用トラップ1を示す。図において、排水用トラップ1は、排水管2の終端部に設けられ、排水管接続部3、該排水管接続部3に連なる短円筒の下半分を斜に切除した形状をなす管体4、該管体4の傾斜した管口5を開閉する弁体6、該弁体6を閉鎖方向に付勢するバランスウエイト7より主に構成されている。
【0008】
管口5には、前記傾斜の上端側を部分的に仕切る弓形の張出片8を形成し、該張出片8を形成した部分の両側外方には、下方に突出した一対からなる支腕9を設け、該支腕9間に渡設した支軸10に弁体6を揺動自在に支持する。張出片8は、排水管内にバランスウエイト7の収容スペースを確保するものであるが、排水に弁体6に沿う流れを生じさせ流水圧によって弁体6が一時に不必要に開くのを防止する機能も有している。但し、設置環境によっては張出片8を設けず、バランスウエイト7を排水管からオフセットして設けることもできる。
【0009】
弁体6は、管口5と同形状の略楕円形状をなす弁主体部61とそれに連なる錘保持部62とで構成され、該錘保持部62は弁主体部61に対して屈折して連設され、屈折部分には前記支軸10を挿通する軸受部63を形成している。そして、ステンレス等の金属板を芯材6aとして上記基本形状に形成し、その表面に緩衝性樹脂層6bを形成してなる。
【0010】
緩衝性樹脂層6bは、例えば、エラストマー樹脂で芯材6aをコーティングするか、若しくは、二重成型することで形成される。図示例では、弁主体部61から錘保持部62まで芯材6a全体をエラストマー樹脂(6b)で包覆しているが、管口5に当接する弁主体部61の上面にのみ緩衝性樹脂層6bを形成することもできる。
【0011】
以上の如く構成された排水用トラップ1は、排水が存在しない場合には、図1に実線に示す如くバランスウエイト7の重量によって弁体6が図中時計回り方向に付勢されて管口5に当接している。そして、排水時には、排水の重量または流水圧によって弁体6がバランスウエイト7の付勢力に抗して押し下げられることで下方に排水され、排水が停止すると、バランスウエイト7の付勢力により再び弁体6は管口5に当接する。
【0012】
この際、空調機や換気扇の使用で室内が陰圧になっている場合、上流側からの吸引力によって弁体6が過度に付勢され、管口5に衝突するが、弁体6の表面に形成された緩衝性樹脂層6bによって衝突時の衝撃が緩和され、衝突音の発生と反発が抑制され、弁体6の振動は速やかに収束する。また、緩衝性樹脂層6bによって弁体6と管口5との閉鎖性が高まり、リーク防止にも有効である。更に、緩衝性樹脂層6bに抗菌・防汚性の樹脂を用いることにより弁体6への水垢等の付着を防止することもできる。
【0013】
次に、図3及び図4(図5)に本発明第2実施形態の排水用トラップ21を示す。第2実施形態の排水用トラップ21は、弁体26には第1実施形態で用いた緩衝性樹脂層6bを形成せず、前記芯材6aに相当する金属板のみで弁体26を形成する代わりに、管口5の端面に沿って緩衝性樹脂層5aを設け、該緩衝性樹脂層5aにおいて弁体26と接触するように構成してなり、それ以外の基本構造は先述の第1実施形態の排水用トラップ1と同様である。
【0014】
緩衝性樹脂層5aは、ゴム、エラストマー樹脂等、緩衝性を有する部材によりパッキンを構成し該パッキンを管口5の端面に適宜手段で貼付けてなる。この第2実施形態の排水用トラップ21においても、空調機や換気扇の使用で室内が陰圧になっている場合、上流側からの吸引力によって弁体26が過度に付勢され、管口5に衝突するが、緩衝性樹脂層5aによって衝突時の衝撃が緩和され、衝突音の発生と反発が抑制され、弁体6の振動は速やかに収束する。緩衝性樹脂層5aによって弁体26と管口5との閉鎖性が高まり、リーク防止に有効である点も第1実施形態の場合と同様である。
【0015】
尚、前記各実施形態では排水管2の終端部に排水用トラップ1、21を接続する場合を示したが、排水管の始端部や中間部に排水用トラップ1、21を設けることもでき、排水管の中間部に排水用トラップ1を設ける場合には、上下に排水管接続部を有する筒状のケーシング内に排水用トラップ1を収容する形態や、ケーシングと一体に形成する形態が存在する。
【0016】
【発明の効果】
本発明排水用トラップは、上述の通り、排水の流出口をなす管口を斜に傾斜させると共に、該管口の傾斜面上端側に設けた揺動軸に揺動自在に支持され、前記管口に下側より接離し該管口を開閉可能な揺動弁体、及び、該弁体を閉鎖方向に付勢するバランスウエイトより構成された排水用トラップにおいて、前記揺動弁体の少なくとも上面に緩衝性樹脂層を形成し、該緩衝性樹脂層において前記管口端面と接するようにしたので、ハンチングによる異常音の発生を抑え静粛性に優れた排水用トラップを構成でき、且つ、緩衝性樹脂層によって揺動弁体と管口との閉鎖性が高まり、リーク防止にも有効である。
【0017】
また、上記排水用トラップにおいて、揺動弁体に緩衝性樹脂層を形成する代わりに、管口端面に沿って緩衝性樹脂層を設け、該緩衝性樹脂層において揺動弁体と接触するようにしたので、ハンチングによる異常音の発生を抑え静粛性に優れた排水用トラップを構成でき、且つ、緩衝性樹脂層によって揺動弁体と管口との閉鎖性が高まり、リーク防止にも有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施形態の排水用トラップを示す側断面図である。
【図2】本発明第1実施形態の排水用トラップの開放状態を示す側断面図である。
【図3】本発明第2実施形態の排水用トラップを示す側断面図である。
【図4】本発明第2実施形態の排水用トラップの開放状態を示す側断面図である。
【図5】排水用トラップの分解状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,21 排水用トラップ
2 排水管
3 排水管接続部
4 管体
5 管口
5a,6b 緩衝性樹脂層
6,26 弁体
7 バランスウエイト
8 張出片
9 支腕
10 支軸
【発明の属する技術分野】
本発明は排水用トラップに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、排水用トラップとしてはS字トラップが一般的であったが、S字トラップは排水管の折曲部分に溜った排水の封鎖作用を利用するものであるため、排水の頻度が低い場合にはトラップ内の排水が蒸発し封鎖作用が得られなくなる問題があり、S字トラップに代わり弁トラップ(メカニカルトラップ)が用いられるケースが増えてきた。(特許文献1、2参照)
【0003】
弁トラップは、揺動弁体にバランスウエイトを設け、排水が無い時はバランスウエイトによって揺動弁体を閉鎖し、排水時には該排水の重量或いは流水圧で弁体が開き排水を流下させるものであるが、空調機や換気扇の使用で室内が陰圧になる場合、揺動弁体がハンチングを起こし、バタバタと異常音を発生する現象が認められた。これは、揺動弁体が管口に当接した際の反動で開き、上流側からの吸引力によって再度閉じる動作を繰り返すことにより発生するものである。
【0004】
【特許文献1】実公昭63−23489号公報
【特許文献2】意匠登録第714221号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は従来の技術の上記の点に鑑みて、ハンチングによる異常音の発生を抑え静粛性と閉鎖性に優れた排水用トラップを提供することを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の排水用トラップでは、排水の流出口をなす管口を斜に傾斜させると共に、該管口の傾斜面上端側に設けた揺動軸に揺動自在に支持され、前記管口に下側より接離し該管口を開閉可能な揺動弁体、及び、該弁体を閉鎖方向に付勢するバランスウエイトより構成された排水用トラップにおいて、前記揺動弁体の少なくとも上面に緩衝性樹脂層を形成し、該緩衝性樹脂層において前記管口端面と接するようにした。また、前記管口端面に沿って緩衝性樹脂層を設け、該緩衝性樹脂層において揺動弁体と接触するようにしても良い。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1及び図2(図5)に本発明第1実施形態の排水用トラップ1を示す。図において、排水用トラップ1は、排水管2の終端部に設けられ、排水管接続部3、該排水管接続部3に連なる短円筒の下半分を斜に切除した形状をなす管体4、該管体4の傾斜した管口5を開閉する弁体6、該弁体6を閉鎖方向に付勢するバランスウエイト7より主に構成されている。
【0008】
管口5には、前記傾斜の上端側を部分的に仕切る弓形の張出片8を形成し、該張出片8を形成した部分の両側外方には、下方に突出した一対からなる支腕9を設け、該支腕9間に渡設した支軸10に弁体6を揺動自在に支持する。張出片8は、排水管内にバランスウエイト7の収容スペースを確保するものであるが、排水に弁体6に沿う流れを生じさせ流水圧によって弁体6が一時に不必要に開くのを防止する機能も有している。但し、設置環境によっては張出片8を設けず、バランスウエイト7を排水管からオフセットして設けることもできる。
【0009】
弁体6は、管口5と同形状の略楕円形状をなす弁主体部61とそれに連なる錘保持部62とで構成され、該錘保持部62は弁主体部61に対して屈折して連設され、屈折部分には前記支軸10を挿通する軸受部63を形成している。そして、ステンレス等の金属板を芯材6aとして上記基本形状に形成し、その表面に緩衝性樹脂層6bを形成してなる。
【0010】
緩衝性樹脂層6bは、例えば、エラストマー樹脂で芯材6aをコーティングするか、若しくは、二重成型することで形成される。図示例では、弁主体部61から錘保持部62まで芯材6a全体をエラストマー樹脂(6b)で包覆しているが、管口5に当接する弁主体部61の上面にのみ緩衝性樹脂層6bを形成することもできる。
【0011】
以上の如く構成された排水用トラップ1は、排水が存在しない場合には、図1に実線に示す如くバランスウエイト7の重量によって弁体6が図中時計回り方向に付勢されて管口5に当接している。そして、排水時には、排水の重量または流水圧によって弁体6がバランスウエイト7の付勢力に抗して押し下げられることで下方に排水され、排水が停止すると、バランスウエイト7の付勢力により再び弁体6は管口5に当接する。
【0012】
この際、空調機や換気扇の使用で室内が陰圧になっている場合、上流側からの吸引力によって弁体6が過度に付勢され、管口5に衝突するが、弁体6の表面に形成された緩衝性樹脂層6bによって衝突時の衝撃が緩和され、衝突音の発生と反発が抑制され、弁体6の振動は速やかに収束する。また、緩衝性樹脂層6bによって弁体6と管口5との閉鎖性が高まり、リーク防止にも有効である。更に、緩衝性樹脂層6bに抗菌・防汚性の樹脂を用いることにより弁体6への水垢等の付着を防止することもできる。
【0013】
次に、図3及び図4(図5)に本発明第2実施形態の排水用トラップ21を示す。第2実施形態の排水用トラップ21は、弁体26には第1実施形態で用いた緩衝性樹脂層6bを形成せず、前記芯材6aに相当する金属板のみで弁体26を形成する代わりに、管口5の端面に沿って緩衝性樹脂層5aを設け、該緩衝性樹脂層5aにおいて弁体26と接触するように構成してなり、それ以外の基本構造は先述の第1実施形態の排水用トラップ1と同様である。
【0014】
緩衝性樹脂層5aは、ゴム、エラストマー樹脂等、緩衝性を有する部材によりパッキンを構成し該パッキンを管口5の端面に適宜手段で貼付けてなる。この第2実施形態の排水用トラップ21においても、空調機や換気扇の使用で室内が陰圧になっている場合、上流側からの吸引力によって弁体26が過度に付勢され、管口5に衝突するが、緩衝性樹脂層5aによって衝突時の衝撃が緩和され、衝突音の発生と反発が抑制され、弁体6の振動は速やかに収束する。緩衝性樹脂層5aによって弁体26と管口5との閉鎖性が高まり、リーク防止に有効である点も第1実施形態の場合と同様である。
【0015】
尚、前記各実施形態では排水管2の終端部に排水用トラップ1、21を接続する場合を示したが、排水管の始端部や中間部に排水用トラップ1、21を設けることもでき、排水管の中間部に排水用トラップ1を設ける場合には、上下に排水管接続部を有する筒状のケーシング内に排水用トラップ1を収容する形態や、ケーシングと一体に形成する形態が存在する。
【0016】
【発明の効果】
本発明排水用トラップは、上述の通り、排水の流出口をなす管口を斜に傾斜させると共に、該管口の傾斜面上端側に設けた揺動軸に揺動自在に支持され、前記管口に下側より接離し該管口を開閉可能な揺動弁体、及び、該弁体を閉鎖方向に付勢するバランスウエイトより構成された排水用トラップにおいて、前記揺動弁体の少なくとも上面に緩衝性樹脂層を形成し、該緩衝性樹脂層において前記管口端面と接するようにしたので、ハンチングによる異常音の発生を抑え静粛性に優れた排水用トラップを構成でき、且つ、緩衝性樹脂層によって揺動弁体と管口との閉鎖性が高まり、リーク防止にも有効である。
【0017】
また、上記排水用トラップにおいて、揺動弁体に緩衝性樹脂層を形成する代わりに、管口端面に沿って緩衝性樹脂層を設け、該緩衝性樹脂層において揺動弁体と接触するようにしたので、ハンチングによる異常音の発生を抑え静粛性に優れた排水用トラップを構成でき、且つ、緩衝性樹脂層によって揺動弁体と管口との閉鎖性が高まり、リーク防止にも有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施形態の排水用トラップを示す側断面図である。
【図2】本発明第1実施形態の排水用トラップの開放状態を示す側断面図である。
【図3】本発明第2実施形態の排水用トラップを示す側断面図である。
【図4】本発明第2実施形態の排水用トラップの開放状態を示す側断面図である。
【図5】排水用トラップの分解状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,21 排水用トラップ
2 排水管
3 排水管接続部
4 管体
5 管口
5a,6b 緩衝性樹脂層
6,26 弁体
7 バランスウエイト
8 張出片
9 支腕
10 支軸
Claims (2)
- 排水の流出口をなす管口を斜に傾斜させると共に、該管口の傾斜面上端側に設けた揺動軸に揺動自在に支持され、前記管口に下側より接離し該管口を開閉可能な揺動弁体、及び、該弁体を閉鎖方向に付勢するバランスウエイトより構成された排水用トラップにおいて、前記揺動弁体の少なくとも上面に緩衝性樹脂層を形成し、該緩衝性樹脂層において前記管口端面と接するようにしたことを特徴とする排水用トラップ。
- 排水の流出口をなす管口を斜に傾斜させると共に、該管口の傾斜面上端側に設けた揺動軸に揺動自在に支持され、前記管口に下側より接離し該管口を開閉可能な揺動弁体、及び、該弁体を閉鎖方向に付勢するバランスウエイトより構成された排水用トラップにおいて、前記管口端面に沿って緩衝性樹脂層を設け、該緩衝性樹脂層において揺動弁体と接触するようにしたことを特徴とする排水用トラップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002368375A JP2004197452A (ja) | 2002-12-19 | 2002-12-19 | 排水用トラップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002368375A JP2004197452A (ja) | 2002-12-19 | 2002-12-19 | 排水用トラップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004197452A true JP2004197452A (ja) | 2004-07-15 |
Family
ID=32764964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002368375A Pending JP2004197452A (ja) | 2002-12-19 | 2002-12-19 | 排水用トラップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004197452A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2008243269B1 (en) * | 2008-11-18 | 2009-04-23 | Larkin & Shoushani Solutions Pty Ltd | Plumbing Fitting |
KR200446976Y1 (ko) * | 2008-08-08 | 2009-12-17 | 박성덕 | 체크밸브와 개스킷을 구비한 배수구 |
KR101053435B1 (ko) * | 2009-12-30 | 2011-08-03 | 임회규 | 건식 싱크대 배수전 |
JP2012082579A (ja) * | 2010-10-07 | 2012-04-26 | Yoshiya Kozono | ハイブリッド排水器具 |
CN102535601A (zh) * | 2012-02-02 | 2012-07-04 | 张卫 | 杠杆式地漏 |
CN103912046A (zh) * | 2013-01-08 | 2014-07-09 | 孙争鸣 | 直通式软体活盖防逆地漏 |
CN104532921A (zh) * | 2014-12-18 | 2015-04-22 | 无锡伊诺永利文化创意有限公司 | 一种下水道防堵防味阀门 |
CN105587030A (zh) * | 2014-08-20 | 2016-05-18 | 孙争鸣 | 内芯可旋出式双防地漏 |
CN105888045A (zh) * | 2014-10-17 | 2016-08-24 | 孙争鸣 | 返水弯板盖阀双防地漏 |
CN105888044A (zh) * | 2014-10-12 | 2016-08-24 | 孙争鸣 | 内置于污水管的存水弯、板盖一体防逆阀 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002339427A (ja) * | 2001-05-15 | 2002-11-27 | Gold Kogyo Kk | 弁トラップ |
-
2002
- 2002-12-19 JP JP2002368375A patent/JP2004197452A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002339427A (ja) * | 2001-05-15 | 2002-11-27 | Gold Kogyo Kk | 弁トラップ |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200446976Y1 (ko) * | 2008-08-08 | 2009-12-17 | 박성덕 | 체크밸브와 개스킷을 구비한 배수구 |
AU2008243269B1 (en) * | 2008-11-18 | 2009-04-23 | Larkin & Shoushani Solutions Pty Ltd | Plumbing Fitting |
US8622090B2 (en) | 2008-11-18 | 2014-01-07 | Larkin & Shoshani Solutions Pty Ltd. | Plumbing fitting |
KR101053435B1 (ko) * | 2009-12-30 | 2011-08-03 | 임회규 | 건식 싱크대 배수전 |
JP2012082579A (ja) * | 2010-10-07 | 2012-04-26 | Yoshiya Kozono | ハイブリッド排水器具 |
CN102535601A (zh) * | 2012-02-02 | 2012-07-04 | 张卫 | 杠杆式地漏 |
CN103912046A (zh) * | 2013-01-08 | 2014-07-09 | 孙争鸣 | 直通式软体活盖防逆地漏 |
CN105587030A (zh) * | 2014-08-20 | 2016-05-18 | 孙争鸣 | 内芯可旋出式双防地漏 |
CN105888044A (zh) * | 2014-10-12 | 2016-08-24 | 孙争鸣 | 内置于污水管的存水弯、板盖一体防逆阀 |
CN105888045A (zh) * | 2014-10-17 | 2016-08-24 | 孙争鸣 | 返水弯板盖阀双防地漏 |
CN104532921A (zh) * | 2014-12-18 | 2015-04-22 | 无锡伊诺永利文化创意有限公司 | 一种下水道防堵防味阀门 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004197452A (ja) | 排水用トラップ | |
KR101257534B1 (ko) | 흡기 밸브 | |
KR20090059557A (ko) | 공기압에 의해 개폐되는 급,배기댐퍼 | |
DE502006000182D1 (de) | Kondensatsammelbehälter für einen Wäschetrockner | |
JP3178608U (ja) | フラップゲート | |
KR20180000380U (ko) | 회동커버의 작동을 위한 탄성수단의 고장을 방지한 배수트랩 | |
JP2017218843A (ja) | 便器装置 | |
JP3531490B2 (ja) | 排水用トラップ | |
KR20180038179A (ko) | 소음이 저감되는 가변흡기 장치 | |
JP2553191B2 (ja) | 排気ダクト用シャッタ装置 | |
JP3666481B2 (ja) | 弁トラップ | |
JP3610459B2 (ja) | 排水用トラップ | |
KR100311426B1 (ko) | 머플러의 밸브장치 | |
RU2004122585A (ru) | Устройство выпуска воздуха для пылесоса | |
JP3898154B2 (ja) | 空気調和機のドレン処理装置 | |
JP2009084911A (ja) | 建具用弁装置及び建具 | |
JP4789147B2 (ja) | 排水用通気弁 | |
JP2011133138A (ja) | 排気風路のシャッター | |
JP2003267040A (ja) | 車両用換気装置 | |
JP2004250911A (ja) | 排水トラップ | |
JP4455382B2 (ja) | 排塵弁及び排塵構造 | |
JP2000192491A (ja) | マンホ―ル蓋の飛散防止装置 | |
JP6630900B2 (ja) | 逆止め弁 | |
JP2003207062A (ja) | 逆止弁 | |
JP2007298239A (ja) | ダンパー板、ダンパー構造及び給気口 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041209 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050331 |