JP2553191B2 - 排気ダクト用シャッタ装置 - Google Patents

排気ダクト用シャッタ装置

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JP2553191B2
JP2553191B2 JP1067132A JP6713289A JP2553191B2 JP 2553191 B2 JP2553191 B2 JP 2553191B2 JP 1067132 A JP1067132 A JP 1067132A JP 6713289 A JP6713289 A JP 6713289A JP 2553191 B2 JP2553191 B2 JP 2553191B2
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shutter
shutter plate
stopper
exhaust duct
support frame
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博 安井
裕二 月足
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、排気ダクトの出口部を屋外側から開閉する
シャッタ板を備えたものにおいて、そのシャッタ板のス
トッパーと水抜き孔に係る構造を改良した排気ダクト用
シャッタ装置に関する。
(従来の技術) 従来の排気ダクト用シャッタ装置においては、第3図
に示すように、矩形状のシャッタ支持枠1に、円筒状の
挿入筒部2を形成し、この挿入筒部2を排気ダクト(図
示せず)の出口部に挿入した状態で取付けられる。そし
て、シャッタ支持枠1には、挿入筒部2に対応して矩形
状のシャッタ枠部3が屋外側に突出するように形成さ
れ、このシャッタ枠部3に例えば2枚のシャッタ板4が
その上部両端に突設した軸5を支点にして回動可能に支
持されている。この場合、換気運転時には、各シャッタ
板4が風圧により第3図に示す状態に開放され、運転停
止時には各シャッタ板4が垂れ下がった状態になって排
気ダクトの出口部を閉鎖し、外気の逆流を防止する。こ
の閉鎖時においては、上段のシャッタ板4の下端が下段
のシャッタ板4の上端に当接し、下段のシャッタ板4の
下端がシャッタ支持枠1の下部端面1aに当接した状態と
なる。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来構成では、シャッタ支持枠1の下部端面1aが
シャッタ板4を閉鎖位置に止めるストッパーとして機能
するため、閉鎖時にそのシャッタ板4の下端部がシャッ
タ支持枠1の下部端面1aに面接触状態となる。このた
め、その下部端面1aに結露水等の水滴が付着している場
合には、その水滴が閉鎖時にシャッタ板4と下部端面1a
とを密着させる作用をなし、シャッタ板4の開放動作性
を阻害する。しかも、シャッタ板4とシャッタ支持枠1
の下部端面1aとの接触面積が大きいため、閉鎖時にシャ
ッタ板4が下部端面1aに当接する際に「パシャーン」と
いう大きな音が発生し、それが騒音源になるという欠点
もあった。
本発明はこの様な事情を考慮してなされたもので、従
ってその目的は、水滴によりシャッタ板の開放動作性が
損なわれることがなく、しかもシャッタ板の閉鎖音を静
粛化できると共に、シャッタ支持枠内の排水性を併せて
良好にし得る排気ダクト用シャッタ装置を提供するにあ
る。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の排気ダクト用シャッタ装置は、室壁に形成さ
れた貫通孔に出口部が嵌挿された排気ダクトと、この排
気ダクトの出口部に取着された合成樹脂製のシャッタ支
持枠と、このシャッタ支持枠に前記出口部を開閉するよ
うに回動可能に支持されたシャッタ板とを備えた排気ダ
クト用シャッタ装置において、前記シャッタ支持枠の下
部に、前記シャッタ板の回動を規制するストッパーを、
該シャッタ板と線接触又は点接触するように一体に成形
すると共に、その成形のための型抜き孔を前記シャッタ
支持枠の内外に連通させることによって、該型抜き孔を
水抜き孔として利用し得るように構成したものである。
(作用) シャッタ支持枠の下部に成形されたストッパーにより
シャッタ板の回動を規制するものであり、しかもそのス
トッパーの形状がシャッタ板と線接触又は点接触するよ
うに成形されているので、シャッタ板とストッパーとの
接触面積を極めて小さくできる。このため、たとえスト
ッパーに水滴が付着していたとしても、その水滴の表面
張力によるシャッタ板の密着作用を最小限に抑えること
ができて、シャッタ板の開放動作を円滑に行わせること
ができる。更に、シャッタ板とストッパーとの接触面積
が極めて小さいので、閉鎖時にシャッタ板がストッパー
に当接する際の音を小さくできて、シャッタ板の閉鎖音
を静粛化できる。しかも、この場合、ストッパーの成形
のための型抜き孔をシャッタ支持枠の内外に連通させる
ことによって、該型抜き孔を水抜き孔として利用し得る
ようにしているので、別途水抜き孔を成形せずとも排水
性を良好にでき、例えばストッパーと水抜き孔を別々に
成形する場合に比し、成形型の構造も簡単化できて、成
形コストを安価に済ますことができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図及び第2図に基づい
て説明する。
まず、取付状態を示す第2図において、11は部屋の天
井裏に配設された円環状の排気ダクトで、その一端が図
示しない天井用換気扇の排気口に接続され、他端である
出口部12が、室壁13に形成された貫通孔14に嵌挿されて
いる。一方、15は外形が例えば矩形状に成形された合成
樹脂製のシャッタ支持枠で、その中央部には、排気ダク
ト11の内径より若干小径な挿入筒部16が裏側(排気ダク
ト11側)に向けて形成され、この挿入筒部16の先端周縁
に係止ばね17が複数個等間隔に取付けられている。そし
て、挿入筒部16が屋外側から排気ダクト11内に挿入さ
れ、その状態で各係止ばね17が排気ダクト11の内面に圧
接することによって保持されている。また、シャッタ支
持枠15には、第1図に示すように挿入筒部16に連通する
矩形状のシャッタ枠部18が屋外側に突出するように形成
され、このシャッタ枠部18に例えば2枚の風圧開放形の
シャッタ板19が設けられている。この場合、シャッタ板
19は、例えば合成樹脂により矩形板状に形成され、その
上端両側に軸部20が一体に形成されている。これに対応
して、シャッタ枠部18の左右両辺部には、軸支孔21が形
成され、この軸支孔21にシャッタ板19の軸部20を差し込
むことにより、シャッタ板19がその上部の軸部20を支点
にして回動可能に支持されている。
而して、22は下段のシャッタ板19を閉鎖位置に止める
ためのストッパーで、このストッパー22は、シャッタ枠
部18の下辺部の両側2か所に一体成形されている。各ス
トッパー22は、シャッタ板19に当接する部分が三角リブ
状に形成され、それによって各ストッパー22とシャッタ
板19とが線接触するようになっている。各ストッパー22
には、裏側(室壁13側)から型抜き孔23(第2図参照)
が形成され、この型抜き孔23がストッパー22の左右両側
面部に露出(開口)した状態となっている。これによっ
て、シャッタ枠部18の下辺部が型抜き孔23を通して外部
に連通された状態となるので、この型抜き孔23を水抜き
孔として利用するものである。
一方、各シャッタ板19の下端裏側には、クッション部
材24を例えば2個ずつ接着し、閉鎖時には、上段のシャ
ッタ板19のクッション部材24を下段のシャッタ板19の上
辺部に当接させ、下段のシャッタ板19のクッション部材
24をストッパー22に当接させるようにしている。
尚、25はシャッタ支持枠15全体を覆うように装着され
たウェザーカバーである。
次に、上記構成の作用について説明する。換気運転を
開始すると、各シャッタ板19が風圧を受けて第2図に示
す閉鎖位置から第1図に示す開放位置へ回動する。この
場合、ストッパー22の先端部の形状がシャッタ板19と線
接触するように三角リブ状に成形されているので、シャ
ッタ板19とストッパー22との接触面積が極めて小さくな
っている。このため、開放前(閉鎖時)の状態において
シャッタ板19とストッパー22との間に水滴が付着してい
たとしても、その水滴の表面張力によるシャッタ板19の
密着作用を最小限に抑えることができて、シャッタ板19
の開放動作を円滑に行わせることができる。
一方、換気運転を停止すると、シャッタ板19が自重に
より閉鎖位置まで回動する。この閉鎖時に、シャッタ板
19がストッパー22に衝突することになるが、上述したよ
うに、シャッタ板19とストッパー22との接触面積が極め
て小さくなっているので、シャッタ板19の閉鎖音は小さ
くなる。特に、この実施例におけるシャッタ板19は、ス
トッパー22と当たる部位にクッション部材24を有してい
るので、このクッション部材24の緩衝作用により、シャ
ッタ板19の衝突音を一層低減できる利点がある。尚、特
許請求の範囲でいう「シャッタ板」はこのクッション部
材24を包含する概念であり、クッション部材24に接触す
ることも、特許請求の範囲の解釈上は「シャッタ板に接
触する」ことを意味する。
また、ストッパー22の成形のための型抜き孔23をシャ
ッタ枠部18の下辺部の内外に連通させることによって、
該型抜き孔23を水抜き孔として利用し得るようにしてい
るので、シャッタ支持枠15内で結露等により生じた水滴
を第2図矢印Aで示すように型抜き孔23(水抜き孔)を
通して外部に排出できる。従って、別途水抜き孔を成形
せずとも排水性を良好にでき、例えばストッパーと水抜
き孔を別々に成形する場合に比し、成形型の構造を簡単
化できて、成形コストを安価に済ますことができる。
尚、上記実施例では、シャッタ板19にクッション部材
24を設けたが、このクッション部材24を省いた構成のも
のでも本発明の所期の目的は達成できる。
また、上記実施例では、ストッパー22の形状をシャッ
タ板19と線接触するように形成したが、これを点接触す
るように形成しても良い。
その他、本発明は、例えばストッパーの個数やシャッ
タ板の枚数を変更したり、シャッタ板の枢支構造を変更
しても良い等、種々の変形が可能である。
[発明の効果] 本発明は以上の説明から明らかなように、シャッタ支
持枠の下部に、シャッタ板の回動を規制するストッパー
を、該シャッタ板と線接触又は点接触するように一体に
成形すると共に、その成形のための型抜き孔を上記シャ
ッタ支持枠の内外に連通させることによって、該型抜き
孔を水抜き孔として利用し得るように構成したので、シ
ャッタ板とストッパーとの接触面積を極めて小さくでき
て、水滴による悪影響を排除してシャッタ板の開放動作
を円滑に行わせることができると共に、シャッタ板の閉
鎖音を静粛化できる。しかも、ストッパーの成形のため
の型抜き孔をシャッタ支持枠の内外に連通させることに
よって、該型抜き孔を水抜き孔として利用し得るように
しているので、別途水抜き孔を成形せずとも排水性を良
好にでき、例えばストッパーと水抜き孔を別々に成形す
る場合に比し、成形型の構造を簡単化できて、成形コス
トを安価に済ますことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示したもので、
第1図は分解斜視図、第2図は取付状態を示す縦断側面
図であり、そして第3図は従来例を示すシャッタ支持枠
の斜視図である。 図面中、11は排気ダクト、13は室壁、14は貫通孔、15は
シャッタ支持枠、16は挿入筒部、18はシャッタ枠部、19
はシャッタ板、20は軸部、22はストッパー、23は型抜き
孔(水抜き孔)、24はクッション部材である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室壁に形成された貫通孔に出口部が嵌挿さ
    れた排気ダクトと、この排気ダクトの出口部に取着され
    た合成樹脂製のシャッタ支持枠と、このシャッタ支持枠
    に前記出口部を開閉するように回動可能に支持されたシ
    ャッタ板とを備えた排気ダクト用シャッタ装置におい
    て、前記シャッタ支持枠の下部に、前記シャッタ板の回
    動を規制するストッパーを、該シャッタ板と線接触又は
    点接触するように一体に成形すると共に、その成形のた
    めの型抜き孔を前記シャッタ支持枠の内外に連通させる
    ことによって、該型抜き孔を水抜き孔として利用し得る
    ように構成したことを特徴とする排気ダクト用シャッタ
    装置。
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JP4760486B2 (ja) * 2006-03-30 2011-08-31 パナソニック株式会社 屋外フード
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