JP2563618B2 - 天井用換気扇 - Google Patents

天井用換気扇

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JP2563618B2 JP1305783A JP30578389A JP2563618B2 JP 2563618 B2 JP2563618 B2 JP 2563618B2 JP 1305783 A JP1305783 A JP 1305783A JP 30578389 A JP30578389 A JP 30578389A JP 2563618 B2 JP2563618 B2 JP 2563618B2
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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、結露対策を施した天井用換気扇に関する。
(従来の技術) 例えば浴室の天井に取付けられる換気扇にあっては、
一般に天井に埋め込み状に配設される換気扇本体が天井
裏の空気によって冷やされる結果、この冷やされた換気
扇本体の内面に、浴室の高温多湿の空気が触れることに
よって結露を生ずるという事情下にある。このような結
露対策を施した天井用換気扇の一例として、従来より第
3図及び第4図に示す構成のものが知られている。
即ち、第3図において、天井1に木枠2を介して埋め
込み状に配設された換気扇本体3は、下面に吸気口4aを
備えたベルマウス4を有し且つ側面に排気口5を有した
矩形箱状に形成されており、その排気口5にダクト6を
連通させている。また、換気扇本体3の上面にはモータ
7が取付けられており、このモータ7によって、換気扇
本体3内に吸気口4aと対応するように配設された遠心フ
ァン7aを駆動するようになっている。
換気扇本体3の下部には、外周縁部が天井1の下面に
当接した状態の矩形状枠体8が取付けられており、この
枠体8は、例えばプラスチックより成るもので、その外
周縁部及び内周縁部に夫々立上がり部8a及び8bを備えた
容器状に形成され、以て換気扇本体3から滴下する結露
水を受けるように構成されている。特に、この枠体8の
外周縁部側の立上がり部8aには、第4図に示すように薄
肉部8cが形成されており、この薄肉部8cは、換気扇本体
3を浴室などのような湿気が多い場所に設置する場合に
切欠かれるものであり、これによって枠体8上の水を外
部に滴下させ得るように構成される。
前記枠体8の下面には、これを覆うようにして化粧カ
バー9が着脱可能に取付けられるものであり、その取付
け状態では、枠体8の下面に一体に突設された例えば4
本の間隔保持用ボス部8dによって両者間に所定の吸気用
空間部10が存するように構成される。尚、この化粧カバ
ー9も、結露水を受けるべく扁平な矩形容器状に形成さ
れ、その周縁立上がり部9aには、第4図に示すように、
必要に応じて切欠かれる薄肉部9bが形成される。
(発明が解決しようとする課題) 上記のような天井用換気扇を浴室に設置した場合に
は、少なくとも枠体8の薄肉部8cが切欠かれるため、こ
の部分に切欠部が生ずる。一方、ベルマウス4と枠体8
の立上がり部8bとの間、並びにベルマウス4と換気扇本
体3との間には、製造上ある程度の隙間を生ずることが
避けられず、従って、遠心ファン7aの駆動に応じた換気
運転時においては、枠体8及び換気扇本体3間に形成さ
れる空間部A(第3図参照)が負圧になる。
このため、枠体8の立上がり部8aに前述のような切欠
部が存在すると、換気運転時において、その切欠部及び
空間部Aを通じた吸気流路が形成されることになる。と
ころが、このような場合には、上記切欠部が天井1と隣
接している関係上、その天井1の下面に沿って流れる空
気流が生成され、長期使用されたときにはその空気流に
よって天井1下面における切欠部近傍部分が汚れるとい
う問題点が惹起される。しかも、枠体8の薄肉部8cを切
欠いた場合には、その部分の外観が低下することが避け
られないという問題点もある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その
目的は、換気扇本体から滴下する水を受けるように設け
られた枠体からの水抜きを、天井面の汚れ並びに外観の
低下を来たすことなく実現できる天井用換気扇を提供す
るにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するために、下面に吸気口を
有し天井に埋め込み状に配設される換気扇本体を備える
と共に、この換気扇本体から滴下する水を受けるべくそ
の換気扇本体の下部に天井の下面に当接した状態で取付
けられる枠体と、この枠体の下面にこれとの間に所定の
吸気用空間部を存した状態で取付けられる化粧カバーと
を備えた天井用換気扇において、前記枠体の下面に前記
化粧カバーとの間隔を保持すべく一体に形成されたボス
部に、その枠体を上下に貫通する水抜き孔を形成し、こ
の水抜き孔により枠体上の水を化粧カバー側へ案内する
ように構成したものである。
(作用) 例えば換気扇本体に結露が発生する状況において、こ
れから滴下する水は枠体により受けられ、この後にボス
部に形成された水抜き孔から化粧カバー側へ案内され
る。この結果、枠体には従来のような水抜き用の切欠部
が不要となり、以て不用意な空気流により天井面が汚れ
る虞がなくなると共に、外観が低下することもなくな
る。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について第1図及び第2図を
参照しながら説明する。
第1図において、天井11に木枠12へのねじ止めにより
埋め込み状に配設された換気扇本体13は、下面が開口し
た矩形箱状に形成されている。この換気扇本体13には、
その下面に吸気口14aを備えたベルマウス14がねじ止め
により取付けられていると共に、側面に排気口15aを備
えた接続板15が図示しない係合手段により取付けられて
おり、この排気口15aにダクト16が連結される。また、
換気扇本体13の上面にはモータ17が取付けられており、
このモータ17の回転軸には、換気扇本体13内に吸気口14
aと対応するように位置された遠心ファン17aが装着され
ている。
換気扇本体13の下部には、外周縁部が天井11の下面に
当接した状態の矩形状枠体18が取付けられている。この
枠体18は、例えばプラスチックより成るもので、第2図
にも示すように、その外周縁部及び内周縁部に夫々立上
がり部19及び20を備えた容器状に形成され、以て換気扇
本体13から滴下する結露水を受けるように構成されてい
る。尚、この枠体18の内周縁部側の立上り部20には、内
方へ延出したフランジ部20aが一体に形成されており、
枠体18は、このフランジ部20aに貫通された2本の摘み
付きねじ21を前記ベルマウス14に螺着することにより取
付けられる。また、各ねじ21の螺着時には、下部に屈曲
部22aを有した板ばね製の一対の舌片22の基部が共締め
されるものであり、これにより各舌片22が枠体18から垂
下した状態に支持される。
しかして、枠体18には、その下面4隅部に例えば4本
の円筒状ボス部23が一体に形成されており、これらボス
部23には、その中空部を利用することによって枠体18を
上下に貫通する水抜き孔24が形成されている。
枠体18の下面には、これを覆うようにして化粧カバー
25が着脱可能に取付けられるものであり、以下この化粧
カバー25について第2図も参照しながら説明する。即
ち、化粧カバー25は例えばプラスチックにより扁平な矩
形容器状に形成されたもので、その上面には、前記各舌
片22の屈曲部22aに係合される爪26aを有した一対の係合
腕26が一体に突設されており、斯様な爪26a及び屈曲部2
2a間の係合によって、その化粧カバー25の取付け状態が
保持されるようになっている。さらに、化粧カバー25の
上面には、前記ボス部23と対応するようにして4個の板
状リブ27が一体に突設されており、これらリブ27が各ボ
ス部23と当接するように構成されている。
そして、このように各ボス部23が各リブ27と当接され
る結果、化粧カバー25の取付け状態では、それらボス部
23によって枠体18及び化粧カバー25間に第1図に示すよ
うに所定の吸気用空間部28が確保されるうになる。尚、
各リブ27には、対応するボス部23の水抜き孔24内に入り
込む山形の突起部27aが一体に形成され、以て両者間の
位置ずれを防止するように構成されている。このとき、
板状をなす各リブ27の厚み寸法は、これを水抜き孔24の
径寸法より小さく設定し、以て水抜き孔24が閉鎖された
状態とならないように構成している。また、化粧カバー
25の周縁立上がり部25aには、薄肉部25bを形成してお
り、この薄肉部25bを必要に応じて切欠くことによっ
て、化粧カバー25上の水をその切欠部から滴下できるよ
うに構成している。
上記した本実施例の構成によれば、例えば換気扇本体
13が浴室に取付けられた場合には、その換気扇本体13が
天井裏の冷気によって冷やされる結果、この冷やされた
換気扇本体13の内面に、浴室の高温多湿の空気が触れる
ことによってに結露が発生するようになる。このような
状況において、換気扇本体13から滴下する結露水は、枠
体13により受けられ、この後にボス部23に形成された水
抜き孔24内へ流入して化粧カバー25側へ案内される。こ
の結果、枠体18の立上がり部19には従来のような水抜き
用の切欠部が不要となり、以て斯かる切欠部を通じた不
用意な空気流により天井11下面における枠体18の周辺部
位が汚れてしまう虞がなくなると共に、外観が低下する
こともなくなるものである。
尚、上記実施例では、化粧カバー25を容器状に形成す
る構成としたが、これは平板形状であっても良いもので
ある。
[発明の効果] 本発明によれば以上の説明によって明らかなように、
換気扇本体から滴下する水を受けるべくその換気扇本体
の下部に取付けられる枠体と、この枠体の下面にこれと
の間に所定の吸気用空間部を存した状態で取付けられる
化粧カバーとを備えた天井用換気扇において、前記枠体
の下面に前記化粧カバーとの間隔を保持すべく一体に形
成されたボス部に対して、その枠体を上下に貫通する水
抜き孔を形成して枠体上の水を化粧カバー側へ案内する
ように構成したから、枠体からの水抜きを、天井面の汚
れ並びに外観の低下を来たすことなく実現できるという
有益な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は全体の縦断面図、第2図は要部を分解状態で示す
斜視図である。また、第3図及び第4図は従来例を示す
夫々第1図及び第2図相当図である。 図中、11は天井、13は換気扇本体、14はベルマウス、14
aは吸気口、15は接続板、15aは排気口、16はダクト、18
は枠体、19,20は立上がり部、23はボス部、24は水抜き
孔、25は化粧カバー、27はリブ、28は吸気用空間部を示
す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下面に吸気口を有し天井に埋め込み状に配
    設される換気扇本体と、この換気扇本体の下部に天井の
    下面に当接した状態で取付けられその換気扇本体側から
    滴下する水を受ける枠体と、この枠体の下面にこれとの
    間に所定の吸気用空間部を存した状態で取付けられる化
    粧カバーとを備えたものであって、前記枠体の下面に前
    記化粧カバーとの間隔保持用のボス部を一体に形成して
    成る天井用換気扇において、前記ボス部に前記枠体を上
    下に貫通する水抜き孔を形成し、この水抜き孔により枠
    体上の水を化粧カバー側へ案内するように構成したこと
    を特徴とする天井用換気扇。
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