JPH02166333A - 換気装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は着脱可能のフィルター体を有する換気装置及び
空気が流通する通気口を被うフィルター体の支持装置に
関する。

（ロ）従来の技術 本発明に先行する技術として案分６３−３５３１１号公
報に記載のレンジフードファン（換気装置）がある、レ
ンジフードファンは、フード本体内の下部に油受体゛を
横長状に配設すると共に、フィルタを、その油受体に形
設した下部フィルタ支え部と前記フード本体内の上部に
設けた上部フィルタ支え部とにより支持せしめて装設し
たものにおいて、前記下部フィルタ支え部を、そのフィ
ルタ下端衝接部が前記油受体の内壁面から離間し且つ両
端部が該油受体上で開放する様に形設したもので、油受
体に溜まった油は油受体の下方に着脱可能に配設した油
溜容器に溜められる。

だが、油溜容器は着脱して掃除することができるが、油
受体はフード本体に固定されていることで、掃除しにく
いものである。

（ハ）発明が解決しようとする課題 本発明はフィルター体の掃除、フィルター体を流下する
油の処理がスムーズに行なえる換気装置及びフィルター
支持装置を提供することを技術課題とするものである。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は吸気口を被うフィルター体を有する換気装置で
あって、吸気口の上部にフィルター体の一側部を挿入す
る受部を形成し、吸気口の下部にフィルター体の他側部
を挿入する別体の油受容器を形成し、受部内にはフィル
ター体を油受容器に向かい付勢する弾性体を装着する手
段にて課題を解決するものである。

また、本発明は通気口を形成した部材に、フィルター体
を着脱する受部を形成し、フィルター体の下部は部材に
着脱する油受容器内に挿入支持する手段でもって課題を
解決するものである。

（ホ）作　用 本発明はフィルター体の下部を油受容器にて支持するこ
とで、フィルター体に付着し、流下する油は油受容器に
溜まる。油受容器は着脱でき、掃除できる。

（へ）実施例 換気装置としてのレンジフード１及びレンジフード１の
通気口としての吸気口２に装着するフィルター体３に基
づき、本発明換気装置及びフィルター支持装置について
説明する。

第１図乃至第２図は第１構造を示し、第４図と第５図は
第２！ｆ４造を示す。

第１図乃至第３図の第１構造について説明する。

レンジフード１はブーツ型と称されるタイプで、レンジ
フード１はレンジの上方に配設される下面及び前面が開
口した箱型本体４と、本体４内後部に配設する送風装置
５と、送風装置５の、本体４上面後部に形成した排気口
６部分に装着する排気ボックス７と、本体４上面前部に
形成した通気口８部分に装着する副吸気ボックス９と、
本体４前面及び副吸気ボックス９の前面開口を被う前パ
ネル１０と、本体４内吸気口２を被う着脱可能なフィル
ター体３とを備えている。本体４と排気ボックス７と副
吸気ボックス９と前パネル１０は耐熱材料にて形成され
、本構造では板金にて形成している。前パネル１０の副
吸気ボックス９に対する部分には上吸気口１１を形成し
、前パネル１０は容易に着脱可能となっている。送風装
置５はファンケース１２と電動機１３と送風羽根１４と
を有している。

本体４内には、吸気口２を形成する仕切板１５を固定し
ている。仕切板１５の吸気口２上縁部には、フィルター
体３の上縁側部を挿入する受部１６を形成している。受
部１６は溝にて形成し、受部１６内にはフィルター体３
・を付勢する弾性体１７を収納している。仕切板１５の
吸気口２下縁部にはフィルター体３の下縁側部を挿入支
持する油受容器１８を着脱可能に装着している。油受容
器１８はフィルター体３を多少の隙間を有して保持する
フィルター体３の厚みより大きい幅で、細長く形成して
いる。油受容器１８の底にはフィルター体３の下端縁が
載置され、油溜め空間を確保する突部１９が形成される
。油受容器１８の側面には仕切板１５の吸気口２縁に引
っ掛けるための引掛片２０を形成している。

油受容器１８を仕切板１５の吸気口２下縁部に引掛片２
ｏにて装着し、フィルター体３の上縁側部を受部１６に
挿入した後、フィルター体３の下縁側部を油受容器１８
に挿入保持させる。フィルター体３は弾性体１７にて油
受容器１８に向い付勢されて、不用意に外れることのな
いよう、ガタッキなく保持される。従って、レンジフー
ド１のように電動機１３、送風羽根１４の振動によりフ
ィルター体３が振動することが防止される。

フィルター体３の取り付けとしては、フィルター体３の
自重にて、保持されることで、振動しない場所への取り
付けにおいては弾性体１７は必要としない。

フィルター体３は、レンジフード１においてはラス板、
パンチングメタル等にてフィルター部２１を形成し、フ
ィルター部２１の周囲に補強枠２２を形成し、補強枠２
２から一体に延設して把手２３を形成している。

第４図と第５図の第２ｉ造はフィルター体３と油受容器
１８の内面との油流入間隔を形成して、フィルター体３
を流下する油の油受容器１８への流入をスムーズにした
ものである。油受容器１８の突部１９に対する内面に傾
斜突部２５を形成したものである。他の構造は第１構造
と同一のため説明を省略する。

本発明は、前述の構造に限定されるものではなく、換気
装置としても室壁に形成した開口に挿入装着する換気扇
、天井に埋め込む天井用換気扇にも利用でき、フィルタ
ー支持装置としては空気調和機や通気口等に利用できる
ものである。

（ト）発明の効果 本発明はフィルター体の下部を着脱可能の油受容器にて
保持したことで、油処理がスムーズに行なえ、構造も簡
略化される。

【図面の簡単な説明】

図は本発明を示し、第１図乃至第３図は第１構造で、第
１図は要部断面図、第２図は断面図、第１・・・レンジ
フード、２・・・吸気口、３・・・フィルター体、４・
・・本体、５・・・送風装置、１６・・・受部、１７・
・・弾性体、１８・・・油受容器。 第２図 第１図 第３図 第４図 第６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、吸気口を被うフィルター体を有する換気装置であっ
   て、吸気口の上部にフィルター体の一側部を挿入する受
   部を形成し、吸気口の下部にフィルター体の他側部を挿
   入する別体の油受容器を形成し、受部内にはフィルター
   体を油受容器に向かい付勢する弾性体を装着してなる換
   気装置。 ２、通気口を形成した部材に、フィルター体を着脱する
   受部を形成し、フィルター体の下部は部材に着脱する油
   受容器内に挿入支持してなるフィルター支持装置。