JP2003202141A - 空調換気扇 - Google Patents

空調換気扇

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JP2003202141A
JP2003202141A JP2002000513A JP2002000513A JP2003202141A JP 2003202141 A JP2003202141 A JP 2003202141A JP 2002000513 A JP2002000513 A JP 2002000513A JP 2002000513 A JP2002000513 A JP 2002000513A JP 2003202141 A JP2003202141 A JP 2003202141A
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filter
air
opening
filter frame
panel
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JP2002000513A
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English (en)
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Masahiro Furuya
政弘 古谷
Koji Shimazaki
晃治 島崎
Shunei Sugihara
俊英 杉原
Masakatsu Namikado
昌克 南角
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 換気扇の内部に配置されたフィ
ルタの場合、汚れ具合が外部から察知できず、わざわざ
パネルを外して確認しなければならず、フィルタはボル
トで固定されているため工具などを使って取り外さねば
ならず、フィルタを吸込口に取り付けたのではフィルタ
の汚れ具合の確認は簡単だが、フィルタが汚れた状態が
外部から丸見えであり、外観が損なわれ、マグネット等
の接着部材を用いてフィルタを取付けた場合、電動機や
ファンによる気流によりフィルタが振動しやすく、これ
により発生した振動音が使用者に不快感を与えるという
問題があった。 【解決手段】 フィルタを換気扇のパネル側に開
口部を覆うように、簡単な爪によって取り付けるように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、室内の空気と、
室外の空気との換気をする空調換気扇に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】フィルタ装置を取付ける構造を備えた空
調機としては、特開平10−216444号公報に示さ
れたものがある。図18は、この空調機のフィルタ装置
の断面図である。図中、フィルタユニットのフィルタチ
ャンバ101には、フィルタ102を固定するための取
付板103が設けられ、フィルタ102に設けられた上
側フランジ104が締め付け用ボルト105で固定され
ている。
【0003】この空調機の室外側に設けられた送風装置
により、室内空気はフィルタチャンバ101の内部のフ
ィルタ102を通過して埃や汚染物質及び悪臭等が取り
除かれ清浄な空気が室内に供給される。そのため、フィ
ルタ102は、長時間使用されると埃や汚染物質等が付
着し性能が劣化するので交換作業を必要とするが、この
作業はフィルタ102を固定している締め付け用ボルト
105を取外すことにより行われる。
【0004】また、その他にもフィルタを取り付けた空
調機としては、特開平10−38340号公報に示され
たものもある。図19は、この空調機のフィルタ装置の
斜視図である。図中、壁面に設置された換気扇本体10
6の吸込口107にフィルタ108をマグネット等の接
着部材109を用いて固定する構造となっている。
【0005】このフィルタ装置は、排気風路を形成した
壁面に換気扇本体106を取付け、送風装置を運転する
ことにより、室内空気は吸込口107から換気扇本体1
06内部の排気風路を通り、壁面に形成した排気風路を
抜け室外へと排気される。この吸込口107にマグネッ
ト等の接着部材109を用いて固定されたフィルタ10
8も長時間使用されると埃や汚染物質等が付着し性能が
劣化するので交換作業を必要とするが、この作業はフィ
ルタ108を接着部材109から取外すことで行われ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、換気扇の内部
に配置されたフィルタの場合、汚れ具合が外部から察知
できず、わざわざパネルを外して確認しなければならな
いという問題があった。
【0007】また、フィルタはボルトで固定されている
ため工具などを使って取り外さねばならず、交換に手間
がかかるという問題があった。
【0008】さらに、フィルタを吸込口に取り付けたの
ではフィルタの汚れ具合の確認は簡単だが、フィルタが
汚れた状態が外部から丸見えであり、外観が損なわれる
という問題があった。
【0009】またさらに、マグネット等の接着部材を用
いてフィルタを取付けた場合、電動機やファンによる気
流によりフィルタが振動しやすく、これにより発生した
振動音が使用者に不快感を与えるという問題があった。
【0010】この発明はこのような問題点を解決するた
めになされたものであり、換気扇の外観を損なうことな
く、フィルタの汚れ具合を外部から簡単に察知できる機
構と、運転時の振動音を防止し、フィルタ交換が簡単な
換気扇を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】室内に向けて開放された
室内空気の吸込口と、室内空気の吸込口と連通され室外
に向けて開放された室内空気の排気口とを備えた本体
と、室内空気の吸込口へ吸込まれる空気の気流中に設け
られた開口部を備えたパネルとを有する空調換気扇であ
って、開口部はパネルに取り付けられたフィルタによっ
て覆われている。
【0012】室内に向けて開放された室内空気の吸込口
と、室内空気の吸込口と排気通風路によって連通され室
外に向けて開放された室内空気の排気口と、室外に向け
て開放された室外空気の吸込口と室外空気の吸込口と給
気通風路によって連通され室内に向けて開放された室外
空気の給気口と、室内空気と室外空気との間で熱交換を
するために排気通風路と給気通風路とが交差する位置に
設けられた熱交換器とを備えた本体と、室内空気の吸込
口へ吸込まれる空気の気流中に設けられた開口部を有す
るパネルとを有する空調換気扇であって、開口部はパネ
ルに取り付けられたフィルタによって覆われている。
【0013】また、フィルタは、フィルタよりも硬い材
料で製作されたフィルタ枠内に収納され、フィルタ枠に
設けられた係止部によりパネルに固定されている。
【0014】さらに、係止部は、フィルタ枠の一辺に設
けられフィルタ枠から外部に向けて突き出した第一の支
持部と、フィルタ枠の一辺に対向する他の一辺に設けら
れフィルタ枠から外部に向けて突き出した第二の支持部
とからなり、フィルタ枠は、第一の支持部と第二の支持
部とをパネルの開口部に設けられた桟に引っ掛けること
で固定されている。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1における空調換気扇のフィルタとフィル
タ枠の構成を示す構成図である。図中、上方に示されて
いるのがフィルタ1であり、下方に示されているのがフ
ィルタ枠2である。
【0016】この射出成形により製作されるフィルタ枠
2は、フィルタ1よりも硬くいわゆる腰のある材料から
できており、フィルタ枠2の所定の位置に設けられ空気
の通風口となる開口部3と、この開口部3を仕切るよう
に設けられた横リブ4と、この横リブ4と直交するよう
に設けられた縦リブ5と、これら横リブ4と縦リブ5と
が交差する位置に設けられ円形の開口部6を有するリン
グ状のリブ7と、フィルタ1を取り付けた際に開口部3
から抜け落ちないようにするために開口部3の縁のほぼ
全周に渡って設けられたフィルタ嵌込壁面8と、この開
口部3の四隅に設けられた三角形状となる所定の肉厚の
フィルタ受け9と、リング状のリブ7に設けられた鍔状
のフィルタ押さえ10と、開口部3の辺に設けられた庇
状のフィルタ押さえ11と、開口部3と隣接して設けら
れた板部12と、フィルタ枠2の四隅の内の二個所に設
けられた第一の支持部である角形状のフィルタ枠引掛爪
13と、フィルタ枠2の一辺の二個所に設けられフィル
タ枠引掛爪13よりも爪部分の長さが短い第二の支持部
である角形状のフィルタ枠固定爪14と、このフィルタ
枠固定爪14が設けられているフィルタ枠2の一辺に対
向する一辺(フィルタ枠引掛爪13が設けられている
辺)に設けられたテーパを有するフィルタ枠突起部15
と、フィルタ枠2に設けられた補強リブ16と、フィル
タ枠2の一側面部の所定の位置に設けられたフィルタ枠
取手部17とを有する。
【0017】一方、フィルタ1には、フィルタ枠2のリ
ング状のリブ7が収まる大きさの穴18が設けられてお
り、この穴18にリング状のリブ7を挿入するようにし
てフィルタ1をフィルタ枠2に固定する。
【0018】図2は、フィルタ1をフィルタ枠2に固定
した状態の構成を示す構成図である。図中、フィルタ装
置19は、フィルタ枠2にフィルタ1を取り付けたもの
であり、開口部3に収納されたフィルタ1は、リング状
のリブ7に設けられたフィルタ押さえ10及び開口部3
の辺に設けられたフィルタ押さえ11と、横リブ4、縦
リブ5、フィルタ嵌込壁面8及びフィルタ受け9とによ
って挟まれて固定されている。
【0019】この場合、フィルタ1は各フィルタ押さえ
によって力がかかる方向と直角方向には、特に固定する
ための力はかかっておらず、この方向は、フィルタ枠2
の内側の大きさとフィルタ1の大きさの差を小さくする
ことでフィルタ1が動いてしまうのを防いでいる。
【0020】図3は、フィルタ装置19の縦リブ5上で
の縦断面図である。フィルタ1の表面は完全に平らでは
なく、わずかに端部に向けてテーパが設けられており、
これが、後述する空調換気扇のパネル部分に設けられた
傾きと一致するようになっている。
【0021】図4は、この発明の実施の形態1における
フィルタ装置と換気扇のパネルの構成を示す構成図であ
る。図中、上方に示されているのが換気扇のパネル20
であり、下方に示されているのがフィルタ装置19であ
る。
【0022】なお、この換気扇は、室内に開放された吸
込口から室内空気を吸込み、換気扇本体内に設けられた
排気通風路、熱交換器を通って室外に開放された排気口
より排気するとともに、室外に開放された吸込口から室
外空気を吸込み、換気扇本体内に設けられた給気通風
路、熱交換器を通って室内に開放された給気口より給気
するものであり、熱交換器によって室内空気と室外空気
の熱交換が行われる熱交換型換気扇である。
【0023】図4中、換気扇のパネル20は、空調機の
室内の空気を吸込む室内吸込口と室外からの空気を室内
に吹き出す室内給気口とを覆うように着脱自在に取り付
けられるものであり、パネル20を空調機に取り付けて
も室内吸込口と室内及び室内給気口と室内とが連通する
ように開口部21が設けられている。この開口部21に
は、所定の太さの横桟部22とこの横桟部22と直交す
る所定の太さの縦桟部23とを有する。
【0024】なお、ここでは、室内吸込口と室内給気口
とを覆うようなパネル20を設けているが、これらは、
別々に設けてもよく、パネル20の開口部が室内空気の
吸込口へ吸込まれる空気の気流中に設置されるようにな
っていればよい。
【0025】このような換気扇の場合、室内の空気の粉
塵や臭いが室外に放出されるのを防ぐだけでなく、熱交
換器に粉塵が入って熱交換能力が低下するのを防ぐこと
ができる。
【0026】図5はこのようなパネル20にフィルタ装
置19を取り付ける方法である。ここでは、フィルタ装
置2をパネル20へ取り付ける方法を詳述するために、
フィルタ装置2内のフィルタ1部分の記載を省略してい
る。
【0027】フィルタ装置19のフィルタ枠引掛爪13
をパネル20の裏面側から開口部21の縦桟部23の内
の一本に引掛ける。詳述すれば、図中、右矢印で示すよ
うにフィルタ枠引掛爪13を一旦裏面から表面に突出さ
せた後に横に移動させ略直角を成す爪部分で縦桟部23
に引っ掛けるものである。
【0028】なお、図6は、フィルタ枠引掛爪13を拡
大した斜視図である。フィルタ枠引掛爪13はフィルタ
枠2の両端部に設けられており、これら2本の爪でパネ
ル20の裏面側に取り付けられるとともに、これらの爪
の間に設けられている2本のフィルタ枠突起部15を横
格子22の間に挿入することで、フィルタ枠引掛爪13
を補助し、安定性を向上させている。
【0029】次に、フィルタ枠固定爪14をパネル20
の裏面側から開口部21の縦桟部23の内の一本に引掛
ける。こちらも詳述すれば、図5中、矢印で示すように
フィルタ枠固定爪14を裏面から表面に突出させること
で、略直角を成す爪部分で縦桟部23に引っ掛けるもの
である。
【0030】なお、図7は、フィルタ枠固定爪14を拡
大した斜視図である。フィルタ枠固定爪14はフィルタ
枠2のほぼ中央部に設けられたフィルタ枠取手部17の
両側に2本設けられており、これらの爪でパネル20の
裏面側に取り付けられている。
【0031】このフィルタ枠引掛爪13とフィルタ枠固
定爪14との間隔は縦格子23の間隔に合わせて設計さ
れている。すなわち、フィルタ枠引掛爪13とフィルタ
枠固定爪14の爪の先端部分は互いに反対方向を向いて
おり、これらの爪の根元部分は平行に設けられた縦格子
23の内側に収まるようになっている。
【0032】また、前述したようにフィルタ装置19を
パネル20に取り付ける際には、はじめに縦格子23に
フィルタ枠引掛爪13を引掛け、これを支点としてフィ
ルタ枠固定爪14を他の縦格子23に取り付ける構造と
なっている関係上、逆に、フィルタ装置19を取り外す
場合はフィルタ枠固定爪14から先に取り外すことにな
る。図8はフィルタ装置19を外す際のフィルタ枠取手
部17の操作の仕方を示している。図の矢印の向きのよ
うに、一旦、フィルタ枠取手部17を横(フィルタ枠固
定爪14の曲折する先端部を縦格子23から外す向き)
に押し込み、フィルタ枠固定爪14が縦格子23から外
れたらフィルタ枠固定爪14を持ち上げるようにする。
その際、フィルタ枠取手部17の近くにフィルタ枠固定
爪14が設けてある方が、離れた位置に設けてあるより
も、力の伝達効率が良くなり、楽に外せるようになる。
【0033】また、図9は、フィルタ装置19を取り付
けた換気扇のパネル20の縦断面図、図10はフィルタ
装置19を取り付けた換気扇のパネル20の斜視図、図
11は換気扇全体の斜視図である。図9中、換気扇本体
には、パネル20に収納される大きさで排気通風路を有
する排気ケーシング24と、排気ケーシング24に開口
を設け作成された室内吸込口25とが設けられている。
また、図10中、換気扇のパネル20の裏面側に取り付
けられたフィルタ装置19の穴6は換気扇の送風機(図
示せず)とフィルタ装置19が干渉するのを防ぐととも
に、リング状のリブ7の周囲に設けられた鍔状のフィル
タ押さえ10によってフィルタ1がたわんだりして、フ
ィルタ1の中央部がフィルタ枠2から離れてばたつくの
を防いでいる。さらに、図11中、換気扇本体26のパ
ネル20の裏面側にはフィルタ装置19が取り付けられ
ており、横格子22間からフィルタ装置19のフィルタ
1の状態を確認できるようになっている。
【0034】このようにすることで、フィルタ装置19
を設置しても外観には影響がなくデザイン性を損なうこ
とがない。また、室内吸込口25から吸込み室外へ排出
する室内空気に混じっているほこり等がフィルタ1に付
着した場合に、パネル20の横桟部22の隙間から汚れ
具合を確認できるようになるため、フィルタ1のメンテ
ナンス時期がすぐにわかる。
【0035】また、フィルタ1とフィルタ枠2は着脱可
能となるようにしたため、フィルタ1の交換時期には、
フィルタ1だけを交換すればよく、フィルタ枠2は半永
久的に使用可能となり、廃棄物の少量化やゴミ処理の低
減及び環境汚染の低減を図ることができる。
【0036】さらに、フィルタ装置19はフィルタ枠2
に設けられているフィルタ枠引掛ツメ13とフィルタ枠
固定ツメ14とでパネル20の縦桟部23に固定されて
いるのでネジ等の固定具は必要とせず、メンテナンス等
でフィルタ装置19を取外しするときも工具が不要であ
る。
【0037】また、フィルタ枠2に設けられたフィルタ
枠突起部15には傾斜が設けられており、フィルタ装置
19をパネル20に取り付けた状態では、フィルタ枠突
起部15がパネル20の縦桟部23に押さえつけられる
ため、ガタがなく確実に固定され、空調換気扇を運転し
てもフィルタ装置19とパネル20とのビビリ音の発生
を抑制することができる。
【0038】フィルタ押さえ10や11の数を増やせば
より強固な固定ができる。
【0039】実施の形態2.実施の形態1ではフィルタ
1には穴18が設けられ、フィルタ枠2には円形の開口
部6を有するリング状のリブ7が設けられており、前述
したようにこのリング状のリブ7の周囲に設けられたフ
ィルタ押さえ10によって、フィルタ1の固定がより強
固になっているが、このリング上のリブ4は必須のもの
ではない。すなわち、これは前述したように送風機の突
起部とフィルタ装置19との干渉を防ぐ目的もあるの
で、送風機の仕様によっては開口部6(リング上のリブ
4)を設けずとも、送風機の突起部とフィルタ装置19
とが干渉しないものある。
【0040】図12は、この発明の実施の形態2におけ
る空調換気扇のフィルタとフィルタ枠の構成を示す構成
図である。図中、上方に示されているのがフィルタ27
であり、下方に示されているのがフィルタ枠28であ
る。なお、実施の形態1と同様の構成には同じ番号を付
すとともに説明を省略する。
【0041】図中、フィルタ27は板状であり、フィル
タ枠28の横リブ4と縦リブ5及びフィルタ受け9上に
置かれ、フィルタ押さえ11によって挟まれることで固
定されている。
【0042】図13は、フィルタ27をフィルタ枠28
に固定した状態の構成を示す構成図である。
【0043】実施の形態3.実施の形態1のフィルタ枠
2には板部12が設けられているが、これによりフィル
タ1の集塵面積が狭くなり、集塵性能はこの面積により
制限されていた。そのため、フィルタ1の面積を大きく
したフィルタ装置19への適用が必要とされる。
【0044】図14は、この発明の実施の形態3におけ
るフィルタ装置と換気扇のパネルの斜視図であり、図
中、フィルタ装置29は、フィルタ装置29のほぼ前面
に匹敵する大きさのフィルタ30とこのフィルタ30に
対応する大きさのフィルタ枠31とを有する。
【0045】また、図15はパネルにフィルタ装置を取
り付けた状態での斜視図である。この図からもわかるよ
うにパネル20の開口部の裏面側は、ほぼ全面に渡って
フィルタ30によって覆われている。
【0046】このような構成とすることで、フィルタの
集塵性能が向上し、室内空気の排気中に粉塵が混入する
のを防ぐことができる。
【0047】実施の形態4.実施の形態1〜実施の形態
3の換気扇以外の換気扇、例えばパイプファンについて
この発明を適用した場合を説明する。
【0048】図16は、この発明の実施の形態4におけ
るフィルタ装置の斜視図である。なお、実施の形態1と
同じ構成には同一の番号を付すとともに、説明を省略す
る。図中、フィルタ装置32は、フィルタ装置32のほ
ぼ前面に匹敵する大きさのフィルタ33とこのフィルタ
33に対応する大きさのフィルタ枠34とを有する。
【0049】また、図17は、パイプファンの構成部品
の斜視図であり、このパイプファン35は、本体前面に
取り付けるパネル36と、このパネル36の裏面側に取
り付けるフィルタ装置32と、気流を発生させるファン
37と、ファン37を格納するケーシング38と、この
ケーシング38に固定されファン37と連結されるモー
タ39とを有する。
【0050】このような構成とすることで、パイプファ
ン35の排気空気の粉塵や臭いが室外に放出されるのを
防ぐことができ、フィルタ33のメンテナンスも簡単で
ある。
【発明の効果】このようにすることで、換気扇の室内空
気中に混じった臭いや粉塵などが換気扇内部、さらには
室外に放出されることを防ぐことができる。また、換気
扇の外観を損なうことなく、フィルタの汚れ具合を外部
から簡単に確認できるとともに、運転時にフィルタの振
動音が発生するのを防止し、フィルタ交換が簡単な換気
扇が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における空調換気扇
のフィルタとフィルタ枠の構成を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1におけるフィルタを
フィルタ枠に固定した状態の構成を示す構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態1におけるフィルタ装
置の縦断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態1におけるフィルタ装
置と換気扇のパネルの構成を示す構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態1におけるパネルへの
フィルタ装置の取り付ける方法を示す概略図である。
【図6】 この発明の実施の形態1におけるフィルタ枠
引掛爪の拡大斜視図である。
【図7】 この発明の実施の形態1におけるフィルタ枠
固定爪の拡大斜視図である。
【図8】 この発明の実施の形態1におけるフィルタ装
置を外す際のフィルタ枠取手部の操作の仕方を示す概略
図である。
【図9】 この発明の実施の形態1におけるフィルタ装
置を取り付けた換気扇のパネルの縦断面図である。
【図10】この発明の実施の形態1におけるフィルタ装
置を取り付けた換気扇のパネルの斜視図である。
【図11】この発明の実施の形態1における換気扇全体
の斜視図である。
【図12】この発明の実施の形態2における空調換気扇
のフィルタとフィルタ枠の構成を示す構成図である。
【図13】この発明の実施の形態2におけるフィルタを
フィルタ枠に固定した状態の構成を示す構成図である。
【図14】この発明の実施の形態3におけるフィルタ装
置と換気扇のパネルの斜視図である。
【図15】この発明の実施の形態3におけるパネルにフ
ィルタ装置を取り付けた状態での斜視図である。
【図16】この発明の実施の形態4におけるフィルタ装
置の斜視図である。
【図17】この発明の実施の形態4におけるパイプファ
ンの構成部品の斜視図である。
【図18】従来の空調機のフィルタ周辺の構造示す断面
図である。
【図19】従来の換気扇のフィルタ周辺の構造を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 フィルタ、 2 フィルタ枠2、 3 開口部、
4 横リブ、 5 縦リブ、 6 開口部、 7 6リ
ブ、 8 フィルタ嵌込壁面、 9 フィルタ受け、
10 フィルタ押さえ、 11 フィルタ押さえ、 1
2 板部、 13 フィルタ枠引掛爪、 14 フィル
タ枠固定爪、 15 フィルタ枠突起部、 16 補強
リブ、 17 フィルタ枠取手部、 18 穴、 19
フィルタ装置、 20 パネル、 21 開口部、
22 横格子部、 23 縦格子部、 24 排気ケー
シング、 25 室内吸込口、 26 換気扇本体、
27 フィルタ、 28 フィルタ枠、 29 フィル
タ装置、 30 フィルタ、 31 フィルタ枠、 3
2 フィルタ装置、 33 フィルタ、 34 フィル
タ枠、 35 パイプファン、 36 パネル、 37
ファン、 38ケーシング、 39 モータ。
フロントページの続き (72)発明者 杉原 俊英 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 南角 昌克 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室内に向けて開放された室内空気の吸込口
    と、前記室内空気の吸込口と連通され室外に向けて開放
    された室内空気の排気口とを備えた本体と、前記室内空
    気の吸込口へ吸込まれる空気の気流中に設けられた開口
    部を備えたパネルとを有する空調換気扇であって、前記
    開口部は前記パネルに取り付けられたフィルタによって
    覆われていることを特徴とする空調換気扇。
  2. 【請求項2】室内に向けて開放された室内空気の吸込口
    と、前記室内空気の吸込口と排気通風路によって連通さ
    れ室外に向けて開放された室内空気の排気口と、室外に
    向けて開放された室外空気の吸込口と前記室外空気の吸
    込口と給気通風路によって連通され室内に向けて開放さ
    れた室外空気の給気口と、前記室内空気と前記室外空気
    との間で熱交換をするために前記排気通風路と前記給気
    通風路とが交差する位置に設けられた熱交換器とを備え
    た本体と、前記室内空気の吸込口へ吸込まれる空気の気
    流中に設けられた開口部を備えたパネルとを有する空調
    換気扇であって、前記開口部は前記パネルに取り付けら
    れたフィルタによって覆われていることを特徴とする空
    調換気扇。
  3. 【請求項3】フィルタは、前記フィルタよりも硬い材料
    で製作されたフィルタ枠内に収納され、前記フィルタ枠
    に設けられた係止部によりパネルに固定されていること
    を特徴とする請求項1および請求項2いずれか記載の空
    調換気扇。
  4. 【請求項4】係止部は、フィルタ枠の一辺に設けられ前
    記フィルタ枠から外部に向けて突き出した第一の支持部
    と、前記フィルタ枠の一辺に対向する他の一辺に設けら
    れ前記フィルタ枠から外部に向けて突き出した第二の支
    持部とからなり、前記フィルタ枠は、前記第一の支持部
    と前記第二の支持部とをパネルの開口部に設けられた桟
    に引っ掛けることで固定されていることを特徴とする請
    求項3記載の空調換気扇。
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