JP2006010157A - ルーバー取付装置およびこれを備えた換気装置 - Google Patents

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JP2006010157A JP2004186087A JP2004186087A JP2006010157A JP 2006010157 A JP2006010157 A JP 2006010157A JP 2004186087 A JP2004186087 A JP 2004186087A JP 2004186087 A JP2004186087 A JP 2004186087A JP 2006010157 A JP2006010157 A JP 2006010157A
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Takuya Arai
卓也 荒井
Makiko Higuchi
万希子 樋口
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】ルーバー部を持つ位置による取り外し容易性に優劣が生じることを少なくして容易に取り外しができるルーバー取付装置およびこれを備えた換気装置を提供することを目的とする。
【解決手段】壁面から露出して配設されるルーバー4と、壁面の裏側にその全部または一部が設けられ、ルーバー4との間に形成される開口18と連通する通風路9を有するフレーム3と、ルーバー4に設けられる爪7を備えた複数のボス状部6と、爪7と係合する係合孔11を備えフレーム3に設けられるボス受け部12とを備え、爪7はルーバー4を壁面に向かって正面視したときに内側に突出して形成されている構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、天井壁面または壁面から露出して配置されるルーバー部と、このルーバー部が室内と室外とを連通する通風路の一部を構成するフレーム部に取り付けられるルーバー取付装置およびこれを備えた換気装置に関する。
従来、この種のルーバー取付装置およびこれを備えた換気装置は、ルーバー部に設けられた爪をフレーム部に設けられた係合孔に係合させてルーバー部をフレーム部に取り付ける構造のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、そのルーバー取付装置について図10および図11を参照しながら説明する。
図に示すように、ルーバー102の裏面でルーバーの外縁部103に近接する位置に、ルーバー102の外側へ向けた爪104が設けられており、ルーバー102を取り付けるフレーム部105には、ルーバー102に設けた爪104と相対する位置に係合孔106が設けられ、ルーバー102の爪104を係合孔106に合わせながら、押し込むことでルーバー102をフレーム部105に取り付けている。さらに、ルーバー102をフレーム部105に取り付けたあとフレーム部105の裏面よりネジ107によりルーバー102を固定している。また、ルーバー102をフレーム部105から外すときには、ネジ107を外してルーバー102の固定を解除したあと、爪104が設けられたルーバー102の外縁部103をルーバー102の内側に向けて押して爪104をたわませてフレーム部105に設けた係合孔106から爪104を外すようにしている。
特開平5−93530号公報
このような従来のルーバー取付装置では、ルーバーの外縁部に近接する位置に設けられたルーバーの外側を向いている爪をフレーム部の係合孔から外すときに爪が設けられたルーバーの外縁部をルーバーの内側に向けて押して爪をたわませなければ、フレーム部の係合孔から爪が外れないため、取り外し時にルーバーを持つ方向が限定されてしまうという課題があった。
また、ルーバー部の外縁部に近接する位置に設けられた爪を外すために、その外縁部をルーバー部の内側に強い力でたわませなければ爪が外れないので、ルーバー部を取り外すのに大きな力を要するという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、ルーバー部を持つ位置による取り外し容易性に優劣が生じることを少なくして容易に取り外しができるルーバー取付装置およびこれを備えた換気装置を提供することを目的としている。
本発明のルーバー取付装置は、壁面から露出して配設されるルーバー部と、前記壁面の裏側にその全部または一部が設けられ、前記ルーバー部との間に形成される開口と連通する通風路を有するフレーム部とを連結するためのルーバー取付手段を備えたルーバー取付装置であって、前記ルーバー取付手段はルーバー部またはフレーム部の一方側に設けられる突起部を備えた複数のボス状部と、他方側に前記ボス状部の前記突起部と係合する係合部を備えたボス受け部とを含み、前記突起部は前記ルーバー部を前記壁面に向かって正面視したときに内側に突出して形成されていることを特徴とする。
また、本発明のルーバー取付装置は、壁面から露出して配設されるルーバー部と、前記壁面の裏側にその全部または一部が設けられ、前記ルーバー部との間に形成される開口と連通する通風路を有するフレーム部とを連結するためのルーバー取付手段を備えたルーバー取付装置であって、前記ルーバー取付手段はルーバー部またはフレーム部の一方側に設けられる突起部を備えた複数のボス状部と、他方側に前記ボス状部の前記突起部と係合する係合部を備えたボス受け部とを含み、前記突起部は前記ルーバー部を前記壁面に向かって正面視したときにルーバー部の中心側に突出して形成されていることを特徴とする。
また、本発明の換気装置は、壁面から露出して配設されるルーバー部と、前記壁面の裏側にその全部または一部が設けられ、前記ルーバー部との間に形成される開口と連通する通風路を有するフレーム部と、前記ルーバー部と前記フレーム部を連結するルーバー取付手段とを備え、前記ルーバー取付手段は前記ルーバー部または前記フレーム部の一方側に設けられる突起部を備えた複数のボス状部と、他方側に前記突起部と係合する係合部を備えたボス受け部とを含み、前記突起部は前記ルーバー部を前記壁面に向かって正面視したときに内側に突出して形成されていることを特徴とする。
また、本発明の換気装置は、壁面から露出して配設されるルーバー部と、前記壁面の裏側にその全部または一部が設けられ、前記ルーバー部との間に形成される開口と連通する通風路を有するフレーム部と、前記ルーバー部と前記フレーム部を連結するルーバー取付手段とを備え、前記ルーバー取付手段は前記ルーバー部または前記フレーム部の一方側に設けられる突起部を備えた複数のボス状部と、他方側に前記突起部と係合する係合部を備えたボス受け部とを含み、前記突起部は前記ルーバー部を前記壁面に向かって正面視したときにルーバー部の中心側に突出して形成されていることを特徴とする。
また、本発明の換気装置は、すべての前記ボス状部に前記突起部を設けることを特徴とする。
また、本発明の換気装置は、前記ボス状部が内接される前記ボス受け部の内周面側に、前記ボス受け部に前記ボス状部を案内するための案内部を形成したことを特徴とする。
また、本発明の換気装置は、前記ルーバー部を前記壁面に向かって正面視したときに、前記ボス状部およびボス受け部を前記フレーム部の通風路の周囲に配し、前記通風路に近い側に存在する前記ボス状部または前記ボス受け部の外形形状に曲面を形成したことを特徴とする。
また、本発明の換気装置は、前記ボス状部にスリット状の切り欠き部を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、ルーバー部の取り外しの方向を限定せず、ルーバー部がフレーム部から取り外し容易なルーバー取付装置およびこれを備えた換気装置を提供できる。
また、ルーバー部を取り外す際の力が少なくできるルーバー取付装置およびこれを備えた換気装置を提供できる。
また、施工後に容易にルーバー部の向きが変更できるルーバー取付装置およびこれを備えた換気装置を提供できる。
本発明の請求項1記載のルーバー取付装置は、壁面から露出して配設されるルーバー部と、前記壁面の裏側にその全部または一部が設けられ、前記ルーバー部との間に形成される開口と連通する通風路を有するフレーム部とを連結するためのルーバー取付手段を備えたルーバー取付装置であって、前記ルーバー取付手段はルーバー部またはフレーム部の一方側に設けられる突起部を備えた複数のボス状部と、他方側に前記ボス状部の前記突起部と係合する係合部を備えたボス受け部とを含み、前記突起部は前記ルーバー部を前記壁面に向かって正面視したときに内側に突出して形成されていることを特徴とするものであり、ルーバー部をフレーム部から取り外すとき、ルーバー部のどこを持っても突起部が係合部から外れる方向に突起部の位置がずれることにより、ルーバー部がフレーム部から取り外せる方向を限定しないという効果がある。
また、請求項2記載のルーバー取付装置は、壁面から露出して配設されるルーバー部と、前記壁面の裏側にその全部または一部が設けられ、前記ルーバー部との間に形成される開口と連通する通風路を有するフレーム部とを連結するためのルーバー取付手段を備えたルーバー取付装置であって、前記ルーバー取付手段はルーバー部またはフレーム部の一方側に設けられる突起部を備えた複数のボス状部と、他方側に前記ボス状部の前記突起部と係合する係合部を備えたボス受け部とを含み、前記突起部は前記ルーバー部を前記壁面に向かって正面視したときにルーバー部の中心側に突出して形成されていることを特徴とするものであり、ルーバー部を取り外すときのモーメント力が小さくなるので、ルーバー部を着脱する時に少ない力で容易に着脱することができる。
また、請求項3記載の換気装置は、壁面から露出して配設されるルーバー部と、前記壁面の裏側にその全部または一部が設けられ、前記ルーバー部との間に形成される開口と連通する通風路を有するフレーム部と、前記ルーバー部と前記フレーム部を連結するルーバー取付手段とを備え、前記ルーバー取付手段は前記ルーバー部または前記フレーム部の一方側に設けられる突起部を備えた複数のボス状部と、他方側に前記突起部と係合する係合部を備えたボス受け部とを含み、前記突起部は前記ルーバー部を前記壁面に向かって正面視したときに内側に突出して形成されていることを特徴とするものであり、ルーバー部をフレーム部から取り外すとき、ルーバー部のどこを持っても突起部が係合部から外れる方向に突起部の位置がずれることにより、ルーバー部がフレーム部から取り外せる方向を限定しないという効果がある。
また、請求項4記載の換気装置は、壁面から露出して配設されるルーバー部と、前記壁面の裏側にその全部または一部が設けられ、前記ルーバー部との間に形成される開口と連通する通風路を有するフレーム部と、前記ルーバー部と前記フレーム部を連結するルーバー取付手段とを備え、前記ルーバー取付手段は前記ルーバー部または前記フレーム部の一方側に設けられる突起部を備えた複数のボス状部と、他方側に前記突起部と係合する係合部を備えたボス受け部とを含み、前記突起部は前記ルーバー部を前記壁面に向かって正面視したときにルーバー部の中心側に突出して形成されていることを特徴とするものであり、ルーバー部を取り外すときのモーメント力が小さくなるので、ルーバー部を着脱する時に少ない力で容易に着脱することができる。
また、請求項5記載の発明は、請求項3または4に記載の換気装置において、すべての前記ボス状部に前記突起部を設けることを特徴とするものであり、ルーバー部の保持力が大きくなることにより、ルーバー部をフレーム部に強固に固定することができる。
また、請求項6記載の発明は、請求項3、4、または5に記載の換気装置において、前記ボス状部が内接される前記ボス受け部の内周面側に、前記ボス受け部に前記ボス状部を案内するための案内部を形成したことを特徴とするものであり、突起部を設けたボス状部と係合部を設けたボス受け部の位置が多少ずれた状態で取付作業を行った場合でもスムーズにルーバー部をフレーム部に取り付けることができる。
また、請求項7記載の発明は、請求項3から6のいずれかに記載の換気装置において、前記ルーバー部を前記壁面に向かって正面視したときに、前記ボス状部およびボス受け部を前記フレーム部の通風路の周囲に配し、前記通風路に近い側に存在する前記ボス状部または前記ボス受け部の外形形状に曲面を形成したことを特徴とするものであり、通風路を通過する空気の流れの抵抗を軽減したルーバー取付手段が得られる。
また、請求項8記載の発明は、請求項3から7のいずれかに記載の換気装置において、前記ボス状部および前記ボス受け部を同一間隔に配設したことを特徴とするものであり、ルーバー部の向きをどのように変えてもボス状部とボス受け部の位置関係が変わらないので、フレーム部を壁面などに取り付けた後でも、ルーバー部の向きを変更することができる。
また、請求項9記載の発明は、請求項3から8のいずれかに記載の換気装置において、前記ボス状部にスリット状の切り欠き部を設けたことを特徴とするものであり、ルーバー部をフレーム部から着脱する時にボス状部がたわみやすくなるので、ルーバー部を取り外すときの方向性をさらに向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図1から図9を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1から図4に示すように、本発明のルーバー取付装置を備えた換気装置の一例である給排気口端末装置1は、屋外と連通するダクト(図示せず)が接続される円筒アダプター5を備えたダクト接続部2と、このダクト接続部2の下部に形成されダクト接続部2を支持し内部に通風路9を形成するフレーム3と、このフレーム3の下部に着脱自在に取り付けられるルーバー4とを備えた構成である。ルーバー4をルーバー取付手段によりフレーム3に取り付けた状態においては、ルーバー4の裏面と、フレーム3の下部に外方に突出して形成されるフランジ部13との間に所定間隔の空間を形成した開口18が構成され、この開口18は通風路9と連通している。
ダクト接続部2の上部は、アルミや樹脂材料などで造られた円筒のフレキシブルダクト(図示せず)を差込み接続できるように、円筒形状となっており、また、ダクトの差込み代を示し差し込み過ぎを防止するとともに、テーピングし易くするために、ダクトを差し込んだ状態でできるだけ段差が生じないように、円筒の長さ方向の中間に段差を設け、ダクトの差込み側を小径とした円筒アダプター5が形成されている。
ルーバー4の裏面には、各々が独立した円筒形状のボス状部6を4個有し、それぞれのボスの側面上部にルーバー4を下面から見てルーバー4の内側に向かうように突出し断面が三角形状を有する爪7と爪7に平行で円筒形状のボス状部6の中心を通るように設けたスリット8を備えている。
また、爪7はルーバー4を下面から見てルーバー4の中心側に向かうように突出した場合には、ルーバー4をフレーム3から取り外す場合の取外しに要する力のモーメント力が小さくなり、ルーバー4を着脱するときに少ない力で容易に着脱することができるので、より好ましい。
フレーム3は円筒アダプター5に接続されるフレキシブルダクトと連通する通風路9を有し、下部に通風路9の周囲に外方に向けて突出するフランジ部13が形成されている。
フランジ部13には、ルーバー4に設けられたボス状部6に相対する位置にボス状部6と同数のボス受け部12を設け、ボス受け部12は全体として円筒形状で、その一部には他の部分よりもルーバー4側に延長した係合片12aが形成され、係合片12aのフランジ部13側には爪7と係合する係合孔11が設けられている。ルーバー4をフレーム3に取り付けるときにボス状部6を内側に収めるために、係合片12aが形成されていないボス受け部12の他の部分をルーバー側の肉厚を薄くフレーム側の肉厚を厚くしてテーパ形状にすることにより案内部10を形成し、ボス状部6が多少ずれた状態でボス受け部12の内側に挿入されても案内部10により所定の位置にボス状部6が案内される。以上のようにしてルーバー4をフレーム3に着脱自在とするルーバー取付手段を構成する。
上記構成において、ルーバー4をフレーム3から取り外す際にルーバー4の外縁部のいずれか一辺を手で持って手前に引くと手で持ったルーバー4の外縁部に最も近い2個のボス状部6が爪7と平行に設けられたスリット8によりルーバー4の外側に向かってたわむ。このとき、ボス受け部12にはルーバー側の肉厚を薄くフレーム側の肉厚を厚くしてテーパ形状の案内部10があるため、ボス受け部12の内側に収められた円筒形状のボス状部6の外側上方部分はボス受け部12の内面に激しく衝突せずに爪7を支点とするように弧を描くように外側に移動しながら下方に移動する。この動作により、ルーバー4は爪7を支点とするように下方にたわんでボス状部6の側面上部にルーバー4の内側に向けて設けられた爪7が係合孔11から外れやすくなる。また、ルーバー4の裏面に設けられた円筒形状のボス状部6とフレーム3のフランジ部13に設けられたボス受け部12は各々が連結することなく独立して設けられており、ボス状部6の全てに爪7がある場合には、ボス受け部12の係合片12aに設けられた係合孔11に係合されるため、強固に固定されるとともに、4個のうちどれかのボス状部6とボス受け部12の係合に不具合が生じてもルーバー4はフレーム3から脱落しにくい構成である。
以上のように、ルーバー4をフレーム3から取り外すとき、ルーバー4のどこを持っても爪7が係合孔11から外れる方向に爪7の位置がずれるという作用により、ルーバー4がフレーム3から取り外せる方向を限定しないという効果を奏する。
また、ルーバー4をフレーム3に取り付ける際には、フレーム3のフランジ部13に設けられたボス受け部12は案内部10を有しているため、ルーバー4の裏面に設けられた円筒形状のボス状部6の爪7がずれることなく、爪7とボス受け部12の係合孔11とが係合しやすくなる。
また、円筒形状のボス状部6の全てに爪7を設けた場合には、円筒形状のボス状部6と同数のボス受け部12の係合片12aに設けた係合孔11と係合されるため、ルーバー4を強固に固定できるとともに、各々のボス状部6と各々のボス受け部12が連結することなく独立して形成されているため、ボス状部6とボス受け部12の係合関係に不具合が生じてもルーバー4は脱落しにくくなる。
また、各々のボス状部6同士が連結することなく独立しているため、ルーバー4の裏面と、フレーム3の下部に外方に突出して形成されるフランジ部13との間に設けられた所定間隔の空間によって形成される開口18の容積に対してボス状部6の占める割合が小さく構成できるので、通風開口をふさぐ影響が小さく風路抵抗を低減することができる。
なお、本発明の換気装置は、内部に送風機などの強制的送風手段を有したものに適用してもその作用効果に差異はない。
また、本発明でいう突起部を構成する爪7は、その断面形状を三角形状のものとしているが、ルーバー4を下面から見てルーバー4の内側、または、好ましくは中心側に向かうように突出する形状であり、ルーバー4のどこを持ってもルーバー4をフレーム3から取り外すときに、爪7が係合孔11から外れる方向に爪7の位置がずれるという作用を有していれば、三角形状に限定するものではない。
(実施の形態2)
実施の形態2について図5を参照しながら説明する。
なお、実施の形態1と同様の構成要素は同一符号で示し、その詳細な説明は省略する。
図5に示すように、フレーム3またはルーバー4を壁面に向かって正面視したときに、ボス状部6およびボス受け部12を通風路9の周囲に配し、通風路9に近い側に存在するボス状部6またはボス受け部12の外形形状に曲面14を形成する。
上記構成において、円筒アダプター5に接続されたダクトを通じて流入する空気はダクト接続部2内を通過し、フレーム3の通風路9を通りルーバー4から室内に向けて吹き出される。このとき流入してくる空気は、流路内にあるボス状部6とボス受け部12の通風路9に近い側に形成した曲面14に沿って流れることになり、空気抵抗の低減が図れて空気の流れを阻害することがないルーバー取付手段が構成できる。
なお、実施の形態2では、ボス受け部12の通風路9に近い側に形成した曲面14を円筒の一部形状としたが、外形全体を円筒形状としてもよくその効果作用に差異はない。
(実施の形態3)
実施の形態3について図6から図9を参照しながら説明する。
なお、実施の形態1および2と同様の構成要素は同一符号とし、その詳細な説明は省略する。
図6から図9に示すように、本発明の換気装置の一例である給気口端末装置15は、屋外と連通するダクト(図示せず)が接続される円筒アダプター5を備えたダクト接続部2と、このダクト接続部2の下部に形成されダクト接続部2を支持するフレーム16と、このフレーム16の下部に着脱自在に取り付けられるルーバー17とを備えた構成である。
ルーバー17は、全体として四辺形の形状であり、この四辺のうちの一方の隣り合う二辺はフレーム16とほぼ合致する形状で、この一方の隣り合う二辺と向かい合う他の隣り合う二辺はフレーム16にルーバー17を取り付けたときにフレーム16の外周辺に対して内側に位置するように形成されている。そして、フレーム16にルーバー17を取り付けたとき状態においては、前記一方の隣り合う二辺とフレーム16の外周辺は合致するのでこの部分においてフレーム16とルーバー17の間には開口は形成されないが、前記他の隣り合う二辺とフレーム16の外周辺との間には前記他の隣り合う二辺がフレーム16の外周辺より内側に存在するので開口18が形成される。
ルーバー17の裏面には、4個の円筒形状のボス状部6がルーバー17の中心線19a、19bを基準にしてそれぞれが対称に同一間隔で設けられている。各円筒形状のボス状部6の側面上部には、ルーバー17の内側中心に断面形状が三角形状の爪7が設けられている。
フレーム16は円筒アダプター5に接続されるダクトと連通する通風路9を有し、下部に通風路9の周囲に外方に向けて突出するフランジ部13が形成されている。
フランジ部13には、ルーバー4に設けられたボス状部6に相対する位置にボス状部6と同数のボス受け部12を設け、ボス受け部12は全体として円筒形状で、その一部には他の部分よりもルーバー4側に延長した係合片12aが形成され、係合片12aのフランジ部13側には爪7と係合する係合孔11が設けられている。ルーバー4をフレーム3に取り付けるときにボス状部6を内側に収めるために、係合片12aが形成されていないボス受け部12の他の部分をルーバー側の肉厚を薄くフレーム側の肉厚を厚くしてテーパ形状にすることにより案内部10を形成し、ボス状部6が多少ずれた状態でボス受け部12の内側に挿入されても案内部10により所定の位置にボス状部6が案内される。
上記構成において、ダクトを通じて給気口端末装置15に流入してくる空気は、ダクト内を通り、フレーム16内に形成される通風路9を介して開口18から室内へ吹き出される。そして、ルーバー17の裏面に設けられた4個の円筒形状のボス状部6はルーバー17の中心線19a、19bを基準にしてそれぞれが対称となるように同一間隔に設けられ、また、ボス状部6と相対する位置に同数のボス受け部12をフランジ部13に設けているので、フレーム16に対してルーバー17はどの方向でも(四方向)取り付けることが可能である。
したがって、開口18はルーバー17の四辺のうち二辺のみ形成されて室内への吹出口を構成するため、フレーム16に対してルーバー17を取り付ける方向を変更することで開口18の向きを90度間隔で変更することができる。使用者や施工者はルーバー17の取付け位置をフレーム16に対して適宜選択することで室内へ空気を吹き出したい方向を選択することができる。
本発明は、ルーバーの着脱が容易で施工性の向上ができるので、ルーバーを有するもので、天井、または壁取り付けの換気口や内部に送風機を有する換気装置にも適用することができる。
本発明の実施の形態1の換気装置の外観を示す分解斜視図 同換気装置におけるルーバー取付装置の側面図および部分拡大断面図 同換気装置のルーバーの裏面を示す平面図 同換気装置のフレームを示す下面図 本発明の実施の形態2の換気装置のフレームを示す底面図 本発明の実施の形態3の換気装置の外観を示す分解斜視図 同換気装置のルーバーの裏面を示す平面図 同換気装置のフレームを示す下面図 同換気装置におけるルーバー取付装置の側面図 従来のルーバー取付装置の構成を示す斜視図 同ルーバー取付装置の係合部分の構成を示す部分拡大図
符号の説明
1 給排気口端末装置
3 フレーム
4 ルーバー
6 ボス状部
7 爪
8 スリット
9 通風路
10 案内部
11 係合孔
12 ボス受け部
14 曲面
15 給気口端末装置
16 フレーム
17 ルーバー
18 開口
19a 中心線
19b 中心線

Claims (9)

  1. 壁面から露出して配設されるルーバー部と、前記壁面の裏側にその全部または一部が設けられ、前記ルーバー部との間に形成される開口と連通する通風路を有するフレーム部とを連結するためのルーバー取付手段を備えたルーバー取付装置であって、前記ルーバー取付手段はルーバー部またはフレーム部の一方側に設けられる突起部を備えた複数のボス状部と、他方側に前記ボス状部の前記突起部と係合する係合部を備えたボス受け部とを含み、前記突起部は前記ルーバー部を前記壁面に向かって正面視したときに内側に突出して形成されていることを特徴とするルーバー取付装置。
  2. 壁面から露出して配設されるルーバー部と、前記壁面の裏側にその全部または一部が設けられ、前記ルーバー部との間に形成される開口と連通する通風路を有するフレーム部とを連結するためのルーバー取付手段を備えたルーバー取付装置であって、前記ルーバー取付手段はルーバー部またはフレーム部の一方側に設けられる突起部を備えた複数のボス状部と、他方側に前記ボス状部の前記突起部と係合する係合部を備えたボス受け部とを含み、前記突起部は前記ルーバー部を前記壁面に向かって正面視したときにルーバー部の中心側に突出して形成されていることを特徴とするルーバー取付装置。
  3. 壁面から露出して配設されるルーバー部と、前記壁面の裏側にその全部または一部が設けられ、前記ルーバー部との間に形成される開口と連通する通風路を有するフレーム部と、前記ルーバー部と前記フレーム部を連結するルーバー取付手段とを備え、前記ルーバー取付手段は前記ルーバー部または前記フレーム部の一方側に設けられる突起部を備えた複数のボス状部と、他方側に前記突起部と係合する係合部を備えたボス受け部とを含み、前記突起部は前記ルーバー部を前記壁面に向かって正面視したときに内側に突出して形成されていることを特徴とする換気装置。
  4. 壁面から露出して配設されるルーバー部と、前記壁面の裏側にその全部または一部が設けられ、前記ルーバー部との間に形成される開口と連通する通風路を有するフレーム部と、前記ルーバー部と前記フレーム部を連結するルーバー取付手段とを備え、前記ルーバー取付手段は前記ルーバー部または前記フレーム部の一方側に設けられる突起部を備えた複数のボス状部と、他方側に前記突起部と係合する係合部を備えたボス受け部とを含み、前記突起部は前記ルーバー部を前記壁面に向かって正面視したときにルーバー部の中心側に突出して形成されていることを特徴とする換気装置。
  5. すべての前記ボス状部に前記突起部を設けることを特徴とする請求項3または4に記載の換気装置。
  6. 前記ボス状部が内接される前記ボス受け部の内周面側に、前記ボス受け部に前記ボス状部を案内するための案内部を形成したことを特徴とする請求項3、4、または5に記載の換気装置。
  7. 前記ルーバー部を前記壁面に向かって正面視したときに、前記ボス状部およびボス受け部を前記フレーム部の通風路の周囲に配し、前記通風路に近い側に存在する前記ボス状部または前記ボス受け部の外形形状に曲面を形成したことを特徴とする請求項3から6のいずれかに記載の換気装置。
  8. 前記ボス状部および前記ボス受け部を同一間隔に配設したことを特徴とする請求項3から7のいずれかに記載の換気装置。
  9. 前記ボス状部にスリット状の切り欠き部を設けたことを特徴とする請求項3から8のいずれかに記載の換気装置。
JP2004186087A 2004-06-24 2004-06-24 ルーバー取付装置およびこれを備えた換気装置 Pending JP2006010157A (ja)

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